中日(★3対6☆)阪神 =リーグ戦20回戦(2019.08.14)・ナゴヤドーム=
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阪神
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中日
2010000003800
勝利投手:能見 篤史(1勝1敗0S)
(セーブ:藤川 球児(4勝1敗7S))
敗戦投手:山井 大介(3勝5敗0S)

本塁打
【阪神】木浪 聖也(3号・6回表ソロ)

  DAZN
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◆阪神が逆転勝利。阪神は3点ビハインドで迎えた5回表、4本の適時打で一挙5点を奪い、逆転に成功する。続く6回には、木浪のソロが飛び出し、追加点を挙げた。投げては、2番手・能見が今季初勝利。敗れた中日は、先発・山井が5回に崩れ、打線も4回以降3安打と振るわなかった。

◆中日平田良介外野手(31)が死球を受け途中交代した。2-0の2回2死、阪神秋山の133キロ直球が、右手首を直撃。 手首を押さえて痛みに顔をゆがめながらも一塁まで歩いたが、直後の3回表の守備からベンチに退いた。 前日13日の試合中に負傷したアルモンテが「右大腿(だいたい)直筋筋腱(けん)移行部の損傷」と診断され、この日に出場選手登録を抹消。中日にとって連日の痛いアクシデントが続いた。

◆阪神近本光司外野手(24)が、チーム25イニングぶりの得点をたたきだした。 5回2死から代打木浪が1軍再昇格後、初ヒットで出塁。自身23打席ぶりの安打に一塁ベース上で小さくガッツポーズを見せた。直後の2死一塁から1番近本が中堅手の頭上を越える適時二塁打を放ち、一塁から木浪が猛スピードで本塁生還。今季連続イニング無得点は最長となる24イニングだったが「キナチカ」の新顔コンビが打破してみせた。 「キナチカ」の躍動で勢いの乗った猛虎打線は、2番北條が追加点となる適時二塁打、3番福留の二塁内野安打、4番マルテの同点適時二塁打で中日先発の山井をKOした。

◆阪神木浪聖也内野手(25)が6回に追加点となる3号ソロを放った。 2点リードの6回2死。2番手三ツ間の2球目、内角に入ってきた125キロスライダーを思い切ったスイングで捉えた。完璧な当たりで右翼スタンド上段へ一直線に運んだ。 「狙い通りのスイングができて完璧でした。途中からの出場でしたが、気持ちの面でも体の面でも良い準備ができていたからこそ生まれた結果だと思います」 この日は5回2死走者なしで秋山の代打で登場。自身23打席ぶりとなるヒットを右前へ放ってチームを勢いづけると、ここから一気の6連打で先発山井をKOしていた。途中出場したルーキーが2打席連続で存在感を示した。

◆新クリーンアップで一気の逆転に成功した。3点を追う5回。2死から代打木浪の右前打を皮切りに、2本の適時打を含む4連打で1点差と迫った。 さらに2死一、三塁で4番マルテが左越えの適時二塁打で同点。なおも2死二、三塁から、今季初めて5番に座った大山が中前への2点適時二塁打。この回、2死からの6連打で一挙5点を奪い、試合をひっくり返した。 同点打のマルテは「昨日(4打数無安打)は自分の仕事を果たすことができなかったから、今日はチャンスの場面で仕事ができて良かったよ。自分にとってもチームにとっても、ポジティブな結果になったね」。勝ち越し打の大山は「みんなの勢いに乗って打つことができました。1打席目のチャンスで凡退してしまったので、取り返すことができて良かったです」と、それぞれ打席を振り返った。 打線は12日同カードの2回から20イニング連続無得点だったが、中日先発の山井を捉え、25イニングぶりの得点から一気に目覚めた。

◆中日は初回にビシエドが中前適時打を放ち2点を先制。阪神は3回まで得点出来ず、今季ワーストの23回連続無得点となった。 阪神は5回、代打木浪から6連打の猛攻で、5得点し逆転。木浪は6回にもソロ本塁打。中日は好機をつくるもあと1本が出ない。 阪神が逆転勝利を収めた。5回に登板した能見が、今季初白星で11年連続勝利。中日は中盤以降、打線がつながらなかった。

◆3点リードの5回2死まで無失点の中日山井大介投手が突如崩れた。代打木浪から5連打を浴びて降板し、残した走者もかえされて逆転を許した。 4回2/3を7安打5失点で5敗目となり「連打はダメですね...」とガックリ。14年9月6日以来5年ぶりの阪神戦勝利を逃し、このカード自身8連敗となった。5回を乗り越えられず、与田監督は「そこが全て。結果を出せなかったのは僕の責任」と表情をこわばらせた。連勝が止まり、借金10に逆戻りした。

