西武(☆3対1★)ロッテ =リーグ戦16回戦(2020.09.16)・メットライフドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ロッテ
0000010001400
西武
10002000X3801
勝利投手:浜屋 将太(1勝0敗0S)
(セーブ:増田 達至(2勝0敗19S))
敗戦投手:小島 和哉(5勝6敗0S)

本塁打
【西武】栗山 巧(9号・1回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 西武戦チケット予約 ロッテ戦チケット予約
◆西武が3連勝。西武は初回、栗山のソロで幸先良く先制に成功する。そのまま迎えた5回裏には、外崎と栗山の適時打で2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・浜屋が6回4安打1失点の好投でプロ初勝利。敗れたロッテは、打線が1得点と振るわなかった。

◆西武浜屋将太投手(20)が、プロ初先発で初勝利の権利を得た。初回から3者凡退の立ち上がりを見せると、8者連続凡退に打ち取った。 勝ち投手の権利がかかった5回も、ロッテ先頭の角中をチェンジアップで空振り三振に打ち取ると、続く菅野も空振り三振で、3者凡退。6回に1点こそ失ったがイニングの最後まで投げ抜き、6回92球4安打1失点で終えた。「今日は初先発ということで緊張しました。昨日も実はあまり眠れなくて...。相手打者を差し込むことができたところもありましたし、球の走り自体は良かったのかと思います」と好投を振り返った。

◆西武は1回に栗山の9号ソロで先制。初先発の浜屋は、ロッテ打線を3回まで1安打無失点に封じる立ち上がりをみせた。 西武は5回に外崎と栗山の適時打でリードを3点に広げた。ロッテは6回2死三塁から、中村奨の左前適時打で1点をかえした。 リードを守りきった西武は3連勝を収めた。初先発の浜屋は6回1失点で、プロ初勝利を挙げた。ロッテは2連敗となった。小島が6敗目。

◆ロッテ井上晴哉内野手(31)が、16日の西武16回戦(メットライフドーム)を欠場した。 15日の同戦第2打席で、自打球が左ふくらはぎ付近に当たり、8回の守備から退いていた。 この日も試合前は別メニューで調整。井口監督は「打撲なので腫れさえひけばいいんですけれど、無理をして出ると肉離れの可能性もあるので。今日は出られる状態ではなく、明日(17日)もどうかなというところです」と心配していた。

◆ルーキーバッテリーに負けじと、野手最年長の西武栗山巧外野手が先制V弾を含む4安打と気を吐いた。 1回に先制の9号ソロを放つと、全4打席で出塁した。浜屋と16歳差コンビでお立ち台に上がり「浜屋はルーキーなのかなと思うぐらい堂々とした投球で、僕たちがもっと早く点を取ってという気持ちはあったんですけど、僅差のゲームでも安心して見ていられたというのは不思議な感覚でした」と、厚い信頼を寄せた。

◆ロッテが西武に痛い連敗を喫した。ルーキー浜屋の前に6回まで1得点のみ。 これで相手先発が左腕の試合では12敗目で、日本ハム河野や西武内海ら、初対決や久しぶりの対戦で封じられるケースが多い。井口資仁監督は「初対決で感覚が合わなかったのか、ちょっとやられましたね」と振り返り「どうしても左投手(の球威)にさされているイメージがある」と対策強化の必要性を口にした。

◆西武のルーキー左腕、浜屋将太投手(21)がプロ初先発初勝利を挙げた。初回を3人で仕留め、立ち上がりを切り抜けると、そこから8者連続凡退。「昨日寝る前に緊張していつもより寝られなかったです」。初々しい言葉とは裏腹にロッテ打線を封じた。 勝利投手の権利がかかった5回は、先頭の角中をチェンジアップで空振り三振に切り、この日3度目の3者凡退。6回を1失点で投げ抜いた。 開幕1軍入りを果たし、ここまで中継ぎで4試合に登板。楽天戦で打ち込まれ、7月27日に登録抹消されると、同じ左腕の内海に対左打者へのチェンジアップの投げ方を聞いた。縦のラインを意識する助言を受け2軍戦で実践。抜ける怖さを振り払い、ものにして昇格をつかんだ。この試合では対左は10打数1安打。成長した姿を1軍で見せた。 高卒で社会人入りした際、高校時代同じクラスの相撲部の友人に体重の増やし方を相談。「常に空腹がない状態にする」と言われた。「1日5食くらい食べてると聞いたので、社会人時代はそうやって体重を増やしていました」と3年間で約20キロ増。周囲の助言に耳を傾け成長の糧にしてきたから、今がある。 同期入団の柘植との新人バッテリーでチームは3連勝。「浜屋が出てきたら安心だと思われるくらいの投手になりたい」。頼もしい新戦力が加わった。【栗田成芳】

