DeNA(☆6対2★)ヤクルト =リーグ戦16回戦(2019.07.30)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:上茶谷 大河(6勝3敗0S)
敗戦投手:ブキャナン(1勝6敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(23号・4回表2ラン)

  DAZN
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◆DeNAは初回、佐野が適時打を放ち、幸先良く先制する。同点とされて迎えた5回裏には、ソトとロペスに適時打が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・上茶谷が7回2失点の好投で今季6勝目。敗れたヤクルトは、投打ともに振るわず4連敗を喫した。

◆DeNAは初回に佐野の適時打で先制。2回には、神里の左翼線への適時二塁打で追加点。先発は上茶谷。ヤクルトはブキャナン。 ヤクルトは4回に山田哲の23号2ランで同点。DeNAは5回にソトの適時打で勝ち越し。さらにロペスの適時打で突き放した。 DeNAが8回に2点を加え勝利。先発上茶谷は球団史上初の新人投手6連勝で今季6勝目。ヤクルトは4連敗で借金20となった。ブキャナンは6敗目。

◆約1カ月半ぶりの3番に入ったヤクルト山田哲人内野手が23号2ランを放った。2点を追う4回無死一塁、DeNA上茶谷のカットボールをすくい上げて左中間スタンドへ。 「甘い所にきた球を、しっかりととらえることができた」と話した。7日の中日戦以来の本塁打。得点圏打率が1割台と苦しんでおり、小川監督は「チャンスでの巡り合わせが重要」と打順を組み替え、結果を出した。

◆DeNAドラフト1位ルーキー上茶谷大河投手が、球団史上初の新人投手6連勝を決めた。 梅雨明けの猛暑の中で、7回3安打2失点と試合を作った。「地元の京都は暑いので、耐性はあるのかも」。寮に完備される酸素カプセルに入るなど、体調面のケアも怠らず、1年目から勝ち星を重ねる。「負けが付いてもおかしくない試合で、野手の方に助けられている」と感謝の気持ちを忘れなかった。   ▼上茶谷が5月18日ヤクルト戦から6連勝。新人投手のシーズン6連勝は13年小川(ヤクルト=7連勝)以来。DeNAの新人では、82年金沢次男、16年今永昇太の各5連勝を上回る球団新記録となった。

◆ヤクルトは4連敗で、ワーストの借金20となった。約1カ月半ぶりの3番に入った山田哲の23号2ランで一時同点に追いついたが、粘りきれず。 山田哲人内野手は「(借金は)受け止めないといけないが、1戦ずつやっていくしかない。3位以内のチャンスはあるので、気を抜かない」と淡々。観戦した衣笠球団社長兼オーナー代行は「頑張ってもらうしかない」と話した。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(27)が30日、DeNA16回戦(横浜)で四回に左中間席へ23号2ランを放った。  6月13日の楽天戦(楽天生命パーク)以来の3番。7月7日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、15試合ぶりのアーチとなった。山田哲は「甘いところにきた球をミスショットすることなくしっかり捉えることができました」とDeNA・上茶谷のカットボールを運んだ。

◆DeNAの神里が3試合ぶりに先発復帰した1番で躍動した。一回に2球目を捉えて左中間二塁打を放つと、続く佐野の中前打で先制のホームイン。二回2死二塁で迎えた第2打席は「中堅中心に打ち返すことを心掛けた」と内角のカットボールをコンパクトに左翼線へ流し打って適時二塁打とした。  2-2の五回は先頭打者で俊足を生かして遊撃内野安打。後続の安打でチーム3点目のホームを踏んだ。1試合3安打以上は6月15日以来。リードオフマンの役割を存分に発揮した。  プロ2年目の今季、初のオールスター戦出場を果たしたが、後半戦は不調で先発落ちが増えていた。ラミレス監督の「技術的な問題は解消した」との予言通り、本拠地6連戦の初戦で復調した姿を見せた。

◆DeNAのD1位・上茶谷大河投手が30日のヤクルト戦(横浜)で7回3安打、2失点で6勝目をマークした。  2-2の五回に味方が2点を勝ち越し、上茶谷は七回を投げ終えて76球と少ない球数だった。ヤクルトの八回は7番打者から、そしてこの日が真夏の6連戦の初戦ということを考えれば続投の選択肢もあったが、指揮官は八回からエスコバーを投入した。  「(上茶谷は)いいパフォーマンスだった。無理して八、九回を投げさせる必要がなく、余力を次の投球に残してもらえたら」と説明した。続投させる考えもあったことは認めつつも、「新人で開幕からずっと投げ続けている。続投して同点にされる終わり方になる可能性もある。七回までいい投球をしてくれたし、あとはリリーフに任せて勝つ、ということを選択した」と語った。  体力温存だけでなく、ここ3試合は勝ち負けがなく、球団の新人記録の6連勝がかかっていた上茶谷に白星をつけるのが狙いだった。