◆阪神先発の秋山拓巳投手が4回6安打3失点で降板した。 7初回、先頭平田に左翼へ二塁打を浴び、そこから先制を許した。「初回に2点取られて、早いイニングで降りることになってしまったので、反省です」。その後は粘投を続けたが3回にも1点を失い、苦しい投球となった。矢野監督は「内容的には今日はいいとは言えない。球の質も。(次回登板)そこは周りの他の選手との競争の中で判断していくしかない」と話し、他の投手との兼ね合いでは2軍降格の可能性がある。

◆阪神の連続無得点イニングを止めたのは、近本だった。0-3の5回。右前打を放った代打木浪に続き、2死一塁で打席へ。 「2アウトからいい形で出てくれた。後ろにつなげるように、真っすぐをしっかりたたけたのが良かった」。外角高めの直球を強振。中越え適時二塁打で、チーム25イニングぶりの得点を刻んだ。 試合中のミーティングで、浜中打撃コーチは「得点出来ないからスイングが小さくなっている。しっかり振っていこう」と指示していた。5回に一挙5得点。「そこから点も取れてきたと思います」と振り返った近本の負の連鎖を止めた一打だけでなく、後続も続いての猛攻だった。 近本は初回の第1打席でも左翼へ二塁打を放っており、5回の二塁打と合わせ、通算35度目のマルチ安打。今季124安打とし、球団新人歴代単独5位となった。同4位の赤星憲広氏まであと4安打。近本があこがれる先輩の背中は目の前だ。 躍動し続けるルーキーは常に貪欲。「(木浪に)追加点のホームランも打ってもらえたので。ぼくもしっかりそこからも、もうちょっと追加点を取れたら良かった」。謙虚に打線をけん引する。【磯綾乃】

◆阪神ジョンソン投手が33ホールド目を挙げ、タイトルにまた1歩近づいた。 8回に登板し、4番ビシエドから始まる主軸を危なげなく3者凡退。「今日は打者、ピッチャーともにそれぞれ素晴らしい試合をした。勢いがつく素晴らしい勝利だった」と一丸の白星を喜んだ。ホールドに加え、35ホールドポイントもリーグトップ。抜群の安定感でブルペンを支えている。

◆中日平田良介外野手(31)が14日、阪神20回戦(ナゴヤドーム)の2回に右手首に死球を受け、3回の守備から退いた。 試合中に名古屋市内の病院で「右手尺骨茎状突起部周囲打撲」と診断された。骨に異常はなく、16日からのヤクルト3連戦(神宮)に向けてチームに同行する。与田監督は「明後日(16日)のグラウンドでの動きを確認して、支障があれば1日休ませるかも。折れていなくて本当に良かった」と話した。好調だったアルモンテが13日の同戦で右太ももを痛めて、この日に出場選手登録を外れたばかりだった。

◆阪神能見篤史投手が好救援で今季初勝利を挙げた。2点リードに転じた5回に登板。 2番京田からの手ごわい打線だが、丁寧に高低へ投げ分けた。2死二塁では阿部を低めフォークで空振り三振に仕留めて、反撃を断った。「ゼロに抑えられて良かった」。09年から11年連続勝利となる通算103勝目。節目の400試合登板にあと1戦に迫っている。

◆阪神の守護神藤川球児投手が盤石の投球で今季7セーブ目を挙げた。 3点リードの9回に登板。先頭福田をフォークで空振り三振に仕留めると、代打遠藤を内角速球で見逃し三振。抜群の安定感で白星を呼んだ。「先発に勝ちがつくような形をつくらないと。リリーフみんなで、相手の攻撃を摘んでいけるよう頑張りたい」。NPB通算232セーブで、球界歴代4位のソフトバンク・サファテに残り2個に迫った。

