巨人(★2対3☆)ヤクルト =オープン戦2回戦(2020.03.01)・東京ドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ヤクルト
0000021003710
巨人
1000001002601
勝利投手:小川 泰弘(1勝0敗0S)
(セーブ:スアレス(1勝0敗1S))
敗戦投手:デラロサ(0勝1敗0S)

本塁打
【巨人】吉川 尚輝(1号・1回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 巨人戦チケット予約 ヤクルト戦チケット予約
◆巨人は、レギュラー獲得を目指す吉川尚が先頭打者本塁打を放つ活躍。バットで存在感を示した。一方のヤクルトは、先発・小川が5回1失点の好投を披露。シーズン開幕に向けて、順調な調整ぶりをアピールした。

◆巨人戸郷翔征投手(19)が、先発で5回2安打無失点と好投した。 最速151キロの直球を軸に、オフの自主トレでブルージェイズ山口から助言を受けたフォークを有効に使い、6奪三振をマークした。 「しっかり結果が出たのでよかった。(開幕ローテを)意識せずにというのは無理なんですけど、しっかりやっていきたいです」と気を引き締めた。

◆巨人戸郷翔征投手(19)が先発で5回2安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りを確実にした。最速151キロの直球を軸に、自主トレでブルージェイズ山口から助言を受けたフォークボールを有効活用し6奪三振。青木、雄平、エスコバーのクリーンアップを沈黙させ、大役をたぐり寄せた。高卒2年目で開幕2カード目までに先発すれば87年の桑田真澄以来。18年ドラフト6位右腕が成り上がる。1回2死、フルカウント。戸郷は勝負球にフォークを選んだ。右腕を振り切って、135キロで鋭く落とし、青木に空を切らせた。「イメージ通りに投げられた。結構、いい感じになってきています」。昨季の変化球はスライダー中心だったが、勝負球の1つに縦の変化が加わった。 1月、ブルージェイズに移籍した山口の自主トレに同行した。体重の増加とともに、手に入れたのがフォークの極意だった。「感覚の部分です。イメージを聞いたりして、自分の感覚と照らし合わせながら」と試行錯誤し、直球の軌道からストンと落ちる宝刀に磨き上げた。 長いイニングを意識し、出力のコントロールにも取り組んだ。脱力フォームも取り入れ、テーマに挙げた4、5回を無安打に封じた。多少の制球のばらつきは反省したが、最速151キロの直球の球威は衰えず、5回2安打無失点。69球で終えた。 大きな舞台で力を発揮する強心臓で、その名を全国にアピールした。高校時代は3年秋の高校ジャパンとの試合に宮崎県選抜で好投。プロ1年目は、リーグ優勝を決めたDeNA戦で初先発。「ありがとう慎之助」と銘打ったDeNA戦でプロ初勝利を挙げた。 開幕ローテ入りについて、原監督は「いいですね。非常にいい位置だと思います」。開幕投手の菅野、新外国人のサンチェスが当確。田口、高橋、桜井らが名を連ねる中で、強烈なインパクトを残した。開幕2カード以内に先発した高卒2年目投手は、桑田真澄を最後に出ていない。球団史に名を刻む。【久保賢吾】 ▽巨人宮本投手チーフコーチ(戸郷について)「山口俊がいるんじゃないか、という気になった。(菅野、サンチェスに次ぐ)3本柱というか、2本目に入ってくれる感じ。今日のピッチングを見ると、タイトルを狙える。2桁もいけるという、そんな投球だった」

◆巨人戸郷翔征投手(19)が先発で5回2安打無失点と好投し、開幕ローテーション入りを確実にした。 最速151キロの直球を軸に、自主トレでブルージェイズ山口から助言を受けたフォークボールを有効活用し6奪三振。青木、雄平、エスコバーのクリーンアップを沈黙させ、大役をたぐり寄せた。高卒2年目で開幕2カード目までに先発すれば87年の桑田真澄以来。18年ドラフト6位右腕が成り上がる。巨人宮本投手チーフコーチ(戸郷について)「山口俊がいるんじゃないか、という気になった。(菅野、サンチェスに次ぐ)3本柱というか、2本目に入ってくれる感じ。今日のピッチングを見ると、タイトルを狙える。2桁もいけるという、そんな投球だった」

◆巨人吉川尚輝内野手が先頭打者本塁打を放った。ヤクルト小川の139キロカットボールを捉え、右翼スタンドへ。「しっかり振れた。1試合、1試合アピールしていくだけ」と正二塁手を大きく引き寄せた。 原監督は「元気でユニホームを着て、グラウンドに立てれば、そこそこのものは出すと思います」と期待した。

