123456789
ヤクルト
10000101361233
西武
00133300X10902
勝利投手:松本 航(2勝1敗0S)
敗戦投手:高橋 奎二(0勝3敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(16号・1回表ソロ),村上 宗隆(18号・9回表2ラン),中山 翔太(1号・9回表ソロ)
【西武】メヒア(4号・4回裏2ラン),秋山 翔吾(12号・6回裏3ラン)

◆西武は同点で迎えた4回裏、森の適時打とメヒアの2ランで3点を挙げ、勝ち越しに成功する。7-2となって迎えた6回には、秋山が3ランを放ち、相手を突き放した。投げては、先発・松本航が今季2勝目。敗れたヤクルトは、打線が終盤に追い上げを見せるも、反撃が遅かった。

◆ヤクルトの山田哲人内野手(26)と村上宗隆内野手(19)が西武から本塁打を打てるか。今季の山田哲と村上はセ・リーグ5球団と日本ハム、オリックス、楽天から本塁打をマーク。 今季のセ・リーグで、前カードまで対戦した8球団すべてから1発を放っているのは山田哲と村上だけ。2人が西武との最終戦で本塁打を放ち、交流戦4カード連続アーチなるか。

◆ヤクルトが初回、山田哲の16号先頭打者本塁打で先制。西武は3回、源田が適時二塁打を放ち同点に追いついた。 西武は4回にメヒアの4号2ランなどで3点を奪い勝ち越し。6回までに秋山の12号3ランなどで10点を挙げ大量リードした。 ヤクルトは9回に中山のプロ1号ソロなどで追い上げるも反撃届かず。西武先発松本航は2勝目。チームは貯金1。 ヤクルト高橋が3敗目。

◆全身でかっ飛ばした。9回1死、代打で登場したヤクルト中山翔太外野手の心は仕上がっていた。「初球からストライクが来たら振っていこう」と西武松本直の116キロど真ん中のカーブを見逃さなかった。 思い切りしばき上げ、左翼スタンドへと放り込んだ。プロ11打席目での初本塁打に「早い段階で打てたので気持ち的にも落ち着きが出るかもしれません」と笑みがはじけた。 愛称通りのパワーを見せつけた。185センチ、95キロ。Tシャツの上からでも隆起が分かる大胸筋、筋骨隆々の体で「中山きんに君」と呼ばれる。「最近あまり追い込めていないんで...」と謙遜するが、スクワットでは現役時の小錦の体重(275キロ)より重い280キロを持ち上げる。ドラフト2位で入団後はファームで振り込み「スイングスピードが上がったと思う」と筋肉を打撃力に結びつけた。 丸刈り頭のスラッガーは「初球から強いスイング、自分ができることをしたい」と言葉にも力を込めた。

◆ヤクルトは自滅で連勝を逃した。3点を追う5回、先発高橋が崩れた。9番金子侑、秋山に8球連続ボールで連続四球。犠飛で失点した後に交代した2番手五十嵐も2四死球と制球が定まらず、失策と犠飛で2点を献上した。 この回は無安打ながら、3失点。投手が流れを手放して敗れた。小川監督は「ノーヒットで3点取られ、負けるべくして負ける試合。こういう試合をしていたら連勝できない」と内容の悪さを嘆いた。

◆西武ドラフト1位松本航投手が、苦しみながらも2勝目を挙げた。山田哲にいきなり先頭打者アーチを浴びたが「しょうがないと切り替えた」。 2回の無死満塁では後続を空振り三振、左飛、右飛に抑え追加点を与えず。疲れの見えた6回途中で交代した。5回2/3を2失点にまとめ「(満塁では)強気で強い球を投げることを意識した。ピンチで我慢して投げることができた」とうなずいた。

◆西武秋山翔吾外野手がダメを押した。5点リードの6回1死二、三塁で12号3ラン。 スタンドには社会貢献活動を行う「ひとり親家庭の親子」14組35人を招待し「タイミングよく打ててよかった」。父の日とあって、長男からは「肩たたき券」などをもらっていた。「一緒に遊ぶ券は、誰トク? って思いましたけど。近いうちに権利を行使したいと思う」と笑顔で話した。

