日本ハム(☆3対2★)ソフトバンク =リーグ戦16回戦(2020.09.15)・札幌ドーム=
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ソフトバンク
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日本ハム
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勝利投手:上沢 直之(6勝3敗0S)
(セーブ:宮西 尚生(1勝1敗2S))
敗戦投手:千賀 滉大(6勝4敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(23号・9回表ソロ),川島 慶三(4号・9回表ソロ)

  DAZN
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◆日本ハムは2回裏、西川の適時二塁打で2点を先制する。そのまま迎えた8回には、西川の適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・上沢が8回無失点の快投で今季6勝目。敗れたソフトバンクは、打線が9回に1点差とするも、反撃が遅かった。

◆ソフトバンク千賀滉大投手(27)は日本ハム戦13勝7敗だが、札幌ドームで通算7勝0敗、防御率1・37。 千賀がパ・リーグ内の相手本拠地で黒星を喫していないのは札幌ドームだけ。好相性の球場で今季7勝目を目指す。

◆日本ハム西川遥輝外野手(28)が、難攻不落のエース千賀から先制点を奪う大きな一打を放った。 2回1死満塁の絶好機。カウント1-1からの3球目、やや高めに浮いたフォークをとらえ、右翼フェンス直撃となる2点適時二塁打。「今日は(仙台からの)移動ゲームで、みんな疲れもあると思うし、早く先制点を取りたかったので良かったです。あとは上沢が抑えてくれると思います。僕らもさらに援護できるように頑張ります」とコメント。 札幌ドームで通算7勝0敗の強さを誇る右腕千賀から2点をもぎ取り、先発上沢を援護した。

◆日本ハムは2回、西川が相手エース千賀から右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち2点を先制。先発上沢は3回まで3安打無失点。 ソフトバンクは4回から3イニング連続3者凡退と得点を奪えず。日本ハムは得点圏に走者を置く場面もあったが中盤無得点。 日本ハムが1点差で逃げ切り2連勝。上沢はチームトップタイの6勝目。ソフトバンクは2連敗で、千賀は4敗目となった。

◆ソフトバンク千賀滉大投手(27)のプロ10年目で最多、148球の熱投は実らなかった。エースは9安打6四球と苦しみながら、8回12奪三振3失点で完投。だが打線の反撃も遅く、勝利を呼び込めなかった。「先制点を与えてしまったことが一番の反省です。ランナーを出してから、粘らなければいけない場面で粘ることができなかった」と敗戦の責任を背負った。 得意の舞台で苦闘した。プロ入り後、9戦負けなし7連勝中だった札幌ドーム。だが、立ち上がりから制球が定まらなかった。6回以外は毎回走者を背負う苦しい展開。2回に西川に右越え2点打を浴び、先制を許した。 その後は粘りの投球で踏ん張り、0-2で進んだ8回は、「エース」としての力を試された。工藤監督は「8回もいけるという風に本人にも聞いた上で、『大丈夫です』ということだった。『おまえが白黒付けてこい』という思いで行かせました」とこの試合を右腕に委ねた。だが、西川に再び適時打を許し、痛恨の3点目。2死満塁で中島を見逃し三振に切って8回を投げ切ったが、最後はこの1点が重くのしかかった。札幌ドーム10度目の登板でついに初黒星を喫した。 2位ロッテも逆転で敗れたため、0・5ゲーム差のまま辛うじて単独首位を守った。チームは連敗で9月は6勝6敗1分けで5割を行き来する。悲願の3年ぶりV奪回へ、正念場の秋を迎えている。【山本大地】

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手が特大アーチで、リーグトップに1差に迫る23号ソロを放った。 0-3で迎えた9回先頭で、宮西の直球を中堅右のスタンド中段まで運んだ。4試合ぶりの1発も「何とか千賀を勝たせてあげたい気持ちでした。もっと早いイニングから点を取ればよかった」と笑みはなかった。 キングをいく中田の前でパワー全開を見せつけた。さらに1死後、川島も4号ソロを左翼へ運んだ。だが、8回までの0行進も響いて1点届かず、もどかしい敗戦になった。

◆日本ハム上沢直之投手が8回無失点の好投で、チームトップタイの6勝目を挙げた。 序盤は得点圏に走者を背負いながらも、要所を締める投球を披露。味方の援護をバックにスコアボードにゼロを並べ、今季最多133球の熱投をみせた。「前半後半でストライクを取るボールだったり、勝負するボールを変えられたのが良かった」と振り返った。

