1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 |
1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 | 0 | 2 | 10 | 15 | 1 |
西武 |
0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 |
勝利投手:谷川 昌希(1勝1敗0S) 敗戦投手:野田 昇吾(0勝1敗0S) |
◆阪神が交流戦初勝利。阪神は3点ビハインドで迎えた5回表、2死二塁の好機から福留の適時打で1点を返す。続く6回には、糸原の適時打と糸井のグランドスラムが飛び出し、逆転に成功した。投げては、2番手・谷川がプロ初勝利。敗れた西武は、投手陣が崩壊した。
◆阪神が交流戦初勝利。阪神は3点ビハインドで迎えた5回表、2死二塁の好機から福留の適時打で1点を返す。続く6回には、糸原の適時打と糸井のグランドスラムが飛び出し、逆転に成功した。投げては、2番手・谷川がプロ初勝利。敗れた西武は、投手陣が崩壊した。
◆西武山川穂高内野手が2本塁打を放った。1点を追う3回2死一塁、阪神小野が投じた2球目、150キロの直球を捉え右方向へ15号2ラン。先輩の意地を見せた。4点を追う7回は、先頭で16号左越えのソロを放った。 富士大の後輩の阪神小野については「(球が)速かったですね」と振り返った。1試合2発は、4月25日ソフトバンク戦以来30試合ぶりとなる今季2度目。「ここ何日か、自分の形でスイングができる打席が増えてきた。確立されていけば、どんな投手とも勝負できる」と手応えを口にした。一方で、チームの連勝は2で止まり「勝たないと意味がない訳ではないけど。勝たなければ仕方がない」と悔しさをにじませた。
◆阪神谷川昌希投手がプロ初勝利を手にした。2番手で5回から登板。先頭の山川に中前打を浴び、栗山には四球。外崎に送られるなどで2死満塁を背負ったが、最後は金子侑司を二ゴロに打ち取った。6回に打線が逆転し、プロ初勝利が転がり込んできた。「うれしいです。こんなに早くくるとは。中継ぎだったので。しっかり自分の仕事をすることを考えました」と笑顔。 谷川は5月10日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初登板、初先発。4回3失点で黒星を喫し、翌日に2軍に降格していた。2軍でも先発調整をしてきたが、前日6月1日に中継ぎ要員として1軍に昇格。中継ぎ初登板で、いきなり白星を手にした。
◆阪神の新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手が今季49試合目にしてスタメン落ちした。出番はなく、今季初めて欠場した。 金本知憲監督は「リフレッシュもありますし、今日の投手は無理だなというのがあったので」と説明した。 今季はここまで打率2割3分、4本塁打、22打点と思うような結果を出すことはできていなかった。開幕から4番を任されていたが、5月12日広島戦(マツダスタジアム)で5番に降格。ここ5試合は7番を打っていた。 1日西武戦(メットライフドーム)は「7番一塁」で先発出場するも2打席連続で空振り三振に倒れ、7回には代打を出されていた。
◆阪神鳥谷敬が不死鳥のごとく、復調気配を漂わせている。打線が貧打に苦しみ中、10試合ぶりのスタメン出場。5月6日中日戦以来の先発安打を放ち、同じく6日中日戦以来となる今季3度目のマルチ安打も記録した。 7番DHで先発。4回に右腕多和田から一、二塁間を抜くと、9回2死二、三塁では左腕武隈から右前適時打。凡打も二直など悪くない内容で「感覚的にはボールも見えている。あとは相手のポジショニングとかもあるので」と充実感たっぷりだ。 不振に苦しんで出場機会を減らし、1939試合まで続いていた連続試合出場が5月29日ソフトバンク戦でストップ。翌30日同戦から計4試合で8打数4安打と上昇気配だ。
◆阪神糸井嘉男外野手(36)が、6回に9号逆転満塁アーチを放ち、5試合ぶりの勝利へ導いた。 1点を追う6回2死満塁。西武2番手野田の初球、真ん中高め130キロスライダーを完璧にとらえた。打球は右翼スタンド一直線。黄色に染めたスタンドを跳び上がらせた。 「なんとしても試合をひっくり返すという強い気持ちで打ちました」 5月25日巨人戦(甲子園)で菅野から放って以来の6試合ぶりアーチで、虎を勢いづけた。
