巨人(★2対9☆)中日 =リーグ戦14回戦・東京ドーム=
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中日
42120 0000 9120
巨人
00011 0000 292
勝利投手:小熊 凌祐(1勝0敗0S)
敗戦投手:髙田 萌生(0勝1敗0S)
  DAZN
◆中日は初回、大島と平田の適時打などで4点を先制する。その後は、2回表に大島と藤井、3回に京田がそれぞれ適時打を放ち、序盤から得点を重ねて試合を優位に進めた。投げては、先発・小熊が5回2失点で今季初勝利。敗れた巨人は、プロ初先発の高田が試合をつくれなかった。

◆巨人は高卒2年目の高田萌生投手(20)が初登板する。  高卒2年以内の投手が初登板初先発で勝利は今年の京山(DeNA)がいるが、巨人では15年田口以来となる。2軍では今季2完封を含む5勝を挙げている高田が白星をつかめるか。

◆巨人高田萌生投手(20)がプロ初登板初先発に臨んだが、2回6失点でKOされた。  先頭京田の中前打を皮切りに連打を浴びた。無死一、三塁から大島に左中間への二塁打で先制点を献上。さらに四球を挟んで平田の右前打で4連打となり、2失点目を許した。  その後も押し出し死球、犠飛で初回だけで4点を奪われた。2回も大島、藤井の適時打で2点をさらに取られた。6安打に加え、3盗塁も突かれるなど1軍の洗礼を浴びて、3回から交代となった。  デビュー戦初黒星に「1軍のレベルの高さが身にしみて分かった。いつも通り試合に臨めたけど、自信のある真っすぐでも通用しなかった。まだまだ実力不足です。(先頭からの3連打に)真っすぐを簡単にヒットにされて、正直アウトの取り方がイメージできなかった」と痛感させられた。  それでも高卒2年目で能力は高く評価されての抜てき。高橋監督は「ボール自体はそんなに悪いとは思わなかったし、今はそれが良かったとか悪かったとかより、これからの選手。この1軍で投げたことが次につながれば、高田に関してはいいと思う」と話した。2軍で再調整となる若き右腕も「1軍の打者と対戦して分かったこともあるし、先輩に話を聞いて分かったこともある。とても勉強になりました」と糧にすることを誓った。

◆中日松坂大輔投手(37)が南神奈川大会を制した母校・横浜高を祝福した。  「甲子園出場おめでとうございます。記念大会でまた優勝することを期待しています」。自身も20年前の80回大会に出場。京都成章との決勝でノーヒットノーランを達成するなど怪物ぶりを発揮して、春夏連覇を果たした。

◆中日の新外国人ジョエリー・ロドリゲス投手(26=オリオールズ3A)が来日から1週間で1軍デビューを果たした。7点リードの7回に登板。最初の打者は、同郷ドミニカ共和国出身のマルティネスだった。「日本に来て、初登板。相手はドミニカ人...」と苦笑したが、キレ味鋭いスライダーで三振を奪った。左腕から繰り出す直球は最速148キロを計測。3者凡退で上々の来日初登板となった。「1人に集中して、カウントを悪くしないことを心がけた」。  22日に来日し、まだ時差ぼけがある。それでも「ハンパない」「カワイイ」といった日本語を覚えた。「選手が話した言葉をグーグルで調べているんだ」と新しい環境に順応しようとしている。中日のリリーフ陣は安定感を欠き、試合終盤の戦いで苦戦を強いられている。ロドリゲスが力を発揮すれば、頼もしい存在になる。

◆巨人小林誠司捕手(28)が2号ソロを放った。  8点を追う5回。先頭で中日先発の小熊の初球、外角142キロの直球をフルスイング。打球は左翼席中段へ飛び込んだ。4月7日ヤクルト戦以来、187打席ぶりの1発となったが、6回の守備からベンチへ下がった。  この日コンビを組んだ、プロ初登板初先発の高田が2回6失点でKOされたことを悔やみ「受けていてすごくいい球だと思いましたが、ああいう形になってしまい申し訳ない。真っすぐに力があったのでもっと攻めていこうと思ったけど、引っ張ってあげられなかったことが悔しい」と唇をかんだ。自身の1発については「打つ方はまた頑張ります」と話した。

