阪神(☆1対0★)ヤクルト =リーグ戦12回戦(2019.05.23)・阪神甲子園球場=
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ヤクルト
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阪神
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勝利投手:ドリス(2勝1敗10S)
敗戦投手:マクガフ(2勝1敗0S)
  DAZN
◆阪神が劇的なサヨナラ勝利。阪神は両軍無得点で迎えた9回裏、1死満塁の好機から糸原の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、4番手・ドリスが今季2勝目。敗れたヤクルトは、先発・ブキャナンが好投するも打線が5安打無得点と沈黙し、8連敗を喫した。

◆阪神は高橋遥人投手(23)が先発。昨年4月11日のプロ初登板では甲子園で白星を挙げたが、その後は同球場で5試合に投げるも0勝3敗と勝てていない。 今季初勝利を再び甲子園で飾れるか。

◆21日のヤクルト戦(甲子園)で左ふくらはぎに自打球を受け、欠場していた阪神ジェフリー・マルテ内野手が2日ぶりにスタメンに復帰した。 この日の試合前練習では、2日ぶりにフリー打撃を再開。計18スイングし、柵越えする場面も見られた。患部に関しては「大丈夫。痛くても試合にはでなきゃなので」と頼もしいコメント。清水ヘッドコーチも「腫れは大丈夫。トレーナーからオーケーが出ているので」とプレーに差し支えない様子だった。 また、練習ではおどけた一面も見せた。黄色の縁に囲われ、黒いレンズに「必勝」と書かれたサングラスを使用した。「あったので、取って付けた。監督に楽しんでといわれているのでその1つ」とはにかんだ。必勝アイテムに後押しされ、3連勝を目指す。

◆ヤクルトのマスコットキャラクターつば九郎が、敵地の甲子園を盛り上げた。 22日からの阪神戦で2日間、トラッキーとトークショーを開催。得意のフリップ芸で「いそのきりこさんかららいんきました げんきです! と」と、19日に離婚を発表したタレントでヤクルトファンの磯野貴理子と連絡を取っていることを明かした。 ネット上では、この報告にヤクルトファンから「お元気そうで一安心です」「つばちゃんのこういう優しさが大好き」と反響が寄せられた。 昨年9月からヤクルトファンになったという磯野はつば九郎の大ファン。離婚を発表後、ネット上ではヤクルトファンから「離婚しても全ヤクルトファンが貴理子さんを応援しているから、大丈夫」「ヤクルトを応燕して笑顔になろう」と声援が送られていた。

◆今季2度目の先発となった阪神高橋遥人投手(23)が、6回を4安打無失点7奪三振の好投で試合を作った。 5月5日DeNA戦(甲子園)以来のマウンドとなった高橋は初回、2回と先頭打者を出すも要所を締める投球。最速148キロの直球とスライダー、チェンジアップなどを投げ分け、ヤクルト打線に的を絞らせず。6回には1死から連打を許して1死一、二塁のピンチを招いたが、続く5番雄平、6番村上を打ち取り先制点を与えなかった。中堅手近本や三塁手大山らの好守も高橋を盛り立てた。 「野手の方々にたくさん声を掛けて頂き、守備で助けてもらったので、自分の球を思い切って投げることができました。投げやすい環境を作ってくれた野手の方々のおかげで試合を作ることができました」 0-0のまま、6回に代打を送られ2番手の藤川にマウンドを託した。前回登板は5回途中8安打5失点(自責2)と崩れたが、今回は6回99球を投げて被安打4の無失点。与えられたチャンスでしっかり結果を残した。

◆阪神高橋遥、ヤクルト・ブキャナンの両先発が、ともに3回まで毎回走者を背負いながら無失点の滑り出し。 ヤクルトは6回に1死一、三塁の好機も後続が倒れて無得点。阪神も6回に1死一、二塁と攻めたが、得点できなかった。 阪神は0-0の9回1死満塁、糸原が右中間へサヨナラ打。チームの連勝を3に伸ばした。ヤクルトは泥沼の8連敗。

◆阪神が0-0の9回裏に、キャプテン糸原健斗内野手(26)のタイムリーヒットで今季4度目のサヨナラ勝ち。ヤクルトに3連勝して貯金を今季最多タイの3とした。試合後の糸原のヒーローインタビューは以下の通り。 -大きな仕事をやってのけました。今の気持ちは 糸原 最高です! -9回裏1死満塁、どんな気持ちで打席に 糸原 前の北條がつないでくれたので、絶対に決めてやるという気持ちで打ちました。 -追い込まれて、打球が抜けた瞬間どんな思い 糸原 うれしかったです、はい。 -なかなか点が取れず、高橋投手も頑張ってました。そのあたりは 糸原 すごいいいピッチングをしてたので、次は勝ちをつけられるよういっぱい打ちたいと思います。 -同一カード3連勝、チームの雰囲気はどうでしょう 糸原 すごいいい雰囲気なんで明日からも頑張りたいと思います。 -明日からは横浜に移動して戦いがつづきます。明日以降についてひと言 糸原 明日からも頑張るので、応援よろしくお願いします。