◆ヤクルトは積極的に足をからめた攻撃で、逆転勝利を飾った。6回に連打とエンドランで2点。7回には先頭の塩見が四球を選び、犠打と暴投で三塁へ。 1死三塁となり、西浦の遊ゴロで本塁突入しヘッドスライディングでタッチをかいくぐって生還した。「自分の判断でいきましたが(際どいタイミングで)反省です。足がアピールポイントなので、どんどん使っていきたい」。高津監督も「いい走塁だった」と評価した。

◆巨人・吉川尚輝内野手(25)が1日、ヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に「1番・二塁」で先発し、一回にオープン戦1号となる右越えソロ本塁打を放った。

◆巨人・戸郷翔征投手(19)が1日、ヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)に先発し、5回2安打無失点。69球を投げ、1四球6奪三振と好投した。

◆巨人の吉川尚が1号となる初回先頭打者本塁打を放ち、二塁の定位置獲得へアピールした。小川の内角速球を捉えて右中間席へ運び「塁に出ることだけを考えていた。しっかりとバットが振れたのが良かった」と喜んだ。  三回は左飛、五回は投ゴロと凡退はしたが、鋭い打球を飛ばした。原監督は「元気でユニホームを着てグラウンドに立てれば、そこそこのものは出すと思う」と期待を寄せた。

◆ヤクルトの小川が6安打を浴びながらも5回を1失点にまとめた。一回に吉川尚の先頭打者本塁打で失点したが、その後は走者を背負っても踏みとどまり「粘りの投球ができた。ゴロでアウトを重ねられた」と手応えを口にした。  開幕投手の有力候補となっている。2年連続5度目の大役へ向け「選ばれれば光栄なこと。監督が考える一年間の戦い方をしっかり受け止め、与えられたところで勝つことが大事」と気を引き締めた。

◆ヤクルトの開幕投手候補の石川が1日、春季教育リーグの巨人戦(戸田)で先発し、4回無失点だった。3安打3四死球と毎回走者を背負いながらも得点は許さず「クイックでの投球が良かった。走者を出しても抑えるのが僕の投球なので」と満足そうだった。  三回1死で三塁打を打たれたが、村上からはシンカー、吉川大からは直球で空振り三振を奪って踏ん張った。  19年目の40歳。3年ぶり9度目の大役を任されれば、プロ野球史上5人目の40歳代での開幕投手となる。「僕は投げろといわれた試合に合わせる以外できない。開幕までにさらに精度を上げていきたい」と話した。

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(9↑)
西武
100 1.000
(↑0.571)
-
(↓3)
3
(-55)
1
(-78)
0
(-8)
1
(-18)
0.258
(↑0.016)
1.000
(↑3.21)
2
(-)
広島
410 0.800
(↑0.05)
-1
(↑2)
39
(+8)
21
(+2)
5
(+2)
2
(+1)
0.328
(↑0.004)
3.680
(↑0.69)
2
(1↓)
DeNA
410 0.800
(↓0.2)
-1
(↑1)
26
(+1)
15
(+3)
5
(-)
2
(-)
0.277
(↓0.01)
2.860
(↓0.11)
4
(1↓)
ヤクルト
311 0.750
(↑0.083)
-0.5
(↓2)
25
(+3)
18
(+2)
1
(-)
6
(+1)
0.246
(↓0.004)
2.400
(↑0.35)
5
(-)
ソフトバンク
210 0.667
(↑0.167)
0
(↓2)
18
(+4)
10
(+1)
4
(+2)
1
(-)
0.242
(↓0.04)
2.670
(↑0.83)
6
(4↑)
ロッテ
110 0.500
(↑0.5)
0.5
(↓2)
5
(+3)
6
(+2)
2
(-)
0
(-)
0.172
(↑0.034)
2.500
(↑1.5)
6
(3↓)
阪神
221 0.500
(↓0.167)
0.5
(↓1)
16
(+1)
26
(+4)
10
(+1)
4
(-)
0.226
(↓0.022)
4.810
(↑0.08)
8
(3↓)
中日
230 0.400
(↓0.1)
1
(↑1)
16
(+2)
25
(+8)
4
(-)
2
(+1)
0.238
(↓0.02)
4.600
(↓0.6)
8
(-)
日本ハム
230 0.400
(↑0.15)
1
(↑2)
19
(+7)
26
(+3)
1
(+1)
1
(+1)
0.251
(↑0.024)
4.400
(↑0.6)
10
(3↓)
巨人
240 0.333
(↓0.067)
1.5
(↑1)
27
(+2)
24
(+3)
8
(+1)
1
(-)
0.261
(↓0.012)
4.000
(↑0.2)
11
(3↓)
楽天
140 0.200
(↓0.05)
2
(↑1)
15
(+2)
26
(+3)
3
(+1)
2
(-)
0.197
(↓0.014)
4.100
(↑0.26)
12
(2↓)
ORIX
030 0.000
(-)
2
(↑1)
10
(+3)
21
(+7)
1
(-)
0
(-)
0.232
(↑0.02)
7.010
(↓0.39)