1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 9 | 0 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 2 | 0 |
勝利投手:田嶋 大樹(3勝3敗0S) 敗戦投手:斎藤 佑樹(0勝2敗0S) 本塁打 |
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◆投打のかみ合ったオリックスが快勝。オリックスは4回表、西野の犠飛と安達の3ランで4点を奪い、先制に成功する。投げては、先発・田嶋が6回4安打無失点の好投。その後は3人の継投でリードを守り、田嶋は今季3勝目を挙げた。敗れた日本ハムは、投打ともに精彩を欠いた。
◆日本ハム中田翔内野手(30)はここまで通算817打点。日本ハムの通算打点上位は(1)張本勲1341打点、(2)田中幸雄1026打点、(3)大杉勝男819打点。あと2打点で大杉に並び、球団3傑入りする。
◆オリックス安達了一内野手(31)が今季1号3ランを放った。両チーム無得点で迎えた4回1死満塁から西野の左犠飛で先制した直後だ。 2死一、二塁で安達が日本ハム2番手斎藤佑の初球、真ん中高めの直球をとらえ、左中間スタンドまで運んだ。「しっかりと捉えることが出来ていましたが、まさか入るとは思いませんでした。西野がしっかりと仕事をして先制してくれていましたし、追加点を取ることができて良かったです」。昨季5月29日中日戦以来434日ぶりの1発で先発田嶋をもり立てた。
◆日本ハムは中1日で、堀が2試合連続の先発。1回無安打無失点で、2回から斎藤に交代。3回2死一、二塁のピンチを脱した。 オリックスは4回、西野の犠飛で1点を先制し、さらに2死一、二塁から安達の1号3ランで加点。日本ハム斎藤をKOした。 オリックスの先発田嶋は要所を締めて、6回4安打無失点で3勝目。日本ハムは2番手の斎藤が2敗目。打線は決定打を欠いた。
◆2番手でマウンドに上がった日本ハム斎藤佑樹投手が今季2敗目を喫した。 中1日で先発した堀に代わり、2回から登板。0-0の4回、左犠飛で先制点を許すと、さらに2死一、二塁から、安達に初球を左中間スタンドへ運ばれた。オリックス戦は6試合ぶりの黒星。栗山監督は「1球の意味合いだったり、何を大事に考えないといけないかなので」と、険しい表情だった。
◆オリックス田嶋大樹投手が約1カ月ぶりの勝ち星となる今季3勝目を手にした。 初回から際どいコースを攻めながらも、連続四球からのスタートだった。しかし3回以降は「僕の取りえ」という最速147キロの球威抜群の直球を軸に強気の投球で日本ハム打線を手玉にとり、6回4安打無失点と力投した。7月4日ロッテ戦以来の勝利に「今日はしっかりゲームをつくることができた。勝ち星はつきましたけど、負けるよりは絶対にいいので」と喜んだ。 「感謝」を常々口にする田嶋には今季から取り入れたルーティンがある。先発マウンドに上がる際に帽子のつばを手でつまみ、小さく一礼する。左肘の故障から約1年ぶりに1軍復帰登板で復活星を挙げた6月5日DeNA戦から始めた。「感謝の気持ちですね。1軍のマウンドに上がるのは当たり前ではないというのをケガした1年間で痛感したし、しっかりできるようにという思いも込めてですね」。チームの勝利のため、支えてもらった人たちのためにも腕を振り続ける。 「まだシーズンの途中。自分の数字に満足せず、チームの勝利に貢献していきたい」。左腕の覚悟がチームを上昇させていく。【古財稜明】
◆オリックス安達了一内野手が昨年5月29日中日戦以来、434日ぶりとなる今季1号3ランで勝利に貢献した。 4回1死満塁から西野の左犠飛で先制した直後、2死一、二塁で斎藤の初球、高めの直球を振り抜き、左中間スタンドに運んだ。「入るとは思わなかった。練習でも打ったことのない打球だった」。最近10試合で打率3割4分4厘と絶好調。最後はオリックス社CMでおなじみの「やる気MAX! オリックス!」と言い残し、球場を後にした。
