広島(★3対8☆)阪神 =リーグ戦2回戦(2020.07.05)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
0050300008803
広島
0101010003621
勝利投手:西 勇輝(1勝1敗0S)
敗戦投手:遠藤 淳志(0勝1敗0S)

本塁打
【阪神】ボーア(2号・3回表満塁),大山 悠輔(2号・5回表2ラン),サンズ(2号・5回表ソロ)
【広島】鈴木 誠也(6号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆阪神は1点を追う3回表、ボーアのグランドスラムなどで一挙5点を挙げ、逆転に成功する。その後5回には、大山の2ランとサンズのソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・西勇が8回3失点の好投で今季初勝利。敗れた広島は、先発・遠藤が8失点と乱調だった。

◆両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が雨天中止の3日から回った西勇輝投手(29)、広島は3年目右腕の遠藤淳志(21)。 今季初の連勝を狙う阪神は、前日4日に左ふくらはぎの張りで途中交代したマルテがベンチ外。代わって大山が今季初の4番スタメンとなった。広島は菊池涼が1日ヤクルト戦(神宮)以来、3試合ぶりにスタメン復帰を果たした。

◆阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(32)が特大の勝ち越しグランドスラムを放った。 「5番一塁」で先発。3回に大山の押し出し死球で同点とし、なお2死満塁の第2打席。広島先発の右腕・遠藤の0-2から真ん中に入った129キロチェンジアップを、完璧に捉えた。打った瞬間スタンドインと分かる当たりに、右翼鈴木誠の足は1歩も動かず。右翼席中段に来日2号が突き刺さった。 「みんながいい仕事をしてつないでくれた。そのいい流れを切らさないようにと思っていたよ。追い込まれた後、粘るためにコンパクトに強いスイングをしようと意識していたけれど、最高の仕事ができて良かったね」 ゆっくりとダイヤモンドを回るB砲は代名詞のかめはめ波風ポーズ「ファイアポーズ」を何度も披露し、喜びを表現した。前日4日には来日初の猛打賞もマークしており、ようやく本領発揮モード。広島戦も相性が良く、練習試合が再開となった6月2日からの甲子園3連戦では3戦連発も放っていた。

◆阪神が、本塁打攻勢で広島を突き放した。3点リードの5回、広島先発の2年目遠藤をまた捉えた。1死一塁で4番大山が115キロカーブを拾い、左翼席へ運ぶ2号2ラン。 「相手に流れを渡したくない中で、次の1点を先に取りたいと思っていたので、チャンスを広げようという気持ちで打席に入りました。しっかりいいスイングができましたし、次の打席も守備も頑張っていきます」 左ふくらはぎの張りで欠場したマルテに代わり、今季初めて4番でスタメン起用された男が、2試合連続アーチで点差を広げた。 2死となり、6番サンズも続いた。高めに浮いた127キロスライダーをたたいて、中堅席左に運ぶ2号ソロ。 「グラウンドが暑すぎてあまり走りたくなかったから、スタンドインしてくれて良かったよ...というのはジョークで。(大山)悠輔とジャスティン(・ボーア)がいい仕事をしていたし、それに続くことができて良かったね。次の打席もしっかり集中していくよ」 3回には5番ボーアの満塁弾で勝ち越しており、5回までに3発のアーチなどで8点を先発西勇にプレゼントした。

◆広島鈴木誠也外野手(25)が反撃ののろしをあげる6号ソロを放った。4点を追う4回先頭の打席で、阪神西勇の初球、真ん中低めのツーシームをさばき、左翼スタンドまでかっ飛ばした。 「積極的に一振りで仕留めることが出来ました。まず1点返すことができて良かったです」。1試合で2発を放った6月26日中日戦(ナゴヤドーム)以来6試合ぶりの1発だった。

◆先発の広島遠藤淳志投手(21)が3被弾を含む5回6安打8失点で降板した。2回までは無安打無失点も、3回に連続四死球による押し出しで同点とされ、2死満塁からボーアに右越えの満塁弾を被弾した。 5回にも大山、サンズからダメ押しの2発を浴び、5回の打席で代打を送られた。計7四死球と、終始制球を乱した。

◆広島遠藤と阪神西の投げ合い。広島は2回、坂倉の内野ゴロで1点先制。阪神は3回、ボーアの2号満塁弾などで5点を奪い逆転。 広島は4回、鈴木誠の6号ソロで反撃。阪神は5回に大山、サンズの1発で3点を追加。広島は6回松山の適時打で1点を返した。 広島は7回以降得点を奪えず、4連敗。阪神先発の西が8回3失点と力投し、今季初勝利。阪神は今季初の2連勝となった。 広島遠藤が1敗目。

