巨人(☆2対0★)阪神 =リーグ戦10回戦(2020.08.20)・東京ドーム=
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阪神
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巨人
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勝利投手:戸郷 翔征(6勝2敗0S)
(セーブ:デラロサ(0勝0敗5S))
敗戦投手:青柳 晃洋(5勝3敗0S)
  DAZN
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◆巨人は両軍無得点の6回裏、坂本の犠飛で試合の均衡を破る。そのまま迎えた8回には、坂本の適時打が飛び出し貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・戸郷が7回途中無失点11奪三振の好投で今季6勝目。敗れた阪神は先発・青柳が試合をつくるも、打線が4安打で無得点と沈黙した。

◆巨人炭谷銀仁朗捕手(33)が史上43人目の通算200犠打を達成した。両チーム無得点で迎えた5回無死一塁、阪神青柳の140キロを投手前に転がし、走者を進めた。 ▼通算200犠打=炭谷(巨人) 20日の阪神10回戦(東京ドーム)の5回、投手前に送りバントを決めて達成。プロ野球43人目。初犠打は西武時代の06年4月5日の楽天2回戦(インボイス)。

◆阪神が深刻な貧打から抜け出せない。 1点を追う7回は1死一、三塁の同点機を築くが、梅野が三ゴロに倒れた。2死満塁まで持ち込んだが、代打中谷が巨人2番手高梨のスライダーに見逃し三振。本塁が遠く7回まで無得点で、16日広島戦の2回から34イニング連続無得点の惨状だ。無得点の30イニング以上連続は12年4月28日~5月2日の35イニング連続以来、8年ぶり。負の連鎖が止まらない。

◆暗いトンネルを抜け出せない。阪神が巨人との3連戦で3連敗を喫し、東京ドームで開幕から6戦6敗。19日時点で同球場での開幕5戦5敗は球団史上初めてで、屈辱的な記録を更新した。 巨人先発の2年目右腕、戸郷をつかまえきれなかった。2回に大山、梅野の連打で1死一、二塁とするも植田は三邪飛、青柳は捕邪飛。その後6回までは出塁できなかった。7回に2死満塁と絶好機を作ったが、相手の変則左腕、高梨の前に代打中谷が見逃し三振に倒れた。 阪神先発の青柳は5回まで2安打無失点と好投。6回に先頭重信に三塁打を浴び、坂本の犠飛で1点を失った。6回1失点と先発の役割を十分に果たしたが、打線の援護がなかった。 阪神は16日広島戦(京セラドーム大阪)の2回から36イニング無得点。さらに今回の3連戦はすべて完封負けとなった。巨人3連戦3完封負けは95年7月18~20日以来25年ぶり。敵地での巨人3連戦3完封負けとなると、63年5月18~20日以来57年ぶりとなった。   ◆95年の3連続完封負け ▼7月18日 巨人斎藤雅に投打でやられた。6安打完封されただけでなく、5回には先制打も浴びた。 ▼同19日 巨人の新人河原に2安打に抑え込まれた。河原には同9日の対戦でも完封されており、2戦連続の屈辱。中村監督は「うちには自信も勢いもないな」と嘆いた。 ▼同20日 巨人槙原に7安打しながら完封された。川尻は8回2失点も援護がなかった。3連戦は3投手に3完封され、9日の河原から4戦連続完封負けはTG戦史上初だった。

◆序盤は投手戦。巨人戸郷は3回まで2安打4奪三振で無失点。阪神青柳は3回まで無安打無失点に抑え、4三振を奪った。 巨人は6回無死三塁から3番坂本の中犠飛で先制した。先発戸郷は6回までに10三振を奪い、2安打無失点に抑えた。 巨人戸郷は7回途中無失点で今季6勝目。デラロサが5セーブ目を挙げた。阪神は終盤の好機を生かせず、カード3連敗を喫した。青柳は3敗。

◆巨人が同一カード3連戦3連勝を飾った。6回に坂本の犠飛で均衡を破り、8回には坂本の適時二塁打で1点を加えた。戸郷は11三振を奪う力投で7回途中まで無失点で6勝目。阪神は青柳を援護できず、3試合連続の零敗を喫した。

◆巨人が25年ぶりの3試合連続無失点で、阪神に3連勝を飾った。先発戸郷翔征投手は7回途中無失点で6勝目を挙げた。 20歳の戸郷について、原辰徳監督は「このところ非常にゲームをつくるということもできてきました。本当に1つ1つ、階段は上ってくれていると思いますね」と評価。「でももっともっと大きな投手になることが彼の目標ですから、この辺くらいにした方がいいでしょう」と言った。 1番から3番に打順を変更した坂本は先制犠飛を含む2打点。指揮官は「貴重な2点ですからね、いいところで打ってくれたと思います」と言い、3番については「今日は非常に、右打者が打つことが難しい青柳投手。その中であえて3番、4番に右右と置いて。なんとか左打線でね、というところを考えました」と説明した。 同一カード3連続無失点は25年ぶり。「25年ぶりという、25年前にもあったことですから。勝負の世界というのはそういうこともあるでしょうけども、たまたまというところで我々はまた明日からも気を引き締めてね。しかし投手を中心とした守りというものが良かったと思います」と言った。