◆ヤクルトは今季6度目の無得点で、サヨナラ負け。昨年7月11日以来となる8連敗を喫した。 打線のテコ入れも実らなかった。前日時点で51四球、出塁率4割6分4厘ともにリーグトップだった山田哲を、昨年6月ぶりに1番起用。坂口、青木と上位3人を入れ替えて臨み、4回以外は毎回得点圏に走者を進めながら11残塁に終わった。小川監督は「ホームが遠かった。よくしのいで、チャンスもつくったけど、つながりができなかった」とため息。9回はリクエスト成功で先頭広岡のアウトがセーフに覆り、流れを引き寄せたかに見えたが三塁止まりだった。昨年は小川が先発した試合で連敗が8で止まった。24日の中日戦を、開幕投手を務めた右腕に託す。

◆阪神近本光司外野手が連日のビッグプレーでピンチを救った。6回2死一、二塁で村上の左中間への大飛球を全力で背走し、フェンス前で腕を伸ばしてつかんだ。抜ければ2失点。一塁ベンチから最も遠い左中間最深部から駆け足で帰ってくると、手荒い祝福が待っていた。 前日は好返球で失点を防いでいた俊足中堅手。「風や打球の質を考えながらイメージしてポジションニングをとれていたのがよかった」。準備がものを言った納得のプレーだった。 バットも5月2日以来、4度目の3安打。初回と5回の内野安打はともに滞空時間の長いバウンドをたたきつけて一塁セーフ。「自分は当てにいく打者じゃない。当てにいっていたら、ああいう打球は出ない。しっかり振ろうと思っています」。強振することで内野が下がり、高いバウンドも生まれる。決して本調子でなくとも打率2割8分9厘まで上げてきた。これも近本の強みだ。【柏原誠】

◆阪神マルテも攻守でサヨナラ勝ちに貢献した。 自打球の影響で欠場していたが、2試合ぶりに7番一塁でスタメン復帰。 打撃は無安打だったが、9回にマクガフの外角カットボールを見送り四球で出塁。「全部良い球だったけど、あの球がくると思っていた」と見極め、サヨナラにつなげた。 守備では6回1死一、三塁で、5番雄平の高いバウンドの一ゴロをさばいて本塁アウトに成功。先制点を防ぐ好守を見せた。

◆阪神矢野燿大監督が攻めの継投で3試合連続となる1点差ゲームを制した。 0-0と両者無得点の6回、先頭高橋遥に代えて糸原を打席に立たせると、7回から藤川を投入。8回ジョンソン、9回ドリスと3連投となった2人も注ぎ込んで9個のゼロを並べた。 1点差での3連勝は14年9月の広島戦以来、5年ぶり。頼れるブルペン陣が劇的勝利を呼び込んだ。 迷いはなかった。矢野監督は「ホームゲームなんで先に抑えると圧倒的に有利な気持ちで戦える」と振り返った。藤川の後を受けて8回マウンドに上がったジョンソンは2死一、二塁と走者を背負いながら最後は中村を三振。「長いシーズン、全然投げなかったり、続けて投げることもある」と泰然自若。守護神ドリスも「目の前のイニングをゼロに抑えれば、チャンスはあると思った」と無失点ピッチングで劇勝を呼び込んだ。 矢野監督は「勝ちパターンのなかで先発に勝ちが付いて、ホールド、セーブという勝ち方が出来ればいいんだけど。どういうゲームでもいいピッチングをしてくれる」とリリーフ陣に感謝。影のヒーローはいつもと変わらない強力ブルペンだった。【桝井聡】

◆4試合ぶりにスタメンに復帰した阪神北條史也内野手が、糸原のサヨナラ打をお膳立てした。 9回1死一、二塁からマクガフの2球目を捉え、左前安打を放ち満塁とした。「良いところに飛んでくれて、結果ヒットになって良かった。糸さんにつないだら何とかなると思っていた」。仲間を信頼しての最高の結果を喜んだ。

◆阪神が今季4度目のサヨナラ勝ちでヤクルトに3連勝。この3連戦は初戦3-2、2戦目3-2、3戦目1-0とすべて1点差。 阪神が1点差で3連勝するのは、14年9月26日広島に4-3、27日ヤクルトに2-1、29日DeNAに1-0で勝って以来。阪神の1点差での最大連勝は5試合で、07年9月5~9日に横浜に2連勝、巨人に3連勝している。このときは8月30日から10連勝しており、後半の5連勝がすべて1点差勝ちだった。

