西武(☆4対2★)ロッテ =リーグ戦11回戦(2020.07.26)・メットライフドーム=
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ロッテ
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西武
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勝利投手:平井 克典(3勝1敗0S)
(セーブ:増田 達至(2勝0敗9S))
敗戦投手:小野 郁(1勝2敗0S)
  DAZN
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◆西武は2回裏、栗山が適時打を放ち、先制に成功する。その後は逆転を許すも、6回に中村と栗山の連続適時打などで3点を挙げ、再びリードを奪った。投げては、2番手・平井が今季3勝目。敗れたロッテは2番手・小野が誤算で、打線も5回以降1安打と振るわなかった。

◆ロッテ茶谷(ちゃたに)健太内野手(22)が「9番遊撃」としてプロ初のスタメン出場を果たした。 プロ5年目の茶谷は、16年に帝京三(山梨)からソフトバンクにドラフト4位で入団。17年に初安打を放つものの、18年末に育成契約を打診され、19年にロッテに入団した。 昨季は2軍で打率2割7分1厘、6本塁打、48打点をマークし、オフに支配下選手登録を決めた。今季はここまで4試合に出場。一塁や遊撃の守備固めが主で、1打数無安打となっている。 試合前の打撃練習では、左右にコンパクトに打ち分けていた。

◆西武栗山巧外野手(36)が史上45人目となる通算350二塁打をマークした。 ロッテ戦に「7番左翼」でスタメン出場。2回1死一、三塁の場面でセンター右へ先制の適時二塁打を放った。 栗山は「あの場面は(二塁走者の)トノが勇気を持ってスタートを切ってくれたので、僕も打席で勇気を持ち、強く振ることができました」と、直前に二塁から三塁への盗塁を決めていた外崎に感謝。通算350二塁打については「まだまだ通過点だと思います。もっともっと二塁打を打っていけるように頑張ります!」と話した。

◆西武が2回に先制。安打と四球などで1死一、三塁とし、栗山が中堅右へ二塁打を放った。これが史上45人目の通算350二塁打。 ロッテは4回に井上の適時二塁打などで2点。西武は6回、栗山のこの日2本目の適時二塁打などで3点を奪って逆転した。 西武は榎田が6回途中で降板すると平井、平良、ギャレット、増田の継投で勝利。ギャレットは打者清田の時に160キロをマーク。西武平井が3勝目。増田が9セーブ目。ロッテ小野が2敗目。

◆西武リード・ギャレット投手が8回、清田から空振り三振を奪った投球で160キロを計測。メットライフドームでは14年のサファテ(ソフトバンク)や14~16年の大谷(日本ハム)が159キロを出しているが、160キロは球場初。

◆ロッテは日本ハム、西武とのビジター12連戦を、5勝7敗で終えた。 変則シーズンならではの日程で、練習時間が限られるビジターチームの難しさが2週間続いた。井口資仁監督(45)は「打ち込みもできないので、調子の悪い選手はなかなか上がってこないかなと。その点は、2週間の遠征はさすがにきつかった」と振り返った。 28日からは本拠地・ZOZOマリンで楽天6連戦となる。「来週からホームなので、なんとかしっかり調整させたい。調子が上がってこない選手を上げないと、チームとして上がっていけないので」とスイング量を増やしていく構えだ。

◆ロッテの左腕・中村稔弥投手(24)が今季初先発し、西武打線を5回1失点に抑えた。 ゆったりとしたフォームからの緩急がさえ、森、メヒアら強打者たちのタイミングを崩し続けた。課題の制球も改善され、四球は2つのみ。「ストライク先行で攻めていく気持ちを持って投げていきました」と振り返った。 亜大から18年ドラフト5位で入団し、プロ2年目。ロングリリーフ要員で開幕1軍入りを果たしたが、井口監督もかねて「先発もさせてみたい」と期待していた。この日の投球にも「今日は低めに来ていたし、いい投球をしてくれた」と評価。来週の楽天戦(ZOZOマリン)での先発についても「今のところはその考えでいます」と前向きに話した。

◆西武栗山巧外野手(36)が史上45人目となる通算350二塁打をマークした。ロッテ11回戦(メットライフドーム)に7番左翼でスタメン出場。2回1死一、三塁で中堅右へ先制二塁打を放った。6回には直前の中村剛也内野手(36)の同点二塁打に触発されたという勝ち越し二塁打を放ち、記録を351に伸ばした。メットライフドームを訪れた4816人のファンが沸いた。2回1死一、三塁。栗山がロッテ中村稔の高め143キロ直球を中堅右へはじき返した。二塁へ悠々と到達する先制の"スタンディング・ダブル"。350二塁打の記念のボードを手渡されると大きな拍手が起こった。 区切りの一打だが「特に意識してることはなかったです。もっともっと積み重ねていく中の1本」という。その言葉通り、6回1死二塁では左中間を破る勝ち越し二塁打。通算記録を351本に伸ばした。 実は2本目の二塁打は、前を打つ同学年の中村に触発されたものだった。普段は「おかわり(中村)はすごいバッターなので、あまりおかわりの打球を見ないでおこうとしている」。だが、この日は直前の右中間への火の出るような同点二塁打を目の当たりにし「今日は見ちゃいましたね。すっごい速い打球だったので。あれいいなと思って」。自らも逆方向への低い当たりで左中間を破った。辻監督も「栗山と中村が元気であることが3連覇のカギ。6連戦の中で一番疲れた、この日曜日にこれだけのパフォーマンスができる2人の精神的な強さと肉体的な強さにびっくりしています」と手放しでたたえた。 栗山は、自身が本塁打をたくさん打つ打者ではないことを理解している。その上で理想の二塁打を追い求める。「外野手の間を抜く、低い、強いライナーが出たら二塁打になる。目指している打球ということです」。今後も思い描く打球を目指し、バットを振り続ける。【千葉修宏】

