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ヤクルト
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西武
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勝利投手:ニール(1勝1敗0S)
(セーブ:田村 伊知郎(0勝0敗1S))
敗戦投手:小川 泰弘(1勝1敗0S)
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◆西武は、ローテーションの柱として期待されるニールが先発。3回4安打無失点の投球で、順調な調整ぶりを示した。対するヤクルトは、3年目の宮本が1番でスタメン出場。3打数2安打と、開幕一軍入りに向けて結果を残した。

◆西武先発のザック・ニール投手が、極寒の中で好投を見せた。 3回4安打、4三振無四球、無失点。試合開始直後から本格的に雪が降り始めたが「本当に寒かったけど、いいピッチングができた。去年のここ(メットライフドーム)での初戦が人生で一番寒い日だった」と予定通り3回を投げきった。 新型コロナウイルスの影響で、開幕が不透明なまま。開幕投手として決まっている中で、米国から家族や友人が来日予定だったがすべてキャンセルした。「こういう状況なのでチームメートや家族が健康でいることが一番大切なこと。1日1日努力していくだけ」と目の前の投球に集中した。 心配もあった。「自分がというよりは、アメリカにいる犬に感染しないか心配だった。でも聞いたところによると、犬には感染しないようなので安心した」とホッとしていた。

◆西武先発のザック・ニール投手(31)は、所沢の吹雪にも動じることはなかった。 メットライフドームの屋根とスタンドの間から雪が吹き込む中、ヤクルト打線を淡々と打ち取る。初回先頭に左前打を許すも、ゴロ投手らしく3者連続内野ゴロ。3回1死一、二塁では2者連続空振り三振に仕留めた。「本当に寒かったけど、いい投球ができた」。普段は半袖だが、さすがにインナーシャツを着ながら3回無失点の好投に納得した。 これだけの平常心を持ってすれば、2年目のジンクスとは無縁かもしれない。キャンプ最終日、昨季12勝の安定感を評価され開幕投手に任命された。しかし、新型コロナウイルスによって開幕は延期に。家族、友人が晴れ舞台に合わせて来日予定も急きょキャンセル。「チームメートや家族が健康でいることが一番大切なこと。米国で飼っている犬に感染しないか心配だった。でも聞いたところによると、犬には感染しないようなので安心した」と軽妙なジョークを飛ばしながら、予防に努め準備する。 開幕まで練習試合の形式で、日程通り試合をこなしていく。その上で「一番難しいのは同じパ・リーグと対戦すること。お互いに情報を知ってしまう。シーズンと同じように投げたいけどすべて明かしてしまう。逆に隠して投げれば失点するかもしれない。そのバランスが挑戦になる」。相手打者を綿密に研究し、結果を残してきた助っ人だけに、慎重に準備を進めていく。【栗田成芳】

◆西武松本航投手が、好投でヤクルト打線を抑えた。5回から3番手で登板し、先頭に安打を許すも、二塁を狙った打者走者を右翼・川越の好送球でタッチアウト。6回には直球とカーブがさえ渡り、3者連続三振に仕留めた。3イニングを2安打5奪三振の無失点。 順調にいけば、開幕ローテーションの一角として期待されており、松本は「前回は球1個分甘く入った。今回はそこをしっかり投げきれるように意識。腕をしっかり振れていたから、指にしっかりとかけて投げることができた」と手応えをつかむ投球だった。

◆ヤクルト小川泰弘投手(29)が、逆襲のシーズンへ着々と準備を進めている。「直球と転調」の2テーマを遂行。西武の若き山賊打線を5回1失点に抑えた。 序盤は直球の強さと精度を確認した。2回2死一、二塁、打者山田。初球スライダーでストライクを奪うと、3球続けて外角低めいっぱいにピンポイントの直球。中村のミットを動かさず空振り三振とした。「分かっていて打てないストレートがないと通用しない」。2巡目に入り「3球勝負を意識した」と一気にテンポを上げ、高低もワイドに使った。 3回1死、西武山野辺の2打席目。カウント1-1から高め直球でファウルを誘った。最後は内角低めのチェンジアップで空振り三振。外角に集中した初回の3球三振に続き完勝した。 最速は146キロ。セットポジションになっても球威は落ちなかった。オフから継続している下半身を強化するトレーニングがつながっていると実感。「150キロを投げても、ヒットを打たれたら意味がない。力だけでいく投球にはしたくない。どうしたら打ち取れるか、を考えている」とクイックも織り交ぜ、総合力の高さを示した。 開幕投手は40歳の石川に決定し、小川は2戦目を任される見込み。高津監督の「いい投手から投げさせたい。いい投手に、多く試合を投げてほしい」という構想のど真ん中にいる。「真っすぐに関しては、ほぼ満点。ここ数年の質はいまいちだったが、入ってきた頃に近づいている」とうならせた。極寒の中でライアンの仕上がりが際立った。【保坂恭子】

