巨人(☆11対3★)中日 =リーグ戦24回戦・東京ドーム=
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中日
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巨人
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勝利投手:今村 信貴(6勝2敗0S)
敗戦投手:吉見 一起(5勝6敗0S)

本塁打
【巨人】重信 慎之介(2号・1回裏ソロ),阿部 慎之助(9号・7回裏満塁)

  DAZN
◆巨人は同点で迎えた5回裏、マギーの適時打で2点を勝ち越す。その後は、7回に阿部の満塁弾などで一挙5点を奪うと、続く8回には重信とマギーが適時打を放つなど、終わってみれば13安打で11得点を挙げた。投げては、先発・今村が今季6勝目。敗れた中日は、投手陣が崩壊した。

◆打率リーグ2位と好調の中日平田良介外野手(30)は、今季の巨人戦でカード別最高の打率3割9分2厘。特に東京ドームでは、25打数13安打の打率5割2分の大当たりだ。今日も得意の球場で打ちまくるか。

◆巨人重信慎之介外野手(25)が2号同点ソロを放った。 1点を追う1回1死、中日吉見の甘く入ったスライダーを右翼席に運んだ。2日の中日戦に続くプロ2号でチームにとっても初回得点は同戦以来。小兵の1発にベンチも沸いた。

◆巨人重信慎之介外野手(25)が2号同点ソロを放った。 1点を追う1回1死、中日吉見の甘く入ったスライダーを右翼席に運んだ。2日の中日戦に続くプロ2号でチームにとっても初回得点は同戦以来。小兵の1発にベンチも沸いた。「どんな形でもいいので、塁に出ることを心掛けていました。芯でとらえた打球が、いい角度で上がってくれました」と話した。

◆巨人打線が2得点の壁をやっと打ち破った。5戦連続で2得点以下の貧打状態だったが、初回に重信が2号同点ソロ。 さらに5回2死二、三塁でマギーが中前へ2点適時打を運び、スコアボードに3点目を刻んだ。

◆CS進出への重要な試合を中日が落とした。勝てば3位巨人に0・5差、連勝で3位浮上がかかった初戦だったが、今季35度目の逆転負けで5位に転落した。 1点ビハインドの7回1死走者なしで3番手福谷をマウンドへ。2死から連打、連続四球で1失点。通算998試合目登板となる岩瀬に託したが、阿部に痛恨のプロ入り初の満塁アーチを被弾してしまった。「言い訳にならない。こんな場面で投げなければ商売が成り立たない。もう少し冷静に行くべきだった」とベテランも唇をかんだ。 8回には5番手起用でベンチが乱れる。浅尾が1度マウンドに上がったが、又吉が向かおうとするちぐはぐな場面も。「勝ち負けには関係ないが、俺のミスだ」と森監督。その浅尾もダメ押しの3点を失った。「ウチはいつもみんな大事な試合だよ」と、指揮官も悔しさを押し殺した。

◆巨人阿部慎之助内野手(39)が、試合を決める9号満塁本塁打を放った。 1点リードで迎えた7回、2死満塁で岡本が福谷から押し出し四球。岩瀬に投手が代わった直後、1ボールから外寄り低めのスライダーに対応した。粘り腰で体の開きを我慢し、ボールをバットに乗せた。打球は右翼席上段へ飛び込んだ。バットを放り投げ、右手人さし指を高々と挙げた。「少しバットの先でしたが、しっかりと押し込むことができました。良かったです!」と自身10本目のグランドスラムを喜んだ。通算400号までは残り3本とした。 5戦連続2得点以下の打線が11得点とつながった。チームは連敗を4で止めた。

◆巨人阿部慎之助(39)が7回に中日岩瀬から満塁本塁打を放った。阿部の満塁本塁打は10年9月11日広島戦以来通算10本目。セ・リーグで満塁本塁打を10本以上打ったのは8人目で、巨人では王の15本に次いで2人目。 阿部は39歳5カ月で、1リーグ時代の48年7月4日中島の39歳0カ月を抜いて巨人最年長満塁本塁打となった。なお、岩瀬が満塁本塁打を浴びたのは通算998試合目で初めて。