◆阪神の先発西勇輝投手(29)が、8回6安打3失点にまとめ、開幕3戦目で今季初勝利を挙げた。昨季完封で移籍後初勝利を挙げるなど3勝、防御率1・50と好相性のマウンドで、この日も白星をつかんだ。 初回は6球で3者凡退。2回は、先頭の4番鈴木に中堅への二塁打を浴びると、5番松山の打球は右翼ライン際への飛球となり、追いかけた右翼手糸井と二塁手上本の間に落ちる安打となった。それでも二ゴロの間の1点と最少失点でしのぐと、直後の3回表にボーアの満塁弾を含む5点を味方が援護。4回は鈴木にソロ本塁打を浴び、6回にも1点を失ったが、粘りの投球を続け1イニングでの複数得点は許さなかった。 西勇は今季3戦目の登板。開幕戦の6月19日巨人戦(東京ドーム)は6回4安打1失点、同26日のDeNA戦(横浜)は7回8安打1失点と好投。しかし、開幕戦で自身初の本塁打と適時二塁打でいれた2点だけで、野手陣の援護がなく白星をつかめていなかった。この日は爆発した打線が大量援護を西勇に贈り、投打のかみ合った試合となった。

◆阪神が3本の本塁打を含む8得点で広島に快勝し、開幕5カード目で今季初連勝と初のカード勝ち越しを決めた。今季最多の15安打9得点で勝利した前日4日に続いて打線が爆発。先発の西勇は8回6安打3失点で122球を投げ抜き、今季初勝利を挙げた。 0-1の3回2死満塁から大山の押し出し死球で同点に追いつくと、なおも2死満塁でボーアが右翼へ特大の満塁弾を放った。打線は勢いづき、5回1死一塁から大山が2戦連発となる2ランを放つと、2死走者なしからサンズがソロ本塁打を放ちこの回3点を追加した。 先発の西勇は開幕から3戦目の先発で今季初の白星。昨季は完封で移籍後初勝利をつかんだマウンドで、この日も好投を見せた。

◆阪神が3本の本塁打を含む8得点で広島に快勝し、開幕5カード目でともに初となる連勝とカード勝ち越しを決めた。 今季最多の15安打9得点で勝利した前日4日に続いて打線が爆発。先発のエース西勇は8回6安打3失点で122球を投げ、今季初勝利を挙げた。 0-1の3回2死満塁から大山の押し出し死球で同点に追いつくと、なお2死満塁でボーアが右翼へ特大の満塁弾を放った。矢野監督は「ホームランは今日の展開でもそうだが、やっぱり大きい。しかも満塁ホームランでね」と、大砲の破壊力抜群のグランドスラムを振り返った。 打線は勢いづき、5回1死一塁から大山が2戦連発となる2ランを放つと、2死走者なしからサンズがソロ本塁打を放ちこの回3点を追加。左ふくらはぎの張りで欠場したマルテに代わって4番に入った大山について、指揮官は「本当に中身もしっかりしている。楽しみ」と期待を込めた。打線だけでなく、西勇も奮闘するなど投打がかみ合い、連勝を飾った。 阪神は6日の広島戦で開幕から5カード連続ビジターの日程を消化し、7日に本拠地の甲子園初戦を迎える。

◆阪神西勇輝投手(29)が今季3戦目の先発で初勝利をつかんだ。広島戦で8回6安打3失点の力投で、チームの初連勝にも貢献。 「流れを感じながら、チームの得点も意気に感じて、最少失点で切り抜けるように頑張っていました」 2回先頭の4番鈴木誠に二塁打を浴び、無死一、三塁から内野ゴロの間に先制を許すも1失点で踏ん張った。4回も鈴木誠にソロ、6回に松山に適時打を許したが、各イニング傷口を最小にとどめて粘った。 「投手として完投を目指すのは当たり前だと思いますし。最低限の仕事をしただけかなと思います」 122球の力投には、エースの責任感が込められていた。矢野監督も「9連戦なんで、粘ってくれてちょっとでも長く投げてくれたというのは助かった」と感謝した。 巨人菅野から独り立ちし、初めて単独自主トレを行ったこのオフ。西勇はハワイでもう1つ、初めて挑戦した。「何かつらいことをしたかった」。選んだのは42・195キロのフルマラソン。ヤシの木が並ぶビーチ沿いを...という楽しいものではなく、走ったのは、地元住民が集まるごく普通の公園。腕時計で距離を測りながら、朝からひたすら公園をぐるぐる走り続けた。 途中バナナで栄養補給し、また走る。そのうち公園で昼寝をしていたハワイアンたちが、異質な存在に気づいた。「クレイジーボーイ!」。飛んできたそんな声もお構いなし。約20周して6時間53分55秒、初のフルマラソンを走り抜いた。「つらいのがポイント。達成感は今までで一番くらい」。完走後の冷たいビールが体に染み渡った。苦しい思いをして何かを成し遂げる-。逆境に立ち向かい1年間を戦い抜くメンタルを南国の地で手に入れた。 試合後、西勇に笑みはなかった。「ほっとはしないです。次が大事ですし。3戦、ゲームをつくれていると思いますんで、スキを出さないようにやっていきたい」。勝利の余韻に浸ることなく、もう次戦を見据える。昨季は4月7日にマツダスタジアムで移籍後初勝利を挙げ、チームトップの10勝。今年もここから白星を積み重ねる。【磯綾乃】

