西武(☆4対3★)ロッテ =リーグ戦15回戦(2020.09.15)・メットライフドーム=
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ロッテ
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西武
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勝利投手:小川 龍也(2勝1敗0S)
(セーブ:増田 達至(2勝0敗18S))
敗戦投手:ハーマン(3勝2敗1S)

本塁打
【西武】高木 渉(2号・7回裏ソロ),スパンジェンバーグ(11号・8回裏2ラン)

  DAZN
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◆西武が逆転勝利。西武は3点を追う7回裏、高木のソロで1点を返す。続く8回には、金子の適時打とスパンジェンバーグの2ランで3点を奪い、試合をひっくり返した。投げては、2番手・小川が今季2勝目。敗れたロッテは、2番手・ハーマンが痛恨の一発を浴びた。

◆西武高橋光成投手(23)が、22イニングぶりに失点した。 初回を3者凡退に抑え、2回先頭の安田は147キロの直球でバットを真っ二つにへし折り、二ゴロに打ち取った。しかし、2死から菅野に四球を与えると、井上に中越え適時二塁打を許し、先制点を献上。さらに藤岡にも長打を浴び追加点を与えた。8月25日の日本ハム戦以来の失点となった。 高橋光は前回登板で9回、前々回は7回に初ヒットを許すまで、無安打投球を続けていた。

◆三度目の正直でノーヒットノーランを狙った西武高橋光成投手が、2回に先制を許した。2死から四球で出塁を許すと、2者連続長打を浴び2失点。 8月25日の日本ハム戦以来22イニングぶりの失点となった。前回登板で9回、前々回は7回に初ヒットを許すまで、無安打投球だった高橋光は「前回は前回、今回は今回と、しっかりと気持ちを明日に向けて切り替えていきたい」と話し登板していた。5回にも追加点を許し、味方援護を待ちながら粘りの投球を続けた。

◆ロッテは2回に井上、藤岡の連続適時二塁打で2点を先制。西武の先発高橋光は22イニングぶりに失点を喫した。 2点リードのロッテは5回2死三塁で、4番安田が中前適時打を放ち追加点を挙げた。西武は6回まで2安打無得点に抑えられた。 西武は8回に金子の中前適時打、スパンジェンバーグの11号2ランで逆転。2連勝とした。小川は2勝目。増田が18セーブ目。ロッテの連勝は3で止まった。ハーマンは2敗目。

◆ロッテ石川歩投手(32)が好投を見せるも、自身7連勝はお預けとなった。 7回まで1失点に抑え、今季自身初となる8回のマウンドへ。代打森、金子の連打で1点差にされ、なおも1死二塁のピンチで降板。救援のハーマンがスパンジェンバーグに決勝の逆転2ランを浴びた。 92球中17球が緩いカーブ。江村直也捕手とのバッテリーで、いつも以上に緩急を使って攻めた。石川は「8回を何とか投げきりたかったです。それだけです」と言葉少な。井口資仁監督は「しっかりとゲームを作ってくれましたし、8回まで投げてくれたので、上出来だと思います」と評価していた。

◆ロッテの首位浮上はならなかった。石川の好投で7回まで2点をリードするも、8回途中から救援したハーマンがスパンジェンバーグに逆転2ランを許した。 井口監督は「ベンチが最良の策で送り出した投手なので、これはベンチの責任」と受け止めた。7回以降に逆転されて敗れたのは、7月10日の西武戦(ZOZOマリン)以来、今季2度目となった。

◆西武歴代最多文字数助っ人のコーリー・スパンジェンバーグ外野手が、滞空時間の長い11号逆転V弾を決めた。 8回に1点差とし、なお2死三塁。ここまでの3打席は凡退していたが初球、高めの149キロの直球を狙い打ち。 打球は、メットライフドームの屋根すれすれまで舞い上がり、滞空時間6秒77かけて右翼席に着弾した。12日から右内転筋の張りで欠場し、3試合ぶりのスタメンで勝利をもたらした。8月以降は打率3割3分1厘と日本野球への適応力を発揮。「慣れは一番大きい。対戦が増え、投手がどういう風に攻めてくるか情報も入って、よりいい結果が出ている」と、尻上がりに結果を残していく。 ▽西武辻監督(スパンジェンバーグのV弾に)「こういう勝ち方がチームに勢いをつける。本当に、勢いを持っていってくれたら」

◆3年目の西武高木渉外野手が、7回に反撃の口火を切る2号ソロを放った。 プロ1号からわずか2試合で、逆方向へアーチを描いた。「6番左翼」で先発も2打席凡打し、3打席目にバットを交換。「気分転換で1、2打席目とバットを替えて打席に入ったのですが、ホームランが打てたのはたまたまです」と笑顔だった。

◆西武・高橋光成投手(23)が22イニングぶりに失点し、連続無失点イニングが「21」でストップした。  一回は完璧な立ち上がりで三者凡退に抑える好スタートを切ったが、二回に2死から菅野に四球を与えると井上、藤岡に連続適時打を浴び、2失点を許した。  8月25日の日本ハム戦(メットライフ)以来の失点となった。

◆西武は1-3の八回に金子の適時打、スパンジェンバーグの11号2ランで3点を奪い逆転した。八回を三者凡退に抑えた小川が2勝目、増田が18セーブ目を挙げた。ロッテは2番手のハーマンが踏ん張れず、連勝が3で止まった。

◆西武のコーリー・スパンジェンバーグ外野手(29)が、1点差とした八回に値千金の決勝2ラン。チームに逆転勝ちでの2連勝をもたらした。  「ストライクゾーンの球は積極的にいくという気持ちを持って打席に入りました」  11日の試合後に右内転筋の張りを訴え、2試合に欠場。3試合ぶりにスタメン復帰し、早速結果を残した。  来日1年目の今季はオープン戦、練習試合で結果を残し、開幕「1番」でスタートしたが、シーズン序盤は厳しいマークもあり序盤は状態が上がらなかった。だが、ここにきて日本の野球に順応し、後半戦は絶好調だ。  「対戦が増えてきて、どういう風に攻めてくるかの情報が入ってきてよりいい結果が出ているの。慣れっていうのが、一番大きいかな」と8月は月間打率は・330。9月に入ってからも11試合で打率333と打ちまくり、打率を・290まで上げてきた。  助っ人の活躍で9月は8勝5敗。借金を3まで減らした。後半戦の逆襲は、背番号22のバットが鍵を握る。(樋口航)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
43293 0.597
(↓0.009)
-
(-)
45324
(+2)
260
(+3)
91
(+2)
47
(-)
0.241
(-)
3.160
(-)
2
(-)
ロッテ
43302 0.589
(↓0.008)
0.5
(-)
45319
(+3)
323
(+4)
65
(-)
60
(-)
0.242
(-)
4.130
(↓0.01)
3
(-)
楽天
36363 0.500
(↓0.007)
7
(-)
45369
(+1)
342
(+5)
77
(+1)
45
(-)
0.261
(↓0.002)
4.370
(↓0.02)
4
(-)
日本ハム
35373 0.486
(↑0.007)
8
(↑1)
45318
(+3)
328
(+2)
58
(-)
37
(-)
0.253
(-)
4.000
(↑0.03)
5
(-)
西武
34372 0.479
(↑0.008)
8.5
(↑1)
47322
(+4)
331
(+3)
77
(+2)
48
(-)
0.246
(-)
4.380
(↑0.03)
6
(-)
ORIX
24465 0.343
(↑0.01)
18
(↑1)
45268
(+5)
336
(+1)
48
(+2)
54
(-)
0.239
(-)
4.240
(↑0.05)