ロッテ(☆2対0★)日本ハム =リーグ戦21回戦(2019.09.03)・ZOZOマリンスタジアム=
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日本ハム
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ロッテ
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勝利投手:石川 歩(5勝5敗0S)
(セーブ:益田 直也(3勝5敗26S))
敗戦投手:ロドリゲス(6勝5敗1S)
  DAZN
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◆ロッテは1回裏、井上の適時打などで2点を先制する。投げては、先発・石川が7回を無失点に抑える好投。その後は東妻、益田の継投で完封リレーを飾り、初回の得点を守り抜いた。敗れた日本ハムは、先発・ロドリゲスが試合をつくるも打線が援護できず、7連敗を喫した。

◆ロッテ4番井上晴哉内野手が先制適時打を放った。1回1死一、三塁、日本ハム先発ロドリゲスの5球目、外角の146キロスライダーを逆らわずに中前へはじき返した。 CS出場を目指す中、価値ある先制打に「打線でピッチャーを助けられるように頑張ります」と話した。3回無死の第2打席でも右前打をマーク。序盤で早くもマルチ安打とした。

◆ロッテは1回、井上の適時打などで2点を先制。先発石川は制球よく丁寧な投球で、3回まで3安打無失点に抑える。 日本ハムは5回1死一、二塁で大田が併殺打。6回無死一、二塁では近藤が併殺打とチャンスを生かせず、6回まで無得点。 ロッテは8回から継投で逃げ切り2連勝。石川が5勝目。日本ハムは7連敗。ロドリゲスが5敗目を喫した。

◆ロッテ石川歩投手が7回無失点の好投で5勝目を挙げた。雨が強く降る中、7安打を浴びながらも低めに変化球を集めて3併殺。 「調子自体は良くなかったけど要所で抑えられた。ゲッツーはたまたまです」。チームは引き分けを挟み2連勝で勝率5割復帰。CS進出に向け、3位楽天を1ゲーム差で追う。「そこのモチベーションだけでやらせてもらってます。残りの投げる試合は、チームが全部勝てれば」と上を見据えた。

◆日本ハム・ロドリゲス投手が5敗目を喫した。 初回井上に中前への先制適時打を許すなど2失点。2回以降は無失点と粘りの投球を見せたが、味方の援護がなく、6回途中7安打2失点で降板した。「初回に連打を浴びてしまい、2点を許してしまったことが悔やまれます。チームに流れを持ってくるようなピッチングができず申し訳ないです」と話した。

◆日本ハムは打線組み替えも実らず、今季11度目の0封負けで7連敗となった。 不振の中田翔内野手を外し、1番大田、2番田中賢、3番西川、4番近藤で臨むも、好機を3併殺打などでつぶし続けた。 栗山監督は「もう1歩もクソも関係ない。勝ちきれないだけ」と言葉を吐き出した。

◆石川の好投でロッテが勝率5割復帰。ロッテ井口資仁監督のコメント。 「こういう投球が石川の持ち味。今後、上にいくためには彼の力が必要になる」

◆ロッテの石川歩投手(31)が3日、日本ハム21回戦(ZOZOマリン)に先発し、7回7安打無失点の好投で5勝目。前週に続いて、降りしきる雨にも負けず投げ抜き、チームを勝率5割復帰に導いた。  「調子はよくなかったけど、粘り強く投げられた。(ファンの皆様と)一緒にクライマックスを戦いたいと思っているので、次はもっといい投球ができるように頑張ります」  6年目の今季は開幕投手を務めたが、状態が上がらず大量失点を喫するケースも目立ち、後半戦からは中継ぎに配置転換された。しかし、8月13日の先発復帰後は、これで4試合連続で6回以上を投げて自責点3以下のQS(クオリティ・スタート)を達成。シーズン最終盤で、完全復活を遂げた。  井口監督も「7回までしっかり投げてくれた。球威もなかなか出ないで、本人も歯がゆい思いもあった中で、変化球を低めに集めて打ち取っていた。こういう投球も石川の持ち味。開幕からずっと期待していて、こうして戻ってきてくれて、さらに上にいくためには彼の力が必要ですから。ようやく自分のポジションに戻ってくれた」と笑顔を見せた。

◆日本ハムは再三走者を出しながら、最後まで本塁を踏めなかった。五回から七回まで3回連続で併殺打を記録するなど、石川のゴロを打たせる投球術にかわされた。  1番打者を務めてきた西川を3番に移し、2番が多かった大田を1番で起用するなど上位打線を組み替えたが、実らなかった。栗山監督は「投手が頑張っていたので、何とか勝たせてあげたかった」と悔しがった。