◆西武のルーキー左腕、浜屋将太投手(21)がプロ初先発初勝利を挙げた。 ▼ルーキー浜屋がプロ初先発初勝利。西武は捕手もルーキー柘植がスタメンで、新人先発バッテリーでの勝利。新人先発バッテリーの勝利は、19年に3勝した弓削-太田(楽天)があるが、西武では球団史上初めてとなった。

◆西武・栗山巧外野手(37)が「3番・左翼」で先発出場。一回に先制点となる9号ソロを放った。  ロッテ先発・小島の145キロの直球を完璧に捉えた打球は、バックスクリーン右に着弾した。  9月12日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来の一発に「打ったのは真っすぐ。いいスイングができたと思います。(手応えは)バッチリでした」と満面の笑みで振り返った。

◆西武が3連勝した。一回に栗山の9号ソロで先制し、五回に外崎と栗山の適時打で2点を加えた。新人の浜屋がプロ初先発で6回4安打1失点と好投し、初勝利を挙げた。ロッテは六回に中村奨の適時打で1点を返すのがやっとだった。

◆西武・浜屋将太投手(21)=三菱日立パワーシステムズ=が6回4安打、1失点の好投でプロ初先発初勝利をマークした。  「(前夜は)寝る前に緊張して、かなり寝れなかったです」  今季は中継ぎで4試合に登板。先発の大役でも「打たれてもいいから力強い球を投げようと腕を振りました」と最速148キロの直球と、ブレーキの利いたチェンジアップが効果的に決まった。  リードしたのはD5位・柘植(つげ)世那捕手(23)=ホンダ鈴鹿=で、新人左腕は「柘植さんがひっぱってくれたので楽に投げることができました」と、ルーキーバッテリーがチームを勝利に導いた。

◆ロッテは西武のルーキー浜屋に苦戦し、プロ初勝利を許した。六回に加藤の中前に落ちる幸運な二塁打から、中村奨の適時打で1点を返すのがやっとで、井口監督は「左投手に差し込まれているイメージがある。もう少し考えないといけない」と工夫を求めた。  チーム2位の53打点を挙げている井上が15日の試合で左ふくらはぎに自打球を当てた影響で先発を外れ、打線が迫力を欠いた。井口監督は「17日もどうかなというところ。無理して出ると肉離れになる可能性もある」と悩ましそうに話した。

◆西武・栗山巧外野手(37)が今季2度目の1試合4安打、2打点で勝利に貢献した。  「かなり手応えは、ばっちりでした。いいスイングができました」  一回に中堅右へ先制の9号ソロ。四回には右前打を放ち、2-0の五回1死一、三塁で迎えた第3打席。一走・源田、三走・外崎が重盗を試みたが外崎がアウトに。2死二塁となり、試合の流れを失いかけたが、ベテランは「より、ここが勝負かと思った」と神経を研ぎ澄まし、右前適時打で3点目をもぎとった。八回にも右前打を放ち、8月23日のオリックス戦以来の1試合4安打となった。  この日は初先発となった新人の浜屋が好投する姿に「本当にルーキーかと思うくらい堂々としていた。僅差だけど安心してみていられる不思議な感じでした」と称賛。自身も「また浜屋が投げる日には打てるように頑張ります」と次回の援護も約束した。

◆西武のドラフト2位左腕・浜屋(三菱日立パワーシステムズ)がプロ初先発し、6回1失点と好投した。  この日は同5位・柘植(ホンダ鈴鹿)が先発マスクをかぶり、"新人バッテリー"で臨んだ。注目の一回は先頭の加藤を一ゴロ、マーティンを左飛、中村奨を右飛に打ち取り三者凡退。二回以降も最速148キロの直球とチェンジアップ、スライダーを中心にロッテ打線を翻弄した。  鹿児島・樟南高から社会人を経て入団した即戦力左腕は、オープン戦と練習試合で結果を残し、中継ぎとして開幕1軍を勝ち取った。開幕前は「先発が一番やりたいポジション」と意欲を示していたが、ここまで1軍では救援で4試合に登板しただけだった。7月中旬の楽天戦で初先発する予定だったが、雨天中止に。7月27日に出場選手登録を外れ、ファームで先発として登板を重ね、再び1軍での挑戦権を得た。  打撃陣では、プロ19年目の栗山が一回に先制の中越えソロ。五回にも追加点となる右前適時打を放ち、"新人バッテリー"を援護した。(樋口航)