◆阪神ジェフリー・マルテ内野手が左ふくらはぎの張りのため今季初めて欠場した。前日4日に負傷。一夜明けて球場入りしたが、試合前練習でグラウンドに姿を現すことなくベンチメンバーからも外れた。 矢野監督は「今一番大事なのは早く治すこと。それに専念した」と説明。出場選手登録の抹消に及ぶ可能性については「それはないんちゃうかな」とし、離脱は避けられそうだ。

◆阪神が3本の本塁打を含む8得点で広島に快勝し、開幕5カード目でともに初となる連勝とカード勝ち越しを決めた。 今季最多の15安打9得点で勝利した前日4日に続いて打線が爆発。先発のエース勇輝投手は8回6安打3失点で122球を投げ、今季初勝利を挙げた。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。 -ボーアについて開幕直後との違い、良くなっている点は 振りにいっている。打ちにいっている、どう対応するかというところが良くなってきている。 -大山も打った 内容、中身もすごいある。最後のヒットもすばらしい。ホームランもああいう打ち方ができれば、もっともっと打てそう。中身もしっかりしている。楽しみ。 -ボーアはコンパクトに打っても飛距離が出る 追い込まれたら甘い球は来ないからね。ホームランの後にヒットが出てないので、もう1本最低でも打つ。結果をとがめるとかじゃないけど、本当の状態を上げていくところでいうと、もう1本出てくれたら本人も乗っていけると思う。 -あと1戦で甲子園に戻れる もちろんそれも頭にあるけど、苦しい状況なんで。その中でもみんな気配をちょっとずつ出してつなげられたので。あまり甲子園っていうよりは明日頑張ろうっていうことが強いかな。

◆阪神近本光司外野手が2試合連続、今季5つ目となる盗塁を決めた。「1番中堅」で先発。3回に併殺崩れで一塁に残り1死一、三塁から二盗に成功した。 連続試合安打は4でストップも守備では守備範囲の広さを示すように7つの飛球をグラブに収めた。前日4日は4回に盗塁を企図した際に二塁で田中広と接触して左膝を痛めたものの、7回には成功させ、加えて猛打賞の活躍を見せていた。

◆阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(32)が特大の勝ち越しグランドスラムを放った。 「5番一塁」で先発。3回に大山の押し出し死球で同点とし、なお2死満塁の第2打席。広島先発の右腕・遠藤の0-2から真ん中に入った129キロチェンジアップを、完璧に捉えた。打った瞬間スタンドインと分かる当たりに、右翼鈴木誠の足は1歩も動かず。右翼席中段に来日2号が突き刺さった。 ▼阪神打者の満塁本塁打は、19年5月29日巨人戦で、高山が代打サヨナラで記録して以来。外国人では、ロサリオが18年8月7日に巨人戦で打って以来、2年ぶり。 ▼ボーアは来日50打席目の初満弾。阪神で日本球界にデビューした助っ人としては、ソロムコの53打席目(60年)を更新し球団最速となった。 ▼ボーアの本塁打は、今季チーム満塁で延べ打者9人目にして初安打。前試合まで、12球団で満塁で唯一ノーヒットが続いていた。