◆阪神が炎の6連打で鮮やかな逆転勝ちを決めた。口火を切ったのはルーキー木浪聖也内野手(25)だ。5回2死走者なしで代打として登場。自身23打席ぶりとなる安打を右前へ運ぶと、後続も続き、今季ワーストだった連続無得点イニングが24で止まっただけでなく、5得点で一気に中日山井をKOした。木浪は6回に3号ソロもマーク。大反撃の起爆剤となってみせる。木浪が突き上げた拳に、猛虎打線が呼応した。5回2死走者なし。代打で右前打を放ち、自身23打席ぶりにHランプをともした。一塁ベース上でガッツポーズ。「ずっとヒットが出てなかった。なんとか結果を残したいと思った打席でヒットが打ててよかった」。思いを込めた一打が勝利への第1歩となった。 次打者近本が反撃の適時二塁打を放てば、2番北條も連続適時二塁打。福留の内野安打を挟み、4番マルテ、5番大山まで怒濤(どとう)の6連打。25イニングぶりの得点を刻んだかと思えば、山井に勝利投手の権利を献上する直前から、一気の5得点でKOだ。 復活を告げる一打だった。「ここまで打てなくなるのか...って正直に悩んだ」とこぼしたこともある。オープン戦は12球団最多の22安打で、開幕スタメンをつかんだ。だが、シーズンでプロ初安打を放つまで18打席かかった。「プロって、こんなにすごいんだ...って本気で思った。(プロ初安打は苦しんだ分)今までの野球人生で一番うれしかった」。挫折は夏場に入ってもあった。7月26日、初の2軍落ち。「結果が出なかったから。いい選手が使われる。それがプロ」。逆襲への思いを胸に、鳴尾浜でひたむきに汗流した。6日の再昇格後、この日の代打安打が初安打。1軍で生き残るためにも、1本では終われなかった。 6回に右翼席上段へ3号ソロ。「強く振る意識で。狙い通りのスイングができて完璧でした。気持ちの面でも体の面でもいい準備ができていた」。約3カ月ぶりのアーチに、心地よくダイヤモンドをまわった。5回の二塁守備では京田の二遊間への打球に反応し、好プレーでアウトにしていた。攻守で輝きを取り戻したルーキーについて、矢野監督は「ラッキーボーイ的な存在になってくれた。こういう姿を見せられたら、こっちも使わなあかんとなってくる」と今後のスタメン起用も示唆した。 お立ち台で、イケメンは胸中を赤裸々に明かす。「ずっと苦しんでたけど...。気持ちは切らさずにしっかり準備してきた。なんとか1勝でも多く勝ってAクラスにいきたいと思います!」。酔いしれる一打を、また約束した。【真柴健】 ▽阪神浜中打撃コーチ(木浪について)「木浪も試合に出られず、悔しい思いをしていた。聖也が流れを変えてくれた。あの本塁打が大きかった」 ▼阪神の5回の6者連続安打は、昨季9月6日広島戦5回の6連打以来で、今季最長。1イニング5得点は、今季6月4日ロッテ戦9回の5点以来(今季の1イニング最多得点は6月2日広島戦2回の「7」)。阪神は8月12日中日戦2回から、今季最長の24イニング連続無得点を続けていたが(それまでのワーストは6月29日中日戦8回~7月2日DeNA戦9回の22イニング)一気に借りを返した。

◆つないできた反攻を主軸が止めてしまうわけにはいかに。 虎の今季最長6連打のクライマックスはマルテの4番初タイムリー&新5番大山の勝ち越し打だ。 3点を追う5回。2死から代打木浪の安打を皮切りに4連打で1点差。なおも2死一、三塁で、4番に座って5戦目のマルテに回ってきた。カウント2-0から高めに甘く入った山井のスライダーを一振り。弾丸ライナーで左翼の頭を越す同点適時二塁打に、思わずガッツポーズが飛び出した。「いつもチャンスではランナーをかえしたいという思いはある。それができてよかった」。前日13日は好機に併殺など4打数無安打。悔しさを快音で晴らした。 仕上げは今季初めて5番に入った大山。高めスライダーを中前へ。「チームが最優先なので、流れに乗って点を取れたのは大きかった」。元4番の一打に、二走マルテは迷わず三塁を蹴って本塁へ。気持ちを前面に押し出したヘッドスライディングで生還した。 試合前、マルテは士気を高めていた。フリー打撃を終えたソラーテに矢野監督が「もっと明るさをだしたプレーを」と、声をかけていた。その輪にマルテはやってきて、力強く言い放った。「今日、オレがやる」。期待をかけてくれる指揮官に、同じく新助っ人としてやってきたソラーテに活躍を宣言。有言実行で、4番初打点を記録した。 前夜までチームは20イニング連続無得点。矢野監督は打線改造で活性化を促していた。不調のソラーテをスタメンから外し、6番起用が続いた大山を5番に上げた打線で勝利。指揮官は4番の仕事を果たしたマルテを「チャンスで回ってくる打順。走者がいるところで、どれだけ打点を挙げるかを期待している。悔しさを持ってやってくれたと思う」とねぎらった。この日のように打線の軸が結果を残すことが、上位浮上へのカギとなるのは間違いない。【奥田隼人】