◆自身の"貯金"を作ることなく、マウンドを降りた。ここまで5勝5敗のロッテ・小島は、五回を投げ切ることができずに交代した。  一回に栗山に先制ソロを浴びたが、スライダー、カットボールで的を絞らせない投球は効果的だった。四回まで3安打、4奪三振とまずまずの内容。だが、五回に外崎に適時打を浴び、さらに2死二塁から栗山に右前適時打を浴びたところで交代を告げられた。栗山には四回にも右前打を許しており、ベテラン一人にやられた格好だ。  打線もプロ初先発となった西武の新人左腕、浜屋を攻略できなかった。力のある直球と同じ腕の振りから投げ込まれるチェンジアップに苦しみ、五回までわずか2安打。打線が3巡目に入った六回に、ようやく中村奨の適時打で1点を返した。  15日現在でリーグ2位のチームは首位・ソフトバンクを猛追する中、正捕手の田村が9日の日本ハム戦の死球で右手人さし指を骨折。さらにこの日になって勝利の方程式の一角、ハーマンが右手人さし指のけがで出場選手登録を外れた。今こそチーム一丸となり、故障者の穴を埋める戦いが求められる。(湯浅大)

◆プロ19年目の栗山が一回、中越えに先制の9号ソロを放ち、浜屋を援護した。「かなり手応えばっちりで、いいスイングができたと思う」。五回にも追加点となる右前適時打を放つなど、今季2度目の4安打をマークした。ルーキーのプロ初勝利に貢献した37歳に辻監督は「さすがです。非常にタイミングが取れて、どこにでもヒットを打てそうな雰囲気があった」とたたえた。

◆プロ初先発した西武のドラフト2位左腕、浜屋将太投手(21)=三菱日立パワーシステムズ=が、6回1失点の好投で初勝利を飾った。  「(前夜は)寝る前にちょっと緊張して、いつもより寝られなかったが、きょうはやったろうという気持ちで(マウンドに)上がりました」  一回は三者凡退。その後も最速148キロの直球とスライダー、決め球のチェンジアップが低めに決まり、五回まで二塁すら踏ませなかった。六回に2安打を許して1点を失ったが、92球で先発としての役目を果たした。  快投の裏には、大先輩からの助言があった。今季は開幕1軍で迎え、救援で4試合に登板。7月27日に出場選手登録を外れた後、ファームで同じ左腕のベテラン、内海に苦手としていた左打者へのチェンジアップの投げ方を聞いた。  投げる際に抜くイメージではなく、縦のラインを意識して投げることを伝授され、「(球が)抜けて死球とか怖がっていたけど、縦のラインを意識して腕が振れた」。この日は左打者を10打数1安打に封じる堂々たる投球を見せた。  ドラフト5位・柘植(つげ、ホンダ鈴鹿)との新人バッテリーが機能したチームは、3連勝で4位に浮上した。「出てきたら安心だと思えるくらいの投手になりたい」と浜屋。獅子の逆襲に新たなピースが加わった。(樋口航)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
44293 0.603
(↑0.006)
-
(-)
44329
(+5)
264
(+4)
91
(-)
48
(+1)
0.240
(↓0.001)
3.150
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
43312 0.581
(↓0.008)
1.5
(↓1)
44320
(+1)
326
(+3)
65
(-)
60
(-)
0.240
(↓0.002)
4.120
(↑0.01)
3
(-)
楽天
36373 0.493
(↓0.007)
8
(↓1)
44369
(-)
344
(+2)
77
(-)
45
(-)
0.259
(↓0.002)
4.340
(↑0.03)
4
(1↑)
西武
35372 0.486
(↑0.007)
8.5
(-)
46325
(+3)
332
(+1)
78
(+1)
48
(-)
0.246
(-)
4.330
(↑0.05)
5
(1↓)
日本ハム
35383 0.479
(↓0.007)
9
(↓1)
44322
(+4)
333
(+5)
58
(-)
39
(+2)
0.254
(↑0.001)
4.000
(-)
6
(-)
ORIX
25465 0.352
(↑0.009)
18
(-)
44270
(+2)
336
(-)
50
(+2)
55
(+1)
0.238
(↓0.001)
4.190
(↑0.05)