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ORIX
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西武
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勝利投手:山本 由伸(4勝3敗0S)
敗戦投手:今井 達也(5勝6敗0S)

本塁打
【オリックス】後藤 駿太(1号・9回表3ラン)

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◆オリックスが5連勝。オリックスは初回、大城の適時二塁打で1点を先制する。そのまま迎えた9回表には、後藤の3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・山本が9回無失点の快投。プロ初完封で今季4勝目を挙げた。敗れた西武は、打線が5安打無得点と沈黙した。

◆ミュージカル「ピーターパン」(7月21日開幕)に主演する女優の吉柳咲良(15)が28日の西武-オリックス戦(メットライフドーム)で初の始球式に挑戦した。 吉柳の投げた球は、山なりでやや右にそれたが、ノーバウンドで捕手のミットへ。「野球の経験がなかったので、投げるというのがとても緊張しました。まっすぐ飛ばせなかったので、練習します」とコメントした。 自己採点は75点。残りの25点は「まっすぐ飛ばなかったからです」。野球場の雰囲気について「暑かったです。お客さんの熱気がすごいんだなと思いました。そして、とても広かったです」と話し、「たくさんのお客様の熱気の中で試合するってすごいな、と思います。心から応援してます」と両軍選手にエールを送った。

◆オリックス中川圭太内野手(23)がプロ初のスタメン4番に座った。 吉田正がスタメンを外れたこともあり、交流戦で首位打者となった新人が大役を務めることになった。中川は4月24日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で「7番・三塁」で初めてスタメン出場。「最後のPL戦士」と注目を集めていたが、交流戦で3割8分6厘の高打率をマークした。ここまで1、2、5、6、7番を務めてきたが、ついに4番に昇格した。 初回2死無走者での初打席は、西武の先発・今井にカウント1ボール2ストライクと追い込まれながらも、変化球を捉えてしぶとく左前に落とし、4番初安打をマークした。さらに8回1死二塁の第4打席では中前打を放ち、ドラフト制後ではパ・リーグの新人初となる6試合連続マルチ安打を記録した。 吉田正は腰の張りによるスタメン落ちとみられるが、試合のここ一番の場面に備えて代打待機する見込み。

◆9回のオリックスの攻撃中、オリックス大城のファウルが村山球審のマスクに当たり、同球審がグラウンドに倒れ込んだ。西武の捕手・森が心配そうにのぞきこみ、西武ベンチから首脳陣も駆け寄った。グラウンドにタンカも運び込まれた。 村山球審は自力で起き上がるも、グラウンド外へ。だが再び姿を見せ、スタンドの拍手に迎えられて球審の位置に戻った。

◆オリックスは1回、3番大城が先制適時二塁打。西武は3回、無死満塁の絶好機をつくるも相手先発の山本に抑えられた。 オリックスは6回1死三塁で、4番中川が二飛、小島が右飛。その裏、西武は2死三塁で4番山川が空振り三振に終わる。 オリックスは、交流戦から続く連勝を5に伸ばした。山本が完封で4勝目。西武は8回1失点だった今井の好投も実らず6敗目。

◆西武先発の今井達也投手が、同学年のオリックス山本に負けじと好投した。初回に先制を許すも2回以降は無失点。8回6安打1失点と最少失点に抑えた。 「立ち上がり先頭の初球から、もっと全力で投げていければ」と6敗目を悔やんだ。 0を刻む山本に、呼応するように上げていった。4番中川から始まる4回は、スライダーを決め球に3者連続三振に仕留めるなど2回途中から9者連続凡退。雑草の山本に対し、甲子園優勝投手の今井。対比するような道を歩むが「山本君は簡単にカウントを取っているように見えた。(リリースポイントを)どう離せばコースにいくかという感覚をつかめば、ああいう投球に近づいていける」と敬意を込めた。 28日は2年前に亡くなった元投手コーチの森慎二氏の命日。現役時代の背番号「11」を継承する今井は「そういう偉大な先輩の番号をもらっていることは光栄だし、追いつけるように頑張っていきたい」と、息をのむ投手戦を演じる姿をささげた。