◆巨人が火の車だ。守護神マシソンが左ひざ痛で今季初の出場選手登録抹消。6月末に不振で降格したカミネロに代わる抑えで8セーブを挙げた。だが痛みを抱え、20日広島戦、26日ヤクルト戦と2戦連続でセーブ機会を失敗。斎藤投手総合コーチは「何試合か良くない形で投げていた。痛みが増したので、治療に専念しようと。投げられても守備ができない」と説明した。  開幕時は30セーブ以上を経験している上原、沢村、マシソン、カミネロの最強方程式をもくろんでいた。だが上原は5敗を重ね、27日に抹消。カミネロは1日のイースタン戦登板を最後にコンディション不良となり、現在はシート打撃登板を経て実戦復帰を間近に控えている状況だ。  関係者によるとマシソンは最短抹消期間の10日間で回復させる意思を示しているが計算はできない。"代々役守護神"について斎藤コーチは「沢村しかいない」。セットアッパーも流動的。野上、宮国に加え、この日再昇格で2回無失点と好投したアダメスらの状態を見極め、構築していくことになりそうだ。  初戦は山口俊のノーヒットノーランで6連敗を止めたが、勝ち越しをかけた3戦目もデビュー戦の高田が撃沈。後半戦に入り、坂本勇、ヤングマンにマシソンまで離脱し、失速が止まらない。高橋監督は「もともといる戦力で1年間戦うのは初めから分かっていること。主力のケガは痛いけど、それはしょうがない」と切り替えた。【広重竜太郎】

◆中日平田良介外野手(30)が鉄人ぶりを発揮し、4カードぶりの勝ち越しに貢献した。初回に右前へ2点目のタイムリー。4回も流し打って、ダメ押し打を放った。「追加点のほしいところで打てて、チームも勢いに乗ったと思う」。守備でも見せた。4回1死二、三塁で長野の飛球をノーバウンドで本塁に送球。リクエスト行使で判定がアウトに覆った。「あそこは(二塁走者の)亀井さんを刺しにいくより、岡本を刺しにいったほうがアウトになる確率が高いんじゃないかと思った」と冷静に判断した。  前日28日には初回に左手小指に死球を受け、病院に直行。「当たった瞬間は、指先がすごく冷たくなって、たぶん骨折しているんじゃないかな、と思った。打撲ですので、強い体に産んでくれた親に感謝したい」。診断に安堵(あんど)し、試合中に球場に戻り、出場への意欲を示していた。この日は試合前に円陣で「さあ、行きましょう!」と声を張り上げ、ナインを鼓舞した。6月下旬にも投球が右膝に直撃。首位打者を争う立場だけに、相手の攻めも厳しい。それでもグラウンドに立つことにこだわる。昨年、故障に苦しんだからだ。  序盤から平田を中心に打線が爆発し、プロ初登板の巨人高田を早々とKOした。森監督は「いつも初物に弱いと言われている。先頭打者が出て、ウチらしい野球ができた」とニンマリ。今カードはノーヒットノーランという屈辱から始まったが、2連勝で締めた。借金返済に弾みのつく戦いだった。【田口真一郎】

◆巨人・高田萌生投手(20)が29日、中日14回戦(東京ドーム)にプロ初登板先発。2回63球を投げ6安打6失点で、4四死球を与え降板した。  ホロ苦いデビューとなった。一回、京田、亀沢に連打を浴びるなどして無死一、三塁。3番・大島に左中間への適時打とされ、あっさりと先制を許した。その後も四死球などが絡み、この回だけで4失点。二回も2四球を与えるなど、本来の投球を見せられず、三回から中川にマウンドを譲った。

