ロッテ(★1対3☆)楽天 =リーグ戦20回戦(2019.08.21)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
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勝利投手:則本 昂大(3勝3敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝5敗30S))
敗戦投手:小島 和哉(1勝4敗0S)

本塁打
【楽天】茂木 栄五郎(12号・3回表ソロ),ブラッシュ(23号・7回表ソロ)

  DAZN
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◆楽天は3回表、茂木のソロで先制する。その後は、7回にブラッシュのソロで1点を加えると、9回には田中の適時打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・則本昂が7回途中1失点の好投で今季3勝目。敗れたロッテは、打線が振るわず、好投した先発・小島を援護できなかった。

◆ロッテ小島、楽天則本昂の両先発。楽天は3回、茂木の12号ソロで先制した。ロッテは3回まで無安打に封じられた。 楽天は6回まで3イニング連続の3者凡退。ロッテは5回、中村奨がチーム初安打を放ったが、続くレアードが併殺に倒れ無得点。 楽天は7回、ブラッシュの23号ソロ、9回にも1点を加点し逃げ切った。則本昂が3勝目。松井が2年ぶりの30セーブを挙げた。ロッテ小島は4敗目。

◆楽天松井裕樹投手がロッテ戦で両リーグ最速の30セーブを達成。シーズン30セーブ以上は17年以来、通算4度目。 シーズン30セーブの最多回数は岩瀬(中日)の9度だが、パ・リーグの投手で4度は小林雅(ロッテ)武田久(日本ハム)サファテ(ソフトバンク)に並ぶ最多記録。

◆ロッテ小島和哉投手は好投報われず4敗目を喫した。 3回に茂木、7回にはブラッシュにソロを放たれ2失点。それでも無四球で自己最多の7回を投げるなど粘投を見せた。 「前回は四球で流れを悪くしてしまったので、ストライク先行でいこうと思った。相手が則本さんなので1点勝負だと思ったが、ブラッシュの時がもったいなかった」と肩を落とした。

◆ロッテ打線が則本昂の前に沈んだ。5回に中村奨が左前打を放つまで無安打投球を許すなど、150キロ超えの直球に押された。 7回2死一、二塁で井上が2番手ブセニッツから適時打を放ち1点を返したが、反撃もここまでだった。井口監督は「今日は則本(昂)にやられた。なかなか点が取れるピッチャーじゃないので、何とか1点でも2点でもということだったが、ヒットも出なかった」と悔やんだ。

◆楽天の守護神松井裕樹投手が2年ぶりに30セーブに到達した。2日のロッテ戦で王手をかけて以降、セーブ機会での登板自体がなかった。「29セーブから長かった。素直にうれしい」と笑った。 5試合以上登板の投手では、両リーグで唯一奪三振率が14を超える奪三振マシン。2死から井上をチェンジアップで代名詞の三振に仕留めたが、前の2人を直球で詰まらせて打ち取った場面が進化を示す。ルーキーから松井を見てきた星トレーナーは「実は左足から右足に『軸足』が変わったんです」と証言する。 左足に体重が残り、腰が入らずに右打者の外角へすっぽ抜けるようなボールが多かった1年目に対し、今季は下半身強化によって体重がしっかりと右足に乗っている。体が開かず、素直に捕手方向を向けることで、制球が安定し、球質も向上。この日が昨季と同じ53試合目の登板だったが、与四球は11個少ない。6月12日のヤクルト戦では、村上を空振りさせた直球の回転数が毎分2700回転という驚異的な数値も記録した。 エース則本昂が試合をつくり、松井が締める。楽天のストロングスタイルで、5月17日以来の借金生活突入を阻止した一戦の意味は大きい。【亀山泰宏】