◆阪神が炎の6連打で鮮やかな逆転勝ちを決めた。口火を切ったのはルーキー木浪だ。自身23打席ぶりとなる安打を右前へ運ぶと、後続も続き、今季ワーストだった連続無得点イニングが24で止まっただけでなく、5得点で一気に中日山井をKOした。 矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。 -木浪がムードを一変 初回のジョー(北條)のバントは痛かった。あれで流れが...。初回の向こうとこっちの攻撃の差はあったと思う。それで負けていてもおかしくない試合。その後、ジョーもかえしたとはいえ、つなぐ選手のところで、ああいう形というのはね。勝ったけど、チームの課題としては残っている。 -試合前にはソラーテとマルテにアドバイスした やっぱり、日本の野球に対する違いは絶対にある。ソラーテはすごくムードを変えられる。試合をやっていると誰でもイライラしたり、感情は動いてしまう。アイツも自分でコントロールできてなかったと反省していた。「俺らは明るさを出してくれるプレーを望んでいるから。そういう形でやってくれたらいいんじゃないか」ということで。 -大山が決めた 同点で終わってしまうのは、まだ向こうにいけるぞという形になるけど2点タイムリーで一気にいけたのは大きい。悠輔もそういうところで評価される打者。 -救援は流れを止めた 島本も落ち着いて投げている。能見もちょっと早い回からの登板。みんなが役目を果たしてくれている。逆転勝ちであっさり勝ったようやけど、あっさりっていうほどみんな簡単な場面ではない。それぞれがちゃんとした仕事してくれた。

◆阪神ルーキー木浪聖也内野手(25)が5回2死走者なしで代打として登場。自身23打席ぶりとなる安打を右前へ運ぶと、6回には3号ソロもマークした。ゴツゴツした手が、木浪の努力を物語っている。社会人卒の25歳ルーキー。プロ入り後、あるギャップと出会った。 「プロ野球の試合前練習って(感覚の)調整だと思っていた。でも違った。キャンプ中と同じぐらい(バットを)振るし、体はパンパン...」 開幕スタメンをつかんだが、今は主にベンチ待機で、先発組が先に打つフリー打撃の順番は一番最後。それまでの間に室内で特打に取り組んでいる。納得いくまで振り終えると、グラブを持ってグラウンドで守備練習へ。何食わぬ顔だが、いつも汗水がキラリと光る。特打に付き添う平野打撃コーチは「打ったのは本人の力。引き出し(の数)は増やせるけど、それを選ぶのは選手だから」と笑顔。「どんどん失敗していい。だから自信を持ってやってこい」と、個別練習から背中を押していた。 木浪は言う。「自分のやるべきことをやれば、結果は出る。そのために全力で一生懸命やる。準備を怠らないでやるだけ」。久々に見せたガッツポーズは、偶然ではなく必然だった。【阪神担当=真柴健】

◆阪神は14日の中日戦(ナゴヤドーム)で三回まで無得点。12日同戦の二回から、13日同戦の延長十二回スコアレスドローと続き、今季最長の23イニング連続無得点となった。  一回先頭のD1位・近本光司外野手(大阪ガス)が左中間二塁打を放つも、続く北條が空振り三振。福留の二ゴロの間に三進し、マルテが死球で2死一、三塁とするも、大山が遊ゴロに倒れて絶好機を不意にした。するとその裏には2失点していきなりビハインドを負った。  これまでは6月29日中日戦の八回から、同30日中日戦(ナゴヤドーム)の延長十一回完封、7月2日DeNA戦(横浜)の完封と続いた22イニング連続無得点がワーストだった。

◆阪神のD1位・近本光司外野手(24)が14日の中日戦(ナゴヤドーム)で五回に適時打を放ち、25イニングぶりに得点を記録した。  0-3の五回2死から代打・木浪が7月6日の広島戦(甲子園)以来、23打席ぶりの安打を放つと、ここで近本が打席へ。先発・山井の高めの138キロをセンターへはじき返し、中越え適時二塁打とした。続く北條の左越え適時二塁打で1点差とすると、福留も内野安打でつないで一、三塁。さらにマルテにも左越え適時二塁打が飛び出し、一気に同点に追いついた。

◆阪神・大山悠輔内野手(24)が14日、中日戦(甲子園)に「5番・三塁」で出場し、五回に勝ち越しとなる2点打を放った。  0-3の五回、2死から4連打で一気に同点に追いつくと、なおも二、三塁で大山が打席へ。2番手・三ツ間の2球目、内角高めの変化球を中前へ運び、2点打にした。  この試合で今季初めて5番に座った大山が早速結果を出し、チームを勢いづかせた。

◆阪神・秋山拓巳投手(28)が14日、中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、今季最短となる4回4安打3失点で降板。自身2連勝とはならなかった。  一回無死からいきなり連打されると、その後、1死二、三塁で4番・ビシエドに2点打を許した。  三回にも先頭の大島に右前打されると、盗塁と暴投で1死三塁とピンチを招き、阿部の三ゴロの間に三走が生還し、1点を失った。  五回の攻撃で2死から代打が送られ、交代。チームはそこから一気に逆転した。

◆中日の松坂が14日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)で先発し、5回2失点で6三振を奪った。「強風をうまく使って投げられた」と話した。試合は2-5で敗れた。  右肩を故障した今季は7月に初めて1軍に昇格し、16日の阪神戦で5回2失点。27日のDeNA戦は一回途中8失点で敗戦投手となり、その後は2軍調整を強いられた。