◆阪神が巨人に3連敗し、東京ドームでは今季開幕から6連敗。同球場では12年に引き分け2つをはさみ8連敗したが、6戦6敗は初。巨人の本拠地での開幕6戦6敗は、63年に後楽園球場で9連敗して以来。 ▼阪神は3試合連続で完封負けを喫した。3戦連続完封負けは11年5月18~21日にオリックス、ソフトバンクに喫して以来だが、巨人3連戦では95年7月18~20日(甲子園)以来25年ぶり。巨人の本拠地で3連戦3完封負けは、63年5月18~20日に後楽園で喫して以来57年ぶりだった。 ▼16日広島戦の2回から36イニング無得点が続いており、12年4月28日~5月2日の35イニング無得点以来。阪神の連続イニング無得点は79年の43イニング連続が最長。

◆暗いトンネルを抜け出せない。阪神が巨人との3連戦で3連敗を喫し、東京ドームで開幕から6戦6敗。 19日時点で同球場での開幕5戦5敗は球団史上初めてで、屈辱的な記録を更新した。 -巨人3連戦は悔しい結果に終わった まあ何とも言いようがないけど。やりたいことやられたんで。受け止めるしかない。 -大きく打線変更した 2試合、流れ的にも良くないんで。何もしない中では流れが良くないかなという中で変えました。 -7回は打線がつながった。あと1本 みんな気持ちはあるし、7回だけがそうだったとか、結果だけ見ればそうなるんやろうけど。思いを結果にしていかないとプロじゃない。これで何も終わるわけじゃない。自分たちで流れを変えていくような試合をしていくしかない。 -先発青柳は持ち味を発揮した 素晴らしい投球だった。内容も中身もしっかりした投球ができたと思う。2回ぐらいいい投球ができていなかったと思うんで。本人の中でも手応えある登板になったかと思います。 -打線の援護がないと投手陣にプレッシャーもかかる まあでもランナー一塁やからな。失投をとらえられたという部分で。こっちも1点差のまま9回を迎えるということで馬場を投入したんだけど。あそこで投げきれるようなピッチャーになってもらわないと。なってもらえればなと思っています。 -明日は藤浪で流れを変えられるように もちろん晋太郎が頑張って、点取らないことにはどうにもならない。まずは晋太郎に頑張ってもらうというのは、大事な部分になると思うけど、これだけ点取れないとチームも乗ってこないんで。1人で点入らないんでね。1人1人が状態を上げていかないと駄目だし、気持ちと結果をつなげていかないとダメだと思います。

◆阪神左腕岩貞祐太投手が中継ぎ転向後初の回またぎで粘った。1点ビハインドの7回から登板し、先頭の吉川尚は147キロ直球で空振り三振。続く炭谷は1球で三ゴロ、右の代打ウィーラーも2球で遊ゴロに料理した。 8回の先頭松原には左前打を浴びたが、次打者の重信は空振り三振。その後馬場にマウンドを譲り、坂本の適時打で失点が記録されたが、リリーフの仕事を全うした。

◆巨人は3番坂本、4番岡本、5番丸が初めてクリーンアップを組み、難敵のサイドスロー阪神青柳を攻略した。原監督は「サカマルコンビ解体」から7試合1番を任せた坂本を3番に配し、7番までに5人の左打者を並べた。「今日は右打者が打つことが難しい青柳投手。3、4番に右、右と置いて、何とか左打線でと考えました」と説明。6回は左打者重信の三塁打でつくった無死三塁のチャンスに、2打席連続三振で通算25打数3安打と苦しめられてきた坂本が先制の中犠飛を放った。 天敵を6回で降板させると、8回には再び坂本の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。「つなぐ気持ちでいきました。追加点が取れて良かったです」と言い、指揮官は「貴重な、貴重な2点。いいところで打ってくれた」と評価した。25年ぶり同一カード3試合連続完封と投打がかみ合い、12球団最速で30勝に到達した。

◆7回2死一、三塁から登板した巨人高梨雄平投手が連続無失点を13試合に伸ばすと、8回は中川が7試合連続無失点でつなぎ、9回は守護神デラロサが締めた。 7人の完封リレーを決めた19日に続き、救援陣が力投。宮本投手チーフコーチは「リリーフ陣が先発陣を刺激している感じがある。相乗効果」と喜び、原監督は「25年前もあったこと。勝負の世界はそういうこともあるでしょう」と引き締めた。

