DeNA(☆8対2★)中日 =リーグ戦8回戦(2020.08.05)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
20112011X81413
勝利投手:濵口 遥大(3勝1敗0S)
敗戦投手:柳 裕也(1勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】宮﨑 敏郎(8号・5回裏ソロ),髙城 俊人(3号・7回裏ソロ),佐野 恵太(6号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAが快勝。DeNAは初回、ロペスの2点適時打で幸先良く先制する。その後は3回裏に佐野の適時打、続く4回にも佐野の適時打が飛び出すなど、効果的に加点した。投げては、先発・濱口が5回1失点で今季3勝目。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。

◆DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)は監督通算成績が299勝297敗15分けで、300勝に王手。 DeNAで300勝すると、494勝の別当監督(67~72、77~79年)461勝の三原監督(60~67年)に次いで3人目となる。

◆中日根尾昂内野手(18)が2試合連続でスタメン出場した。プロ入り初スタメンの前日とは打順、ポジションは変わり、「8番左翼」で発表。前夜はDeNA先発井納の前に3打数無安打で、第4打席で代打を送られた。先発の左腕浜口からプロ入り初安打を放つか注目される。

◆DeNA佐野恵太内野手が明大時代の戦友を沈めた。 1点リードの3回1死二塁で中日柳の内角変化球を右前適時打。同学年の右腕から追加点を奪う一打を放ち「打ったのはチェンジアップです。バッティングカウントだったので、思いっきりいきました」。プロ入り後の通算対戦成績を13打数5安打とした。4回2死一、二塁でも相手2番手の山本から右翼線への適時二塁打をマークした。

◆DeNAが1回にロペスの2点適時打で先制した。中日は3回に大島の適時二塁打で1点を反撃も、先発柳が2回1/3、3失点で降板。 DeNAは3点リードの5回に宮崎の8号ソロ、梶谷の中前適時打でリードを広げた。先発浜口は5回1失点で継投に入った。 DeNAが14安打8得点、3発の快勝でカード勝ち越しを決めた。ラミレス監督は通算300勝。中日は2連敗で借金8となった。 DeNA浜口が3勝目、中日柳は2敗目。

◆DeNA佐野恵太内野手が6号ソロを含む3安打3打点の活躍でラミレス監督の監督300勝の節目に花を添えた。 3回に明大時代のチームメートの中日柳から右前適時打を放つと、4回には右翼線適時二塁打、8回にはダメ押しの1発も飛び出し大暴れ。「監督の300勝の日に本塁打を打てて自分自身もうれしいです」と喜んだ。打率3割5分3厘で堂林(広島)を抜いてリーグトップに浮上した。

◆2試合連続スタメン出場した中日根尾昂内野手のプロ初安打は、またお預けとなった。 8番左翼で出場も浜口らの前に3打席2三振。デビューした昨年からの1軍成績は8打数無安打となった。一方、守備では強肩を披露。初回1死一、二塁で宮崎の左前打を捕球し、京田への中継プレーで二塁走者佐野の本塁帰還を阻止した。「(無安打は)切り替えて準備して臨みたい。(1回の守備は)追加点を与えないように攻めていけたので良かった」と話した。

◆右腹直筋の筋損傷から復帰先発した中日柳裕也投手は、3回途中7安打3失点でKOされた。 7月7日ヤクルト戦以来、約1カ月ぶりの登板だったが、「立ち上がりからリズムが悪かった。自分のピッチングができなかった」とがっくり。チームは連敗で今季最多タイの借金8となり、首位巨人と10ゲーム差に広げられた。与田監督は「とにかく毎試合、シーズンが終わるまでベストを尽くす。それだけです」と懸命に前を向いた。

◆DeNAラミレス監督が通算300勝をマークした。球団では別当薫、三原脩に続く歴代3人目。就任5年目、612試合目で大台に到達した。節目の1勝は投打がかみ合った快勝に「よくここまでたどり着けたと思う。思っていたよりも多い勝利を挙げられた。自分1人ではなくコーチの方がいたり、選手がこれだけのことを成し遂げてくれた。全ては周りの方々のおかげです」と感謝の思いを強調した。 信じ抜く力で勝ち星を重ねてきた。昨季まで代打の切り札だった佐野を主将&4番に指名。開幕直前の練習試合で調子が上がりきらなくても起用を明言し続け、開幕後に本塁打が出なくても問題視すらしなかった。この日はラミレスチルドレン筆頭の佐野が1本塁打を含む3安打3打点の大活躍。「パーフェクトなタイミングで彼が期待に応えてくれて300勝を達成することができた。期待通りの活躍をしてくれている」と喜びも倍増だった。

