1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 5 | 11 | 2 | 3 |
西武 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 2 | X | 11 | 12 | 0 | 3 |
勝利投手:郭 俊麟(1勝0敗0S) 敗戦投手:千賀 滉大(11勝6敗0S) 本塁打 |
◆西武が一発攻勢で勝利。西武は初回、栗山の適時二塁打などで3点を先制する。その後は、5回裏に浅村と山川が2者連続本塁打を放つと、8回には山川の40号2ランが飛び出すなど、着実に得点を重ねた。投げては、先発・郭が3年ぶりの白星。敗れたソフトバンクは、先発・千賀が乱調だった。
◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)は11日楽天戦の第5打席から6打数連続安打。連続打数安打のプロ野球記録は91年レイノルズ(大洋)03年高橋(巨人)の11打数だが、ソフトバンクでは63年ハドリ、79年新井、08年本多の8打数が最多。柳田が球団4人目の快記録を狙う。
◆ソフトバンク千賀滉大投手がプロ野球史上初の快挙を達成しながら、重要な首位対決の初戦で5回持たずKOされた。 初回先頭の秋山を見逃し三振。続く源田は空振り三振に斬ったが、フォークが大きくワンバウンドし振り逃げされた。浅村が三塁線への際どい打球で内野安打、山川が死球で1死満塁となった。続く栗山への4球目が暴投になり先制点を献上。中堅への二塁打で2点を加えられた。6番中村、7番森から三振を取り、プロ野球24度目の1回4奪三振をマークしたが、重い先制点を与えてしまった。なお、千賀は13年にも記録しており、2度マークしたのは史上初だった。 1点差に迫った5回には浅村に3ラン、山川にソロを連続被弾。5回途中で降板した。前回メットライフドームで登板した7月31日に続いての今季ワーストタイ7失点。「初回から失点してしまい、苦しい試合展開にしてしまった。大事な試合で、チームに迷惑をかけ申し訳ないです。もう少し、冷静になって投げるべきでした」と悔やんだ。
◆ソフトバンク上林誠知外野手(23)が自身初の20号本塁打を放った。 7点を追う9回1死。左腕野田の初球をとらえ、中越えに運んだ。2日楽天戦で王手をかけてから8試合ぶりの1発に「点差もあったので狙っていました。(20本は)ガチガチに意識していました。明日から楽に入れますね」と安堵(あんど)の表情を見せた。 チームでは柳田、松田宣、デスパイネが20本をクリアしており、上林で4人目。05年松中、ズレータ、バティスタ、城島以来の「20発カルテット」が生まれた。
◆守備の名手ソフトバンク今宮健太内野手が、1イニング2失策した。 6点をリードされていた7回の守備。先頭栗山の二遊間のゴロをさばいたが、送球がやや右へそれた。続く中村も遊撃へのゴロ。「大事にいこうと思ったんですが」と、またも今宮の送球が浮き、無死二、三塁になった。 ピンチを五十嵐がしのぎ無失点だったが、今宮は「油断じゃないですけど、気の緩んだようなエラーになってしまったと思う」と反省しきり。「次はしっかり、足を引っ張らないように。反省しないといけない。勝てるものも勝てなくなる」と気を引き締めていた。
◆ソフトバンクの主砲、柳田悠岐外野手が4打数無安打に抑え込まれた。 初回は2死二塁の好機で遊ゴロ。4回先頭では空振り三振と、西武先発の郭俊麟に抑えられ「ゾーンを広げすぎた」。6回無死一塁では左腕小川から鋭い左翼ライナー。8回無死一塁でも、マーティンから強い打球を打ったが二塁正面で併殺打だった。 11日楽天戦の5打席目から6打席連続安打の状態で迎えていたが、この日は音無し。「そんなに甘くないということですね。また明日でしょう」と気持ちを切り替えていた。
