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楽天
20000310061120
ソフトバンク
2000000002700
勝利投手:美馬 学(8勝5敗0S)
敗戦投手:高橋 礼(11勝5敗0S)
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◆楽天は初回、浅村とブラッシュの連続適時打で幸先良く2点を先制する。直後に同点とされるも、6回表に藤田と島内の適時打などで3点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・美馬が5回2失点で今季8勝目。敗れたソフトバンクは、投打ともに振るわなかった。

◆今季の楽天はここまで135試合を消化して134本塁打。 過去の楽天のシーズン本塁打数上位を見ると、(1)17年135本(2)18年132本(3)07年111本。今日1発出れば、17年のシーズン記録に並ぶ。

◆楽天は1回、浅村、ブラッシュの連続適時打で2点を先制。しかしソフトバンクはその裏、グラシアルの適時打などで同点とした。 楽天は6回、藤田がバスターで右前への適時打を放って勝ち越し。さらにスクイズなどで2点を追加し5-2とリードした。 7回にも1点を追加した楽天が逃げ切って連勝。勝率を5割とした。ソフトバンクは打線が精彩を欠いて痛い3連敗となった。楽天美馬が8勝目、ソフトバンク高橋礼が5敗目。

◆ソフトバンクがまさかの3連敗で、首位西武に2ゲーム差と離された。西武のマジックは6に。 9日ぶりの本拠地ヤフオクドームで「一戦必勝」を誓った工藤監督だったが、高橋礼が同点の6回につかまっての敗戦だった。 無死一、二塁からバントシフトで一塁手内川が2球連続で猛チャージをかけた。だが、藤田がバスターで内川の目の前で強烈なゴロを放ち、右翼線へ決勝打となる適時打。工藤監督は「あそこで勝負をかけないといけないと決断し、シフトを敷きました」と、平石監督に裏をかかれ悔しがった。さらにスクイズなどでこの回3点を奪われた。高橋礼は「勝負どころでボールが甘くなってしまうのは、自分の弱い部分だと思う。大事な試合を壊してしまい、申し訳ない」と肩を落とした。 楽天にリードを許した6回以降打線は沈黙。9回にようやく内川が安打を放っただけ。万全な状態ではないとはいえ、4点差の8回で中村晃、柳田をベンチに下げた打線では反撃できなかった。 19日オリックス戦はエース千賀に託す。工藤監督は「みんな一生懸命やっての結果。いい試合ができるように頑張ります」と前を向いた。まだあきらめる数字ではない。【石橋隆雄】

◆ソフトバンク牧原大成内野手(26)が8回、二塁手の守備で右足首を負傷した。 8回先頭、辰己の中堅寄りのゴロを逆シングルで捕球し反転して一塁へ送球しアウトに。だが、投げて着地した時に右足首をひねった。その後も9回の守りまで出場。試合後は普通に歩き「余裕です。ひねったが大丈夫」と話し、大事には至らなかったようだ。

