123456789
ロッテ
1010112006904
広島
0000100203520
勝利投手:岩下 大輝(3勝1敗0S)
(セーブ:益田 直也(2勝4敗14S))
敗戦投手:大瀬良 大地(6勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】中村 奨吾(10号・1回表ソロ),荻野 貴司(4号・3回表ソロ),田村 龍弘(2号・5回表ソロ),レアード(20号・6回表ソロ)

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◆ロッテは1回表、中村奨の10号ソロで先制に成功する。その後は荻野、田村、レアードにもソロが飛び出すなど、一発攻勢でリードを広げた。投げては、先発・岩下が8回途中3失点の好投で今季3勝目。敗れた広島は、エース・大瀬良が7回途中8安打6失点と崩れた。

◆ロッテが広島のエース大瀬良から史上初の4本塁打を放ち、7回途中でノックアウトした。この日は、ここ5試合で1安打と調子を落としている主砲井上をスタメンから外して臨んだ、66試合で実に55種類目のオーダーが思わぬ形で機能した。 初回2死、2試合連続で3番に入った中村奨がカウント2-2と追い込まれてからの5球目の直球を、バックスクリーン左へ運ぶ10号ソロ。「まずは先制できて良かったです。2桁本塁打は初めて? それに関しては特にありません」と興味を示さなかったが、プロ5年目で初の2桁本塁打で口火を切った。 前日18日も中村奨の内野ゴロの間に先制点を挙げたが、なかなか追加点が奪えなかった。試合前に井口監督は前日の試合について「チャンスは何度かあったので、そういうところで追加点を取れればもっと楽な展開に持っていけた」と話していたが、この日の打線はひと味違った。 3回2死、荻野が左翼席上段への4号ソロ。11試合連続安打となるリードオフマンの1発がチームの勢いを加速させた。5回には田村が2号ソロ、6回にもレアードが20号ソロと、6回までの5安打中4本が本塁打。1発攻勢でつかんだ流れは止まらない。 7回にも田村の適時打などで2点を追加し、12球団断トツ4完投の大瀬良をノックアウト。井口監督は「(大瀬良は)もちろんそんなに点がとれるピッチャーじゃないので、チャンスをものにするしかない。守り勝たないといけないと思う」と話していたが、うれしい誤算となった。【久永壮真】

◆広島大瀬良大地投手(28)がプロ入りワーストとなる1試合4本塁打を浴びた。6回0/3、8安打6失点(自責4)で降板となった。 立ち上がりから引っ掛ける投球が見られたように、得意球カットボールの精度を欠いた。1回2死から中村奨に148キロをセンターバックスクリーンへ先制ソロを浴びると、3回には荻野に左翼席へ1発を浴びた。この日は立て直すことができず、5回には田村にスライダーを、6回にはレアードに真っすぐを再びセンターバックスクリーンに運ばれた。さらに7回は先頭藤岡の二塁打から連打と味方のミスも重なり2失点。今季初めてイニング途中でマウンドを降りた。

◆広島高橋大樹外野手(24)が5回、プロ初打点となる中前適時打を放った。 3点を追う5回、2死三塁からロッテ先発岩下の浮いた球をたたいて中堅前にはじき返した。 反撃のノロシをあげる適時打がプロ33打席目でうれしい初打点。同学年の西川、鈴木とともに外野のスタメンとして起用された期待に応えた。

◆ロッテが1回に中村奨のソロで先制。さらに3回には荻野のソロで加点した。広島は3回までロッテ先発岩下の前に無安打無得点。 ロッテは中盤も1発攻勢。5回は田村がソロ。その裏広島に1点を返されるも、6回にレアードの20号ソロで再びリードを広げた。 ロッテが連勝で交流戦初の勝ち越し。先発岩下が3勝目。広島は連敗。プロ入り最多1試合4被弾の大瀬良は4敗目となった。

