ソフトバンク(★3対4☆)巨人 =オープン戦3回戦(2019.03.14)・福岡ヤフオクドーム=
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巨人
0000000404200
ソフトバンク
0000000303501
勝利投手:高木 京介(2勝0敗0S)
(セーブ:吉川 光夫(1勝0敗1S))
敗戦投手:二保 旭(0勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】松田 宣浩(2号・8回裏2ラン)

  DAZN
◆ソフトバンクは先発・千賀が7回1安打無失点。8つの三振を奪う力強い投球を見せた。対する巨人の先発・菅野も6回2安打無失点の好投。開幕投手に内定している両右腕が、実力を存分に示した。

◆巨人先発の菅野智之投手(29)が6回2安打無四球無失点と好投した。ソフトバンク千賀と初の投げ合いで貫禄の投球を見せた。 初回から気持ちよく腕を振った。17年WBC準決勝で、ともに米国に立ち向かった千賀が157キロを計測。負けじと、菅野も初回の先頭上林を追い込み、この日最速の150キロの速球で空振り三振を奪った。両コーナーのベース上いっぱいに速球を並べ、左打者の内角、右打者の外角へスライダーを曲げきった。5回まで50球。1人の走者も与えなかった。 6回無死二、三塁とこの日最大のピンチでは相棒のサインに初めて首を振った。ソフトバンク甲斐をフルカウントとし、迎えた小林からの64回目のサイン。首を4度横に振った。マウンドを外し、もう1度振った。6度目で合致。外角ボールゾーンへ鋭く曲がる、136キロのスライダーで空振り三振を奪った。後続の上林、今宮も打ち取り、難を逃れた。ベンチへの帰り際に小林と手のひらを合わせ、納得の笑みを浮かべてマウンドを譲った。 前回登板の8日オリックス戦では4回9安打6失点。オープン戦ワーストと乱れた一戦から中5日で立て直し「いい準備ができました。両サイドのストレート、前回はスライダーの逆球が多かったので、今回はある程度思ったところに投げられたので、満足しています」と振り返った。千賀の投球に「初回からすごいボールを投げていたので、僕も負けられないなと思いました。開幕までにいい体験、勝負がができてよかったです」と刺激を受けた。

◆2年連続開幕投手を務めるソフトバンク千賀滉大投手が、巨人菅野と投手戦を演じた。1回、1番吉川尚から157キロ外角直球で見逃し三振を奪うと坂本勇、丸も直球で押し込み3者凡退。2回からはさらにリズムに乗った。5回には中島に1ボールから148キロの内角ツーシームを投げ、バットをへし折り二ゴロに抑えた。今季から使うツーシームに「いい感じ。収穫があった」と手応えをつかんだ。 5回まで菅野と互いに完全投球を続けた。17年WBCなど侍ジャパンでも柱の2人が、オープン戦とはいえエースの意地をぶつけ合った。千賀は7回2死から丸に遊撃への初安打を許し、完全試合は途切れたが7回を88球で1安打無失点に抑えた。 「ベンチで菅野さんを見ていてすごいなという一言では片付けられないくらい刺激をもらった。投げていてミスが少ない」。菅野から見て学んだことも含め、収穫いっぱいのオープン戦となった。 ソフトバンク王球団会長(菅野と投げ合った千賀の投球に)「2人とも貫禄の投球だったね。開幕投手らしい内容だった。やはり投球がいいと打者は打てないね」

◆巨人小林誠司捕手が、攻守で開幕スタメンに向けてアピールした。 前回炭谷とのバッテリーで4回6失点した菅野と組み、6回無失点。2人が組んだ今季のオープン戦は2試合計9回無失点を継続している。「(菅野は)いい状態に仕上がってきていると思います。スライダーも真っすぐも両サイドにしっかり投げられていた。今日は真っすぐがすごく走っていた」と分析した。 2点先取した直後の8回1死二、三塁では、2ボール2ストライクと追い込まれた場面で、150キロの直球を投前に転がす2ランスクイズを決めた。「ベンチが思い切って出したサインだと思うので、しっかりと決められて良かった」と安堵(あんど)した。菅野と小林のコンビについて、相川バッテリーコーチは「何年もかけて2人が築き上げてきたもの」と信頼する。炭谷も13日のソフトバンク戦では2安打に2度盗塁を刺すなど、正捕手争いは激しさを増している。