◆阪神ジャスティン・ボーア内野手(32)が来日2号の決勝グランドスラムを放った。 3回に広島遠藤から右翼席中段へ運び、今季初の連勝に導いた。 開幕から18打席連続無安打と一時は悩みの底にいたが、前日4日の猛打賞に続いて復調の兆しだ。開幕から最下位にいるチーム浮上のカギはこの男が握る。6日も勝利して3連勝で甲子園に帰ってくるで~。すさまじい打球音が、無観客のマツダスタジアムに響き渡る。ボーアは確信して歩きだし、右翼の鈴木誠は1歩も動かなかった。「最高の仕事ができて良かったね」。3試合ぶりの2号は決勝の満塁弾になった。 失投を逃さなかった。3回。大山が押し出し死球で同点に追いついた直後だった。広島の先発遠藤に0-2と追い込まれ、3球目だ。ど真ん中に甘く入った129キロチェンジアップを振り抜いた。「追い込まれて、より一層集中したんだ」。打球は一直線に右翼席中段へ届いた。ベンチ前では代名詞のかめはめ波風ポーズ「ファイアポーズ」も連発。チームは12球団で唯一満塁機で安打が出ていなかったが、最高の形で負のデータを吹き飛ばした。 「バースの再来」と期待されながら、1年目のバースの開幕から15打席を上回る18打席無安打が続いた。対左腕には実戦38打席無安打と苦しみ、打開策を練ってきた。井上打撃コーチと行うスタンドティー打撃では、ボールを乗せるスタンドの高低、置く位置を内外角を細かく変える。同コーチは「『You Choice』と言われるから、俺が『多分この辺にくるよ』と思っているものを合わせてやっている」と明かす。メジャー通算92発の実績をかなぐり捨て、日本式のさまざまな配球に対応できるよう振り込んできた。3安打した4日の勢いを持ち込むような1発に、矢野監督も「やっぱり振りにいっている。どう対応するかというところが良くなってきている感じ」と評価した。 開幕から約2週間続く長期遠征。関西ではヘイリー夫人や、1歳に満たない息子ジミー君が待っている。「早く会いたいけど、テレビ電話で話をしているよ。子供が起きていたらできるだけ話をするようにしている。ナイターのときはだいたい寝ちゃっていて話せないけどね」。デーゲーム。起きている最愛の息子にパパの姿を見せられた。 ボーアの一振りで勢いづいた打線は、今季最多の1試合3本のアーチを懸け、ともに初となる連勝とカード勝ち越し。「まだまだ長いシーズンなのでこの勢いを続けていきたいね」。期待の大砲がようやく本領を発揮してきた。【只松憲】 ▽阪神井上打撃コーチ(ボーアについて)「ああいう場面でばっかーんと打ってくれることは、首脳陣も望んでいる。たとえ後の打席で3三振したとしても、ああいうところで、打ってくれることを望んで試合に出している」 ▼阪神打者の満塁本塁打は、19年5月29日巨人戦で、高山が代打サヨナラで記録して以来。外国人では、ロサリオが18年8月7日に巨人戦で打って以来、2年ぶり。 ▼ボーアは来日50打席目の初満弾。阪神で日本球界にデビューした助っ人としては、ソロムコの53打席目(60年)を更新し球団最速となった。 ▼ボーアの本塁打は、今季チーム満塁で延べ打者9人目にして初安打。前試合まで、12球団で満塁で唯一ノーヒットが続いていた。

◆阪神糸井嘉男外野手は3打数無安打で打率が2割9分2厘と3割を切った。 直近の出場5試合で、6四球を選んでいるものの15打数2安打。試合前には井上打撃コーチから体重のかけ方で助言を受けるシーンもあり、同コーチは「3番でどかんと座ってもらわないといけない選手。あいつの意見と俺の意見が一致してるのは事実なので、解決策を探っていきます」と話した。

◆広島先発の遠藤淳志投手が3本塁打を浴びるなど5回8失点で今季初黒星を喫した。3回に連続四死球で同点とされ、2死満塁からボーアに満塁弾を浴びた。 5回にも大山、サンズにも1発を食らった。7四死球と制球を乱した右腕は「3回以降は別人になってしまった。ふがいない投球でした」と反省。佐々岡監督は「球自体、真っすぐも悪くない」と評価しつつ、全て変化球による3被弾に「もっと考えないと」と指摘した。

◆広島松山竜平外野手が2安打1打点と奮闘した。「5番一塁」で2試合ぶりにスタメン。2回無死二塁からは右翼線へ落ちるポテンヒットで先制機をつないだ。 6点を追う6回1死一塁では低めの変化球を左翼線へ流す適時二塁打。「追い込まれていたので何とか食らいついていきました」。6試合で3度目のマルチ安打で打率3割8分1厘と好調をキープしている。

◆広島は阪神に敗れ、4連敗で借金2。9連戦を連敗発進となった。 佐々岡真司監督は「いつも通り1戦1戦しっかりと臨んでいくだけ。しっかりとね」。

◆阪神ジェリー・サンズ外野手がジャスティン・ボーア内野手と初の新助っ人アベック弾を決めた。 5回の第3打席。遠藤の高め変化球を捉え、左中間スタンドにソロを運んだ。3回にボーアが満弾、5回には4番に入った大山が本塁打を放っており、ダメ押しの1発となった。 「グラウンドが暑すぎてあまり走りたくなかったから、スタンドインしてくれて良かったよ(笑い)、というのはジョークで(大山)悠輔とジャスティン(ボーア)がいい仕事をしていたし、それに続くことができて良かったね」 冗談も飛び出すアーチで、チームにとって今季初の1イニング2発&1試合3発を記録した。 まだ打率は1割9分だが、打席内容は確実に良化している。デビュー戦となった6月27日からの3試合では11打数1安打1四球だったが、直近の出場3試合は10打数3安打2四球で3戦連続安打もマークした。対応し始めたサンズの打撃も、虎の反攻には欠かせない。

