ヤクルト(-雨天中止-)DeNA =リーグ戦23回戦・明治神宮=
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DeNA
0
ヤクルト
0
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
◆登板数が多いヤクルトの救援陣にとっては恵みの雨になった。抑えの石山は既に66試合に登板している。31セーブとリーグトップの山崎(DeNA)とは4セーブ差で逆転の可能性はあるが「タイトルは取れればほしいけど、そこまで数字には興味がない。勝つだけ」とチームに貢献することだけを考えている。  リーグトップの71試合に登板している近藤は2015年の秋吉が持つ74試合の球団シーズン最多登板記録更新を狙う。「名前が残ることなので、チャンスがあれば。一つ一つの試合を大事に抑えたい」と意気込んだ。

◆DeNAのラミレス監督は雨天中止を受け、30日のヤクルト戦に石田を先発させることを決めた。台風24号の影響で悪天候が予想され「2試合流れれば戦略的にしっかり立て直せる。いい方向に向かう」と期待した。  石田は不振による中継ぎ降格を経て23日の広島戦で先発に復帰し、六回途中1失点と試合をつくった。神宮球場に隣接する室内練習場で調整し「いいイメージとモチベーションを持って投げられる」と自信をにじませた。

◆セ・リーグ2位のヤクルトは29日、DeNA24回戦(神宮)が雨天中止となった。リーグ2位の31セーブを挙げる守護神、石山泰稚投手(30)と71試合に登板している近藤一樹投手(35)が残り7試合のフル回転を誓った。  今季の2投手は一度も抹消されることなく、救援陣を支えている。リーグ1位のDeNA・山崎と4セーブ差の石山は「タイトルはとれたらいい。でも、今は数字のことよりもチームが勝つために投げるだけ」。シーズン登板数が球団記録まで残り3と迫っている近藤も「自分は休まないほうがいいタイプ。(記録の)チャンスもなかなかないので結果的にそうなればいい」と意気込んだ。  クライマックスシリーズの本拠地開催へ、救援陣の2本柱がラストスパートを切る。 (横山尚杜)

◆DeNA・ラミレス監督が29日、さらなる"鬼継投"を宣言。「明日も中止になれば中継ぎにとってはいい。(今後は)1回に3人投入するというような使い方もできるのかなと思う」と雨を前向きに捉えた。21日からの連戦ではいずれも早めの継投策で7試合で砂田、山崎が4試合ずつ登板するなどフル回転。今後、登板機会のない先発を中継ぎに回すオプションも示唆。細かい継投で接戦を拾い、CS切符をつかむ。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
80562 0.588
(↑0.003)
優勝
(-)
5709
(+8)
635
(+7)
172
(-)
89
(+3)
0.265
(-)
4.17
(↓0.02)
2
(-)
ヤクルト
69652 0.515
(-)
10
(↓0.5)
7630
(-)
647
(-)
125
(-)
66
(-)
0.267
(-)
4.23
(-)
3
(1↑)
DeNA
64702 0.478
(-)
15
(↓0.5)
7547
(-)
627
(-)
175
(-)
71
(-)
0.251
(-)
4.29
(-)
3
(-)
巨人
64705 0.478
(↓0.003)
15
(↓1)
4602
(+7)
559
(+8)
145
(+3)
61
(-)
0.255
(-)
3.79
(↓0.03)
5
(-)
阪神
59712 0.454
(↑0.004)
18
(-)
11554
(+4)
578
(-)
84
(-)
72
(+1)
0.256
(-)
4.02
(↑0.03)
6
(-)
中日
62772 0.446
(↓0.003)
19.5
(↓1)
2590
(-)
650
(+4)
95
(-)
59
(-)
0.266
(-)
4.4
(↑0.01)