ソフトバンク(☆6対4★)中日 =交流戦1回戦(2019.06.04)・福岡ヤフオクドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0000040004301
ソフトバンク
30011010X61114
勝利投手:バンデンハーク(1勝0敗0S)
(セーブ:森 唯斗(2勝3敗14S))
敗戦投手:阿知羅 拓馬(1勝2敗0S)

本塁打
【中日】堂上 直倫(6号・6回表満塁)
【ソフトバンク】釜元 豪(3号・1回裏ソロ),グラシアル(10号・1回裏ソロ),松田 宣浩(11号・1回裏ソロ),釜元 豪(4号・5回裏ソロ)

  DAZN
◆ソフトバンクは初回、釜元、グラシアル、松田宣にソロが飛び出し、3点を先制する。その後は、4回裏に川瀬の適時打、5回には釜元が再びソロを放ちリードを広げた。投げては、先発・バンデンハークが今季初勝利。敗れた中日は、先発・阿知羅が5失点と振るわなかった。

◆ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(34)の完全投球が6回に途切れた。腰痛からの復帰登板で、6回1死まで中日打線を完全に封じ込んだ。 だが中日加藤の一、二塁間の打球に二塁・川瀬は回り込んだが、はじいてしまった。記録は失策。1死一塁から京田に中前に初安打を運ばれ、無安打投球もなくなった。

◆中日堂上直倫内野手(30)が、ソフトバンク・バンデンハークから代打満塁弾を放った。 6回1死まで完全投球を続けられていたが、敵失と京田、遠藤の連打で満塁に。ここで代打に起用され、バンデンハークの151キロストレートを左中間スタンドにたたき込んだ。4月13日阪神戦以来の満塁弾で4-5と1点差に迫り「チャンスで、あそこで代打に送ってくれたので、期待に応えたかった。最高の結果です」と、今季6号弾を喜んだ。 ▼堂上が代打満塁本塁打。堂上の満塁本塁打は今年の4月13日阪神戦以来3本目で、代打では初めて。堂上兄弟は兄の剛裕も巨人時代の15年8月12日DeNA戦で代打満塁本塁打をマーク。兄弟で満塁本塁打は堂上兄弟を含め8組いるが、兄弟で代打満塁本塁打を記録したのはプロ野球史上初めてになる。

◆中日阿知羅拓馬投手(26)が、4発に沈んだ。 初回、1番・釜元、3番・グラシアル、5番・松田宣に被弾。交流戦の開幕投手を任されながら、立ち上がりにまさかの3発を浴びる結果に。2、3回は立ち直ったが、4回2死から連打を許して1失点。5回には、この回の先頭・釜元に2本目のアーチを打たれた。 5回5失点の結果に「4本ホームラン打たれて、同じ打者に2本打たれて、実力不足もありますが、初回は捕手のサイン任せだったので、自分でも考えて投げるようにしないといけないと思います」と悔やんだ。

◆ソフトバンクは初回、先頭釜元、3番グラシアル、5番松田宣のソロ本塁打で3点を先制。中日は3回まで無安打無得点。 2点を追加され5点ビハインドとなった中日は6回に反撃。1死満塁から代打堂上が満塁弾を放ち、1点差に詰め寄った。 ソフトバンクは7回に1点追加し連敗を3で止めた。今季初登板のバンデンハークが初白星。中日は3連敗となった。中日阿知羅は2敗目。

◆中日の交流戦は4年連続黒星発進となった。先発先陣を託された阿知羅拓馬投手が初回に3発を浴び、5回にも釜元に2本目のアーチを打たれて5回5失点。「(頭の)整理ができていません」とぼうぜん自失だった。 5月にプロ野球記録の月間8度の猛打賞を記録した好調高橋周平内野手をプロ初の4番に据えた打線も、6回1死までバンデンハークに完全に抑えられた。3連敗で借金は今季最多の7に膨らんだ。

◆中日先発阿知羅拓馬投手の父治朗さん(59)が、試合前のマウンド整備を担当した。宮崎から応援に駆けつけたが、ドーム関係者の計らいで整備を依頼された。 治朗さんは宮崎キャンプで14年間、ホークスのグランド整備に携わっている。「先発でホークス戦に投げるというのは奇跡ですね。一生懸命やります」。レーキを持ち、丹念にマウンドを整備したが、残念ながら阿知羅は初回に3本塁打を浴びるなど敗戦投手。「とにかくケガをしないで頑張ってもらいたい」と話していた。

