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楽天
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ソフトバンク
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勝利投手:嘉弥真 新也(1勝0敗0S)
(セーブ:森 唯斗(0勝0敗1S))
敗戦投手:美馬 学(0勝1敗0S)

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(3号・3回表ソロ)
【ソフトバンク】柳田 悠岐(1号・1回裏ソロ),デスパイネ(1号・3回裏2ラン),福田 秀平(1号・4回裏ソロ)

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◆ソフトバンクがファーストステージの勝敗をタイに戻した。ソフトバンクは1-2で迎えた3回裏、柳田の適時打とデスパイネの2ランで逆転する。同点とされた直後の4回には、福田のソロが飛び出し、勝ち越しに成功。その後は、4人の継投でリードを守った。敗れた楽天は、先発・美馬が3被弾と誤算だった。

◆楽天浅村栄斗内野手(28)が、このCS2試合で早くも3本目のアーチをかけた。同点の3回にソフトバンク・バンデンハークの153キロを右翼ホームランテラスへ運び、2戦連発となる勝ち越しの3号ソロを放った。 4回にも外角のカーブに食らいついて巧みに右前へ落とし、一時同点に追いつくタイムリー。「何とかつなぐことだけを考えていました」と振り返った。 前日は先制、同点と価値ある2発に加え、9回にはダメ押しの適時打。ここまで7打数5安打で打率7割1分4厘、3本塁打、6打点と驚異的な打棒を発揮している。

◆ソフトバンク福田秀平外野手が4回に勝ち越しソロを放った。 同点の4回、先頭で打席に入ると5球目のフォークをとらえ右翼席中段へ運ぶ特大アーチ。「甘く入ってきた球をしっかり仕留められた」。4回表に楽天に2点差を追いつかれた直後の1発で、ヤフオクドームの鷹党は勢いを取り戻した。 この日は6番右翼でスタメンに抜てき。松田宣をベンチに下げ、グラシアルを第1戦の左翼から三塁、中村晃を同じく右翼から左翼へまわしての起用だった。2回の第1打席でも右越え二塁打。「2位なので当たって砕けろの精神でいけたらいい」と話すように、積極的な打撃でチームへ貢献している。

◆勝てばファイナルステージ進出が決まる一戦で「ソフトバンクキラー」の楽天美馬学投手(33)が、4回5安打5失点と悔しいKOを食らった。 初回に柳田に1発を浴びると、チームが勝ち越した直後の3回には柳田のタイムリーで同点とされ、続くデスパイネに2ランを献上。再び打線の援護で追いついてもらうも、4回には先頭福田に甘く入ったフォークをスタンドまで運ばれ、思わずマウンドでしゃがみ込んだ。「少し考えすぎて、守りに入ってしまいました。申し訳ないです」とうなだれた 今季ソフトバンク戦は7試合で防御率1・97と抜群の相性を誇ってきたが、CSの大舞台で3被弾と乱れた。

◆ソフトバンクは1回に1点を先制されたがその裏に柳田のソロで同点。3回にはデスパイネの2ランなどで4-2と逆転した。 楽天は4回、浅村の2点適時打で同点としたが、ソフトバンクがその裏に福田のソロ、5回にデスパイネの適時打で6-4とした。 ソフトバンクは、7回から中継ぎ陣が楽天打線を抑えて、接戦を制した。対戦成績を1勝1敗と五分に戻した。2番手嘉弥真が勝利投手。楽天美馬は4回5失点で敗戦投手となった。

◆楽天浅村栄斗内野手の2戦連発も空砲になった。同点の3回にバンデンハークの153キロ直球を右翼のホームランテラスへたたき込み、勝ち越し。 2点を追う4回1死満塁では外角低めにワンバウンドしそうなカーブをすくい上げ、二塁手の頭上を越す2点適時打を放った。前日から2戦3発の勢いで2安打3打点の大暴れも、勝利にはつながらず。「いい打席も悪い打席もあるけど、結果として出ている。明日しっかり勝てればそれでいい。勝ちだけを意識してやりたい」と3戦目の必勝を誓った。