◆阪神大山悠輔内野手(25)が今季初の4番起用に2試合連続アーチで応えた。 5回に広島遠藤から左翼へ2号2ラン。負傷欠場したジェフリー・マルテ内野手に代わり、昨季の開幕4番が4打数2安打3打点と活躍した。ジェリー・サンズ外野手(32)も5回に2号ソロを放ち、ジャスティン・ボーア内野手の満塁弾と合わせて今季初の1試合3本塁打で広島を打ち砕いた。代役とは言わせない。大山が"元定位置"で今季初4番弾を放った。3点リードの5回。先発西勇が4回に1点を失い、広島に傾きかけた流れをすぐに引き戻した。1死一塁、追い込まれてから遠藤の115キロカーブにうまく反応した。 「相手に流れを渡したくない中で、次の1点を先に取りたいと思っていた。チャンスを広げようという気持ちで打席に入りました。しっかりいいスイングができました」 すくい上げた打球は左翼席まで届く中押しの2ラン。前日4日から2戦連発となった。3回には押し出し死球で同点とし、9回には右前打。今季3度目の先発出場で4打数2安打3打点と4番の責務を全うした。 ライバルの負傷で巡ってきたチャンスをものにした。「4番三塁」を張っていた助っ人マルテが4日に左ふくらはぎを痛めた影響で欠場。若き主砲が代役を務めた。今季はマルテにレギュラーを譲っていたが、昨年開幕戦から「4番三塁」を務めたのは大山だ。勝手知ったる場所で躍動した。 矢野燿大監督は新助っ人ボーアではなく「遜色ない。去年の経験がある」と大山に4番を託した。期待通りの働きぶりに「内容、中身もすごいある。あのホームランの打ち方ができれば、もっと打てそう」と評価した。4番離脱のチーム危機に現れた救世主。勢いそのままに、定位置を奪い返すくらい打って、打って、打ちまくる。【奥田隼人】 ▼阪神が開幕14試合目で今季初の2連勝。球団史上、シーズン初連勝が14試合目以降だったのは81年(17試合目)82年(16試合目)96年(14試合目)に次いで4度目。

◆広島の鈴木誠也外野手(25)がリーグ単独トップの6号ソロで存在感を示した。4点を追う4回、先頭で阪神西勇から左翼スタンド奥まで飛ばす特大弾。昨季対戦打率1割4分3厘だった天敵を2安打1打点と攻略した。4試合連続安打、3試合連続打点で打率4割と絶好調。チームは4連敗で借金2、5位に後退する中、4番の存在が明るい材料だ。鈴木誠のバットに乗せられた白球は高々と舞い上がり、左翼スタンドのコンコース奥へと吸い込まれた。4点を追う4回に先頭打者で迎え、阪神西の初球、真ん中低めツーシームを完璧に捉えた。「積極的に一振りで仕留めることができました」。2本塁打した6月26日中日戦以来6試合ぶりの1発は、リーグ単独トップの6号となった。 難敵を打ち砕いた。昨季西勇とは25打席対戦して3安打。打率1割4分3厘と打ちあぐねていた。今季初対戦で1発を含む2安打1打点、1四球と攻略した形となった。「今日に限っては」と前置きした上で、「あんまり得意ではない投手だったので、とにかくつなぐ意識を持ちながら、甘い球を積極的にという意識でした」と振り返った。昨季抑えられた中日大野雄にも2発を浴びせており、エースキラーと化している。 広島の4番として責任感をプレーで体現している。2回も先頭打者で、単打で終わりそうな右中間への打球に快足を飛ばし二塁を陥れた。6回は四球で出塁し、1死一塁から松山の左翼線への二塁打で一気に本塁生還。この日に限らず凡打でも全力で一塁まで駆け抜けるなど、懸命なプレーを続けている。「こういう状況だし、やらないといけない。4番を任されている以上は常に結果を出さないといけない」。 チームは4連敗で借金2。3連覇を知る主砲は「こういう試合展開でも投手も野手も粘り強く最後までやらないといけないと思う。そうしないと優勝はできない」と危機感をにじませた。ただ、13試合を消化した段階だ。「まだ100試合以上残っている」。広島の4番が言葉で、プレーで、チームを押し上げていく。【古財稜明】