◆ラインドライブの打球が中前で弾んだ。広島高橋大樹外野手(25)は、一塁へ走りながら右拳を握りしめた。 3点を追う5回2死三塁から飛びだした適時打は、プロ7年目の初打点。「ちゃんと(ストライクに反応して)打てたらいい結果になると思っていた」。8番中堅で先発し、自分を信じた第2打席。ベンチでは、同期入団の鈴木が両手を上げて大喜びしていた。 龍谷大平安から12年ドラフト1位で入団。2位が同じ高卒の鈴木だった。知名度で圧倒していたが、すぐに逆転された。あせった。打撃改造。何度もやった。プロの壁は厚かった。初出場は14年。初安打は昨年。15年5位入団の同学年、西川にもあっさり抜かれた。 昨年12月25日、一般女性と結婚した。背水の陣で臨んだ今季は、4月19日に初昇格。「誠也がライバルなんてまったく考えていない。今の僕は自分の結果がすべて。もう技術の問題じゃないんです」。悲壮な決意で臨んだが、1週間で2軍に逆戻り。6月16日に再昇格し、ついにチャンスを生かした。8回の右前打でマルチ安打もマークした。 右翼鈴木、左翼西川と94年生まれトリオで守る外野の風景は格別だった。「2人の近くにいけるようにがんばります」。残念なのはチームが連敗し、交流戦の勝ち越しが消えたこと。それでも緒方監督は「次の出番にそなえてチャンスをつかみ続けてほしい」とエールを送った。チャンスはまた、来る。【村野森】

◆広島 1軍再昇格した松山竜平外野手が、いきなり代打でタイムリーを放った。5点を追う8回無死一、三塁で登場し、岩下から中前打を放った。 体調不良が降格のきっかけだったが、健在ぶりを証明。頭を丸刈りにして臨んだ決意の打席だった。「いい状態で入れた。明日またいい結果を出せるようにがんばります」。迎打撃コーチも「つまりながら押し込めた。最近見られなかった打撃」と高評価した。

◆広島の3年連続胴上げ投手、中崎翔太投手(26)の2軍降格が19日、決まった。 開幕から守護神の役割を担ったが、調子が上がらず打ち込まれる場面が続いていた。今月途中から抑え役をフランスアに譲っていた。18日ロッテ戦で同点の延長11回に6番手で登板し、4失点。敗戦投手となり、防御率は4点台に突入していた。佐々岡投手コーチは「何とか復調してほしい」と話していたが、ついに断を下す形となった。 この日の試合後に荷物をまとめた中崎は「チームの力になれるように、しっかりがんばりたい」と話した。試合前にグラウンドで緒方監督と5分間にわたって話をする場面もあり「しっかりがんばってくれと(激励された)」と説明。本来のキレと制球を取り戻すべく、ファームで一から出直す。

◆広島大瀬良大地投手(28)がプロ入りワーストの4本塁打を浴びるなど、6回0/3、8安打6失点(自責4)で4敗目を喫した。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦。試合中に修正することができず、今季ワースト失点で、今季初めてイニング途中での降板。チームは5試合を残して交流戦負け越しが決まった。真っ黒なロッテファンの応援歌が響きわたる中、背番号14は静かにマウンドを降りた。大瀬良は立ち上がりから得意球カットボールの精彩を欠いた。何とか立て直そうと配球などで工夫するも、プロ入り初の1試合4被弾。今季ワースト6失点で、今季登板13試合目で初めてイニング途中での降板となった。エースでも、チームの悪い流れを断ち切ることができなかった。 1回、簡単に2アウトを取りながら、中村奨に148キロ直球をセンターバックスクリーンに運ばれ先制を許した。3回には荻野にカットボールを左翼席へ。5回は田村にスライダー、6回にはレアードに再び直球をセンターバックスクリーンに放り込まれた。「甘くなった球を逃してくれなかった」。7回は先頭藤岡の二塁打から連打と味方のミスも重なり、1アウトも取ることができなかった。 プレーボール直後の初球から、2球続けてカットボールをひっかけた。いつも通り、直球と同じような感覚でリリースするも、精度を欠いた。「カットボールが思うように曲がってくれなかった。それでも見せ球に使うなり、修正していかないといけなかった」。直球とカットボール主体の投球スタイルから片輪の精度を欠き、今季の成長を示す修正能力もこの日は最後まで発揮されなかった。 チームは交流戦5試合を残し、負け越しが決まった。緒方監督は「ちょっと引っ張りすぎた」と継投のタイミングを反省しつつ、大瀬良には「本塁打4本打たれてるんだから」と厳しい評価だった。ただ、交流戦3試合1勝2敗も、防御率は3・15。苦しい現状は投手だけの責任ではない。 それでも、大瀬良は立場を理解している。「(2番手)島内に迷惑をかけてしまったし、負担をかけてしまった。自分自身、次しっかりやり返せるようにやっていきたい」。ふがいない投球への怒りは、次回登板にぶつける。【前原淳】

