123456789
日ハム
00100 0001 251
DeNA
00020 201× 591
勝利投手:東 克樹(5勝2敗0S)
敗戦投手:高梨 裕稔(4勝3敗0S)
◆DeNAが連敗を5で止めた。DeNAは1点を追う4回裏、宮崎の2ランで逆転する。そのまま迎えた6回には、2死二三塁から代打・中川大の適時打で2点を加えた。投げては、先発・東が6回1失点の好投で今季5勝目。敗れた日本ハムは、打線が5安打2得点と振るわなかった。

◆DeNA宮崎敏郎内野手が、逆転の11号2ランを放った。  1点を追う5回、日本ハム高梨のカーブを左中間スタンドへ運んだ。好投する先発東を援護。「ルーキーじゃないような度胸あるピッチングで、僕らも勇気づけられる」と、15本塁打の昨季に比べハイペースでアーチを重ねる。「連敗していたので、今日の勝ちを明日、明後日と伸ばしていきたい」と、連勝を誓った。

◆DeNA中川大志内野手が、28歳の誕生日を自ら祝う、2点適時打を放った。6回2死二、三塁の場面、投手の東に代わって代打で打席に入った。するとスタンドから、ファンが歌うバースデーソングが流れた。お返しとばかりに左翼線へ運び、お立ち台に立った。  中川大は「最高の気分。打てる球がきたら自分のスイングしようとだけ考えた」と興奮気味に話した。昨季まで楽天に所属したパ・リーグ経験者とあって、戦い慣れた日本ハムを撃破した。

◆DeNA東克樹投手が、カード頭の抜てきに応えて5勝目を挙げた。  立ち上がりこそ連続四球を出したが、毎回奪った三振は9個。6回3安打1失点でチームの連敗を5でストップさせた。  アレックス・ラミレス監督が「間違いなく今チームでNO・1の投手」と、唯一開幕ローテを守るルーキーを今季初めて、金曜日のカード初戦に組み替え。チームトップとなる5勝目という結果を残した東は「今日、自分がチームの連敗を止めるんだという気持ちでマウンドに上がりました。ストレートにも強さを感じていましたし、スライダーも制球よく投げることができて、調子は良かったです」と、確かな手応えをつかんだ。

◆日本ハム高梨裕稔投手(27)は、"海賊打線"を相手に6回を7安打4失点(自責2)で今季3敗目を喫した。  1点リードの4回、DeNA宮崎に逆転2ランを許すと、6回には2死二、三塁から、この日が誕生日の中川大に痛恨の2点二塁打を浴びた。  自身も5日に誕生日を迎えたばかりで、27歳になって初の登板だったが、白星で飾れず。3回以外はすべて先頭打者を出塁させ「そこが、すべて。投球のリズムに乗れなかった」と、残念がった。

◆今や柱だ。DeNAドラフト1位ルーキー東克樹投手(22)が、チームの連敗を5で止める5勝目を挙げた。日本ハム戦に先発した左腕は、初対戦の相手に本来の力勝負を徹底。強い直球を軸にノビノビと押し、6回を1失点。三振も9個奪い、防御率2・01は巨人菅野を抜いてリーグトップに躍り出た。前日7日に4位に転落したチームを1日でAクラスに復帰させる好投で、ラミレス監督を最敬礼させた。  右手に握る、こぼれそうなスポーツドリンクを気にすることなく、東は両手を上げて叫んだ。1度は打席に向かいながら代打投入で退いたベンチ。代わって入った中川大の左翼線へ運ぶ2点適時打に、降板の悔しさは吹き飛び、喜びをはじけさせた。「追加点が取れれば大きい場面。自分を代えて正解だったと思う」。本職のマウンドでは、堂々たる投球で、チームの連敗を5で止めた。  新人ながら初のカード頭に抜てきされた。2連続四球で始まったマウンドだったが、毎回奪三振で躍動。9奪三振積み上げた。唯一、打たれた3回。1点先制され、なおも中田に連打を浴びて2死一、二塁のピンチ。5番アルシアをつり球で右飛に打ち取り、最少失点で切り抜ける。「コンディションはよかったが変な力みがあった。4回以降は力感なく投げられたと思う」。前回登板で投げ合った楽天岸の力感のないフォームをイメージし、最速150キロの直球を披露。防御率2・01は巨人菅野を抜き再びリーグトップに立った。  登板10日前、少年時代を思い出した。5月29日、選手会行事で横浜市内の小学校をサプライズ訪問。泣きだす児童もいる中、夢を聞き自分自身と重ねた。小学6年のとき大会直前に左足首を骨折。さらに腰の疲労骨折もした。足や腰をかばって投げていたら肘も故障した。満身創痍(そうい)の1年の記憶をよみがえらせ「どとうの1年。小学校最後の年で頑張らないといけない1年なのに。でも、しっかりと体と向き合わないといけないと思える機会になった」。その考えがプロでの礎となっている。  初の交流戦白星は、消費カロリーが多かったのか、ベンチでの"もぐもぐタイム"は、いつもより多い3本のバナナを消化。引き換えにチーム最多の5勝目を手にし「自信のある真っすぐで勝負できたことがよかった。ただ3回は反省」。地に足つけて、早くも2桁勝利折り返し地点に到達した。【栗田成芳】