◆ソフトバンクが首位西武相手に痛い1敗を喫した。エース千賀滉大投手(25)が5回もたず、まさかの4回3分の1、7安打7失点でKOされた。 工藤公康監督(55)は「気合が入って臨んだ試合だったと思う。気合が入るのはしょうがない。入れるなという方が難しい。(初回の3失点は)ちょっと不運な形で点が相手に入ってしまったところはあった。今日の試合の大事さを彼自身が一番感じながらこの1週間を過ごしてきた」と、背信ではなかったと話した。 工藤監督は「切り替えて明日、みんなで力を合わせて戦っていくことが大事。(9回の)上林君も川島君もいい本塁打で明日につながる。最後まであきらめず自分たちの野球をやっていくのが大事。とにかく明日です」と前を向いた。16日は5戦先発し2勝負けなしの大竹耕太郎投手(23)に先発のマウンドを託す。
◆首位西武が2位ソフトバンクとの3連戦初戦に快勝し、ゲーム差を4・5に広げた。 今季2度目の先発だった郭俊麟投手が5回0/3、6安打3失点にまとめ、15年以来の勝利を挙げた。6回先頭に四球を与え、降板。「5回までフォアボールなしでいけたことが一番良かった。6回は最後までは投げきりたかったけど、次回はもっと長い回を投げられるようにしたいです」と反省を交えつつ、振り返った。 打線は3本塁打を含む12安打11得点。2安打3打点の浅村は、自己最多を更新する111打点。山川は2本塁打を放ち、40号に達した。 辻監督は「まずは初回に3点を取れたのが大きい。1点取られ、1点差にされた後の(5回の)浅村の3ランも効いた。山川も乗せられるように打った。彼らが打つと、負けないんでね」と主軸2人の働きに目を細めていた。
◆西武は1点差に詰め寄られた5回に浅村3ラン、山川のソロでソフトバンクに快勝。ゲーム差を4・5に広げた。ソフトバンクの先発千賀が5回途中7失点だった。 3.5ゲーム差で2位ソフトバンクを迎える。優勝争いの流れを左右する一戦を勝するのはどっちだ。
◆ソフトバンクが、エース千賀で大事な首位西武との3連戦の初戦を落とした。 打線が1点差に詰め寄った直後の5回、1死一、三塁から浅村に内角直球を左翼スタンドにたたき込まれた。「浅村さんが上手なのもあるが、あの程度の球は打たれる。その時冷静になれなかった時点で僕の負け」と敵地の白い天井を見上げるしかなかった。続く山川には、初球フォークをバックスクリーン左へ運ばれる39号ソロを浴び、2者連続被弾。栗山にも中前安打を許して降板した。 4回1/3、7失点。逆転Vのために勝たなければいけない重要な試合だと、誰よりも感じていた。工藤監督は「気合を入れるなという方が難しい。気合が入った分だけ力も入ってしまった」と振り返った。初回に3点を失ったが、秋山、源田、中村、森と1イニング4奪三振。13年4月17日楽天戦以来、プロ野球史上初の2度目の記録達成だった。 千賀は「気合を入れていいことはない。普通にマウンドに上がるべきだった。勉強になった。(今後に)つなげていかないと」と大一番で冷静さを保つ重要性を痛感。27日からの西武3連戦で、再び登板する。西武とは4・5差に開いた。逆転Vへ、千賀が真のエースになるために必要だった1敗にする。【石橋隆雄】
◆西武がソフトバンクを圧倒した。打ちまくる一方で相手のミスを見逃さなかった。初回、1死から源田が暴投振り逃げで出塁。浅村の内野安打、山川の死球で塁を埋め、千賀の2つ目の暴投で1点先制。さらに、栗山が左中間への2点適時二塁打で畳みかけた。 誰もが、この1戦の重要性を理解していた。試合前、栗山は「何もしなくても自然と熱くなる。ナイター明けのデーゲームだけど、眠気が吹っ飛ぶぐらい」と全員の気持ちを口にした。大一番でどうプレーすべきか。「自主トレ、キャンプ、オープン戦、公式戦と、こういう打撃をしたいと思ってやってきた。それを出すということ。後は開き直って」。初回は2-2から甘く来た直球を逃さなかった。まさに栗山らしい一打だった。 腰の張りを抱える浅村も集中力はさすが。1点差に詰められた直後の5回、1死一、三塁で千賀の内寄り144キロをライナーで左翼席へたたき込み、自己最多を更新する今季111打点。「初回から全員フォークを見極められていたから甘い球が来た」と強調した。 打つだけではない。2点リードの5回の守り。2死二、三塁で今宮の右前打を、やや前よりに守っていた金子侑がダッシュで捕球し本塁へ好返球。同点の生還を許さなかった。6回は秋山が三盗を決め、直後に五十嵐の暴投で生還。走攻守、全てで首位の強さを見せつけた。【古川真弥】 ▼西武は早ければ明日17日にも優勝へのマジックナンバーが点灯する。17日の点灯条件は西武が16日からソフトバンクに連勝、日本ハムがオリックスに1敗か2分けでM11が出る。 ▼11得点の西武は、今季のチーム総得点が702点。西武のチーム700点突破は83年(700点)04年(718点)08年(715点)に次いで4度目。
