阪神(☆10対2★)広島 =リーグ戦10回戦(2020.08.15)・京セラドーム大阪=
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広島
0101000002521
阪神
20102302X101411
勝利投手:西 勇輝(3勝3敗0S)
敗戦投手:大瀬良 大地(4勝2敗0S)

本塁打
【広島】鈴木 誠也(12号・2回表ソロ)
【阪神】サンズ(9号・6回裏2ラン)

  DAZN
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◆阪神は初回、サンズとボーアの適時打で2点を先制する。その後、3-2となって迎えた5回裏に糸井とボーアの適時打で2点を加えると、続く6回にはサンズの2ランで相手を突き放した。投げては、先発・西勇が8回2失点の好投で今季3勝目。敗れた広島は、投手陣が崩壊した。

◆阪神西勇輝投手(29)が京セラドームで今季初登板。 オリックス時代は同球場で通算38勝25敗と勝ち越していたが、阪神移籍後は昨年3試合に登板して0勝2敗の防御率5・31。 京セラドームで移籍後初勝利を目指す。

◆両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が西勇輝投手(29)、広島が大瀬良大地投手(29)。両エースが2週連続の投げ合い。8日(マツダスタジアム)は両者とも好投を見せるも、大瀬良に軍配が上がった。西勇はリベンジを狙う。 阪神は糸井が「2番右翼」で6試合ぶりのスタメン復帰。14試合ぶりのスタメンとなる北條も「8番遊撃」に入った。前日14日は新人森下の前に2安打完封負け。打線組み替えで西勇を援護できるか。

◆阪神がジェリー・サンズ外野手(32)とジャスティン・ボーア内野手(32)の新助っ人コンビの適時打で2点を先制した。 初回、1死から6試合ぶりのスタメンとなった2番糸井が三塁打で出塁。3番サンズが広島先発大瀬良を強襲する適時二塁打。 「糸井さんがよく3塁まで走ってくれたから、何としてもホームまでかえすことだけを考えていたよ。しっかり打てるボールを見逃さず、打つことができたね」 試合前まで得点圏打率リーグトップの勝負強さを見せつけた。 2死となり、5番ボーアも続いた。大瀬良の変化球を捉え、中前に運んだ。 「今日はバッティング練習からフォームを変えて練習していたけど早速、結果が出て良かった。まだまだ打てるように頑張るよ」 8試合ぶりの適時打で先発西勇に2点の援護点をプレゼントした。

◆広島鈴木誠也外野手(25)が反撃の1発となる12号ソロを放った。2点を追う2回、先頭の打席で、阪神西勇の140キロ直球を左中間スタンドに運んだ。8月2日巨人戦以来10試合ぶりの1発。前日14日同戦の先制打に続く2試合連続打点を記録した。西勇からは7月5日以来今季2発目だ。 2点を追う4回、先頭の長野が右中間への三塁打でチャンスを作った直後の第2打席では中犠飛を放ち、この日2点目をたたき出した。

◆阪神ジャスティン・ボーア内野手(32)が怪力で2打席連続適時打を放ち、リードを2点に広げた。 1点リードの3回2死一、二塁。先発大瀬良の146キロに詰まりながらも右前に落とした。直球の威力にバットの破片も飛び散ったが、打球も外野まで運んだ。 「(走者で出た)糸井さんとジェリー(サンズ)がいい働きをしてくれたから、かえすことができて良かったよ。もう1本、2本と打てるように頑張るよ」 初回には8試合ぶりとなる適時打を放っており、2打席連続で仕事を果たした。

◆阪神近本光司外野手(25)が自己最長に並ぶ13試合連続安打を放った。 「1番中堅」で先発し、5回の第3打席。先発大瀬良の外角高め直球を流し打ちして三塁線を破る二塁打とした。 開幕から打撃不振も徐々に調子を上げ、8月に入って連続試合安打を継続。昨季に球団新人記録を打ち立てた自身の記録に並んだ。

◆阪神糸井嘉男外野手(39)が約1カ月ぶりとなる適時打を放った。「2番右翼」で6試合ぶりのスタメン出場。1点リードの5回無死二塁、先発大瀬良の直球を捉えて中前適時打とした。コンディションが万全ではない中での出場が続くが、7月18日中日戦(甲子園)以来の適時打。第1打席、第2打席でも安打を放っており、今季2度目の猛打賞も記録した。 適時打の後、代走が送られて交代となった。

◆阪神ジャスティン・ボーア内野手(32)が3打席連続適時打と止まらない。 2点リードの5回1死一、二塁。先発大瀬良の外角に落ちる変化球にうまくバットを合わせて一、二塁間を破る適時打とした。初回に8試合ぶりとなる適時打を放つと、3回の2打席目もバットを折りながら適時打。3打席目も続いて、今季3度目の猛打賞も記録した。