◆阪神D3位・木浪聖也内野手(25)が14日、中日戦(ナゴヤドーム)の五回に代打で途中出場。23打席ぶりの安打を放ち、一挙5得点の口火を切ると、六回にも右越えの3号ソロを放った。  「打ったのはスライダー。狙い通りのスイングができて完璧でした。途中からの出場でしたが、気持ちの面でも体の面でも良い準備ができていたからこそ生まれた結果だと思います」  5-3の六回2死から2番手・三ツ間の2球目、内角に入った変化球を右翼席へと運んだ。5月15日の巨人戦(東京ドーム)以来、3カ月ぶりの本塁打を記録し、追加点を挙げた。

◆中日の平田が二回、右手首付近に投球を受けて三回の守備から退いた。名古屋市内の病院でエックス線検査をした結果、骨に異常はなく「右手尺骨茎状突起部周囲打撲」と診断された。  15日以降、腫れや痛みが引かなかった場合は精密検査する予定。試合後、ナゴヤドームに戻った平田は「骨折でないと言われたので、今日のところはそれ以上診察しないようにお願いした。残り試合も少ないし、出たい気持ちがあるので」と話した。  与田監督は「折れてなくて良かった。1、2試合休ませるくらいで問題ないんじゃないかな」と話した。

◆よっしゃ!! 鬼門のナゴヤドームで、五回2死走者なしから炎の6連打で5点を奪っての逆転猛虎劇場。しびれた~!!  政治の世界では『NHKから国民を守る党(N国党)』が何やら注目を集めているようだけど、われわれ虎党も『NHK(名古屋、広島、巨人)から阪神を守る党』(DeNA、ヤクルトには、そこそこ勝ち越しています)を結成して、ペナントレースに追い込みをかけたろうかー!!  とにかく五回の逆転劇の口火を切ったのが、それまで22打席連続無安打と地獄を味わったルーキー木浪(次の打席では3号ソロ)。その木浪をホームにかえした同じくルーキー近本のタイムリーが「夢をあきらめるのはまだ早いでェ」とほえているようでシビレた~!!  次は首位の巨人との3連戦なのだ! 真夏の疲れが出始めている虎の滋養強壮に、ウサギを3匹丸のみ(3連勝)で、Aクラスどころか、一気に優勝へ向けて走り始めるのだ!! そのためにも、虎の先発陣は、とにかく先に得点を許すべからず!!

◆3点のリードをもらった山井は、勝利投手の権利を得る目前の五回2死から5連打を浴びて途中降板。救援の三ツ間が勝ち越しを許した。1カ月以上白星から遠ざかり、5敗目を喫した現役最年長41歳の右腕は「連打は駄目ですね...」と意気消沈した。与田監督は「そこ(五回)が全て。結果が全て」と険しい表情だった。

◆炎の6連打の3人目は北條。五回2死二塁から左越えの適時二塁打で1点差に迫った。ただ、北條には一回のバント失敗(結果、空振り三振)の方が頭の中を占めていた。「(無死二塁から)走者を進められないミスをしていたので。あの場面は取り返そうと、初球から狙い球を絞って打ちました」。遊撃のライバルの1人、木浪が大活躍。追い詰められながら放った価値ある一打だ。

◆――ソラーテ加入でマルテが明るくなった  矢野監督 「やっぱり、しゃべれる相手がいるっていうのは全然違うしね。スパニッシュでお互いにしゃべりながらベンチで居られる。マルテがソラーテに教えることもあるだろうし。2人でしゃべれるっていうのは。しゃべれるだけでね、ストレス解消もあると思うし。その相乗効果はあると思う」  ――リリーフは完璧に流れを止めてくれた  「みんな本当に状態すごくいいし、島本も落ち着いて投げてるし、能見もちょっと早い回からの登板になったけど。しっかりみんなが役目果たしてくれてるからこういう結果、終わってみれば逆転勝ちであっさり勝ったようやけど、あっさりっていうほどみんな簡単な場面ではないのでね」  ――五回からの継投  「明日ゲームないしね。3点とらな、勝つことはないので」  ――先発が苦しんでる中での秋山については  「難しい立ち位置にアキ(秋山)もいると思うし。内容的にはきょうはいいとはいえない」

◆今季初の中5日で先発した秋山だったが、一回にいきなり2失点。四回までに6安打を浴び、3点を失い、五回の攻撃で代打を送られた。故郷・愛媛から両親が駆け付けた前での悔しい今季最短降板。「一回からバタバタしてしまって。早い回に失点して、反省です。チームは勝ちましたが、先発の仕事ができてないので」。勝利に沸く試合後も表情は厳しかった。