◆日本ハム近藤健介外野手が千賀から2四球を選び、出塁率を日本記録と並ぶ4割8分7厘に上げた。 2打数無安打に終わったが、初回と7回の打席はファウルで粘りながら、しぶとく四球を選ぶ、さすがの選球眼を披露し。試合前から出塁率を1厘上げて、86年落合(ロッテ)がつくった記録にシーズン75試合目で並んだ。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手が千賀攻略に貢献する2安打を放った。 2回は対千賀初安打となる中前打で先制機を拡大。4回も中前打を放った。「いいピッチャーから、しっかり自分の形で打てたことは明日につながるかなと思います」と振り返った。ただ、最後の2打席は空振り三振に倒れ、栗山監督は「最初の2打席は別にして、スットコドッコイだろ。全然だろ。大事なところで打て」と厳しく注文した。

◆日本ハム上沢直之投手(26)が8回4安打無失点の好投で、チームトップタイの6勝目を挙げた。フォーク、カットボールなど変化球を主体とする投球でソフトバンク打線に的を絞らせなかった。「前半後半でストライクを取るボールだったり、勝負するボールを変えられたのが良かった」と振り返った。 相手エース千賀との投げ合いを制した。「3点取られたら負けるだろうなと。勝つためには2点以内に抑えなきゃなと思っていた」。1回と2回に得点圏に走者を背負っても冷静さを保った。2回西川の適時二塁打で2点の援護を受けた後も、スコアボードにゼロを並べた。「(感覚を)つかんだのは6回、7回くらいから。そこまでは本当に納得する球はほぼなかった」といいながら、4回から4イニング連続で3者凡退に封じるなど抑え込んだ。 今季最多の133球の熱投に「前半から飛ばすことをやめました。そしたらけっこう球数がかさんでも投げられるようにはなってきた感じはある」と手応えもあった。 試合後、栗山監督は「もうなにも言うことはないですね。本当によく8回まで投げてくれたし、ただただありがとうというふうな投球だった」と絶賛。上沢は「取ってくれた点数を守りきれたのは良かった」と笑顔だった。【山崎純一】 ▽日本ハム木田投手コーチ(8回無失点の先発上沢に)「最初リズムに乗れないところがあったが、徐々に調子を上げて8回まで投げてくれて、いいピッチングだったと思います」

◆"天敵打ち"で、ようやく負のデータに終止符を打った。日本ハム西川遥輝外野手(28)が、15日ソフトバンク戦(札幌ドーム)で、先発の千賀滉大投手(27)から全打点を挙げる4打数3安打3打点。これまで、本拠地・札幌ドームで、いいようにやられてきた千賀に対して、通算10度目の対戦で初めて黒星を付けた。約3週間ぶりの2連勝。強敵撃破を浮上のきっかけにできるか。キャプテンのバットが、相手エースの無敗神話を砕いた。2回1死満塁の先制機で、打席には日本ハム西川。化けなかった"お化けフォーク"を、逃さなかった。右翼へ一直線に伸びた打球は、フェンス上部に直撃する先制の2点二塁打に。スタンドへ、わずかに届かず、思わず二塁上で「ドーム広いな~」と悔しがった。ヒーローインタビューで「最近、体重が落ち気味なので、その分、フェンスに届かなかったのかな。おいしいものを食べて、体重を増やしたいと思います」と自虐交じりの冗談で、スタンドのハルキストたちを喜ばせた。 2-0の8回は、2死満塁で追加点の右前適時打。「けっこう(千賀が)首を振っていたので、僕の頭の中はパニックです」と言うが、ここでも抜けたフォークを捉えて、ガッツポーズだ。4打数3安打3打点と、この日の全打点を稼いだ打の主役は「相手はソフトバンクのエースで、同級生。燃えるものがありました」。球界を代表する同学年の右腕を打ち崩し、久々の連勝に貢献した。 これまで相手右腕には、札幌ドームを舞台に好き放題やられていた。過去9度の対戦で、得点はすべて2点以下。10度目の勝負で、ようやく"2点の壁"を破り、初めて黒星を付けた。元気のなかったチームも8月26日以来、約3週間ぶりの2連勝。7年越しの勝利は、価値ある1勝だ。 7月下旬に自身初の国内フリーエージェント(FA)権を取得。「あんまり、関係ないと思っているけど。ファイターズ愛が強いし」と、いたずらな表情で報道陣をけむに巻く。今季は近藤の故障を契機に3番を打ったことで、得点圏での勝負強さが際立つようになった。「上位チームをたたかないと、上には行けない」。上位2チームとあたる6連戦の最初の試合を白星でスタートし、崖っぷちからの逆襲を狙う。【中島宙恵】

