ロッテ(☆7対6★)オリックス =リーグ戦15回戦(2019.08.01)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
00101004000061421
ロッテ
200012010001X71711
勝利投手:東妻 勇輔(1勝0敗0S)
敗戦投手:エップラー(4勝4敗0S)

本塁打
【オリックス】宗 佑磨(1号・8回表2ラン)
【ロッテ】マーティン(3号・5回裏ソロ)

  DAZN
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◆ロッテは5-6で迎えた8回裏、荻野の適時三塁打で同点とする。そのまま試合は延長戦に突入すると、12回に1死満塁からマーティンが押し出し四球を選び、サヨナラ勝利を収めた。投げては、9番手・東妻がうれしいプロ初勝利。敗れたオリックスは、8番手・エップラーが誤算だった。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が勝ち越しの3号ソロを放った。 同点に追いつかれた直後の5回2死、カウント2-2からの5球目の低めの直球をすくい上げた打球は、右翼席へ一直線。スタンド上段にはずんだ。「2ストライクと追い込まれていたので、自分の打てるボールだけをしっかり捉えようと思っていた。次の打席も頑張りマーティン」と笑顔を見せた。この1発で7月26日のデビューから、6戦3発となった。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が審判員への侮辱行為で退場処分を受けた。 3回2死三塁で迎えた第2打席で見逃し三振。フルカウントからの6球目の外角の直球を見逃したが、この球をストライクと取られた判定を不服として暴言を吐いたとみられる。

◆オリックス西村徳文監督(59)の怒りの抗議に球場が騒然とした。 3点を追う7回2死。西野がロッテ酒居から右足に死球を受けた直後、西村監督がロッテ捕手の柿沼に詰め寄った。両軍ベンチが本塁付近に入り乱れる自体となったが、事態は沈静化し、退場者は出なかった。この日は5回にも吉田正が右膝付近に死球を受けていた。

◆ロッテ-オリックス15回戦は警告試合となった。8回にロッテ6番手東條がオリックス西野に2打席連続死球。ここで両軍がベンチを飛び出し入り乱れた。 5回には先発ボルシンガーが吉田正に、7回にも4番手酒居が西野に死球を当て、一触即発となっていた。試合は審判の「両軍に警告を発し、試合を再開いたします」というアナウンスで再開された。

◆ロッテが初回相手の野選などで2点を先制した。オリックスは3回まで毎回好機をつくるも、ロメロの適時打の1点のみ。 オリックスは5回、ロメロの犠飛で同点。ロッテはその裏、マーティンの3号ソロで勝ち越し、6回にも2点を追加した。 オリックスは8回、宗の2ランなどで4点を挙げ逆転。ロッテはその裏、2死二塁から荻野の三塁打で追いつき、延長戦となった。 ロッテは延長12回は1死満塁のチャンスにマーティンが四球を選び押し出しでサヨナラ勝ち。東妻がプロ初勝利を挙げた。オリックス・エップラーは4敗目。

◆今季初めて1番右翼でスタメン出場したオリックス宗佑磨内野手が反撃ののろしを上げた。3点を追う8回1死二塁。カウント2-2から唐川が投じた9球目の内角カーブを体勢を崩しながらすくい上げ、右翼へ1号2ランを放った。 「なんとか粘ってチャンスメークしようと思っていましたが、低めのボールに対してうまくスイングすることができました」 宗の1発にナインが勢いづいた。続く福田、吉田正が連打でつなぎ、1死一、三塁から途中出場の中川が左前への同点タイムリー。「久しぶりの打席でしたし、なんとしても打たなければいけない場面だったので、1本打つことができて本当に良かった」。2死満塁から後藤が四球を選び、一時勝ち越しに成功した。 西村監督の怒りにナインが奮起した。3点を追う7回2死、西野がロッテ酒居から右足に死球を受けた直後、西村監督がロッテ捕手の柿沼に詰め寄った。両軍ベンチが本塁付近に入り乱れる自体となった。さらに8回にも2死一、二塁で西野が東條から2打席連続の死球を受け、再び両軍が入り乱れるなど、終盤ピリピリムードが続く試合となった。

