123456789
巨人
00101200041110
DeNA
01401022X101404
勝利投手:井納 翔一(4勝5敗0S)
敗戦投手:桜井 俊貴(8勝4敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(37号・2回裏ソロ),ソト(38号・3回裏2ラン),梶谷 隆幸(4号・7回裏2ラン),ソト(39号・8回裏2ラン)

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◆DeNAが連敗を5で止めた。DeNAは2回裏、ソトのソロで先制に成功する。同点とされた直後の3回には、ソトの2打席連続本塁打となる2ランなどで4点を挙げると、その後も小刻みに得点を重ねた。投げては、先発・井納が今季4勝目。敗れた巨人は、投手陣が10失点と精彩を欠いた。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(30)が電光掲示板をぶっ壊した。 2回、巨人桜井の外角高め136キロカットボールを振り抜いた。角度22度、速度171キロで飛び出した打球は弾丸ライナーで球場のど真ん中を縦断。高度を落とすことなくバックスクリーンのビジョンにぶち当たった。着弾したのはスコアボードの7回裏のあたりで、あまりの衝撃に、当たった付近が真っ黒になった。15年6月にソフトバンク柳田が横浜スタジアムのスコアボードを破壊している。 先制の37号ソロに「(日本語で)スゴーイ! 打ったのはカットボールです。ゾーンにきたボールは積極的に打とうと決めていました。大事な先制点を取ることができましたが、もっともっと得点を奪えるよう頑張ります!」とコメントした。

◆巨人先発の桜井俊貴投手が、天敵に手痛い2発を浴びた。 2回無死、先頭のソトに1ボールからの136キロカットボールを強振され、スコアボード直撃の特大の37号先制ソロ。3回に丸の適時二塁打で同点に追いついた直後の3回には佐野の適時打で勝ち越しを許し、筒香の犠飛で3点目。さらに2死一塁から、ソトの2打席連続となる38号2ランで5点目を奪われた。8月23日の同戦でも先制の3ランを浴びた大砲相手に、また痛打された。 初戦に快勝し、優勝マジック9が再点灯した中で迎えた一戦だった。登板を前に「ここまできたら、全部大事な試合」と気持ちを高ぶらせ、マウンドに上がったが、4回6安打5失点でKOされた。「早いイニングで降板してしまい、申し訳ないです。悔しいです。3回のビッグイニングが全て。1発を警戒していなかったわけではないが、同じ打者(ソト)に打たれてしまったことが反省点です」とコメントした。

◆DeNAは2回にソトのスコアボード直撃のソロで先制。3回にも2打席連発の2ランなどで4点を奪い、巨人を突き放す。 DeNAは先発井納を5回で交代し、6回から継投。巨人は5回に坂本勇の適時打、6回に大城、陽岱鋼の適時打で2点差に迫る。 ソトは8回にも39号2ランを放ち、1試合5打点の荒稼ぎ。DeNAが快勝で首位巨人とのゲーム差を再び4とした。 DeNA井納が4勝目、巨人桜井が4敗目。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手が来日初の1試合3本塁打。1試合3本塁打以上は今年の7月27日森(西武)以来で、DeNAでは18年5月20日筒香が巨人戦で記録して以来17人、22度目。 ソトは37号が中、38号が左、39号が右方向への1発。3方向に打ち分けた1試合3発は17年6月23日柳田(ソフトバンク)以来だが、DeNAでは初めてだ。これで2位坂本勇(巨人)とは4本差。DeNA-巨人戦ではソトが11本に対し坂本勇は5本と「直接対決」でソトが差をつけている。