◆ソフトバンク中村晃外野手(29)が「弟子」の大活躍に目を細めた。自主トレを一緒にする釜元豪外野手(25)が先頭打者アーチを含め、1試合2発で勝利に貢献した。 中村晃は「うれしいですね」と白い歯を見せた。「アドバイスは特にしていない。聞かれたら教える程度」と言いながら「今年は姿勢が違っていた。昨年まではランニングしていても弱い部分がでていたが、今年はいい感じで成長している」と釜元の変化を感じていた。自律神経失調症から1軍復活した自身も、安打を放って結果を出した。「釜元ももう慣れただろうし、あとはケガしないようにしてほしい。自分も負けないように頑張りたい」。中村晃がプロ入り当時つけていた背番号「60」をつけている釜元の頑張りに刺激を受けていた。

◆中日の交流戦は4年連続黒星発進となった。先発先陣を託された阿知羅拓馬投手が初回に3発を浴び、5回にも釜元に2本目のアーチを打たれて5回5失点。 「工夫が足りなかった」とぼうぜん自失だった。5月にプロ野球記録の月間8度の猛打賞を記録した好調高橋をプロ初の4番に据えた打線も、6回1死までバンデンハークに完全に抑えられた。3連敗で借金は今季最多の7に膨らみ、5位に落ちた。

◆ソフトバンク得意の交流戦がド派手に幕開けた。釜元豪外野手(25)がプロ初初回先頭打者弾で1イニングソロ3発を呼ぶと、プロ初の1試合2発も放つ大活躍。合計4本塁打でチームの連敗を3で止めた。12球団最多の7度の最高勝率をマークする交流戦で4年連続白星発進を決め、今年も強いタカを印象づけた。釜元の号砲で交流戦が始まった。初回無死で2ストライク。3球目の甘く入ったフォークを右翼スタンドに運んだ。「追い込まれてたので、なんとかしようと。フォークがうまく引っかかってくれた」。松田宣、中村晃がトイレに行って見逃したというほど、あっという間の先制3号ソロで打線に火を付けた。1死からはグラシアルが右翼テラス席へ10号ソロ。2死から松田宣も11号ソロで続いた。初回3発で幸先よくリードを奪い、主導権を握った。 釜元は5回にも右翼へ、これまたプロ初の1試合2発となる4号ソロ。そして7回先頭では意表を突くセフティバントで出塁し、デスパイネのダメ押し打を呼び込んだ。1番打者として最高の活躍でチームの連敗を3でストップ。「チームの勝利に貢献できたのが一番うれしい」。キリリと二枚目の顔を崩し笑った。 8年目の今季、故障者が相次ぐ中で1軍定着。プロ初安打、初本塁打もマークするなどブレークの年になった。昨オフに工藤監督から体重増を命じられ、78キロから増量。「82キロを切ったら2軍落ち」というルールも設けられ「最低のラインはキープしています。82・8キロくらい。プロテインをめちゃくちゃ飲んでます」。厳しいシーズンを戦いながら肉体とも格闘。「平均的な(打球の)飛距離は伸びてきた」とパワーアップし、結果につなげている。 ソフトバンクは交流戦で、最高勝率を12球団最多の7度達成。15年の工藤監督就任以降は4年で3度、頂点に立ち、48勝23敗1分けと好成績を残す。得意舞台で4年連続の白星発進だ。指揮官は「最高のスタートを切れた。日々新たに、とコーチや選手にも伝えている。今日はこれで終わり、また明日、力を合わせて」と気を緩めず、次の戦いを見据えた。【山本大地】

◆ソフトバンク工藤公康監督がひらめきの采配で勝利にこだわった。今季はフルでマスクをかぶることが増えていた捕手の甲斐に6回の打席で代打を送り、1点リードの7回からベテラン高谷がリリーフ陣を引っ張った。 今季11試合目の出場となった高谷は武田、モイネロ、森をリードし逃げ切り勝利に貢献。工藤監督は「1点差ということもあった。今日はベテランに任せました」と話した。森ヘッドコーチも「7、8、9回は危ないんじゃないかというところで、高谷にスイッチした。嫌な流れだった。流れを変えてほしいと。試合に出ていなくても、ああいうところをずっと観察している。さすがやね。替えることは簡単やけど、(甲斐)拓也にも成長してもらいたいから。難しいところ。今日は監督のひらめきじゃないかな」と説明した。

◆ソフトバンク今宮健太内野手が通算1000試合出場を果たした。プロ10年目で到達し「この世界に入っていろんな人の指導を受けて、助けられることも多かった。感謝して、1試合1試合大事に戦っていけたらと思います」。昨季まで史上8位292犠打の男だが、7回に今季218打席目にして初犠打を決めた。「チームにとって最善の策。勝利に貢献できれば」と振り返った。 ▼通算1000試合出場=今宮(ソフトバンク) 4日の中日1回戦(ヤフオクドーム)で先発出場して達成。プロ野球499人目。初出場は11年4月12日のオリックス1回戦(京セラドーム大阪)。