◆セ・パ両リーグ戦が再開した28日、オリックス3年目の山本由伸投手(20)が西武10回戦(メットライフドーム)でプロ初完投初完封勝利を挙げた。同学年で甲子園V腕の西武今井達也投手(21)と投げ合い、甲子園経験なしの山本は強力打線から毎回&自己最多の11奪三振。パ・リーグ防御率1位の力をみせつけ、チームを5連勝に導いた。16年甲子園優勝投手の今井に投げ勝ち、12年春夏連覇捕手の森を見逃し三振に仕留め、山本がプロ初完封を達成した。チームを今季初の5連勝に導き、シーズン自己最多に並ぶ4勝。「仕事をやった感。達成感があります。楽しかった」。124球を投げ終え、若月と抱き合い、プロ3年目で初めて味わう感覚を楽しんだ。 ロメロは1軍におらず、吉田正も試合前の練習中に腰の張りを訴えて今季初めてスタメンを外れた。大砲2人を欠きながら、味方打線は初回から援護をくれた。「吉田さんの存在感は大きい。相手へのプレッシャーも違う。おられないのは寂しかった。でも、きょうは自分が抑えれば勝てると思って投げました」。初回は3者連続空振り三振の滑り出し。リーグ戦再開初戦を託された責任感で、1イニングずつ抑えていった。 155キロの快速球に、フォークは147キロをマーク。投げ合う今井が中盤にかけ、競り合うように状態を上げても、山本も1歩も譲らない。3回1死満塁で外崎に大きな飛球を打たれたが、右翼の小田が本塁に好返球。西武の三走・愛斗のホームインも、西村監督のリクエスト要求でアウトに覆った。味方野手も集中し、山本をもり立てた。 西武今井が作新学院(栃木)を全国制覇に導いた16年。都城・山本の高校最後の夏は宮崎大会3回戦で終わった。公式戦で5回参考ながら完全試合を達成しても、甲子園に縁はなかった。それでも「都城にすごい投手がいる」とうわさにのぼったスーパーエースは、プロ入り直後からうわさの真実を証明。大阪桐蔭で12年春夏甲子園連覇を経験し、超高校級レベルを知るチームメートの沢田が「山本は本当にすごい」と舌を巻いた。それから3年。侍ジャパンからも注目される右腕として、山本はリーグに君臨する。 今井や西武の強力打線との勝負を「楽しかったです」と振り返った。プロ初完封という経験を得て、山本が次元の違う投手へと成長していく。【堀まどか】

◆オリックス後藤駿太の今季1号が、値千金の本塁打になった。 1-0の9回2死一、二塁で、西武ヒースから右翼へ3ラン。前打者福田の四球直後の初球を「むちゃくちゃ集中していました。貪欲に行きました」と一振りで捉えた。山本を援護する一撃に「1点と4点では全然違うと思いました」。試合前に左脇腹に違和感を感じるアクシデントがありながら、大きな仕事をした。

◆セ・パ両リーグ戦が再開した28日、オリックスの3年目右腕、山本由伸投手(20)が西武10回戦(メットライフドーム)でプロ初完投初完封勝利を挙げた。同学年で甲子園V腕の西武今井達也投手(21)と投げ合い、甲子園経験なしの山本は山賊打線を相手に毎回&自己最多の11奪三振。パ・リーグ防御率1位の力をみせつけ、チームを5連勝に導いた。 ▼山本が毎回の11三振を奪ってプロ入り初の完封勝ち。毎回奪三振で完封勝ちは、山本同様にプロ初完封だった15年5月20日藤浪(阪神)以来となり、オリックスでは58年7月2日米田、62年5月24日足立、10年4月23日と14年4月4日金子に次いで4人、5度目。オリックスでプロ初完封を毎回奪三振で飾ったのは初めてだ。ちなみに、西武から完封勝ちした投手は今季初めてで、昨年も5月16日上沢(日本ハム)しかいなかった。

◆オリックスのドラフト7位ルーキー中川が好調を維持している。1-0の一回2死無走者で高めに浮いた変化球を左前に運び10試合連続安打をマークすると、八回1死二塁では中前打を放ち、複数安打も6試合連続に伸ばした。  腰の張りで今季初めて先発から外れた吉田正に代わり、急に決まった初めての4番起用にも気負いはなかった。大阪・PL学園高と東洋大時代にも4番打者として活躍したが「長打は狙わず、つなぐ意識だった」と1年目とは思えない落ち着きぶりで快音を響かせた。  交流戦は打率3割8分6厘で新人として初の首位打者に輝き、チームに欠かせない存在となった。それでも「気を引き締めていきたい」と慢心せず、目の前の試合に臨んでいる。

◆村山球審が倒れるアクシデントが発生した。  九回のオリックスの攻撃中、2死走者なしの場面で、西武2番手ヒースが投じた4球目を大城がファウルに。この打球が村山球審のマスクを直撃し、村山球審は尻もちをついてグラウンドに倒れ込んだ。  ベンチからスタッフが駆け寄り、西武首脳陣も心配そうに村山球審のそばへ。担架も用意されたが、数分後に村山球審は立ち上がった。一旦はベンチ裏に下がったが、再びグラウンドに姿を見せると、スタンドの観客の拍手に迎えられて試合が再開された。

◆西武の今井は8回1失点と好投したが報われず6敗目を喫した。一回に四球をきっかけに1点を失った後は直球、変化球ともに厳しいコースを突いて立ち直ったが、援護がなかった。同じ高校出3年目の山本との投げ合いに敗れ「立ち上がりからもっと全力で大胆に行けたら良かった。山本君に比べるとまだまだですね」と肩を落とした。  この日は2年前に亡くなった元投手コーチの森慎二さんの命日。森さんも現役時代につけた背番号11を背負った若獅子の奮闘に、辻監督は「今井はよく投げたなと見てるんじゃないか」と思いをはせた。 西武・小野投手コーチ(敗れたが8回1失点と好投した今井に) 「今年一番いい内容だった。投げるたびに良くなっている」

