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ロッテ
0001010002500
楽天
0000000101710
勝利投手:岩下 大輝(1勝2敗0S)
(セーブ:内 竜也(3勝5敗26S))
敗戦投手:古川 侑利(4勝9敗0S)
◆ロッテは4回表、角中の内野ゴロの間に1点を先制する。そのまま迎えた6回には、相手の暴投で追加点を挙げた。投げては、先発・岩下が6回無失点の好投。その後は5投手の継投で逃げ切り、岩下はプロ初勝利を挙げた。敗れた楽天は、打線が相手を上回る7安打を放つも、つながりを欠いた。

◆4年目のロッテ岩下大輝投手がプロ初先発初勝利を挙げた。 6回を散発4安打無失点。与えた四球も1つだけという安定した内容で、チームの連敗を3で止めた。「めちゃくちゃうれしいです。(最後は)バテバテでした。球が浮いてきてた」とまさに全力投球。5回1死で岩見を全球スライダーで3球三振に仕留めるなど、変化球でカウントを稼いだ。 今季はこれまで中継ぎで登板してきたが、井口資仁監督は「来季ローテで回ってほしいと思っている投手の1人」と高評価。「若い選手がいきいきとやってくれている」と気持ちのこもった投球をたたえた。 バックも若手が超ファインプレーで支えた。9回1死一、二塁の守備。抜ければ同点という右中間への大きな飛球を、今季から外野に挑戦している3年目の平沢大河内野手がダイビングキャッチ。同点もサヨナラ負けのピンチも阻止し、岩下の白星を守りきった。

◆楽天カルロス・ペゲーロ外野手(31)の退団が5日、決定的となった。3年目の今季は88試合で、打率は過去最低の2割3分3厘。17本塁打、44打点を記録したが、他球団から警戒され、勝負どころで精細を欠いた。 9月2日に出場選手登録を抹消され、今季残り2試合で1軍昇格の見込みはない。 また来季が2年契約の最終年となるゼラス・ウィーラー内野手(31)と宋家豪投手(26)は残留する方向だ。

◆4年目のロッテ岩下が、初先発初勝利を挙げた。85球目。6回2死一、三塁のピンチで楽天銀次を146キロ直球で左飛に打ち取ると、グラブを力強くたたいた。「バテバテでした。球が浮いてきてた」と苦笑いするも、堂々の6回4安打無失点投球だった。 ここまで中継ぎで16試合に登板して6ホールド。だが井口監督は来季の先発ローテの一角に見込んでいた。「今季の中で何本かに入るいい投球。気持ちが入っていた」と投げっぷりの良さを高評価。岩下や7試合に先発した種市ら、若手がチャンスでアピールできているのが井口ロッテ2年目への好材料といえる。 15年オフにトミー・ジョン手術、昨年は腰椎椎間板ヘルニア手術と苦労が続いた。試合後は石川県から観戦に駆けつけた母美紀さんに直接、記念球をプレゼント。「勝ち投手になるとか、勝ちパターンになるとか。そこを目指していきたい」。勝利の味は確固たる目標を見せた。【鎌田良美】

◆楽天2年目の石原が2度目の先発出場でプロ初安打をマークした。 3回1死走者なしで真ん中高め144キロ直球を左前へ。「この喜びは今まで育ててくれた親に伝えたいですね」と満面の笑みを浮かべた。京都翔英で高校通算42本塁打。172センチ、96キロのガッチリ体形から「京都のドカベン」の愛称を授かった右打ちの捕手は自慢の肩で1回にロッテ中村の盗塁を阻止すると、初安打直後には初盗塁にも成功。「自分の足を生かして。長距離は苦手ですけど、短い距離は大丈夫」と笑いを誘った。

◆楽天の石原がプロ2年目で初安打を放った。三回一死無走者で岩下の高めの直球を左前へはじき返した。2度目の先発出場で期待に応え「2年目で一本出しておきたかった。打ててほっとしている。この喜びは今まで育ててくれた両親に伝えたい」とうなずいた。  京都翔英高から2017年にドラフト8位で入団した捕手。初安打の直後には172センチ、96キロの丸みのある体を揺らして初盗塁もマークし「自分の足を生かした。短い距離なら速く走れる」と愛嬌たっぷりに話した。