◆阪神3番手の馬場皐輔投手が痛恨の適時打を許した。 8回1死一塁の場面で岩貞に代りマウンドへ。坂本に対してカウント1-2と追い込みながらも、真ん中低めのスプリットを左翼フェンスまで運ばれた。一塁走者松原の激走もあったが、リードを2点に広げられて火消しに失敗。その後暴投や申告敬遠で2死一、三塁としたが、代打亀井を二ゴロに打ち取って後続を断った。

◆阪神先発の青柳晃洋投手(26)が、熱投報われず3敗目を喫した。 「前回、前々回の登板では立ち上がりに課題があった中で、今日は立ち上がりからしっかりと投げることが出来ました」。今季初登板の巨人戦で、6回を投げ、4安打1失点。巨人戸郷に勝るとも劣らない好投だった。 初回、先頭の松原をツーシームで遊ゴロに打ち取ると、重信、坂本をスライダーで連続三振。「初回なので、そんなに厳しくではなく、しっかり自分のボールで投げられたらいいかなと思って投げました」。ゴロアウトが代名詞の右腕が、この日は三振の山を築き、自己最多タイの8奪三振。力のあるツーシームと直球を軸に、4回2死まで無安打投球を続けた。 ここ2試合、初回に失点していた課題を克服した。「僕自身が悪かったのを、頑張って修正出来たかなという感じです」。6回先頭の重信に右翼へ三塁打を浴び、坂本の中犠飛で先制を許したが、味方の援護がない中で力投を続けた。矢野監督も「素晴らしい投球だった。2回ぐらい、いい投球ができていなかったと思うんで。本人の中でも手応えある登板になったと思います」。巨人戦の初戦に先発した高橋も、1失点好投で敗戦投手。次回こそ、打線が援護して青柳に勝ち星をつけたい。【磯綾乃】

◆阪神のベテラン上本博紀内野手が快打で存在感を示した。1点を追う8回1死の代打で登場。中川の145キロの外角球をコンパクトにたたき、中前にはじき返した。 1軍復帰初戦の前日19日は先発して2安打で、矢野監督が「いい形でスタートを切れた」と評価していた。打線が深刻な貧打に苦しむ中、2日連続で快音を響かせた。糸原の離脱後、主に二塁で先発してきた植田の打撃が上向かないだけに、スタメン機会が増えそうだ。

◆阪神が歴史的貧打で首位巨人に3試合連続完封負けを喫し、今季最大の8・5ゲーム差をつけられた。「しっぽを巻いて帰れない」と必勝を期していた矢野燿大監督(51)は、来日初4番に得点圏打率1位の好調サンズを入れ、今季巨人戦0打点の大山を6番に下げる新オーダーを組んだが戸郷らの前に4安打。巨人本拠地での3試合連続0敗は、藤本定義監督時代の1963年(昭38)以来57年ぶりの屈辱で、打てない虎がもがき苦しんでいる。宿敵との今カード3連戦で、1度もホームを踏めないまま終わった。終盤3イニングはいずれも得点圏に走者を置いたが、あと1本が出なかった。打線が3試合連続無得点に封じられての3連敗。悔しすぎる3試合を、矢野監督は「やりたいことをやられた。受け止めるしかないと思っています」と振り返った。 0点地獄から脱出すべく、大幅な打線改造を施して臨んだ。7月上旬から4番に置いていた大山を6番に。4番に勝負強いサンズを組み込んだ。だが、6回まで三塁を踏めず。最大のチャンスは7回。先頭サンズが見極めて四球で出塁。1死後、6番大山がこの日2本目の安打で好機を広げた。それでも、梅野の一打は巨人サード岡本の好守に阻まれ、2死満塁後は代打中谷が見逃し三振。8、9回もあと一打が出ず、今季ワーストを更新中の連続無得点イニングは「36」に伸びた。チームの安打数も、4試合連続で4安打以下(4→3→4→4)に終わった。 矢野監督は言う。「みんな(何とかしようという)気持ちはある。(しかし)思いを結果にしていかないとプロじゃない。これで何も終わるわけじゃない。自分たちで流れを変えていくような試合をしていくしかない」。今季東京ドームでは開幕から6戦合計4得点で全敗。巨人本拠地での3連戦3完封負けは57年ぶりの屈辱だ。借金4に膨らんで5位に落ち、巨人とのゲーム差も今季ワーストを更新する8・5に広がり、5位にも後退した。だが、指揮官の言葉通り、すべてが終わったわけではない。 残り69試合での反攻の1歩を、21日ヤクルト戦で刻みたい。先発は藤浪。矢野監督は力を込めた。「もちろん晋太郎が頑張って。(そして)点取らないことにはどうにもならない。まずは晋太郎に頑張ってもらうのは大事な部分になると思うけど、これだけ点取れないとチームも乗ってこない。何とか。1人では点は入らない。1人1人が状態を上げていかないとダメだし、気持ちと結果をつなげていかないとダメだと思います」。今季4戦4敗の右腕の奮闘初勝利でチームも連敗脱出へ。最高のシナリオ実現には、打線が援護が不可欠だ。【松井周治】

