1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 |
0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 5 | 10 | 0 |
日ハム |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 5 | 2 |
勝利投手:山井 大介(2勝0敗0S) (セーブ:田島 慎二(0勝2敗12S)) 敗戦投手:加藤 貴之(3勝4敗0S) |
◆中日は3回表、2死三塁から大島の適時打で先制に成功する。その後、3点リードで迎えた8回には、ビシエドの2ランが飛び出しリードを広げた。投げては、先発・山井が今季2勝目。敗れた日本ハムは、先発・加藤が7回3失点の力投を見せるも、打線が援護できなかった。
◆日本ハムは勝てば首位浮上の可能性があった試合で、中日に完敗した。 好調な打線が封じられた。中日先発の山井に6回まで3安打無得点に抑えられ、7回3失点と粘投した加藤を援護できなかった。8回に2番手で登板した鍵谷もビシエドに7号2ランを被弾。その裏に近藤が左翼席へ5号2ランを放ち、0封負けは逃れたが、反撃は及ばなかった。 チーム11試合連続本塁打となったが、連勝は3でストップ。首位西武、3位ソフトバンクは勝利したため、パ・リーグ上位チームの中で独り負け。西武には1差に広げられ、ソフトバンクには1・5差に詰め寄られた。栗山英樹監督(57)は「今日負けたという現実を受け止めながら、やらなきゃいけないことは一生懸命やる」と前を向いた。
◆中日山井大介投手(40)がまた快投だ。6回を3安打無失点。2勝目を挙げ、チームの連敗を2で止めた。負ければ最下位転落の窮地を救った。 初回はいきなり無死二塁のピンチ。福田の好守にも助けられ、無失点で切り抜けるとエンジンがかかった。敵地のヒーローインタビューで「1カード3連敗はしたくないので今日は大事になると思っていた。1イニング、1イニング0点にと思って、それが続いている。いつか取られますよ」と笑顔がはじけた。 今季初登板だった前回5月22日のDeNA戦(横浜)では史上9人目の40歳台での完封勝利を達成。それに続く好投で、今季15イニング無失点とした。 森繁和監督(63)は「おっさん、ベテランが頑張ったな」と安どの表情だった。
◆カーリング女子・北海道銀行の近江谷杏菜選手(28)が始球式を行った。日本ハムのユニホームを着て登場。投じられたボールはノーバウンドとはならなかったが、捕手・鶴岡のミットに収まった。 初の始球式後には「緊張しました。(点数は)50点くらいです」と笑顔を見せた。毎年、札幌ドームで日本ハム戦を観戦しているが、今年はこの日が公式戦初観戦。「1戦1戦大事だと思うので、(勝利を)積み重ねていってもらいたいです」とエールを送っていた。
◆伝説の継投再び? 中日の先発山井大介投手が6回を無失点で2勝目。2番手で7回に登場したのは岩瀬仁紀投手だった。球界最年長の岩瀬は通算970試合目の登板を無失点で飾り、勝利に導いた。 山井→岩瀬といえば07年の日本シリーズ第5戦。相手も同じ日本ハムだ。勝てばシリーズ制覇の大一番で、山井は8回まで1人も走者を出さない快投を演じた。日本シリーズ初の快挙の期待が高まる中、当時の落合博満監督は9回に絶対的守護神の岩瀬をコール。結果として史上初の継投による完全試合を完成させ、1-0の勝利で頂点に立ったが、当然のごとく物議をかもした。 11年がたって、大ベテランになった2人。さすがにパーフェクト継投の再現はできなかったが、山井が前回の完封に続く快投で今季2戦2勝。岩瀬も無失点で抑えた。山井と何か会話したかと問われた岩瀬は「いや、何にも」といたずらっぽく笑った。日本シリーズとの類似性については「あれはナゴヤドームじゃん。ここは札幌ドーム。でも(近年は)お互いちゃんとやっていないから(山井からの継投は)久しぶりだよね」。オフに自主トレをともにする盟友とのリレーを喜んでいた。
◆日本ハムの加藤は7回を3失点にまとめたが、味方の援護に恵まれなかった。26歳の誕生日だったこの日は、打たせて取って試合をつくった。ただ0-1の六回、福田の内角を突いたが、右前に運ばれて痛恨の2点を失った。 加藤は「自分のボールは投げられたが、結果が全て」と話した。チームの連勝も3で止まり、首位西武が勝ったために、再びゲーム差は「1」に広がった。
◆中日の荒木が今季初めて先発出場して、初安打となる二塁打を放った。九回、外角の直球を狙いすまし、中越えへはじき返した。 コーチ兼任となった今季はチーム方針もあって開幕から2軍。ファームで好成績を残して1日に昇格した40歳のベテランは「こんな感じで頑張りましょ。開幕したね、いよいよ」と充実感を漂わせた。
◆中日は三回に大島の内野安打で1点を先制すると、六回にも福田の適時打で2点を追加。八回にはビシエドの2ランで加点した。山井は6回無失点で2勝目を挙げ、田島が12セーブ目。日本ハムは決定打が出ず、連勝が3で止まった。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 29 | 21 | 1 | 0.58 (↓0.012) | 0 (-) | 92 | 248 (+5) | 223 (+7) | 51 (-) | 30 (+2) | 0.26 (↑0.001) | 4.05 (↓0.07) |
2 (-) |
DeNA | 23 | 24 | 2 | 0.489 (↓0.011) | 4.5 (-) | 94 | 200 (+5) | 193 (+7) | 62 (+3) | 31 (-) | 0.251 (-) | 3.53 (↓0.08) |
3 (-) |
阪神 | 24 | 26 | 0 | 0.48 (↓0.01) | 5 (-) | 93 | 165 (+5) | 189 (+10) | 26 (+1) | 30 (-) | 0.232 (↓0.001) | 3.3 (↓0.09) |
4 (-) |
巨人 | 24 | 27 | 1 | 0.471 (↓0.009) | 5.5 (-) | 91 | 239 (+2) | 217 (+3) | 46 (-) | 24 (-) | 0.27 (↑0.001) | 3.94 (↑0.01) |
5 (-) |