◆延長12回、9番手で登板したドラフト2位ルーキーのロッテ東妻勇輔投手がプロ初勝利を挙げた。 最速152キロの直球を軸に3者凡退に抑えて流れを引き寄せ、マーティンの押し出し四球によるサヨナラ勝ちにつなげた。「たくさんのピッチャーがつないでくれた。0に抑えないと野手の方にも悪いと思った。将来は益田さんのようなクローザーになりたい」と力を込めた。

◆オリックスは西村徳文監督の体を張った怒りの抗議にナインが奮起するも、5時間18分の激戦の末、最後に力尽きた。3点ビハインドの7回だった。2死から西野が酒居から右足に死球を受けた直後、西村監督がベンチを出て捕手の柿沼に詰め寄った。両軍ベンチが本塁付近に入り乱れた。 指揮官の怒りに刺激されたのか、終盤に打線が爆発した。8回1死二塁でこの日今季初めて1番に座った宗が反撃ののろしをあげる1号2ラン。連打で1死一、三塁から途中出場の中川が19打席ぶりの適時打となる同点打を放ち、3点差を追い上げ、試合を振り出しに戻した。 その直後に再び不穏な雰囲気が漂った。2死一、二塁からまたも西野が東條から2打席連続の死球を受け、再び両軍が入り乱れる事態となり、警告試合が宣告された。5回先頭の吉田正がボルシンガーから死球を受けたのも含めてこの日3死球に西村監督は「あんまり語りたくない。ちょっと当てられすぎではないかという感じだった」と厳しい表情。最後は押し出しサヨナラ負けでカード負け越し。借金は再び2桁の「10」に逆戻りとなった。【古財稜明】

◆ロッテは1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)を行った。  2-0で迎えた二回、ボルシンガーが西野、後藤に連打を浴び、安達に四球を与えて無死満塁のピンチを迎えた。右腕はここから若月を右飛、宗を空振り三振に仕留め2死満塁までこぎつけた。  ここで2番・福田が2死から2球目にセーフティーバント。一塁手前へ転がった打球を捕球した井上は、体重114キロの巨体でそのまま一塁へミットを伸ばして飛び込んだ。福田もヘッドスライディングで一塁へ滑り込み、際どいタイミングとなったが、判定はアウト。オリックス側のリクエストでリプレー検証が行われたが、判定は覆らず、この回を無失点で切り抜けた。  土のついたユニホーム姿の井上に、場内から大きな拍手が送られた。指名打者での起用が続いていたが、12試合ぶりの一塁での出場でも機敏な動きを見せた。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)に「4番・DH」で出場。三回の第2打席で、日本ハム時代の2016年4月20日以来、日本球界で2度目の退場処分を受けた。  三回2死三塁、フルカウントから外角の直球を見逃したレアードは、ストライクの判定に不満の表情を見せ、長井球審に詰め寄り、退場を宣告された。普段は温厚な助っ人砲だが、ロッテ移籍後は初となる退場処分となった。  試合前には、先発のボルシンガーから本塁打をリクエストされていたが、主砲が試合序盤で痛い退場となった。

◆ロッテの新外国人、レオネス・マーティン外野手(31)=189センチ、91キロ、右投げ左打ち=が1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)に「2番・右翼」で出場。2-2の五回、2死から右越えの3号ソロを放った。  「2ストライクと追い込まれていたので、自分の打てるボールだけをしっかり捉えようと思っていた」  カウント2-2から、K-鈴木の低めの直球を一閃。打った瞬間にそれとわかる特大アーチを、右翼席へたたきこんだ。  26日に1軍合流即デビューを飾った新助っ人は、6試合連続でスタメン起用され早くも3本塁打。米通算58本塁打、126盗塁の実績を誇るバリバリの元メジャーリーガーが、驚異の2試合に1本のペースで本塁打を放っている。  三回には、レアードが侮辱行為で退場処分を受けた。ロッカールームでは常に一緒の2人。主砲離脱のショックを、新助っ人砲が振り払った。