◆球団史上"最高"の満弾が、巨人の苦境をせき止めた。2点リードの7回2死満塁。阿部が、粘り強く二枚腰で難敵を打ち砕いた。中日岩瀬の宝刀スライダーを仕留め、右翼席中段へ9号をぶち込んだ。通算打率1割7分5厘だった左腕から09年4月24日以来の1発で「少しバットの先でしたが、しっかりと押し込むことができた」と5戦連続2点以下だった打線を完全解凍。防御率4点台の救援陣を楽にし、連敗を4で止めた。 記録ラッシュに突き進む。自身10本目のグランドスラムは10年9月11日の広島戦以来、8年ぶり。39歳5カ月での満弾は史上初の3冠王・中島治康(48年)の39歳0カ月を抜き、球団最年長となった。加えて、プロ入りから18年連続2ケタ本塁打に王手。長嶋氏の17年連続を抜いて、球団新記録に迫る。通算400号本塁打までも残り3本。打つ度に記録が持ち上がることに「長くやってりゃ、いろんなことがある」と話す。 チームは試合前練習で異例のシート打撃を敢行。もがく打線を、今季は満塁で8打数5安打15打点と抜群の勝負強さが救った。高橋監督も「良いバッティング」と目を細める活躍で自力CS進出も復活。残り11試合、頼れるベテランが勝利を呼び込み続ける。【島根純】 ▼阿部が7回に岩瀬から満塁本塁打を放った。阿部の満塁本塁打は10年9月11日広島戦以来通算10本目。セ・リーグで満塁本塁打を10本以上打ったのは8人目で、巨人では王の15本に次いで2人目。阿部は39歳5カ月で、1リーグ時代の48年7月4日中島の39歳0カ月を抜いて巨人最年長満塁本塁打となった。なお、岩瀬が満塁本塁打を浴びたのは通算998試合目で初めて。

◆巨人重信がともに自身初の4安打、3打点と大暴れした。 1点を先制された直後の1回1死、右翼席へ同点2号ソロ。2日中日戦で松坂から放ったプロ1号以来の1発を放つと、第2、4打席でも単打。8回1死一、二塁では中越え2点適時三塁打で締めた。6試合連続安打とし「必死に打った。ホームランは忘れまたヒットを打ちたい」。

◆中日は3位巨人との連戦初戦が悪夢の敗戦となり、1日で5位に逆戻りした。 1点ビハインドの7回1死走者なしで3番手福谷をマウンドへ。2死から連打、連続四球で1失点。なおも2死満塁で岩瀬に託したが、阿部に通算998試合目の登板で初めて満塁弾を食らってしまった。ベテランは「言い訳にならない。こんな場面で投げなければ商売が成り立たない。もう少し冷静にいくべきだった」と唇をかんだ。 8回には5番手起用でベンチが乱れる。浅尾が1度マウンドに上がったが、又吉が向かおうとする一幕も。「勝ち負けには関係ないが、俺のミスだ」と森監督。その浅尾も巨人打線に捕まりダメ押しの3点を失った。CS圏内に向けて重要な試合だったが、巨人と2・5ゲーム差。今季の負け越しも決まった。森監督も「ウチはいつもみんな大事な試合だよ」と、悔しさを押し殺した。【伊東大介】

◆巨人の3年目外野手・重信が本拠地の東京ドームで初本塁打を放った。  1点を追う一回の第1打席で右翼席へ同点の2号ソロ。中日の先発右腕・吉見のスライダーをフルスイングした。重信は「どんな形でもいいので、塁に出ることを心がけていました。芯でとらえた打球が、いい角度で上がってくれました」と喜んだ。