◆広島大瀬良大地投手(29)が5回8安打5失点(自責点4)で降板した。 初回に糸井に右中間を破られる三塁打を浴びると、1死三塁からサンズの打球は、大瀬良の左すね付近を直撃する先制タイムリーに。思わぬアクシデントでベンチをヒヤリとさせたが、続投を決断。2死後にはボーアに中前適時打を浴び、あっさりと2点目を奪われた。 3回にも1点を失い、5回にはボーアに3打席連続適時打を浴びるなど、さらに2失点。逆球を痛打される場面が目立ち、終始精彩を欠いた投球で、先発の役割を果たすことができなかった。

◆阪神は1回に3番サンズ、5番ボーアの適時打で2点先制。広島は2回に4番鈴木誠の12号ソロで反撃を開始した。 阪神は1点リードの5回、5番ボーアの3打席連続適時打などで2点を追加。6回にも3番サンズの2ランなどで3得点した。 阪神は8回2失点の西勇が1カ月ぶりの白星となる3勝目をあげ、勝率5割復帰に王手。広島は5回5失点の大瀬良が誤算だった。

◆阪神ジェリー・サンズ外野手も3打点と大暴れだ。まずは1回。1死から糸井三塁打の直後。投手強襲の打球を放った。打球の角度が変わり、空いた一、二塁間にボールが転がっていくのを見ると、二塁を陥れる好走塁。先制二塁打で流れを呼び込んだ。 サンズ 糸井さんが三塁まで走ってくれたから何としてもホームまでかえすことだけを考えていたよ。しっかり打てるボールを見逃さず打つことができたね。 6回には、4点リードとなり、なおも2死二塁で打席を迎え、右中間にダメ押しの9号2ランだ。 サンズ 近本が得点圏にいてくれたからかえすことだけを考えていたよ。甘い球を仕留めることができて良かったよ。 本塁打を放った後、手をヒラヒラさせるパフォーマンスをみせる。その理由を「人それぞれにしていると疲れるので、これ1回で終わらせています(笑い)」。ボーアのポーズは「ファイアボール」と呼ばれるが、自身のポーズを「ハッピーハンズ」と"命名"。31打点はチームトップ。得点圏打率は両リーグトップの5割1分7厘。さらに、初回の走塁についても「野球をしている以上、先の塁を狙うのは当たり前のこと」とサラリ。味方にすれば頼もしく、敵から見ればなんとも怖い打者だ。

◆阪神梅野隆太郎捕手がバズーカで大きなアウトをもぎ取った。 3点リードの6回無死一塁。フルカウントから3番長野は変化球で見逃し三振。スタートを切っていた一走・羽月をストライク送球でアウトにした。広島ベンチからリプレー検証が要求されたが、判定は変わらなかった。リーグ2位の今季10個目の盗塁刺。4番鈴木誠を無走者で迎えることになる併殺プレーを完成させ、矢野監督も「あそこでリュウ(梅野)が刺してくれたのは、流れの中で大きなダブルプレーでしたし、リュウらしくね、いい送球でした」と絶賛。バットでも8回に中前適時打。攻守で西勇を支えていた。

◆阪神高山俊外野手が今季初打点を挙げた。5回に糸井の代走として出場。3点リード6回1死二、三塁。菊池保の低め変化球を右手1本ですくい、センターへはじき返した。 中堅西川の反応がよく適時打にはならなかったが、中犠飛で貴重な追加点を呼んだ。8回には左安打で出塁。熊谷のレフトへの二塁打で、一塁から一気に生還する激走をみせた。

◆阪神西勇輝投手が広島大瀬良との再戦を制し、1カ月ぶりの白星を手にした。2点リードの2回には4番鈴木誠にソロを浴びたが、1度も連打を許さず、8回4安打1四球と安定していた。完投勝利した7月18日中日戦以来の3勝目をゲット。「梅野に本当にいいリードをしてもらって、投げやすいリズムがあった。打線の援護で投げやすい環境だった。本当に助かりました」と女房役、野手に感謝した。 1週間前の8日にもマツダスタジアムで大瀬良と投げ合った。6回1失点で勝ち負けつかず、7回1失点の大瀬良に白星を奪われていた。中6日での再対決にが注目されたが、本人は冷静そのもの。「それよりも(チームが)昨日負けていて今日勝てたことが大きい」と力を込めた。 矢野監督もエースらしい投球を笑顔でたたえた。「西はいつも粘り強くピッチングしてくれることが多いので、きょうも(失点は)1点ずつですか。そういうふうに頑張ってくれると打線もやっぱり援護できるし、流れもあっちにいかない。西らしさっていうのは十分に出して投げてくれたと思います」。 オリックスから阪神に移籍して2年目、過去3戦2敗だった京セラドーム大阪初勝利。かつての本拠地で4戦ぶりの白星をもぎ取り、次戦の快投にも期待がかかる。お立ち台では「今日は小川がノーヒットノーランしたので、僕も負けないように頑張ります」と宣言。同学年でもあるヤクルト小川の名前も出し、気合を入れ直した。