◆西武は今季3度目の零敗を喫した。二回1死一、二塁で栗山が二ゴロ併殺打に倒れると、三回無死満塁でも無得点に終わった。辻監督は「最大のチャンスで点が取れなかったのが全て」と嘆いた。  今季初対戦の山本に強力打線が手も足も出ず、四回以降はわずか1安打に抑え込まれた。辻監督は「打者に向かって行く力を感じる。四球で崩れることもない」と実力を認めた。

◆オリックスの後藤が試合を決定付ける3ランを放った。1-0の九回2死一、二塁でヒースの初球を完璧に捉え、右翼席に運んだ。2年ぶりとなる本塁打で好投を続けていた山本を援護し「頑張って投げていたし、追加点を取れて良かった」と白い歯を見せた。  球を捉えるまでの打撃フォームに意識を置いている。24日のヤクルト戦では先発して2点三塁打を放つなど状態を上げてきた。守備固めや代打起用が多いが、故障者が多い外野陣において欠かせない存在だ。

◆今井は8回1失点と好投も6敗目(5勝)を喫した。同期入団のオリックス・山本との投げ合いに敗れ、「山本くんは0点。比べるとまだまだ」と唇をかんだ。この日は一昨年に急逝した元投手コーチの森慎二氏(享年42)の命日。「現役のときに森さんも11番を背負っていた。もっと(11番の)先輩方に追いつけるように頑張りたい」と前を向いた。

◆交流戦を終えたプロ野球は28日、セ、パ両リーグの4試合が行われ、同一リーグ同士の対戦が再開した。オリックスは西武に4-0で快勝し、2年ぶりの5連勝。山本由伸投手(20)がプロ3年目での初完投を5安打完封で飾った。毎回&自己最多の11奪三振で4勝目。リーグトップの防御率は1・66となった。  持てる力を存分に発揮した。山本が強力な西武打線を5安打に抑え、3年目で自己最多の11三振を奪う快投を披露。プロ初完投を圧巻の完封で飾り、チームを2年ぶりの5連勝へと導いた。  「仕事をした感、達成感がある」  気持ち良さそうに汗を拭った。今季から先発に再転向した20歳。4月3日のソフトバンク戦(京セラ)でも9イニングを0封したが、試合は延長12回スコアレスドロー。今度こそ、正真正銘の完封劇だ。  140キロ台中盤のフォークボールや155キロの速球が光った。一回は3者三振に仕留める完璧な立ち上がり。三回に連打と秋山への四球で無死満塁のピンチを招いたが、動じなかった。「絶対に抑えられると思って強気で行った」と源田を空振り三振、外崎を右邪飛に仕留めると、その後も得点を許さなかった。  開幕から打線の援護に恵まれず、まだ4勝目だがリーグトップの防御率は1・66に。高卒3年目以内の投手の2桁奪三振での完封は球団では通算350勝の米田哲也(1958年9月9日)以来、61年ぶりの快挙だ。  交流戦を11勝6敗1分けの2位で終えて勢いに乗るチーム。リーグ戦再開の"開幕"を託した西村監督は「いいピッチング。ピンチは招いたがゼロで抑えてくれた」とほれぼれした様子だ。  「(相手も)いいピッチングをしていたのでリズム良く投げられた」と山本。同じ高卒3年目で1998年生まれの今井との投げ合い。相手も8回1失点と好投する中で競演を楽しむようにゼロを重ね、都城高では甲子園に縁がなかった男が、2016年に作新学院高を全国優勝に導いた今井に"完勝"した。  「連勝を続けて、どんどん順位を上げていくので、応援よろしくお願いします!」  6月12日時点で最大「12」あった借金は、わずか12試合で一気に「5」。若きエースがオリックスを逆襲に導く。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
39304 0.565
(↑0.006)
-
(-)
70304
(+7)
273
(+5)
100
(+1)
65
(-)
0.251
(↑0.001)
3.380
(↓0.02)
2
(-)
楽天
39321 0.549
(↓0.008)
1
(↓1)
71338
(+5)
317
(+6)
76
(-)
24
(-)
0.255
(-)
4.220
(↓0.02)
3
(-)
西武
36341 0.514
(↓0.008)
3.5
(↓1)
72368
(-)
359
(+4)
82
(-)
78
(-)
0.259
(↓0.001)
4.490
(-)
4
(-)
日本ハム
35344 0.507
(↓0.008)
4
(↓1)
70314
(+5)
307
(+7)
51
(-)
31
(-)
0.257
(-)
3.890
(↓0.04)
5
(-)
ロッテ
34361 0.486
(↑0.008)
5.5
(-)
72321
(+6)
318
(+5)
90
(+1)
50
(-)
0.248
(↓0.001)
4.040
(↑0.03)
6
(-)
ORIX
31365 0.463
(↑0.008)
7
(-)
71252
(+4)
296
(-)
49
(+1)
67
(+1)
0.230
(-)
3.660
(↑0.05)