◆巨人は3番坂本、4番岡本、5番丸が初めてクリーンアップを組み、難敵のサイドスロー阪神青柳を攻略した。原監督は「サカマルコンビ解体」から7試合1番を任せた坂本を3番に配し、7番までに5人の左打者を並べた。「今日は右打者が打つことが難しい青柳投手。3、4番に右、右と置いて、何とか左打線でと考えました」と説明。6回は左打者重信の三塁打でつくった無死三塁のチャンスに、2打席連続三振で通算25打数3安打と苦しめられてきた坂本が先制の中犠飛を放った。 天敵を6回で降板させると、8回には再び坂本の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。「つなぐ気持ちでいきました。追加点が取れて良かったです」と言い、指揮官は「貴重な、貴重な2点。いいところで打ってくれた」と評価。12球団最速で30勝に到達した。

◆真っ向勝負で奪三振ショーを繰り広げた。巨人戸郷翔征投手(20)が7回途中3安打無失点、11奪三振で6勝目を挙げた。5日の阪神戦に続き、今季2度目の2桁奪三振。20歳で2度の2ケタ奪三振は、50年の2リーグ制以降、球団史上17年ぶり3人目となった。開幕から快投を続け、広島森下との新人王争いでも1歩リード。高卒選手が新人王を獲得すれば、球団では83年の槙原寛己氏以来37年ぶり。真っすぐに歩みを進める。「勇」ましく、阪神の5番を張る大男に挑んだ。戸郷は4回1死、2ストライクから147キロ直球でボーアの懐をえぐり見逃し三振を奪った。相手クリーンアップから直球で4つ目となる奪三振。中軸から奪った5Kのうち、変化球は7回に奪ったフォーク1度だけ。真っ向勝負、力でねじ伏せた。「大きな収穫点だと思います」と振り返った。 「猛」烈に意識する言葉がある。黒色のSSKグラブの内側には「勇猛果敢」と金色の刺しゅうで文字を入れている。中学を卒業するころ出会った言葉で「何か1つそういうのを持ちたい」と調べた結果、目に飛び込んできた。「一番自分にあってるのかな」と今でも大切にし続ける。この言葉を胸に、中軸以外も直球で封じた。自己最多11奪三振の内訳は、直球7、スライダー2、フォーク2。10三振を奪った前回対戦の5日は、直球2、スライダー7、フォーク1だった。「真っすぐで押していこうと、自分だけの考えですけど」と意識を置いた。 「果」たすべき役割があった。菅野の完封から始まった2戦連続無失点の流れを受けて臨んだ、プロ入り初の中5日のマウンド。堂々たる投球で25年ぶり同一カード3試合連続完封に導いた。しかも伝統の一戦でだ。原監督は「あれだけ三振も取れるしね、ゲームを作れるという部分においては、いい兆し」と評した。 「敢」えて配球は変えていない。前回対戦では106球中直球が52球。同じ106球中、この日は48球。それでも決め球として機能し「投球の軸としておかなければいけない球。どれだけ磨けるか。相手にどれだけ嫌な印象を与えるか」と結果は自信となった。プロ2年目での新人王に向け、また1歩前進。戸郷は「高校の時から三振にこだわってやってきた。自分にとっても野手にとっても三振が一番楽なアウト。意識しながら投げています」。弱冠20歳の青年が「勇猛果敢」に強打者に挑む。【久永壮真】 ▽巨人宮本投手チーフコーチ(戸郷について)「今季一じゃない? 内容的には、今季のなかで一番よく見えた。非常に安定感もあったし、スピードもあるし。ここというときに、しっかりしたボールが投げられたという意味では、もうローテーションの一角を任していいんじゃないかと」

◆巨人が同一カード3連戦3連勝を飾った。6回に坂本の犠飛で均衡を破り、8回には坂本の適時二塁打で1点を加えた。戸郷は11三振を奪う力投で7回途中まで無失点で6勝目。 ▼巨人は阪神3連戦すべて完封勝ち。巨人の3試合連続完封勝ちは19年4月20日阪神戦~23日ヤクルト戦以来だが、同一カード3連戦オール完封勝ちは95年7月18~20日、敵地の甲子園球場で行われた阪神戦以来、25年ぶり。52年のフランチャイズ制施行後、巨人にとって本拠地球場の同一カード3連戦ですべて完封勝ちは、後楽園球場時代の63年5月18~20日阪神戦、66年6月18~20日大洋戦に次いで54年ぶり3度目だ。また、この3試合の被安打は3→4→4。巨人が3試合連続で被安打4以下の完封勝ちは、4試合連続完封した63年5月15日広島戦~20日阪神戦(2→4→3→2)以来、57年ぶり。