◆ソフトバンク松田宣浩内野手(35)が逆方向への2ランで一矢報いた。 4点を奪われた直後の8回無死二塁、巨人3番手クックの直球を右中間ホームランテラスに運んだ。「逆方向を狙っていたわけではないけど、いい打撃ができた」。3日阪神戦で満塁弾を最後に安打が出ていなかったが、2ランを含め2安打。「数字は出てなかったが2月からやっていることは同じ。まったく打てないというわけではなかった」と言葉も弾んだ。

◆ソフトバンク森唯斗投手が9回をきっちり3人で締めた。オープン戦3試合に登板し無失点投球。昨年のセーブ王は安定した投球を披露した。「順調に来ています。思ったボールが投げられている。テーマはしっかり0で抑えることなので」と不安はない。 13日にはサファテが約11カ月ぶりに実戦復帰。「戻ってこられてよかった」と親友の復活投に笑顔を見せたが、ストッパーの地位を簡単に明け渡すつもりはない。「状態はものすごくいいので(開幕まで)やることをやって、いいパフォーマンスしていきたい」と力を込めた。

◆開幕投手を務める2人が、日本球界最高峰の投手戦を展開した。ソフトバンク千賀滉大投手(26)は7回を88球で1安打無失点。巨人菅野智之投手(29)は、6回を68球で内野安打2本の無失点に抑える貫禄の投球をみせた。17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチームメートとして戦った両右腕の実戦での初めて投げ合い。大役に向け、万全の調整ぶりを見せつけた。2年連続開幕投手を任されている千賀は7回2死まで完全投球を見せた。21人目の打者、丸に遊撃への緩いゴロを打たれ内野安打を許したが、続く4番岡本の5球目に捕手甲斐がキャノンを発動し二盗を試みた代走立岡を刺した。7回を88球で1安打無失点。「感覚とかよかった」と開幕まであと2週間で、エースらしい安定感を発揮した。 相手は17年WBCなど侍ジャパンでエース格の菅野。「ベンチから見ていて、すごいなという一言では片付けられないくらい刺激をもらった。投げていてミスが少ないし、(捕手の)構えから逆にもいかない」。千賀は、その高い制球力を改めて目に焼き付け「自分も付いていきました」。菅野も5回まで完全投球という高次元の投げ合いとなり、工藤監督も「意識するでしょう。お互いに(先に)1本打たれたくないと思って投げていたと思う。すばらしかった」と絶賛した。 今季新しい武器にしようとしているツーシームも多投した。5回には中島にその148キロで内角をえぐり、バットをへし折る二ゴロ。「たくさん放ったが、いい感じで打者に投げて収穫もあった」と笑った。前回8日の教育リーグ・オリックス戦ではツーシームを投げる影響で、他の球種のフォームが乱れたが「今日は力感はなかったが、フォームがしっかり、いいバランスで投げられている」と課題も修正できていた。 2月26日の練習試合楽天戦の2回2失点を最後に、3月の3試合で15イニング連続無失点。工藤監督も「信頼感もより高まってくる。ここまで大きく乱れることなく、いい調整ができている」と安心している。17年のWBC出場時は侍ジャパンでも所属チームでも先頭に立つ気持ちはなかった千賀が、今季はエース、柱として自覚十分だ。【石橋隆雄】 ◆17年WBC準決勝米国戦VTR 菅野が先発し、千賀は2番手で登板。菅野は4回に先制点を許すも、6回3安打6三振1失点(自責点0)の好投を見せた。千賀は1-1と追い付いた7回から登板。7回は3者凡退に抑えたが、8回1死二、三塁から2番A・ジョーンズの三ゴロを松田がファンブルしてしまい決勝点を献上。2回を投げて4連続を含む5三振を奪うも、負け投手となった。 ▽ソフトバンク王球団会長(菅野と投げ合った千賀の投球に)「2人とも貫禄の投球だったね。開幕投手らしい内容だった。やはり投球がいいと打者は打てないね」 ▽巨人原監督(千賀について)「1つ1つ精度が高く、パワーもある。右打者はツーシームが厄介。もちろん真っすぐもフォークもいい。素晴らしいピッチャー。ああいうピッチャーを育てないといけないね」 ▽巨人坂本勇(千賀に)「すごい球を投げていましたね。あれだけの球を開幕前に見ることができてよかったです」 ▽巨人岡本(千賀に)「真っすぐがすごく速かったです」