◆巨人の重信が2号ソロを放った。1点を先制された直後の一回。4球目の変化球を右翼席へ運び「どんな形でもいいので、塁に出ることを心掛けていた。芯で捉えた打球がいい角度で上がってくれた」と普段はクールな表情を緩めた。  満足することなく、三回はコンパクトなスイングで左前に流し打ちした。後半戦から中堅の定位置に座る3年目の若手が存在感を高めた。

◆3位の巨人は中日に打ち勝ち、連敗を4で止めた。七回に5番・阿部慎之助内野手(40)が右越え9号満塁弾を放つなど一挙5得点。八回にも3点を奪い、突き放した。先発の今村信貴投手(24)は5回0/3を9安打2失点で6勝目(2敗)。2番・重信慎之介外野手(25)は一回に同点ソロを放つなど4安打3打点と活躍した。  先制したのは中日。一回二死一、二塁でアルモンテが左翼フェンス直撃の適時打を放った。巨人はその裏、重信が相手先発の吉見から右越えソロを放ち、同点に追いついた。巨人は五回、マギーが中前2点打を放ち、勝ち越した。中日は六回、無死一、二塁とし、高橋が中前適時打を放った。  巨人は七回、二死から坂本勇が中前打、重信が右前打、マギーが四球で二死満塁とし、岡本が押し出し四球を選んだ。さらに阿部が右越え9号満塁本塁打を放ち、8-2とリードを広げた。巨人は八回に3点を加え、突き放した。  投手陣は今村の後、アダメス 上原、畠、山口俊とつないだ。 巨人・マギーの話 「(五回の適時打は前の打席の重信や坂本勇がいいお膳立てをしてくれたので、仕事ができてよかった」

◆3位の巨人は中日に打ち勝ち、連敗を4で止めた。2番・重信慎之介外野手(25)は一回に同点ソロを放つなど4安打3打点と活躍。お立ち台ではファンの声援を浴び、充実感を漂わせた  --プロ初の4安打  「必死で打ったのでとにかく嬉しいです」  --初回の本塁打はプロ2号、東京ドームでは初めての本塁打  「また打ってしまいました」  --本来ならばどのような心境  「フェンスに当たるかなと思って必死に走ったんですけど、入ってしまいました」  --4本目のヒットが三塁打ですから、もう長距離バッター  「忘れてまた謙虚にヒットを打てたらと思います」  --4安打3打点の活躍、最強の2番として定着している  「継続できるようにがんばります」  --負けられない戦いが続いている  「一戦一戦、毎日必死に食らいついていきたいと思います」

◆巨人の阿部が七回、右翼席へ9号グランドスラムを放った。満塁本塁打は8年ぶり10本目。  1点リードで迎えた七回、岡本の押し出し四球で追加点をあげ、なお二死満塁。ここで阿部が代わったばかりの岩瀬からアーチをかけた。通算400本塁打まで、あと3本。「少しバットの先でしたが、しっかりと押し込むことができました。良かったです!」と振り返った。

◆巨人の今村は六回途中まで2失点で6勝目を手にした。本調子ではない中、カーブで目先を変えてシュートでゴロを打たせた。六回は1点を失って無死一、二塁で降板し「(救援の)アダメスがよく耐えてくれた」と感謝した。  収穫だった場面は三回1死一、三塁。ビシエドを内角低めの速球で三ゴロ併殺打に打ち取った。今村は「あのゲッツーは最高だった。コースに投げないと勝てないと思った」としみじみ語った。 上原(1回無失点) 「前の回にアダメスがいい投球をしていたので、その流れを切らないようにと考えていた」 山口俊(1回を三者凡退) 「どれだけ自分を信じてストライクゾーンに投げられるかだと思う」 マギー(2安打3打点。五回の勝ち越し打に) 「前の打席で悔しい思いをしたので、何とかしたかった」