◆阪神ジャスティン・ボーア内野手(32)が来日2号の決勝グランドスラムを放った。 3回に広島遠藤から右翼席中段へ運び、今季初の連勝に導いた。 開幕から18打席連続無安打と一時は悩みの底にいたが、前日4日の猛打賞に続いて復調の兆しだ。開幕から最下位にいるチーム浮上のカギはこの男が握る。6日も勝利して3連勝で甲子園に帰ってくるで~。すさまじい打球音が、無観客のマツダスタジアムに響き渡る。ボーアは確信して歩きだし、右翼の鈴木誠は1歩も動かなかった。「最高の仕事ができて良かったね」。3試合ぶりの2号は決勝の満塁弾になった。 失投を逃さなかった。3回。大山が押し出し死球で同点に追いついた直後だった。広島の先発遠藤に0-2と追い込まれ、3球目だ。ど真ん中に甘く入った129キロチェンジアップを振り抜いた。「追い込まれて、より一層集中したんだ」。打球は一直線に右翼席中段へ届いた。ベンチ前では代名詞のかめはめ波風ポーズ「ファイアポーズ」も連発。チームは12球団で唯一満塁機で安打が出ていなかったが、最高の形で負のデータを吹き飛ばした。 「バースの再来」と期待されながら、1年目のバースの開幕から15打席を上回る18打席無安打が続いた。対左腕には実戦38打席無安打と苦しみ、打開策を練ってきた。井上打撃コーチと行うスタンドティー打撃では、ボールを乗せるスタンドの高低、置く位置を内外角を細かく変える。同コーチは「『You Choice』と言われるから、俺が『多分この辺にくるよ』と思っているものを合わせてやっている」と明かす。メジャー通算92発の実績をかなぐり捨て、日本式のさまざまな配球に対応できるよう振り込んできた。3安打した4日の勢いを持ち込むような1発に、矢野監督も「やっぱり振りにいっている。どう対応するかというところが良くなってきている感じ」と評価した。 開幕から約2週間続く長期遠征。関西ではヘイリー夫人や、1歳に満たない息子ジミー君が待っている。「早く会いたいけど、テレビ電話で話をしているよ。子供が起きていたらできるだけ話をするようにしている。ナイターのときはだいたい寝ちゃっていて話せないけどね」。デーゲーム。起きている最愛の息子にパパの姿を見せられた。 ボーアの一振りで勢いづいた打線は、今季最多の1試合3本のアーチを懸け、ともに初となる連勝とカード勝ち越し。「まだまだ長いシーズンなのでこの勢いを続けていきたいね」。期待の大砲がようやく本領を発揮してきた。【只松憲】 ▼阪神が開幕14試合目で今季初の2連勝。球団史上、シーズン初連勝が14試合目以降だったのは81年(17試合目)82年(16試合目)96年(14試合目)に次いで4度目。

◆阪神・大山悠輔内野手(25)が5日、広島2回戦(マツダ)に「4番・三塁」で先発出場する。三塁でのスタメンは今季初めて。公式戦で4番に座り、先発出場するのは昨年9月30日の中日戦(甲子園)以来となった。前日4日の広島戦(マツダ)で左ふくらはぎに違和感を覚え、途中交代したジェフリー・マルテ内野手(29)は、ベンチ入りメンバーからも外れた。  前日は今季最多の15安打&9得点と打線が爆発。この日の試合前は、打撃練習の開始と同時に、「幸せの黄色い新幹線」として有名なドクターイエローがスタジアムのそばを通過した。先発は西勇輝。ここまでの2試合は好投しながらも、勝ち星がついていない。小さな吉兆を胸に、エースを援護していく。

◆阪神のジャスティン・ボーア内野手(32)が5日、広島2回戦(マツダスタジアム)で来日初の満塁本塁打を放った。  5番・一塁で先発。大山の押し出し死球で1-1に追い付いた直後の打席へ。高卒3年目の広島・遠藤に2球で追い込まれながら3球目、真ん中に甘く入ったチェンジアップをジャストミートした。打った瞬間に右翼・鈴木も棒立ち。無人のライトスタンドに着弾した。1日の中日戦(ナゴヤドーム)に続く2号。ベンチに戻ると決めポーズ『ファイアボール』を3度決め、ナインと喜びを分かち合った。

◆「4番・三塁」で先発出場した阪神・大山悠輔内野手(25)が、5-2で迎えた五回に2試合連続弾となる2ランを放った。  「相手に流れを渡したくない中で、次の1点を先に取りたいと思っていたので、チャンスを広げようという気持ちで打席に入りました。しっかりいいスイングができました」  1死一塁から広島の先発・遠藤の115キロカーブを一閃。打球は左翼スタンドに飛び込んだ。大山は前日4日の同戦でも九回に今季1号のソロを放っており、これで2戦連発。左ふくらはぎに違和感を覚え、この日の試合を欠場したマルテに代わり、4番を任された男が結果を出した。  阪神はこの回さらに、ジェリー・サンズ外野手(32)がソロを放ち、チームは今季最多の1試合3本塁打をマーク。今季2号をマークした助っ人は「グラウンドが暑すぎてあまり走りたくなかったから、スタンドインしてくれてよかったよ(笑)というのはジョークで、(大山)悠輔とジャスティンが良い仕事をしていたし、それに続くことができてよかったね」とユーモアたっぷりに話した。