◆巨人守護神候補の新外国人ライアン・クック投手(31=マリナーズ)が8回から登板して1回3失点と崩れた。 先頭打者に1球もストライクが入らず四球を出すと、二盗を許し、松田に2ランを浴びた。「本意ではない。感情を切り替えられなかった。2度とあってはいけない」と反省。8回の攻撃が長くブルペンで球数が多くなったが、原監督は「どういう状況でも1イニング任せる投手。次しっかり見たい」と言った。 ▽巨人宮本投手総合コーチ(クックについて)「ランナーを置いてからの課題が見つかった。ボール、ボール、ホームランは一番やってはいけないこと」

◆開幕投手を務める2人が、日本球界最高峰の投手戦を展開した。巨人菅野智之投手(29)は、6回を68球で内野安打2本、無四球の無失点に抑える貫禄の投球。対するソフトバンク千賀滉大投手(26)も7回を88球で内野安打1本、無四球の無失点に抑え込んだ。17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチームメートとして戦った両右腕の初めて投げ合い。大役に向け、万全の調整ぶりを見せつけた。試合開始2分後に、濃密な戦いを確信した。1回表。菅野は、三塁側ベンチから千賀の投球を眺めた。電光掲示板に躍った157キロの文字に、心を動かされた。「初回からすごいボールを投げていましたし、負けられないなと思った」。1回裏。先頭の上林から150キロの速球で空振り三振を奪い、今宮には、この日最速の151キロを計測。投げ終わりに右足を高く蹴り上げるほど、力を込めた。 威力のある球を制御した。ベース板の両コーナーいっぱいに速球を並べ、左打者の内角、右打者の外角へカットボール、スライダーを操った。5回まで50球で、15人の打者を片付けた。唯一のピンチは6回無死二、三塁。64球目で小林のサインに初めて首を振り、選んだスライダーで甲斐を空振り三振。後続も断ち切り「今日は納得できるボールが多かった」と手応え十分の68球だった。 自然とボルテージが上がった。2年前のWBC準決勝。ともに日の丸を背負い、米国に立ち向かった3歳年下の戦友へ、最大級のリスペクトを持った。初の投げ合いに「本能的に、あれだけのピッチャーですから」と胸が騒いだ。「僕に持っていないところを全て兼ね備えていると思いますし、彼が持っていないものを、僕が持っていると思います」。剛球には、熟練の制球力で立ち向かった。 前回登板の8日オリックス戦では4回9安打6失点。オープン戦自己ワーストから5日間、キャッチボールから基本を見つめ直し、コンディションも整えた。「今日、あまり大きな課題が出すぎるのも良くない。自分の中で危機感を持って投げたつもりです」と、内容と結果の両立という自身の要求を満たした。「すごく刺激的な試合でした。残された時間も限られている。やり尽くしたと思って、開幕戦を迎えられるようにやっていきます」。胸と胸のぶつけ合いから得たものを、2週間後のマウンドへとつなげる。【桑原幹久】 ▽巨人坂本勇(千賀に)「すごい球を投げていましたね。あれだけの球を開幕前に見ることができてよかったです」 ▽巨人原監督(菅野について)「粘り強く、ノーアウト二、三塁でも点を与えなかったところに、ピッチャーは点を与えないのが仕事なんだと思います。彼は自分の役割は分かっている」

◆ソフトバンクの内川が福岡市内の病院で「左手根骨の骨挫傷」と診断され、欠場。13日の巨人戦で二塁へスライディングした際に左手首に違和感を覚えたという。「バットを振って痛くなったわけではない」と軽症を強調した。  15~17日まで福岡県筑後市のファーム施設で調整し、20日の楽天戦での復帰を目指す。開幕戦に向けては「間に合わないことは絶対にないように」と話した。

◆ソフトバンクの松田宣が八回に2ランを放った。無死二塁から巨人の抑え候補、クックの高めの速球を右越えへ。「いい投手の速い球を打てたので良かった。打った瞬間に入ったと思った」と手応え十分の当たりだった。  3日の阪神戦で満塁本塁打を放ってから安打がなかったが、六回に全力疾走で菅野から三塁内野安打をマークすると、続く打席で快音を響かせた。「こうやって本塁打が出て、良くなっていけばいい」と開幕に向けた上昇曲線を思い描いた。 工藤監督(千賀に) 「素晴らしかった。ここまで、大きく崩れることがない。本当にいい調整をしている」 牧原(2安打し、初の複数安打) 「積極的にいこうというのはあった」 今宮(六回2死二、三塁で菅野に打ち取られ) 「次に対戦する時があれば、何とか攻略したい」