◆セ・リーグ屈指の本格派を、軽々と打ち砕いた。ロッテが「日本生命セ・パ交流戦」広島戦で、相手エース大瀬良から4本塁打を浴びせて完勝した。 今季12球団トップの4完投を誇る右腕を7回途中でKO。交流戦5カード目にして初のカード勝ち越しを決めた。昨季は12球団ワーストの78本塁打と長打力アップが最重要課題だったが、今季66試合目で81本塁打。早くも昨季を超え、強打の打線に変貌した。井口監督はすっきりとした表情で引き揚げてきた。「打線も1発でしたけど、効率よく点を取ってくれた」と言った。今季を象徴する本塁打攻勢で大瀬良を沈めた。 6回までに放った5安打中4本が本塁打。全てソロだったが、先制、中押しと理想の形でダメージを与えた。1回、中村奨が5年目で自身初の2桁本塁打となる10号ソロ。3回、荻野が昨季のチーム本塁打数を超えるチーム79本目となる4号ソロ。課題だった追加点を奪うと勢いは止まらない。5回、田村が2号ソロを放てば、4番に入ったレアードが6回に5年連続となる20号ソロ。節目がこれでもかと重なった。 なぜここまで劇的に本塁打数が伸びたのか。レアードの加入、ホームランラグーンの設置も要因だが、今季3度記録している1試合4本塁打は全て敵地。理由はそれだけではない。 2億円以上を投資した「チーム戦略部」の新設が大きい。これまで打撃投手が兼務したスコアラーを専任とし、メジャースカウト経験者ら6人の統計アナリストを配置。計19人からなる同部が「データ野球」を推し進めている。対戦結果だけではなく、さまざまな角度から分析し最善の策を割り出す。この日も行木チーフスコアラーが「真っすぐかカット。どっちか絞らないと難しい。予定通りだった」との読みが的中した。 3つの土台を生かすべく、井口監督は積極的な用兵に徹する。18日は3番清田、この日は4番井上をベンチ待機させた。固定観念をを排し、少しでも調子を落としていると判断したら、最善のオーダーを模索する。66試合目で実に55種類目のオーダーだった。最大の要因は「しっかり振れてるということ」と井口監督。力を結集し、豪快に交流戦初の勝ち越しを決めた。【久永壮真】 ▼ロッテが広島大瀬良から4本塁打。大瀬良の1試合被本塁打は昨年6月15日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の3本が最多。マツダスタジアムで3本以上打たれたことがない投手から量産した。これでチーム本塁打は81本。77試合を残し、昨季のシーズン78本を上回った。 ▼中村奨が初めて10号に到達。今季のロッテはレアード20本、井上12本、鈴木10本に次ぎ2ケタ本塁打が4人目。外国人選手を除き、ロッテで10本塁打以上が3人は、10年の7人(サブロー19、井口17、大松16、福浦13、西岡11、今江10、里崎10)以来。