◆広島鈴木誠也外野手(25)が10試合ぶりとなる12号ソロを放った。2点を追う2回に反撃の1発。4回には犠飛でこの日2打点と、主砲が孤軍奮闘の働きをみせた。試合は敗れ主砲の1発は空砲に終わったが、次戦につながる希望の光となった。鈴木誠は西勇の甘い球を逃さなかった。2点を追う2回先頭での打席。カウント1-1からの3球目だった。真ん中への140キロツーシームを一閃(いっせん)。鋭く放たれた打球は左中間スタンドに飛び込んだ。「自分のスイングでしっかり捉えることができました」。8月2日巨人戦以来10試合ぶりの1発となる12号ソロだ。 見せ場は続いた。2点を追う4回、先頭の長野が右中間を破る三塁打でチャンスメーク。迎えた第2打席で、今度は外角低め変化球をセンター方向にはじき返し、中犠飛で2打点目をたたき出した。「少し浅かったですが、長野さんのおかげです」と振り返った。 今季は西勇キラーぶりを発揮している。3試合の対戦で10打席に立ち、2本塁打を含む6打数4安打、打率6割6分7厘、3打点。昨季は25打席でわずか3安打に抑えられた相手を今季は攻略しつつある。8月7日の積極的休養を挟み、飛び出た久々の1発。主砲の打棒が勢いに乗ってきた。 しかしチームとしては西勇を打ち崩すことができなかった。前回の対戦と同様に4安打に封じ込まれ、得点は主砲が稼いだ2点のみに終わった。高ヘッドコーチは「西はコントロールがいい。根気強くいかないといけない。もう一つ的を絞っていく必要がある」と話した。 ルーキー森下のプロ初完封勝利でカード頭を取っただけに、乗っていきたいところで痛い1敗となった。佐々岡監督は「もう1回気を引き締めて、集中力を高めて明日戦っていきたい」と切り替えた。16日は勝利をもぎ取りカード勝ち越しを決め、来週の本拠地6連戦へ弾みをつけたい。【古財稜明】

◆阪神西勇が広島大瀬良との再戦を制し、1カ月ぶりの白星を手にした。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。 -14日無得点の打線は2桁安打で2桁得点 矢野監督 初回に1点じゃなくて、2点とれて流れも良かったし、そこでホッとしないで中押し、ダメ押しと、いい流れでできました。 -サンズとボーアがいいところで打った 矢野監督 やっぱり、中心のかえすところの打者が打ってくれると、こういう試合になるし、その前の嘉男(糸井)もね、久しぶりのスタメンですけど、3本打って、そういうつながりというところでもよかったです。 -西勇の投球は 矢野監督 西はいつも粘り強くピッチングしてくれることが多いので、きょうも(失点は)1点ずつですか。そういうふうに頑張ってくれると打線もやっぱり援護できますし、流れもあっちにいかない。西らしさっていうのは十分に出して投げてくれたと思います。 -(6回の)梅野の盗塁阻止も貴重では 矢野監督 あそこでリュウ(梅野)が刺してくれたのは、流れの中で大きなダブルプレーでしたし、リュウらしくね、いい送球でした。 -岩貞の中継ぎ起用は 矢野監督 今シーズン初めもね、中継ぎどうかなってのも自分の中であったけど、先発で頑張ってくれてたのでね。でも、いろんなポジションで頑張ってくれたらチームのためにもなると思うし、岩貞のためにもなると思う。きょうはサダらしく腕振って投げてくれたんで、また戦力になってくれると思います。 -今後も中継ぎで 矢野監督 そうですね。当面は中継ぎでいこうかなと思ってます。 -明日の秋山への期待は 矢野監督 アキはね、いつも汗いっぱいかきながら、それでも一生懸命投げてくれる。打線の援護も多いんでね、明日もここ(京セラドーム大阪)で試合でね、アキを援護して勝ちにいきます。 -糸井について 矢野監督 嘉男も出たくてウズウズしていると思うし。コンディションもあるし、もちろんベテランになればどうしても結果を求められるんで、そういうところで。でも、コンディションも何とかやりくりしてやってたし、打つ方の状態も上げようとやってくれていた。どこかでタイミングがないかな、と。自分の中では今日いいんじゃないかというところでね。嘉男自身も3本打った後に代えられるというのは、アイツの中では不本意かもしれないけど、でもああいうふうな打撃をしてくれてね、またチームの力になってくれると思います。 -初回はボーアの2点目が大きかった。 矢野監督 今日は本当にいいタイムリーが出た。1点ではどうしても流れが来にくいのでね。そういうところではもう1本出て、3本打てたというのは何か変えるきっかけになってもらいたい。 -ボーアは打撃フォームを変えたが、きっかけにしてほしい。 矢野監督 もちろん。シーズンの中でマイナーチェンジは俺らもやっていくことだし。ちょっと低い姿勢から打ちにいくっていうのを打撃練習からやっていて。見た目もすごく良かったし、今言ったきっかけというのがシーズンの中でいろいろ自分の中でも新しいことにチャレンジしたり、引き出しを自分であけていって。その中の1つが今日のそういうことなので。1個出たというのは、本人の中で手応えがあればいいなと思う。 -サンズはチャンスに強いのが今日も出た 矢野監督 ねえ、ホントに。サンズは逆に自分の形を変えないよね。相手はサンズに対して嫌なことをしてこようとするけれど、アイツは形を変えない強みというか。特に走者を置いた状況で、投手は絶対に抑えようとするけど、抑えようとするからこそミスが出やすい状況ではある。そこを自分の形を崩さずに(走者を)かえすところに持っていける。変えない強さ、そういうのがサンズにはある。 -高山も1本打った。中谷も含めて外野争いのレベルが上がってきた実感は 矢野監督 1試合でどうこうじゃないけどね。俺の中ではいろいろ考えながら使っているので。そのようになっていければいいし。もちろん固定というのはチームにとってはありがたいことだけれど、今の状況考えれば、このような試合がチーム全体(のレベル)を上げることになる。