◆2年目の石原が「9番・捕手」で先発し、三回にプロ初安打となる左前打。プロ初盗塁となる二盗も決めた。100キロ近い巨漢ながら「短距離は1本だけなら速いんです」と笑いを誘った。守備では一回無死一塁から二盗を阻止。平石監督代行は「努力が報われた」と若者をねぎらい、チームの最下位決定には「申し訳ないです」と謝罪した。

◆岩下が4年目で初先発しプロ初勝利。150キロに迫る速球とフォークで圧倒し6回4安打無失点。「めちゃくちゃうれしい。それ以外に言葉がない」と記念のボールを握りしめた。井口監督は「チーム全体で今季何本かの指に入る投球。来季はローテーションで回したい」と絶賛した。星稜高3年夏の石川大会決勝で九回に8点差を逆転して甲子園に出場するなど注目を浴びた。「あの時の星稜の選手としてではなく、ロッテの岩下として知られたい」と力強く語った。

◆楽天は5日、平石洋介監督代行(38)に来季の監督就任を要請し、受諾されたと発表した。梨田昌孝前監督(65)の辞任を受け、6月17日から監督代行に就任。この日のロッテ戦(楽天生命パーク)は1-2で敗れて4連敗で3年ぶりの最下位が決まったものの、就任から35勝41敗2分けと健闘してきた。球団創設時から7代目で、OBからは初。また"松坂世代"では初となる監督として、指揮を執る。  新たな風が吹いた。ロッテ戦を前に、球団が午後5時から緊急会見を設定。新任の石井一久ゼネラルマネジャー(GM、45)が口を開いた。  「平石監督代行に、今(来季の監督を)要請して、OKしていただきました。正式に発表させていただきます」  1980年度生まれの"松坂世代"では、初の監督誕生。同世代では元巨人の村田修一、巨人・杉内俊哉、オリックス・小谷野栄一らが今季限りでの引退を決意した。世代交代の中で、最初に指揮官となって球界に風を入れる。  さらに、球団OB、生え抜きでも初となる監督就任。6月17日の時点で20あった借金を、一時は10に減らすなど善戦。9月に入って若手起用に切り替えても、じっと耐えて育成重視で、チーム力アップに専念してきた。  石井GMは昇格理由について「チームが快進撃を続けたときのストロングポイントや、勝てないウイークポイントも分かっている。一番近くで状況確認ができる方が、立て直すときに必要だと思った」と説明した。  この日の練習後に就任要請を受けた平石監督代行は、驚きを隠せなかった。「まだシーズンも終わっていないですし、話があったばかりですので、とにかく今は目の前の試合に集中していきたいです」と、気を引き締めた。  チームは今季、序盤からつまずき、梨田監督も辞任。この日も敗れて本拠地・仙台で49敗を喫し、球団ワースト記録を更新中。星野仙一球団副会長が死去するなど、激動のシーズンを送ってきた。  「結果を恐れずに、思い切った野球をやってもらいたい。ちゃんと土台を作って、しっかり長くやっていただければ」と石井GM。若き指揮官が、チーム再建への舵を切る。 (広岡浩二) ★ミスターも38歳で就任  藤本英雄は1944年、25歳で巨人の投手兼任監督に就任。野村克也は69年秋に、34歳で南海の捕手兼任監督に就任した。専任では、長嶋茂雄が74年秋に38歳で巨人監督(翌75年の指揮開始時は39歳)に。高橋由伸が2015年秋に40歳で巨人監督になったなどの例がある。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
88522 0.629
(-)
優勝
(-)
1789
(-)
645
(-)
196
(-)
131
(-)
0.273
(-)
4.21
(-)
2
(-)
ソフトバンク
79601 0.568
(↑0.003)
8.5
(↑0.5)
3663
(+6)
572
(+4)
196
(+1)
80
(-)
0.266
(-)
3.93
(↑0.01)
3
(-)
日本ハム
72663 0.522
(-)
15
(-)
2579
(-)
578
(-)
138
(-)
95
(-)
0.25
(-)
3.78
(-)
4
(-)
ORIX
65735 0.471
(↓0.003)
22
(↓0.5)
0538
(+4)
565
(+6)
108
(+2)
97
(-)
0.244
(-)
3.69
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
59753 0.44
(↑0.004)
26
(↑0.5)
6520
(+2)
592
(+1)
76
(-)
120
(-)
0.248
(↓0.001)
3.98
(↑0.02)
6
(-)
楽天
56823 0.406
(↓0.003)
31
(↓0.5)
2508
(+1)
581
(+2)
129
(-)
66
(+3)
0.24
(-)
3.82
(↑0.02)