◆中日堂上直倫内野手(30)が交流戦開幕戦で、球史に残るグランドスラムをかけた。 6回1死満塁で代打に起用され、ソフトバンク・バンデンハークの151キロ速球を左中間スタンドにたたき込んだ。代打満塁弾は兄剛裕も巨人時代に放っており、兄弟での記録はプロ野球史上初めて。0-5の劣勢を接戦に持ち込む大仕事に「チャンスで、あそこで代打に送ってくれたので、期待に応えたかった」とおとこ気を見せた。 中盤まで、相手のアーチが4本もスタンドに飛んだ。中日打線は安打も打てず、塁に出ることすらできない。腰痛から復帰したばかりのバンデンハークに6回1死まで完全投球を続けられ、やられっぱなしの悲しい展開だった。 だが代打堂上の一振りが、ドラゴンズをよみがえらせた。与田監督が「一気に流れを変える1発だった」と目を細めた放物線。「序盤からまっすぐが多かったので。コンパクトに行くしかなかった」。今季6号は4月13日阪神戦以来、自身3本目の満塁弾になった。 兄とつくった史上初の記録に「それはうれしいことです」と目じりを下げたが、試合結果には肩を落とした。交流戦開幕はこれで4連敗。だが、やられっぱなしでは終わらない。堂上が、中日打線に活気を呼び込んだ。【堀まどか】

◆ソフトバンクの助っ人右腕リック・バンデンハーク投手が、今季初登板初先発で、今季初勝利を挙げた。 腰痛からの復帰マウンドは、第1球目に150キロをマークするほど気迫に満ちていた。初回から直球で押す「らしい」投球で、5回までパーフェクト投球。「序盤は全体に良かったと思う。直球だけでなく、すべての球種が良かった」。3回は3者連続の空振り三振。リハビリが続いた苦しい日々を晴らすかのごとく、中日打線をきりきり舞いさせた。 6回に味方の失策から連打でピンチを招き、堂上に満塁弾を浴びて降板した。6回途中、92球を投げ3安打8奪三振4失点(3自責)。満塁被弾については「自分が試合をコントロールしていたが、あの場面では相手を警戒しすぎて相手に合わせてしまった。今後の反省」と引き締めた。腰痛は「もう大丈夫だよ」とニッコリ。頼れる右腕の復活で先発陣に厚みが増す。

◆親父は一生懸命にマウンドを踏み固めた。レーキで黒土をならし、丁寧に投球の踏み出し位置をならした。交流戦初戦の中日戦。試合直前のグラウンド整備。ヤフオクドームのグラウンドキーパーに1人の「助っ人」が加わっていた。粋な計らいだった。「助っ人」は、中日先発阿知羅の父・治朗さん(59)だった。地元宮崎市から息子の応援に駆けつけた。夫人とともに車を飛ばして球場入りすると、サプライズが待っていた。ドームスタッフから試合前のマウンド整備をお願いされた。治朗さんは宮崎・生目の杜で14年間にわたってホークスキャンプのグラウンド整備を行ってきた。今年春のキャンプもV奪回を目指すチームを支えてきた。チームにとっては「仲間」でもある。「(ヤフオクドームで)息子が先発するなんてね。交流戦は2年に1度しかこっちで試合をやらないし、それも6人先発投手がいる中で、息子に回ってくるなんて。ほんとすごい確率です。奇跡ですね」。ホークス党でもある治朗さんにとって、複雑な心境だが、そこはやっぱり親父の顔になる。5月5日の「こどもの日」。阿知羅はヤクルト戦(ナゴヤドーム)で先発し、プロ6年目でうれしい初勝利を手にした。メモリアル白星は、チームの「令和初勝利」でもあった。勝負の世界は厳しい。息子は初回に3本塁打を浴びるなど5回5失点で負け投手となった。「とにかくケガをしないでやってほしいですね」。治朗さんは言った。交流戦が生んだ「夢の時間」だった。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆左肩故障からの復活を期すソフトバンクの和田が、先発登板を予定している5日の中日戦で2年ぶりに1軍マウンドへ上がる。38歳のベテランは「自分にとっては今年の開幕。やっぱり和田はだめだと言われないように、いい姿をマウンドで示したい」と意気込みを語った。  交流戦では涌井(ロッテ)と並び現役最多の通算24勝。ソフトバンクや巨人に所属した歴代最多、杉内の26勝まであと2に迫る。和田は「(並ぶ)チャンスがゼロではない。でもまずはチームが勝つ投球を心がける」と気を引き締めた。

