1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 6 | 10 | 0 | 2 |
ロッテ | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 | 10 | 0 | 2 |
勝利投手:三嶋 一輝(2勝2敗0S) (セーブ:山﨑 康晃(1勝1敗12S)) 敗戦投手:酒居 知史(2勝3敗0S) 本塁打 |
◆DeNAが4連勝。DeNAは同点で迎えた6回表、ソトのソロが飛び出し、勝ち越しに成功する。直後に同点を許すも、8回に大和の2点適時打で再びリードを奪った。投げては、2番手・三嶋が今季2勝目。敗れたロッテは、打線が最終回に追い上げを見せるも及ばなかった。
◆ロッテ4番井上晴哉内野手、5番ブランドン・レアード内野手にアベック弾が飛び出した。 まずは2回先頭、井上がカーブをすくって左中間へ12号ソロ。前夜は4三振で「バットの先でしたけど、しっかり下半身を残して打てた。昨日は屈辱的だったので1打席目に結果が出てよかった」。 4回1死ではレアードが中越え18号ソロ。17試合ぶりの1発に「しばらく打ってなかったので、パフォーマンスをどうやっていたか忘れていたよ」と言いながら、恒例のスシ握りを披露した。
◆先発はロッテ岩下とDeNA大貫。ロッテが2回、井上の12号ソロで先制。DeNAは1、3回と得点圏に走者を進めるも無得点。 4回、ロッテ・レアードが18号ソロ。5回はDeNA宮崎に8号ソロ、6回はソトに17号ソロ。3-3の同点で終盤に入った。 DeNAが8回2死二、三塁から大和の中前打で2点勝ち越し。4連勝とした。三嶋が2勝目。山崎が12セーブ目。ロッテは3連敗で、交流戦3カード連続負け越し。酒居は3敗目。
◆DeNAソト内野手が2戦連発の17号ソロで勝利に貢献した。 同点の6回1死、カウント3-0からロッテ岩下の142キロ直球をフルスイング。左翼席にたたき込んだ。交流戦開始後20打席無安打から一転し、2試合連発。「甘いボールがきたら積極的に振っていこうと決めていた」と積極性を取り戻し、昨季本塁打王に復調気配が漂う。
◆ロッテは3連敗で、交流戦3カード連続負け越しが決まった。 同点の8回2死二、三塁で中前に抜けた決勝打は、二塁中村奨の失策気味の守備が招いた。井口監督は「酒居も頑張ってましたし、守りで助けてあげないといけないところ」。 それでも9回は中村奨の安打から1点差まで追い上げた。前夜4三振だった4番井上と、16試合1発がなかった5番レアードのアベック弾も明るい兆し。同一カード3連敗は避けたい。
◆ロッテは12日、DeNA2回戦(ZOZOマリン)に5-6で惜敗。3連敗で借金5、交流戦3カード連続の負け越しが決まった。 二回は4番・井上、四回にはレアードがソロ本塁打を放ち、大砲コンビがアベックアーチを記録したが、空砲に終わった。 同点の八回、中村奨が二塁ベース付近のゴロを捕球できず(記録は中前打)勝ち越しを許し、井口監督は「何とか守りで助けたかったところ」と険しい表情だった。
◆DeNAの大和が勝ち越し打で勝利を呼び込んだ。3-3の八回2死二、三塁、1ボールからの2球目を捉え中前へ2点適時打。二塁手のグラブの下を抜けた打球に「積極的に行った。当たりは良くなかったけれど抜けてくれて良かった」と笑顔をのぞかせた。 チームは2度リードを許す苦しい展開だった。0-1の四回には押し出し四球を選ぶなど打席での粘りが光った。逆転での4連勝に大きく貢献し「いい形で勝てていると思う」と納得の表情だった。
◆ロッテのチェンとブランドンが前日の試合後、DeNAの国吉、林通訳と焼き肉店で食事会を行った。2011年から2年間は、ともにDeNAでプレーし「みんな(2軍施設の)横須賀で頑張ってきたメンバーなんだ」とチェン。昨季はチェンが2軍調整中だったため実現しなかったが今季は1軍でフル回転。ブランドンも「ヤキニク、オイシイ。グッドメンバー」とつかの間の再会を楽しんだ様子だった。
◆3連敗で借金が「5」に膨らみ、交流戦で3カード連続の負け越しが決まった。二回に4番・井上、四回には5番・レアードがソロ本塁打と初のアベック弾を記録したが空砲に終わった。同点の八回に中村奨が二塁ベース付近のゴロを捕球できず(記録は中前打)勝ち越しを許し、井口監督は「何とか守りで助けたかったところ」と険しい表情だった。 6四球を与えるなど制球に苦しみ6回3失点のロッテ・岩下 「こんな投球ではプロとして恥ずかしい」
◆宮崎が1-2の五回に5月22日の巨人戦(東京ドーム)以来、18試合ぶりの本塁打となる左越えの8号ソロを放った。「前の2打席はチャンスで凡退していたので、本塁打で追いつくことができてうれしいです」。九回にはチームの6点目となる右犠飛を放ち計2打点。その裏に1点差まで詰め寄られただけに価値ある1点となった。 六回途中まで3失点で勝ち負けは付かなかったDeNAのD3位・大貫(新日鉄住金鹿島) 「スピードが出ない中、変化球を交えて粘って投げることはできたけど、要所で決め球が浮いてしまいました」 2試合連続でセ・リーグ3位タイの17号ソロを放ったDeNA・ソト 「3ボールだったが、甘いボールが来たら積極的に振ると決めていた」