◆中日・根尾昂内野手(20)が5日、DeNA8回戦(横浜)に「8番・左翼」で2試合連続でスタメン出場する。  根尾は4日の同戦でプロ初のスタメン出場したが3打数無安打。八回に代打を送られていた。それでも試合後に与田監督は「ずいぶんいい動きをしていますから、今日はヒットは出ませんでしたけど、これからどんどん使っていきながら、活躍してほしいと思っています」と積極的に起用していく考えを明かしていた。この日の予告先発は左腕の浜口。左対左となっても与えられた出番だけに、期待に応えたい。

◆中日・柳裕也投手(26)が5日、DeNA8回戦(横浜)に先発。三回途中、7安打3失点(自責2)で降板した。  「自分のピッチングをすることができなかったです」  一回にロペスに左翼フェンス直撃の2点打を浴びると、味方が1点差に迫ってくれた直後の三回は明大の同級生である4番・佐野に右前適時打を浴びた。その後、ロペスの左前打と宮崎への死球で1死満塁となったところで阿波野投手コーチと与田監督がベンチを飛び出し、交代となった。7月上旬に発症した「右腹直筋筋挫傷」からの復帰登板だったが、悔しい結果となってしまった。

◆中日・柳裕也投手(26)が5日、DeNA8回戦(横浜)に先発。2回1/3を投げ7安打3失点(自責2)で降板した。「自分のピッチングをすることができなかったです」一回にロペスに左翼フェンス直撃の2点打を浴びると、1点差となった直後の三回は明大の同級生である4番・佐野に右前適時打を浴びた。その後、ロペスの左前打と宮崎への死球で1死満塁となったところで交代となった。7月上旬に発症した「右腹直筋筋挫傷」からの復帰登板だったが、悔しい結果となってしまった。

◆DeNAが14安打で圧倒した。一回にロペスの2点打で先制した。佐野が3打点と活躍して三、四回に適時打を、八回にソロ本塁打を放った。浜口は5回1失点で3勝目。中日は3安打と打線が振るわず、投手陣も5人全員が失点した。

◆中日は5日のDeNA8回戦(横浜)に2-8で敗れた。  借金は今季ワーストタイの8。今カードの負け越しも決まり、首位巨人とのゲーム差は「10」に広がった。与田監督は「いつも言っているように、とにかく毎試合、シーズンが終わるまでベストを尽くす、それだけです」と必死に前を向いた。  打線はDeNAの14安打に対し、わずか3安打。三回には1日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)以来、22イニングぶりの得点を挙げたが、奪えたのは九回の1点を含めた2点のみ。苦しい現状だが指揮官は「何とか取れるようにしていくしかないです」と話した。

◆中日・根尾昂内野手(20)は5日のDeNA8回戦(横浜)に「8番・左翼」で出場し、チームは敗れ、自身は3打数無安打だった。  「次に切り替えて、また準備して臨みたい」  2三振に終わったが守備で好プレーを見せた。0-2の一回1死一、二塁だ。宮崎が左前打を放つと、二走・佐野は一気に本塁へ向かった。だが、根尾がそれを許さない。矢のような送球を遊撃・京田へ。捕手・木下拓に転送され、3点目の生還を阻止した。  「初回の守備は追加点を与えないように、攻めていけたのでよかった」  高校時代は投手として最速150キロをマークしており、強肩は健在。外野での初の補殺だった。六回からは初めて二塁を守った。任されたポジションでアピールを続けていく。

◆DeNAのラミレス監督が就任5年目で通算300勝に到達した。試合後は主将の佐野から花束を受け取り「素晴らしい気持ちでいっぱいだ。花束をもらうようなセレモニーは久しぶり。皆さまのおかげで達成することができた」と頭を下げた。  今季から任命した主将は孤独になりがちなポジションだと考え、佐野には毎日前向きな言葉を送ってきたという。その4番打者の快打があって節目の勝利を迎え、監督も「特別な日に活躍してくれてうれしく思う」と目尻を下げた。(横浜)