◆独走に待ったをかけた。DeNAネフタリ・ソト内野手(30)が、来日初の1試合3本塁打で巨人を砕いた。 2回に中堅の電光掲示板を破壊する推定飛距離140メートルの先制37号ソロを放つと、3回には左翼席中段へ38号2ラン。8回にも39号2ランを右翼席に放り込んだ。本塁打王争いでは2位坂本勇に4本差をつけ、2年連続のホームランキングへ視界良好。打点王との2冠も見えてきた。前夜に巨人のマジック再点灯を許したが、連敗を5で止め、奇跡の逆転優勝へ踏みとどまった。早すぎるジェット風船が2回に飛んだ。ソトが、巨人桜井の136キロカットボールを力いっぱいはじき返した。打球は横浜スタジアムのど真ん中を一直線に縦断。球場中の視線を独り占めしながら、電光掲示板をぶっ壊した。ぶち当てたのはビジョン上のスコアボードの7回裏の部分。衝撃でLEDが黒くなり、その部分だけしばらく映像が映し出されなかった。5イニングも早い衝撃の「ラッキーセブン弾」。なぜか日本語で「チョースゴーイ!」と驚いた。 奇跡への望みを膨らませるには、十分な1発だった。敗れれば3位転落の可能性もあった一戦。一振りで息を吹き返した。3回に再び桜井からカーブを捉えて左翼席中段へ38号2ラン、8回にはマシソンの直球を右翼席へ39号2ランを放り込んだ。来日後初の1試合3本塁打。「日本に来る1年前に3Aで3発があった。1回目も3方向に打てました」と笑みがこぼれた。 不振も横浜の夜空に吹き飛ばした。前日まで6戦連続で2番起用されたが、この日は5番。2番での打率は2割2厘だったが、5番では3割3分3厘。居心地の良い中軸で気持ち良くバットを振り回した。「2本、3本と打てる時は状態が良い時」と最終盤での復調に手応えをつかんだ。 これで首位巨人とは再び4ゲーム差で、直接対決は残り4。「1位を走る巨人にこういう試合ができたのはうれしい。チームは勝ちに集中している中で、本塁打で貢献できた」と相手に恐怖心も植え付けた。徳俵で踏みとどまった大逆転優勝への可能性。気持ちをしぼませるには、まだ早い。【島根純】 ▼DeNAラミレス監督(ソトについて)「彼の本塁打王を脅かすのはセ・リーグにいない。打順は関係なく、田代コーチが積極性を出していこうと強く言っていた。悪いボールを見逃して、ファーストストライクをしっかり振っていた」

◆マジック9の巨人は、DeNAソトに3本塁打を許すなど14被安打10失点で敗れた。 中堅、左翼、右翼と3方向にたたき込まれ、今季の対ソトは11本塁打28打点、長打率7割4厘。警戒を高める中で抑え切れず、原監督は「そういう中でも、というところですね」と言い、11本塁打には「バッテリーコーチに言っておいて。少し気持ち悪いくらいに言っておいて」と続けた。 初の本塁打タイトルに向けてソトに1本差に迫っていた坂本勇は、3安打を放つも目の前で4本差に突き放された。打線は11安打4得点で追い上げたが、先発桜井が4回5失点で降板するなど投手陣が粘り切れなかった。7月24日のヤクルト戦以来の2ケタ失点に、指揮官は「やっぱり、ちょっと点を取られ過ぎたね」と言った。直接対決でマジックを減らすことはできず、今季のDeNA戦は10勝11敗と黒星先行になった。 ▽巨人坂本勇(3安打で猛打賞)「明日につながるように。明日、勝ち越せるように頑張ります」 ▽巨人桜井(ソトに2発を浴びるなど4回5失点。カーブを打たれた2本目は)「タイミングが合ってないのかなと思ったんですが。あそこは完敗です」 ▽巨人山下航(5回に代打でプロ初長打となる右翼線二塁打)「ストライクを積極的にいこうと思った。少しはアピールできたかなと思います。1打席1打席、集中していきたいです」 ▽巨人相川バッテリーコーチ(DeNAソトの3発に)「大事な時期にこういう結果になって、申し訳ないです」

◆DeNA井納翔一投手が4勝目を挙げた。内角への直球を恐れずに投げ込んでリズムを作り、フォークボールを効果的に落とした。 低めに集めてゴロを打たせる内容で5回2失点。粘り強く試合を作った。「試合の入りから飛ばしていくことを決めていて、それに関しては最後まで続けることができました」と振り返った。