◆いぶし銀の守備職人は一塁ベース上で照れくさそうに笑った。DeNA・大和内野手(31)が、八回に勝ち越しの2点打を放つなど計3打点の活躍で、チームを今季最長に並ぶ4連勝に導いた。 「(打った)感触はめっちゃ悪かった。捕られたかと思ったけど、めっちゃラッキーです」 振り返ったのは3-3の八回2死二、三塁の場面だ。酒居の直球をたたきつけて二遊間へゴロを放つと、打球は逆シングルでの捕球を狙った二塁手のグラブの下を通過。2者を迎え入れた。四回には一時同点となる押し出し四球も選んだ。 ZOZOマリンスタジアムには因縁があった。昨年6月12日のロッテ戦。試合前練習中に打球が頭部付近を直撃し、救急搬送された。幸い大事に至らず同14日の3戦目で復帰。延長十一回の勝ち越し打でチームの勝利に貢献した。「思い出すこともあるけど、その次の次の試合で活躍もできた。どちらかというと良いイメージが強い」。前向きに捉え、活躍につなげた。 4試合連続の逆転勝利は、球団として2015年5月10-15日以来4年ぶり。苦手とする交流戦で2つ白星を先行させ、借金を4月24日以来の「4」まで減らした。「勝ったときには勝利を味わうけど、それを言うのはまだ早い。一試合一試合臨んでいきたい」とラミレス監督。勝利を積み重ね、着実に借金を減らしていく。(湯浅大)
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
日本ハム |
6 | 2 | 0 | 0.750 (↑0.036) | - (↓0.5) |
10 | 33 (+2) | 28 (+1) | 6 (+1) | 4 (-) |
0.283 (↓0.002) | 2.970 (↑0.28) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
5 | 2 | 1 | 0.714 (↓0.119) | 0.5 (↑0.5) |
10 | 33 (+2) | 28 (+8) | 14 (+1) | 8 (-) |
0.249 (↓0.015) | 3.280 (↓0.65) |
3 (-) |
巨人 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 1 (↑0.5) |
10 | 36 (+9) | 27 (+4) | 12 (+1) | 6 (+1) |
0.265 (↑0.003) | 3.340 (↓0.09) |
4 (1↑) |
DeNA |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 1 (↑0.5) |
10 | 32 (+6) | 30 (+5) | 8 (+2) | 3 (+1) |
0.281 (↑0.003) | 3.730 (↓0.19) |
5 (1↑) |
楽天 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 1 (↑0.5) |
10 | 27 (+7) | 28 (+4) | 2 (-) | 2 (+1) |
0.241 (↑0.006) | 3.300 (↓0.11) |
6 (1↑) |
阪神 |
4 | 3 | 1 | 0.571 (↑0.071) | 1.5 (↑0.5) |
10 | 40 (+8) | 31 (+2) | 6 (+2) | 9 (-) |
0.263 (↑0.013) | 3.000 (↑0.27) |
7 (3↓) |
西武 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↓0.071) | 2 (↓0.5) |
10 | 36 (+4) | 39 (+9) | 7 (-) | 9 (-) |
0.278 (↓0.004) | 4.680 (↓0.46) |
8 (-) |
ORIX |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 2.5 (↓0.5) |
11 | 21 (+2) | 26 (+6) | 3 (-) | 4 (+1) |
0.235 (↓0.012) | 3.770 (↓0.37) |
9 (1↑) |
中日 |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↑0.089) | 3 (↑0.5) |
10 | 34 (+6) | 30 (+2) | 4 (-) | 2 (-) |
0.251 (↑0.017) | 3.650 (↑0.25) |
10 (1↓) |
ヤクルト |
2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 3.5 (↓0.5) |
11 | 30 (+4) | 29 (+7) | 7 (+1) | 3 (-) |
0.212 (↓0.004) | 3.560 (↓0.14) |
11 (-) |
広島 |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 4 (↓0.5) |
10 | 28 (+1) | 34 (+2) | 6 (-) | 3 (-) |
0.207 (↓0.006) | 3.680 (↑0.18) |
12 (-) |
ロッテ |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 4 (↓0.5) |
10 | 31 (+5) | 51 (+6) | 6 (+2) | 5 (-) |
0.239 (↑0.008) | 6.210 (↑0.03) |
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