123456789
ヤクルト
0010000001510
西武
00003000X3410
勝利投手:増田 達至(1勝0敗0S)
(セーブ:平良 海馬(0勝0敗1S))
敗戦投手:高橋 奎二(0勝2敗0S)
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◆西武は、開幕ローテーション入りを目指す與座が先発。4回1失点の好投を披露し、首脳陣へのアピールに成功した。一方のヤクルトは、青木が適時打を放つ活躍。頼れるベテランが、バットで存在感を示した。

◆西武松坂大輔投手(39)が、14年ぶりに本拠地メットライフドームで登板した。6回のマウンドに登板。先頭の山田をカウント2-2から132キロのカットボールで空振り三振に打ち取った。続く上田に左前安打を許すも盗塁死。4番村上には追い込んでからきわどいコースにカットボールを投げ込むも、四球の判定。それでも塩見を三ゴロに打ち取り、無失点で乗り切った。 7回のマウンドでは、先頭雄平を四球。エスコバーを一ゴロ、西浦を遊ゴロに打ち取り走者三塁。最後は西田をカウント3-2から、114キロのカーブで空振り三振に打ち取った。 8回も先頭藤井を四球で出塁を許す立ち上がり。それでも宮本を一ゴロ、上田を二ゴロに打ち取った。この試合2度目の対戦となった4番村上には、カウント3-2からフォークで空振り三振を誘った。3回1安打3四球3三振無失点で、封じた。今季実戦3試合目で、初めての無失点登板となった。チームは3-1で勝利を収め、オープン戦3連勝で勝率1位を決めた。 西武のユニホームを身にまとい、メットライフドーム(当時インボイス西武ドーム)での登板は、14年前の06年10月7日プレーオフ第1戦ソフトバンク戦以来となった。中日時代の17年6月17日に、交流戦西武戦で先発予定だったが、登板直前に背中を痛めて回避。かつてのホームへ、ついに帰ってきた。 ▽ヤクルト山田哲(松坂と対戦し空振り三振) 変化球が手元で曲がるので、反応しづらい部分があった。捉えたと思っても、ボールが動いていてずれた。 ▽ヤクルト村上(松坂と対戦し1四球、1三振) 小さい頃、WBCなどで見ていた選手なので対戦できて光栄だった。次に対戦する時は打てるように頑張る。

◆3連覇を目指す西武がオープン戦1位で終了。西武のオープン戦1位は08年以来だが、この時の最下位が2勝10敗3分けの巨人。今年のオープン戦は1位と最下位が08年と同じ球団となった。 08年の公式戦はセ・リーグがオープン戦最下位の巨人、パ・リーグはオープン戦1位の西武が優勝し、日本シリーズでは西武が4勝3敗で巨人を下した。08年以降、オープン戦1位から公式戦優勝は4度あるが、最下位から優勝は08年巨人を最後に出ていない。今年の西武と巨人はどうなるか。

◆パ・リーグ3連覇を狙う西武辻発彦監督が、盤石のチームづくりを進める。オープン戦最終カードで、本拠地にヤクルトを迎えた3連戦。3連勝で締めくくり、08年以来12年ぶりのオープン戦"優勝"を決めた。同監督は「勝ち負けはアレだけど、若い野手も投手も内容はよくなってきている。もうちょっと上げて開幕をベストで迎えられれば」と、未定の開幕を見据え、ひとまず締めくくった。 9試合で6勝2敗1分けで勝率は7割5分。結果よりもチーム力アップを最優先に進めてきた。野手は、レッズ秋山が抜けた穴をどう埋めるか。投手は先発ローテの確立。可能性のある若手を実戦で積極起用し、開幕延期を受けると競争を延長した。「調整が遅れている中で、そこそこ結果が出ているし、そんなに悪くない」。底上げに加え、出遅れている今井、ノリンらの投手陣が復調するための時間的猶予をプラスにとらえる。 20日から、当初の日程通りの練習試合にはガチンコ勝負で挑む。「ほとんど実戦(公式戦)と同じ使い方になる。隠すことはない。どこも新戦力を発見したり、参考にしたりしにくると思うけどね」と、総仕上げに取りかかる。【栗田成芳】

◆開幕ローテ3番手が決定的なヤクルト左腕高橋奎二投手が、結果を残した。オープン戦3試合目の登板で4回1/3を2失点にまとめた。 突っ込む癖を修正し、3回1死二塁から西武森、山川をチェンジアップで連続空振り三振に仕留めた。捕手嶋のアドバイスを受け、左打者にチェンジアップを有効的に使い「収穫だった」。高津監督から今季のキーマンと期待されており「プレッシャーもあるけど、いい経験をさせていただいている。簡単ではないけど、左のエースに、石川さんを超えられるように頑張る」と話した。