◆阪神の新助っ人ウィリン・ロサリオ内野手(29)が今季49試合目にしてスタメン落ちした。 今季はここまで打率2割3分、4本塁打、22打点と思うような結果を出すことはできていなかった。開幕から4番を任されていたが、5月12日広島戦(マツダスタジアム)で5番に降格。ここ5試合は7番を打っていた。 前日1日西武戦(メットライフドーム)は「7番一塁」で先発出場するも2打席連続で空振り三振に倒れ、7回には代打を出されていた。
◆阪神先発の小野泰己投手(24)が山賊打線につかまり、4回5安打4失点で今季最短KOされた。 1点リードの3回2死一塁では、富士大の先輩でもある4番山川に右翼スタンドに飛び込む逆転2ランを浴びた。 5月5日中日戦(甲子園)以来の4勝目を目指したが、勝ち星をつかむことはできなかった。
◆富士大出身の西武・多和田と阪神・小野の両先発は、ともに勝敗がつかなかった。 1学年先輩の多和田は、六回途中4失点に「粘りながら投げられたが、早い回で降板して申し訳ない」と反省した。 憧れた右投手との対決を心待ちにしていた小野は、富士大の先輩の外崎に二塁打、山川には2点本塁打されるなど4回4失点。対戦を前に「多少は意識すると思うけど、その中でしっかり勝負できれば」と話していたが、不本意な内容となった。
◆西武は投手陣が踏ん張れずに逆転負けを喫した。相手の福留は3安打1打点、糸井は2安打6打点と打たれ、辻監督は「ベテラン2人にやられた。初球から振ってくると言っていたのに...」と話して悔しがった。 六回は多和田が走者を残して交代し、2番手の野田が適時打と満塁本塁打を浴びた。辻監督は11四死球と精彩を欠いた投手陣に「勝っているのになぜ余裕がないのか」と厳しい言葉を投げ掛けた。
◆阪神が2-4の6回に5点を奪い、逆転勝ちした。糸井嘉男外野手が自己初の満塁本塁打を放つなど、2安打6打点と大暴れして勝利に貢献した。試合後のヒーローインタビューは以下の通り。 -2安打6打点、当たりに当たりましたが、バッティングを振り返っていかがですか 糸井 連敗してたんで、なんとか止めるぞという強い気持ちで行きました。 -6回、1点差に詰め寄ってなおも満塁という場面。打席での意識は 糸井 初球から甘い球が来たら行こうと。自分の中の意地が出たと思います。 -満塁本塁打になりました、手応え、入った瞬間は 糸井 いやもう、やったと思いました。 -満塁本塁打の記憶は 糸井 ないです、はい。 -プロ入りの前も? 糸井 ないです。 -人生初の満塁本塁打、連敗を止める大きな1発になりましたね。 糸井 まあ、なにより今日勝てたことが一番よかったと思います。 -ファンもここからと期待していると思います。ファンにメッセージを 糸井 明日も勝てるように、意地見せたいと思います。
◆阪神のドラフト5位新人の谷川がプロ初勝利を挙げた。五回に2番手で登板。先頭に中前打を浴びるなど、2死満塁のピンチを招いたが、金子侑を二ゴロに抑えて切り抜けた。六回に味方が逆転して勝ち投手に。「うれしい。こんなに早くくるとは思わなかった」と喜んだ。 プロ2試合目の登板で初勝利。自身の投球内容を反省し「(初勝利を)目標にしていたけど、また次なので」と切り替えた。
◆阪神は打線がつながり、連敗を4で止めた。4番・糸井嘉男外野手(36)が六回に9号満塁本塁打を放つなど6打点の活躍で勝利に貢献した。ヒーローインタビューでは気合のグランドスラムであったと明かした。 --ナイスバッティング 「ありがとうございます」 --2安打6打点の活躍、バッティングを振り返って 「連敗していたのでなんとか止めるぞと、強い気持ちで行った」 --六回1点差、満塁の場面、打席での意識は 「初球から甘い球が来たらいこうと、自分の中の意地が出た」 --逆転となった満塁本塁打、入った瞬間の気持ちは 「ヤッター!と」 --満塁本塁打の記憶はあるか 「ないです」 --プロ入りの前も 「ないです」 --人生の初の満塁本塁打、連敗を止める大きな一発になった 「なにより今日勝てたことが一番よかった」 --明日以降の闘いに向けて一言 「明日も勝てるように意地を見せたい」
