123456789
DeNA
11001 0000 381
中日
00010 400× 590
勝利投手:ガルシア(8勝3敗0S)
(セーブ:田島 慎二(0勝2敗15S))
敗戦投手:東 克樹(5勝4敗0S)
◆中日が逆転勝利。中日は2点を追う6回裏、高橋の適時打と代打・モヤの適時二塁打で一挙4点を奪い、逆転に成功する。投げては、先発・ガルシアが7回3失点の力投。その後は、祖父江、田島の継投で逃げ切った。敗れたDeNAは、序盤からのリードを守りきれなかった。

◆代打のモヤ様だ! 中日のスティーブン・モヤ外野手が勝負強さを発揮した。  1点ビハインドの6回裏2死満塁に代打で登場。DeNA三嶋の外角直球を逆らわずに振り抜いた。打球は左中間を真っ二つに破り、走者一掃のタイムリー二塁打になった。「いいところに来たら、打とうと思っていた。いい場面で使ってくれた監督に感謝したい。アドレナリンが出た」と喜んだ。  外国人枠の問題で出場選手登録と抹消を繰り返す。指名打者制のある交流戦の途中から1軍に昇格したが、調子は下降線でベンチスタートが続いている。「準備をするだけだよ。2軍でも、いつ呼ばれてもいいようにやっている。結果を出さないと呼ばれないからね。試合に出ていなくても、集中することを学んでいる」。出場のチャンスを得るために、高いモチベーションを維持。代打ではこれで9打数3安打、打率3割3分3厘と結果を残している。起用が的中した森繁和監督(63)は「どっかで1本ぐらい打ってくれると思って、ずっと(1軍に)置いている。貴重なところで打ってくれた」とニンマリ。  この日は先発ガルシアがナゴヤドーム6連勝で今季8勝目を挙げた。主軸のアルモンテもタイムリーを放ち、助っ人選手の活躍で3連勝を飾った。

◆最下位の中日が、森監督の就任以来初の3位に浮上した。序盤から劣勢の展開だったが、6回に代打モヤの3点タイムリー二塁打などで一気に4点を挙げ、逆転に成功。先発ガルシア-祖父江-田島とつなぎ、3連勝を飾った。この日は首位広島、2位巨人が勝ったため、一気にジャンプアップ。念願のAクラス入りとなった。森繁和監督(63)は「ここでAとかBとかCはいらない。1つ取れたなら、3つ狙うのが普通でしょう。ダメなら、しようがない」と同一カード3連勝へ意気込んだ。  今回のDeNA3連戦はガールズデーでピンク色のベースを使用。スタンドにはピンク色のユニホームが目立ち、女性の声援が力になっている。指揮官は「それなら、ずっと女性デーにしてくれた方がいい」とご機嫌だった。

◆中日先発ガルシアが得意の本拠地で試合を作った。  1、2回に連続失点するなど7回を3失点。打線の援護もあり、8勝目を手にした。DeNA東が相手で「気合が入ったよ。失点したが、とにかく頑張っていこうと思った」。3回の打席ではセーフティーバントを決め、勝利への執念も見せた。ナゴヤドームでは負けなしの6連勝だ。

◆中日が競り勝ち、交流戦からの連勝を3とした。1点を六回に高橋の適時打、モヤの3点二塁打で逆転に成功。先発した左腕のオルネキ・ガルシア投手(28)は7回を投げ7三振を奪うなど7安打3失点の粘投で8勝目(3敗)を挙げた。  先制したのはDeNAだった。一回一死三塁からソトが右翼線適時二塁打を放った。二回には高城の適時打で1点、中日は四回に中日・アルモンテの適時打で1点を返すと、DeNAは五回にソトが右翼ポール際に7号ソロで点を重ねた。  中日は六回に高橋が二死一、三塁から適時打、さらにモヤが二死満塁からの走者一掃の二塁打を放ち5-3と逆転。投手陣はガルシアから祖父江、田島とつないだ。

◆体調不良のため2軍で調整していたDeNAのネフタリ・ソト内野手(29)が23日、出場選手登録されると中日戦(ナゴヤドーム)で即スタメン起用され、7号ソロなど4打数4安打と活躍した。  相手先発のガルシアは2015年のホワイトソックス傘下3A時代のチームメートで、ソトは3安打をマークした。「彼は当時リリーフで、1イニングで速い球を投げていた。特徴は知っているよ。いい投手だね」と笑顔をみせた。  この日の4安打のうち、本塁打を含む3本が右方向への打球。「特に意識していないけど、(体調が戻って)ファームで1試合しかでていないし、ボールをよく見ていこうとした結果です」。ラミレス監督は24日の中日戦(同)でも3番起用を示唆。右太もも裏痛でロペスが不在の打線に頼れる打者が戻ってきた。