◆オリックスのロメロが好調を維持している。0-2の三回1死三塁で2ボールからの3球目のカットボールを左中間へ適時二塁打。「カウントが有利だったし、甘い球が来たらしっかりスイングしていこうと思っていた。少しバットの先だったけど、タイムリーになってくれて良かった」と振り返った。  1-2の五回無死一、三塁の打席では中犠飛をマーク。4月に続いて6月下旬にも右脇腹を痛めて約1カ月、戦列を離れた。だが、7月23日に1軍復帰後は、8試合に出場して安打がないのが1試合だけと中軸の役割を果たしている。

◆ロッテは1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)を行った。  七回表2死走者なし、ロッテの4番手・酒居がオリックスの6番・西野に死球を与えたところで、元ロッテの指揮官でオリックスの西村監督が険しい表情でロッテ・柿沼捕手に詰め寄った。そのまま両軍が本塁付近に集まり一触即発の状態に。場内は一時騒然となったが、退場者などは出ることなく事態はおさまった。  ロッテは、五回にもボルシンガーが吉田正に死球。吉田正は一度ベンチへ戻り治療を受け、グラウンドへ戻っていた。

◆ロッテは1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)を行った。八回2死一、二塁から6番手投手の東條がオリックスの6番・西野に2打席連続の死球。両軍が本塁付近へ集まって一触即発の状態となり、警告試合が宣告された。  ロッテは七回にも、4番手・酒居が西野に死球を与えたところで、両軍がグラウンド上に入り乱れた。

◆昨季チームトップの13勝を挙げたロッテのマイク・ボルシンガー投手(31)が1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)に先発。5回7安打2失点で降板した。  「今日は自分の中で昨年のように強く投げれている感覚があって、とても良い感じで投げることができた」  一回から毎回先頭打者の出塁を許す苦しいピッチング。それでも、一回は無死一、二塁、二回は無死満塁のピンチを背負ったが、無失点で切り抜け「初回は不運な当たりでピンチを作ってしまい、また満塁のピンチなども作ってしまったが、その中で何とか粘って投げることができた」と納得の表情を浮かべた。  常に走者を背負いながらも、終わってみれば2失点にまとめた。

◆ロッテが1日のオリックス戦(ZOZOマリン)で一触即発の事態となった。七回2死走者なしでオリックスの攻撃中、ロッテの4番手・酒居が西野に死球を与えたところで、オリックスの西村監督が険しい表情でロッテ捕手の柿沼に詰め寄った。そのまま両軍が本塁付近に集まり一触即発の状態となった。  一度は収束したが、八回にオリックスが5-5の同点とし、なおも2死一、二塁の場面で、ロッテ6番手の東條が西野に死球。2打席連続で死球となった西野が東條をにらみつけ、再び両軍がベンチから飛び出した。  オリックスの高山投手コーチが怒りをあらわにするなど、両軍がエキサイト。オリックスサイドは五回にも吉田正がロッテ先発のボルシンガーから死球を受けていた。その後、審判団から両チームに警告が与えられ、試合が再開された。

◆オリックスは九回以降に安打が出ず、サヨナラ負けを喫した。西村監督は「点を取ってあげないと。チャンスがなかったわけじゃないんだから」と声を落とした。  一回には無死一、二塁から3者連続三振、二回も無死満塁から3人続けて凡退するなど立ち上がりに苦しむボルシンガーを攻め切れなかった。2-5の八回に4点を奪って一時は逆転に成功したが勝利には結び付かず「序盤に相手の投手を崩さないと。ビッグイニングをつくらないといけない」と苦言を呈した。 K-鈴木(六回途中5失点) 「調子自体は悪くなかったと思うが、初回は何とか最少失点で粘りたかったし、六回は走者を残してマウンドを降りてしまい、悔しい」 宗(八回に今季1号2ラン) 「低めのボールに対してうまくスイングすることができた」 中川(八回に適時打) 「1本打つことができて良かった」