◆巨人は14日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)で2ランスクイズを決めた。2-0の八回一死二、三塁で小林がスクイズを投前に転がすと、まずは三走・ゲレーロがホームイン。さらに二走・マルティネスも好判断で生還した。  前進守備のシフトをしいていた二塁手が一塁ベースカバーに入るのが遅くなったことで、打球を処理した投手・川原が一塁に投げるのがわずかに遅れた。一瞬の隙を突いたマルティネスは「アグレッシブに次の塁を狙った結果」とうれしそうだった。  昨夏の甲子園・準々決勝で、金足農高(秋田)がサヨナラ2ランスクイズを決めたことが記憶に新しいが、プロでは異例のこと。試合は4-3で勝ったが、スクイズの2点目がなければ引き分けに終わっていた。三塁ベースコーチを務める元木内野守備兼打撃コーチは「マルティネスがスピードに乗っていて、本人が行く気だった」と好走塁をたたえていた。

◆効果的に追加点を奪った。2-0の八回1死二、三塁で小林がスクイズ。投手・川原がゴロを処理して一塁に投げる間に、三走のゲレーロに続いて二走のマルティネスも生還した。昨夏の甲子園で金足農高がサヨナラ2ランスクイズを決めたのが記憶に新しいが、プロでは少ないケース。状況を判断して好走塁したマルティネスは「アグレッシブに次の塁を狙った結果」と胸を張った。

◆松田宣が八回無死二塁で、オープン戦2号2ラン。クックの速球を右越えに運んだ。「数字は悪いけど、やろうとしていることはやっていたし、まったく打てないという感じでもなかった」。3日の阪神戦(ヤフオクドーム)での満塁弾の後は不振で、六回先頭の三塁内野安打が14打席ぶりの安打。千賀と菅野の投手戦で「すごく緊張感があって、いい一日でした」と振り返った。

◆新加入のクック(前マリナーズ)が八回に登板も、先頭の福田に四球を与え、続く松田宣に2ランを浴びるなど1回2安打3失点。「先頭打者を出し、いい気持ちがしなかった。切り替えないと、こういうことになる」と悔やんだ。九回はともに抑え候補の吉川光が三者凡退でピシャリ。宮本投手総合コーチは「一つの形として、これもありかなと。僕としては(吉川)光夫の収穫を評価したい」と口にした。

◆攻撃中もマウンドを凝視した。球界のエースと白熱の投手戦。開幕戦に向けて見事な予行演習を終えたソフトバンク・千賀は、さらに上をみた。  「まだ修正できることも何個かあります。低めがずれたり、フォークの安定感もなかったので」  一回に先頭の吉川尚から157キロで空振り三振を奪うと、巨人を圧倒した。練習してきたツーシームで打たせて取る投球も披露して四回は7球、五回は8球と省エネ。六回まで走者を許さず、内野安打1本の7回無失点。完封ペースの88球で投げきった。  「(菅野さんを)一生懸命、みさせてもらいました。投げミスも少ないし、中に入れてはいけないときは絶対に入れない。本当に『ピッチング』という感じです」  初めて投げ合った菅野も内野安打2本の6回無失点。昨季は10完投8完封の右腕に対し、自身は1完投でようやくプロ初完封を達成した。終盤の失速が弱点。七回の154キロで進化の片鱗をみせたが、競い合った大投手こそが目指すべき姿だ。  「きょうのような投球を常にしているから恐ろしい投手です。勉強になりました」  2017年WBCでは菅野を救援した。準決勝の米国戦は左翼後方のブルペンで待機。背伸びをして「こうやってのぞいていました」と憧れた男から刺激も得て、2年連続の大役に不安はない。 (安藤理)

