1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
福岡 |
0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 |
ヤクルト |
0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1× | 4 | 8 | 1 |
勝利投手:石山 泰稚(2勝0敗8S) 敗戦投手:モイネロ(3勝1敗0S) |
◆ヤクルトは1点を追う9回裏、バレンティンがソロを放ち、試合を振り出しに戻す。続く10回には、2死満塁から雄平が押し出し四球を選び、サヨナラ勝利を収めた。投げては、5番手・石山が今季2勝目。敗れたソフトバンクは、4番手・モイネロが誤算だった。
◆ソフトバンクは勝利の方程式が崩れ、サヨナラ負けでヤクルトに2連敗を喫した。1点リードの9回に抑えの森が登板。しかしバレンティンに同点弾を浴びた。延長10回はモイネロが投げたが、2死満塁から押し出し四球で力尽きた。それでも工藤監督は「彼らだって打たれることはある。頑張ってくれている。これからも信頼して使っていく」と話した。
◆ヤクルトが延長10回サヨナラで3年ぶりの7連勝を飾り、交流戦首位に立った。セ・リーグでは3位に浮上した。 延長10回は2死満塁から雄平外野手(33)が押し出し四球を選んだ。先制ソロ、勝ち越しソロと2本塁打も放ち「(10回は)打つ気満々でしたけど、最後はうまく見逃せた。とにかく最高です。(2本塁打は)少し自信になるバッティングができた」と喜んだ。 ヒーローインタビューを終えると青木、藤井から水をかけられた。「あんなベテランの人がかけるのを初めて見た。青木さんらしくてすごくいい」と感激した。 小川淳司監督(60)は「何て言ったらいいか分からない。最後まであきらめない、勝ちたいという雰囲気が出ている」と言い、交流戦首位については「まだまだです」と引き締めた。
◆ソフトバンク上林誠知外野手(22)の連続試合本塁打が4でストップした。 ここ4試合は左腕からの1発だったが、この日の先発は右腕ブキャナン。3打席まで封じられた。「ずっと左だったので、難しさはあった。なるべく開かないようにと思っていたんですけど...」と振り返った。 後続の救援投手も打てず5打数無安打に終わり「明日からまた1本ずつですね」と気持ちを切り替えていた。
◆5月度の月間MVPを受賞したソフトバンク柳田悠岐外野手(29)が御礼弾を放った。 1点を追う8回1死、ヤクルトの左腕中尾の変化球を右翼スタンドに運んだ。一時同点の14号ソロだったが「そこまでは良かったけど、試合に負けたので意味がない」と悔やんだ。 10回にも中前打を放ち、マルチ安打は4試合ぶり。「甘いところにたまたま来た。運が良かった」と淡々と話した。8日からの中日戦に向け「しっかり寝て、切り替えて頑張ります」と気合を入れなおしていた。
◆ヤクルト雄平外野手(33)が、2回1死から左翼席へ先制2号ソロを放った。 ソフトバンク先発石川の146キロの外角直球を捉え「逆らわずにしっかり押し込めましたけど、風のおかげだと思います」と喜んだ。
◆ヤクルト雄平外野手(33)が、同点の7回無死から勝ち越し3号ソロを放った。3回の先制ソロに続き、この試合2本目の本塁打。 146キロの高め直球を中越えに運び「ボール球だったけど力強く打てました。ブキャナンが頑張っていたので、何とか援護したかった」と言った。
◆ヤクルト先発のデビッド・ブキャナン投手(29)は、7回3安打1失点と好投したが、6勝目を逃した。 雄平の2本塁打で勝ち越し、勝利投手の権利を持って降板したが、2番手中尾が柳田、松田に本塁打を浴びて逆転された。 ブキャナンは「押し出しで1失点したけど、雄平が打ってくれて感謝している。球自体は少し高く浮いた部分があったけど、粘り強く投げることができた。次もガンバリマス」と言った。
◆ヤクルトのバレンティンが2-3の九回に値千金の一発を放った。先頭で打席に入り「ホームランしかなかった」と、ボール気味の高めの140キロを狙い通りに中越えに運んだ。 土壇場で試合を振り出しに戻し、チームのサヨナラ勝ちへとつなげた。主砲は「諦めない試合がずっと続いている」と胸を張り、小川監督も「彼にはああいうところで(の一発が)望まれる。いい場面で出た」と称賛した。
◆ヤクルトの大引が五回に中前打を放ち、一塁へ向かう際に下半身を痛めた。そのまま途中交代し、8日に出場選手登録を外れる。 小川監督は「プレーするのが厳しいので抹消します。(復帰時期は)検査してみないと分からない」と話した。