◆奇跡を起こす挑戦が始まった。楽天が平石洋介監督(39)の巧みな采配で2位ソフトバンクに完勝。2連勝で3位ロッテとのゲーム差を0・5に縮めた。 同点の6回無死一、二塁で藤田一也内野手(37)が右前にバスターで勝ち越し適時打。なお一、三塁で渡辺佳明内野手(22)のスクイズで突き放した。試合前には指揮官が自らの進退について対応。現時点で続投要請がないことを認め、チームの勝利しか考えていないと断言。残り試合を全て勝ち、逆転CS進出に突き進む。執念を宿した。6回無死一、二塁。平石監督は勝利をもぎ取る最善手を探した。「いろんな場面で確率が高い方を選びました」。打席には藤田。ベテランの対応力にサインを決めた。 藤田はうなずき、のみ込んだ。「バントのサインだったけど、チャージをかけられたら切り替えていいと」。初球。投手高橋礼にバントの構えを見せた。外角に外れる球にバットを引く。シフトを敷いた一塁内川が眼前に突っ込んできた。「結構なチャージだったのでもう1回来るかな」。 腹をくくった。2球目。ど真ん中の133キロ直球にバントの構えから一転、思いきり引きつけて振り抜いた。「ファウルでもいいから思い切りいった。当たらなくてよかったです」と、痛烈な打球はチャージしてきた内川の脇を抜け、一塁線を破った。バスター成功。経験値に裏打ちされた、勝ち越し適時打だった。 流れをつかむと、平石監督はしつこくたたみかけた。なお一、三塁で渡辺佳にスクイズのサインを出した。一塁側に転がさせ、37歳の内川を再び走らせた。チャージに勢いはない。三塁走者は余裕で生還。いやらしく攻め、勝利への道筋を明確にした。「佳明のバントもよかった」と仕事を完遂したルーキーをほめた。 負けるわけにはいかなかった。試合前、自身の去就について口を開いた。「全く球団と、その話はしていないですね」。現時点で球団からの続投要請はない。結果を残しても退任の可能性が高まっている状況だが「指導者になって、来年の自分のことを考えてやったことはない。残り8試合をどうやって勝つために戦うか。それ以外にしゃべることはない」ときっぱり言った。立場や役職にしがみつく気はない。CS争いまっただ中のチームが、残り試合を全て勝つことだけを頭に描いていた。 だからこそ一戦必勝の日々が続く。「残り8試合」と言った初戦を勝ち、2連勝。19日は3位ロッテとの直接対決に挑む。「直接対決で気合が入ると思う。思い切ってぶつかっていきたい」と力を込めた。逆転CS進出へ、全て勝つだけだ。【島根純】 ▽楽天安部井チーム統括本部長(平石監督の来季去就に)「我々としてはそういう話は全くしていない。1試合、1試合戦っていく大事な時期。現在のシーズンをやっていくだけ」 ▽楽天ブラッシュ(1回、2点目の適時打)「負けられない試合だからね。自分も続けてよかった」 ▽楽天渡辺佳(6回無死一、三塁でスクイズを成功)「チームに全然貢献できていなかったので、決められてよかった」 ▽楽天松井(4点リードの9回に登板。無失点で試合を締める)「負けられない試合が続くので。しっかり0に抑えていきたい」

◆今季はダイエーが南海を買収し、ホークスが福岡に舞い降りて30周年の記念シーズンだった。「30th WE=KYUSHU」を合言葉にソフトバンクはメモリアルシーズンを戦ってきた。昨年は2位に終わりながらCSで王者西武を下し、2年連続の日本一に上り詰めた。ただ、V奪回の雪辱は忘れていないはずだった。ところが、秋風が吹き始めると首位を走っていたチームもバランスが悪くなった。西武に首位の座とともにVマジックも奪われてしまった。何とも厳しい最終局面を迎えた。この日、チームは敗れ西武のVマジックは2つ減った。もうカウントダウンである。一戦必勝、残り試合全力...。かけ声はあってもチームが機能しない。レオの背中を追って逆転V奪回を目指すチームは、根性論のような気迫一点で必勝を誓うしかない。 9月19日は83歳でこの世を去ったダイエー初代オーナー・中内功氏の命日である。球団身売りから1年後の05年初秋、中内氏はこの世を去った。常勝に育ちつつある「おらがチーム」を静かに天国から見守っているに違いない。「ネアカ のびのび へこたれず」-。この言葉は中内氏の座右の銘だった。球団買収から11年目にして悲願のリーグV&日本一に輝いた。屈辱に耐えながらも「ネアカ-」の言葉をチームに送り続けていた。 工藤ホークスは札幌、旭川で星を落とし戦意も失ったのだろうか...。試合直後の一塁側ベンチ。口を真一文字に結んだ工藤監督が1点を見つめたまま仁王立ちしていた。残り8試合、大逆転へ向け、どう立て直してくれるのだろうか...。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆ソフトバンク戦で今季好成績を挙げており、通常より短い中5日で登板した楽天の美馬が5回2失点と踏ん張って8勝目を挙げた。一回に2点のリードをもらいながらその裏に追い付かれる。6安打2四球と苦しみながら最低限の役割を果たした。  岸、則本昂を長期離脱で欠いた苦境もあったが開幕から先発ローテーションをほぼ守ってきた。「すぐに追いつかれてしまって申し訳ない。でもそのあとは何とか粘れた」とCS進出争いの正念場でチームに勝利をもたらし、ほっとした表情で話した。