◆ヤクルトの山田哲が7日以来、15試合ぶりの23号2ランを放った。0-2の四回無死一塁で上茶谷のカットボールを左中間席へ運び「ミスショットすることなく、しっかり捉えることができた」とうなずいた。  1番打者で調子が上がらず、打順が3番に戻り「気持ち的に入りやすい」と気分一新、アーチをかけた。ただ、チームはこの2点だけで4連敗。借金は今季ワーストの20となり「一試合ずつやっていくしかない」と話した。 ブキャナン(5回4失点で6敗目) 「打球が内野手の間を抜けるなど不運な当たりがあった。次回以降も粘り強く自分の投球をすることを心掛けたい」 小川監督(ブキャナンに) 「球速自体が去年と違う。カウントを有利にしても打たれるし、全体的に甘い球が多い」

◆今季2度目の4連敗で借金は今季ワーストの20となった。5回4失点で6敗目を喫したブキャナンについて、小川監督は「全体的に甘い球が多い。昨年とはスピードが違うし、カウントを有利にしても打たれてしまっている」と渋い表情だった。得点は、山田哲が四回に放った23号2ランのみ。背番号1は「一戦一戦、やっていくしかない」と必死に前を向いた。 6敗目を喫したヤクルト・ブキャナン 「打球が内野手の間を抜けるなど不運な当たりがあった。次回以降も粘り強く自分の投球をすることを心掛けたい」

◆DeNAを応援するサンケイスポーツ特別版「BAY☆スタ」最新号(29日発売)の巻末インタビューに登場している神里が、二回の適時二塁打など今季3度目の1試合4安打と大活躍。お立ち台に上がり「スターナイトの1試合目だし、何としても打つ気で打席に立ちました」と息を弾ませた。沖縄出身のイケメンは「ぜひ、読んでください」と「BAY☆スタ」のPRも忘れなかった。

◆スイスイと7回を投げた。76球の"燕料理"。DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が3安打2失点と好投し、球団の新人記録を更新する6連勝で6勝目を挙げた。  「ここ3試合は野手の方に打ってもらい、チームが勝てた(2勝1分け)。そこに関してはよかったです」  四回に山田哲に同点2ランを許したが「まだ同点。0-0のつもりで」と切り替えた。そこから無安打、1四球。三浦投手コーチに教わったカーブを有効に使い、61キロの球速差で翻弄した。  「あの辺で見ていたんですよ」。懐かしそうに指差したのは横浜スタジアムの三塁側内野席。昨年6月に日本ハム戦を知人と観戦した。東、宮崎、ロペスの名前入りタオルを掲げ「康晃ジャンプ」も体験。熱狂的な応援に心を打たれた。  この日からの3連戦は「YOKOHAMA STAR☆NIGHT(スターナイト)」。選手が着用するのと同デザインの特別ユニホームが配布される夏の人気イベントが開催されている。あの日から1年。球団史上最多、3万2162人の観衆を今度は選手として魅了した。  「一つでも勝利に貢献して巨人を抜けるように頑張ります」。負けないルーキーは首位・巨人の猛追を誓った。 (湯浅大) 上茶谷の7回、76球での交代についてDeNA・ラミレス監督 「無理をして八、九回をいかせる必要はなかった。余力を次の登板に向けてもらえたら」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
53391 0.576
(↑0.005)
-
(-)
50454
(+8)
374
(+5)
121
(+1)
56
(-)
0.268
(↑0.002)
3.750
(↓0.02)
2
(-)
DeNA
49443 0.527
(↑0.005)
4.5
(-)
47402
(+6)
377
(+2)
109
(-)
28
(-)
0.248
(↑0.001
3.580
(↑0.01)
3
(-)
広島
48463 0.511
(↓0.005)
6
(↓1)
46395
(+5)
393
(+8)
96
(+2)
56
(-)
0.250
(-)
3.500
(↓0.04)
4
(-)
阪神
44475 0.484
(↑0.006)
8.5
(-)
47355
(+7)
397
(+6)
65
(+2)
64
(+1)
0.250
(↑0.002)
3.500
(↑0.01)
5
(-)
中日
42520 0.447
(↓0.005)
12
(↓1)
49358
(+6)
375
(+7)
55
(+1)
51
(+2)
0.261
(↑0.002)
3.910
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
37572 0.394
(↓0.004)
17
(↓1)
47420
(+2)
495
(+6)
102
(+1)
38
(-)
0.239
(-)
4.720
(↓0.01)