◆「8番・左翼」で2試合連続で先発出場した根尾は3打数無安打。プロ初安打はまたもお預けとなった。一方、グラブで魅せたのが一回1死一、二塁だ。宮崎の左前打で二走・佐野が本塁突入すると、遊撃・京田のグラブへ矢のような送球。連係プレーで3点目の生還を阻止し「初回の守備は追加点を与えないよう、攻めていけたのでよかった」と話した。

◆高城が七回に出場3試合連発となる3号ソロ。主に浜口の先発時にマスクを被るため出場は5試合だが、昨季まで8年間で通算1本塁打だった27歳捕手は打撃が絶好調だ。「しっかりゾーンを上げて捉えることができた」と駄目押しの一発を振り返った高城。試合後のベンチ裏では、浜口とともにラミレス監督に祝福のケーキを届けた。

◆DeNAは5日、中日8回戦(横浜)に8-2で勝利。連勝で貯金を「2」とし、7月9日以来の2位に浮上した。就任5年目のアレックス・ラミレス監督(45)が、球団史上3人目の監督通算300勝を達成。今季主将&4番に抜擢(ばってき)した佐野恵太内野手(25)が6号ソロを含む4打数3安打3打点の活躍で、節目の勝利を呼び込んだ。  これぞ師弟愛。お立ち台で記念球を手にしたラミレス監督に、佐野が歩み寄った。サプライズでの花束贈呈。握手を交わした後、ハッと思い出したように秘蔵っ子は笑顔で肘タッチを交わした。  「監督には毎日のように声を掛けてもらって、打撃も教えてもらっていたので、何とか恩返しができたかなと思います」  三、四回には2打席連続適時打。とどめは八回、変則左腕の浜田達から中越えに、40試合目にして早くもシーズンの自己最多を更新する6号ソロをたたき込んだ。3安打3打点。安打数(54)に加え、打率(・353)も広島・堂林を抜いてリーグトップに立つ活躍で、チームを2位浮上に導いた。  米大リーグ、レイズに移籍した筒香の後を受け、主将&4番を務めるプロ4年目。明大からドラフト9位で入団し、昨季までレギュラー経験のなかった選手に迷わず大役を託したのがラミレス監督だった。  底知れない重圧の中、キャンプから毎日のように声を掛け続けてくれた指揮官に、佐野は「打てなかった日もポジティブな助言をくれる」と感謝する。この日も試合前に「両腕の使い方が良い。インサイドアウト(内側から外側への軌道)のスイングができている」と長所を再認識させてくれた。  新たなチームの顔に導かれた通算300勝。ラミレス監督は「パーフェクトタイミング。素晴らしい気分だ」と目を細めた。理想的な形でつかんだ節目の1勝。いよいよ、DeNAが勢いづいてきた。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
24122 0.667
(↑0.01)
-
(-)
82192
(+4)
122
(+1)
56
(-)
24
(-)
0.260
(↓0.003)
3.150
(↑0.06)
2
(1↑)
DeNA
20182 0.526
(↑0.012)
5
(-)
80170
(+8)
143
(+2)
47
(+3)
7
(+1)
0.273
(↑0.003
3.520
(↑0.04)
3
(1↓)
ヤクルト
17175 0.500
(↓0.015)
6
(↓1)
81170
(+1)
197
(+4)
35
(+1)
25
(-)
0.247
(↓0.002)
4.630
(↑0.01)
4
(-)
阪神
17192 0.472
(↓0.014)
7
(↓1)
82151
(+1)
157
(+4)
38
(-)
32
(+1)
0.245
(↓0.002)
3.650
(↑0.08)
5
(-)
広島
15194 0.441
(↑0.017)
8
(-)
82175
(+4)
177
(+1)
43
(+2)
15
(-)
0.283
(↑0.001)
4.330
(↑0.09)
6
(-)
中日
15233 0.395
(↓0.01)
10
(↓1)
79122
(+2)
184
(+8)
19
(-)
7
(-)
0.240
(↓0.003)
4.140
(↓0.08)