日本ハム(★2対10☆)ロッテ =リーグ戦23回戦(2019.09.10)・東京ドーム=
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ロッテ
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日本ハム
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勝利投手:石川 歩(6勝5敗0S)
敗戦投手:ロドリゲス(6勝6敗1S)

本塁打
【ロッテ】マーティン(12号・2回表2ラン)

  DAZN
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◆ロッテは2回表、マーティンの2ランで先制する。その後は、4回に田村、レアード、藤岡の3者連続適時打が飛び出すと、続く5回には田村の適時打などで3点を加え、試合を優位に進めた。投げては、先発・石川が6回2失点の好投で今季6勝目。敗れた日本ハムは、投打ともに精彩を欠いた。

◆ロッテ石川歩投手(31)は日本ハム西川遥輝外野手(27)に対して64打数26安打、被打率4割6厘。 石川が50打席以上対戦した打者は13人いるが、被打率4割以上を許しているのは西川だけ。天敵を抑えて今季6勝目をつかめるか。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手が頭部を強く打ち途中交代した。 4回の右翼守備で中田のライナーをフェンスに激突しながら好捕した際に頭部を強打。 1度は立ち上がり、プレー続行の意思を見せたが、井口監督は交代を告げた。2回1死一塁では日本ハム先発ロドリゲスの146キロを右翼席へ運ぶ先制の12号2ランを放ち「よく見てしっかり自分のスイングをした。会心だよ。100%のスイングができたよ」と自画自賛するなど、打線をけん引していた。

◆ロッテは2回、マーティンの12号2ランで先制。先発石川は3回まで1安打無失点と上々の立ち上がりを見せた。 ロッテは田村が4回と5回に適時打を放つなど中盤で6点を追加。日本ハムは6回に中田の適時二塁打で2点を返した。 ロッテは7回から継投で逃げ切って快勝。石川が6勝目を挙げた。日本ハムは投打に精彩を欠いて、連勝が3で止まった。ロドリゲスは6敗目。

◆日本ハム中田翔内野手(30)が10日、ロッテ23回戦(東京ドーム)の一塁守備で後頭部を地面に打ち、途中交代した。 9回、一塁後方へ上がった飛球を追いかけて、二塁手の渡辺と衝突。そのまま肩から地面に倒れた。 球団によると、脳振とうの疑いがあったため、球場内で簡易チェックを行い、試合後、詳しい検査のため東京都内の病院へ向かった。

◆ロッテは2試合連続の2桁得点で貯金を今季最多タイの2とした。 田村龍弘捕手が2試合連続3打点の活躍で打線を引っ張った。2点リードの4回2死一、二塁、ロドリゲスのチェンジアップを右前適時打。リードを6点に広げた5回2死二、三塁では西村の直球を中前に運ぶ2点適時打を放ち、試合を決定づけた。 3試合連続で7番に入り「つないでほしいという意図があると思う。次がレアードなんで四球でもいいと思って打席に入れている。それが良い結果につながっていると思う」と好調の要因を分析。試合のなかった4位楽天とのゲーム差を1に広げた。

◆日本ハムがCS進出を争う3位ロッテに完敗した。投手陣は12被安打で10失点を喫し、打線は5安打で2得点のみ。 唯一の得点を生み出した中田も9回の守備で負傷退場となり、CS圏までは残り13試合で4・5差と厳しい状況となった。栗山監督は「最後の最後まであきらめない。全部、勝つ気でいるけど、1つか2つは負けられる。明日はしっかりやります」と前を向いた。

◆日本ハム王柏融が、来日初の親子ゲームで、実戦感覚を養った。デーゲームで2軍ロッテ戦にフル出場し、右越え3ランを含む4打数1安打とすると、夜は1軍の同戦に9回から途中出場した。 「みんなが勝ちたい気持ちで出ているので、力を出し切れるかが(CS進出への)ポイントだと思う」とうなずいた。