◆2年目左腕が勝利を呼び込んだ。今季2度目の先発となった阪神高橋遥人投手(23)が6回を4安打無失点。7つの三振を奪う力投で試合を作った。 ハイライトは6回だ。ここまで2安打と抑えていたヤクルト打線に1死から捕まり、1死から連打を許して1死一、三塁のピンチ。それでも「気持ちでしっかり投げられた」と5番雄平を一ゴロ、6番村上を中飛に切って取った。村上の大飛球は中堅近本がランニングキャッチ。バックも好投を続ける左腕を盛り立てた。 「しっかり梅野さんが強気でリードしてくれた。『しっかり投げてこい』と。ボールでも全部止めてくれる」。 先輩のミットをめがけて腕を振った。最速148キロの直球にスライダーやチェンジアップを投げ分け、6回で7つの三振を奪った。前回登板の5月5日DeNA戦(甲子園)は5回途中8安打5失点(自責点2)でマウンドを降りた。もう一度もらったチャンスで結果を残した。 普段からマイペースで自然体な高橋。試合後には「テレビで見ているにも強気で攻められた。自信になった」。山田やバレンティンら主軸から三振を奪い、次回への糧となった。 矢野監督も「前回より攻め方が良かった。梅野が引っ張るところをひっぱりながら。マウンドに上がるといい意味で変わるピッチャーなんで。向かっていく気持ちも出ていたし、本当に遥人らしいピッチングができていた」と評価。次回についても「状態を確認しながら、またこういうピッチングを期待したい」と話した。 チームは高橋遥から盤石の中継ぎ陣で「0」を並べた。7回から2番手藤川にマウンドも託した高橋も、ベンチの最前列で声を出し、歓喜の瞬間を味わった。次回は30日の巨人戦が濃厚。チャンスをものにした左腕に、G倒の期待が膨らむ。【奥田隼人】

◆阪神矢野燿大監督が攻めの継投で3試合連続となる1点差ゲームを制した。 矢野監督の一問一答は以下の通り。 -今季4度目のサヨナラ勝ち 矢野監督 本当は楽に勝ちたいですけど。サヨナラ勝ちは、気持ちとしては楽しいですね。 -最後は糸原が決めた 矢野監督 あそこしかないというところでね。ジョンソンもドリスも行ってましたし。決めてくれ、決めてくれるだろうという思いだけでね。いい打撃をしてくれました。 -糸原らしい打撃 矢野監督 しぶとさは健斗のいいところなんでね。みんながつないでね。投手もそうですけど。よく守って、全員で勝った試合かなと思います。 -先発の高橋遥が6回無失点 矢野監督 申し分ないですし、前回も点は取られましたけど。いいボールは行ってたので。これぐらいの投球は期待してましたけど。期待通りの素晴らしい投球でした。 -次回も楽しみ 矢野監督 その部分は梅野も本当によく引っ張ってくれてたんでね。2人で取ったアウト、三振だったと思います。 -救援陣も踏ん張った。ジョンソン、ドリスは3連投 この展開になると出さざるを得ないんでね。それでしっかり勝てたというのは本当に大きい。いつもいい投球をしてくれて、本当に心強いです。 -3連勝はすべて1点差。自信につながるのでは 矢野監督 いやいや、楽に勝ちたいですよ。もっと打って楽に勝つ試合をしたいですけど、でもどんな形であれね、こうやってみんなでつないで最後に勝てたっていうのは本当に大きいと思います。 -殊勲の糸原は先発ではなかったが、相性なども考えて 矢野監督 1年間のなかでいろいろ。まあ、ポン(上本)もレギュラーとして出る力持ってると思うし。まあ、どこでどう使うか、俺も考えて入るんだけど、そのなかでいってみようかなと使ったんだけど。 -24日から対戦するDeNAとは好相性 矢野監督 相性はね。あるけど...。別に戦う前から相性がいいから大丈夫と思って戦うことはない。(先発は)今永やし。今永を、どう倒すか、横浜を、どう倒すかということで戦っているんでね。相性とかは結果として出るだけのことなんで。俺らは気にしていない。

◆キャプテン決めた! 矢野阪神が今季4度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。手に汗握る0-0で迎えた9回1死満塁。糸原健斗内野手(26)が右翼に快音を響かせた。今季2度目の途中出場だったが、主将がここ一番で大仕事。甲子園でコイに3連敗した借りをツバメで返し、首位広島に2・5差で食らいつく。ずぶぬれで、糸原は矢野監督と抱き合った。試合を決めた男が、熱い抱擁。ナインに追われ、歓喜のウオーターシャワーを浴びた終着点は指揮官の胸だった。 「最高です! 前の北條がつないでくれたので、絶対に決めてやるという気持ちで打ちました」 チャンスを逃すことなく、一振りで決めた。0-0の9回1死満塁。ファウル、ファウルで粘った5球目。真ん中低めにきた146キロ直球を捉えた。打球は右中間を抜ける。勝負あり。「食らいついて、最高の結果になりました」。一塁ベースを目掛けて走る糸原が右拳を突き上げた。今季4度目のサヨナラ劇場で、甲子園の幕を下ろした。 途中出場でも「その瞬間」のために備えた。今季2度目のベンチスタート。6回の代打から試合に入った。「もちろん、悔しさはある。試合に出たらチームのために仕事をしたい」。ここ一番で主将が意地を見せ、勝負を決めた。 仕事をもらえる有りがたさ、応援してもらえる有りがたみを知っている。社会人JX-ENEOS時代には、中心選手であったにもかかわらず、自ら観客を集めたこともある。「そういえば、ポスター張りもしたことがありますね」。会社内にもペタペタと貼り付け、ファン獲得を目指した。メガホンを持って球場へ来てほしい-。そんな経験があるからこそ、満員の甲子園で戦えることに幸せを感じ、毎日を頑張れる。 矢野監督は「健斗はしぶといバッティングが持ち味。本当に決めてくれるだろうとは思っていたけど、素晴らしいバッティングだった」と褒めた。同一カード3連勝でツバメ退治に成功。これで貯金を今季最多タイの「3」とした。24日からは今季7勝2敗と得意にしているDeNAを相手に、貯金量産を狙う。「すごいいい雰囲気なんで明日からも頑張りたいと思います」。困ったときは頼れるキャプテンがいる。背番号33の躍動が虎を支えている。【真柴健】