◆阪神岩貞祐太投手はプロ7年目で初めてリリーフ登板し、9回の1イニングを無失点で締めた。 先頭の3番長野、4番鈴木誠を2者連続三振に仕留め、1回1安打無失点。矢野監督は「今日はサダらしく腕を振って投げてくれた。また戦力になってくれると思います」と評価した上で「当面は中継ぎで行こうかなと思います」と説明した。今春にも中継ぎへの配置転換プランがあった左腕。8月10日DeNA戦で4回3失点と苦しんだ後、先発ローテの一員からブルペン要員への"異動"が決まっていた。

◆広島大瀬良大地投手が5回8安打5失点(自責点4)で今季2敗目を喫した。 初回1死三塁から、サンズに左すね付近を直撃する先制適時打を浴びた。そのまま続投し、2死後にはボーアに中前適時打を許した。3回にも1点、5回には2点を奪われ、この回で降板。守備の連係ミスや失策が失点につながったが、大瀬良は「ミスをカバーするのが僕の役目。失点は僕の弱さです」と反省。佐々岡監督は「甘いところを打たれた。粘り強くというところがほしかった」と指摘した。

◆超人のド派手復活で14安打10得点の大勝だ。右膝痛を抱えている阪神糸井嘉男外野手(39)が、2番で6試合ぶりにスタメン復帰即、初回先制の口火となる激走三塁打など猛打賞。3安打が2カ月ぶりなら、適時打自体も1カ月ぶりのお目覚めだ。新人森下に2安打完封された一夜明け。阪神移籍後8月を最も得意とする夏男が、負ければ5位広島に0差に迫られる危機を救い、大逆襲に弾みをつけた。満身創痍(そうい)でもスピードは緩めない。気合の入った初回1死の第1打席。糸井は大瀬良から放った打球が右中間で大きく跳ねるのを確認すると、二塁を蹴った。背番号7の躍動を待ちわびた虎党の声援を背に、一気に三塁に滑り込んだ。ボールがそれると、本塁を狙おうかという前傾姿勢。超人の激走チーム初安打が、大量14安打10得点大勝の流れを作った。 「チームが勝って良かった。それだけです。西、ナイスピッチング!」 3打席全てで仕事を果たし、5回でお役御免の途中交代。ベンチからナインに声援を送り、快勝を見守った。陰のヒーローは試合後、自らの活躍に言及することなく、8回を投げ抜いた先発西勇をたたえた。 万全ではない体を必死に動かした。右膝に痛みを抱えながらの出場が続き、2番右翼で6試合ぶりのスタメン出場だった。初回は激走で今季初三塁打を決めると、3番サンズの適時二塁打で先制のホームイン。3回も1死から左前打で出塁し、5番ボーアの適時打で3点目の生還。5回無死二塁では、約1カ月ぶりの適時打を中前に運び、再びボーアの適時打で5点目のホームを踏んだ。2カ月ぶり2度目の猛打賞&3得点。前日森下に2安打完封負けしたチームを、ガッツあふれるプレーで勇気づけた。 プロ18年目。ベテランの域に達した今もなお、第一線で活躍を続ける。体のケアは欠かさず、睡眠の質向上に、枕は老舗寝具メーカーでオーダーメード。遠征先にも持ち運ぶ。鍛え上げられた肉体とは裏腹に、食事制限を設けることは少ない。あくまで「好きなものを食べる」超人流でストレスを軽減し、夏バテも予防している。 決して本調子とはいかない中で、圧倒的な存在感。頼もしい復活に矢野監督も目を細めた。「コンディションも何とかやりくりしていたし、打つ方の状態も上げようとやってくれていた。3本打った後に代えられるのは、あいつの中では不本意かもしれない。でもああいう打撃をしてくれて、またチームの力になってくれると思います」。負ければ5位広島に0差に迫られた危機で、チームを救った。8月は阪神移籍後、通算打率3割7分5厘と断トツの好成績。大逆襲へ、夏男の活躍は欠かせない。【奥田隼人】 ▼糸井の猛打賞は6月21日巨人戦での3安打に続き、今季2度目。阪神での猛打賞は通算25度目。 ▼糸井は阪神移籍後、8月は通算打率3割7分5厘と断トツの好成績だ。今季もこれで20打数6安打、打率ちょうど3割に乗せ、本領を発揮し始めた。