◆異例の2戦連続先発となった日本ハム堀瑞輝投手が起用に応えた。 4日ソフトバンク戦から中1日ながら、1回13球を投げ3者凡退と、与えられた仕事をしっかりとこなした。 「中継ぎとやることは変わらないと思う。これを続けていきたい」と気を引き締めた。
◆日本ハムは新たな守備シフトがはまった。0-0の1回2死、打者・吉田正尚の際に、三塁平沼翔太内野手が左翼の位置へ移動。 外野4人態勢を敷き、長打を警戒した。打球は想定通り、平沼が捕球し記録は「三飛」。2打席目以降はなく、緒方守備チーフ兼内野走塁コーチは「本塁打を打たれたくない場面。ケースによって変わってくる」と説明した。
◆バックスクリーン左へ吸い込まれる打球を、見送るしかなかった。残酷な結果に、日本ハム斎藤は口元をぎゅっと引き締めた。終わってみれば、0-5の完敗。3回4安打4失点で今季2敗目を喫した背番号1は「あの本塁打だけは...(チームに)申し訳ない」と、敗戦の責任を背負った。 先発した堀に代わり、第2先発として2回からマウンドへ上がった。3者凡退で幸先良くスタートを切ったが、0-0で迎えた4回。先頭から2連打を許し、四球も与えて1死満塁から左犠飛で先制点を失った。直後に、冒頭の場面。2死一、二塁から、オリックス安達への初球だった。高めに浮いた136キロをスタンドまで運ばれ「もっと時間を使っても良かった。その前に打たれたのと、同じような球を投げてしまった」。夏の全国高校野球選手権開幕の日。かつて、甲子園を沸かせたヒーローは、痛恨の1球を悔やんだ。 夏場を迎えて、驚くような投手起用が目立つようになった。先発の堀は、5日間で3度目の登板。先発した7月28日から中4日で救援のマウンドを踏み、今月2日からは中1日での先発が2試合連続で続いた。投手陣はまさに総力戦。栗山監督は「できることをやり残さないように、しっかりやりたい」と、シーズン終了まであらゆる手を尽くす覚悟を決めている。 引き分けを挟んで4連勝中と好相性だった相手に、6試合ぶりの黒星。指揮官は「すべて飲み込んで、明日、しっかりやります」と現実を見据えた。【中島宙恵】
◆オリックス・安達了一内野手が6日、日本ハム戦(札幌ドーム)に「8番・遊撃」で出場。四回に今季1号3ランを放った。 「しっかりととらえることができましたが、まさか入るとは思いませんでした。西野がしっかりと仕事をして先制してくれていましたし、追加点を取ることができてよかったです」 0-0の四回1死満塁から西野の左犠飛で先制。なおも2死一、二塁で日本ハム2番手、斎藤の直球を振り抜いた。初球136キロをとらえ、打球はバックスクリーン左へ。待望の今季1号で貴重な追加点を奪った。
◆オリックスの田嶋は6回を4安打無得点に抑え、約1カ月ぶりの勝ち星となる3勝目を挙げた。序盤は制球に苦しんだものの、尻上がりに状態を上げ「真っすぐで押せた。これが僕の取りえ」とうなずいた。 先発の責任を果たせない登板が続き、3連敗を喫していた。投球の感触は上々で「できれば完投したい」と長いイニングを投げての白星を期した。
◆日本ハムの斎藤が、一回を三者凡退に抑えた堀の後を継いで二回から"第2先発"として登板した。四回、安達に甘く入った初球を3ランとされるなど、3回を4安打4失点で2敗目を喫した。役割を果たせず「ホームランだけは...」とうなだれた。 直球は140キロに届かず、2四球を与えるなど制球も安定感を欠いた。ようやく巡ってきたチャンスを生かせず「失点を1点でも少なくしたい。それだけ」と力なく話した。 栗山監督(斎藤に) 「点を取られたところはもったいなかった」 堀(中1日で先発し、1回を完璧に抑える) 「いい感じで3人で終わることができて良かった。内容は良くなってきている」