◆阪神・高橋遥人投手(23)が23日のヤクルト戦(甲子園)に先発し、五回を終えて2安打無失点。打線の援護を待った。  一回、先頭の山田哲に四球を与えるも坂口を空振り三振。青木を遊ゴロ、バレンティンを見逃し三振に仕留め、立ち上がりを切り抜けた。二回、三回も走者を許したが無失点。四回はバレンティンを空振り三振、村上を見逃し三振に斬るなど初めて三者凡退。今季2度目のマウンドで躍動した。  打線は四回まで毎回安打を放つも、ヤクルト・ブキャナンの前に沈黙。

◆阪神・高橋遥人投手(23)が23日のヤクルト戦(甲子園)に先発し、6回4安打無失点の好投で降板した。  六回1死から青木、バレンティンに中前打を浴び一、三塁の大ピンチ。ここからまずは雄平を一ゴロで、三走・青木が本塁憤死。続く村上の大飛球は左中間へ。これを中堅・近本が快足をかっ飛ばし好捕。最後はフェンスにぶつかるも、好投を続ける高橋遥を救った。  六回裏の攻撃は9番からで、代打・糸原を送られ降板。99球で1四球。高橋遥は安定した内容で試合を作った。

◆阪神は23日、ヤクルトに1-0でサヨナラ勝ちした。0-0の九回1死満塁で途中出場の糸原が、マクガフから右中間を破るサヨナラ打を放った。チームは今季4度目のサヨナラ勝ちで、5月3-5日のDeNA戦(甲子園)以来、今季3度目の同一カード3連勝。貯金も今季最多タイの3とした。  「最高です! 前の北條がつないでくれたんで、絶対決めてやるという気持ちで打ちました」と糸原。矢野監督は「(サヨナラ勝ちは)気持ちとしては楽しいですね。(糸原には)ここしかない。決めてくれ、決めてくれるだろう、と」と笑顔で振り返った。

◆阪神が23日のヤクルト戦(甲子園)で今季4度目のサヨナラ勝ち。矢野燿大監督は試合後のインタビューで「本当は楽に勝ちたいけど、サヨナラ勝ちは楽しい」と笑顔で振り返った。  --4度目のサヨナラ勝ち  「本当は楽に勝ちたいですけど。サヨナラ勝ちは、気持ちとしては楽しいですね」  --最後は糸原が決めた  「あそこしかないというところでね。ジョンソンもドリスも行ってましたし。決めてくれ、決めてくれるだろうという思いだけでね。いい打撃をしてくれました」  --糸原らしい打撃だった  「しぶとさは健斗のいいところなんでね。みんながつないでね。投手もそうですけど。よく守って、全員で勝った試合かなと思います」  --先発の高橋遥が6回無失点  「申し分ないですし、前回も点は取られましたけど。いいボールは行ってたので。これぐらいの投球は期待してましたけど。期待通りの素晴らしい投球でした」  --次回も楽しみ  「その部分は梅野も本当によく引っ張ってくれてたんでね。2人で取ったアウト、三振だったと思います」  --救援陣も踏ん張った。ジョンソン、ドリスは3連投  「この展開になると出さざるを得ないんでね。それでしっかり勝てたというのは本当に大きい。いつもいい投球をしてくれて、本当に心強いです」  --3連勝はすべて1点差。自信につながるのでは  「いやいや、楽に勝ちたいですよ。もっと打って楽に勝つ試合をしたいですけど、でもどんな形であれね、こうやってみんなでつないで最後に勝てたっていうのは本当に大きいと思います」  --次は横浜でDeNAと3連戦。どんな戦いを  「今はね、ちょっと喜んでちょっとゆっくりして、明日からは明日として、また1試合ずつしっかり戦っていきます」