◆必勝継投を締めたのは藤川。九回に登場し、四球の走者は許したが無失点で今季7セーブ目をマークした。NPB通算でも232セーブとなり、サファテ(ソフトバンク)が持つ現役最多まであと2に迫った。ただ、本人に笑顔はない。「やっぱり先発投手に白星が付く展開にしないと。他チームも、ファンも見ているわけだから」。先発が早い回で降板しての逆転勝利に浮かれていてはダメ。球児らしくチームに喝を入れていた。

◆近本は五回、木浪の代打安打に続き、25イニングぶりの得点をたたき出す中越え適時二塁打。久々に結成した"キナチカコンビ"で連打し、大逆転を呼んだ。「2死から木浪が良い形で出てくれたので。後ろにつなげるように、しっかりボールをたたけたのは良かったです」。一回先頭でも左中間二塁打を放ち、2戦連続となる今季35度目のマルチ安打。前夜に球団新人安打で並んだ徳網茂を抜いて、歴代単独5位の124安打とした。

◆味方が逆転した直後の五回に登板した能見は、2死からビシエドに二塁打を浴びたが後続を断って1イニング無失点。今季初勝利が転がり込んだ。入団4年目の2008年だけが未勝利で、これで11年連続勝利をマーク。「ゼロで抑えられたのがよかった」。いつも通りクールなベテラン左腕だが、今月6日の再昇格後は6試合連続無失点。絶好調だ。

◆♪君ゆえに 永き人生(ひとよ)を 霜枯れて...(古賀政男『影を慕いて』)  台風10号という無粋なヤツが何もお盆休みのドサクサにわざわざ遠回りしてやってこなくていいのに...ああいうのって必ず、どこの職場にもいるんだよなぁ...。  あ、先輩、夏休みはどうでした。夏休みですよ、なつやすみッ...今日は台風で締め切りが早いんで頼んまっせ! といきなり威勢のいい声が肩口から落ちてきた。  振り向かなくても、すぐわかる。運動部長大澤謙一郎だ。皆さまも大変な"お盆休み"だったでしょ。だからといってどこにも出かけず家中のクーラーの効いたところを探しては家族から嫌がられ、それでも行く場所もない"空蝉パパ"の存在感の希薄なことったら...ポツリと大澤部長「息子が難しい年代になると相手もしてくれませんヮ」。仕方なく会社に用もないのに出かけてみんなに嫌がられたり...(あ、これは大澤部長のことではありません...)  「それで夜はテレビの音を小さくして阪神の試合を膝小僧をかかえて一人でみる...そしたら...これが点がとれませんヮ」  それで思わず「もうちょっとキチンと予習復習して点をとらんかい!」といってから、アワヮッと口を押さえても遅い。  だから、なんだかんだの理由をつけてちょくちょく出勤して...またうるさがられて...。  その頃、トラ番キャップ大石豊佳は阪神の宿舎付近をマークしていた。フト見るとガルシア投手が女性ファンに囲まれてニコニコ顔...。「あの笑顔がマウンドで見られたらいいんですが...切り替えが早いのは頼もしいですけど...」と電話をくれた。  高校野球は台風のため本日は1日順延となったが34年前の1985年、そう吉田阪神が日本一になった年のこの8月14日、甲子園での第67回大会2回戦で桑田、清原らの最強PL学園は東海大山形戦で史上最高の29得点で"怪"勝している。  東海大山形 001000015=7 25436252×=29 PL学園  まるで電話番号みたいな得点。実は東海大山形のエース藤原の肘はすでにプチッと音を立てていたのだ。しかし彼自身が登板を希望し、甲子園に出られた。  「1球でも甲子園で投げたい...」「投げさせたい...」。滝監督とエース藤原(5回20失点)の泣きたくなるような"決断"が...この大差となった...。PL学園のすごさも伝説となったが、それでも最終回に5点をとった東海大山形のあきらめない姿勢に全国の高校野球ファンから絶大な賛辞が贈られている。  今年の夏、大船渡の町は令和の怪物エース佐々木朗希の出現に沸いた。  しかし、190センチ86キロの右腕は決勝戦に登板しなかった...。32歳の国保監督はあえて「甲子園」より佐々木という逸材の未来を選択し、2-12で大船渡は花巻東に敗れた。  これにも賛否両論があるだろう。  だが大船渡にはもう一つの歴史がある。35年前の1984年、阪神悲願の日本一の1年前に大船渡は選抜に出場。エースは170センチの左腕・金野正志。なんとグングン勝ち進んで4強...そこで大船渡は力尽きた。  実は金野の左肘は悲鳴をあげていた...それを当時の誰もが知っていたのである...。  この夜のナゴヤドームは初回先頭打者が共に二塁打を放った。阪神は0点。その裏の中日は2点をたたき出した。この明暗...そして拙守の悲劇だった。頼むからなんとかしてくれッ、阪神!  永ろうべきか 空蝉の はかなき影よ 我が恋よ...。古賀政男の『影を慕いて』が浮かんだ瞬間、逆転に成功。阪神にもドラマが待っていた。