◆ヤクルト宮本丈内野手(24)が、高津監督のスタメン起用に応えるマルチ安打を放った。 「1番・二塁」で先発出場。初回はカウント2-2と追い込まれてから西武ニールの143キロツーシームを左前に運んだ。 3回の第2打席では、カウント1-1からチェンジアップにうまく合わせて中前打に。「チャンスをもらっているので、アピールできるようにと思っていた」と話した。 8回には四球を選んで出塁も、逆をつかれてけん制死。チャンスをつぶしてしまった。「けん制でアウトになったのが、自分の技術不足。気持ちが甘かった」と猛省していた。 本職の内野だけでなく、外野の練習にも取り組みプレーの幅を広げている。「いけ、と言われたところで守れるように、練習します」と話した。

◆ヤクルト・小川泰弘投手(29)が14日、西武とのオープン戦(メットライフ)に先発。外では雪が降る極寒のマウンドだったが、5回79球を投げ5安打1失点6奪三振と好投した。  「球数は少し多くなってしまいましたが、タイミングをずらしたり、試してみたいことはいろいろできました。また次回に向けてしっかり調整していきたいです」  白い息を吐きながら、気迫の投球を見せた。序盤から直球を主体とした攻めの姿勢で西武打線と勝負。二回に2死満塁から左犠飛で先制を許したが、失点はその1点のみ。開幕投手の40歳左腕・石川とともに先発陣の柱として期待される右腕が、上々の調整ぶりを見せた。

◆西武の山川は寒さを考慮されて主力が多く欠場する中で志願して出場した。「小川さんと対戦したことがなかったので、対戦したかったのが一番」と説明。二回にその小川から内角速球を中前打し「悪い詰まり方ならバットを折られたりする球。自分の中でうれしい安打」と手応えを口にした。  試合後に打席から中堅方向を目がけてロングティー打撃を繰り返した。「体に刺激を与える感じ。遠征続きでなかなかできなかったので、久々に気持ち良く打てた」と満足そうだった。

◆「4番・DH」で出場した村上は4打数無安打、2三振に終わった。前日の西武戦後には、雄平と素振りをするなど状態を上げるために全力を尽くしており「まだまだです。結果を残せるようにやるだけ」と必死だ。15日の同戦以降に守備にも就く予定。また、先発候補の31歳左腕・山田大は15日に1軍に合流する。

◆開幕投手に内定しているニールが3回4安打無失点。持ち味の打たせて取る投球に「テンポよく、いい感触を持って投げられた。気候が寒かったが、いい状態で投げられた」と胸を張った。23日に始まるパ・リーグのチームとの練習試合に向けては「お互い、手の内を明かさないように調整するのが難しい」と技巧派らしい悩みを明かした。

◆3年目の24歳、宮本が「1番・二塁」で先発出場。山田哲や青木らが調整のため欠場する中、3打数2安打と開幕1軍へアピールした。一回は左前打を放ち、三回には1死から中前打。得点にはつながらなかったが、結果を残し「そこに関してはよかったです」。だが、八回に四球で出塁後にけん制死となり「しっかり反省しないといけないです」と気を引き締めた。

◆山川は気温1度の寒さを考慮されて主力が多く欠場する中で「小川さんはいい投手なので」と志願の出場。二回にその小川から内角速球を中前打し、前日の4安打に続いて結果を残した。「詰まりながらもヒットにできたのがよかった。結構うれしいヒットだった」と笑顔。試合後には中堅方向を目がけてロングティー打撃を繰り返すなど意欲的だった。

◆西武・松本航投手(23)が14日、ヤクルト戦に3番手で登板。3回2安打無失点、5奪三振の好投で開幕ローテーション入りを確実にした。  「直球も変化球も指にかかっていた。準備もしっかりできて、いい形で投げられた」  昨季のD1位右腕がリベンジを果たした。前回7日の広島戦では勝負球が甘く入り、4回6安打4失点。中6日で迎えたこの日は前回苦しんだカーブがコースに決まり、4者連続を含む、5奪三振だ。「意図したところに投げられた」と胸を張った。  辻監督は23歳の好投に「(2年目で)初めてというぐらい素晴らしい投球だった。(先発ローテは)ほぼ固まった」と舌を巻き、初の開幕ローテにゴーサインを出した。  1年目の昨季は開幕直前に肺炎を発症し、1軍復帰に約2カ月間を要しただけに、「いい感じにきているので、変わらずやっていきたい」と松本。昨季7勝を挙げた最速155キロ右腕が、極寒の所沢で準備を整えた。 (樋口航)