◆阪神の近本が中堅の守備で白星に貢献した。0-0の六回のピンチで、左中間の大飛球を最後はジャンプして好捕。「風、打者の打球の質を考えてポジショニングをできていたので良かった」と喜んだ。  打撃でも3安打の固め打ち。そのうち2本はたたきつけた打球が高く弾み、内野安打になった。「当てにいったらああいう打球は打てない。しっかり振ることが大事」と手応えを口にした。

◆前日22日は自打球による左ふくらはぎ痛で欠場していたマルテは「7番・一塁」でスタメン復帰。九回1死一塁からは2球で追い込まれながら、その後は外角低めのボール球を見極めて四球を選び、サヨナラ勝ちに貢献した。選球眼を発揮し「みんないいボールだったけど、そういうボールがくるのはわかっていた。それよりも自分のゾーンで打とうとしていた」と納得顔。試合前の練習では「必勝」と書かれた珍サングラスをかけて登場し、ナインを沸かせた。

◆藤川は2番手で七回に登板。先頭の中村に四球を与えるなど2死一、三塁のピンチを招いたが、最後は坂口をフォークで三ゴロに仕留めてジョンソンへとつないだ。「甲子園なので、粘りで。それだけです」。これで1軍復帰後、4月27日の中日戦(ナゴヤドーム)から10試合連続無失点。「やれることをやるしかないので」と短い言葉が頼もしかった。

◆梅野が九回1死から四球を選び、サヨナラのホームを踏んだ。けん制悪送球で二進したが、けん制球が顔に当たるアクシデント。二塁上で座り込んで顔をしかめると、矢野監督も駆けつけた。「大丈夫。進塁できたし、いい痛みですね。チームのためなので」。七回にも中前打でチャンスメーク。4月上旬に左足薬指を骨折しながらも出場を続けてきた正妻は「職業病なんでね。痛みに耐えていかないと」と充実感を漂わせていた。

◆--今季4度目のサヨナラ勝ち  矢野監督「本当は楽に勝ちたいですけど。サヨナラ勝ちは気持ちとしては楽しいですね」  --糸原が決めた  「あそこしかないというところ。ジョンソンもドリスも行ってましたし。決めてくれ、決めてくれるだろうという思いだけ。しぶとさは健斗(糸原)のいいところ。みんながつないでね。投手もそう。よく守って、全員で勝った試合」  --高橋遥は  「申し分ない。期待通りの素晴らしい投球。梅野も本当によく引っ張ってくれていた」  --糸原は先発ではなかったが、  「1年間のなかでいろいろ。ポン(上本)もレギュラーとして出る力を持ってると思うし。どこでどう使うか、俺も考えているんだけど、そのなかでいってみようかなと。(糸原は)第1戦(21日)いいスタートで余裕の盗塁アウトになっていたし。足もちょっと疲れてるんかなと」  --24日からは好相性のDeNA戦(横浜)  「相性はあるけど、戦う前から『相性がいいから大丈夫』と思って戦うことはない。(先発は)今永やし、今永を、どう倒すか」

◆その昔、青春映画「青い山脈」に出演していた女優、杉葉子さんが15日、結腸がんのために東京都内で亡くなられた。享年90。2005年には文化交流使に任命されて米国人と結婚されて...とてもチャーミングな女優さんだった。  何でそんなことを思い出したのか...といえば、この日の試合にはかなりイライラされませんでしたか? それもそのハズです。1日中テレビのニュースは元KAT-TUN・田口淳之介容疑者らの「大麻所持」の話題を流し、せっかくピエール瀧被告のコカイン逮捕から2カ月...忘れかけていた「なんでや!」という不快感が戻ってきたのです。  あんなサワヤカな現代風の若者たちが...という後味の悪さ。そうなるとせめて甲子園は今夜もスカッといきたい...昼のムシ暑さも忘れさせてくれるような3連勝といきたい! と思いましたんです。  それに...これも余計なことかもしれませんが阪神先発の高橋遥人投手は2018年4月11日の広島戦(甲子園)にプロ初先発して7回無失点に抑えて初勝利。これは1959年に阪神の新人村山実投手が国鉄(現ヤクルト)戦(甲子園)でプロ初登板初勝利以来の59年ぶりの快挙でした。ついでに書くと、実は村山も杉葉子さんのファンでした。  で、そんなことをつらつら思い出しながらゲームに突入したわけ。ところが互いに0行進なのですヮ。ある意味でむずがゆい0行進ですヮ。  「きょうはきっと上本選手が練習でキリリとしてましたから...期待してください」とキャップ大石豊佳が記者席からホットコールでした。いい加減なことはめったに言わないマジメ人間の大石ですから、思わず「ホントかよ。俺は待ってるぜ」とかなんとか言った。だけど全くアテにならないわけ。すると大石のヤツはムキになって「僕と上本選手は同期なんです」という。それがどうした。俺は吉永小百合と同期だといったら純な大石は電話の向こうで絶句していたよ。おいおい試合前に俺たちは何をウダウダ言っとるんだろ...。  そんなこんなで試合は始まり、ブキャナンが打てまへん。せっかく高橋が力投しているのにこれじゃあ...遥人がかわいそうじゃござんせんか。しかし、あちらさんも必死。七回表に代打をだして...ブキャナンをひっこめてくれて...さ、仕切り直しとなりまして...さて。  試合前の練習を取材した菊地峻太朗記者は「マルテが『必勝』と書いたサングラスをはめて練習してましたけど...どこかまだ本領発揮をしてくれなくて、危なっかしいでしょ。心配です」と言っていたけど、鉄板の阪神の抑えトリオが踏ん張り零封リレー。最後はこの日スタメンから外れた糸原が、サヨナラ打。これでヤクルト相手に同一カード3連勝! 最後の最後に、最高にスカッ~としたよ。  冒頭に書いた杉葉子さんの映画「青い山脈」の主題歌にはこんな歌詞が強く印象に残っている。  ♪若く明るい歌声に雪崩は消える花も咲く...たしかにいまの阪神は若い。そして古い上衣(うわぎ)を脱いで新生タイガースで戦ってきた。だけど...そこには青春の息吹もあるけど、この夜のように...のたうち回ることだってある。  3試合連続で1点差勝利。矢野阪神の青い山脈は、リンとして前に突き進むのであります。