◆広島・遠藤淳志投手(21)が5日、阪神2回戦(マツダ)に本拠地初先発したが、6安打7四死球8失点の大炎上で五回に降板した。  1-0の三回、先頭木浪の打ち取った当たりが遊撃内野安打。投手の西勇にもフルカウントからの低めのきわどいコースがボール判定となり、一、二塁のピンチを招いた。  近本を一ゴロ、上本を空振り三振で二死としたが、糸井に四球、大山にも死球で押し出し。なおも満塁でボーアに満塁本塁打を被弾した。五回にも大山に2ラン、サンズにもソロを許し、五回の打席で代打が送られた。  プロ初先発だった前回6月25日の巨人戦(東京ドーム)は5回6安打3失点。本拠地初先発となった今回は猛虎打線の洗礼を浴びた。

◆広島・鈴木誠也外野手(25)が5日、阪神2回戦(マツダ)でチームでは今季本拠地1号となる6号ソロを放った。  「積極的にひと振りで仕留めることができました。まずは1点をかえすことができて良かったです」  1-5の四回先頭で西勇の甘く入ったツーシームをとらえ、左翼席上段に運んだ。6月26日の中日戦(ナゴヤドーム)以来6試合ぶりの一発。本塁打ランキングでは岡本(巨人)、西浦(ヤクルト)を抜き、単独トップに躍り出た。

◆最下位の阪神が5日、広島2回戦(マツダ)に8ー3で勝利。今季初の連勝とカード勝ち越しを決めた。  1点を追う三回に大山の押し出し四球で同点とすると、なおも2死満塁で、ボーアが右越えに勝ち越しのグランドスラムを放った。今季12球団で唯一、満塁での安打がなかった打線が豪快な弾丸ライナーで"アレルギー"を払拭。五回には大山が左越えに2試合連続の2号2ラン、サンズも左中間に2号ソロを放って突き放した。  投げては、エースの西勇が8回6安打3失点で今季初白星を挙げた。

◆三回に阪神・近本が二盗を決めて、5盗塁でセ・リーグ単独トップに立った。無死一、二塁から一ゴロで進塁打。1死一、三塁を作って自身が塁に残ると、さらに足で好機を広げて、一挙5得点につなげた。前日4日は3安打3打点で不振脱出。「チームにいい流れを持ってきたい」と話していた。この日は5試合ぶりに無安打に終わったが、最大の武器で有言実行だ。

◆阪神のジェフリー・マルテ内野手(29)が5日の広島戦(マツダ)を今季初めて欠場した。前日4日の同戦で左ふくらはぎの違和感を訴えて途中交代し、この日はベンチ入りメンバーからも外れた。来日2年目の今季は開幕3試合目から11試合連続で4番に座り、打率・289、2本塁打、5打点と好調をキープ。矢野監督は「今一番大事なのは早く治すこと。それに専念した」とベンチ外にした理由を説明。登録抹消の可能性については「それはないんちゃう」とし、今後の起用は状態を見ながらとなりそうだ。

◆広島・鈴木誠が西勇から6号ソロを放つなど2安打1打点と気を吐いたが、チームは今季ワースト4連敗。2カード連続の負け越しが決まった。  「去年、西さんからはそんなに打っていない。あまり得意ではない。積極的にひと振りで仕留めることができた」  昨季対戦は打率・143(21打数3安打)の虎のエースに対し、1-5の四回先頭でツーシームを左翼席上段へ運んだ。6月26日の中日戦(ナゴヤドーム)以来6試合ぶりの一発で岡本(巨人)、西浦(ヤクルト)を抜き、単独トップに躍り出た。  二回先頭では二塁打を放ち、先制点をお膳立て。六回1死では四球で歩き、松山の二塁打で一気に生還するなど全3得点に絡んだ。「まだ100試合以上ある。粘り強くやらないといけない」。主砲がバットで浮上へ導く。(柏村翔)

◆ダメ押しのS砲が炸裂した。大山弾で7-2とした五回、2死から阪神の6番・サンズが2号ソロ。新助っ人同士の初アベック弾を実現させた。  「悠輔(大山)とジャスティン(ボーア)がいい仕事をしていたし、それに続くことができてよかったね」  カウント1-2と追い込まれてから4球目、遠藤の高めに浮いた変化球を見逃さなかった。左中間へ豪快な一発。今季チームの1試合最多となる3本目で試合を決めた。  「グラウンドが暑すぎてあまり走りたくなかったから、スタンドインしてくれてよかったよ(笑)。というのはジョークで」  陽気なアメリカンジョークは、打棒に手応えを感じつつある証に違いない。3打数1安打で打率・190ながら、これで出場3戦連続安打。ボーアと初の競演は逆襲を予感させる一発となった。