◆マジック9の巨人は、DeNAソトに3本塁打を許すなど14被安打10失点で敗れた。原辰徳監督のコメント。 今季の対ソトは11本塁打28打点、長打率7割4厘。 「そういう中でも、というところですね。(11本塁打には)バッテリーコーチに言っておいて。少し気持ち悪いくらいに言っておいて」 2桁失点は7月24日のヤクルト戦以来。 「やっぱり、ちょっと点を取られ過ぎたね」

◆DeNAの正捕手の伊藤光が左手薬指を剥離骨折した7月30日以来の1軍復帰を果たすと早速、先発マスクをかぶり、チームの連敗を5で止めるのに貢献した。  早打ちが目立った巨人打線の狙いを外し、井納を好リードで約3カ月ぶりの白星に導き、打席では七回に左翼線二塁打を放って追加点を奪う起点となった。優勝争いの中で離脱していただけに「選手として一番苦しく、楽しい時期にいない悔しさが大きかった」と話した。

◆巨人のルーキー山下航がプロ初の長打となる二塁打を放った。五回1死無走者から代打で出場し、1ボールで内角の147キロの速球を振り負けずに右翼線へはじき返し「直球に強いことをアピールしないと駄目。少しはアピールできたかな」と初々しく振り返った。  群馬・高崎健康福祉大高崎高から育成ドラフト1位で入団し、支配下選手登録を勝ち取った。坂本勇の左前打で生還し、初の得点もマーク。原監督は快打を「見事な打球だった」と称賛した。

◆DeNAはラミレス監督の選手起用が当たり、8月9日以来の10得点で大勝した。7試合ぶりに2番から中軸に戻したソトが3本塁打を放った一方で、不振でありながら先発で使い続けた乙坂と大和にも安打が出た。「これだけ点を取るのは久しぶり」と相好を崩した。  巨人に再び4ゲーム差として残り11試合。「明日(12日)は今季一番重要な試合になる。勝てばまだ望みをつなげられる」と逆転優勝を諦めていなかった。

◆坂本勇は五回の左前適時打を含めて3安打を放ち、今季14度目の猛打賞(1試合3安打以上)をマーク。今月は33打数14安打の打率・424と好調で、シーズンの打率を・312に上げた。白星にはつながらなかったが「明日勝って、(DeNAとの3連戦で)勝ち越せるようにしたい」と気持ちを切り替えた。

◆わかっちゃいるけど...止められなかった。巨人はソトに1試合3発を浴びるなど、今季6度目の2桁失点となる10失点で大敗。原辰徳監督(61)は「ちょっと点を取られすぎたね。そういう(警戒している)中でも(ソトに打たれた)というところですね」と苦笑いするしかなかった。  ソトの今季の39本塁打のうち、巨人が打たれたのは実に11本。球団別では最多で、3割弱を献上したことになる。2打席連発を浴びた先発の桜井は「ミスショットが少ない」とうなだれた。  低めをすくい上げるのが得意な、典型的なローボールヒッター。弱点らしい弱点は内角高めくらいだが、八回の第5打席ではマシソンが153キロの直球をそのコースに投じながら逆方向にたたき込まれた。桜井が打たれたのも高めの球。DeNAとの直接対決はあと4試合。さらにクライマックスシリーズもあるだけに、対策は急務だ。  「(報道陣から)バッテリーコーチに言っておいて」と原監督。指摘された相川バッテリーコーチは「選手たちは抑えようと思っている。自分の責任」と背負い込んだ。  これで天王山の3連戦は1勝1敗で、優勝へのマジックは9のまま。最後まで油断はできない。 (伊藤昇)