◆前日(14日)完封負けを喫した阪神は一回、助っ人コンビの適時打で2点を先制した。1死から6試合ぶりに「2番・右翼」で先発出場した糸井が、右中間を破る三塁打。続くサンズの投手強襲の適時二塁打で先制した。続く2死二塁で、ボーアが大瀬良のフォークを中前に運んで、8試合ぶりとなる打点を挙げた。  サンズは「糸井さんが三塁まで走ってくれたから、なんとしてもホームにかえすことだけを考えていたよ」といえば、2-1の三回にも2打席連続で適時打を放ったボーアは「きょうは打撃練習からフォームを変えて練習していたけど、さっそく結果が出てよかったよ」とご機嫌だった。

◆マウンドでは表情を崩さなかったが、ベンチに戻るとニコッと笑顔を見せた。阪神・西勇が8回4安打2失点。カープ打線を封じる好投で、今季3勝目を挙げて、前回登板の借りを返した。  「本当に素晴らしい投手なので先制点を取られないように丁寧に投げていきました。(ヤクルトの)小川がきょうノーヒットノーランをしたので、僕も負けないようにやっていきます」  2点の援護をもらった直後の二回。先頭の4番・鈴木誠に内角高めの142キロを左中間席へ運ばれ、1点差とされた。  3-1の四回には先頭の長野に右中間三塁打を許すと、鈴木誠の中犠飛で2点目を献上。それでも五回以降は追加点を与えなかった。  「相手の反応が直近で投げていて分かることも多いので、そこを意識して投げていければ」  前回8日の広島戦(マツダ)では6回4安打1失点と好投も、七回で代打が送られて降板。2番手の藤川が打たれて、チームも1-2で敗れた。相手のエース・大瀬良に白星を許していた。  西勇は今季ここまで巨人・菅野、DeNA・今永、広島・大瀬良といった他のチームの開幕投手と5試合で直接対決し、0勝2敗、防御率2・30と白星に恵まれていない。チームも5連敗と、エースを攻略できていなかった。  京セラドームでは昨季3試合で0勝2敗、同5・31と白星なし。1年前の8月10日では広島に6回7安打5失点と打ち込まれたが、そんな嫌なデータもイメージも、払拭する活躍を見せた。  八回もマウンドに上がり、110球を投げた。九回は岩貞に譲ったが、エースの面目躍如。7月18日の中日戦(甲子園)以来、約1カ月ぶりの白星をつかんだ。(織原祥平)

◆阪神は10-2で広島に圧勝した。打線が14安打で、今季4度目の2桁得点。ボーア&サンズが、それぞれ3打点。助っ人コンビが計6打点と大暴れした。  一回、サンズが先制の適時二塁打を放つと、ボーアも中前適時打と続いた。2-1の三回、ボーアが右前適時打。1点差に迫られた五回には糸井が適時打、さらにボーアが3打席連続の適時打を右前へ。六回、サンズの9号2ランで勝負を決定づけた。八回には熊谷、梅野の適時打で、2点を加えた。  6試合ぶりに「2番」でスタメン出場した糸井も6月21日、今季2度目の3安打。先発した西勇は打線の大量援護を受けて8回4安打2失点で今季3勝目(3敗)を挙げた。  前日はルーキー森下に2安打完封負けを喫した打線が奮起。広島との対戦成績を5勝4敗1分けとし、借金を「1」に減らした。