◆シーズン佳境で主砲をアクシデントが襲った。日本ハム中田翔内野手(30)が10日、ロッテ23回戦(東京ドーム)の9回の守備で頭部を強打し、脳振とうの疑いで途中交代した。 ベンチ裏でNPBが定めた簡易チェックを受けた後、トレーナーとともに都内の病院へ向かった。しっかりとした足取りだったが、大事を取って検査を受けた。栗山監督は「心配だね」。11日楽天戦(同)の出場については「様子を見てから」と説明した。 不測の事態が起きたのは、9回先頭のレアードが放った打球を追いかけた時だ。一塁後方、右翼線上に落下してきた飛球を、一塁手の中田と二塁手の渡辺がともに背走。両者とも懸命のプレーの中で交錯し転倒した。背中から倒れた中田は、後頭部をグラウンドに強く打ち付けた。しばらく起き上がることが出来ず、担架も用意されたが、なんとか自力でベンチへ引き揚げて交代となった。 捕球できなかった飛球はフェアゾーンに落ちた。不運な安打をきっかけにダメ押しの2点を奪われた。終わってみれば2桁失点を喫し、打線も5安打2得点のみ。CS争いのライバルとなる3位ロッテに完敗で、ゲーム差は4・5に広がった。残りは13試合。キャプテンの状態も楽観視は出来ず、チーム状況も厳しさは増した。「そんなもん、あきらめるか。こっちは、最後の最後まであきらめない。全部、勝つ気でいるけど、1つか2つは負けられる。明日はしっかりやります」。栗山監督は語気を強めた。下を向いている時間はない。【木下大輔】

◆シーズン佳境で主砲をアクシデントが襲った。日本ハム中田翔内野手(30)が10日、ロッテ23回戦(東京ドーム)の9回の守備で頭部を強打し、脳振とうの疑いで途中交代した。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が10日、日本ハム23回戦(東京ドーム)に「6番・右翼」で出場。右翼の守りでフェンスに激突しながらの好捕を見せた。  5-0の四回1死一塁、4番・中田が放った打球がマーティンの頭上を襲った。背走した背番号79。最後はフェンスに体を激しくぶつけながらもグラブを伸ばしキャッチした。捕球後にグラウンドにうずくまり送球できず、一塁走者にタッチアップを許すほどの衝撃だったが、つかんだ白球は落とさなかった。  トレーナーが外野まで駆け寄り、マーティンが立ち上がると、場内からは敵味方関係なく大きな拍手が起こった。治療のため歩いてダッグアウトに戻り、その後に交代が告げられたが、二回の先制2ランに続いて、勇気あるプレーでチームを救った。

◆ロッテの岡大海外野手(28)が10日、日本ハム23回戦(東京ドーム)で、マーティンに代わって四回から途中出場。八回に二盗に失敗し、今季13度目で初の盗塁死となった。  ときには試合終盤の重要な局面で、大きな戦力となっていた岡の盗塁が、ついに止められた。8-2の八回1死、一塁走者の岡は、打席に田村を迎えた初球で果敢にスタートを切った。ヤクルトの山田と今季2人だけ、シーズン終盤まで盗塁成功率100%を続けてきた俊足だったが、村田-清水のバッテリーに刺された。

◆ロッテは10日、日本ハム23回戦(東京ドーム)に10-2で連勝。5月17日以来、今季最多タイの貯金2とし、4位楽天とのゲーム差を1に広げた。  二回にマーティンの12号2ランで先制。四回は2死から5連打で3点、五回は暴投と田村の2点打でさらに3点を加えた。投げては先発の石川が、6回2失点で6勝目を挙げた。  日本ハム戦は今季、7月20日まで札幌ドームで8戦全敗を喫するなど、5勝11敗と大きく負け越していた。しかし、同21日に勝利し、昨季から続いた札幌ドームでの連敗を10で止めると、そこから7連勝で12勝11敗と、ついに勝ち星が先行した。  井口監督は「石川らしい投球をしてくれた。球数も決めていて、点差もあったのでうまく流れをつなげた。(打線も)全員がしっかり打ってくれた。ここにきて集中力も上がって、みんなしっかり攻撃してくれている」と語った。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(31)が10日、日本ハム23回戦(東京ドーム)に「6番・右翼」で出場。右翼の守りでフェンスに激突しながらの好捕を見せた。  5-0の四回1死一塁、4番・中田が放った打球がマーティンの頭上を襲った。背走した背番号79。最後はフェンスに体を激しくぶつけながらもグラブを伸ばしキャッチした。捕球後にグラウンドにうずくまり送球できず、一塁走者にタッチアップを許すほどの衝撃だったが、つかんだ白球は落とさなかった。  トレーナーが外野まで駆け寄り、マーティンが立ち上がると、場内からは敵味方関係なく大きな拍手が起こった。  大事を取って途中交代し、東京都内の病院へ直行。井口監督は試合後、「様子をみただけなので、明日は大丈夫だと思う」と軽症を強調した。