◆苦手を払拭だ。ロッテの中村奨吾内野手(27)が19日、広島2回戦(マツダ)に「3番・二塁」で出場。一回に広島先発・大瀬良から先制の10号ソロを放った。  「打ったのはストレート。まずは先制できてよかった。(初の2桁本塁打も)それに関しては特にありません。守備も打撃もチームに貢献できるように頑張る」  一回2死走者なし、カウント2-2からの5球目、大瀬良の外角直球をうまく捉えた。快音を残した打球は、バックスクリーン左へと吸い込まれた。  大瀬良に対しては、昨季まで通算8打数0安打に封じ込まれていた。中村奨にとっては1学年先輩で、早大時代に九州共立大のエースだった大瀬良とは大学日本代表候補合宿などで何度も顔を合わせている。対戦成績上では苦手としていた先輩右腕から、今季は初対戦で初安打、しかもいきなりアーチをかけた。  走攻守3拍子そろった内野手として、2015年にドラフト1位で入団。プロ5年目で初の2桁本塁打に到達した。17年に自己最多の9本塁打、初めて全試合フルイニング出場を果たした昨季も8本塁打。あと一歩届かなかった壁を、ひとつ乗り越えた。

◆ロッテの田村龍弘捕手(25)が19日、広島2回戦(マツダ)に「8番・捕手」で出場。五回に左越えの2号ソロを放った。  「打ったのはスライダーかカットボール。しっかり捉えることができた」  2点リードの五回1死走者なし。広島先発・大瀬良の4球目の変化球を完璧に捉えると、打球は左翼席を越え、後方にそびえ立つ防球ネットに突き刺さった。  5月11日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の走塁で、右太ももを負傷。右ハムストリングスの筋損傷と診断され、翌12日に出場選手登録を抹消された。リハビリを経て、今月14日に1軍復帰。復帰5試合目で飛び出した、4月29日の楽天戦(楽天生命パーク)以来となる一発は、好投を続ける先発・岩下を援護する特大弾。「ホームランを打ったことよりも、岩下を何とか引っ張っていけるように、とにかく守備を頑張ります」と、最後は正捕手らしいコメントを残した。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(31)が19日、広島2回戦(マツダ)に「4番・三塁」で出場。2点リードの六回にバックスクリーンへ20号ソロを放った。  「打ったのはストレート。5年連続20本塁打を打てたのは自分にとって名誉なことだし、意義深いものだね。アメリカでも20本打ったのは1シーズンしかなかったので。まだシーズン途中だし、ここで終わりではないのでもっともっと打てるように頑張りたい」  カウント2-2と追い込まれてからの6球目、内角の直球を見事にはじき返した。これで、日本ハム時代から5年連続となる20号本塁打に到達した。この日は不調の井上に代わって4番に入ったが、変わらず堂々とアーチを放り込んだ。  中村奨、荻野、田村に続いて、広島のエース・大瀬良からチーム4発目。ロッテのアーチが止まらない。

◆ロッテの中村奨が0-0の一回、プロ5年目で初の2桁本塁打となる10号ソロを放った。2ボール2ストライクから大瀬良の148キロの外角直球をバックスクリーン左へ。2017年にマークした自己最多の9本塁打をシーズン66試合目で上回ったが「それに関しては特にない。守備も打撃も、チームに貢献できるように頑張る」と淡々と話した。  左目の下を負傷した影響などもあり、一時は打率が2割を切るほどの不振に陥った。前日18日から本来の3番に復帰するなど4試合連続で安打と打点を記録し、徐々に調子を上げてきた。