◆西武源田壮亮内野手(26)が、軽量バットで魔法をかけた。1点を追う3回2死一、二塁。初球149キロの直球に振り負けないスイングスピードで打球を左中間へ運んだ。 同点の適時二塁打。「早い回に追いつけてよかった」。先頭打者本塁打を浴びたが、序盤に追い付き主導権を握りかえした。チームは4回に勝ち越し、5回には自らの手で点差を広げる犠飛を放った。 遠征続きの5月を終え、交流戦3カード目の巨人戦から850グラムの超軽量バットを手に取った。同僚の熊代のバット。昨季も使用したことがあったが、疲労感の感じた前カードから再び使い始めた。普段は890グラム。「軽いから操作性もいいしバットが振れる。ヘッドスピードが上がるから、当たったときに打球も飛ぶんですよ。(適時打も)軽いバットじゃなければファウルだったと思います」。効果を発揮しファウルゾーンに切れることなく安打にし、3カードぶりの勝ち越しを呼び込んだ。 そのバットは球界にも広まりつつある。昨季は浅村が使用してキャリアハイをマーク。さらに日本ハム中田からも依頼を受けた。熊代は「魔法のバットになりつつあります。僕にも効いてほしいですが」(笑い)。源田はこの6試合の打率4割3分4厘と急上昇。球界屈指の強打者も愛用するバットで好守好走塁に加え打撃も開眼しつつあるのは魔法ではなく現実だ。 前日9回の送球ミスは簡単に吹き飛ばした。「ミスはもう考えない。1年目は引きずっていましたけど。ミスしても今はその日で終わり」。バットのマジックは、まだまだ解けそうにない。【栗田成芳】

◆高卒2年目のヤクルト村上宗隆内野手が9回に18号本塁打。2リーグ制後、高卒2年目以内に18本以上打ったのは、94年に20本打った松井(巨人)以来25年ぶり6人目。ヤクルトでは国鉄時代の64年高山に並ぶ球団最多。 ▼ルーキー中山が代打でプロ初本塁打。代打本塁打を放った新人は今年4月11日の近本(阪神)がいるが、ヤクルトでは88年4月27日長嶋以来31年ぶり。長嶋もこの代打本塁打がプロ1号だった。

◆ヤクルトは自滅で連勝を逃した。3点を追う5回、先発高橋が崩れた。9番金子侑、秋山に8球連続ボールで連続四球。犠飛で失点した後に交代した2番手五十嵐も2四死球と制球が定まらず、失策と犠飛で2点を献上した。この回は無安打ながら、3失点。投手が流れを手放して敗れた。小川淳司監督のコメント。 「ノーヒットで3点取られ、負けるべくして負ける試合。こういう試合をしていたら連勝できない」

◆ヤクルト・山田哲人内野手(26)が16日、西武最終戦(メットライフ)に「1番・二塁」で出場し、一回に先頭打者本塁打を放った。  西武先発のD1位・松本航(日体大)が投じた3球目、148キロの直球を右翼席まで運ぶ16号。今季初の右翼越え本塁打となり「1番打者として一番いい仕事ができました。先制パンチができてよかったです」

◆西武のエルネスト・メヒア内野手(33)が5月4日の楽天戦以来、約1カ月半ぶりとなる4号2ランを放った。  1点リードの四回2死二、三塁で、ヤクルトの左腕・高橋の133キロのチェンジアップを左中間席に運び、「点差を広げるホームランになって、チームに貢献できてよかったです。カードの勝ち越しがかかっているので、きょうは勝ちましょう!」と喜んだ。

◆ヤクルトの高橋は五回途中まで6失点で降板し、3敗目を喫した。4四球やけん制悪送球が失点につながり「調子自体は悪くなかったが、細かいところのミスがあり試合をつくれなかった」と反省した。  今季8度目の先発だったが、まだ白星をつかめていない。小川監督は「一つ一つはいい球だけど、まだまだ試合をつくれないというのが現状」と厳しく評価した。 山田哲(初回先頭打者本塁打) 「1番打者として一番良い仕事ができた」 村上(18号2ラン) 「安打が出ていなかったが、一打席一打席集中していた」 中山(代打でプロ初本塁打) 「思い切り振っていこうと思った。本塁打が一番アピールできる」

◆西武の秋山が9試合ぶりの12号3ランを放ち勝利に貢献した。7-2の六回1死二、三塁で清水のスライダーを左越えへ運んだ。「今年は走者がいる場面で打ったのが初めてな気がする」と語った通り、今季初のソロ以外の一発となった。  小学生の時に父親を亡くし、母親に育てられた経験からひとり親家庭の支援を続けており、約40人の親子を球場に招待していた。父の日に活躍し「いい思い出になってくれたらうれしい」と表情を緩めた。 メヒア(5月4日以来の4号2ラン) 「点差を広げる本塁打でチームに貢献できて良かった」 辻監督(2勝目を挙げた松本航に期待を込めて辛口評価) 「150キロを出すことよりも先頭に四球を出さないことの方が大事」