◆オリックス・安達が今季1号3ランで貴重な追加点を奪った。四回、西野の左犠飛で先制し、なおも2死一、二塁。日本ハム2番手、斎藤の直球を捉え、中堅左に運んだ。「自分的には(スタンドまで)いくとは思わなかった。抜けたとは思ったけど」。今季は2軍降格など苦しいシーズンを送っているだけに「前半戦、試合に出ていない。みんな疲れてくる頃だと思うので、活躍したい」と巻き返しを誓った。
◆「オープナー」として2戦連続、中1日で先発した堀に代わり、二回から登板した斎藤が、四回に犠飛と安達の中越え3ランなどで4失点。2敗目を喫し、7日に出場選手登録を抹消される見通しとなった。31歳の右腕は「最後のホームランですね。初球で甘かった。もっと時間を使ってもよかった。申し訳ない」と沈痛な表情。打線も5安打で、今季7度目の零封負けを喫した。
◆オリックス・田嶋が6回4安打無失点で今季3勝目。自身の連敗を「3」で止め、7月4日のロッテ戦(京セラ)以来、約1カ月ぶりの勝ち星をつかんだ。 「勝ち星はつきましたけど、負けるよりはいいですし、まだシーズンも途中。自分の数字に満足せず、チームの勝利に貢献していきたい」 試合後にはすぐさま次戦を見据えた。立ち上がりは微妙な判定にも苦しみ、一、二回と2死一、二塁とピンチを背負うが、後続をピシャリ。三回以降は武器の強い直球を軸にガンガン押した。ゲームをつくった左腕に、西村監督も「よく投げてくれた。(勝ちがつき)本人にとっても良かった」とうなずいた。 今季8試合目の先発で3勝3敗、防御率2・14と安定しており、今後は貯金が期待される。田嶋も「徐々にいい方向に向いているので、これを継続したい」と気合を入れた。 (西垣戸理大)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
55 | 44 | 4 | 0.556 (↓0.005) | - (-) |
40 | 427 (+2) | 397 (+4) | 139 (+2) | 85 (-) |
0.249 (↓0.001) | 3.500 (↑0.01) |
2 (-) |
日本ハム |
52 | 46 | 4 | 0.531 (↓0.005) | 2.5 (-) |
41 | 430 (-) | 413 (+5) | 70 (-) | 41 (-) |
0.254 (↓0.001) | 3.760 (-) |
3 (1↑) |
楽天 |
50 | 48 | 3 | 0.510 (↑0.005) | 4.5 (↑1) |
42 | 435 (+10) | 419 (-) | 101 (+2) | 37 (-) |
0.251 (↑0.001) | 3.930 (↑0.04) |
4 (1↓) |
西武 |
50 | 49 | 1 | 0.505 (↓0.005) | 5 (-) |
43 | 513 (-) | 498 (+10) | 113 (-) | 103 (-) |
0.257 (↓0.001) | 4.450 (↓0.05) |
5 (-) |
ロッテ |
49 | 49 | 3 | 0.500 (↑0.005) | 5.5 (↑1) |
42 | 464 (+4) | 439 (+2) | 123 (+1) | 66 (+2) |
0.248 (↓0.001) | 3.980 (↑0.02) |
6 (-) |
ORIX |
44 | 52 | 5 | 0.458 (↑0.005) | 9.5 (↑1) |
42 | 365 (+5) | 441 (-) | 68 (+1) | 93 (-) |
0.237 (-) | 3.950 (↑0.04) |
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