◆ロッテが19日、広島2回戦(マツダ)に6-3で勝利。連勝で、交流戦5カード目で初めて勝ち越しを決めた。  中村奨、荻野、田村、レアードが4本塁打をたたきこむなど、アーチ攻勢で広島のエース大瀬良から七回までに6得点を挙げ、ノックアウトした。  今季3度目の1試合4本塁打。昨季12球団最少78本塁打に終わった打線だったが、今年はなんと半分以下の66試合目で、昨季を越える81本塁打をマークした。昨季202本塁打のソフトバンク、同196本塁打の西武にも匹敵するペースで、ロッテが今季はアーチを量産している。  最近は終盤の逆転劇など苦しい試合展開が多く、「もう少し早めに点を取れれば」と口にしていた井口監督だが、「みんなしっかりスイングして、一発ずつでしたが、効果的に点を取ってくれた」と笑顔を見せた。  これで球団通算4500勝に王手をかけた。あす20日の先発は種市。今季、チームの"平成最後の試合"でプロ初勝利を挙げた"持ってる"右腕は「通算4500勝を飾りたい」と意気込んだ。

◆ロッテの岩下大輝投手(22)が19日、広島2回戦(マツダ)に先発。八回途中5安打3失点で3勝目を挙げた。  「前回も前々回もひどい投球だったので、きょうはどうにかしないといけないと思って、ストライク先行でいけた」  ここまで2試合連続で6四死球と乱れていたが、この日は見事に1四球でまとめた。  広島のエース、大瀬良との投げ合いを制した。「誰が相手でもやることは一緒なので、最少失点でいくことだけを考えた」と一回からテンポのいい投球で打者10人をパーフェクトにおさえるなど、七回まで広島打線を1点に封じ込めた。  しかし、プロ初完投も見え始めた自己最長八回に突入したところで、四球でこの日初めて先頭打者の出塁を許すと、高橋、代打の松山に連打を浴びて、マウンドを降りた。  その後は唐川-益田のリレーで白星を守られたが、岩下は「(八回は)体は大丈夫だったけど、変な緊張があった。完投とかより、次はしっかり八回を投げきれるように。そこから少しずつ伸ばしていければいい」と成長を誓った。

◆ロッテの岩下はストライクを先行させ、7回0/3を5安打3失点で3勝目を挙げた。過去2試合の登板では制球に苦しんだが、四球は八回の一つだけで「四球よりも打たれた方がいいと思って投げた」と開き直って好結果を出した。  三回まで走者を許さず、七回まで83球で1失点と完投ペースだった。八回に先頭打者への四球から崩れて1死も取れずに降板し「体は大丈夫だったが、八回は緊張があった。完投を意識せず、まず8回を投げ切れるように」と課題を挙げた。 井口監督 「岩下がしっかり試合をつくってくれた。打線も一発だったが、効率良く点を取れた」 荻野(三回に4号ソロ) 「早めに追加点が欲しいと思っていた。結果的に本塁打で得点できたのは良かった」 田村(五回に2号ソロ) 「しっかり捉えることができた」

◆広島の大瀬良は七回途中まででともに今季ワーストの4本塁打を浴びて6失点と崩れた。4敗目を喫し、チームは交流戦の2年連続負け越しが決まり「球の走りは悪くなかったが、真っすぐを張っている打者に対して甘くなってしまった」と肩を落とした。  1-4の七回には無死から3連打を浴びて失策も絡んで2点を追加され、今季初めて回の途中で降板した。エースとして「中継ぎにも迷惑をかけた。次にやり返せるようにやっていきたい」と雪辱を誓った。

◆広島は3万1377人の観衆を集め、今季の主催試合の観客動員数が102万3941人となった。球団によると地方開催の1試合を含む33試合目での100万人突破で、昨季に並んで球団史上最速。

◆広島は19日、マツダスタジアムでのロッテ2回戦に3万1377人の観衆を集め、今季の主催試合の観客動員数が102万3941人となった。球団によると地方開催の1試合を含む33試合目での100万人突破で、昨季に並んで球団史上最速。

◆40試合ぶりに1番に復帰した田中広だったが4打数無安打に終わった。下位での起用が続いていた田中広を1番に戻した理由について、高ヘッドコーチは「みんな調子が悪いからね」と苦しい事情を明かした。今交流戦では1番に野間、長野、田中広を起用するなど、なかなか固定できていない。