◆阪神は打線がつながり、連敗を4で止めた。4番・糸井嘉男外野手(36)が六回に9号満塁本塁打を放つなど6打点の活躍で勝利に貢献。2番手のドラフト5位・谷川昌希投手(25)=九州三菱自動車=が1回無失点でプロ初勝利(1敗)を挙げた。 西武は多和田、阪神は小野という富士大出身の両右腕が先発した。先制したのは阪神。一回、一死一、三塁から糸井が右前適時打を放った。西武は三回、二死一塁から富士大出身の山川が右越え15号2ランを放ち、逆転。四回は一死満塁から、秋山が右翼線2点二塁打を放った。 阪神は五回二死二塁から、福留が中前適時打を放ち、1点を返す。さらに六回に猛攻。二死一、二塁とすると、糸原が2番手の左腕・野田から右前適時打。さらに二死満塁とし、糸井が右越え9号満塁本塁打を放ち、7-4とした。 阪神は七回一死満塁で糸井の左犠飛で1点を追加。西武はその裏、先頭の山川が左越え16号ソロを放ち、1点を返した。阪神は九回、二死一、三塁から山崎の左翼線適時二塁打。二死二、三塁から鳥谷の右前適時打を放ち突き放した。 投手陣は小野は4回4失点で谷川、岩崎、藤川、桑原と継投。ようやく交流戦初白星を手にした。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 | 29 | 20 | 1 | 0.592 (↓0.012) | 0 (-) | 93 | 243 (+3) | 216 (+7) | 51 (-) | 28 (+1) | 0.259 (↓0.001) | 3.98 (↓0.07) |
2 (-) |
DeNA | 23 | 23 | 2 | 0.5 (↓0.011) | 4.5 (-) | 95 | 195 (+4) | 186 (+5) | 59 (+2) | 31 (-) | 0.251 (-) | 3.45 (↓0.02) |
3 (↑1) |
阪神 | 24 | 25 | 0 | 0.49 (↑0.011) | 5 (↑1) | 94 | 160 (+10) | 179 (+5) | 25 (+1) | 30 (-) | 0.233 (↑0.003) | 3.21 (↓0.03) |
4 (↓1) |
巨人 | 24 | 26 | 1 | 0.48 (↓0.01) | 5.5 (-) | 92 | 237 (+2) | 214 (+3) | 46 (+1) | 24 (-) | 0.269 (↓0.003) | 3.95 (↑0.06) |
5 (-) |
中日 | 23 | 28 | 1 | 0.451 (↓0.009) | 7 (-) | 91 | 214 (+3) | 245 (+9) | 36 (-) | 30 (-) | 0.265 (-) | 4.46 (↓0.1) |
6 (-) |
ヤクルト | 21 | 27 | 1 | 0.438 (↑0.012) | 7.5 (↑1) | 94 | 201 (+3) | 235 (+2) | 43 (+1) | 28 (+1) | 0.25 (↓0.002) | 4.3 (↑0.05) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 | 30 | 20 | 0 | 0.6 (↓0.012) | 0 (-) | 93 | 287 (+5) | 219 (+10) | 52 (+2) | 62 (+2) | 0.277 (↓0.002) | 4.05 (↓0.12) |
2 (-) |
日ハム | 31 | 21 | 0 | 0.596 (↑0.008) | 0 (↑1) | 91 | 215 (+9) | 195 (+3) | 58 (+3) | 40 (+1) | 0.24 (↑0.001) | 3.59 (↑0.02) |
3 (-) |
福岡 | 28 | 23 | 0 | 0.549 (↑0.009) | 2.5 (↑1) | 92 | 222 (+5) | 196 (+4) | 63 (+1) | 35 (+1) | 0.259 (↑0.001) | 3.79 (↓0.01) |
4 (-) |
ORIX | 26 | 26 | 1 | 0.5 (↑0.01) | 5 (↑1) | 90 | 190 (+3) | 203 (+2) | 39 (-) | 31 (+1) | 0.231 (↓0.001) | 3.59 (↑0.05) |