◆DeNAのドラフト1位ルーキー東は自身初の連敗となった。球が上ずった六回に1点差に迫られ、二死一、二塁のピンチを残して降板。代わった三嶋が逆転を許した。愛知・愛工大名電高時代を過ごした名古屋での初登板に両親も駆けつけており、東は「勝ちたかった」と悔しがった。  早くもエース格となったサウスポーで負けたチームは3連敗。ラミレス監督は「トゥモローイズアナザーデー(明日は明日の風が吹く)」と、お決まりの言葉で気持ちを切り替えた。
ソト(1軍復帰戦で本塁打を含む4安打) 「ファームでも1試合に出ただけだったので、ボールをよく見ようと気を付けた」 高城(二回に適時打) 「追い込まれていたので、必死に食らい付いた」

◆中日のガルシアが8勝目を挙げた。序盤に失点したが立ち直り、7回を7安打で3失点にまとめ「スライダーがよかったので、いっぱい使った。何とか粘れたと思う」と納得顔だった。  これで本拠地ナゴヤドームでは負けなしの6勝で、抜群の安定感を誇る。朝倉投手コーチは「立ち上がりに悪いところも出ていたけど、よく投げてくれた」とねぎらった。
アルモンテ(四回に適時打) 「走者を進めようという気持ちが点につながった。いいところに飛んでくれた」 高橋(六回に適時打) 「追い込まれていたので、必死だった」

◆22日に左手首に死球を受けた中日の大島が、今季初めて欠場した。森監督は「まだ痛みが引かないということで、無理させなかった」と言い、大島は「投げる時の方がしんどい。(24日の出場は)朝、様子を見てから」と話した。

◆六回に逆転されて3連敗。6勝目を狙ったD1位・東(立命大)は六回、1点差に迫られて二死一、二塁としたところで降板。2番手・三嶋が振り逃げで満塁とされた後、代打・モヤに左中間へ3点二塁打を浴びた。「悪い形で中継ぎに回して申し訳ない」と東。ラミレス監督は振り逃げについて「あれが痛かった。三振で3アウトのはずだった」と厳しい表情だった。

◆ハイタッチの代わりに"歓喜の殴り合い"が始まった。  勝利の瞬間、中日・森監督は値千金の逆転打を放ったモヤのおなかにパンチを見舞った。すかさずカウンターパンチを食らってイテテッ...。3位のDeNAに5-3で逆転勝ちし、4位タイの阪神、ヤクルトがともに敗れたため、最下位を脱出。監督就任2年目で初のAクラス(3位)に浮上した。  「AもBもCもいらないよ。(DeNAと)あした、もう一戦残っている。3つ狙う(勝つ)のが普通だろ」  順位の話題に触れようとしないのは照れ隠しだ。就任1年目の昨季は開幕5連敗。今季も4連敗スタート。これまでの森中日は、いつ新聞をみても4位以下だった。うれしくないわけがない。 そのヒーローは昨秋、森監督自ら中南米リーグを視察してスカウトし、試合後は手荒い祝福で喜び合ったモヤだ。  1-3の六回、1点差としてなお二死満塁。「初球から積極的にいけ!!」と代打に起用。指揮官の言葉通り、モヤは三嶋の初球の直球を左中間にはじき返し、走者一掃の逆転二塁打となった。  開幕は2軍で迎え、デビューは4月20日からの首位広島との3連戦(ナゴヤドーム)だった。13打数9安打4打点1本塁打の大爆発でチームは3連勝。「監督は、僕のお父さん」と叫んだ。  それから2カ月の間に外国人枠の関係で2度の2軍降格...。ペースをつかめず、相手に研究されたこともあって打てなくなった。逆転打は9打席ぶりの安打だった。  「監督にはチャンスをもらって感謝している。目標は3位じゃない。森監督が1位になれるように。チームのみんなで力をあわせて監督を支えていきたい」  "孝行息子"は、将が聞けば、涙があふれ出そうなセリフで会見を締めくくった。 (三木建次)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
362810.563
(↑0.007)
0
(-)
78309
(+11)
289
(+3)
70
(+4)
34
(-)
0.258
(↑0.002)
4.18
(↑0.02)
2
(-)
巨人
323310.492
(↑0.008)
4.5
(-)
77299
(+7)
258
(+1)
63
(+2)
32
(-)
0.267
(↑0.001)
3.71
(↑0.04)
3
(↑3)
中日
313510.47
(↑0.008)
6
(-)
76270
(+5)
302
(+3)
45
(-)
35
(-)
0.261
(-)
4.29
(↑0.02)
4
(↓1)
DeNA
293320.468
(↓0.007)
6
(↓1)
79244
(+3)
260
(+5)
76
(+1)
43
(-)
0.248
(-)
3.7
(↓0.03)
5
(↓1)
阪神
293410.46
(↓0.008)
6.5
(↓1)
79210
(+3)
253
(+11)
33
(-)
38
(-)
0.236
(-)
3.51
(↓0.11)
5
(↓1)
ヤクルト
293410.46
(↓0.008)
6.5
(↓1)
79269
(+1)
303
(+7)
56
(+1)
35
(-)
0.252
(↓0.001)
4.31
(↓0.06)