◆ソフトバンクは4-4と同点にされた4回、福田が勝ち越しのソロを放ち、続く5回にデスパイネの適時打で1点を追加した。バンデンハークが4回途中まで4失点と乱れたが、5回から登板した石川が2回を無安打無得点に抑えるなど継投で逃げ切った。楽天は浅村が2試合連続本塁打を含む3打点をマークしたが、美馬が4回5失点と誤算だった。

◆3番手で登板したソフトバンク石川柊太投手が1年ぶりの本拠地マウンドで好投した。 1点リードの5回から登板し、2回を3奪三振の無失点に封じた。「やれることをやっただけ。ちょっと浮足立ったところもあったけど、開き直って投げられた」。 5回裏にはデスパイネの適時打で加点。気持ちも楽になった。6回、浅村との対戦では直球でカウント0-2と追い込み127キロのパワーカーブで空振り三振に切った。今季は右ひじ痛で出遅れたが、短期決戦に頼もしい右腕が復活した。

◆2年前の借りを返すことはできなかった。楽天美馬学投手が4回3被弾5失点でKOされた。 失点はいずれも味方の得点直後。先制、勝ち越し、同点と3度の援護を吐き出す形となり「もうちょっとできることがあった」と悔やんだ。17年も福岡でのCSファイナルステージ第5戦に先発して敗れ、シーズンが終わっていた。 今季ソフトバンク戦7試合で防御率1・97と抜群の相性を誇ってきたが「変に意識しすぎて曲がり球が少なかったり、考えすぎて自分でリズムを崩してしまった」。3回2死から中村晃をストレートの四球で歩かせた。「あまりない外れ方で引きずってしまった」。柳田にもボール3つ先行から直球を続けて同点打を許し、デスパイネにはシュートを被弾した。シーズン途中から美馬の登板試合はスタメンマスクに固定されてきた堀内も「いつも通りと思っていたけど、少し相手を意識してしまっていたのかもしれない」と言った。 逆王手は許したが、「ファイナルまであと1勝」も変わらない。平石監督は「勝つだけです。引きずっても仕方ない。腹をくくって、やりますよ」と力強いトーンで締めた。下克上の第1関門突破を、岸に託す。【亀山泰宏】

◆主砲のお目覚めだ。ソフトバンク柳田悠岐外野手が本塁打を含む3安打2打点の活躍で、逆転勝利を呼んだ。 久々の弾道だった。1点を先制された直後の初回2死、楽天美馬の変化球を右翼テラス席に運んだ。9月1日西武戦以来、1カ月ぶりのアーチに「あんまりスッキリはしないけど、チームには貢献できたので良かった」。納得のいく打球ではなかったが、同点弾で崖っぷちの打線に火を付けた。 再び1点リードされた3回にも同点の適時二塁打。5回には内野安打で出塁し、デスパイネの適時打で生還した。「大した当たりじゃない。たまたま。ラッキーじゃないですか」と謙遜したが、今季2度しかなかった3安打の固め打ちだ。優勝を逃したシーズン終盤は、高い周囲の期待には応えきれなかった。「負ければぼくの責任。チームに迷惑をかけているとは思うけど、自分自身のもどかしさはない。申し訳ないという気持ちだけ」。自己満足よりもチームの勝利を願う気持ちがバットに乗り移った。 この日の試合前には、観戦に訪れていたボートレーサーの三井所尊春から激励を受けた。外のコースから相手を一気に抜きさる「まくり」を得意とするトップレーサーからパワーをもらった。まだ負けられない戦いは続く。復活した柳田がバットで導き、第1戦を先勝された楽天に、ここから一気の「まくり」を決めるつもりだ。【山本大地】

◆ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が5年連続のCS弾を放った。 同点の3回2死二塁で、左翼スタンドに弾丸ライナーの勝ち越し2ランをたたき込んだ。「ボール球でしたが、いいコンタクトでいい打球を打つことができた。毎試合、毎試合、同じ準備をすることが大事」。5回、7回にも安打を放ち猛打賞。3安打の柳田とともに、バットが勢いづいてきた。

