中日(☆6対3★)広島 =リーグ戦13回戦(2019.07.09)・ナゴヤドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
広島
01200000031110
中日
31002000X61310
勝利投手:三ツ間 卓也(1勝0敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(0勝3敗5S))
敗戦投手:山口 翔(1勝2敗0S)
  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 広島戦チケット予約
◆中日が3連勝。中日は初回、大島、ビシエド、高橋の適時打で3点を先制する。その後、4-3で迎えた5回裏には、石橋のプロ初安打となる適時三塁打で2点を加え、リードを広げた。投げては、3番手・三ツ間が今季初勝利。敗れた広島は、先発・山口が誤算だった。

◆中日が10代バッテリーで勝負を懸けた。 先発は花咲徳栄出身で2年目の清水達也(19)。先発マスクは関東第一出身の高卒ルーキー石橋康太捕手(18)に託した。 石橋はプロ2試合目の出場で初の先発出場となる。

◆右手の血行障害から1軍復帰した中日藤嶋健人投手(21)が、今季1軍初登板し、危険球退場処分となった。 1点リードの5回に2番手で登板。1死一、二塁から5番松山のヘルメットに直球をぶつけ、退場処分となった。

◆中日の高卒ルーキー石橋康太捕手(18)がプロ初安打を決めた。 プロ2試合目の出場で初の先発マスク。2打席凡退した後、1点リードの5回2死一、三塁。右腕遠藤の外角高め145キロ直球を右翼線に運び、2点三塁打とした。打点もプロ初。 「強い気持ちで打席に入って、何とかいいところに落ちてくれて良かったです」 高卒ルーキーの先発マスクは、中日に限ればドラフト制度導入後では初の快挙だった。

◆中日は1回、2番大島の先制適時二塁打などで3得点し、2回にも1点追加。広島は3点を追う3回、適時失策と適時打で2得点。 中日は1点リードの5回2死一、三塁、プロ初スタメンの高卒ルーキー捕手、8番石橋が右翼線に2点適時三塁打を放った。 中日は先発清水が4回3失点で降板も、救援陣が踏ん張り3連勝。広島は先発山口の1回3失点降板が響き、8年ぶりの10連敗。中日三ツ間が1勝目、広島山口2敗目。

◆オリックスから移籍した中日武田健吾外野手が1軍昇格した。前日8日のウエスタン・リーグ阪神戦で竜デビュー。 いきなり2ランを含む4打数3安打と大暴れして、即1軍昇格。「打つ方でもしっかりアピールしたい。積極的に初球から振れている。自分のスイングもできているし、いい状態だと思います」と気合十分だった。

◆泥沼10連敗。広島は投打がかみ合わず、中日に敗れて8年ぶり10連敗を喫した。首位巨人とのゲーム差も今季最大10に広がった。先発山口、2番手遠藤の高卒2年目右腕がともに失点を重ねると、打線は好機をつくりながら11残塁と拙攻が目立った。それでも緒方孝市監督(50)はチームの浮上を信じ、前半戦最後の戦いに向けて前を向いた。チームバスまで続く敗戦の帰り道で、緒方監督は真っすぐ前を見据えた。思うように投打がかみ合わない試合が続く。我慢の日々も、気づけば連敗は10。首位巨人とのゲーム差も10まで広がった。それでも指揮官は「最後の最後まで全員で気持ちを向けて戦ったので、明日もまたそういうふうに戦いたい」と就任後初の大型連敗にも、決して下を向かなかった。 序盤の大量ビハインドが重くのしかかった。先発山口は思い切りの良さを欠き、1回3失点KO。2番手遠藤は踏ん張ったものの、1点ビハインドの5回。2死一、三塁で8番石橋を迎えた。四球で歩かせてもいい場面。厳しいコースが求められたところで痛恨の失投が勝負を分けた。どちらも高卒2年目の20歳右腕だが、山口は若さを出し切れず、遠藤は若さが出た。 攻撃陣が援護しきれなかった。前日コンディション不良で欠場の菊池涼が復帰した打線は先発野手全員安打。3試合ぶりに2桁安打を記録した。だが、好機をつくりながらあと1本が出ない攻撃で、終わってみれば11残塁。最後まで試合の流れを引き寄せることができなかった。 なかなか長いトンネルから抜け出せない。投手陣が踏ん張れば、攻撃陣が振るわず。攻撃陣が得点を奪うと、投手陣が崩れるという悪循環にはまっている。前回の10連敗では0封負けが6度もあったが、今回は1度。得点できていないわけではない。投打の歯車がかみ合っていない。 選手会長会沢は「やっていくしかない」と毅然(きぜん)とした態度を貫いた。下を向いては、浮上のきっかけさえつかめない。前半戦も残りあと1試合。アップダウンの激しい戦いが続いた前半戦を勝利で終え、後半戦に弾みをつけたいところ。どん底にいる今、3連覇した経験が試される。【前原淳】 ▽広島佐々岡投手コーチ(山口について)「1回ずつの気持ちで行け、という中で初回ああいう形になってしまった。最初の頃のような腕の振りと勢いがない」