◆真っ向勝負で奪三振ショーを繰り広げた。巨人戸郷翔征投手(20)が7回途中3安打無失点、11奪三振で6勝目を挙げた。5日の阪神戦に続き、今季2度目の2桁奪三振。20歳で2度の2ケタ奪三振は、50年の2リーグ制以降、球団史上17年ぶり3人目となった。開幕から快投を続け、広島森下との新人王争いでも1歩リード。高卒選手が新人王を獲得すれば、球団では83年の槙原寛己氏以来37年ぶり。真っすぐに歩みを進める。 「勇」ましく、阪神の5番を張る大男に挑んだ。戸郷は4回1死、2ストライクから147キロ直球でボーアの懐をえぐり見逃し三振を奪った。相手クリーンアップから直球で4つ目となる奪三振。中軸から奪った5Kのうち、変化球は7回に奪ったフォーク1度だけ。真っ向勝負、力でねじ伏せた。「大きな収穫点だと思います」と振り返った。 「猛」烈に意識する言葉がある。黒色のSSKグラブの内側には「勇猛果敢」と金色の刺しゅうで文字を入れている。中学を卒業するころ出合った言葉で「何か1つそういうのを持ちたい」と調べた結果、目に飛び込んできた。「一番自分に合ってるのかな」と今でも大切にし続ける。この言葉を胸に、中軸以外も直球で封じた。自己最多11奪三振の内訳は、直球7、スライダー2、フォーク2。10三振を奪った前回対戦の5日は、直球2、スライダー7、フォーク1だった。「真っすぐで押していこうと、自分だけの考えですけど」と意識を置いた。 「果」たすべき役割があった。菅野の完封から始まった2戦連続無失点の流れを受けて臨んだ、プロ入り初の中5日のマウンド。堂々たる投球で25年ぶり同一カード3試合連続完封に導いた。しかも伝統の一戦でだ。原監督は「あれだけ三振も取れるしね、ゲームを作れるという部分においては、いい兆し」と評した。 「敢」えて配球は変えていない。前回対戦では106球中直球が52球。同じ106球中、この日は48球。それでも決め球として機能し「投球の軸としておかなければいけない球。どれだけ磨けるか。相手にどれだけ嫌な印象を与えるか」と結果は自信となった。プロ2年目での新人王に向け、1歩前進。戸郷は「高校の時から三振にこだわってやってきた。自分にとっても野手にとっても三振が一番楽なアウト。意識しながら投げています」。弱冠20歳の青年が「勇猛果敢」に強打者に挑む。【久永壮真】

◆阪神が歴史的貧打で首位巨人に3試合連続完封負けを喫し、今季最大の8・5ゲーム差をつけられた。「しっぽを巻いて帰れない」と必勝を期していた矢野燿大監督(51)は、来日初4番に得点圏打率1位の好調サンズを入れ、今季巨人戦0打点の大山を6番に下げる新オーダーを組んだが戸郷らの前に4安打。巨人本拠地での3試合連続0敗は、藤本定義監督時代の1963年(昭38)以来57年ぶりの屈辱で、打てない虎がもがき苦しんでいる。 ▼16日広島戦の2回から36イニング無得点が続いており、30イニング以上の無得点は12年4月28日~5月2日の35イニング以来。阪神の連続イニング無得点は79年の43イニング連続が最長。

◆2試合連続完封負け、27イニング連続無得点中の阪神が打線を改造した。巨人戦でこれまで打点『0』の大山悠輔内野手(25)を4番から6番に下げ、得点圏打率・469のジェリー・サンズ外野手(32)を来日初の4番で起用した。先発の青柳晃洋投手(26)は今季初の巨人戦に挑む。

◆巨人・炭谷銀仁朗捕手(33)が20日、阪神10回戦(東京ドーム)で通算200犠打を達成した。プロ野球43人目。五回に先頭の吉川尚が左前打で出塁し、続く炭谷が投前犠打を決めた。  プロ15年目、1252試合目での到達。歴代最高は川相昌弘(巨人、中日)の533。なお、通算2000安打はこれまで52人が達成しており、200犠打は2000安打よりも"レア"な記録となっている。

◆阪神・青柳晃洋投手(26)は6回4安打1失点と好投した。打線の援護がないまま、七回2死満塁で代打が出されて降板。しかし、無得点に終わり、勝利投手の権利を手にすることができなかった。  「前回、前々回の登板では立ち上がりに課題があったなかで、きょうは立ち上がりからしっかりと投げることができた」  失点を許したのは、六回だ。先頭の重信に初球をとらえられて右翼線三塁打。3番・坂本にも初球を中堅深部へはじき返され、犠飛であっさり先制点を献上した。その後2死走者なしから丸に左越え二塁打で再びピンチを背負ったが、追加点は許さなかった。  7日の広島戦(マツダ)では3回6失点、12日のDeNA戦(横浜)では5回0/34失点(自責3)で降板していたが、この日は先発としてきっちり試合を作った。

