ロッテ(9対9)西武 =リーグ戦4回戦(2019.04.23)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
01021104000091423
ロッテ
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勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【西武】木村 文紀(1号・4回表ソロ),山川 穂高(8号・5回表ソロ),中村 剛也(3号・8回表ソロ)
【ロッテ】鈴木 大地(2号・8回裏ソロ)

  DAZN
◆西武は3点ビハインドで迎えた8回表、山川と森の連続適時打などで4点を挙げ、逆転に成功する。一方のロッテはその裏、鈴木のソロが飛び出し、同点に追いついた。試合はそのまま延長戦に突入するも、両軍の救援陣が踏ん張り、5時間を超える熱戦は規定により引き分けに終わった。

◆西武木村文紀外野手が1号ソロを放った。 1-1の4回2死、ロッテ先発涌井の4球目、内角の133キロシュートをジャストミート。 左翼席中段に突き刺した。「うまく反応することができました。いい感じで打ててよかったです」。22日も休日返上で打ち込み。開幕からほぼ「定位置」となる9番で存在感を見せた。

◆西武9番木村文紀外野手(30)が、1号ソロ本塁打を放った。 1-1の4回2死、ロッテ先発涌井の4球目、内角の133キロシュートをジャストミート。左翼席中段に突き刺した。 「うまく反応することができました。いい感じで打ててよかったです」。22日も休日返上で打ち込みを敢行。開幕からほぼ「定位置」となる9番で存在感を見せた。

◆ロッテ荻野貴司外野手が勝ち越し2点適時打を放った。同点の4回2死一、三塁、西武先発ニールの141キロを打ち返した。中堅前に上がった打球は、前進しスライディングキャッチを試みた秋山のグラブをはじいた。 「みんながつないでくれたので何とか1本打ちたいと思っていました。勝ち越すことができて良かったですし、また追加点を取れるように頑張ります」と笑顔を見せた。

◆ロッテ井上晴哉内野手が、いきなりバットでみせた。 17日ぶりに1軍登録され「7番一塁」で先発出場。第1打席で左前打を放てば、2点を追う4回1死二、三塁の第2打席では、同点となる左翼線への2点適時二塁打を放った。 「1打席目はヒットが出てホッとしたというのもありました。とにかく自分のやるべきことをやろうと思っていましたし、結果が出たことは素直に良かったなと思います」と喜んだ。

◆西武は守備のミスが響いて引き分けに終わった。4回に木村が1号、5回に山川がロッテ・レアードに並ぶリーグトップの8号。 8回には中村の3号を口火に4得点。しかし3失策に加え、4回2死一、三塁で、中堅手の秋山がロッテ荻野の打球に追いつきながらもはじいて2点二塁打とするなど細かなミスが続出。辻監督は「エラーがらみで4点くらいいかれている。よく追いついたけど」と疲れた表情だった。

◆ロッテ鈴木大地内野手が起死回生の2号ソロを放った。ここまで今季7試合に登板し、無失点だった唐川が8回に捕まり、逆転された直後の攻撃。2死で打席に入り、初球の120キロを右翼ラグーン席へ放り込んだ。 「ここまで(唐川)侑己が頑張っていた。負けを消してあげれてよかった」。ベンチは投手の東條、捕手の吉田、江村以外全員が出場し「全員で戦っていくチーム。こういう形でやっていけば苦しいゲームも勝てるかなと思う」と話した。

◆ロッテの荻野貴司外野手(33)が23日、西武4回戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で出場。一回の第1打席で、9戦連続となる安打を放つと、今季3つ目の盗塁も決めて、先制点を呼び込んだ。  西武先発・ニールの2球目を打ち返すと、右翼線際にポトリと落ちる右前打で出塁した。続く2番・清田の初球で二盗に成功。さらに捕手の二塁送球が悪送球となり、快足を飛ばして一気に三塁へ進んだ。清田の三ゴロの間に本塁に生還し、貴重な先制点。今季初スタメンの清田は初打点を記録した。

◆ロッテの井上晴哉内野手(29)が23日、1軍に昇格し、西武4回戦(ZOZOマリン)に「7番・一塁」で13試合ぶりに出場。二回の第1打席で、開幕3戦目の3月31日(楽天戦)以来の安打となる左前打を放った。  開幕4番としてスタートした今季は、打率・043(23打数1安打)、1打点0本塁打と大不振で、6日に出場選手登録を抹消された。  それでも、2軍では35打数12安打4本塁打と復調の気配を見せ、この日、昇格即スタメン出場。試合前に「状態もだいぶよくなってきた」と話した井口監督の期待にしっかり応えた。  午前中には"親子ゲーム"として行われたイースタン・リーグの巨人戦(ZOZOマリン)にも「5番・一塁」でフル出場。4打数2安打1本塁打の活躍に続いて、"ダブルヘッダー"となったナイターでも躍動した。

◆ロッテの井上晴哉内野手(29)が23日、1軍に昇格し、西武4回戦(ZOZOマリン)に「7番・一塁」で13試合ぶりに出場。1-3の四回1死二、三塁から、左翼線へ同点の2点二塁打を放った。  「打ったのはシュートですかね。1打席目はヒットが出てホッとしたとういうのもあった。とにかく自分のやるべきことをやろうと思っていたし、結果が出たことは素直によかったなと思う」と、二塁上で久々に笑顔を浮かべた。  開幕4番としてスタートした今季は、打率・043(23打数1安打)、1打点0本塁打と大不振で、6日に出場選手登録を抹消された。  それでも、2軍では35打数12安打4本塁打と復調の気配を見せ、この日、昇格即スタメン出場。試合前に「状態もだいぶよくなってきた」と話した井口監督の期待にしっかり応えた。  午前中には"親子ゲーム"として行われたイースタン・リーグの巨人戦(ZOZOマリン)にも「5番・一塁」でフル出場。4打数2安打1本塁打の活躍に続いて、"ダブルヘッダー"となったナイターで、二回の第1打席で、1軍では開幕3戦目の3月31日(楽天戦)以来の安打となる左前打を放つと、今季初の1試合2安打をマークした。