◆パ・リーグ優勝争いの3番勝負第1ラウンドは首位西武の圧勝だ! 2位ソフトバンクと3・5ゲーム差で迎えた3連戦初戦。山賊打線が本領を発揮し、3本塁打を含む12安打11得点で豪快に勝利した。4番山川穂高内野手(26)が2本塁打を放ち、球団では11年中村(48本)以来の40本塁打に到達。このまま連勝を続ければ、明日17日にも優勝マジック11が点灯する。 変則右腕も相手ではなかった。9-3の8回2死二塁。山川はソフトバンク高橋礼から左翼へ、この日2本目の1発を放った。サブマリンの浮き上がりながら逃げるスライダーを完璧に捉えた。「(5回に)1本打ってたので、その感覚のまま入れた。甘い球が来たと思った」と2ボールからフルスイング。節目の1本でダメを押し、キリッとした表情のまま、ダイヤモンドを1周した。 球団7年ぶりの40号に達し「めちゃくちゃうれしい。心の中で超えたいと思っていた」と素直に喜んだ。フルシーズン1軍で戦うのは今年が初めて。規格外の飛距離で本塁打王争いを快走してきたが、「まずは1年やってみて」と数字の目標は控えていた。40本こそ秘してきた数字だった。1点差に迫られた5回は、浅村が3ランで突き放した直後、千賀の初球のフォークをバックスクリーン左へ運ぶ39号。王手をかけると、1打席挟んであっという間にクリアした。 開幕から4番に座るが、順調な時ばかりではない。8月は打率2割1分7厘と低迷。同23日から12試合ノーアーチが続いた。昨季までの4番中村は快調に1発を重ねていた。「4番、代えられるかな」。だが、辻監督にその気はなかった。むしろ「ホームラン狙いすぎて、スイングが大きくなってるぞ」と声をかけられ、復調につながった。「4番で使い続けてくれる。感謝です」と言った後、熱っぽく語った。 山川 やっぱり、自分が打てないで負けちゃいけないんです。それが4番。また、そういう思いでやっているから自分に厳しくできる。打てなかったけどチームが勝ったからいいや、とは思えない。 4番の矜持を胸に戦う。勝負の3連戦。試合前から「意識しまくりです。自然とそうなる。だったら、意識して勝った方がいい」と気合が入っていた。その勢いのまま、打ちまくった。「残り試合も打ちまくりたい。まずは41号です」と締めた。打つことが、勝ちにつながると信じている。【古川真弥】 ▼山川が初のシーズン40本塁打到達。40本塁打以上は16年筒香(DeNA=44本)以来で、パ・リーグでは11年中村(西武=48本)以来7年ぶり。西武の打者では中村に次いで6人目、13度目となった。山川は入団5年目。入団5年目以内で40本以上は50年別当(毎日=3年目=43本)63年王(巨人=5年目=40本)69年長池(阪急=4年目=41本)85年秋山(西武=5年目=40本)に次ぎ史上5人目。
◆西武の松井が15日、今季初めて出場選手登録を外れた。鈴木球団本部長は「チームの編成のため」と話し、この日のソフトバンク戦に先発した郭俊麟を登録するための措置だと説明した。 今季、テクニカルコーチ兼外野手として15年ぶりに古巣に復帰したが、ベンチ入り人数の関係で既にコーチ登録は抹消されていた。今後もチームには同行するという。
◆西武は一回に栗山の2点二塁打など3点を先行。3-2の五回に浅村の3ラン、続く山川のソロで突き放した。山川は八回に40号2ランを放った。先発郭俊麟が3年ぶり白星。ソフトバンクは千賀が7失点と崩れ、連勝が4で止まった。