◆六回に多彩な攻めで勝ち越した。先頭のブラッシュが四球を選び、続く銀次は左前に運んで無死一、二塁と好機を広げた。ここで藤田が前進してきた一塁手の内川の横を抜く鮮やかなバスターを決め、決勝打とした。瞬時の判断を見せた藤田は「シフトを敷いてきたのでバスターをした。いいところに飛んでくれた」と笑顔。平石監督は「きっちり打てて、さすがです」とたたえた。

◆ソフトバンク・工藤監督が呆然と立ち尽くした。痛恨の3連敗で優勝への道は厳しくなった。  「みんな一生懸命やった結果。受け止めて日々、切り替えてやるしかない」  2-2の六回の守りで勝負をかけた。無死一、二塁で藤田が犠打の構えをみせ、一塁・内川はバントシフトで猛然と前進した。バスターに切り替えた打球は内川の横を抜ける勝ち越し打。指揮官は悔しそうに振り返った。  「あの回が鍵になると思った。勝負しないといけないという決断」  4試合ぶりに2番・中村晃、3番・柳田の形に戻した打線も苦戦。思惑はすべて外れた。残り8試合でマジック6の西武と2ゲーム差は重い。  「(ヤフオクドームでまだ)3つある。いい試合ができるように」  本拠地での4試合から始まる7連戦は最悪の船出。もう負けられない。(安藤理)

◆粘投で勝利を引き寄せた。19日に33歳の誕生日を迎える楽天・美馬学投手が、5回6安打2失点(自責点1)で8勝目。記念日に、自ら花を添えた。  「一回は本当にやばかった。あそこを2失点で止められたから、何とか五回まで投げられた」  一回に味方が2点を先制。しかしその裏に1死満塁とされ、グラシアルの中堅への適時打に悪送球が絡んで2失点。その後はプレートの踏む位置を変えるなど、手探りで修正した。今季はソフトバンクから3勝目。相性のよさを買われ、前回登板の日本ハム戦(東京ドーム)から中5日で起用され、期待に応えた。  今季の先発陣は岸と則本昂が一時離脱するなど苦しい中、美馬だけは先発ローテーションを守ってきた。投球回は138回2/3で、今季パ・リーグの投手で3人しか達していない規定投球回(143回)まで4回1/3となった。24日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)にも中5日でマウンドへ上がり、自身2年ぶりの大台クリアを狙う。  ベテラン右腕の踏ん張りで、3位・ロッテに0・5ゲーム差と肉薄。クライマックスシリーズ進出へ望みをつないだ。19日は敵地でロッテと直接対決。則本昂を先発させる平石監督は「勝つしかない。思い切ってぶつかっていきたい」と力を込めた。(広岡浩二)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
76591 0.563
(↑0.003)
M6
(↑2)
7725
(+5)
665
(-)
168
(+1)
129
(+1)
0.267
(-)
4.360
(↑0.03)
2
(-)
ソフトバンク
72594 0.550
(↓0.004)
2
(↓1)
8556
(+2)
536
(+6)
176
(-)
110
(+1)
0.252
(-)
3.660
(↓0.02)
3
(-)
ロッテ
67664 0.504
(-)
8
(↓0.5)
6619
(-)
582
(-)
156
(-)
75
(-)
0.248
(-)
3.870
(-)
4
(-)
楽天
66664 0.500
(↑0.004)
8.5
(-)
7582
(+6)
559
(+2)
134
(-)
43
(-)
0.251
(↑0.001
3.800
(↑0.02)
5
(-)
日本ハム
62685 0.477
(-)
11.5
(↓0.5)
8543
(-)
565
(-)
91
(-)
48
(-)
0.253
(-)
3.840
(-)
6
(-)
ORIX
57706 0.449
(↓0.003)
15
(↓1)
10507
(-)
598
(+5)
96
(-)
112
(-)
0.244
(-)
4.100
(↓0.01)