◆ロッテのルーキー東妻が6-6の延長十二回に登板して三者凡退に抑え、その裏のサヨナラ勝ちでプロ初勝利を手にした。過去2試合は失点していた中で、きっちりと仕事を果たし「緊迫した場面を抑えられて良かった」と初々しく喜んだ。  智弁和歌山高から日体大を経てドラフト2位で入団した。150キロを超える直球が武器で「将来は益田さんのようなクローザーになりたい」と目標を語った。 井口監督 「全員でしっかり戦い抜けた。(マーティンは)2番に置いてから機能している。この調子でいけるように頑張ってほしい」 荻野(八回に同点三塁打) 「とにかく追い付きたい場面だったし、自分が何とかしたかったので良かった」

◆ロッテのドラフト2位・東妻勇輔投手(23)が1日、オリックス15回戦(ZOZOマリン)の延長十二回に9番手で登板。1回打者3人を無安打無失点に抑えると、その裏にチームがサヨナラ勝ちを収め、プロ初勝利を手にした。  「先輩方がつないでくださって、これで打たれたら野手の方にも申し訳ないと思って、死ぬ気で頑張りました。まさかこんな早くに勝てるとは思わなかったので、すごくうれしいし、感慨深いです」  三回にレアードが侮辱行為で退場。死球を巡って両軍が2度グラウンドに入り乱れ、警告試合となるなど大荒れとなった試合。「(十回に登板した)チェンさんが2回、それ以上続けばあるぞと言われていた」とブルペンでひたすら投げ込み、有事に備えた。  「正直、その前にサヨナラ勝ちしてほしい思いもあった」と東妻。再昇格後、登板2試合続けて失点。また打たれるんじゃないか...弱気になる自分がいた。それでも、「(登板が)近づくにつれて、腹くくるしかないな」と自らを奮い立たせ、マウンドへ向かった。持ち味の力強いに直球を武器に、しっかりと相手を封じ込めた。  「将来は益田さんのようなクローザーになりたい」とお立ち台で誓った。弱気になる自分に打ち勝ち手にした初勝利は、そのための大きな第一歩。記念球は「親に渡します」と、最後は笑顔で締めくくった。

◆5時間18分の死闘もサヨナラ負けに終わった。2-5の八回に4得点を奪い逆転も、直後に海田が1回1失点。延長十二回1死満塁からエップラーの押し出し四球で敗れた。チームは3つの死球を受け、警告試合となった荒れた一戦を勝ちきれず、西村監督は「序盤にビッグイニングを作らないといけない試合だった。(死球は)ちょっと当てられすぎ。だからああいう形になった。そこはあまり語りたくない。またあしたですね」と厳しい表情だった。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手が、オリックス15回戦(ZOZOマリン)で審判員への侮辱行為により退場処分を受けた。今季の退場はパ・リーグ8人目、両リーグを通じて14人目。三回2死三塁の打席で見逃し三振とされた判定を不服とし、球審に対し、バットで足元にラインを引いた。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
53424 0.558
(↑0.005)
-
(-)
44414
(+11)
386
(+10)
135
(+3)
85
(+2)
0.249
(↑0.001)
3.540
(↓0.05)
2
(-)
日本ハム
51434 0.543
(↓0.005)
1.5
(↓1)
45423
(+1)
397
(+3)
68
(-)
41
(+1)
0.257
(-)
3.760
(↑0.01)
3
(-)
西武
49461 0.516
(↓0.005)
4
(↓1)
47499
(+10)
471
(+11)
109
(-)
103
(-)
0.258
(-)
4.350
(↓0.07)
4
(-)
楽天
48462 0.511
(↑0.006)
4.5
(-)
47417
(+3)
398
(+1)
98
(+1)
35
(+1)
0.251
(-)
3.940
(↑0.03)
5
(-)
ロッテ
46482 0.489
(↑0.005)
6.5
(-)
47439
(+7)
429
(+6)
117
(+1)
61
(+2)
0.247
(↑0.002
4.100
(↓0.01)
6
(-)
ORIX
41515 0.446
(↓0.005)
10.5
(↓1)
46343
(+6)
427
(+7)
67
(+1)
87
(+1)
0.235
(↑0.001
3.970
(↓0.03)