◆巨人・菅野智之投手(29)が14日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)に中5日で先発。6回を2安打無失点と好投し、29日の開幕戦(対広島、マツダ)に弾みをつけた。先発マスクをかぶった小林誠司捕手(29)との息の合った投球で、強力打線を相手に五回まで完全投球。同じく開幕投手が決まっているソフトバンク・千賀滉大投手(26)と、圧巻の投げ合いを披露した。  威風堂々たる投球こそエースの証しだ。菅野が強打のソフトバンク打線を圧倒。2年連続5度目の開幕投手を務める29日の広島戦へ、不安を打ち消した。  「前回に比べて、全球種がコントロールできていたと思う。前回の結果がよくなかったので、結果で示したかった」  一回に1番・上林、2番・今宮を連続三振に仕留めた。今年2度目のバッテリーとなる小林と息の合った投球で、五回まで完全投球。六回に当たり損ねの内野安打2本で無死二、三塁のピンチを招いたが、犠飛すら許さず、6回を68球、2安打無失点で終えた。  課題を修正した。8日のオリックス戦では変化球の制球に苦しみ、4回6失点。この日は直球、変化球ともに両サイドへ投げ分け、「納得できるボールが多かった。満足いく結果になった」と笑みを浮かべた。  日々の積み重ねが修正につながる。毎日行うキャッチボールなどでは再現性を重視する。足の上げ方やテークバックなどを気にするのではなく、「そこに投げようと思ったら、そこにいくまで投げるしかないと思う」。徹底的に的を目がけて投げ続けることで、修正を図っている。  千賀との息をのむ投手戦で、球場のボルテージを上げた。2017年ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝、米国戦で、ともにマウンドへ上がった。  「僕が持っていないところをすべて兼ね備えていると思うし、彼が持っていないものを僕が持っているとも思う。開幕前にすごくいい勝負ができてよかったし、すごく刺激的な試合だった」  次回は中8日で23日のロッテ戦(東京ドーム)に登板し、開幕を迎える。残り2週間。調整は最終段階だ。 (赤尾裕希) 菅野と2日のヤクルト戦以来のバッテリーを組んだ巨人・小林 「スライダーも真っすぐも、両サイドにしっかり投げられていた。真っすぐはすごく走っていた」 七回2死でチーム初安打を放ち、千賀の完全投球を止めた巨人・丸 「一級品の投手は1打席に1スイングできるかどうか。甘い球をしっかり捉えられるようにしないといけない」

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
611 0.857
(↑0.024)
-
(-)
44
(+3)
31
(+2)
6
(+1)
4
(-)
0.261
(↓0.019)
3.880
(↑0.26)
2
(-)
楽天
511 0.833
(↑0.033)
0.5
(-)
41
(+5)
21
(+2)
7
(+1)
3
(-)
0.282
(↓0.007)
2.430
(↑0.07)
3
(-)
ORIX
531 0.625
(↓0.089)
1.5
(↓1)
42
(+2)
33
(+3)
7
(+1)
14
(+1)
0.288
(↓0.005)
2.330
(↑0.05)
3
(-)
ソフトバンク
530 0.625
(↓0.089)
1.5
(↓1)
28
(+3)
28
(+4)
6
(+1)
3
(+1)
0.221
(↓0.005)
3.500
(↓0.07)
5
(-)
巨人
650 0.545
(↑0.045)
2
(-)
38
(+4)
41
(+3)
7
(-)
7
(+1)
0.227
(↓0.012)
3.560
(↑0.06)
6
(1↓)
ロッテ
331 0.500
(-)
2.5
(↓0.5)
28
(-)
26
(-)
3
(-)
7
(-)
0.218
(-)
3.430
(-)
6
(1↓)
ヤクルト
550 0.500
(-)
2.5
(↓0.5)
43
(-)
41
(-)
9
(-)
8
(-)
0.241
(-)
3.540
(-)
8
(-)
西武
341 0.429
(↑0.096)
3
(-)
37
(+3)
38
(-)
4
(-)
10
(+4)
0.260
(↓0.003)
2.930
(↑0.43)
9
(1↓)
日本ハム
242 0.333
(-)
3.5
(↓0.5)
37
(-)
29
(-)
10
(-)
5
(-)
0.279
(-)
3.650
(-)
10
(2↓)
中日
371 0.300
(↓0.033)
4.5
(↓1)
25
(-)
42
(+3)
4
(-)
3
(+1)
0.189
(↓0.001)
3.730
(↑0.07)
11
(3↓)
DeNA
253 0.286
(↓0.047)
4
(↓1)
31
(+2)
46
(+5)
7
(-)
4
(-)
0.241
(↓0.005)
4.240
(↑0.2)
12
(-)
阪神
261 0.250
(-)
4.5
(↓0.5)
21
(-)
39
(-)
4
(-)
9
(-)
0.216
(-)
4.500
(-)