◆いつの間にか"海賊"の波にのまれていた。日本ハムは、先発の高梨裕稔投手(27)が6回を7安打4失点(自責2)で今季3敗目。1点リードの4回に逆転2ランを浴びると、6回には自らの失策も絡んで決定的な2点を失った。登板6試合連続の被弾。飛球で打ち取るタイプの投手とはいえ、リーグワーストタイの11被弾と1発に泣いている。打線は相手投手陣に14三振を喫するなど、2点を奪うのがやっと。2-5と、先制しながら惜しい星を落とした。  生ぬるい雨が落ち始めた6回、何かが起こりそうな気配はあった。2万8922人で埋め尽くされ、真っ青に染まった横浜スタジアムは不気味だった。高梨は、DeNAの4番筒香に左前打され、この日5度目の先頭打者出塁を許した。「ピッチングのリズムに、なかなか乗れなかった」。続く5番宮崎の打席で犯したミスで、傷口はさらに広がった。大きく跳ねた投ゴロをグラブではなく素手で取りに行き、まさかのお手玉。「焦って手で取りにいってしまった。グラブで取りにいっても間に合ったのに」。悔やんでも遅かった。  失策でピンチを招くと、2死二、三塁から、代打中川大に初球を痛打された。ちょうど100球目。外を狙った145キロの直球が、ど真ん中に入ってしまった。「ファウルでカウントを取りにいこうとしたのが抜けて、真ん中に入ってしまった。僕の失投」。4回にもカーブが真ん中に入り、宮崎に逆転2ランを浴びていた。被弾は自身6試合連続。フライアウト投手とはいえ、リーグワーストタイの11被弾と1発に泣かされている。  栗山監督は「ボールは良かった。何とか先に点を取ってあげたかった」と、開幕から必死に先発ローテーションを守る背番号39を思いやる。高梨は「もっと勉強をして、次に生かしたい」。自身3戦ぶりとなった黒星の重みを、しっかりと受け止めていた。【中島宙恵】

◆DeNAの宮崎が交流戦3発目となる11号2ランを放った。0-1の四回1死一塁で高梨のカーブを捉えた打球は左翼席の最前列へ。4番筒香が三振に倒れた直後の価値ある一打に「打った瞬間はフライと思い伸びてくれと思って走っていた」と照れ笑いした。  ロペス、梶谷と主力打者2人を故障で欠く苦境で、昨季のセ・リーグ首位打者に対する首脳陣の期待は増している。

◆日本ハムは新人の東に力負けし、6回を3安打1得点に抑えられた。栗山監督は「球は良かったが、何とかしないといけなかった。自分たちの野球ができなかったのは事実」と悔しさを押し殺した。  一回に連続四球で無死一、二塁としたが、中軸が倒れた。四回以降は完璧に抑えられ、計9三振を喫した。城石打撃コーチは「速いのは分かっていたが、打席に立つとそれ以上に球が強かったというのはある」と東の球威を認めた。

◆日本ハムの高梨は6回7安打4失点で3敗目を喫した。先頭打者の出塁を5度も許し「それが全て。リズムに乗れなかった要因かなと思う」と反省した。  1-2の六回無死一塁では投前のゴロが手に付かず失策となり、2死後に代打中川大に2点二塁打を浴びた。「手で捕りにいってしまった。グラブでいけば良かった。ああいうミスで試合の流れが向こうに行く」と自らを責めた。

◆DeNAの中川大が貴重な追加点をたたき出した。2-1の六回2死二、三塁で好投を続けていた東の代打として打席にたつと、初球を振り抜き、三塁線を破る2点二塁打を放った。この日が28歳の誕生日。お立ち台で「ハッピーバースデーソングをありがとうございました」と応援団に感謝した。  昨季、楽天を戦力外となった長距離砲は新天地では全て代打で15打数6安打と好成績を残している。ラミレス監督は「誕生日だから大事な場面で使ったわけではない」と信頼を口にした。

◆右の代打の切り札、中川大が試合を決めた。2-1の六回二死二、三塁で、東の代打で登場し、左翼線へ貴重な2点二塁打を放った。楽天を自由契約となり、今季から加入。28歳の誕生日を自ら祝った仕事人は、新天地で初のお立ち台で「最高の気分です。皆さん、バースデーソングをありがとうございました!!」と叫び、大歓声を浴びていた。