◆ヤクルト・小川泰弘投手(29)が14日、西武戦(メットライフ)に先発し、5回5安打1失点。チームは0-1で敗れたが、オフシーズンから取り組んできた力強い直球で6三振を奪うなど、好投した。開幕投手の石川雅規投手(40)とともにダブルエースとして期待する高津臣吾監督(51)も「真っすぐに関しては、ほぼ満点」と高評価を出した。  極寒の所沢。気温1度、名残雪が舞ったメットライフドームで小川が気迫の熱投だ。最速146キロの直球は、球速以上に力強かった。  「寒くて体が動かない中でも、(直球で)空振りが取れましたし、ファウルも取りたいところで取れた。一番の基本なので継続していきたい」  屋根とスタンドの隙間から寒風が吹き付けた。白い息を吐きながら、5回5安打1失点。二回に犠飛で1点を失ったが、オープン戦3試合目で最多の6奪三振。そのうち5個は威力満点の直球で奪った。  「小さくまとまったら勝てないと思うし、わかっていても打てないストレートがないと通用しない世界。真っすぐを一番大事にしてやっていこうと思う」  昨季は自己ワーストの5勝に終わり、オフからは力強い直球を取り戻すために試行錯誤した。今春のキャンプでは、新フォームに挑戦。軸足の右足をプレートの真上に置き、右足の親指部分をプレートの内側(捕手方向)にかけるように改良した。プレートを強く蹴ることで、球の勢いが増し、高津監督も「真っすぐに関しては、ほぼ満点。彼が入ってきたころの真っすぐは素晴らしくて、よかったときに近づいている」と目を細めた。  新型コロナウイルスの感染拡大で、開幕は4月10日以降に延期となった。今後は登板間隔をあけ、投げ込みを行う日が設けられる見込みだ。「延びた分、試せることは多い」と小川はオフに取り組んできた、ツーシームなどの精度を上げるために時間を使う。  指揮官は開幕投手の石川とともに「投手陣を引っ張ってもらわないといけない2人なので、期待しています」とシーズンのフル回転を願っている。先の見えない不安が続く中、ライアンが全国の燕党にホットな話題を届ける。 (赤尾裕希)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
西武
521 0.714
(↑0.047)
-
(↓1)
34
(+1)
22
(-)
5
(-)
10
(-)
0.289
(↓0.011)
2.830
(↑0.42)
2
(1↓)
ソフトバンク
731 0.700
(-)
-0.5
(↓0.5)
63
(+4)
34
(+4)
10
(-)
15
(+4)
0.267
(-)
2.760
(↓0.13)
3
(1↓)
楽天
841 0.667
(-)
-0.5
(↓0.5)
57
(+3)
39
(+3)
9
(-)
13
(+1)
0.254
(↓0.005)
2.530
(↓0.04)
3
(2↑)
阪神
632 0.667
(↑0.042)
0
(↓1)
43
(+10)
52
(+4)
13
(+2)
11
(+3)
0.261
(↑0.015)
4.550
(↑0.05)
5
(1↓)
DeNA
750 0.583
(↓0.053)
0.5
(-)
49
(+7)
43
(+8)
12
(+1)
3
(-)
0.259
(↑0.008)
2.950
(↓0.39)
6
(-)
広島
542 0.556
(-)
1
(↑0.5)
59
(+4)
57
(+4)
10
(+3)
4
(-)
0.287
(↓0.007)
4.590
(↑0.07)
7
(-)
日本ハム
652 0.545
(↑0.045)
1
(↑1)
55
(+8)
49
(+7)
5
(-)
6
(-)
0.259
(↓0.004)
3.340
(↓0.23)
8
(2↑)
中日
570 0.417
(↑0.053)
2.5
(↑1)
30
(+3)
53
(+2)
4
(-)
6
(-)
0.234
(↑0.01)
4.110
(↑0.2)
9
(1↓)
ヤクルト
471 0.364
(↓0.036)
3
(-)
37
(-)
50
(+1)
3
(-)
13
(+1)
0.220
(-)
3.720
(↑0.22)
10
(2↓)
ロッテ
242 0.333
(↓0.067)
2.5
(-)
29
(+2)
31
(+3)
9
(+2)
9
(-)
0.227
(↑0.003)
3.760
(↑0.06)
11
(-)
ORIX
372 0.300
(↓0.033)
3.5
(-)
44
(+4)
57
(+10)
9
(+2)
4
(-)
0.259
(↓0.003)
4.420
(↓0.52)
12
(-)
巨人
294 0.182
(-)
5
(↑0.5)
52
(+3)
65
(+3)
16
(+2)
3
(-)
0.232
(↓0.007)
4.190
(↑0.09)