◆六甲おろしに合わせてメガホンを叩く音が京セラに何度も響き渡る。阪神・ボーアが3打席連続で快音を残し、虎党のボルテージを一気に上げた。  「打ったのはスライダー。今日はバッティング練習からフォームを変えて練習していたけど、早速結果が出てよかったよ」  まずは一回だ。サンズのタイムリーで先制し、なおも2死二塁で打席に立つと、大瀬良の外角にきたフォークを中前へはじき返した。6日の巨人戦(甲子園)以来8試合ぶりの打点を挙げた。  さらに、2-1の三回2死一、二塁では、バットを折りながらも右前へ運び追加点。「糸井さんとジェリー(・サンズ)がいい働きをしてくれたから、かえすことができてよかった」と振り返った。さらに五回1死一、二塁ではゴロで一、二塁間を抜くタイムリー。5点目をもぎとった。  実は、打撃フォームを修正していた。前日までと比べて、わずかだが膝を曲げてゆったりと構えた。余裕のある待ち方が奏功したのか、来日初の3打席連続適時打。猛打賞も7月15日のヤクルト戦(甲子園)以来、来日3度目だ。  7月は打率・296、7本塁打、18打点と好調だったが、8月に入って下降した。試合前の時点で8月は打率・171、本塁打なしで打点は1。7月下旬に右臀部の張りで一時スタメン落ちして以来、なかなか状態が上向いてこなかったが、突然のお目覚めとなった。  サンズが先制打で、7月28日のヤクルト戦(神宮)以来、今季6度目となる助っ人のアベック打点。この2人がそろって打点を挙げると、ここまで4勝1敗だ。  打線がつながり、好投手・大瀬良を攻略。5点を奪って五回でマウンドから降ろした。これで借金「1」とし、完済までもう一歩。ボーアがバットで、チームを浮上させていく。(菊地峻太朗)

◆広島の大瀬良は制球が甘く、5回5失点(自責点4)と踏ん張れずに2敗目。一回1死三塁で、サンズの痛烈な打球が脚に当たり、先制二塁打とされた。打球を受けてもマウンドを譲らなかったが、2死後の二塁で中前に適時打を打ち返されたボーアに三、五回のピンチでも痛打された。  今季黒星はともに5点を失った阪神戦。前日14日のルーキー森下の完封勝利による勢いを生かせなかったエースは「球はいいということはなかったが、粘らないといけなかった。カード頭で新人が頑張っていて、僕の後は若い遠藤。いい形でつなぎたかったが...」と声を落とした。

◆阪神は打線がつながり、広島に大勝した。矢野燿大監督は前夜はルーキー森下の前に無得点の打線が2桁安打で2桁得点を奪ったことについて「立ち上がり、初回に1点じゃなくて2点とれて流れもよかったし、そこでホッとしないで中押し、ダメ押しと、いい流れでできました」と話した。  サンズとボーアがそろって3打点をあげる働きについては「やっぱり、中心のかえすところのバッターが打ってくれるとこういう試合になる。つながりというところでも、よかったです」と話した。  なかなか援護ができなかった西勇に大量援護でき、8回2失点の好投で3勝目。  「西勇はいつも粘り強くピッチングしてくれることが多いんで、きょうも(失点は)1点ずつですか。そういう風に頑張ってくれると打線もやっぱり援護できますし、流れもあっちにいかないので。西勇らしさっていうのは十分に出して投げてくれたと思います」と話した。  一回に三塁打を放ち、3安打の糸井については「嘉男(糸井)も出たくてウズウズしていると思うし。コンディションもあるし、もちろんベテランになればどうしても結果というのを求められるんで、そういうところで。でも、コンディションも何とかやりくりしてやっていたし、打つ方の状態も上げようとやってくれていたんで。どこかでタイミングないかなという、自分の中ではきょうがいいんじゃないかというところでね。嘉男自身も3本打った後に代えられるというのは、あいつの中では不本意かもしれないけど、でもああいう打撃をしてくれてね、またチームの力になってくれると思います」と語った。

◆好機での驚異的な頼もしさは健在だ。サンズが先制打、ダメ押しの一発でお立ち台に呼ばれた。  「投手は甘い球も投げる。それをいかに捉えられるかが、打者の醍醐味だよ」  一回1死三塁で投手強襲の先制二塁打。打球が右翼を転々とする隙に二塁も奪った。得点圏打率・517はセ・リーグトップで、特に走者三塁は6打数6安打。六回2死二塁では9号2ランで、チームトップの打点を「31」に伸ばした。  「データだけでなく、自分の中で理解してどう対策するか。『こういうケースはこういう球がくる』と考えることで甘い球を逃さないとか、ボールを絞ったりできる」  本塁打の後、顔の前で両手をひらひらと動かしてベンチ前を駆け抜ける姿が定着した。「それぞれにタッチしていると疲れるから、一回で」と笑顔。ボーアが「ファイアボール」なら自身は? 「幸せの手かな。まだ考えていない」と照れながら思いついた。  「ハッピーサンズ!」  打点を荒稼ぎ。チーム全体に幸福をもたらす男にふさわしいネーミングだ。(安藤理)

