オリックス(☆7対2★)ロッテ =リーグ戦21回戦(2020.10.23)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
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ORIX
20210101X71201
勝利投手:山岡 泰輔(3勝5敗0S)
敗戦投手:二木 康太(7勝3敗0S)

本塁打
【ロッテ】清田 育宏(4号・6回表ソロ),清田 育宏(5号・8回表ソロ)
【オリックス】T-岡田(14号・3回裏ソロ)

  DAZN
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◆オリックスは初回、モヤの適時打などで幸先良く2点を先制する。その後は、3回裏にT-岡田のソロとモヤの適時打で2点を加点すると、4回にはT-岡田の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・山岡が6回途中1失点で今季3勝目。敗れたロッテは、投打ともに精彩を欠いた。

◆オリックスは初回にT-岡田の右犠飛などで2点を先制。3回にはT-岡田の14号ソロなどで2点追加。ロッテは3回まで無得点。 オリックスは4回にT-岡田の右前適時打で1点追加した。ロッテは6回に清田の4号ソロで1点を返した。 ロッテは8回に清田がこの日2本目の5号ソロもそこまで。今季最長の5連敗。オリックス山岡は3勝目。ロッテ二木は3敗。

◆ロッテが今季16勝と得意のオリックスに完敗し、今季初の5連敗となった。 課題の打線は、10月に入って初の2試合連続2ケタ安打と上昇の兆しは見せ始めた。しかし、得点は清田のソロ2発の2点のみ。井口資仁監督も「2死から(安打が)出たり、併殺もあって。もう少し打線のつながりもみんなで考えていかないと」と拙攻に声を落とした。 不振に苦しむ井上を休養させた。「頭の中を整理できない中で打席に入っている」と冷静になる時間を与えた。故障のレアード、マーティンに加え、井上が本調子でない打線では、より先頭打者の出塁がカギを握る。しかし1、2回の2安打はいずれも2死後。6、8回は好機で藤岡がともに併殺。粘った末の併殺なだけに、もどかしい。これ以上負けられない24日は、プロ初先発の古谷に託す。「何とかいい形で試合を作ってくれれば」。迫ってくる西武も敗れたが、自力で勝ち上がりたい。【金子真仁】

◆ロッテは今季初の5連敗を喫したが、清田育宏外野手(34)が2本塁打と気を吐いた。1試合2発は15年5月20日の西武戦以来。 6回は山岡、8回はヒギンスから、ともにイニングの先頭打者として左翼席へ4号、5号とソロを運んだ。5号ソロは追い込まれてからの1発。「最後まであきらめないで、逆転できるように」と話したが、試合は敗れた。 コロナ禍で戦線離脱したものの、5番DHで起用され結果を出した。故障のマーティン、レアードに加え、井上も不調でスタメン落ち。長打力不足の中で、OPSは現状の1軍メンバーでは唯一の0・8超え。持ち前の強いスイングでチームを救いたい。

◆オリックス山岡泰輔投手が6回途中8安打1失点の粘投で3勝目をマークした。 清田にソロを浴びた6回は1死一、二塁と走者を残しての降板で「投げ切りたかったですし、投げ切れる投球ができるようにならなければいけないと思います」と反省を口にした。中嶋監督代行は「初回からピンチの連続で、バテるのは早いかなと」と早めの継投理由を説明した。

◆4試合ぶり先発のオリックスT-岡田外野手が、チームトップの14号ソロを含む3安打4打点、全4打席で打点を挙げた。 1番佐野の俊足があってこその得点もあり「佐野さまさまですね。後で抱きついておきます」と8歳下の後輩を持ち上げた。快勝も最下位のまま。「チームがしんどいときになかなか引っ張れなかった。残り試合は少ないですけど、先頭に立って1試合1試合全力で頑張っていきたい」。かつての大砲は主に2番に座りチャンスメークを心掛ける。

◆打棒がさえた。「2番・左翼」で4試合ぶりに先発したオリックスのT-岡田が、全4打席で打点をマークした。1番を打って出塁した佐野の俊足があってこその得点もあり「佐野さまさまですね。後で抱きついておきます」と8歳下の後輩を持ち上げた。  一回無死三塁で先制の右犠飛。2-0の三回に9日の日本ハム戦以来となる14号ソロを放って勢いに乗った。4-0の四回1死二塁では右前に適時打。さらに六回2死二塁で右中間へ適時二塁打と大暴れだった。  好投する投手陣を援護できない試合が多く、最下位に低迷している。「チームがしんどい時に引っ張れなかった。残り試合は少ないけど、何とか一試合一試合、頑張っていきたい」と活躍を期した。

◆オリックスが快勝した。一回にT-岡田の犠飛とモヤの適時打で2点を先制し、三回はT-岡田の14号ソロとモヤの適時二塁打で2点を加えた。山岡は六回途中1失点で3勝目。ロッテは二木が四回途中5失点と崩れて5連敗となった。

◆ロッテの清田が2打席連続本塁打を放ち、5連敗を喫したチームの中で一人気を吐いた。0-5の六回に山岡の内角球を左翼席に運ぶと、1-6の八回にもヒギンスから左翼へ5号ソロ。「うまく打つことができた。何とか流れを変えられたらと思っていた」と必死さを強調した。  チーム内で起きた新型コロナウイルスの集団感染で陽性判定を受け、8試合戦列を離れて16日に復帰した。勝利にはつながらなかったが、34歳のベテランらしくチームに活を入れる打撃だった。

◆ロッテの角中がコンディション不良でベンチを外れた。20日の西武戦を最後に出場がなく、井口監督は「24日は何とか出られたらと思っている」と話した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64395 0.621
(↑0.003)
M4
(↑2)
12483
(+8)
360
(+1)
116
(+1)
90
(+2)
0.250
(-)
3.000
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
55492 0.529
(↓0.005)
9.5
(↓1)
14412
(+2)
437
(+7)
82
(+2)
78
(-)
0.238
(↑0.001
3.930
(↓0.04)
3
(-)
西武
51513 0.500
(↓0.005)
12.5
(↓1)
15421
(+1)
469
(+8)
97
(-)
70
(-)
0.239
(-)
4.260
(↓0.01)
4
(-)
楽天
50516 0.495
(-)
13
(↓0.5)
13489
(+4)
466
(+4)
105
(-)
61
(-)
0.257
(↓0.001)
4.210
(-)
5
(-)
日本ハム
46565 0.451
(-)
17.5
(↓0.5)
13442
(+4)
473
(+4)
82
(+1)
69
(+2)
0.250
(-)
4.030
(-)
6
(-)
ORIX
40607 0.400
(↑0.006)
22.5
(-)
13404
(+7)
446
(+2)
81
(+1)
82
(-)
0.250
(↑0.001
4.000
(↑0.01)