◆ロッテが4本塁打で2連勝を飾った。口火を切ったのは中村奨吾内野手(27)。一回2死で先制の10号ソロを左中間席へ運び、チームに交流戦5カード目で初の勝ち越しをもたらした。  「見極めをしっかりしようと。外野フェンスを越えるとは思わなかったけど、うまく打てた」  2桁本塁打達成はプロ5年目で初。2017年に9本、昨季8本と目前で逃してきた大台にオフから取り組んできた「力強い打球への意識」が実った。昨季は12球団最少の78本塁打だった打線が、66試合目で早くも81本塁打と昨季を超えた。  "ラグーン効果"だ。今季、ZOZOマリンスタジアムには外野フェンスが手前にせり出す「ホームランラグーン」が誕生。選手たちに、しっかり振れば柵越えするという意識が芽生え、敵地でも30試合36本塁打と結果につながっている。  昨季、井上だけだった2桁本塁打達成者は既に4人。生まれ変わったロッテ打線が猛威を振るい、球団通算4500勝に王手をかけた。 (浜浦日向)

◆『どん底へ、いって鯉。』  ロッテ名物の交流戦挑発ポスターのフレーズそのままの屈辱を味わった。  広島・大瀬良が自己ワーストの4本塁打を浴び、今季ワーストの6失点で七回途中降板。鯉のエースがまさかの"どん底"ピッチングで、交流戦5カード連続の勝ち越しなしが決定。あと5試合を残して早々と2年連続負け越しも決まった。  「真っすぐを待っている打者に対し、甘いボールを投げてしまった。中継ぎ陣にすごく迷惑をかけてしまった」  一回2死から中村奨に148キロの直球を中堅スタンドに運ばれた。三回には荻野、五回には田村、六回にもレアードにソロを浴び、4本塁打で4失点。さらに七回、先頭から3連打されて2点を失ったところでタオル投入となった。  今季、両リーグトップの4完投で、6勝を挙げているエースだが、疲労の蓄積か、変化球の制球が甘かった。佐々岡投手コーチは「(カットボールの)曲がりが悪かった」と指摘。大瀬良自身も「思うように曲がらなかった。修正できなかった」とうなだれた。  5月は球団新記録の20勝を挙げ、最大8あった借金に一気に返済して首位に立ったが、交流戦で大失速。3勝9敗1分けで最下位に低迷。セ・リーグの順位は首位巨人と0・5ゲーム差の2位だが、2005年から始まった交流戦で過去勝率12球団ワーストのチームがリーグ優勝した例はなく、数字上は「優勝確率0パーセント」になる。  「交流戦はカープの野球ができなかった。自分でも悔しいし、次はやり返したい」と大瀬良。自身も連敗で6勝5敗と"貯金"が目減りしてきた28歳のエースが復調しなければ、カープの『どん底』からの浮上は難しい。 (柏村翔)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
842 0.667
(↓0.06)
-
(-)
454
(+2)
45
(+3)
25
(-)
14
(+1)
0.228
(↓0.003)
2.910
(↓0.03)
2
(-)
巨人
950 0.643
(↓0.049)
0
(-)
470
(+3)
49
(+4)
20
(+2)
13
(+1)
0.265
(↓0.008)
3.220
(↓0.06)
3
(1↑)
楽天
850 0.615
(↑0.032)
0.5
(↓1)
557
(+9)
52
(+4)
11
(+1)
4
(-)
0.261
(↑0.006)
3.850
(↑0.02)
4
(1↓)
DeNA
851 0.615
(↑0.032)
0.5
(↓1)
453
(+7)
49
(+6)
18
(+3)
3
(-)
0.247
(↑0.002)
3.460
(↓0.2)
5
(1↑)
ORIX
751 0.583
(↑0.038)
1
(↑1)
548
(+4)
49
(+3)
5
(-)
14
(+2)
0.253
(↑0.004)
3.660
(↑0.06)
6
(1↑)
西武
860 0.571
(↑0.033)
1
(↑1)
485
(+5)
64
(+2)
15
(+1)
11
(-)
0.278
(↓0.007)
4.320
(↑0.18)
7
(2↓)
日本ハム
761 0.538
(↓0.045)
1.5
(-)
454
(+6)
59
(+7)
8
(-)
8
(-)
0.257
(↑0.006)
3.800