◆西武の郭俊麟は六回途中まで投げ6安打3失点と粘り、加入1年目だった2015年以来の白星を手にした。前回8月26日の登板で打ち込まれた相手に雪辱し「全体的に良かったと思う。絶対に勝つ気持ちで投げた」と喜んだ。 台湾出身。昨年は右肩の不調で登板なしに終わり、悔しいシーズンを送った。それだけに「次はもっと長い回を投げられるようにしたい」と満足はしていなかった。 栗山(一回に2点二塁打) 「ランナーをかえせて良かった」 源田(六回に適時打) 「貴重な追加点になったと思う」
◆ソフトバンクの上林が九回に中越えへアーチをかけ、自身初の20号に到達した。開幕前から一つの目標に挙げていただけに「良かったです」と、うれしそうにした。 二回に二塁打、五回は右前打を放ち、今月2日以来の1試合3安打をマーク。16、17日も首位西武との直接対決があるだけに「ほかの相手より気合が入る。負けられない」と気持ちを高ぶらせた。 甲斐(千賀に) 「必死に投げてくれた。僕の責任です」 今宮(五回に右前適時打) 「追い込まれていたし、何とか次につなげようと思った」
◆千賀は、5本塁打を浴びて7失点した7月31日以来のメットライフでの登板で、五回途中7失点とまた乱調。6敗目を喫し「先発が崩れると、こういう試合になってしまう。負けられない(という思い)とかが、余計な気持ちになってしまった」と気合が空回りしたことを悔いた。工藤監督は「力が入るのはしようがない。入れるな、という方が難しい」とかばったが、西武とのゲーム差は4・5に広がった。
◆台湾出身の4年目右腕が大仕事だ。今季2度目の登板となった西武・郭俊麟(クォ・ジュンリン)投手(26)がソフトバンク19回戦(メットライフ)で六回途中を6安打3失点で、3年ぶりの白星を手にした。 「この3年は長かった。失点は3点まで、と思っていたのでぎりぎり合格です」 1年目の2015年に3勝を挙げたが、その後は鳴かず飛ばず。昨年オフに背番号が「12」から「69」に変更されたのを機に、「結果が出ず、何かを変えたかった」と、登録名を日本語読みの「かく・しゅんりん」から本名に変えた。 転機は今季から2軍投手コーチに就任した台湾出身の許銘傑(シュウ・ミンチェ)氏との出会い。かつて西武で活躍した同郷の先輩に指導を受け、「大きな力になった」と感謝する。チームに大きな1勝を運んだ郭は「もっと長い回を投げられるようにしたい」と飛躍を誓った。 (片倉尚文)
◆歓喜と惜別の2発だ!! パ・リーグ首位の西武は15日、同2位のソフトバンク19回戦(メットライフ)に11-5で大勝。4番・山川穂高内野手(26)が39号ソロ&40号2ランと2本塁打の大暴れで天王山の第1ラウンドを制した。沖縄出身の大砲は憧れの歌手、安室奈美恵(40)がラストステージに立った日に、球団では2011年の中村剛也以来となる大台に到達。チームは最短で17日に、優勝へのマジックナンバー「11」が点灯する。 沖縄が生んだスーパースターが、マイクを置いた日...。山川がバットで大きな2本のアーチを描いた。6点リードの八回二死二塁、レオ党が陣取る左翼席に駄目押しの40号2ランを突き刺した。 「めっちゃ、気合が入っていました。ヤフオクでやられて、絶対に打ちたいと思っていました」 8月24-26日、ソフトバンクとの3連戦(ヤフオクドーム)は13打数無安打。チームも3連敗を喫し、同11日時点の11・5ゲーム差がわずか1カ月で3・5ゲームまで迫られた。 レギュラーに定着して2年目。初体験の天王山の第1打席は「開幕戦ぐらいに足が震えました」。1点リードの五回、目の前で腰に張りを抱える浅村が27号3ランを放ち、主砲も燃えないわけにはいかなかった。 大歓声が響き渡る中の初球、「一番えぐい」という千賀のフォークボールを振り抜いた。「浅村さんが真っすぐを本塁打にしていたので、変化球でくると思った」。相手エースを奈落の底に落とす39号ソロをバックスクリーン左まで運んだ。 大事な試合で2本塁打。目標としていた40号に到達した。西武では、11年の中村以来、7年ぶりとなる大台に「満足しているわけではないけど、めちゃくちゃうれしい」と白い歯を見せた。 「西武で活躍したいのはもちろんだけど、沖縄人として成功したい」 この日、90年代から日本の音楽シーンを牽引(けんいん)してきた歌手の安室奈美恵がラストステージに立った。