◆阪神は0-2で巨人に敗れて、1995年以来の巨人戦同一カード3試合連続完封負け。16日の広島戦(京セラドーム)の二回からの連続イニング無得点は「36」に伸びた。  阪神は二回に1死から大山、梅野の連打で一、二塁とするも植田が三邪飛、青柳が捕邪飛に倒れた。0-1で迎えた七回には2死満塁の好機を作るも代打・中谷が見逃し三振に倒れ、無得点に終わった。  阪神は大山を4番から6番に降格。勝負強いサンズを来日初の4番に起用したが、巨人の先発・戸郷の速球主体の投球に力負け。七回途中まで11奪三振を奪われた。  青柳は6回4安打1失点の粘投も実らず、今季3敗目(5勝)。  これで東京ドームでは開幕から6戦6敗。巨人との今季の通算成績は2勝8敗となった。

◆阪神は0-2で巨人に敗れて、1995年以来の巨人戦同一カード3試合連続完封負け。16日の広島戦(京セラドーム)の二回からの連続イニング無得点は「36」に伸びた。以下、矢野監督の一問一答。  --非常に悔しい3連戦になった。どう受け止める  「何とも言いようがないけど...俺らがやりたいことやられたんで。受け止めるしかないかなと思っています」  --打線変更の意図は  「2試合、流れ的にも良くないんで、何もしない中では流れが変わりにくいかなという中で変えました」  --七回はつないだが、あと一本が出なかった  「もちろんみんな気持ちはあるし、七回だけがそうだったとか、結果だけ見ればそうなるんやろうけど。思いを結果にしていかないとプロじゃないんで。これで何も終わるわけじゃないんでね。相手が変えてくれるわけじゃないので、自分たちで流れを変えていくような試合をしていくしかないと思っています」  --青柳は持ち味の低めへの投球ができていた  「素晴らしい投球だったと思うよ。内容も中身もしっかりした投球ができたと思うんで。青柳自身、2回ぐらいあまりいい投球ができていなかったと思うんで。本人の中でも手応えある登板になったかと思います」  --明日は藤浪君で流れを変えられるような試合にしたい  「もちろん晋太郎(藤浪)が頑張って、まぁ点を取らないことにはどうにもならないんで。まずは晋太郎に頑張ってもらうというのは、大事な部分になると思うけど。これだけ点取れないとなかなかチームも乗ってこないんで。まあ何とか。1人で点は入らないんでね。1人1人が状態を上げていかないと駄目だし、気持ちと結果をつなげられるようなことをしていかないと駄目だと思います」

◆巨人の坂本がチームの全2打点を挙げ、勝利に貢献した。六回無死三塁で中犠飛をマークして試合の均衡を破った。1-0の八回1死一塁では、代わったばかりの馬場の変化球を捉えて左中間フェンス直撃の適時二塁打とし「つなぐ気持ちだった。追加点が取れて良かった」と喜んだ。  主将として7試合ぶりの複数打点をマークし、接戦を制す力となった。原監督は「貴重な、貴重な2点。いいところで打ってくれた」とたたえた。

◆打順が4番から6番に下がった阪神・大山が6試合ぶりのマルチ安打と奮起した。二回に左前打。七回には右前打を放って1死一、三塁の好機をつくったが、後続が倒れた。7月5日の広島戦(マツダ)から37試合連続で4番を務めた大山の打順降格について、井上打撃コーチは「2本出たといっても(調子のいいときに比べると)まだまだだと思うけど、これをきっかけにしてほしい」と期待を寄せた。

◆七回から2番手で登板した岩貞は中継ぎ転向後、初めてイニングをまたいだ。八回に先頭の松原に安打を許し、1死を奪ったところで降板。バトンを受けた馬場が坂本に左中間への適時二塁打を浴び、失点した。その後も暴投や申告敬遠などで一、三塁のピンチを背負ったが、追加点は許さなかった。矢野監督は「(馬場は)あそこで投げきれるようなピッチャーになってもらわないと」と奮起を促した。

◆井上打撃コーチは、36イニング連続無得点と元気がない打線に「3試合すべて完封されたことは恥ずべきこと」と厳しい表情だった。好機でことごとく凡退している現状には「打線全体が(巨人を)完全に意識をしてしまっている。ただ、プロである以上、なんとか打破しなければいけない」と苦言。Gアレルギー克服へ「苦手意識を払拭できるだけのものを地道に築き上げていくしかない」と前を向いた。