◆シーズン開幕までのテーマは「3R」!ヤクルト高津監督は、開幕延期になり、練習試合が行われる期間の過ごし方について「ずっと緊張感を持続することは難しい。オンとオフの切り替えが大事。グラウンド外ではリラックス」と話した。 ミーティングで選手たちに「リフレッシュ(Refresh)、リラックス(Relax)、リスタート(Restart)」と呼びかけた。オープン戦は7連敗で終了した。再建を目指す課題の投手陣については「こんなんじゃダメ」と険しい表情。一方で、盗塁数13は3位タイと動かすスタイルを押し出した。練習試合の期間には、守備や投手の順番、打順などさまざまな組み合わせを試す構想もある。「(連敗に)悲観はしていない。強くない、うまくないからということ。この期間をプラスにとらえて、チーム状態を上げられるように」と前向きに話した。

◆オープン戦最終戦で、西武松坂大輔投手が所沢に帰ってきた。ライオンズブルーに身を包んでの本拠地登板は、06年10月以来14年ぶり。 ヤクルト相手に6回から登板すると、先頭の山田哲を高めのカットボールで空振り三振。3回1安打3三振に「少しずつですけど前進はしている」。実戦3試合目にして初めて無失点で終えた。 振りかぶっての投球は高めに浮き、セットポジションからバランスを探った。走者を背負ってからは、無安打無四球。開幕まで数試合投げていくが、このまま進めればローテーション入りは濃厚だ。 延期については「考え方は人それぞれあるけど、貴重な時間をもらえたと思ってやるだけ」。本拠地登板には「公式戦になったら、また違う。早く大きな声援を受けて投げたいとあらためて思った」。懐かしい所沢の熱気を受けるまで、もう少しだ。

◆オープン戦最終戦で、西武松坂大輔投手が所沢に帰ってきた。ライオンズブルーに身を包んでの本拠地登板は、06年10月以来14年ぶり。プロ22年目の松坂が新たな"魔球"を手に入れようとしている。8回2死一塁で、昨季36発の村上を空振り三振。決め球は「『スプリット・チェンジアップ』というもの。ニールが投げているのを見て、握りと投げ方を教わった。練習でやって、試合で使えそうなら入れていく感じですね」と一定の手応えをつかんだ。 球をフォークのようにはさみながら、チェンジアップのような緩急をつける。6日広島戦でニールの登板を見た。「実戦で投げるのが、一番いい練習なので。自分に合う投げ方がどれなのか、1球1球試しながら投げている。空振りも取れるし、変化を小さくすれば、カウント球にも決め球にも使える。いや、使えるようになれば、ですね」。わずか10日足らずでモノにしようとしている。 19歳年下の大砲を手玉に取った。村上への5球目、ボール球に「スプリット-」を投げ3-2。カットボールを挟んで「フルカウントで同じボールを投げれば振ってくれるだろう」と再び外角低めに落として空振りを奪った。開幕ローテ入りがかかった実戦の中でも試行錯誤を繰り返す。向上心はまだまだ尽きない。【西武担当=栗田成芳】

◆ヤクルトの青木宣親外野手(38)が15日、西武とのオープン戦(メットライフ)に「2番・左翼」で先発。三回2死一塁から左中間を破る先制の2点二塁打を放った。  アンダースローの西武・與座が投じた外角125キロの直球をはじき返した。オープン戦の打率は・350と好調を維持。チームのキャプテンは「しっかり自分のポイントで打つことができました」と納得の表情で、三回の守備から退いた。

◆5年目左腕のヤクルト・高橋奎二投手(22)が15日、西武とのオープン戦(メットライフ)に先発し、4回1/3を投げ84球、4安打2失点だった。  課題としていた制球も1四球とまずまずで「前回登板は変化球でストライクが取れずに課題を残しましたが、それを意識して投げることができた」と話した。開幕ローテーション入りへ「次回もきょうのような投球をできるように調整していきたい」と見据えた。

◆西武・与座海人投手(24)が15日、ヤクルトとのオープン戦最終戦に先発し、4回4安打1失点。開幕ローテ入りへ一歩前進した。  下手投げの投球フォームから、この日の最速130キロの直球と100キロ台前半の変化球で緩急を使った投球を披露。三回に山田哲、青木に連打で失点も、要所を締める投球でしっかりとゲームを作った。  「いつも意識しているリズムよく投げることができた。三回に失点したが、その後の回を気持ちを切らさずに3人で終わらすことができたところは収穫。(序盤は)慎重に行き過ぎて、球数が多くなった。そこは課題として今後にいかしていきたい」と振り返った。