◆中日が12安打で9得点を挙げ、巨人に大勝した。プロ初登板の巨人・高田の立ち上がりを捕まえ、一回にいきなり4点を先制すると、二回にも2点を加え、相手右腕をKOした。今季初先発した小熊が5回7安打2失点で今季初勝利を挙げた。  日曜、超満員の東京ドームで竜打線がつながった。中日は一回、プロ初登板の高田の立ち上がりを捕まえた。無死一、三塁とした後、大島が中前適時打を放ち、先制。なおも無死満塁から、平田が右前適時打で2点目を奪った。さらに一死満塁で、高橋の押し出し死球で1点を追加。続く武山が中犠飛を放ち4-0とした。  さらに中日は二回一死二塁、大島の右前適時打で1点を追加。なおも二死一、二塁で藤井が左前適時打を放ち、6-0とした。中日は三回二死二塁で、京田が中前適時打を放ち、7点目を加えた。四回にも無死一、二塁から平田の右前適時打で1点を追加。続く藤井の三ゴロの間に、三走が生還し9-0とした。  巨人は、プロ2年目で初登板の高田が2回6安打6失点で"ホロ苦デビュー"。四回に亀井の適時二塁打、五回に小林の2号ソロで2点を返したが、序盤の大量失点が響いた。 中日・森監督の話 「(4カードぶりの勝ち越しに)その勝ち越しがどんどんできれば。次のカードに向かって一つづつ頑張っていきます」

◆中日打線がプロ初登板、初先発の巨人・高田を二回までに攻略して主導権を握った。一回はいきなり3連打で先制し、さらに四球を挟み平田の「いい流れのままつなぐことができた」という適時打などで計4点。二回も2四球を絡めて、2点を奪った。  珍しく序盤から畳み掛けることに成功し、12安打で9得点の大勝。森監督は「初物に弱いと言われているが、立ち上がりから先頭が出てうちらしい野球ができたな」と冗談交じりに苦笑して喜んだ。 平田(四回の守備で好返球し、本塁でタッチアウト) 「思い切り投げました」 ロドリゲス(来日初登板で1回無失点) 「一人一人に集中し、カウントを悪くしないよう気をつけた」

◆巨人の小林が五回、4月7日以来の2号ソロを左翼席に運んだ。27日から先発に復帰し、3試合連続安打。チームが大敗しただけに「打つ方は、まあ。また頑張ります」と笑顔はなかった。  プロ初登板の高田が2回6失点で降板。リード面で悔いが残ったようで「真っすぐに力があった。引っ張ってあげられなかった」と責任を口にした。 巨人・斎藤投手総合コーチ(高田に) 「いっぱい課題が見つかったでしょう。いい経験をした。(今後は)どう考えて、ファームでやるか」

◆中日14回戦(東京ドーム)の試合前、巨人・上原浩治投手(43)が20日の広島戦(マツダ)で達成した日米通算100勝&100ホールド&100セーブの「トリプル100」を記念して、セレモニーが行われた。冒頭で米大リーグ、レッドソックス時代の同僚、デービッド・オルティス氏(42)、東海大仰星高の同級生で現在、日本代表「侍ジャパン」の投手コーチを務める建山義紀氏(42)、巨人OBの松井秀喜氏(44)から祝福のメッセージが寄せられた。

◆今季初登板の小熊が打線の大量援護に守られ、5回2失点で2016年9月17日の広島戦以来、2年ぶりの勝利を挙げた。16年に自己最多の5勝を挙げたが、昨季は0勝3敗。今季も春季キャンプ中に2軍落ちし、はい上がってきた27歳右腕は「点を取ってくれて気持ちが楽になった。最低限の仕事はできた」と充実感を漂わせた。 一回に右前適時打を放つなど、2安打2打点の中日・平田 「いい流れのままつなぐことができた」 12安打9得点に中日・森監督 「初物に弱いと言われているが、立ち上がりから先頭が出てうちらしい野球ができたな」

◆プロ初先発の高田は2回6安打6失点(自責6)でデビュー戦を飾ることはできなかった。直球は常時140キロ台後半を計測したが、失投をことごとく打ち返された。計4四死球で3盗塁を許し、「1軍のレベルの高さが身にしみて分かりました」と2軍との違いを痛感。岡山・創志学園高出身の20歳右腕は、試合後に再び2軍に戻ることが決まった。