◆来日初の4番に起用された阪神・サンズだったが、快音は残せなかった。一回2死一塁で空振り三振に倒れると、四回先頭では遊ゴロ。七回先頭で四球を選んだが得点にはつながらなかった。0-1の八回は2死二塁と好機だったが中川の直球を打ち上げて右飛。試合前まで得点圏打率は・469と勝負強い打撃を見せていたが、期待に応えられなかった。

◆先発の青柳は6回4安打1失点と好投も援護がなく、今季3敗目(5勝)を喫した。「終盤に真っすぐを打たれるケースがあったけど、状態はよかったと思う」。六回に坂本の中犠飛で失点したものの、最少失点で試合は作った。7日の広島戦(マツダ)では3回、12日のDeNA戦(横浜)では5回0/3で降板していたこともあり「悪かったのを修正できた」と話した。

◆5番で出場したボーアだったが、二回先頭で150キロの直球に空振り三振。四回先頭でも見逃し三振に終わると、七回も131キロのフォークに空振り三振。戸郷にまったくタイミングが合わず、3打席連続三振を喫した。3三振は今季2度目で来日ワーストタイ。九回先頭で四球を選び、これが東京ドームで23打席目にして初出塁となったが、6試合で22打数無安打となった。

◆巨人は20日、阪神10回戦(東京ドーム)に2-0で勝った。先発した高卒2年目・戸郷翔征投手(20)が6回2/3を3安打無失点。自己最多の11三振を奪う快投で、菅野(8勝)に次いでリーグ2位の6勝目をつかんだ。チームは25年ぶりとなる対阪神の同一カード3試合連続完封で、本拠地での阪神戦6連勝。両リーグ最速で30勝目を挙げ、貯金を今季最多の「13」とした。  力強い直球で強気に攻めていった。高卒2年目の戸郷が6回2/3を3安打無失点で6勝目。毎回の11三振を奪う快投で、阪神打線を手玉に取った。  「初回から粘って粘って何とか無失点に抑えようという気持ちでやってきたので、その成果が出てよかったです」  プロ初の中5日での先発。「試合でいっぱい投げたいというのがあったので、特に気にせず」とはつらつと投げ込んだ。三-六回は一人の走者も許さない完璧な投球。攻撃へ流れを呼び込んだ。  20歳右腕の奪三振ショーに、拍手は大きくなるばかりだった。中盤も150キロを超える真っすぐをビシビシ投げ込み、自己最多の11奪三振。今季54奪三振でリーグ4位につけ「高校のときから三振にこだわって野球をしてきた。1軍の打者はすごいですが、その中で三振を取っていくのが自分にとって楽なアウト。野手の方も楽なアウトだと思うので」とうなずいた。  戸郷からバトンを受け取ったリリーフ陣も無失点リレーをつなぎ、終わってみれば3戦連続完封勝利。対阪神の同一カード3連続完封勝利は、1995年7月18-20日(甲子園)以来25年ぶり。本拠地では後楽園球場時代の1963年以来、57年ぶりだ。原監督は「投手を中心とした守りがよかった」と12球団トップのチーム防御率(3・17)を誇る投手陣をたたえた。  「菅野さんも連勝で、僕もそれに乗っていけるようにと毎日やっている。背中を追っていきたいと思います」。8勝を挙げているエースに次いで、リーグ2位の6勝目に到達。ローテの柱に成長した20歳は、まだまだ白星を積み上げていく。(箭内桃子)

◆伝統の一戦で信じられないほどの屈辱にまみれた。25年ぶりのG戦3試合連続完封負けで、敵地に限れば57年ぶり。36イニング連続無得点という惨状に矢野監督が言葉を失った。  「何とも言いようがないけど...俺らがやりたいことやられたんで。受け止めるしかないかなと思っています」  チャンスはあった。1点を追う七回、先頭・サンズの四球と大山の右前打などで2死一、三塁。ここで代打・福留を送り四球を選ぶと、さらに代打・中谷で勝負に出た。しかし、左腕・高梨に1ボール2ストライクからの6球目、外角のスライダーに手が出ず見逃し三振。二回も八回も九回も、得点圏まで進めながらあと一本が出なかった。  将は「もちろんみんな(なんとかしたい)気持ちはある」と選手を思いやりながらも「思いを結果にしていかないとプロじゃないんで」と強調。なだめるばかりではいられなかった。  37試合ぶりに大山を4番から外し、来日後初めてサンズを起用。「何もしない中では流れが変わりにくい」と打線改造に活路を見いだした。しかし得点圏打率・469を誇っていたS砲も八回2死二塁は右飛に倒れ、4試合連続無安打。頼みの綱すらも悪化の一途をたどり、負のスパイラルが止められなかった。  東京ドーム6連敗は5年ぶり。シーズン初戦からでは2012年に2分けを挟んで8連敗して以来となった。借金4に膨らみ、約1カ月ぶりの5位転落。首位巨人とは8・5差にまで広げられた。  きょうからヤクルト3連戦で、藤浪が先陣を切る。指揮官は「まずは晋太郎に頑張ってもらうというのは、大事な部分になると思う」と期待をかけたが、今の課題はいかに援護できるかだ。  「1人で点は入らないんでね。一人一人が状態を上げていかないと駄目だし、気持ちと結果をつなげられるようなことをしていかないと」  悩める右腕に今度こそ白星をつけ、この流れを変えたいところだ。(大石豊佳)