◆巡ってきたチャンスで"一発回答"してみせた。279日ぶりに4番でスタメン出場した大山が2戦連発。マルテ不在の不安をかき消した。  「相手に流れを渡したくない中で、次の1点を先に取りたいと思っていたので、チャンスを広げようという気持ちで打席に入りました」  鯉の4番・鈴木誠の一発で2-5と3点差に迫られた直後の五回、同学年の虎の4番も仕事を果たした。1死一塁から遠藤のカーブを拾い上げた打球は、左翼フェンスをしぶとく越えた。上段に突き刺した鈴木誠の豪快弾とは対照的に、粘り腰で放った技アリ弾は、5点差に突き放す貴重な2号2ランだ。一塁を回ると表情を変えずスピードを落とし、悠々とホームにかえった。  開幕3試合目から4番を務めてきたマルテが左ふくらはぎ違和感のため欠場。矢野監督は「今の悠輔(大山)なら4番においても遜色ない」と迷わず、昨年9月30日の中日戦(甲子園)以来となる4番に置いた。0-1の三回2死満塁では死球で同点に導いてボーアの満弾につなげ、九回先頭では右前打で2戦連続マルチ安打。これで打率・389にまで上がった。先発は今季3試合目。起用に応えた背番号3へ、指揮官は「悔しい思いもぶつけてると思うし。本当に中身もしっかりしている。楽しみ」と称賛を惜しまなかった。  昨季は106試合目に外された4番。今季は開幕前から矢野監督が「奪い取ってほしい」と願ったことが実現に近づいている。大山が中心に座り続けることで、真の猛虎打線の完成が見えてくる。

◆捕手とのサインの交換も内野との会話も楽しむように、笑顔でマウンドを守った。不運の開幕投手に、ようやく援護。阪神・西勇が3度目の好投で今季初白星を手にした。  「流れを感じながら、チームの得点も意気に感じて、最少失点で切り抜けられるように頑張りました」  二回に先制を許したが、なおも1死一、三塁を切り抜けた。田中広をスライダーで空振り三振。遠藤を右飛に打ち取り、直後に味方が逆転した。五回までに6点リードをもらい、今季チーム最長の8回を122球で6安打3失点。111球を投じて迎えた八回も打席に立つと、最後の投球も三者凡退で締めた。  「(援護が)あるとないでは全然違う。気楽というか、自分のペースで投げられました」  開幕投手を務めた6月19日の巨人戦(東京ドーム)は6回1失点で、プロ初本塁打など2打点も挙げた。同26日のDeNA戦(横浜)も7回1失点。ただ、2試合で野手の援護は0点。試合前時点ではリーグトップの防御率1・38を残しながら未勝利だった右腕は、やっと得た援護の"お返し"に、9連戦の2試合目で救援陣を休ませた。  「点数もたくさん取ってもらった。長いイニングを投げるというのは、先発の役目。最低限の仕事をしただけかな」  今季は投球イニング数に強いこだわりを持つ。移籍1年目の昨季は10勝も、1完投に不満をこぼした(26試合登板で172回1/3)。個人はもちろん、投手陣全体に必要なことを考えてきた。  「平均イニングが少ない。ここが阪神の投手のポイントだと思う。1年間の平均イニングが1回でも伸びたら全然違う。1人でも25試合で25回」  昨季チームで規定投球回(143回)クリアは西勇と青柳の2人、100イニング以上もガルシアと高橋遥を合わせて4人だけだった。2年目で視野を広げた目標。まず初勝利で体現した。  これで広島戦は通算7勝1敗だ。昨季も初勝利を完封で飾ったマツダは通算6試合で5勝無敗。大好きな球場でのヒーローインタビューも浮かれず、淡々と言葉を並べた。  「ほっとはしないですよね。次が大事。隙を出さないようにやっていきたいと思います」  自身がまだ1勝なら、チームも初の連勝。開幕投手の節目を起点に、これからが本番だ。(安藤理)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1041 0.714
(↓0.055)
-
(-)
10583
(+4)
49
(+6)
20
(+1)
11
(-)
0.273
(↓0.004)
3.270
(↓0.2)
2
(-)
DeNA
960 0.600
(↑0.029)
1.5
(↑1)
10576
(+8)
57
(+1)
17
(+2)
3
(-)
0.297
(↑0.004)
3.550
(↑0.18)
3
(-)
ヤクルト
770 0.500
(↓0.038)
3
(-)
10665
(+1)
73
(+8)
17
(-)
9
(-)
0.251
(↓0.006)
4.540
(↓0.27)
4
(1↑)
中日
780 0.467
(↑0.038)
3.5
(↑1)
10552
(+6)
65
(+4)
9
(+2)
2
(+1)
0.260
(↑0.01)
4.290
(↑0.02)
5
(1↓)
広島
571 0.417
(↓0.038)
4
(-)
10757
(+3)
57
(+8)
16
(+1)
3
(-)
0.281
(↓0.007)
4.300
(↓0.32)
6
(-)
阪神
4100 0.286
(↑0.055)
6
(↑1)
10641
(+8)
73
(+3)
14
(+3)
13
(+1)
0.221
(↑0.001
5.010
(↑0.17)