◆アウトを一つ取るたびに、勝利へと一歩ずつ近づくたびに自然と笑顔が増えた。西勇が開幕投手同士の投げ合いを制し、リベンジを達成。自身4試合ぶりの白星を手にし、歓喜に酔いしれた。  「ピッチャーは勝てたほうがいいし、勝つためにやっているし。本当にチームが勝ててよかったと思います」  緩急を駆使し、丁寧にコーナーへ投げ分けるいつものスタイル。二回に鈴木誠にソロを浴び、四回にも中犠飛で2点目を失ったが、それ以上の追加点は許さず。八回2死一塁で羽月を遊ゴロに仕留めると、グラブをたたいて笑顔を見せた。  8回4安打2失点で今季3勝目(3敗)。前回8日の広島戦(マツダ)は6回1失点もチームはこの日と同じ先発・大瀬良の前に1得点に封じられ、敗れた。今季ここまで他球団の開幕投手と5試合で投げ合い、0勝2敗、防御率2・30でチームも5連敗していたが、巡ってきたチャンスで今度は投げ勝った。  矢野監督も「(失点は)1点ずつですか。そういうふうに頑張ってくれると打線も援護できますし、流れも相手にいかない。西らしさは十分に出して投げてくれたと思う」と称賛した。  同じ時刻に横浜では同じ1990年生まれのヤクルト・小川がノーヒットノーランを達成。お立ち台でライバル右腕を引き合いに出しながら、虎党の前で誓った。  「次の試合も長いイニングを投げれるように頑張ります。小川がノーヒットノーランをしましたので、僕も負けないように頑張ります!」  次も勝つ。虎のエースはただひたすらに勝利を目指して全力投球する。(織原祥平)

◆勝利のお立ち台に上がったのはボーア&サンズと西勇。でももう1人、忘れちゃいけないヒーローがいる。6試合ぶりに「2番・右翼」でスタメン出場し、3安打&激走三塁打で、チームを鼓舞した糸井だ。  「チームが勝ってよかった。それだけです。西、ナイスピッチング!」  6月21日の巨人戦(東京ドーム)以来、今季2度目の猛打賞にも多くは語らず。だが、ナインはわかっていた。一回に先制打を放ったサンズは「糸井さんが三塁まで走ってくれたから」と感謝のメッセージだ。  一回1死、大瀬良の147キロ直球をたたくと、打球は右中間へ。右翼・鈴木誠がもたつくのを見るや、ギアを上げた。広島守備陣も驚き、中継プレーが乱れる。サンズの投手強襲二塁打で、先制のホームを踏んだ。  三回にはシュートを左前に運ぶと、ボーアの適時打で3点目のホームへ。五回無死二塁では145キロ直球を振り抜き、自ら4点目をたたき出した。ここで代走・高山を告げられてベンチに戻ると、拍手で迎えられた。  矢野監督は「嘉男(糸井)も試合に出たくてウズウズしていたと思う。打撃の状態を上げようと(打ち込みを)やっていたんで、どこかのタイミングで使おうと。3本、打った後に代えられるのは不本意かもしれないけど、またチームの力になってくれると思います」とねぎらった。  ベテランの調子のよさは知っていた。前日14日の京セラ。試合前練習が始まる1時間前の午後1時すぎ、福留とともにグラウンドに姿をみせると打撃投手を相手に約1時間の特打を行った。右翼フェンスを越える打球が数多くあったことは、打撃コーチから指揮官にも伝えられていた。  現状、外野の定位置はサンズ、近本は不動。残りの1枠。最近の調子を考えると中谷、高山らを中心とした争いとみられていたが、簡単に定位置を譲るわけにはいかない。今年は4年契約最終年。打って、走って、39歳のデモンストレーションはこれからが本番だ。(三木建次)

◆踊れや踊れ、お盆の猛虎祭や~! 阪神は前日14日に2安打完封負けした広島相手に、14安打10得点でウップンを晴らす快勝劇。ジャスティン・ボーア内野手(32)が来日3度目の3安打猛打賞、しかもすべてタイムリーと大暴れした。これでB砲が打点を挙げればチームは5連勝。やっぱり助っ人が打つと勝ちまんな~。あ~、気持ちいい~!  カ~ン! カ~ン! カ~ン!! 乾いた打球音が響くたびに、歓声とメガホンをたたく音が京セラドームにこだました。前日14日の2安打完封負けがウソのような14安打10得点の猛虎祭に、虎党は大盛り上がり。中心にいたのはボーアだ。  「きょうはバッティング練習からフォームを変えていたけど、早速結果が出てよかったよ」  一回、1点を先制してなお2死二塁。大瀬良のフォークを捉えると、打球は中前で弾んだ。6日の巨人戦(甲子園)以来となる適時打に手をたたき、右拳を握った。  三回2死一、二塁では146キロ直球にバットを折りながらも、持ち前のパワーで右前にポトリ。「バットが私のために死ぬ気でヒットを打ってくれてよかったよ」とジョークを交えて振り返った。五回1死一、二塁ではシュートを右前へ。二走・高山が迷うことなく本塁まで駆け抜けた。  大瀬良とはこの試合前まで5打数3安打、打率・600と好相性。しかし、それ以上にある決断が功を奏していた。7月は打率・296、7本塁打、18打点。しかし、同月下旬に右臀部の張りで欠場して以降、なかなか状態が上がらない。8月は試合前の時点で打率・222で0発。前日に3打数無安打に終わると「ここで変えないとな」と打撃フォームを変えていた。  メジャー時代にも微調整を繰り返して92発。その経験をもとに、ここ数試合の自らの映像を見直し"無駄な動きが多い"と分析した。ほぼ直立状態だったフォームから軽く膝を曲げて低く構えた。スタンスもオープン気味に。米国時代にも似たようなスタイルを採用したことがあり、練習で感覚をつかんで試合でも実行した。助っ人の柔軟な思考が、来日初の3打席連続適時打に結びついた。3安打猛打賞は7月15日のヤクルト戦(甲子園)以来今季3度目。これで打点を挙げれば5連勝。B砲の活躍は、勝敗に直結している。  矢野監督は「ちょっと低い姿勢から打ちにいくというのを打撃練習からやっていて。見た目もすごくよかったし、シーズンの中でいろいろ新しいことにチャレンジしたり、引き出しを開けていって」と助っ人の"変身"を評価。「3本、打てたというのは何か変えるきっかけになってもらいたい」と、さらなる爆発に期待を込めた。  「いつも熱い熱いファンの方々というのはよくわかっているけど、余計に頑張らないと...と思いますし、ありがたい限りです」  ファンへの感謝を口にしたボーア。チームは借金「1」とし、また5割復帰を目前とした。打てば打線に火をつける助っ人のバットで、これからも勝利を呼び込む。(菊地峻太朗)