◆相手先発の東を攻略できず、栗山監督は「ボールはよかったけど、何とかしないといけなかった」と悔しがった。先制した三回以外は打線がつながらず、六回まで毎回の9三振を献上。5月11日以来の先発出場を果たしたアルシアも新人左腕に3打数無安打と手を焼き、「投げたいところに投げてきていて、打ちにくかった」と振り返った。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
312210.585
(↑0.008)
0
(-)
89263
(+7)
234
(-)
54
(+2)
31
(-)
0.261
(↑0.002)
3.97
(↑0.08)
2
(-)
阪神
252700.481
(-)
5.5
(↓0.5)
91169
(-)
193
(-)
26
(-)
30
(-)
0.232
(-)
3.25
(-)
3
(↑1)
DeNA
242620.48
(↑0.011)
5.5
(-)
91213
(+5)
212
(+2)
66
(+2)
32
(+1)
0.25
(↑0.001)
3.7
(↑0.03)
4
(↑2)
中日
263010.464
(↑0.009)
6.5
(-)
86234
(+5)
264
(+4)
39
(+1)
31
(-)
0.265
(↑0.001)
4.39
(↑0.01)
5
(↓2)
ヤクルト
242810.462
(↓0.009)
6.5
(↓1)
90220
(-)
249
(+3)
49
(-)
30
(-)
0.249
(↓0.002)
4.19
(↑0.04)
6
(↓1)
巨人
253010.455
(↓0.008)
7
(↓1)
87251
(+4)
232
(+5)
50
(+1)
27
(+1)
0.268
(-)
3.91
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
342000.63
(↑0.007)
0
(-)
89319
(+5)
236
(+4)
60
(+1)
69
(-)
0.279
(↑0.001)
4.06
(↑0.01)
2
(-)
日ハム
322400.571
(↓0.011)
3
(↓1)
87230
(+2)
213
(+5)
60
(-)
43
(+1)
0.236
(↓0.002)
3.58
(-)
3
(-)
福岡
292600.527
(↓0.01)
5.5
(↓1)
88242
(+4)
222
(+5)
71
(-)
38
(-)
0.258
(↓0.001)
3.98
(↓0.03)
4
(-)
ORIX
292710.518
(↑0.009)
6
(-)
86200
(+3)
209
(-)
43
(+1)
33
(-)
0.233
(↓0.001)
3.45
(↑0.06)
5
(-)
ロッテ
262800.481
(-)
8
(↓0.5)
89229
(-)
230
(-)
27
(-)
53
(-)
0.259
(-)
3.86
(-)
6
(-)
楽天
193610.345
(↓0.007)
15.5
(↓1)
87172
(-)
248
(+7)
46
(-)
29
(-)
0.228
(↓0.001)
4.16
(↓0.06)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(↑1)
西武
7200.778
(↑0.028)
0
(↑1)
965
(+5)
45
(+4)
14
(+1)
13
(-)
0.281
(↑0.004)
4.87
(↑0.11)
2
(↓1)
ヤクルト
7200.778
(↓0.097)
0
(-)
935
(-)
25
(+3)
10
(-)
3
(-)
0.231
(↓0.015)
2.52
(↑0.07)
3
(-)
福岡
6300.667
(↓0.083)
1
(-)
943
(+4)
37
(+5)
14
(-)
8
(-)
0.247
(↓0.004)
4.07
(↓0.18)
4
(↑1)
ORIX
6300.667
(↑0.042)
1
(↑1)
929
(+3)
26
(-)
8
(+1)
5
(-)
0.251
(↓0.011)
2.74
(↑0.34)
5
(↓1)
日ハム
5400.556
(↓0.069)
2
(-)
954
(+2)
37
(+5)
11
(-)
9
(+1)
0.236
(↓0.01)
3.68
(↑0.03)
6
(-)
ロッテ
5400.556
(-)
2
(↑0.5)
938
(-)
32
(-)
5
(-)
5
(-)
0.303
(-)
3.16
(-)
7
(-)
広島
4500.444
(↑0.069)
3
(↑1)
947
(+7)
55
(-)
8
(+2)
5
(-)
0.299
(↑0.011)
5.4
(↑0.68)
8
(↑1)
中日
4600.4
(↑0.067)
3.5
(↑1)
840
(+5)
56
(+4)
6
(+1)
3
(-)
0.276
(↑0.005)
5.66
(↑0.19)
9
(↑1)
DeNA
3500.375
(↑0.089)
3.5
(↑1)
1037
(+5)
42
(+2)
13
(+2)
3
(+1)
0.242
(↑0.006)
5.27
(↑0.48)
10
(↓2)
巨人
3700.3
(↓0.033)
4.5
(-)
833
(+4)
39
(+5)
10
(+1)
6
(+1)
0.243
(↓0.002)
3.63
(↓0.04)
11
(-)
阪神
2600.25
(-)
4.5
(↑0.5)
1024
(-)
33
(-)
2
(-)
3
(-)
0.238
(-)
3.34
(-)
12
(-)
楽天
2700.222
(↓0.028)
5
(-)
921
(-)
39
(+7)
6
(-)
6
(-)
0.225
(↓0.008)
4.12
(↓0.43)