◆ロッテの井上が一回1死一、三塁で先制打を放った。ロドリゲスの甘いスライダーを中前にはじき返した。前日2日は打線が好機を生かせず引き分けに終わっていただけに「打って投手を助けたいと思っていた」と表情を緩めた。  練習では中堅から右方向へのロングティーを採り入れている。三回の打席では右前打を放ち、2試合ぶりに複数安打をマークしたが「自分のことよりもチームが勝つことが大事。まだまだ上を目指す」とクライマックスシリーズ(CS)進出争いを見据えた。

◆ロッテの井上晴哉内野手(30)が3日、日本ハム21回戦(ZOZOマリン)に「4番・一塁」で出場。一回1死一、三塁のチャンスで、中前へ決勝の適時打を放った。  「雨の日は比較的強いと自分で意識しているので、いける気がしました」  試合前にも雨雲が訪れ、シートノックはなし。一度は止んだ雨が、試合中に再び降り出した。グラウンドは滑り、マウンドもぬかるむ悪条件。それでも主砲は「相手も投げにくい、こっちも打ちにくい。だからこそ、少しでも強い気持ちを保てれば優位に立てる」。実際に昨季も6月23日の西武戦(ZOZOマリン)、五回降雨コールドとなった試合でプロ初の逆転満塁本塁打を放つなど、好成績も実証済み。「雨の日、強い説です」と4番が屈託のない笑顔を見せた。

◆大田を今季初の1番に起用するなど打線を組み替えたが、今季11度目の零封負けを喫し、連敗が7に伸びた。栗山監督は「どうつながるか、誰と誰をくっつけたらいいかを考えた。もう一歩は関係ない。勝ちきれるかどうか」と唇をかんだ。ここ4試合で計3得点。投手陣は踏ん張っているだけに、打線の復調が課題だ。

◆完全復活だ!! ロッテ・石川歩投手(31)が7回7安打無失点と今季一番の好投で5勝目(5敗)を挙げ、チームを勝率5割復帰に導いた。  「調子自体は良くなかったけど、要所で粘り強く投げられた」  前週に続く雨中のマウンド。「正直、嫌です」と言いながらも入念に足場を整え、五回から3イニング連続の併殺斬り。球速は普段より5キロほど遅く直球の大半が140キロ台前半だったが、2-0の五回1死一、二塁では大田をカットボールで二ゴロ併殺打に仕留めるなど、得意の変化球で相手を翻弄した。  今季は「チームの中心になってほしい」と、プロ6年目で初めて開幕投手を託された。試合後には後輩投手を食事に誘い、野球に対する考え方やグラウンド外での私生活まで、求められればアドバイスを惜しまない。  前半戦は3勝と結果が出ず、プロ入り後初めて救援への配置転換も経験した。8月13日の先発復帰後は4戦連続でクオリティースタート(6回3失点以下)を果たし、2連勝。輝きを取り戻した右腕に、井口監督は「ようやく自分のポジションに戻ってくれた」と賛辞を惜しまなかった。  3位・楽天とは再び1ゲーム差に迫り、石川は「(残り)全部勝ちたい」と言い切った。3年ぶりのクライマックスシリーズ進出へ、31歳がチームを力強く牽引(けんいん)する。 (浜浦日向) 石川と田村のバッテリーにロッテ・清水バッテリーコーチ 「丁寧な中でも強気に内を突くような配球があり、とてもよかった」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
66534 0.555
(↑0.004)
-
(-)
20515
(+3)
485
(+2)
163
(+2)
105
(+1)
0.252
(-)
3.610
(↑0.02)
2
(-)
西武
67561 0.545
(↑0.004)
1
(-)
19667
(+5)
627
(+1)
157
(+1)
123
(-)
0.266
(↓0.001)
4.490
(↑0.03)
3
(-)
楽天
61594 0.508
(↓0.005)
5.5
(↓1)
19540
(+2)
517
(+3)
125
(+2)
39
(-)
0.253
(-)
3.860
(-)
4
(-)
ロッテ
61614 0.500
(↑0.004)
6.5
(-)
17560
(+2)
538
(-)
145
(-)
71
(-)
0.249
(-)
3.880
(↑0.04)
5
(-)
ORIX
55616 0.474
(↓0.004)
9.5
(↓1)
21473
(+1)
537
(+5)
85
(-)
109
(-)
0.244
(-)
4.000
(-)
6
(-)
日本ハム
56645 0.467
(↓0.004)
10.5
(↓1)
18503
(-)
527
(+2)
85
(-)
46
(-)
0.252
(-)
3.850
(↑0.01)