◆右手の血行障害から1軍復帰した中日藤嶋健人投手(21)が今季1軍初登板し、危険球退場処分となった。1点リードの5回に登板。1死一、二塁から5番松山のヘルメットに直球をぶつけ、退場処分となった。 試合後は「今年は投げられないかもしれないと思っていたので感謝しています」とした上で「松山さんには本当に申し訳ない」と神妙な表情だった。

◆大物の予感!中日ドラフト4位・石橋康太捕手(18=関東第一)が広島戦でメモリアル打を決めた。 プロ2試合目は初の先発マスク。高卒ルーキーの先発マスクは中日に限れば、ドラフト制度導入後初の快挙だった。1点差まで追い上げられた5回2死一、三塁、右腕遠藤からプロ初安打初打点となる右翼線2点三塁打。殊勲打で3連勝に導き「出るからには勝ちたいと思っていた」と汗だくで笑った。 高校通算57発。魅力は長打力だけではない。1軍合流後、試合前の声出しを聞いた京田は「いい意味で高校生っぽくなくて。まるでキャプテンみたいな感じで、しっかりと言葉を選んでモノを言っていたんです」と驚いた。中学校時代は有名進学校も狙えたという。持ち前の頭脳はこの日も随所でフル稼働した。 「自分はどちらかと言うとネガティブ。ダメな方に考えてしまう」。短所を冷静に分析した上で、関東第一高時代から「ふと見た時に自分に帰られるように」金言の数々を野球ノートにメモしてきた。今回はノートから「慌てていいことはない」という言葉を引き出した。伊東ヘッドコーチ、中村バッテリーコーチからもらった言葉だった。 「どういった状況でも慌てないように、あらゆる過程を想定した。最初の3イニングは浮足立ってしまったけど、慌てずに自分のできることをやろう、と」。10代バッテリーを組んだ先発清水が4回3失点で降板しても、2番手藤嶋が危険球退場しても冷静だった。与田監督も「ボール球来いとか的確に指示を出していた。ルーキーとは思えない落ち着きだった」と感心。根尾だけじゃない。名古屋に新たな令和スター候補が誕生した。【佐井陽介】

◆広島が6月28日DeNA戦から1分けを挟んで10連敗。広島の10連敗は11年5月から6月にかけて記録して以来、8年ぶり。 過去の優勝チームではヤクルトが92年と15年に9連敗しているが、2桁連敗して優勝したケースはない。

◆中日の藤嶋健人投手(21)が危険球による退場処分を受けた。藤嶋は4-3の五回から登板。1死一、二塁で、広島・松山への2球目がヘルメットを直撃した。  倒れこんだ松山は一度ベンチに戻ったものの、一塁走者としてグラウンドに戻った。

◆広島が泥沼の10連敗。先発の山口翔投手(20)が1回3失点で2敗目(1勝)を喫した。  広島は負の連鎖から抜け出せず、とうとう連敗が「10」となった。先発の山口が一回にいきなり3失点で降板。二回に会沢の適時打、三回は相手のエラーと松山の適時打で3-4と詰め寄った。しかし五回、二番手の遠藤が2死一、三塁から2点3塁打を浴び再びリードを広げられると、その後は点を奪うことができず敗れた。

◆6月7日のソフトバンク戦での初登板から中継ぎで好投を続けていた広島の遠藤が、11試合目でプロ入り後初失点を喫した。救援した二回に平田、大島に連打を浴び、デビューからの無失点が止まると五回も石橋に2点打を許した。「最少失点で切り抜けたかったけど、決めにいった球が高めに抜けた」と唇をかんだ。  茨城・霞ケ浦高から入団2年目の右投手。この日は競った展開で踏ん張れず「チームの勝利に貢献したかった」と声を落とした。