◆先発左腕の高橋は五回途中まで6失点(自責点4)で降板し、3敗目を喫した。4四球やけん制悪送球が失点につながり、今季8度目の先発でも白星をつかめなかった。プロ4年目の22歳は「調子自体は悪くなかったが、細かいところのミスがあり試合をつくれなかった」と肩を落とした。

◆D1位・松本航(日体大)が六回途中2失点で2勝目。本拠地初白星を手にした。二回無死満塁の大ピンチを無失点で切り抜けるなど粘った右腕は「ホームで勝ててすごくうれしい」と笑顔を見せた。父の日と母の日は毎年、親に連絡を欠かさないという孝行息子は、登板前に父・昭浩さんに「勝てるように投げるよ」と連絡。約束を果たし、満足げだった。 2勝目を挙げた松本航に期待を込めて辛口評価の西武・辻監督 「150キロを出すことよりも先頭に四球を出さないことの方が大事」

◆筋骨隆々で、お笑い芸人の名前から『きんに君』の愛称で呼ばれるD2位・中山(法大)が九回に代打でプロ初本塁打を記録。初球のカーブを左翼席中段へ運び「初球から思い切りいこうと思っていた」と分厚い胸を張った。球団の新人のプロ1号が代打弾だったのは、1988年4月27日の長嶋一茂(対巨人)以来31年ぶり。手元に戻ったホームランボールは「両親に贈りたいです」とうれしそうだった。

◆勇気と感謝の思いを乗せた西武・秋山の打球が、左中間席に届いた。  「感触は外野フライかなと思ったけど、よかったです」。5点リードの六回1死二、三塁でスライダーをすくい上げ、3カードぶりの勝ち越しを呼び込む12号3ラン。それは、様々な思いが込もった一発だった。  この日は父の日。小学6年時に父・肇さん(享年40)を胃がんで亡くしている秋山は、14組35人の「ひとり親家庭の親子」を招待。記念撮影などで交流し、試合でも2安打3打点の活躍を見せた。2015年から定期的に行う"招待試合"は、通算18試合で打率・411、5本塁打、15打点。「親子の思い出をつくってほしい」との思いが結実している。  父とは幼い頃から2人で練習に明け暮れた。父が夢に描いていたプロのユニホーム姿は見せられなかったが「どう考えているか分からないけど、満足はしているはず」と照れくさそうに笑った。  今では2児の父。14日には4歳の長男から「肩たたき券」と「一緒に遊ぶ券」を贈られた。「近いうちに(券の)権利を行使したいです」。パパは笑顔で家路に就いた。 (花里雄太)