学生時代から安室の曲が大好きでCDは5、6枚持っている。「『CAN YOU CELEBRATE?』と『Love Story』が特に好き。一つの時代が終わりましたね」と寂しさを募らせた。 「隣の小学校に通い、安室さんの親戚(しんせき)が営む和菓子店にも通っていました」。山川自身もピアノが特技。得意曲は「エリーゼのために」という26歳にとって、憧れの人だった。「絶対に会いたい。かわいいからではなく、沖縄出身でスーパースター。尊敬しているし、会うだけでいい」と、いつの日か対面できるのを心待ちにしている。 日本中のファンに夢と希望を与えてきた歌姫の旅立ちの日に、山川も野球界でスターダムを登った。これでソフトバンクとは4・5ゲーム差。天王山で3連勝を飾れば、最短で、17日にも優勝マジック「11」が点灯する。 「みんなソフトバンクを意識して、何とか勝ちたいと思っていた。明日も勝ちます!!」 10年ぶりのリーグ制覇へ-。沖縄生まれの大砲が、レオ党の夢を必ずかなえる。 (花里雄太) 五回に27号3ランを放った西武・浅村 「チームとして(千賀の)フォーク(ボール)の見極めができた。とにかく勝つという気持ちで9連戦を戦っている」 天王山の初戦で千賀を打ち崩した打線について西武・辻監督 「相手は絶対的なエースで難しいと思っていた。これは3つにも4つにも値する勝利」 ★祖父母から沖縄パワー 山川はスタンドからも"沖縄パワー"をもらった。久米島から駆けつけた母方の祖父、仁和(じんわ)さんと祖母の幸子さんが今季初観戦。「プロ初本塁打も見ているし、10回来たら9回ぐらいは打っている。大きな力になると思っていました」と山川も喜んだ。39号ソロを放った際は、生還後に、祖父母のいた一塁ベンチ上に向かい、左手を振って感謝を伝えた。「いろいろなタイミングで力を貸してくれる。毎日来てほしいですね」。心優しき大砲が"祖父母孝行"を果たした。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 |
74 | 50 | 2 | 0.597 (↑0.004) | (-) |
17 | 702 (+11) | 594 (+5) | 170 (+3) | 118 (+1) |
0.273 (-) | 4.4 (↓0.01) |
2 (-) |
ソフトバンク |
68 | 53 | 1 | 0.562 (↓0.005) | 4.5 (↓1) |
21 | 589 (+5) | 499 (+11) | 181 (+3) | 72 (+1) |
0.267 (-) | 3.91 (↓0.06) |
3 (-) |
日本ハム |
66 | 55 | 3 | 0.545 (↓0.005) | 6.5 (↓1) |
19 | 526 (-) | 510 (+10) | 130 (-) | 80 (-) |
0.252 (↓0.001) | 3.77 (↓0.06) |
4 (-) |
ORIX |
58 | 66 | 5 | 0.468 (↑0.005) | 16 (-) |
14 | 482 (+10) | 510 (-) | 93 (-) | 85 (+1) |
0.241 (↑0.001) | 3.67 (↑0.02) |
5 (-) |
ロッテ |
54 | 64 | 3 | 0.458 (↓0.004) | 17 (↓1) |
22 | 467 (+3) | 519 (+10) | 62 (+1) | 111 (+2) |
0.253 (-) | 3.97 (↓0.04) |
6 (-) |
楽天 |
51 | 72 | 3 | 0.415 (↑0.005) | 22.5 (-) |
17 | 457 (+10) | 527 (+3) | 116 (+3) | 60 (+1) |
0.241 (↑0.002) | 3.89 (↑0.01) |
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