中日(☆8対3★)DeNA =リーグ戦21回戦(2019.09.07)・ナゴヤドーム=
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DeNA
2000001003622
中日
24100100X81200
勝利投手:柳 裕也(10勝5敗0S)
敗戦投手:上茶谷 大河(6勝6敗0S)

本塁打
【DeNA】ロペス(27号・1回表ソロ),筒香 嘉智(28号・1回表ソロ)

  DAZN
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◆中日は2点を先制された直後の1回裏、ビシエドの適時打などで同点とする。続く2回には、福田と高橋の適時打などで4点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・柳が7回3失点の好投で今季10勝目。敗れたDeNAは、先発・上茶谷が6失点と誤算だった。

◆DeNA上茶谷大河投手(23)がドーム球場初勝利を目指す。上茶谷の今季6勝はすべて屋外球場で、ドーム球場は4試合で0勝2敗、防御率5・06。ナゴヤドームは2試合目だが、初登板の4月16日は5失点で黒星だった。

◆中日ファンの女優島田陽子(66)が、始球式に登場した。「アガってしまって...飛んじゃいました」と数々の大舞台を踏んでいる島田も初の始球式に緊張し、投げる前に観客にあいさつするのを忘れ、しばらく固まるシーンも。ようやく振りかぶって投げたが、ノーバウンドでは届かなかった。仕事などで名古屋と縁ができ、自然と中日ファンになったという。チームは5位と苦しんでいるが「これから楽しみな時期に入るのでは」と残り試合での逆襲を期待していた。

◆中日打線が序盤から火を噴いた。 1回に先発柳裕也投手が2本塁打を浴びて2点を先制されたが、直後の1回裏、1死一、二塁から4番ダヤン・ビシエド内野手(30)が左中間を破る適時二塁打で1点。ビシエドは「甘く入ってきた球をしっかりとらえられた」とコメント。さらに1死満塁から阿部の遊ゴロの間に同点に追い付いた。2回には、無死満塁から京田陽太内野手の犠飛で勝ち越し、福田永将内野手(31)が左二塁打を放ち加点。福田は「追い込まれていたので、食らいついていきました」と話した。ビシエドも右犠飛で続き、高橋周平内野手(25)が中前適時打でこの回4点目をたたき出し、DeNA先発の上茶谷をKOした。高橋は「ランナーを返せてよかったです」と満足げ。3回にも大島の犠飛で1点を加え、序盤で7-2と大量リードを奪った。

◆DeNAは1回にロペス、筒香の連続本塁打で2点先制。中日はその裏に2点、2回に4点を奪い逆転。3回にも1点を追加した。 中日は6回にスクイズで1点を追加。中日先発柳は2回以降、6回までDeNA打線を1安打無得点に抑える。 DeNAは7回に1点を返したが及ばず、先発上茶谷の乱調が誤算で3連敗。中日は今季3度目の5連勝。柳が10勝目を挙げた。 DeNA上茶谷が6敗目。

◆DeNAが逆転Vへ、手痛い3連敗となった。先発陣が3戦続けて5回もたずKO。上茶谷は初回に2点のリードをもらいながら、その裏に同点を許すと2回には打者9人の猛攻を受けた。2回途中6安打6失点(自責3)。ラミレス監督は上茶谷について「中日を甘く見ていたところがあるのかな」と厳しい言葉を発した。   ▽DeNA上茶谷「序盤に降板し、リリーフ陣の方に申し訳ないです」 ▽DeNA三浦投手コーチ「みんな疲れている。しんどいけど、乗り越えていかないといけない」

◆中日柳裕也投手(25)が"8度目の正直"でプロ入り初の10勝に到達した。 DeNA打線を相手に7回を5安打3失点。7月7日のヤクルト戦で9勝目を挙げてから2カ月、7試合勝てなかった柳は「一つ勝つ難しさを痛感しました」と振り返った。 ロペス、筒香に2者連続本塁打を浴びる立ち上がりから修正。「中盤以降はボールを操れた」と安定感を取りもどした。 勝てない期間、監督やコーチ、先輩たちの勝たせてやりたいという気持ちも強く感じた。大野雄には何度も食事に誘ってもらい、大島からはサプリメントをプレゼントされた。松坂には何度も連絡をもらって、たくさんのアドバイスを受けた。梅津や山本ら後輩たちの頑張りも刺激になった。「ファンのみなさんやいろんな方に手を差し伸べてもらいました」と感謝する。 勝てないから何かを変えるのではなく、やってきたことを貫き通した。「迷いはありましたけど、変える方が簡単。楽な方へ逃げずにやり切ろうと」。 与田監督も「やっとですね。よく頑張った」とたたえた。16年ドラ1右腕は「これを通過点にしたい。毎年2桁勝てる投手になりたい」と前を見すえた。チームも今季3度目の5連勝。壁を一つ乗り越え、さらにチームの勝利のために腕を振る。【高垣誠】

◆DeNAが3連敗。先発の上茶谷が初回に2点のリードをもらいながら、その裏に同点を許すと2回には打者9人の猛攻を受けた。2回途中6安打6失点(自責3)。アレックス・ラミレス監督のコメント。 「中日を甘く見ていたところがあるのかな」