◆エースの誇りを示した。楽天則本昂大投手(28)がロッテ戦で6回2/3を3安打1失点と好投し、7月24日以来となる3勝目を挙げた。負ければ5月17日以来の借金生活に突入、今季ロッテ戦のカード負け越しも決まるという瀬戸際の一戦でチームを救う快投を演じた。「負ければ借金」は、あの日と同じだった。則本昂が右肘クリーニング手術からの復帰戦でチームの10連敗をストップした7月9日のオリックス戦。「『それ』に気付いたのは、今日の朝。そこまで気にしていなかったけど、チームとして借金に入るのは良くない」。闘志は胸の内に秘め、マウンドに仁王立ちした。 14日のソフトバンク戦で今季最短となる4回KO。中6日の調整をフォームのバランス修正に充ててきた。登板2日前に仙台でブルペン入りした際には、佐藤義則投手テクニカルコーチに棒を持って背後に立ってもらいながら、チェックを繰り返した。意識も転換した。「(復帰後に登板を重ねて)できることが増えて、求めすぎていた部分があった。もう1回初心に戻って、投げられる喜びを感じながら投げた」。雑念を排し、力みなく腕を振った。「効率よく、無駄なく、いいフォームで投げられた」とうなずいた。 手術を経て進化した。昨季に続き、今季も登板試合でマスクをかぶったことがある堀内は「僕より嶋さんの方が断然分かっていると思いますが...」とした上で「去年に比べて、真っすぐの質が上がっていると思う。メチャクチャ『強い』。(則本が復帰してから)手が痛すぎて(ミットの下の)左手に守備用手袋をつけて捕るようになりました」と証言する。 平石監督も「マウンドの振る舞いも含め、全てがエースらしい投球」と賛辞を惜しまなかった。自分が試合をつくり、守護神松井が締める理想的な勝利にエースも手応えをにじませる。「ホークスも負けて、リーグは混戦。松井も節目の30セーブを挙げたし、これからもそういうシチュエーションをつくって渡せたら。1人1人が、やるべきことをしっかりやれば勝てる」と力強く宣言した。【亀山泰宏】 ▽楽天ブラッシュ(7月17日以来となる23号ソロ)「ノリモトが頑張っていたからね。久しぶりに打てて良かったよ」

◆楽天の茂木が0-0の三回2死無走者で12号本塁打を放った。小島の肩口から曲がって来るカーブを捉えると右中間への打球は追い風にも乗ってフェンスを越えた。「入るとは思わなかったが、いい所に飛んでくれた」と喜んだ。  一回には中前打をマークして11日のオリックス戦以来となる複数安打を記録。固め打ちが減って打率は下降気味だったが、4年目で初の3割到達を狙っている。

◆ロッテは21日、楽天20回戦(ZOZOマリン)で1-3と敗れた。先発のD3位・小島(早大)が7回6安打2失点の好投を見せたが、打線が則本昂に対し七回途中までわずか3安打無得点。代わったブセニッツから井上の左前適時打で1点を返すのがやっとだった。  四回までは安打なし。五回先頭で中村奨が11試合連続安打となる左前打で出塁したが、続くレアードが簡単に遊ゴロ併殺打に打ち取られ、流れを断ち切られた。  勝てば5月21日以来となるCS進出圏内の3位に浮上する一戦だったが、貧打で借金3に逆戻り。井口監督は試合後「きょうは則本にやられた感じはある。いい投手なので、なかなか点が取れるわけじゃない。その中で工夫して1点、2点と取りたいところでしたが、前半ヒットも出ず、何とか塁に出たいところでしたが...。また明日頑張ります」と話した。

◆ロッテのドラフト3位ルーキー小島は7回2失点と好投しながらも報われず4敗目を喫した。三回に茂木、七回にはブラッシュにソロを浴びた。「茂木さんの一発でとどめられれば良かった。2点目が余計だった」と悔しがった。  プロ初勝利を挙げた前回登板は4四球を与えたが、この日はストライク先行の投球で四球はゼロ。90球でプロ入り後最長のイニングを投げるなど、安定感が出てきた。それでも「八回まで行きたかった」と旺盛な向上心をのぞかせた。 井口監督 「則本昂にやられた感じ。前半はヒットも出なかった。小島はいい投球をしてくれたが、本塁打で点を取られてしまった」

◆楽天の松井が2年ぶり4度目の30セーブをマークした。3-1の九回に登板し、先頭打者を四球でだしたが、落ち着いて後続を断った。  2日以来のセーブで大台に達し「長かった。毎年何人も出るものじゃないので素直にうれしい」と笑顔。「ロースコアのゲームを取れて良かった。これからも最後のマウンドに立っていたい」と引き締まった表情で話した。