5 (-) |
ロッテ | 23 | 27 | 0 | 0.46 (↑0.011) | 7 (↑1) | 93 | 209 (+7) | 215 (+3) | 24 (+2) | 52 (+3) | 0.251 (↑0.004) | 3.96 (↑0.02) |
6 (-) |
楽天 | 17 | 33 | 1 | 0.34 (↓0.007) | 13 (-) | 92 | 160 (+2) | 230 (+3) | 43 (-) | 27 (-) | 0.23 (↓0.001) | 4.21 (↑0.03) |
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
福岡 | 5 | 0 | 0 | 1 (-) | 0 (-) | 13 | 23 (+5) | 11 (+4) | 6 (+1) | 5 (+1) | 0.246 (↑0.016) | 2.2 (↓0.45) |
2 (-) |
日ハム | 4 | 1 | 0 | 0.8 (↑0.05) | 1 (-) | 13 | 39 (+9) | 19 (+3) | 9 (+3) | 6 (+1) | 0.269 (↑0.004) | 3.89 (↑0.22) |
3 (↑1) |
ヤクルト | 4 | 1 | 0 | 0.8 (↑0.05) | 1 (-) | 13 | 16 (+3) | 11 (+2) | 4 (+1) | 1 (+1) | 0.226 (↓0.026) | 2.2 (↑0.05) |
4 (↓1) |
西武 | 3 | 2 | 0 | 0.6 (↓0.15) | 2 (↓1) | 13 | 33 (+5) | 28 (+10) | 6 (+2) | 6 (+2) | 0.266 (↓0.014) | 5.36 (↓1.15) |
5 (↑2) |
ORIX | 3 | 2 | 0 | 0.6 (↑0.1) | 2 (-) | 13 | 19 (+3) | 20 (+2) | 4 (-) | 3 (+1) | 0.246 (↓0.012) | 3.64 (↑0.73) |
6 (↓1) |
DeNA | 2 | 2 | 0 | 0.5 (↓0.167) | 2.5 (↓1) | 14 | 19 (+4) | 16 (+5) | 6 (+2) | 2 (-) | 0.244 (↓0.006) | 3.86 (↓0.19) |
7 (↑2) |
ロッテ | 2 | 3 | 0 | 0.4 (↑0.15) | 3 (-) | 13 | 18 (+7) | 17 (+3) | 2 (+2) | 4 (+3) | 0.269 (↑0.038) | 3.56 (↑0.15) |
8 (↓2) |
巨人 | 2 | 3 | 0 | 0.4 (↓0.1) | 3 (↓1) | 13 | 19 (+2) | 21 (+3) | 6 (+1) | 3 (-) | 0.23 (↓0.029) | 3.78 (↑0.72) |
9 (↓1) |
広島 | 2 | 3 | 0 | 0.4 (↓0.1) | 3 (↓1) | 13 | 27 (+3) | 37 (+7) | 5 (-) | 2 (+1) | 0.307 (↓0.015) | 6.6 (↓0.28) |
10 (↑1) |
阪神 | 1 | 4 | 0 | 0.2 (↑0.2) | 4 (-) | 13 | 15 (+10) | 19 (+5) | 1 (+1) | 3 (-) | 0.251 (↑0.038) | 3.07 (↓0.5) |
11 (↓1) |
中日 | 1 | 4 | 0 | 0.2 (↓0.05) | 4 (↓1) | 13 | 20 (+3) | 37 (+9) | 3 (-) | 2 (-) | 0.284 (↓0.002) | 7.74 (↓0.54) |
12 (-) |
楽天 | 0 | 4 | 0 | 0 (-) | 4.5 (↓1) | 14 | 9 (+2) | 21 (+3) | 3 (-) | 4 (-) | 0.248 (↓0.024) | 4.79 (↑0.61) |
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