◆DeNAのドラフト1位・上茶谷(東洋大)が7日の中日戦に先発したが、自己最短の二回途中6失点で降板した。  一回にロペス、筒香の2者連続本塁打で2-0のリードをもらったが、直後に同点とされた。二回には先頭の大野奨に左前打を許すと、続く柳の犠打を狙った打球の処理を焦って失策をおかしてピンチを広げると、後続に安打や犠飛を浴びて、降板を告げられた。  先発陣は8月30日の広島戦(マツダ)から、この日までの7試合で五回を投げきったのは9月1日の広島戦で八回途中まで投げた今永だけ。早期降板が続く苦しい状況となっている。

◆DeNAは7日の中日戦に3-8で敗れて3連敗。先発したD1位・上茶谷は自己最短1回2/3で6安打、6失点(自責3点)で自身3連敗の6敗目を喫した。  8月30日の広島戦(マツダ)から、この日までの7試合で五イニングを投げきったのは9月1日の広島戦に八回途中まで投げた今永だけで、先発投手の早期降板が続いている。  「みんな疲れていると思うけど、踏ん張りどころ。しんどい思いをしないと優勝はできない。優勝しているチームは乗り越えてきている。下を向かないこと」とは21年前の日本一を知る三浦投手コーチだ。8日の中日戦には2年目の斎藤がプロ初先発を果たす。「斎藤に頑張ってもらって、何とか流れを変えてくれる投球をしてくれると思います」。番長は期待を込めた。

◆DeNAの2年目、山本祐大捕手が8日の中日戦(ナゴヤドーム)で先発マスクをかぶる可能性が浮上した。3-8で敗れた7日の中日戦後にラミレス監督が示唆した。  山本はこの日、2-7の五回からマスクをかぶると、六回に1点を奪われたが中日の強力打線に及第点のリード。打撃では七回に左前適時打、九回にも中前打を放ちアピールした。  正捕手の伊藤光が離脱しているなか、山本は戸柱、嶺井に続く第3捕手の立場だが、ラミレス監督は「嶺井も戸柱も(悪い)流れを止めることができずにいて、山本にチャンスを与えたら2安打、1打点と活躍してくれた。あすは先発で使おうことも考えています」と語った。  山本の先発マスクが実現すれば5月6日の巨人戦以来となる。

◆中日は12安打8得点と打線が機能し、5連勝を飾った。7回3失点と好投した柳を援護し、先発野手全員が安打を放った。与田監督は「このところ打線の状態がいい。怖がらずに打てている」と話した。  9月に入ってから6日までの打率は3割5分超えと好調で、この日も4打数2安打2打点だった4番のビシエドは「感覚が良く、いいスイングができている。みんな自分の仕事ができている」と満足そうに語った。

◆3連敗で首位・巨人とは3・5ゲーム差になった。D1位・上茶谷(東洋大)が自己最短となる1回2/3を6失点(自責点3)。ラミレス監督は3連敗のルーキーに「中日を甘く見ているところがある」と手厳しかった。8月30日の広島戦(マツダ)から7試合で五回を投げきったのは1日の今永だけ。正念場を迎える中、8日は2年目の斎藤がプロ初先発する。 自己最短の二回途中で降板し、6失点を喫したDeNAのD1位・上茶谷(東洋大) 「序盤に降板することになりチーム、リリーフ陣に申し訳ないです」

◆柳は7回3失点で7月7日以来となる8試合ぶりの勝利を挙げた。3年目で自身初の2桁勝利を達成し「うれしいが、一つ勝つことの難しさを体感した」。中日の日本選手では2015年の大野雄と若松以来、4年ぶりとなる10勝投手。勝てずに足踏みしている間、松坂や大野雄から助言を受けて調整方法は変えずに耐え忍んだ。ドラフト1位で入団し、1シーズンを通してプレーするのは今年が初めて。一つでも白星を増やす。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
69562 0.552
(↑0.004)
-
(-)
16597
(+10)
505
(+6)
161
(+3)
74
(-)
0.259
(↑0.001)
3.710
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
66603 0.524
(↓0.004)
3.5
(↓1)
14535
(+3)
539
(+8)
143
(+2)
37
(-)
0.245
(↓0.001)
3.860
(-)
3
(-)
広島
65633 0.508
(↓0.004)
5.5
(↓1)
12547
(+3)
548
(+7)
130
(+1)
75
(-)
0.255
(↑0.001)
3.650
(↓0.02)
4
(-)
阪神
59626 0.488
(↑0.005)
8
(-)
16475
(+7)
517
(+3)
84
(+1)
86
(+2)
0.251
(-)
3.540
(-)
5
(-)
中日
59652 0.476
(↑0.004)
9.5
(-)
17497
(+8)
495
(+3)
81
(-)
60
(+1)
0.265
(↑0.001
3.850
(-)
6
(-)
ヤクルト
52762 0.406
(↓0.003)
18.5
(↓1)
13589
(+6)
663
(+10)
150
(-)
56
(-)
0.243
(↑0.001)
4.680
(↓0.04)