◆前日の投手(森下)が良すぎると、次の日は誰が投げても打ちやすく見える。プロ野球でよくあるパターンだ。ボーアも打撃フォームを変えたようだが、タイミングはまだ全く合っていない。それでも結果だけは出た。打球が飛んだコースが良かったり、力で持っていけたり。  本来のボーアは軸回転で打つ打者。ゆったりとテークバックして、「いらっしゃい」という感じで余裕を持って投球を自分のポイントまで引き付けて打つ。ところが、3安打はしたが、どれもテークバックの際にバタバタしている感じがぬぐえない。タイミングが合っていない証拠だ。  ただ、結果が出ることによって何かを見つけるケースが多いのも事実。タイムリーを3本打つ中で、ひょっとしたら「これだ」というものを見つけているかもしれない。これは本人にしか分からない部分だ。打つべき人が打っての快勝の中で、ボーアも何かを見つけていることを願いたい。  目安は、やはり打球が上がること。長打で走者をかえすようになって初めてホンモノ。現状はホンモノにはまだ遠い感じがする。(本紙専属評論家)

◆よっしゃ!! 猛虎打線が広島のエース、大瀬良をKOしての10得点!! 守ってはエースの西勇が8回4安打2失点の大人の投球で、借金1としましたー!! まさにわが阪神一丸のナイスゲーム...。  って、ホンマか?! 西勇本人は決して口に出さないだろうが、一丸なんて、信じていなかったのでは? その証拠に6点リードの七回1死一、二塁、もう打撃は無理しなくていい場面で、必死に食らいついていたのだ(結果は三振)。今季は好投をしたのに打撃の援護がなく、自分の白星が増えなかったこともあるだろうけど、それ以上に8月に入って勝率5割に届きそうで届かないチームに対して、『喝』を入れたかったように映ったのだ!!  本日も普段打たない糸井やボーアが活躍して、まあチームとしては良かった良かった...。でも、それ以上に、いらだちを感じていたような...(九回に岩貞を投げさせたのは西勇と同様、矢野監督の気持ちでしょう)。今季は120試合なので、そろそろギアをマジに上げないと!!

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
27163 0.628
(↓0.015)
-
(-)
74218
(+4)
157
(+7)
67
(+1)
27
(+1)
0.254
(↑0.001)
3.360
(↓0.08)
2
(-)
DeNA
25222 0.532
(↓0.011)
4
(-)
71204
(-)
186
(+9)
55
(-)
10
(-)
0.270
(↓0.005)
3.600
(↓0.05)
3
(-)
阪神
22232 0.489
(↑0.012)
6
(↑1)
73204
(+10)
193
(+2)
45
(+1)
36
(-)
0.247
(↑0.003
3.680
(↑0.04)
4
(-)
ヤクルト
20225 0.476
(↑0.013)
6.5
(↑1)
73206
(+9)
231
(-)
38
(-)
29
(-)
0.249
(-)
4.500
(↑0.1)
5
(-)
広島
19244 0.442
(↓0.01)
8
(-)
73210
(+2)
221
(+10)
49
(+1)
21
(+1)
0.273
(↓0.002)
4.310
(↓0.09)
6
(-)
中日
20264 0.435
(↑0.013)
8.5
(↑1)
70155
(+7)
209
(+4)
24
(+1)
12
(+2)
0.238
(-)
3.890
(-)