◆六回途中までバンデンハークにパーフェクトに抑えられた中日は六回、代打堂上が今季2度目となる満塁本塁打を放った。フルカウントからの直球を左翼席へ運んで一時1点差まで追い上げ「直球を主体に狙っていった。チャンスで代打に送ってもらえたので、期待に応えたかった」と強気で打席に立った。  中日の代打満塁本塁打は2007年10月に中村紀洋が記録して以来。試合には敗れたが「最高の結果」と堂上も納得する一打となった。

◆腰の故障から復帰し、今季初登板だったソフトバンクのバンデンハークは8三振を奪い、六回途中まで4失点で初勝利を挙げた。力強い速球を中心に六回1死まで走者を許さなかった。川瀬の失策で初の走者を出した後は連打を浴び、満塁本塁打を浴びたが「(被弾した)1球以外は本当に良かった」と納得の表情だった。  過去2年連続で2桁勝利を挙げ、今季も先発の柱として期待されたが春季キャンプから出遅れた。「一つ一つでいいから腐らずにやってきた」と、じっくりと状態を上げてきた34歳のベテランが鮮烈に復活を印象づけた。

◆西武の黄金時代にバッテリーを組んだソフトバンク・工藤監督と中日・伊東ヘッドコーチが試合前、打撃ケージ裏で談笑した。1学年上の伊東ヘッドは「工藤に『相変わらず強いなあ』と言ったら『3位ですよ』と。『うち(セ4位)より上やないか』といったら笑っていたわ」。西武、ロッテの監督を歴任し、パの野球をよく知る伊東ヘッドは「データを詰め込みすぎてもよくない。要は選手の感性」と強調していた。

◆3連敗で5位に後退し、借金は今季最多の7となった。阿知羅がソフトバンクの強力打線に圧倒され、4本塁打を許して5回5失点。「追い込んでから打たれた球が高かった。整理してやっていきたい」とうつむいた。与田監督は「抑えることで配球が正解になる。また一つ成長してほしい」と今後に期待した。交流戦の初戦はこれで4年連続黒星となった。

◆交流戦の"令和1号"は育成出身のプロ8年目、ソフトバンク・釜元豪外野手(25)だった。「1番・中堅」で先発出場し、2本塁打を含む3安打2打点。楽天に3連敗して3位に沈んだチームを蘇らせた。  「(本塁打)2本も先頭打者アーチも野球人生で初めて。勝ててよかった」  一回、右越えにプロ初となる先頭打者本塁打を放って口火を切ると、グラシアル、松田宣も右翼席にソロ。釜元は五回にも4号ソロで追加点を挙げ「平均的な飛距離が去年より伸びている」と声を弾ませた。  2012年の育成D1位で昨季まで1軍では無安打。柳田ら故障者続出で巡ってきたチャンスをものにした。  過去7度の制覇と得意にしている交流戦で快勝発進。首位・楽天に1ゲーム差と迫り、工藤監督は「最高のスタートを切れた」と上機嫌だった。 (三木建次)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
100 1.000
(-)
-
(-)
1711
(-)
3
(-)
3
(-)
3
(-)
0.390
(-)
3.000
(-)
2
(-)
ソフトバンク
100 1.000
(-)
0
(-)
176
(-)
4
(-)
4
(-)
1
(-)
0.344
(-)
3.000
(-)
3
(-)
DeNA
100 1.000
(-)
0
(-)
173
(-)
1
(-)
1
(-)
0
(-)
0.333
(-)
1.000
(-)
4
(-)
日本ハム
100 1.000
(-)
0
(-)
177
(-)
6
(-)
2
(-)
2
(-)
0.324
(-)
3.600
(-)
5
(-)
西武
100 1.000
(-)
0
(-)
175
(-)
4
(-)
0
(-)
2
(-)
0.250
(-)
3.000
(-)
6
(-)
巨人
100 1.000
(-)
0
(-)
173
(-)
2
(-)
2
(-)
0
(-)
0.250
(-)
2.000
(-)
7
(-)
楽天
010 0.000
(-)
1
(-)
172
(-)
3
(-)
2
(-)
0
(-)
0.250
(-)
3.000
(-)
8
(-)
広島
010 0.000
(-)
1
(-)
174
(-)
5
(-)
1
(-)
0
(-)
0.205
(-)
1.640
(-)
9
(-)
ヤクルト
010 0.000
(-)
1
(-)
176
(-)
7
(-)
2
(-)
0
(-)
0.211
(-)
6.520
(-)
10
(-)
ORIX
010 0.000
(-)
1
(-)
171
(-)
3
(-)
1
(-)
0
(-)
0.278
(-)
3.000
(-)
11
(-)
中日
010 0.000
(-)
1
(-)
174
(-)
6
(-)
1
(-)
0
(-)
0.097
(-)
6.750
(-)
12
(-)
ロッテ
010 0.000
(-)
1
(-)
173
(-)
11
(-)
0
(-)
0
(-)
0.188
(-)
10.000
(-)