◆セ・リーグ2位のDeNAは11日、首位・巨人との21回戦(横浜)に10-4で大勝し、連敗を5で止めた。8試合ぶりに5番に入ったネフタリ・ソト内野手(30)が、来日2年目で初の1試合3発。39本塁打、97打点とし、リーグ2冠へ独走態勢に入った。敗れれば3位転落の可能性もあった一戦に勝ち、巨人とのゲーム差を再び4に詰め、3位・広島との差を1ゲームに広げた。最大10・5ゲーム差からの逆転優勝へ、諦めるのはまだ早い。  大逆襲への始まりを告げる希望のアーチだ。ソトが来日2年目で初の1試合3本塁打。前日に優勝へのマジックナンバー再点灯を許した巨人を完膚なきまでに粉砕した。  「しっかり捉えることができた。打った瞬間に行くと思ったけど、あそこまで飛ぶとは」  振り返ったのは、二回に放った先制の37号ソロだ。桜井のカットボールを捉え、打球は勢いよく中堅のカラービジョン下部に当たった。衝撃でLED照明の一部が点灯不能になる"破壊弾"。弾道測定器「トラックマン」で時速171キロ、飛距離137メートルを計測したライナー性の一発に、助っ人は日本語で「チョースゴイ!」と驚き「ゴメンナサイ」と笑った。  3-1の四回には左越えの2ラン。8-4の八回は右翼席に駄目押しの39号2ランを運んだ。これで今季の対巨人、11本塁打目。中堅、左、右の全3方向へ。タイトル争いで4本差をつけた坂本勇にじっと見つめられながら、ソトはダイヤモンドを悠然と走った。  5打点でシーズン97打点とし、リーグ2冠へ独走状態だ。2年連続本塁打王に輝けば、セ・リーグの外国人選手では4人目の快挙。しかし「個人のことを言うのはあまり好きじゃない」と、入団テストを経て加入した優良助っ人はチームの勝利だけを見据えた。  試合前、チームは改めて思いを一つにした。主将の筒香が全選手を集め「巨人との直接対決は5試合残っている。2位でも3位でもなく、優勝を取りにいきましょう!!」と呼び掛けた。  1-1の三回には普段はクールなたたずまいの大和が中堅左への打球をヘッドスライディングで二塁打とし、1死一、三塁からの筒香の右犠飛では三走・乙坂が頭から飛び込んで生還した。全員で主将の言葉を体現し、勝利を引き寄せた。  「勝ったのは大きいが、明日が今季一番重要な試合になる可能性がある」。ラミレス監督は言い切った。この日、左手薬指の骨折で離脱していた正捕手・伊藤光が合流。左有鉤(ゆうこう)骨骨折で離脱していた宮崎も、12日に復帰する見込みだ。チーム一丸となり、優勝争いに食らいつく。 (湯浅大) ★カラービジョンすぐに復旧  ソトの直撃弾で一部が点灯しなくなった横浜スタジアムのカラービジョンだが、担当者によるとLEDパネルが割れるなどしたわけではなく、打球が当たった衝撃で裏側の配線が外れたことが原因とか。打球が当たったのは三回裏だが、配線を直して四回表には無事に復旧した。ちなみに、2015年にソフトバンク・柳田が直撃させた際にはLEDパネルが変形。約10万円かけて30センチ四方の1枚を交換した。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
70572 0.551
(↓0.005)
M9
(-)
14605
(+4)
517
(+10)
163
(-)
74
(-)
0.259
(-)
3.740
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
67623 0.519
(↑0.003)
4
(↑1)
11549
(+10)
552
(+4)
150
(+4)
38
(+1)
0.245
(↑0.001
3.860
(-)
3
(-)
広島
67643 0.511
(↓0.004)
5
(-)
9555
(+2)
553
(+3)
132
(-)
76
(-)
0.254
(-)
3.590
(↑0.01)
4
(-)
阪神
60646 0.484
(↑0.004)
8.5
(↑1)
13491
(+10)
528
(+3)
86
(+2)
86
(-)
0.252
(↑0.001)
3.540
(-)
5
(-)
中日
61662 0.480
(↑0.004)
9
(↑1)
14505
(+3)
502
(+2)
82
(+1)
61
(-)
0.265
(-)
3.810
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
53772 0.408
(↓0.003)
18.5
(-)
11597
(+3)
677
(+10)
152
(+1)
57
(+1)
0.243
(↓0.001)
4.720
(↓0.05)