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ORIX
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楽天
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勝利投手:ハーマン(5勝3敗0S)
敗戦投手:ディクソン(2勝1敗12S)
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◆楽天がサヨナラ勝利。楽天は1点を追う5回裏、ウィーラーの犠飛などで2点を奪い逆転する。その後同点とされるも、延長10回に2死一塁から渡邊佳が適時二塁打を放ち、試合を決めた。投げては、5番手・ハーマンが今季5勝目。敗れたオリックスは、6番手・ディクソンが誤算だった。

◆楽天松井裕樹投手(23)は2年ぶり4度目の30セーブにあと1。シーズン30セーブの最多回数は岩瀬(中日)の9度だが、パ・リーグの投手で4度は小林雅(ロッテ)武田久(日本ハム)サファテ(ソフトバンク)に並んで最多記録になる。

◆オリックスが後藤駿太外野手(26)の適時打で、1点を先制した。 2回、先頭のロメロ、モヤの連打で楽天先発の岸を攻め、1死一、三塁の好機で後藤が内角のストレートを中前に運んだ。「先制のチャンスでしたし、なんとか打球を前に飛ばそうと思っていました。詰まっていましたが、いいところに落ちてくれてよかったです」と、先手を取れたことを喜んだ。

◆オリックスは2回に後藤の中前適時打で楽天岸から1点を先制。先発K-鈴木は得点圏に走者を背負うも、3回まで無失点。 楽天は5回に3四球で満塁とし、ウィーラーの犠飛と銀次の適時打で逆転。1カ月ぶり復帰の先発岸は6回3安打1失点で降板。 オリックスは8回2死から福田、西野、吉田正の3連打で追いついた。楽天は8回に先頭が四球で出塁も無得点で、延長戦に突入。 楽天は延長10回2死一塁、渡辺佳がサヨナラの適時二塁打を放ち貯金を3とした。5番手ハーマンが5勝目。オリックス抑えのディクソンが最後つかまり今季初黒星。

◆オリックスが、今季7度目のサヨナラ負けを喫した。延長10回2死一塁で、守護神ディクソンが楽天渡辺佳に右翼線に痛打を浴び、初黒星。延長戦は4勝8敗5分けと、厳しい結果になった。 楽天岸から先制点を奪いながら、状況が暗転したのは5回だ。そこまで無失点と好投していた先発のK-鈴木が突如制球を乱し、3与四球。1死満塁とし、ウィーラーの犠飛、銀次の適時打で1-2と勝ち越された。5回途中で降板した先発右腕は「急にコントロールがきかなくなった。ボールが滑るような感じがして。これまでの先発ではなかった感覚です」と悔しそうにつぶやいた。 それでも8回2死無走者からの3連打で追いついたが、西村監督は「やっぱり先に先に点を取っていかないと、ビジターでは苦しくなる。3回から7回までノーヒットでは...」と悔やんだ。勝ちパターンの投手をつぎ込んだ継投も勝利につながらず、無念の連敗で3位楽天との差は5に開いた。

◆楽天ドラフト6位ルーキーの渡辺佳明内野手(22)が、2日連続で大仕事をやってのけた。 延長10回2死一塁、右翼線へプロ初のサヨナラ二塁打でオリックスに連勝。「(サヨナラ打は野球人生で)あんまり記憶にない。テレビで見ていた(水を浴びる)やつができました。いやー、気持ち良かったです!」とお立ち台でほえた。 前の打席で送りバントを失敗。バスターで併殺に倒れ、勝ち越しのチャンスをつぶした。「決めてやろう、と。一塁からかえそうと思ったら、長打。ホームランを打つくらいの気持ちでいた」。強い直球に差されず、思い切り引っ張り込むイメージでいた分、ディクソンの速いナックルカーブがバットの軌道に収まった。「上げようという意識で、いい感じに打球も上がってくれて(一塁走者の田中)和基さんが走る時間も稼げた」とうなずいた。 前日は決勝打を含む2打席連続適時打。5割を超える驚異的な得点圏打率の一方、1割5分を割る「非得点圏」打率とのコントラストを本人も気にしていた。「ネットで『得点圏以外は1割5分くらい』という記事が目に入ってしまって、それもよぎったんですけど...」と笑い「得点圏以外でも仕事ができた。チャンスメークだったり、失敗したバントだったり、そういうところも大事になってくるので」と引き締める。 「実家に送ります」という記念球を見つめつつ、余韻にも浸らない。「首位ソフトバンクに3連勝して、1つでも上にいきたい」。13日からの3連戦へ素早く気持ちを切り替える22歳が頼もしい。【亀山泰宏】