◆セ・リーグ3位の巨人は16日、中日24回戦(東京ドーム)に11-3で快勝。連敗を4で止め、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出を復活させた。  全体練習の前に、異例のシート打撃が行われた。吉村打撃総合コーチは「試合形式で投手の生きたボールを打ってほしかった」と狙いを説明。陽岱鋼、長野、亀井、小林が2軍から参加した5投手と対戦した。4人に快音はなかったが、前日まで5試合で計7得点だった打線は13安打11得点と復活。高橋監督は「良い形で勝てた。これで調子が戻ってくればいい」と目を細めた。

◆投手陣が踏ん張れず11失点。2-3の七回に登板した3番手・福谷が誤算だった。二死から連打と四球で満塁とし、岡本に押し出し四球を与えて降板。代わった岩瀬は阿部に本塁打を放り込まれた。好調な打線の反撃ムードに水を差した福谷に、森監督は「1年目や2年目の投手じゃないんだから」と厳しかった。福谷は「気持ちばかりが走ってしまった」と下を向いた。チームは1日で5位に逆戻り。今季の負け越しも決定した。

◆3年目外野手の重信が一回、右翼席に同点の2号ソロを放った。2日の中日戦(ナゴヤドーム)以来の一発は本拠地初アーチ。お立ち台で「フェンスに当たると思って必死に走ったけど、入ってしまいました!」と笑みを浮かべた。八回には中越えの2点三塁打を放つなどプロ初の4安打で3打点。「これを続けられるように頑張ります」と言葉に力を込めた。

◆セ・リーグ3位の巨人は16日、中日24回戦(東京ドーム)に11-3で快勝。連敗を4で止め、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出を復活させた。「5番・一塁」で先発した阿部慎之助内野手(39)が七回に9号満塁本塁打を右翼席へ運び、試合を決めた。  「少しバットの先でしたが、しっかりと押し込むことができました。良かったです!」  1点リードで迎えた七回。二死から坂本勇の中前打を口火に満塁とし、岡本が押し出し四球を選んだ。"阿部封じ"に登場した43歳の左腕、岩瀬の2球目、外寄りのスライダーを豪快に引っ張った。2010年以来、自身8年ぶり10本目、球団史上最年長となる満塁弾で、貫禄を示した。  今季は代打待機が多いが、2戦連続の先発起用。1点リードの七回の守備、二死二塁でビシエドを迎えた危機には「捕手経験が長いので」とマウンドの上原から相談を受けた。阿部は「(次打者の)アルモンテが当たっているので、歩かせるより勝負」と助言。結果は死球となったものの、グラウンドに立つだけで無二の存在感を放つ。  入団1年目からの18年連続2桁本塁打に王手をかける9号で、通算400本塁打まで3本に迫った。残り11試合。阿部の一撃が、CSへの号砲だ。 (谷川直之)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
75512 0.595
(↑0.003)
M4
(↑2)
15656
(+4)
581
(+2)
168
(+1)
78
(-)
0.265
(-)
4.12
(↑0.02)
2
(-)
ヤクルト
64622 0.508
(↓0.004)
11
(↓1)
15593
(+2)
613
(+4)
119
(+1)
64
(+1)
0.268
(↓0.001)
4.27
(↑0.03)
3
(-)
巨人
61674 0.477
(↑0.005)
15
(-)
11584
(+11)
540
(+3)
138
(+2)
59
(+1)
0.258
(↑0.001
3.87
(-)
4
(2↑)
阪神
56651 0.463
(↑0.005)
16.5
(-)
21514
(+20)
538
(+4)
80
(+4)
64
(-)
0.257
(↑0.002)
4.04
(-)
5
(1↓)
中日
60712 0.458
(↓0.004)
17.5
(↓1)
10574
(+3)
613
(+11)
90
(-)
57
(-)
0.266
(-)
4.39
(↓0.05)
6
(1↓)
DeNA
57682 0.456
(↓0.004)
17.5
(↓1)
16505
(+4)
605
(+20)
158
(+2)
69
(-)
0.252
(↓0.001)
4.43
(↓0.13)