◆ヤクルトは16日、西武最終戦(メットライフ)に6-10で敗れ、借金が今季ワーストに並ぶ「13」となった。ただ、村上宗隆内野手(19)が九回に中越えの18号2ランを放ち、高卒2年目以内の球団最多記録に並ぶ活躍。打点もセ・リーグトップの52に伸ばした。西武は秋山翔吾外野手(31)が六回に駄目押しの12号3ランを放つなど2安打3打点。「父の日」に亡き父へささげる活躍を見せた。  悠々と中堅の上を越えていった。3-10の九回1死一塁、ヤクルト・村上が4試合ぶりとなる18号2ランを放った。  「安打が出ていなかったので一打席一打席、集中して打席に入ろうと思っていた。何が悪いのか考えながら打席に入った」  カウント3-2からの甘い変化球を逃さなかった。3試合連続無安打と当たりが止まっていたが「打席に入って修正することができた」と7点のリードを許した九回も集中を切らさず、快打につなげた。  チームトップの18号。高卒2年目以内での到達は1960年の王貞治(巨人)らを超え、64年の高山忠克(国鉄)に並ぶ球団タイ記録となった。交流戦はこれで4カード連続弾。山田哲とともにセ・リーグ5球団に加えて対戦した全9球団から放っており、残る2カードで史上最年少の"シーズン11球団制覇"を狙う。  チームは相手を上回る12安打で6得点を挙げたが、中盤の大量失点が響いて10カード連続で勝ち越せず。5月12日以来、連勝からも遠ざかっている。ただ、九回に3得点するなど打線の状態は上がってきており、小川監督が「次につながってくれればいい」といえば、村上も「明後日につなげられるように」と視線を前に向けた。 (横山尚杜)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
732 0.700
(-)
-
(-)
646
(+2)
38
(+2)
21
(+1)
13
(+2)
0.225
(↓0.007)
2.870
(↑0.16)
2
(1↑)
巨人
840 0.667
(↑0.031)
0
(↓0.5)
663
(+7)
42
(+3)
16
(-)
12
(+2)
0.273
(↑0.001)
3.260
(↑0.02)
3
(1↓)
日本ハム
741 0.636
(↓0.064)
0.5
(↑0.5)
648
(+3)
49
(+7)
8
(-)
6
(-)
0.258
(↓0.005)
3.550
(↓0.31)
4
(1↑)
ORIX
641 0.600
(-)
1
(-)
741
(+5)
42
(+5)
5
(-)
12
(+1)
0.244
(↑0.006)
3.650
(↓0.01)
5
(1↓)
楽天
650 0.545
(↓0.055)
1.5
(↓0.5)
743
(+2)
45
(+4)
9
(-)
3
(+1)
0.258
(↓0.008)
3.950
(↓0.01)
6
(-)
DeNA
651 0.545
(-)
1.5
(-)
643
(+2)
43
(+2)
14
(+2)
3
(-)
0.250
(↓0.01)
3.530
(↑0.26)
7
(-)
西武
660 0.500
(↑0.045)
2
(↑0.5)
664
(+10)
60
(+6)
11
(+2)
11
(+1)
0.271
(↑0.003
4.710
(↓0.12)
8
(1↑)
阪神
462 0.400
(-)
3
(-)
651
(+5)
48
(+5)
6
(-)
11
(+1)
0.226
(↓0.014)
2.980
(↑0.18)
9
(1↓)
中日
470 0.364
(↓0.036)
3.5
(↓0.5)
750
(+7)
45
(+8)
5
(-)
3
(-)
0.257
(↑0.007)
4.060
(↓0.43)
10
(-)
ヤクルト
470 0.364
(↓0.036)
3.5
(↓0.5)
754
(+6)
58
(+10)
12
(+3)
5
(-)
0.247
(↑0.009
4.750
(↓0.28)
11
(-)
ロッテ
470 0.364
(↑0.064)
3.5
(↑0.5)
743
(+8)
63
(+7)
10
(+3)
6
(+1)
0.243
(↑0.015)
5.330
(↑0.03)
12
(-)
広島
371 0.300
(↑0.078)
4
(↑0.5)
736
(+4)
49
(+2)
7
(-)
9
(+3)
0.205
(↑0.007)
3.960
(↑0.19)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
36272 0.571
(↑0.006)
-
(-)
78271
(+4)
250
(+2)
62
(-)
46
(+3)
0.250
(-)
3.230
(↑0.02)
2
(-)
巨人
35271 0.565
(↑0.008)
0.5
(-)
80314
(+7)
255
(+3)
87
(-)
38
(+2)
0.266
(↑0.001)
3.700
(↑0.01)
3
(-)
阪神
33304 0.524
(-)
3
(↓0.5)
76267
(+5)
273
(+5)
48
(-)
46
(+1)
0.246
(↓0.002)
3.400
(↑0.04)
4
(-)
DeNA
29341 0.460
(-)
7
(↓0.5)
79247
(+2)
259
(+2)
72
(+2)
19
(-)
0.246
(↓0.002)
3.700
(↑0.05)
5
(-)
中日
27360 0.429
(↓0.006)
9
(↓1)
80243
(+7)
247
(+8)
42
(-)
34
(-)
0.258
(↑0.001)
3.820
(↓0.07)
6
(-)
ヤクルト
26392 0.400
(↓0.006)
11
(↓1)
76300
(+6)
346
(+10)
75
(+3)
26
(-)
0.238
(↑0.001
4.700
(↓0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
35281 0.556
(↓0.009)
-
(-)
79303
(+2)
285
(+4)
72
(-)
22
(+1)
0.257
(↓0.001)
4.260
(↑0.01)
2
(1↑)
ソフトバンク
34284 0.548
(-)
0.5
(↓0.5)
77268
(+2)
245
(+2)
88
(+1)
62
(+2)
0.250
(↓0.002)
3.320
(↑0.04)
2
(-)
日本ハム
34284 0.548
(↓0.009)
0.5
(-)
77288
(+3)
268
(+7)
45
(-)
28
(-)
0.259
(↓0.001)
3.690
(↓0.05)
4
(-)
西武
32311 0.508
(↑0.008)
3
(↑1)
79333
(+10)
336
(+6)
75
(+2)
75
(+1)
0.259
(-)
4.630
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
29331 0.468
(↑0.009)
5.5
(↑1)
80271
(+8)
283
(+7)
76
(+3)
44
(+1)
0.242
(↑0.002)
4.070
(↓0.02)
6
(-)
ORIX
25345 0.424
(-)
8
(↑0.5)
79216
(+5)
274
(+5)
45
(-)
57
(+1)
0.225
(↑0.002)
3.780
(-)