◆大黒柱の覚悟が、劇的勝利を呼び込んだ。 楽天岸孝之投手(34)が、1カ月ぶりの復帰登板となったオリックス戦で6回3安打1失点と好投した。 8回に追いつかれて勝ち星こそつかなかったが、今季最多タイの9奪三振と健在ぶりを示した。2カード連続勝ち越しの勢いのまま、13日から5・5ゲーム差の首位ソフトバンクを本拠地で迎え撃つ。ルーキー渡辺佳明のサヨナラ打を見届けた岸は、穏やかな表情で言った。「自分が投げた試合でチームが勝つ。どんな形であれ、それが一番ですから」。6月8日の中日戦を最後に遠ざかる3勝目を逃しても、気高く振る舞った。 2回に後藤を詰まらせた当たりが中前に落ちて先制され、2死から若月の打球が右手を直撃した。「(当たる箇所が)少しでも上か下にずれていたら、投げられなかったかもしれない」。瞬間的な痛みは走ったが、むしろ投球は研ぎ澄まされた。3回は西野、吉田正に対していずれも直球をアウトローに突き刺し、連続で見逃し三振。昨季両リーグ最多59個の見逃し三振を量産した直球の制球は乱れない。「内角も外角も、それなりにコントロールできた」と涼しい顔で言った。 7月20日に予定していた後半戦最初の先発を回避し、高熱で入院。「熱なんて、出すものじゃない。難しい。全部がリセットされてしまった。ずっと寝ていたから腰も固まるし、(練習でも)すぐに疲れちゃう」と、もどかしさが募った。復帰前後で体重は変わっていないのに「『やせたね』って言われる」。苦笑するしかなかった。開幕戦で左太もも裏に違和感を訴え、約2カ月離脱しただけに「(2度の離脱を)取り返すのは難しい。少しでもチームのためになるのであれば、何でもやっていく」と悲壮な覚悟も口にしていた。3回で3被弾した4日の2軍戦から見事に立て直し、86球で交代した。「いけと言われれば、いけましたけど(復帰登板で)いろいろ気を使ってくれたんだと思う」。ここからフル回転で応える。【亀山泰宏】

◆楽天ルーキー渡辺佳明内野手がサヨナラ二塁打。楽天は今年5月8日ソフトバンク戦でも新人の辰己がサヨナラ二塁打を記録。 新人2人がサヨナラ打は、66年阪急の住友が7月3日近鉄戦、長池が8月5日近鉄戦で打って以来53年ぶりで、ドラフト制後では2度目となった。

◆オリックスは打線が攻め切れなかった。1-2の八回に2死から3連打で追い付いたが、なお2死一、二塁でロメロが初球の変化球に手を出して三ゴロに倒れた。  二回に1点を先制しながら三回から七回まで無安打で勢いづけなかった。西村監督は「先に先に点を取っていかないといけない」と声を落とした。

◆連夜の大暴れ。前日11日に適時打2本を放った楽天のドラフト6位・渡辺佳明内野手(22)=明大=が、プロ初のサヨナラ打となる右翼線適時二塁打を放ち、チームを単独3位に引き上げた。  「気持ちよかったです。試合前にネット(の自身の記事)で『得点圏打率・552、それ以外の打席は打率・150』と目に入ったので、決めてやろうと思った」  2-2で迎えた延長十回、2死一塁。ディクソンが投じた、膝元に切れ込む137キロの高速カーブを捉えた。一走・田中の激走も光った。  八回の打席ではバントに失敗後、遊ゴロ併殺打。「前の打席でミスをして、悪い流れを作った。あそこで回ってきたのは、何かアレ(巡り合わせ)かもしれない」と汚名返上に成功した。  平石監督は「素晴らしい打撃だった」と絶賛した。13日からは、5・5ゲーム差で追う首位・ソフトバンクをホームに迎えての3連戦。勝負強いルーキーが、再び満員御礼のスタンドを酔わせる。(広岡浩二)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
59454 0.567
(↑0.004)
-
(-)
35451
(+6)
412
(+3)
144
(+2)
90
(-)
0.250
(-)
3.480
(↑0.01)
2
(-)
西武
54501 0.519
(↑0.004)
5
(-)
38545
(+9)
519
(+2)
125
(+2)
107
(-)
0.259
(-)
4.370
(↑0.03)
3
(-)
楽天
53503 0.515
(↑0.005)
5.5
(-)
37464
(+3)
442
(+2)
107
(-)
38
(-)
0.252
(-)
3.930
(↑0.02)
4
(1↓)
日本ハム
52514 0.505
(↓0.005)
6.5
(↓1)
36443
(+3)
440
(+6)
74
(+1)
42
(-)
0.253
(↑0.001)
3.780
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
50533 0.485
(↓0.005)
8.5
(↓1)
37479
(+2)
468
(+9)
128
(+1)
68
(-)
0.249
(-)
4.040
(↓0.03)
6
(-)
ORIX
47545 0.465
(↓0.005)
10.5
(↓1)
37388
(+2)
462
(+3)
71
(-)
95
(-)
0.240
(-)
3.960
(↑0.01)