◆巨人は29日、中日14回戦(東京ドーム)に2-9で敗れ、3カード連続の負け越し。プロ初登板先発の高卒2年目・高田萌生投手(20)が2回6失点で降板した。  高橋由伸監督(43)は「2軍で投げるよりもここ(1軍)で投げたということが、きょうはまずは第一歩だと思う」と若手右腕の今後に期待。そんな試合前、逆襲を信じる巨人ファンには衝撃の一報が届いていた。守護神のスコット・マシソン投手(34)が今季初めて出場選手登録を抹消された。左膝痛とみられる。開幕からリリーフ陣の中心として投げ続け、34試合に登板して0勝3敗8セーブ、防御率2・97。交流戦明けからは不振で降格したカミネロに代わり、抑えを担ってきた。  斎藤投手総合コーチは「ここ何試合かよくない感じで投げていた。痛みが増してきた感じ。曲げたりするのがあまり良くない」と説明した。一方、1軍復帰が待たれるカミネロは1日のイースタン・リーグ、西武戦に登板後、上半身のコンディション不良で登板はない。現在はキャッチボールなどを行っているが、即復帰は難しい状況。上原も不振で27日に登録抹消され、当面は沢村が抑えを任される予定だ。  「もともといる戦力で1年間戦うというのは、初めから分かっていること。マシソンら主力のけがは痛いけど、しようがない」と高橋監督。主将・坂本勇を故障で欠く中、救援投手陣の柱も離脱。今こそ総力を結集するしかない。 (赤尾裕希) 4月7日のヤクルト戦以来の2号ソロを放った巨人・小林 「打つ方はまぁ...。また、頑張ります」 マシソンら故障者続出に巨人・村田ヘッド兼バッテリーコーチ 「沢村で頑張るしかない。(離脱者増に)これでやるしかないからな」

◆力のあるボール、魅力的なボールは持っている。高田が2回で6失点したのは、体を操れなかったことが原因だろう。  まずは、制球。高めの球が多かった。一概に高めが悪いわけではないが、意図して投げた高めと、押さえがきかずに浮いた高めとでは、威力が違う。1メートル78と身長が高いわけでもない。カットボール、スライダーといくら低めによい球があっても、真っすぐの制球があってこそ。真っすぐを低めに決めるフォームを、取り戻せなかったのが残念だ。  次に、盗塁。一回先頭の京田、二回にも亀沢に悠々と二盗を決められた。クイックモーションでは投げているし、捕手は阻止率の高い小林。それでも走られたということは、投球に入る直前に、ちょっとした何かの"予備動作"があり、走者はスタートを切りやすいのではないだろうか。そのチェックも必要だ。  ただ、あれだけ打たれても、表情を変えないところに、メンタル面の可能性も感じた。次にチャンスをもらい、制球、投球動作などが改善されれば、楽しみな存在になる。 (サンケイスポーツ専属評論家)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
513510.593
(-)
0
(-)
56440
(-)
377
(-)
106
(-)
52
(-)
0.26
(-)
3.97
(-)
2
(-)
ヤクルト
434410.494
(↓0.006)
8.5
(↓0.5)
55395
(+4)
419
(+10)
83
(-)
47
(-)
0.264
(-)
4.27
(↓0.05)
3
(-)
巨人
444910.473
(↓0.005)
10.5
(↓0.5)
49420
(+2)
391
(+9)
90
(+1)
47
(-)
0.258
(-)
3.98
(↓0.04)
4
(-)
DeNA
414620.471
(-)
10.5
(-)
54354
(-)
400
(-)
108
(-)
55
(-)
0.248
(-)
4.13
(-)
5
(-)
阪神
394510.464
(↑0.006)
11
(↑0.5)
58331
(+10)
372
(+4)
51
(+1)
44
(-)
0.245
(-)
3.91
(-)
6
(-)
中日
415110.446
(↑0.006)
13
(↑0.5)
50379
(+9)
424
(+2)
61
(-)
46
(+3)
0.26
(-)
4.4
(↑0.03)