◆逆王手だ。ソフトバンクがクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージ第2戦で楽天に競り勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。 楽天先発美馬対策としてスタメン起用された福田秀平外野手(30)が4回に決勝弾となる勝ち越しソロを放った。松田宣浩内野手を外し、柳田悠岐外野手を4番から3番に置いたオーダー変更が当たった勝利。7日の第3戦で勝つか引き分けで、ファイナルステージ進出が決まる。勝負をかけた布陣で逆襲への道は開かれた。2点差を追いつかれた直後の4回。先頭で打席に立ったのは福田だ。楽天美馬のフォークを仕留めた。右翼席中段へ豪快な勝ち越しソロ。決勝弾となった1発を「今年一番の当たり。変化球が多いのを頭に入れ、低めを捨ててゾーンを上げていた」と会心の笑みを浮かべた。 福田はこの日、6番右翼でスタメン出場。不動の三塁手松田宣を外してまで、福田の名を先発オーダーに記した工藤公康監督は「福田の本塁打が非常に大きかった。負けたら終わり。悔いがないようにと、僕なりに決断した」と振り返った。 今季、美馬には7試合対戦し1勝しかできず白星も3個献上していた。美馬は右打者を打率2割2分6厘に抑えているが、左打者は3割3厘と苦手にしているため、調子のいい左の福田を選択。柳田も4番から3番に上げた。前日に4打数無安打で美馬との通算対戦成績も70打数13安打、今季18打数2安打と苦手にしている松田宣をスタメンから外した。指揮官は試合前に「今日は我慢してくれ」と松田宣に説明。今季全試合出場していた不動の三塁手を外し、グラシアルを三塁に入れた。昨年のポストシーズンでも不振の松田宣を外し、下克上で日本一に輝いた。今季も工藤監督が短期決戦の鬼となった。 ヒーローとなった福田は「(松田宣さんの代わりで)正直、プレッシャーは感じていた」と話す。今季2度の離脱の原因となった左脇腹痛もケアを続け、痛みなく強いスイングができる準備をしてCSに臨んでいた。スーパーサブは出場機会を求め、今季取得した国内FA権の行使も選択肢のひとつとして持っている。観戦した後藤社長は「うちに必要な選手」と改めて残留を望んだ。 逆王手の勝利をつかみ、工藤監督はベンチに出迎えた孫オーナーと笑顔でがっちり握手を交わした。第3戦へ向け「明日は明日のベストを探す。みんなで全力で勝つ」と宣言。7日楽天先発の岸を崩すオーダーをひねり出す。【石橋隆雄】

◆ソフトバンクが毎回の12安打。プレーオフ、CSで毎回安打を記録したチームは初めてで、日本シリーズでも09年<6>戦の日本ハムまで過去5度しかない。ソフトバンクは南海時代の59年<1>戦で日本シリーズ史上初の毎回安打をマークしており、ポストシーズンで毎回安打を2度記録したのはソフトバンクが初めてだ。 ▼デスパイネが3回にCS通算8号。プレーオフ、CSで通算8本塁打は歴代3位タイで、外国人選手ではウッズ(中日)の8本に並ぶ最多タイ。

◆楽天・美馬が第2戦に先発する。今季はソフトバンクに3勝1敗、防御率1.97で、7月19日の試合では八回までパーフェクトに抑える快投を見せた。5日はキャッチボールやダッシュなどで調整。短期決戦でも相性の良さを発揮し、チームをファイナルステージ進出に導く。