◆ソフトバンクは1点を勝ち越された直後の八回に柳田と松田の連続ソロで逆転したが、味方がリードを守れず、空砲になった。 柳田は豪快なスイングで右翼席に14号を放り込み「甘いところに来た。たまたま。運が良かった」と淡々とした口調。亜大時代に神宮球場でプレーしていた松田は「ここでのホームランはうれしかった。勝ちたかった」と複雑な心境の様子だった。
◆ヤクルトが延長戦を制し、7連勝。交流戦7勝1敗で単独首位に立った。3-3の十回に雄平が二死満塁で雄平が左腕モイネロから押し出し四球を選び、サヨナラ勝ち。雄平は2本塁打など3打点の活躍だった。 ヤクルトはブキャナン、ソフトバンクは石川が先発した。ヤクルトは二回、一死から雄平が左中間席へ2号ソロを放ち先制した。ソフトバンクは四回、二死満塁とし、甲斐が押し出し四球を選んで追いついた。ヤクルトは七回、雄平が右中間に3号ソロを放ち、1点を勝ち越した。 ソフトバンクは八回、柳田、松田が左腕・中尾から2者連続本塁打を放ち、3-2とした。ヤクルトは九回、先頭のバレンティンが15号ソロを放ち、同点に追いついた。十回は石山が無失点で2勝目(8S)を挙げた。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 30 | 22 | 1 | 0.577 (↓0.011) | 0 (-) | 90 | 256 (+4) | 234 (+8) | 52 (+1) | 31 (-) | 0.259 (-) | 4.05 (↓0.06) |
2 (↑2) |
阪神 | 25 | 27 | 0 | 0.481 (↑0.01) | 5 (↑1) | 91 | 169 (+2) | 193 (+1) | 26 (-) | 30 (-) | 0.232 (-) | 3.25 (↑0.04) |
3 (↑2) |
ヤクルト | 24 | 27 | 1 | 0.471 (↑0.011) | 5.5 (↑1) | 91 | 220 (+4) | 246 (+3) | 49 (+3) | 30 (-) | 0.251 (↓0.001) | 4.23 (↑0.06) |
4 (↓2) |
DeNA | 23 | 26 | 2 | 0.469 (↓0.01) | 5.5 (-) | 92 | 208 (+7) | 210 (+9) | 64 (+2) | 31 (-) | 0.249 (↓0.001) | 3.73 (↓0.11) |
5 (↓2) |
巨人 | 25 | 29 | 1 | 0.463 (↓0.009) | 6 (-) | 88 | 247 (+4) | 227 (+5) | 49 (+2) | 26 (-) | 0.268 (↓0.002) | 3.91 (↓0.02) |
6 (-) |
中日 | 25 | 30 | 1 | 0.455 (↑0.011) | 6.5 (↑1) | 87 | 229 (+9) | 260 (+8) | 38 (+1) | 31 (-) | 0.264 (↑0.002) | 4.4 (↓0.06) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 33 | 20 | 0 | 0.623 (↑0.008) | 0 (-) | 90 | 314 (+9) | 232 (+7) | 59 (+3) | 69 (-) | 0.278 (-) | 4.07 (↓0.06) |
2 (-) |
日ハム | 32 | 23 | 0 | 0.582 (↑0.008) | 2 (-) | 88 | 228 (+8) | 208 (+4) | 60 (+1) | 42 (-) | 0.238 (-) | 3.58 (-) |
3 (-) |
福岡 | 29 | 25 | 0 | 0.537 (↓0.01) | 4.5 (↓1) | 89 | 238 (+3) | 217 (+4) | 71 (+2) | 38 (+1) | 0.259 (↓0.002) | 3.95 (↑0.01) |
4 (-) |
ORIX | 28 | 27 | 1 | 0.509 (↓0.01) | 6 (↓1) | 87 | 197 (+1) | 209 (+2) | 42 (-) | 33 (-) | 0.234 (↓0.001) | 3.51 (↑0.02) |
5 (-) |