◆ロッテの涌井秀章投手(32)が23日、西武4回戦(メットライフ)で今季4度目の先発。5回7安打4失点、111球でマウンドを降りた。  1-0の二回に2安打と1四球で無死満塁のピンチを招くと、中村に同点の中犠飛を打たれた。何とか粘ったが、四回に木村に勝ち越しの左越えソロ、源田に中前適時打を許し、2点を勝ち越された。その裏、味方が4点を取って逆転。五回に山川にバックスクリーンへソロを浴びたが、何とかリードを保った。  前回16日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では、2安打無四球、わずか81球での完封劇を見せたが、この日は三回までに70球を要するピッチング。勝敗はつかなかったが、エースが粘りを見せた。

◆ロッテの荻野貴司外野手(33)が23日、西武4回戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」で出場。六回の第4打席に右前打を放ち、今季初の1試合3安打の猛打賞をマークした。  一回の第1打席では、9戦連続となる安打を放つと、続く2番・清田の初球で二盗に成功。さらに捕手の二塁送球が悪送球となり、快足を飛ばして一気に三塁へ進み、清田の三ゴロの間に先制のホームを踏んだ。  四回の第3打席は、3-3の2死一、三塁から中前へ、中堅手・秋山のグラブをわずかにかすめる勝ち越しの二塁打を放ち「みんながつないでくれたので、何とか1本打ちたいと思っていた。勝ち越すことができてよかった」とホッとした表情を見せた。

◆ロッテの鈴木大地内野手(29)が23日、西武4回戦(ZOZOマリン)に「6番・二塁」で出場。8-9の八回、右越えの「ホームランラグーン」に飛び込む同点ソロを放った。  「打ったのはスライダー。勝ちます!絶対勝ちます!」  ここまで7試合に登板し、防御率0・00と抜群の安定感を誇ってきた唐川が、8-5の八回に4番手で登板したが、まさかの4安打4失点。逆転を許し、アウト1つしか取れずに降板する非常事態を、その裏、頼れる選手会長が救った。貴重な今季2号を放った鈴木は、両手をたたきながらダイヤモンドを1周した。

◆ロッテの井上晴哉内野手(29)が23日、1軍に昇格し、西武4回戦(ZOZOマリン)に「7番・一塁」で出場し、四回に同点二塁打を放つなど4打数2安打2打点。午前11時から同球場で"親子ゲーム"として行われたイースタン・リーグの巨人戦(ZOZOマリン)にも「5番・一塁」で出場し、4打数2安打1本塁打を放った。  午前5時30分起床、6時50分には球場入りしていたという井上は、ZOZOマリンスタジアムに17時間以上滞在。1日で2試合にフル出場し、10打席に立った。「疲れ? 見ての通りです。布団があればいつでも寝られます。おやすみなさい」とジョークを飛ばし、報道陣を笑わせた。

◆西武は今季初の引き分けとなった。5-8の八回に中村の3号ソロや山川、森の連続適時打などで4点を奪い逆転したが、その裏に小川が同点ソロを浴びた。  守備のミスが響いた。四回には2死二塁から遊撃手の源田が失策。直後に荻野の中堅への打球を秋山がグラブに当てながら捕球できず、2点二塁打としてしまった。辻監督は疲れ切った表情で「投手にはかわいそうだった」と話した。

◆ロッテは八回に3点リードをひっくり返されたが、その裏に鈴木の2号ソロで追い付く粘りを見せ、引き分けた。井口監督は「最後は全員で何とか引き分けられた」と言葉を絞り出した。  8-5の八回、今季7試合で無失点だった唐川が先頭打者の中村にソロを浴びると、さらにピンチを招き、二塁手三木の失策も絡んで4失点。井口監督は「最後はミスで点を与えた。勝ちたいゲームだった」と悔やんだ。

◆今季両リーグ最長の5時間21分で延長十二回の末、引き分けた。鈴木が八回、既存のフェンスより最大4メートル手前にせり出した観客席「ホームランラグーン」に飛び込む同点の2号ソロ。変化球を右越えに運んだ。ベンチに残った選手は3人だけの総力戦。選手会長は「勝てなかったのは悔しいけど、負けなかったという見方もできる。全員でやっていけば苦しい試合も勝てる」と力強かった。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
1361 0.684
(↑0.017)
-
(-)
12396
(+4)
67
(+1)
20
(+2)
7
(-)
0.241
(↓0.004)
3.120
(↑0.11)
2
(-)
ソフトバンク
1282 0.600
(-)
1.5
(↓0.5)
12191
(-)
66
(-)
29
(-)
16
(-)
0.253
(-)
2.630
(-)
3
(-)
日本ハム
9102 0.474
(↓0.026)
4
(↓1)
12262
(+1)
85
(+4)
9
(-)
6
(-)
0.226
(↓0.003)
3.880
(↓0.01)
4
(-)
西武
8111 0.421
(-)
5
(↓0.5)
123110
(+9)
107
(+9)
21
(+3)
22
(+4)
0.251
(↑0.003
4.540
(-)
4
(-)
ロッテ
8111 0.421
(-)
5
(↓0.5)
12373
(+9)
93
(+9)
24
(+1)
17
(+2)
0.227
(↑0.007
4.040
(↓0.08)
6
(-)
ORIX
7113 0.389
(-)
5.5
(↓0.5)
12271
(-)
85
(-)
20
(-)
23
(-)
0.224
(-)
3.680
(-)