◆4番らしく勢いを加速させた。4連打で1点差に迫ったところで、マルテが同点の適時二塁打。4番5試合目で初打点をあげ、拳を突き上げた。  「昨日は自分の仕事を果たすことができなかったから、今日はチャンスの場面で仕事ができてよかったよ。自分にとってもチームにとってもポジティブな結果になった」  頭をよぎったのは前夜の屈辱。4打席で走者を置きながら無安打に終わりスコアレスドロー。責任を背負い込んでいた。  その悔しさを晴らす場面は五回2死一、三塁。2ボールから3球目、高めの131キロスライダーを弾き返した。痛烈なライナーが左翼の頭上を越える。試合を振り出しに戻し、大山の浅めの中前打ではヘッドスライディングで5点目を奪った。  試合前には"緊急ミーティング"が開かれた。打撃練習を終えると、矢野監督、ソラーテの3人で話し込んだ。ソラーテが打率・200と落ち込む中、指揮官がコミュニケーションを図ろうとしたのだった。  将は「試合をやってると誰でもイライラしたりとか。感情っていうのは動いてしまうけど」と意図を説明。さらに「マルちゃんは『俺がやる』的なことを言ってくれてたんで」と奮起していたことを明かした。  マルテも「冗談を言い合ってリラックスできるようにしてもらった」と振り返り、監督も笑顔にした覚えたての日本語「チョットコイ!」を披露。白い歯をこぼした。残り33試合。M砲の奮起が逆襲の鍵を握る。 (大石豊佳)

◆勝敗を担う、この運命からは逃れられない。つながれて、つながれて、あり得ないような連打で迎えた大チャンスは、やはり大山に巡ってきた。必死にバットを伸ばし、中前へ落とす。三走・福留だけでなく、二走のマルテも火が出るようなヘッドスライディングで生還。6連打での大逆転劇を、大山が完成させた。  「あの場面をモノにできたのはチームにとっても大きい」  一塁上でグッと右の拳を突き上げた。木浪の代打安打からドドドドッと連打が出て3-3に追いつき、なおも2死二、三塁だった。前日までチームは20イニング連続ゼロ行進。いきなり一回2死一、三塁で打破を期待されたが、遊ゴロに倒れていた。4番を外れて以降の4戦は6番だったが、この日は今季初めて5番に入っていた。  この流れに、続かないワケにはいかなかった。決勝打に矢野監督も「そういうところで評価されるバッター」と激賞だ。  開幕から105試合に渡って座り続けた4番を外れ、この日で5試合。悔しさをバットに乗せ、この間は打率・421(19打数8安打)、逆転サヨナラ弾の1本塁打、計7打点と爆発中だ。同期間は得点圏打率も・714(7打数5安打)。外した日には将も「今度は奪い取るべき立場になった」と話したが、はい上がろうとしている。  逃げ道なんてない。チームを勝たせるしか生きて行く道はないと、骨の髄までたたき込まれている男でもある。4番を務め続けた白鴎大時代、大山は4番以外は打たせてもらえなかった。「みんながお前のために自分を犠牲にしてチャンスを作る。『4安打したらいい』じゃなくてチャンスで打てなかったら外す。4番かベンチか、だ」。黒宮監督の方針だった。悔しさを、ベンチから出す声に乗せるしかない日もあった。こうも説かれた。「そういう星の下に生まれているんだ。この先も必ず、ついて回る。そのプレッシャーから逃れたいなら、野球を辞めるしかない」。プロで、しかも阪神で4番を目指すための基礎を、教え込まれた時期だった。  大山はここからも、逃げるつもりは一切ない。「とにかく次の1試合を勝つのに必死。どれだけ打てるか、守れるか。すべてにおいてやらないと勝てない」。何番でも。重みを増していく勝利に身を捧げる。覚悟はできている。 (長友孝輔)