(↓0.27)
8
(1↑)
ロッテ
680 0.429
(↑0.044)
3
(↑1)
459
(+6)
73
(+3)
15
(+4)
11
(-)
0.243
(↑0.001
4.750
(↑0.13)
9
(2↑)
ヤクルト
580 0.385
(↑0.052)
3.5
(↑1)
561
(+3)
66
(+2)
13
(+1)
5
(-)
0.244
(↓0.001)
4.550
(↑0.31)
10
(2↓)
中日
590 0.357
(↓0.028)
4
(-)
459
(+2)
70
(+5)
5
(-)
6
(+1)
0.250
(↓0.003)
5.000
(-)
11
(1↓)
阪神
482 0.333
(↓0.031)
4
(-)
458
(+4)
62
(+9)
8
(+1)
12
(-)
0.230
(↑0.001)
3.440
(↓0.38)
12
(-)
広島
391 0.250
(↓0.023)
5
(-)
541
(+3)
61
(+6)
8
(-)
10
(-)
0.206
(↓0.004)
4.050
(-)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
36281 0.563
(↓0.008)
-
(-)
78321
(+3)
262
(+4)
91
(+2)
39
(+1)
0.264
(↓0.002)
3.680
(↓0.01)
2
(-)
広島
36292 0.554
(↓0.009)
0.5
(-)
76276
(+3)
262
(+6)
63
(-)
47
(-)
0.249
(↓0.002)
3.270
(↓0.01)
3
(-)
阪神
33324 0.508
(↓0.008)
3.5
(-)
74274
(+4)
287
(+9)
50
(+1)
47
(-)
0.246
(-)
3.480
(↓0.07)
4
(-)
DeNA
31341 0.477
(↑0.008)
5.5
(↑1)
77257
(+7)
265
(+6)
76
(+3)
19
(-)
0.245
(-)
3.680
(↓0.03)
5
(-)
中日
28380 0.424
(↓0.007)
9
(-)
77252
(+2)
272
(+5)
42
(-)
37
(+1)
0.256
(↓0.001)
4.030
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
27402 0.403
(↑0.009)
10.5
(↑1)
74307
(+3)
354
(+2)
76
(+1)
26
(-)
0.238
(-)
4.660
(↑0.06)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
37281 0.569
(↑0.006)
-
(-)
77317
(+9)
292
(+4)
74
(+1)
23
(-)
0.258
(↑0.001)
4.230
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
35294 0.547
(↓0.009)
1.5
(↓1)
75276
(+2)
252
(+3)
92
(-)
63
(+1)
0.250
(↓0.001)
3.320
(-)
3
(-)
日本ハム
34304 0.531
(↓0.009)
2.5
(↓1)
75294
(+6)
278
(+7)
45
(-)
30
(-)
0.259
(↑0.002)
3.740
(↓0.05)
4
(-)
西武
34311 0.523
(↑0.007)
3
(-)
77354
(+5)
340
(+2)
79
(+1)
75
(-)
0.261
(↓0.001)
4.550
(↑0.04)
5
(-)
ロッテ
31341 0.477
(↑0.008)
6
(-)
77287
(+6)
293
(+3)
81
(+4)
49
(-)
0.242
(-)
4.000
(↑0.02)
6
(-)
ORIX
26355 0.426
(↑0.009)
9
(-)
77223
(+4)
281
(+3)
45
(-)
59
(+2)
0.227
(↑0.001)
3.780
(↑0.01)