◆高橋遥が今季2度目の先発で6回99球を投げ、4安打無失点と好投。直球、カットボールを軸に攻め、7三振を奪った。「どのボールも決め球に使えたので、カウントが悪いときでも自信を持って投げることができた」。六回に連打で1死一、三塁とされたが、雄平を内角低めで一ゴロ、続く村上を中飛にしとめた。強力打線を封じ、「しっかり強気で攻められたことは自信になりました」と充実の表情だった。

◆前カードの広島戦での3連敗を帳消しにする対ヤクルト3連勝を決めた糸原の『スタメンを外されて悔しいんや~サヨナラ打』に今季の虎のキャプテンの意地をヒシヒシと感じたのだ!!  一方、いっこうに先発のブキャナンから得点を奪えない虎打線に、かわいさ余って憎さ百倍でヒシヒシと怒りさえ、覚えていたのだ...。  2年目の高橋遥人が六回まで4安打、7三振を奪っているのに...。てか、本日の高橋遥は腕が振れていて、ストレートは伸びるわ、変化球は切れるわ! 圧巻は『ドクター・ローボール』と思わず叫びたくなるほど、低めに球を集めていたのだ!! 俺の見る限り、彼の野球人生の中で最高の投球であったと思う(高橋遥くん、この言葉を訂正させる投球を次回見せてくれ~!!)  そんな若虎に白星をつけられずに、何が猛虎打線や!! あー、勝ったのになぜか腹が立つー。かくなる上は『TikTok』で不満発散やー! ♪(パンケーキ食べたいのリズムで)はるとを勝たせたい~はるとを勝たせたい~猛虎打線は情けないって、おっさんに怒りの『TikTok』をやらせるな~!!

◆九回に4番手で登板したマクガフが来日初黒星を喫した。2四球などで1死満塁とされ、糸原に直球をサヨナラ打された。捕手の中村は「最後もいい形で追い込んだが、選択ミスだった」と悔やんだ。8連敗の苦境に選手会長は「(首脳陣から)『凡事徹底』といわれている。自分たちがやれることを、しっかり継続してやっていくしかない」と話した。

◆打線を覆う"金縛り"が解けない。ヤクルトはサヨナラ負けを喫し、昨年6-7月以来の8連敗。小川監督は険しい表情で口を開いた。  「ホームが遠かった。よくしのいだし、チャンスは作ったが、得点できなかった。なかなか、つながりができる感じではなかった」  今季初めて山田哲を1番で起用するなど、1-3番を組み替えた。四回以外は毎回、得点圏に走者を進めたが、五回2死二塁で山田哲が空振り三振に倒れるなど、高橋遥を攻略できなかった。  15日の広島戦(マツダ)の九回を最後に、55イニング連続でリードを奪えない状況が続く。山田哲は「どんなにいいボールがきても、自分は打たないといけない。明日も試合があるので、切り替えてやるしかない」と敗戦の責任を背負った。 (長崎右)

◆意地が詰まった打球が、内野の黒土の上を弾みながら左前へ抜けていった。この夜の"助演男優賞"は、北條だ。ここぞの場面でHランプを灯し、劇的勝利への流れを切り開いた。  「いいところに飛んでくれました。結果、ヒットになってよかったです」  0-0の九回。1死から梅野、マルテが連続四球でつないだチャンスでマクガフの外角147キロを弾き返した。打球はダイビングキャッチを試みた遊撃・広岡のグラブの先をすり抜けていった。  5月18日の広島戦(甲子園)以来4試合ぶり、今季10度目のスタメンだった。ルーキー木浪の台頭で、少ないチャンスで結果を残さなくてはいけないことは、自身が一番わかっている。この日も空振り三振、一邪飛、四球と快音がなく、五回には遊撃守備でファンブルし、失策も記録した。  それでも、九回の好機で代打は出されなかった。「(次の)イトさん(糸原)につなげば何とかなるという気持ちもありました。でも、決めにいく気持ちで」。俺が決めてやる! 強い気持ちでヒーローの座をどん欲に狙いにいった。たとえ控えからのスタートでも、ベンチの"最前線"で一番声をからして味方を鼓舞するのが、背番号2だ。根っからのガッツマンが攻めの気持ちを貫き、勝利に貢献した。  矢野監督が「本当にみんなでね、北條もあそこでつないだしね」と声を弾ませれば、北條は「打席の内容をよくしないと信用されない。もっと、頑張ります」と気を引き締めた。やり返す時間はまだまだある。走攻守で猛アピールを続けていく。(新里公章)