◆西武リード・ギャレット投手が160キロの大台をマークした。 1死後、清田をシュート回転で内角高めに食い込む160キロで空振り三振に仕留めた。過去に101マイル(約163キロ)を出したことがあるという。「今日は状態が良かった。だからスピードを出していこうと。全力でスピードを出しにいった結果かな。ボール球だったけれど、相手打者が振ってくれて良かったよ」と話した。8回を3人で退け、13試合連続無失点とした。

◆西武栗山巧外野手(36)が史上45人目となる通算350二塁打をマークした。ロッテ11回戦(メットライフドーム)に7番左翼でスタメン出場。2回1死一、三塁で中堅右へ先制二塁打を放った。6回には直前の中村剛也内野手(36)の同点二塁打に触発されたという勝ち越し二塁打を放ち、記録を351に伸ばした。 メットライフドームを訪れた4816人のファンが沸いた。2回1死一、三塁。栗山がロッテ中村稔の高め143キロ直球を中堅右へはじき返した。二塁へ悠々到達する先制の"スタンディング・ダブル"。350二塁打の記念のボードを手渡されると大きな拍手が起こった。 区切りの一打だが「特に意識してることはなかったです。もっともっと積み重ねていく中の1本」という。その言葉通り、6回1死二塁では左中間を破る勝ち越し二塁打。通算記録を351本に伸ばした。 実は2本目の二塁打は、前を打つ同学年の中村に触発されたものだった。普段は「おかわり(中村)はすごいバッターなので、あまりおかわりの打球を見ないでおこうとしている」。だが、この日は直前の右中間への火の出るような同点二塁打を目の当たりにし「今日は見ちゃいましたね。すっごい速い打球だったので。あれいいなと思って」。自らも逆方向への低い当たりで左中間を破った。辻監督も「栗山と中村が元気であることが3連覇のカギ。6連戦の中で一番疲れた、この日曜日にこれだけのパフォーマンスができる2人の精神的な強さと肉体的な強さにびっくりしています」と手放しでたたえた。 栗山は、自身が本塁打をたくさん打つ打者ではないことを理解している。その上で理想の二塁打を追い求める。「外野手の間を抜く、低い、強いライナーが出たら二塁打になる。目指している打球ということです」。今後も思い描く打球を目指し、バットを振り続ける。【千葉修宏】 ▼通算350二塁打=栗山(西武) 26日のロッテ11回戦(メットライフドーム)の2回、中村稔から適時二塁打を放って達成。プロ野球45人目。初二塁打は05年4月12日の日本ハム5回戦(西武ドーム)で江尻から。

◆西武・栗山巧外野手(36)が26日、ロッテ11回戦(メットライフ)に「7番・左翼」で先発出場。史上45人目となる通算350二塁打を達成した。  0-0の二回1死一、三塁。ロッテ・中村稔の143キロの直球を捉え、先制点となる中越え適時二塁打を放った。本拠地での節目の一打となった。  プロ19年目のベテランは「まだまだ通過点だと思います。もっともっと二塁打を打っていけるように頑張ります」と前を向いた。

◆西武は1-2の六回に中村と栗山の適時二塁打、木村の適時打で3点を奪い逆転した。救援陣が無失点でつなぎ六回を途中から抑えた平井が3勝目、増田が9セーブ目。ロッテは六回に登板した小野が3失点と崩れ、勝率5割に戻った。

◆西武の新外国人、リード・ギャレット投手(27)が球速160キロをマーク。1979年に西武球場として開場した本拠地では初の大台を記録するとともに、1回無安打無失点でチームの勝利に貢献した。  4番手で登板した八回。1死から清田を三振に斬った3球目が160キロを計測した。詰めかけた4816人から、どよめきと拍手が起こった。  「全力でスピードを出しにいった結果。ボール球だったけれど、相手打者が振ってくれてよかったよ」  郭泰源や松坂大輔、あるいは他球団の速球派も出していなかった数字をマーク。続く安田も左飛に仕留めて、守護神の増田につないだ。  タイガースから入団してここまで14試合に登板、防御率0・63と安定した成績を残している。米国では101マイル(約163キロ)を出したこともあるという剛腕が、今月19日の楽天戦(楽天生命パーク)で160キロをマークした平良に続く大台を出した。  28日からは敵地で首位・ソフトバンクとの6連戦。助っ人右腕のパワーが、さらに必要となる。(樋口航)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
18141 0.563
(↑0.015)
-
(-)
87149
(+6)
125
(+1)
37
(-)
20
(+2)
0.246
(↑0.003)
3.650
(↑0.08)
2
(-)
楽天
17141 0.548
(↑0.015)
0.5
(-)
88177
(+5)
136
(+4)
33
(-)
24
(+1)
0.268
(↑0.001)
4.020
(-)
3
(-)
西武
16141 0.533
(↑0.016)
1
(-)
89138
(+4)
146
(+2)
26
(-)
18
(+2)
0.247
(↑0.003
4.420
(↑0.08)
4
(-)
ロッテ
16160 0.500
(↓0.016)
2
(↓1)
88123
(+2)
140
(+4)
23
(-)
30
(-)
0.239
(↓0.001)
4.290
(↓0.01)
5
(-)
ORIX
13173 0.433
(↓0.015)
4
(↓1)
87131
(+4)
144
(+5)
29
(+1)
30
(-)
0.242
(↓0.003)
4.010
(↓0.05)
6
(-)
日本ハム
13182 0.419
(↓0.014)
4.5
(↓1)
87123
(+1)
150
(+6)
29
(-)
21
(-)
0.222
(↑0.001)
4.130
(↓0.04)