◆日本ハムが札幌ドームで無双の天敵、ソフトバンク千賀に初黒星をつけた。試合前まで、本拠地で対した千賀には9戦7敗で奪った得点も2点が最多。難敵攻略へ、栗山監督は「2つのポイントを置いた」という攻撃で、過去最多3得点を奪って勝った。試合後、意図を問われた指揮官は「それは監督を辞めたら、しゃべるよ」と笑顔で真意は明かさなかった。 2つのポイントは何だったのか。1つ目は左打者を5人並べたことだろう。ビヤヌエバを外して平沼を「7番三塁」、清宮を「8番一塁」に配した。千賀の被打率は、試合前まで右打者の1割9分1厘に対して左打者は2割5分。数字に忠実な打線で臨み、2回は平沼が起点となって清宮が連打で続き、西川が2点二塁打で仕留めた。この日の左打者は、計17打数6安打の4四球。起用が結果にしっかり表れた。 もう1つは千賀を疲れさせる仕掛けを講じることだった。栗山監督は「スコアリング(ポジション)に行けば行くほどアクセルを踏んでくる。それを、どう考えるのか」と明かしたように、初回無死一塁からバスターエンドランを敢行。2回1死一塁では、清宮の右中間寄りの中前打で一走の平沼が一気に三進。サインで揺さぶり、走塁でプレッシャーをかける。「何とかみんなで粘って球数を投げさせるしかない」と何度もギアを上げさせた。スタミナを奪い、8回の貴重な3点目は144球目で挙げた。「本当にいい内容の試合だった」と振り返った"栗山の計"が実った、大きな1勝だった。【木下大輔】

◆日本ハムの上沢は三塁すら踏ませず8回を投げ切り、6勝目。宮西が2セーブ目。西川は二回に先制2点二塁打、八回は適時打を放った。ソフトバンクは千賀が148球で完投したが、九回に柳田と川島のソロ2本と反撃が遅かった。

◆千賀に投げ勝ってチームトップに並ぶ6勝目。プロ9年目の日本ハム・上沢直之投手(26)が、強力打線を相手に8回4安打無失点の快投を見せた。  「(相手の先発が)千賀さんだったので、3点取られたら負けると思った。気持ちで負けないように頑張りました」  最速160キロをマークしたソフトバンクのエースとは対照的に、緩急自在の投球で封じた。三回から七回まで無安打投球。最速148キロの直球を軸に、前半はカットボールを駆使し、温存していたフォークボールを後半から"解禁"して的を絞らせなかった。  昨年6月18日のDeNA戦(横浜)でソトの打球を左膝に受けて骨折。左膝蓋骨の整復固定手術を受けた。昨季の開幕投手は、長いリハビリを経て完全復活といえる快投を披露。今季最多の133球を投げ、昨季の5勝を上回る白星をつかんだ。  チームはこの日、仙台から移動して8連戦の3試合目。疲労が募る中、上沢は前回登板した8日から試合直前の投球数を10球減らして20球前後にした。「投げたくなるけど、不安な気持ちを消すだけの作業。投げない勇気も大事」。7割の力でスタートする意識改革が結果につながる。  チームは3位・楽天とのゲーム差を1に縮めた。ソフトバンク、ロッテの上位2チームとの6連戦。優勝争い、2位までのクライマックスシリーズ(CS)出場圏内へ、上沢の力投で好発進を果たした。(山口泰弘)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
43293 0.597
(↓0.009)
-
(-)
45324
(+2)
260
(+3)
91
(+2)
47
(-)
0.241
(-)
3.160
(-)
2
(-)
ロッテ
43302 0.589
(↓0.008)
0.5
(-)
45319
(+3)
323
(+4)
65
(-)
60
(-)
0.242
(-)
4.130
(↓0.01)
3
(-)
楽天
36363 0.500
(↓0.007)
7
(-)
45369
(+1)
342
(+5)
77
(+1)
45
(-)
0.261
(↓0.002)
4.370
(↓0.02)
4
(-)
日本ハム
35373 0.486
(↑0.007)
8
(↑1)
45318
(+3)
328
(+2)
58
(-)
37
(-)
0.253
(-)
4.000
(↑0.03)
5
(-)
西武
34372 0.479
(↑0.008)
8.5
(↑1)
47322
(+4)
331
(+3)
77
(+2)
48
(-)
0.246
(-)
4.380
(↑0.03)
6
(-)
ORIX
24465 0.343
(↑0.01)
18
(↑1)
45268
(+5)
336
(+1)
48
(+2)
54
(-)
0.239
(-)
4.240
(↑0.05)