中日 | 24 | 28 | 1 | 0.462 (↑0.011) | 6 (↑1) | 90 | 219 (+5) | 247 (+2) | 37 (+1) | 31 (+1) | 0.265 (-) | 4.41 (↑0.05) |
6 (-) |
ヤクルト | 22 | 27 | 1 | 0.449 (↑0.011) | 6.5 (↑1) | 93 | 204 (+3) | 237 (+2) | 43 (-) | 30 (+2) | 0.249 (↓0.001) | 4.25 (↑0.05) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 31 | 20 | 0 | 0.608 (↑0.008) | 0 (-) | 92 | 297 (+10) | 224 (+5) | 52 (-) | 66 (+4) | 0.277 (-) | 4.07 (↓0.02) |
2 (-) |
日ハム | 31 | 22 | 0 | 0.585 (↓0.011) | 1 (↓1) | 90 | 217 (+2) | 200 (+5) | 59 (+1) | 42 (+2) | 0.238 (↓0.002) | 3.62 (↓0.03) |
3 (-) |
福岡 | 29 | 23 | 0 | 0.558 (↑0.009) | 2.5 (-) | 91 | 229 (+7) | 201 (+5) | 66 (+3) | 37 (+2) | 0.261 (↑0.002) | 3.81 (↓0.02) |
4 (-) |
ORIX | 27 | 26 | 1 | 0.509 (↑0.009) | 5 (-) | 89 | 193 (+3) | 205 (+2) | 40 (+1) | 32 (+1) | 0.233 (↑0.002) | 3.56 (↑0.03) |
5 (-) |
ロッテ | 24 | 27 | 0 | 0.471 (↑0.011) | 7 (-) | 92 | 216 (+7) | 220 (+5) | 24 (-) | 52 (-) | 0.253 (↑0.002) | 3.96 (-) |
6 (-) |
楽天 | 17 | 34 | 1 | 0.333 (↓0.007) | 14 (↓1) | 91 | 162 (+2) | 233 (+3) | 43 (-) | 28 (+1) | 0.232 (↑0.002) | 4.17 (↑0.04) |
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
福岡 | 6 | 0 | 0 | 1 (-) | 0 (-) | 12 | 30 (+7) | 16 (+5) | 9 (+3) | 7 (+2) | 0.266 (↑0.02) | 2.67 (↓0.47) |
2 (↑1) |
ヤクルト | 5 | 1 | 0 | 0.833 (↑0.033) | 1 (-) | 12 | 19 (+3) | 13 (+2) | 4 (-) | 3 (+2) | 0.223 (↓0.003) | 2.17 (↑0.03) |
3 (↓1) |
日ハム | 4 | 2 | 0 | 0.667 (↓0.133) | 2 (↓1) | 12 | 41 (+2) | 24 (+5) | 10 (+1) | 8 (+2) | 0.253 (↓0.016) | 4.08 (↓0.19) |
4 (-) |
西武 | 4 | 2 | 0 | 0.667 (↑0.067) | 2 (-) | 12 | 43 (+10) | 33 (+5) | 6 (-) | 10 (+4) | 0.262 (↓0.004) | 5.3 (↑0.06) |
5 (-) |
ORIX | 4 | 2 | 0 | 0.667 (↑0.067) | 2 (-) | 12 | 22 (+3) | 22 (+2) | 5 (+1) | 4 (+1) | 0.26 (↑0.014) | 3.38 (↑0.26) |
6 (↑1) |
ロッテ | 3 | 3 | 0 | 0.5 (↑0.1) | 3 (-) | 12 | 25 (+7) | 22 (+5) | 2 (-) | 4 (-) | 0.282 (↑0.013) | 3.63 (↓0.07) |
7 (↓1) |
DeNA | 2 | 3 | 0 | 0.4 (↓0.1) | 3.5 (↓1) | 13 | 24 (+5) | 23 (+7) | 9 (+3) | 2 (-) | 0.251 (↑0.007) | 4.6 (↓0.74) |
8 (-) |
巨人 | 2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 4 (↓1) | 12 | 21 (+2) | 24 (+3) | 6 (-) | 3 (-) | 0.244 (↑0.014) | 3.72 (↑0.06) |
9 (-) |
広島 | 2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 4 (↓1) | 12 | 32 (+5) | 44 (+7) | 5 (-) | 4 (+2) | 0.307 (-) | 6.79 (↓0.19) |
10 (↑1) |
中日 | 2 | 4 | 0 | 0.333 (↑0.133) | 4 (-) | 12 | 25 (+5) | 39 (+2) | 4 (+1) | 3 (+1) | 0.282 (↓0.002) | 6.75 (↑0.99) |
11 (↓1) |
阪神 | 1 | 5 | 0 | 0.167 (↓0.033) | 5 (↓1) | 12 | 20 (+5) | 29 (+10) | 2 (+1) | 3 (-) | 0.24 (↓0.011) | 3.81 (↓0.74) |
12 (-) |
楽天 | 0 | 5 | 0 | 0 (-) | 5.5 (↓1) | 13 | 11 (+2) | 24 (+3) | 3 (-) | 5 (+1) | 0.263 (↑0.015) | 4.23 (↑0.56) |
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