◆打った! また、打った! 勝った! 阪神は中日に6-3で快勝。3点を追う五回2死から代打・木浪聖也内野手(25)の右前打を足掛かりに今季最多の6連打で一挙5得点をあげた。両リーグ最多となる29度目の逆転勝ちで3位広島とは4ゲーム差と接近。まだまだ、諦めへんで!   猛攻の始まりと終わりを遂げた。野球は2死から、という格言をも体現してみせた。諦めず、力を合わせ、最後は笑う。矢野野球をもう一度思いさせてくれたのはルーキー木浪のバットだった。  「ずっとヒットが出ていなかったので、なんとか結果を残そうと思っていた。これから全部勝ちますので、熱い応援を宜しくお願いします」  食うか食われるかの厳しい世界を初めて味わった25歳は負けなかった。  出番はチームとして24イニング連続無得点で迎えた五回2死、4回3失点と崩れた秋山の代打だった。山井から右前へ。7月6日の広島戦(甲子園)以来23打席ぶりに快音を鳴らすと沈黙していた打線が爆発。木浪、近本、北條、福留、マルテ、大山の今季最多の6連打で一挙5得点。逆転に成功すると矢野監督から「ラッキボーイ」と呼ばれ、二塁へと入った。  六回も2死だった。三ツ間から右翼席へ。5月15日の巨人戦(東京ドーム)以来、出場45試合、131打席ぶりの3号をほうり込み「完璧でした」と自画自賛した。  勝つか、負けるかで大違いだった。負ければ2年連続で中日戦の負け越しが決定。ナゴヤドームでは1分けを挟んでの6連敗となるところだった。かつての中日落合政権時のような"鬼門"を知らない新人が、閉まる扉を無我夢中で止めた。  12球団最多となる今季29度目の逆転勝ち。3月のオープン戦で12球団最多の22安打、同戦新人最多安打記録を更新しながらも、7月末に打撃不振で2軍降格を経験させた矢野監督も大喜びした。  「試合に出られなかったり、2軍も行ったり、悔しさをまた味わって。打つ方も守る方もよくやってくれた」  ホンダからドラフト3位で入団。指揮官からプレゼントされた本が愛読書になった。『前祝いの法則 予祝のススメ』(ひすいこたろう、大嶋啓介著。フォレスト出版)。もともと春の花見は秋の農作物の収穫を先に祝うイベントであったことなど例をあげ、期待する結果を考えることで行動が変わっていくという自己啓発本だ。「時間があるときに少しずつ読み進めています」。遠征先の移動時間などで、目からうろこを落とす日々。2軍生活も「いい勉強になりました。もう絶対落ちないぞ、という気持ちで1軍で活躍したい」と誓い、6日の再昇格後、初安打を決めた。  近本と"キナチカ"として、球団史上初の開幕新人1、2番を務めた。壁にぶち当たっても、はい上がるのが矢野阪神。シーズン終盤でのラッキーボーイこそ、象徴だ。  「打ててよかったのが一番です」  3位広島とは4ゲーム差と接近した。逆襲へ、木浪が起爆剤となる。 (織原祥平) 木浪について阪神・浜中打撃コーチ 「試合に出られなくて悔しい思いをしてきたと思う。後ろにいる選手が打つと勢いが出る。ホームランも大きかった。内野手の争いも激しくなってくる」

◆逆転の6連打を呼んだのは矢野監督の積極的な仕掛けだ。五回2死から代打・木浪を送った。四回まで3失点の秋山を、もう少し投げさせるものだと思っていたし、2死無走者だから、今までのさい配なら秋山を打席に立たせて続投だったのではないか。  どちらかといえば仕掛けはゲーム後半になってからが矢野さい配。早い仕掛けは"変わり身"を感じるし、今後もどんどん仕掛けて欲しい。  ただ、反省点もある。一回無死二塁から北條が走者を進められなかった。一、二塁のバントはライン際を狙う必要があるが、走者二塁からのバントは難易度は比較的低く、少し強めに三塁方向へ転がせばいい。北條はコースを狙いすぎ。ファウルが続いて、ヒッティングになり、今度は外角球を大きなスイングで空振り。右方向だけを意識していれば、十分に進塁打が打てた状況だった。  前日は12回無得点。空気を変えるためにも何が何でも点を取らなければいけないチャンスだった。「点を取れない」ではなく、自滅で「点を取っていない」攻撃だった。今後に生きる失敗にしてほしい。(サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
59462 0.562
(↑0.004)
-
(-)
36520
(+7)
434
(+1)
138
(-)
61
(+1)
0.263
(↑0.001)
3.780
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
56513 0.523
(↓0.005)
4
(↓1)
33466
(+2)
453
(+15)
123
(+1)
33
(-)
0.249
(↓0.001)
3.820
(↓0.11)
3
(-)
広島
56523 0.519
(↓0.004)
4.5
(↓1)
32467
(+1)
448
(+7)
108
(-)
66
(-)
0.253
(-)
3.470
(↓0.03)
4
(-)
阪神
50546 0.481
(↑0.005)
8.5
(-)
33403
(+6)
467
(+3)
73
(+1)
71
(-)
0.249
(-)
3.630
(↑0.01)
5
(-)
中日
48582 0.453
(↓0.004)
11.5
(↓1)
35416
(+3)
437
(+6)
70
(-)
53
(+2)
0.261
(↓0.001)
3.950
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
44642 0.407
(↑0.005)
16.5
(-)
33502
(+15)
562
(+2)
131
(+4)
44
(-)
0.244
(↑0.002)
4.650
(↑0.02)