◆バットでも守備でも、チームを勢いづけた。ドラフト1位・近本光司外野手(大阪ガス)が猛打賞&好捕で躍動した。  「うれしいですね。当てにいくバッターじゃないので、しっかり振るというのは大事かな」  まずは打撃だ。一回、ブキャナンのカットボールを振り抜くと遊撃へ高く弾む打球に。自慢の快足を飛ばして内野安打にした。さらに三回。今度は高めにきたフォークを右前へとはじき返すと、六回1死から三塁内野安打。3安打をマークし、5月2日の広島戦(甲子園)以来、4度目の猛打賞だ。  中堅の守備でもピンチを救った。0-0で迎えた六回2死一、二塁。村上の左中間への大飛球に懸命に追いつき、最後はフェンス際でジャンピングキャッチ。ハイタッチでベンチへ迎えられた。  「風とかバッターの質とか考えながらイメージしてポジショニングを取れていたのでよかった」と落ち着いた判断で先制点を防いだ。  24日からオールスターのファン投票が始まる。投票用紙に阪神の新人ではD3位・木浪聖也内野手(ホンダ)とともにノミネートされた。出場となれば球団ルーキーでは2016年の高山俊以来で、虎新人2人となると72年の中村勝広、望月充以来47年ぶり。このままの活躍を続ければ"キナチカコンビ"のそろい踏みも夢ではない。  「自分としてはやることは自分の中ではしっかりやっている。それが結果的についてきているだけ」  2試合続けての複数安打も謙虚に振り返る。これからもリードオフマンとして猛虎打線を引っ張っていく。 (菊地峻太朗)

◆ピンチを招いても、気合の投球でスコアボードに「0」を刻んだ。糸原の劇打を呼んだのは、なんといっても投手陣の踏ん張り。特に八回のジョンソンと九回のドリスは"炎の3連投"で、陰の立役者となった。  「しっかり集中して、目の前の自分のイニングを0で抑えれば、チャンスはあると思っていた。そういう意味ではよかった」  笑顔をこぼしたのは、今季2勝目をゲットしたドリスだ。0-0の九回に登板。先頭の広岡の投前へのバントを処理したが、一塁・マルテへの送球がワンバウンドに。マルテがうまく捕球してアウトの判定も、小川監督のリクエストによって、足が離れていたとしてセーフに覆った(記録は投手の失策)。  それでも、ここから踏ん張った。気落ちせず、犠打と右直で2死三塁までこぎ着けると、最後は坂口を直球で遊ゴロ。「緊張で指先の感覚とかがない中で、慌ててしまったけど、マルテがうまいこと処理してくれた。(判定は)セーフだったけど、助かりました」と安堵の表情だ。  試合後の取材では、通訳が不在のため、臨時で仲野トレーナーが"代役"に。普段はスペイン語を話すドリスだが、英語でやりとりをし、トレーナーに「ダイジョウブ?(意味が伝わっている?)」と気遣う一幕も。そんな優しく、陽気な性格だからこそ、首脳陣も信頼してマウンドに送り出せる。  八回のジョンソンは四球と安打で2死一、二塁を招いたが、中村を内角153キロ直球でズバッと見逃し三振。グラブをポンポンとたたいた。今季23試合登板で、早くも14ホールド。防御率は驚異の0・77だ。3連投にも「長いシーズン、こういうときもある。グラウンドに来る限りはしっかり準備をして、投げようが投げまいができる限りのことをしていきたい」と頼もしい。  矢野監督も「この展開になると出さざるを得ない。それでしっかり勝てたというのは本当に大きい。いつもいい投球をしてくれて、本当に心強い」と2人に最敬礼だ。  この3連戦は、すべて1点差。確立されたこの勝利の方程式が盤石な限り、虎は負けない。(織原祥平)