◆負ければファーストステージ敗退のソフトバンクが、楽天に競り勝ちファイナルステージ進出に逆王手をかけた。  ソフトバンクは1点を追う三回、2死一塁から柳田が左中間へ適時二塁打を放ち同点に追いつくと、なおも二塁からデスパイネが左翼席へ2ランを放ち勝ち越した。再び同点に追いつかれた四回は、先頭の福田が右翼席へソロ本塁打を放ち勝ち越しに成功。五回には2死二塁からデスパイネが右前適時打を放ち貴重な追加点を挙げた。  投げては先発のバンデンハークが四回途中4失点と試合を作れなかったが、小刻みな継投で逃げ切った。  勝ち越しの一発を放ったヒーローの福田は「素直にうれしいです。先頭だったので、とにかく塁に出ようと言う思いはありました。手応えは今年1番の当たりでした」と喜んだ。  ソフトバンクは第3戦で勝つか引き分ければ、6年連続のファイナルステージ進出が決まる。

◆楽天の浅村が2本塁打した第1戦に続き、2試合連発となるソロを放った。1-1の三回に先頭打者でバンデンハークの速球を右越えへ運んだ。追い込まれた後の外角球にうまく合わせ「いい反応ができた」と振り返った。  チームは敗れたが、四回には2点適時打を放ち、2試合で計5安打6打点と絶好調。CSファイナルステージ進出が懸かる第3戦へ「勝ちだけ意識してやりたい」と意気込んだ。 楽天・平石監督 「美馬は(失点が)点を取った後なので、なかなか流れが来なかった。ここでずるずる引きずってもしょうがない。浅村は素晴らしい。第3戦はやるしかない。勝つだけ」 楽天・伊藤投手チーフコーチ(美馬に) 「球場が狭いので入りやすい。ただ防げる本塁打はあった」 堀内(美馬とバッテリーを組み) 「大事なところで(配球が)偏ってしまった。いつも通り行こうとしたが相手を少しだけ意識してしまった」

◆ソフトバンクの4番、デスパイネが2ランを含む3安打3打点と活躍。三回は美馬の内角に食い込むシュートを巧みに捉えて左翼席へ運び「ボール球だったけど、本当にいいコンタクトができた」と満足そうだった。  これでロッテ時代を含めCSで5年連続本塁打を放った。3日の全体練習では左肩の違和感を訴えフリー打撃を回避したが、短期決戦で変わらぬ勝負強さを発揮した。「毎試合毎試合同じ準備をしているから、そういう結果が生まれる」と事もなげに言った。 ソフトバンク・工藤監督 「点を取られても、ベンチが暗くなる感じが全くなかった。いけると思っていた。救援陣が頑張ってくれて、いい流れがこっちに来た」 ソフトバンク・森ヘッドコーチ(打順変更や福田の起用が当たり) 「思い切って悔いを残さないようにね。監督もひらめきというか、感じるものを持っている」 バンデンハーク(3回2/3を4失点) 「ボール先行の投球になってしまった。もう少しストライクゾーンで勝負したかった」 甲斐野(CS初登板で1回を三者凡退) 「柊太さん(石川)がいい流れを持ってきてくれた。自分も乗っていった」 森(九回を締め) 「ゼロで終われて良かった。でも明日(7日)負けたら意味がない」

◆浅村が2試合連続で3打点の躍動。1-1の三回、2発を放った第1戦に続くソロを、右翼ホームランテラスに運んだ。198センチのバンデンハークが投げ込んだ153キロの直球を仕留め、「久々の対戦で角度のある投手。いい反応ができた」と静かに振り返った。四回にも右前に同点の2点打。連勝にはつながらなかったが、平石監督は「素晴らしいです」とたたえた。

◆福田が「6番・右翼」で先発し、四回先頭で右翼席中段に決勝ソロを放った。「今年、一番の当たりでした。誰の代わりとかではなく、期待に応えたいと思った」。今季は美馬に10打数3安打とチーム内では相性が良く、3日のシート打撃で2安打した好調ぶりも買われた。お立ち台で「泣くのは嫌なので、みなさんと笑えるように頑張ります」と第3戦の勝利を誓った。