◆西武の3年目の与座が4回1失点で先発ローテーション入りへ好アピールした。テンポ良く下手投げで投げ込み、四死球はゼロ。75球と球数がかさみ「慎重にいき過ぎた」と話すが、緩急を使って試合をつくった。「いつも意識してやっているが、リズム良く投げることはできた」と振り返った。  同じく好投した松坂らとローテーション入りを争う。辻監督は「安定しているし、四球で崩れるタイプではない。合格点だと思う」と高く評価した。

◆青木が三回、左中間を破る適時二塁打を放った。チームは7連敗でオープン戦を終えたが、自身は打率・350と好調で「自分のポイントでしっかりと打てた」と満足げ。キャプテンも務める38歳は今後の練習試合を見据え「若い選手にとってはアピールする場。ベテランはけがせずに状態を上げていく。メリハリをつけてやっていきたい」と表情を引き締めた。

◆村上が「4番・DH」で先発出場し、七回にDHを解除して三塁守備に就いた。下半身のコンディション不良から10日の1軍復帰後、守備に就くのは初めて。守備機会はなかったが「練習試合があるので、しっかりと調整していきたい」と意欲的。高津監督は「徐々に慣れていってくれたら。(2軍戦出場も)考えています」と話した。

◆修正力を見せた。ヤクルト・高橋奎二投手(22)が、西武の強力打線を相手に五回途中4安打2失点、6奪三振。「いつも以上に気を引き締めて1週間調整してきた」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。  直球とスライダーを主体にしながら全84球中、チェンジアップを18球投じた。2巡目は森、山川、外崎、中村の主軸を4者連続三振斬り。捕手の嶋と相談し、左打者にもチェンジアップを使うなど投球のバリエーションを広げた。  前回7日のロッテ戦(神宮)では2回で4四球を与えて6失点。しかし、この日の四球は1つだけ。投球時に上半身がホーム側に倒れる癖を修正するため両目ではなく、右目だけでミットに視線を送るよう小川から助言を受け「半目の意識です。いい感じでした」と手応えをつかんだ。  高津監督は「『3番目の先発』として期待している」と評価した。京都・龍谷大平安高2年時の2014年に選抜大会を制した5年目左腕が、石川、小川に続く先発の柱に名乗りを上げた。 (横山尚杜)