ロッテ | 26 | 28 | 0 | 0.481 (↓0.01) | 7.5 (↓1) | 89 | 229 (+8) | 230 (+9) | 27 (+1) | 53 (-) | 0.259 (↑0.003) | 3.86 (↓0.03) |
6 (-) |
楽天 | 19 | 35 | 1 | 0.352 (↑0.012) | 14.5 (-) | 88 | 172 (+5) | 241 (+4) | 46 (+2) | 29 (-) | 0.229 (-) | 4.1 (-) |
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト | 7 | 1 | 0 | 0.875 (↑0.018) | 0 (-) | 10 | 35 (+4) | 22 (+3) | 10 (+3) | 3 (-) | 0.246 (↓0.004) | 2.59 (↑0.12) |
2 (↑1) |
西武 | 6 | 2 | 0 | 0.75 (↑0.036) | 1 (-) | 10 | 60 (+9) | 41 (+7) | 13 (+3) | 13 (-) | 0.277 (↑0.006) | 4.98 (↓0.29) |
3 (↓1) |
福岡 | 6 | 2 | 0 | 0.75 (↓0.107) | 1 (↓1) | 10 | 39 (+3) | 32 (+4) | 14 (+2) | 8 (+1) | 0.251 (↓0.011) | 3.89 (↑0.03) |
4 (↑2) |
日ハム | 5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 2 (-) | 10 | 52 (+8) | 32 (+4) | 11 (+1) | 8 (-) | 0.246 (-) | 3.71 (↓0.04) |
5 (↓1) |
ORIX | 5 | 3 | 0 | 0.625 (↓0.089) | 2 (↓1) | 10 | 26 (+1) | 26 (+2) | 7 (-) | 5 (-) | 0.262 (↓0.004) | 3.08 (↑0.1) |
6 (↓1) |
ロッテ | 5 | 4 | 0 | 0.556 (↓0.069) | 2.5 (↓1) | 9 | 38 (+8) | 32 (+9) | 5 (+1) | 5 (-) | 0.303 (↑0.01) | 3.16 (↓0.33) |
7 (-) |
広島 | 3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 4 (↓1) | 10 | 40 (+4) | 55 (+8) | 6 (+1) | 5 (-) | 0.288 (↓0.007) | 6.08 (↓0.13) |
8 (-) |
巨人 | 3 | 6 | 0 | 0.333 (↓0.042) | 4.5 (↓1) | 9 | 29 (+4) | 34 (+5) | 9 (+2) | 5 (-) | 0.245 (↓0.006) | 3.59 (↓0.17) |
9 (↑1) |
中日 | 3 | 6 | 0 | 0.333 (↑0.083) | 4.5 (-) | 9 | 35 (+9) | 52 (+8) | 5 (+1) | 3 (-) | 0.271 (↑0.015) | 5.85 (↓0.19) |
10 (↓1) |
DeNA | 2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 4.5 (↓1) | 11 | 32 (+7) | 40 (+9) | 11 (+2) | 2 (-) | 0.236 (↓0.005) | 5.75 (↓0.56) |
11 (-) |
阪神 | 2 | 6 | 0 | 0.25 (↑0.107) | 5 (-) | 10 | 24 (+2) | 33 (+1) | 2 (-) | 3 (-) | 0.238 (↑0.002) | 3.34 (↑0.35) |
12 (-) |
楽天 | 2 | 6 | 0 | 0.25 (↑0.107) | 5 (-) | 10 | 21 (+5) | 32 (+4) | 6 (+2) | 6 (-) | 0.233 (-) | 3.69 (↓0.04) |
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