◆ロッテの石川歩投手(31)が10日、日本ハム23回戦(東京ドーム)に先発。6回5安打2失点で6勝目を挙げた。  「スピードは出ていないけど、いい感じでは投げられている。今は自分の勝ち数にこだわっていない。いい投球をすることだけ考えているので、それがよかったのかもしれない」  味方の援護にも助けられ、一回からテンポのいい投球でアウトの山を築いた。六回1死一、二塁から中田に左越え2点二塁打を浴びたが、後続をきっちりと抑えリードを守った。  6年目の今季は開幕投手を務めたが、状態が上がらず大量失点を喫するケースも目立ち、後半戦からは中継ぎに配置転換された。しかし、8月13日の先発復帰後は、これで5試合連続で6回以上を投げて自責点3以下のQS(クオリティ・スタート)を達成。6月までに9勝を挙げながら、7月以降未勝利に終わった昨季とは一転、今季はシーズン終盤につれて安定感が増している。  6回93球で試合前から予定していた球数に近づき、余力を残して降板。3年ぶりのCS進出を占う重要な2位・西武と13日からの4連戦最終戦となる16日に、勢いに乗る右腕が中5日で先発する可能性が高まった。

◆ロッテの田村龍弘捕手(25)が10日、日本ハム23回戦(東京ドーム)に「7番・捕手」で出場。2本の適時打を放ち、2試合連続の3打点をマークした。  「後ろ(8番)にレアードがいるので、次につなごうという意識がある。四球でもいいと、それがいい結果につながっているのかもしれない」  2-0の四回2死一、二塁ではカウント1-2と追い込まれてから、低めのチェンジアップに反応。しぶとく右前に落とす適時打を放った。さらに五回は2死二、三塁から、今度は高めの直球を鮮やかに中前にはじき返し、2者が生還した。「三振だけは一番駄目だと思って、直球をしっかり打ちにいって変化球も合わせられている」と勝負強さを見せた。  ロッテが、ポストシーズンで「下克上」を果たし日本一となった2005年、10年。いずれも下位打線で勝負強い打撃を見せる捕手・里崎の存在があった。田村も尊敬する名捕手のように、3年ぶりのクライマックスシリーズ進出を狙うチームのキーマンとなるかもしれない。

◆日本ハムは投手陣が打ち込まれてクライマックスシリーズ(CS)進出を争う3位ロッテに大敗。残り13試合でロッテとのゲーム差が4・5に広がる厳しい状況となったが、栗山監督は「最後の最後まで諦めない。行くしかないだろ」と努めて前向きに語った。  九回表の守備で一塁手の中田が味方と接触して転倒し、グラウンドに頭部を打って途中交代。監督は「(中田が)心配。(病院で)検査してもらうから」と説明した。

◆2連勝で貯金を5月17日以来の今季最多タイの2とし、4位・楽天とのゲーム差を1に広げた。打線はマーティンの先制2ランを口火に2試合連続の2桁安打&得点をマーク。日本ハム戦は7連勝とし、井口監督は「全員がしっかり打ってくれた。ここにきて集中力も上がって、みんなしっかり攻撃してくれている」と納得の表情を浮かべた。 6回2失点で6勝目のロッテ・石川 「スピードは出ていないが、いい感じで投げられた」

◆CS進出に向けて3位を争うロッテに大敗し、連勝が3でストップ。栗山監督は「最後の最後まで諦めない。全部勝つ(つもりだ)けど、1つか2つは負けられる」と語気を強めた。九回の守備で中田が渡辺と接触し、後頭部を強打し交代。自力でベンチに戻ったが、脳振とうの疑いがあるため試合後に東京都内の病院へ向かった。指揮官は「(11日以降は状態を)見てから」と心配そうだった。 四回途中5失点で6敗目の日本ハム・ロドリゲス 「運がなかった。集中打を許した四回は、どこへ投げても安打になった」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
70554 0.560
(-)
-
(-)
14540
(-)
509
(-)
170
(-)
106
(-)
0.252
(-)
3.620
(-)
2
(-)
西武
71571 0.555
(-)
0.5
(-)
14695
(-)
643
(-)
163
(-)
124
(-)
0.266
(-)
4.450
(-)
3
(-)
ロッテ
65634 0.508
(↑0.004)
6.5
(↑0.5)
11595
(+10)
559
(+2)
151
(+1)
73
(-)
0.248
(↑0.001
3.860
(↑0.01)
4
(-)
楽天
63634 0.500
(-)
7.5
(-)
13560
(-)
540
(-)
130
(-)
41
(-)
0.251
(-)
3.860
(-)
5
(-)
日本ハム
59665 0.472
(↓0.004)
11
(↓0.5)
13523
(+2)
550
(+10)
88
(-)
47
(-)
0.253
(↓0.001)
3.870
(↓0.05)
6
(-)
ORIX
55676 0.451
(-)
13.5
(-)
15491
(-)
576
(-)
92
(-)
109
(-)
0.245
(-)
4.080
(-)