◆ロッテの井上晴哉内野手(30)が21日、楽天20回戦(ZOZOマリン)に「7番・一塁」で出場。七回にチーム唯一の得点となる左前適時打を放つなど、4打数2安打1打点をマークした。  「チャンスだったし、とにかく何とかしたいと思った。完璧な当たりじゃないけど、試合は全部そういうわけにはいかないので」  大阪で2試合続けてスタメン落ちとなるなど、苦しむ主砲が5試合ぶりの適時打を放った。  「とにかく今やっている練習をしっかりやること。残りも30試合を切って、私情を挟むわけにはいかないので。練習では自分の打つために必要なことを考えて、試合ではとにかく勝つことだけを考える」  この日も試合後、バットを片手に足早に室内練習場へと向かい打ち込み、明日22日の試合前も早出特打を敢行する。「まだ求められている結果を出せていないので悔しいし、何とかしたいとも思うけど、やるしかないので」。主砲は力強く前を向いた。

◆先発の則本昂は6回2/3を3安打1失点で3勝目(3敗)。七回1死一塁で中村を空振り三振に斬ったところで降板し、後続のブセニッツが2連打を許して則本昂に失点がついた。「気持ちを楽にして、試合をつくれたのがよかった」という右腕を平石監督は「打者に向かっていく表情、姿が素晴らしかった」とたたえた。

◆先発のD3位・小島(早大)が7回6安打2失点と好投したが、報われず4敗目を喫した。打線は井上の左前適時打で1点を返すのがやっと。勝てば5月21日以来の3位に浮上する一戦に敗れ、井口監督は「則本にやられた。なかなか点が取れるわけじゃないので、工夫して塁に出たいところだったが」と唇をかんだ。 自己最長の7回を投げ2失点のロッテD3位・小島 「前回、四球で流れを悪くしてしまっていたので、そこはストライク先行でいけた」

◆楽天の守護神、松井裕樹投手(23)が2年ぶりに30セーブに到達。3-1の九回に4番手で登板し、1回を無安打無失点に抑えた。  「単純にうれしいです。29セーブから長かったですね。これからも与えられたところで仕事をしたいです」  先頭を四球で出したが、後続を寸断。最後は井上を三振に斬り、2日以来、19日ぶりのセーブで今季12球団最速、自身4度目の大台に達した。  好投につながるモチベーションがある。シェアハウスで暮らす、男女6人の恋愛などを描く人気リアリティー番組「テラスハウス 東京 2019-20」の鑑賞だ。動画配信サイトで鑑賞後の毎週火曜午後は、ロッカールームで大盛り上がり。松井に加え、美馬、森原、小野、藤平も大ファン。5人がそろうと、熱いトークが続く。  松井は「女性2人が1人の男を取り合った際の暴露、嫉妬、駆け引きがえぐい。マジでおもしろくて、毎週楽しみにしています。投球の支えになっているのは事実ですね」という。3番手で八回を無失点に抑えた森原は「松井が一番はまっています。一番熱いです。集中して見ているから話が細かい」と証言した。  昨季は5セーブと不振だった左腕が締め、再び貯金1。平石監督は「もっと(セーブ数は)上に行ける」と全幅の信頼を寄せた。26セーブで2位のソフトバンク・森とは4差。「勝利のマウンドに立ち続けたい」という松井は気分転換しながら、タイトルを狙う。 (広岡浩二) 三回に右中間席へ先制12号ソロを放った楽天・茂木 「(スタンドへ)入るとは思わなかったですけど風に乗ってくれた」 七回に左翼席中段へ23号ソロを放った楽天・ブラッシュ 「ノリモトが頑張っていたから援護できてよかった」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
63484 0.568
(↓0.005)
-
(-)
28488
(+4)
451
(+14)
152
(+1)
98
(-)
0.252
(-)
3.590
(↓0.09)
2
(-)
西武
59531 0.527
(↑0.004)
4.5
(↑1)
30605
(+11)
573
(+6)
137
(+3)
113
(+1)
0.263
(-)
4.520
(↓0.01)
3
(-)
楽天
55544 0.505
(↑0.005)
7
(↑1)
30482
(+3)
478
(+1)
112
(+2)
38
(-)
0.251
(-)
3.950
(↑0.03)
4
(-)
ロッテ
54573 0.487
(↓0.004)
9
(-)
29510
(+1)
489
(+3)
134
(-)
68
(-)
0.248
(↓0.001)
3.950
(↑0.01)
5
(-)
日本ハム
53565 0.486
(↓0.005)
9
(-)
29466
(+6)
481
(+11)
78
(+2)
43
(-)
0.252
(-)
3.850
(↓0.02)
6
(-)
ORIX
52565 0.481
(↑0.004)
9.5
(↑1)
30443
(+14)
495
(+4)
79
(+2)
101
(+1)
0.245
(↑0.002)
3.990
(-)