◆相性の良かったソフトバンクに屈した。2連勝を狙った楽天は美馬学投手(33)が先発。しかし、4回5失点。3本塁打に泣いた。  「何とか抑えたかったけど、うまくいかなかった。少し考えすぎて守りに入ってしまった」  失点はいずれも、味方が得点した直後に許した。一回、柳田に同点ソロを浴び、三回は柳田の適時二塁打で追いつかれると、デスパイネに2ランを被弾。四回、福田に勝ち越しソロを打たれると、何度も首を振った。  鷹には今季3勝1敗、防御率1・97。7月19日の試合では八回までパーフェクトに抑えた。チームは前日5日の第1戦で逆転勝ち。その勢いに乗りたかったが、返り討ちにあった右腕は「チームに申し訳ないです」とうなだれた。  これで1勝1敗のタイ。平石監督は「明日(7日)、勝つだけです」と短い言葉に力を込めた。2017年以来2年ぶりのファイナルステージ進出に向け、力を集結させる。 (広岡浩二)

◆パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦が行われ、レギュラーシーズン2位のソフトバンクが3位の楽天に6-4で競り勝ち、対戦成績を1勝1敗とした。柳田悠岐外野手(30)が一回の先制ソロを含む3安打2打点。先発起用した福田秀平外野手(30)が四回に決勝ソロを放つなど、工藤公康監督(56)の采配も光った。7日の第3戦で勝つか引き分ければ、6年連続のファイナルステージ進出が決まる。  主砲の一発で天敵攻略への道を切り開いた。柳田が一回、9月1日以来の本塁打となる同点ソロ。活気が出た打線はレギュラーシーズンで打ちあぐねていた美馬から3本塁打を浴びせて5点を奪った。  「大した当たりじゃないけど、貢献できてよかった」  先制された直後の一回。カーブに詰まりながらも、右中間にせり出すホームランテラス席へ運んだ。再び勝ち越された直後の三回は左中間へ適時二塁打。2度の同点打で逆転勝ちに導き、1勝1敗に持ち込んだ。  工藤監督の大胆な起用も奏功した。不動のレギュラーだった松田宣が美馬に今季18打数2安打、通算打率でも・186と苦戦していることから控えに回した。代わりに先発起用した福田が勝ち越しソロ。指揮官は「負けたら終わりなので、悔いのないように。松田君のことを考えるとすごく悩んだ」というが、非情に徹した采配は吉と出た。  西武に首位を奪われた9月下旬。本多内野守備走塁コーチが数人の選手を個々に呼び出し「今、必死にならないと後悔するのは自分たちだぞ」とハッパをかけた。真っ先に呼ばれたのが柳田。8月下旬に左脚の故障から復帰して以降は「チームに迷惑をかけている。申し訳ない気持ちしかなかった」と打線をけん引できなかったが、大事な一戦で勝負強さが光った。  パ・リーグのCSファーストステージで"逆王手"をかけたチームの突破は過去9度中、2度。数字上は22%と苦しいままだが、再び底力を見せる。 (安藤理) 2ランを含む3安打3打点、ロッテ時代を含めCSで5年連続本塁打を放ったソフトバンク・デスパイネ 「毎試合毎試合同じ準備をしているから、そういう結果が生まれる」   勝利を見届けたソフトバンク・孫正義オーナー 「あと1試合、なんとか頑張りたいですね。この勢いでね」

◆ソフトバンクは五回から登板した中継ぎ、抑えがきっちり自分の仕事をした。楽天打線を5イニング0点に抑えた4人の好投が、勝因といえる。  5-4で登板した石川は1四球だけで2回無失点。素晴らしいボールだった。甲斐野も球が走り、モイネロはチェンジアップが有効だった。森も最後は3者連続三振。中継ぎ、抑えはソフトバンクの方が上だ。  工藤監督は先発のバンデンハークの交代まで、我慢し過ぎるくらい我慢した。4-2で迎えた四回1死一塁から、連続四球を与えて満塁。私のような野手出身の監督なら、ここで代えているよ。工藤監督は投手出身で、現役時代は多くの修羅場をくぐっている。先発投手の気持ちなどを考えるんだろうな。  だが、次はラストの第3戦。先発の高橋礼は頑張らないといけないが、工藤監督はちょっとでも調子がよくないと思ったら、すぐに切り替えて好調の中継ぎ、抑えにつなげるだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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