◆プロ野球のオープン戦は15日、各地で6試合が行われ、全日程を終えた。西武・松坂大輔投手(39)はヤクルト戦に3番手で登板。「西武・松坂」として14年ぶりとなる本拠地メットライフドームのマウンドで、3回1安打無失点と快投を見せた。新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となる中、新球「スプリットチェンジ」を試投。経験豊富な日米通算170勝右腕は、逆風をプラスにする対応力でチームを12年ぶりのオープン戦1位に導いた。  数々の栄光を刻んだマウンドに松坂が帰ってきた。かつての剛速球でならした姿とは違う。百戦錬磨の経験がもたらす投球術で燕打線を翻弄し、手応えをにじませた。  「フォーム、球種の精度の確認は頭にあった。少しずつだけど、前進しているんじゃないかな」  今季3度目となる実戦の舞台はメットライフドーム。ソフトバンク時代の17年3月18日のオープン戦以来で、"西武の松坂"としてはソフトバンク・斉藤和巳と投げ合い完封した06年10月7日のプレーオフ1回戦以来14年ぶり、4908日ぶりのマウンドだった。  直球の最速は139キロでも、打者の手元で球を動かして打ち取るのが今の真骨頂。先頭・山田哲から132キロのカットボールで三振を奪うと、緩急を付けて凡打を重ねた。飛球で取ったアウトはゼロ。「イメージ通りの内野ゴロや空振りはあった」とうなずいた。  ハイライトは八回、主砲・村上との対戦だ。フルカウントからの7球目、127キロの沈む球で昨季36本塁打、96打点をマークしてセ・リーグ新人王に輝いた19歳下の"新怪物"を空振り三振に仕留めた。  実はこれ、新型コロナウイルスの感染拡大で20日から開幕が延期となる中、増えた時間で試している新球だという。その名は「スプリットチェンジ」。サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に2度輝いた米大リーグ通算110勝右腕リンスカム(ジャイアンツなど)が使い手として知られ、シンカーのような軌道で左打者には外へ逃げるように落ちる効果的な決め球となる。  きっかけは昨季チームトップの12勝を挙げた同僚のニールだった。「投げているのを見て、(先週に)握りと投げ方を教わった。本番でも使えそうなら使っていく」。探究心に衰えはない。  開幕日は4月10日以降と不透明なまま。一日単位の調整が必要となる先発投手にとっては難しい状況だが、動揺もない。「本来なかった時間。自分の中でプラスに捉えて、いい状態でシーズンに入れる時間の使い方をしたい」。その「プラス」の一つとして新球習得に取り組んでいる。  リーグ優勝、日本一、アジアシリーズ制覇まで達成した08年以来の1位でオープン戦を終えた西武。48球を投げ、3回1安打無失点で勝利を引き寄せた日米通算170勝右腕に、辻監督も「上出来。打者との駆け引きもさすが」とうなった。  「画面を通してしかプレーを見せられない。早く大きな声援を受けて投げたいと改めて思った」と松坂。球場にファンが戻ってくる日を思い、39歳は進化を求め続ける。 (樋口航) 松坂に西武・西口投手コーチ 「今後も先発をさせていく。(先発枠入りは)これからじっくりと考える」 松坂との対戦で空振り三振を喫したヤクルト・山田哲 「(球が)手元で曲がるので反応しづらい部分もあるし、仕留めたと思ったボールがファウルになった」 松坂と2度の対戦で四球と空振り三振だったヤクルト・村上 「打席に立ちたいと思っていたので、立てて光栄です。打てなかったので悔しいです」 ★高校野球に提言  かつて"平成の怪物"として甲子園を沸かせた松坂は、新型コロナウイルスの影響で中止となった選抜高校大会に言及している。横浜高3年だった1998年に同大会を制しており「夏に気持ちを切り替えて、というのは難しい」と選手を思いやる一方で「決まっていた高校を優遇というか、夏に出られるようにするのが理想」と私案を披露。(1)夏の大会の出場校を増やす(2)長丁場のトーナメントを行う-などの提言をした。

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
621 0.750
(↑0.036)
-
(-)
37
(+3)
23
(+1)
5
(-)
12
(+2)
0.275
(↓0.014)
2.620
(↑0.21)
2
(-)
ソフトバンク
831 0.727
(↑0.027)
-0.5
(-)
69
(+6)
34
(-)
13
(+3)
17
(+2)
0.273
(↑0.006)
2.520
(↑0.24)
3
(-)
阪神
732 0.700
(↑0.033)
0
(-)
49
(+6)
56
(+4)
13
(-)
14
(+3)
0.256
(↓0.005)
4.420
(↑0.13)
4
(1↓)
楽天
941 0.692
(↑0.025)
-0.5
(-)
64
(+7)
42
(+3)
9
(-)
13
(-)
0.262
(↑0.008)
2.570
(↓0.04)
5
(-)
DeNA
850 0.615
(↑0.032)
0.5
(-)
56
(+7)
44
(+1)
13
(+1)
4
(+1)
0.265
(↑0.006)
2.800
(↑0.15)
6
(-)
広島
552 0.500
(↓0.056)
2
(↓1)
59
(-)
63
(+6)
10
(-)
4
(-)
0.271
(↓0.016)
4.710
(↓0.12)
6
(1↑)
日本ハム
662 0.500
(↓0.045)
2
(↓1)
56
(+1)
56
(+7)
5
(-)
7
(+1)
0.253
(↓0.006)
3.600
(↓0.26)
8
(-)
中日
670 0.462
(↑0.045)
2.5
(-)
34
(+4)
55
(+2)
4
(-)
6
(-)
0.232
(↓0.002)
3.950
(↑0.16)
9
(-)
ヤクルト
481 0.333
(↓0.031)
4
(↓1)
38
(+1)
53
(+3)
3
(-)
13
(-)
0.215
(↓0.005)
3.700
(↑0.02)
10
(-)
ロッテ
252 0.286
(↓0.047)
3.5
(↓1)
31
(+2)
35
(+4)
9
(-)
9
(-)
0.229
(↑0.002)
3.720
(↑0.04)
11
(-)
ORIX
382 0.273
(↓0.027)
4.5
(↓1)
48
(+4)
63
(+6)
10
(+1)
4
(-)
0.250
(↓0.009)
4.460
(↓0.04)
12
(-)
巨人
2104 0.167
(↓0.015)
6
(↓1)
55
(+3)
72
(+7)
16
(-)
4
(+1)
0.232
(-)
4.370
(↓0.18)