◆中日の三ツ間が2年ぶりの勝利を挙げた。五回、藤嶋が危険球退場により1死満塁となったところで登板。このピンチをしのぐと六回まで無失点でつないだ。初めてというお立ち台に上り「焦ることなくマウンドに行けた。久しぶりに勝ち投手になれてうれしい」と喜んだ。  ラグビー選手のような動ける筋肉を目標にトレーニングしてきた。初先発だった新人捕手の石橋とは2軍でも組んできた仲で「新人らしくない」と褒めた。

◆7日に1軍初昇格したD4位・石橋(関東第一高)が「8番・捕手」で初の先発出場。1点リードの五回2死一、三塁で右翼線に2点三塁打を放ち、プロ4打席目で初安打初打点を記録した。高校通算57本塁打で強肩強打の18歳。高卒新人が先発マスクをかぶるのは1950年の2リーグ制以降は球団初の快挙だった。「いいところに落ちてくれて良かった。リードは課題がいっぱいあった」と反省も忘れなかった。

◆セ・リーグを3連覇した王者の面影はまったくない。広島は11安打を放ったが3点しか奪えず、2011年以来8年ぶりの10連敗。緒方監督は「最後の最後まで、全員で、気持ちを向けて戦った」と話すと急いでバスに乗り込んだ。  前日8日にコンディション不良でベンチ外だった菊池涼がスタメン復帰した。しかし、9連戦のローテの谷間を託した山口が、初回にいきなりの3失点で出鼻をくじかれてしまう。  二回に1点、三回に2点を返したが、1点を追う五回1死満塁では、会沢が浅い右飛、安部が一ゴロに倒れた。絶好機を逃すとその裏、遠藤が3連打を浴び、いまのチームでは取り返せない重い2点を失った。  6月28日のDeNA戦(横浜)から続く連敗は1分けを挟み10まで伸びた。野村謙二郎前監督2年目の2011年5月25日の西武戦(マツダ)-6月6日のソフトバンク戦(同)の10連敗以来8年ぶり。球団記録の13連敗(1950年と1999年)も現実味を帯びてきた。  貧打の打開策が見つからない。この日、1番に野間を3試合連続で起用したが、5打数で1安打と不発。今季18本塁打、44打点のバティスタとの入れ替わる形で1軍に残したメヒアは六回に代打出場で中前打を放つも、4試合連続でスタメンを外れている。  高ヘッドコーチは「抑えてるときは点が取れないし、取ったときは打たれている。悪循環がずっと続いている。オールスター前に勝って連敗を止めたい」と嘆く。借金は4に膨らみ、4連覇どころか、Aクラス入りも危うくなってきた。 (柏村翔) 広島・東出打撃コーチ 「(得点は)紙一重のところ。できることをやるしかない」 選手会長の広島・会沢 「やっていくしかない。頑張ります」

◆広島は1引き分けを挟んで8年ぶりの10連敗となった。元広島投手の北別府学氏(61)はブログで「選手、個々皆どんなにか辛かろうと思いますが 指揮官、監督はどんなにか悩んでいることか」と緒方孝市監督(50)に思いをはせた。「私たちも、色んな事を外野から言いますが 私のような小さい肝っ玉ではとてもではないが務まらないと思います。優勝を私たちに見せてくれた緒方監督です。長いあいだには、こんな時もあります!」とげきを飛ばした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
47311 0.603
(↑0.006)
-
(-)
64385
(+1)
309
(-)
106
(-)
49
(+1)
0.262
(↓0.001)
3.590
(↑0.05)
2
(1↑)
DeNA
39402 0.494
(↑0.007)
8.5
(-)
62332
(+9)
323
(+4)
100
(+2)
25
(-)
0.246
(-)
3.660
(-)
2
(-)
阪神
39404 0.494
(↓0.006)
8.5
(↓1)
60312
(-)
334
(+1)
55
(-)
58
(-)
0.249
(↓0.001)
3.390
(↑0.03)
4
(-)
広島
38423 0.475
(↓0.006)
10
(↓1)
60316
(+3)
339
(+6)
73
(-)
51
(-)
0.244
(↑0.001
3.470
(↓0.04)
5
(-)
中日
36430 0.456
(↑0.007)
11.5
(-)
64304
(+6)
309
(+3)
46
(-)
41
(-)
0.261
(↑0.002
3.790
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
33482 0.407
(↓0.006)
15.5
(↓1)
60361
(+4)
423
(+9)
92
(-)
31
(+1)
0.238
(↑0.001)
4.640
(↓0.05)