◆まさに真夏の悪夢じゃ~! 俺もう倒れる~!! 新型コロナウイルスの感染におびえ、猛暑による熱中症に注意してきたのにまさか宿敵巨人に3連続完封負け(ゼロ行進は36回)。史上初の開幕から6連敗の熱中症トラウイルスにやられるとは...。無念なり~バタン!!  ウ~ム...。6回1失点の青柳、そして第1戦岡本の一発だけに抑えたのに打線の援護がなく沈んでいった高橋よ、怪談の季節だし、打撃陣の枕元に丑三つ時に「うらめしや~、巨人打線うらめしいや~」と生き霊で出てやれ!  そんな中でも空気を一振りで変える役目の外国人助っ人ボーアが本日も3三振!! ま、誰もびっくりしないだろうけどね...。虎の20連勝怪談はね~のかよ!?

◆野球は点を取らなければ、絶対に勝てない。そんな分かり切ったことを、改めて教えられる最近の阪神の戦いぶりだ。阪急、オリックス、阪神で通算176勝を挙げた星野伸之氏(55)=本紙専属評論家=と本紙編集委員・上田雅昭が激論。星野氏は「ホームベースに近づくなど、打席ごとの工夫を」と攻撃陣に訴えた。  上田 これで36イニング無得点か。戸郷は良かったんだけれど、あっさりゼロを並べての負けは情けない。  星野 青柳を援護してあげてほしかった。これだけ打てないと厳しいですね。こんなに点が入らないのは、見たことあります?  上田 巨人戦3連続完封負けは25年ぶりらしいね。甲子園の記者席で見ていたよ、25年前も。満員のファンが殺気立ってた。今回は舞台が東京で、ファンも少なくて、不幸中の幸いやね。25年前の3連続完封負けは、8連敗の真っただ中で、そのうち6試合が完封負け。久万オーナーが「監督さい配がスカタン」とか言い出して。そして8連敗で当時の中村勝広監督がシーズン途中に事実上の解任。絶望的な気分で仕事していたなあ。  星野 そんな縁起でもない話は辞めましょう。とにかく頑張っている投手は褒めてあげたい。この夜でいえば青柳。6回1失点。援護点があれば、もっと長いイニング投げていたでしょうし。文句の付けようがない。ずっとゼロに抑えるのは不可能ですからね。  上田 エースとして、投手コーチとして、援護がないときはどんな気持ちだったり、アドバイスを送ったりしていたの?  星野 とにかく次に引きずらないように気をつけました。同じような投球を続けよう、と。我慢するしかないんです。気持ちのケアが大事です。  上田 貧打線はどう映ります? 投手目線になるだろうけれど。  星野 全体的に同じように打ち取られている感じがするんです。自分が投げていると想定したら、前の打線で打ち取った打者が、急にホームベースにピッタリくっつくように立ってきたら、何をするんだろうか、と考えさせられますよね。すると、今までのリズムで投げられなくなる。そういう相手が嫌がることをしてほしい。  上田 ベースに近づかれると死球も気になる。  星野 死球でもいいという気持ちで来られると、投げにくいものです。若い投手は特にそうでしょう。気迫で負けてほしくないですね。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
30173 0.638
(↑0.008)
-
(-)
70230
(+2)
161
(-)
71
(-)
28
(-)
0.250
(↓0.001)
3.170
(↑0.06)
2
(-)
DeNA
27233 0.540
(↑0.009)
4.5
(-)
67224
(+10)
199
(+1)
57
(+1)
10
(-)
0.273
(↑0.002)
3.560
(↑0.06)
3
(2↑)
ヤクルト
22245 0.478
(↑0.011)
7.5
(-)
69225
(+7)
257
(+3)
42
(+3)
34
(+3)
0.250
(↑0.001)
4.600
(↑0.03)
4
(1↓)
中日
23274 0.460
(↓0.009)
8.5
(↓1)
66181
(+3)
222
(+7)
32
(-)
13
(-)
0.242
(-)
3.810
(↓0.03)
5
(1↓)
阪神
22263 0.458
(↓0.01)
8.5
(↓1)
69206
(-)
206
(+2)
45
(-)
37
(-)
0.238
(↓0.002)
3.640
(↑0.03)
6
(-)
広島
19266 0.422
(↓0.01)
10
(↓1)
69218
(+1)
239
(+10)
52
(+1)
22
(-)
0.268
(↓0.002)
4.270
(↓0.12)