◆魂の一撃! キャプテンが決めた!! 阪神は九回、途中出場の糸原健斗内野手(26)が自身2年ぶり2度目となるサヨナラ打を放ち、ヤクルトに1-0で勝利した。チームも今季3度目の同一カード3連勝で貯金は最多タイの3。ここから怒涛の連勝街道で、2・5ゲーム差に迫った首位広島を追う!!  ナインがつないだ希望を、キャプテンが歓喜へ変えた。魂を込めた打球が右中間を抜け、糸原が右腕を突き上げる! 大熱狂の甲子園。悔しさもうれしさも忘れ、ウオーターシャワーがただ心地いい。ずぶぬれで立ったお立ち台。今季チーム4度目のサヨナラ勝ちで、3度目の同一カード3連勝に導いたヒーローは、凛々しく第一声だ。  「最高です! 前の北條がつないでくれたので、『絶対決めてやる』という気持ちで打ちました!!」  高橋遥の好投に、決死の継投。0-0のまま試合は九回へ。1死一、二塁から北條が左前打で満塁とし、糸原に託された。マクガフの内角146キロに反応。ライナーで引っぱり、ケリをつけた。1年目の2017年以来、2度目の劇打だ。  「よくやった!」と糸原を抱きしめた矢野監督は、報道陣の前に現れると自ら「疲れるわ~疲れるやろ。勝ってよかった...」と吐息を漏らした。  この日、糸原をスタメンから外していた。8日のヤクルト戦(神宮)以来、2度目。「足もちょっと疲れてるんかなと思いながら。(起用した上本も)レギュラーとして出る力を持ってる」と、体調面も考慮したと説明したが...。開幕前の目標にフルイニング出場を掲げていた糸原は「悔しさはあった。出たらチームのためと思っていた」と燃えていた。六回の代打から登場。グラウンドに立てば、虎のために身を粉にするだけだった。  昨年12月、島根・開星高時代の監督だった野々村直通氏(67)と広島で会食。主将になったことを直接報告した。年末のOB会には多くのOBが色紙やサインボールなどを持参して待っていたという。積雪のため移動できず、出席できなかったが"あのとき"は打てなかった一打が最高の便りとなったはずだ。  高3の夏-。甲子園で仙台育英高との1回戦、リードを奪って九回2死満塁。中堅に飛球が上がり、誰もが勝利を確信したが...。本田紘章さん(26)が落球し、逆転。ベンチで青ざめる本田さんに真っ先に声をかけたのが、副主将の糸原だった。  「まだ諦めるな。俺まで回ってきたら絶対に打つから」  その裏、サヨナラの好機で左中間に大飛球も、左翼手に好捕された。有言実行とはならず青春時代は幕を閉じた。チーム宿舎のミーティングでも「こいつも落としたくて落としたわけじゃない」と傷つく仲間をかばった。あれから9年-。高校生からプロ野球選手となり、今度は確かに甲子園を歓喜に導いた。  「貢献できてよかった。ベンチの雰囲気もいいので、継続しつつ頑張っていきたいです」  貯金は今季最多タイの3。太い柱となった糸原が虎のプライドを胸に、2・5差の首位カープを追いかける。(竹村岳)

◆わたしがヒーローを1人挙げるなら間違いなく高橋遥だ。6回無失点。見事だった。球に多少のバラつきがあり、四回を除いて毎回、得点圏に走者を許したが、ピンチになっても動じない。ここぞというときに直球、変化球ともに球を低めに集められたことが、結果を残せた最大の要因だ。  圧巻は、五回2死二塁で、強打者の山田哲を外角直球で空振り三振に仕留めたシーン。ヤクルトの各打者は球の上っ面を叩いていたから、ボテボテのゴロが多かった。それは球に威力があったという証拠だ。  高橋遥の長所は下半身が安定していること。腕を大きく振って投げること、そしてリリースポイントが打者に近いところにあること、の3点だ。この日は最速148キロだったが、打者はもっと速く感じたのではないか。  この日のような投球ができれば、強打の広島、巨人相手でも十分、通用するだろう。まだまだ課題はたくさんあるが、今は、長所を伸ばすことが大事。大きく育ってほしいと願っている。(サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
26181 0.591
(-)
-
(-)
98176
(-)
168
(-)
41
(-)
25
(-)
0.245
(-)
2.970
(-)
2
(-)
巨人
24181 0.571
(↑0.01)
1
(↑0.5)
100220
(+7)
168
(+4)
54
(+1)
24
(-)
0.268
(↑0.003)
3.590
(↓0.01)
3
(-)
阪神
24212 0.533
(↑0.01)
2.5
(↑0.5)
96178
(+1)
197
(-)
32
(-)
29
(-)
0.245
(-)
3.620
(↑0.08)
4
(-)
ヤクルト
21242 0.467
(↓0.01)
5.5
(↓0.5)
96217
(-)
224
(+1)
52
(-)
20
(+1)
0.244
(↓0.002)
4.270
(↑0.06)
5
(-)
中日
19250 0.432
(-)
7
(-)
99152
(-)
168
(-)
28
(-)
27
(-)
0.256
(-)
3.740
(-)
6
(-)
DeNA
18260 0.409
(↓0.01)
8
(↓0.5)
99174
(+4)
192
(+7)
54
(+1)
12
(+2)
0.242
(↑0.003)
4.000
(↓0.08)