中日(☆2対1★)DeNA =リーグ戦5回戦(2020.07.15)・ナゴヤドーム=
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DeNA
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中日
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勝利投手:松葉 貴大(1勝0敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(1勝0敗2S))
敗戦投手:濵口 遥大(1勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(6号・6回表ソロ)

  DAZN
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◆中日は0-0で迎えた3回裏、ビシエドが2点適時二塁打を放ち、先制に成功する。投げては、先発・松葉が6回途中1失点。その後は4人の継投でリードを守り、松葉は移籍後初勝利を挙げた。敗れたDeNAは、8回に一打逆転の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆中日は3回2死一、三塁からビシエドの右二塁打で2点先取。今季初登板の先発松葉は3回までDeNA打線を1安打に抑えた。 DeNAは6回にソトの6号ソロで1点差に迫り、続く佐野が右前打で続いたが、中日2番手の藤嶋に後続を抑えられた。 中日は7回から祖父江、福、R・マルティネスとつないで連敗を3でストップ。松葉は移籍後初で2年ぶりの勝利を手にした。R・マルティネスが2セーブ目。DeNA浜口は今季初黒星。

◆中日の松葉貴大投手(29)が666日ぶりの勝利を手にした。 今季初先発で6回1死からソトに1発を浴び、続く佐野に右前打を許したところで降板となったが、6安打1失点の好投。1点差を救援陣が守り切り、移籍後初勝利をマークした。「緊張はありましたが、その中で落ち着いて自分の持ち味を出せたと思います。6回、なんとか最後まで粘りたかったが、藤嶋が抑えてくれて感謝しています」と話した。 昨年は6月にオリックスから移籍し、先発1試合の登板で勝敗はなしに終わった。自身最後の勝利はオリックス時代の18年9月18日楽天戦。通算28勝目はチームの連敗を3で止める価値ある白星となった。

◆中日福敬登投手の「ゼロ神話」は生きていた。1点リードの8回に登板。1死満塁のピンチを招くもロペスを三振。宮崎の痛烈なライナーは途中から三塁に入っていた石垣がダイビングで抑えた。 「きょうはいつ(点を)取られてもおかしくない状態でしたが、石垣のプレーもそうですし、不安になったときの(捕手の)アリエルのジェスチャーに助けられました」。無失点を11試合11イニングに伸ばした。

◆中日先発の松葉貴大投手(29)が、移籍後初勝利で一夜でチームを最下位脱出に導いた。今季初登板で6回途中まで1失点。救援陣が気迫のリレーで1点差を守り切り、オリックス時代の18年9月以来、666日ぶりの白星となった。 8回1死満塁の危機は福が乗り切った。最後はR・マルティネスが粘る梶谷を空振り三振に仕留めた。ベンチ最前列で祈るように見つめていた松葉に笑顔がはじけた。「ほんとはもっと早く勝ちたかったですけど...。ライデルが最後、三振を取ってくれた時は、こみ上げてくるものがありました」と声を震わせた。 東洋大姫路-大体大を経て、12年ドラフト1位でオリックス入団。主に先発で27勝を挙げ、昨年6月に松井雅&松井佑介との交換で、武田健吾とともに移籍した。だが、登板機会は9月の先発1試合のみで、この日と同じDeNA戦で2回2/3でKO。チームメートとのコミュニケーション不足も痛感した。秋のキャンプではチーム内で積極的に会話を交わすことを心がけ、春先結果が出ない時は2軍コーチ陣にも支えられた。 「苦しかったけど、コーチにも声をかけていただいたことで、自分のボールが投げられるようになった。2軍にいたことはマイナスではなくプラスでした。みんなの思いを背負って投げました」。チームに溶け込む中で持ち味を思い出した。カットボール、チェンジアップをコーナに決め、タイミングを外した。打たせて取る投球で6安打無四球。「どんどんストライクを取りいく」というバッテリー間の決め事も守った。連敗を3で止める価値ある勝利。下位に沈むチームの救世主になる。【安藤宏樹】   中日与田監督(松葉について)「このところ、ウチのピッチャーができてなかった勇気を持って、ストライクを取っていくということを実践してくれた。2軍で苦しい思いもしたでしょうし、それを支えていい状態にしてくれたコーチ陣にも感謝したい」

◆中日先発の松葉が、移籍後初勝利。与田剛監督のコメント。 「このところウチのピッチャーができてなかった勇気を持ってストライクを取っていくということを実践してくれた。2軍で苦しい思いもしたでしょうし、それを支えていい状態にしてくれたコーチ陣にも感謝したい」

◆中日のドラフト1位・石川昂弥内野手(19)=東邦高=が15日、DeNA5回戦(ナゴヤドーム)に、前日14日に続いて「8番・三塁」でスタメン出場することが発表された。  12日のプロ初打席初安打以降、6打席安打なし。好左腕・浜口から快音を響かせられるか注目だ。  また、試合前の練習では三塁側ファウルゾーンで荒木内野守備走塁コーチとキャッチボールをする場面も。背番号「2」の大先輩から声もかけられ、笑顔もみせていた。

◆中日・松葉貴大投手(29)が15日、DeNA5回戦(ナゴヤドーム)で今季初登板初先発。5回1/3を投げて1失点と好投した。  「緊張はありましたが、その中で落ち着いて、自分の持ち味を出せたと思います。六回、何とか最後まで粘りたかったが、藤嶋が抑えてくれて感謝しています」  一回を内野ゴロ3つで切り抜けると、二回もわずか7球で三者凡退。三回は投げ合う浜口にチーム初安打を許したが、試合前時点でリーグ5位の打率・350と好調の1番・梶谷を外角へのカットボールで三ゴロに仕留めた。  2-0の六回にソトに外角のフォークをとらえられて右越えのソロを被弾。続く佐野に右前打を許したところで交代を告げられたが、見事なゲームメイクで浜口との投げ合いを演じてみせた。

◆DeNAは15日、中日5回戦(ナゴヤドーム)に1-2で敗れた。勝利と敗戦が交互に続く"オセロ状態"を史上初の15試合継続中だったが、またもジンクスを破れず記録を更新した。  中日先発・松葉に対して五回まで無得点。"左腕キラー"の中井を2番で起用したが3打数無安打に終わるなど、六回にソトの6号ソロで1点を返すのがやっとだった。これで8日の広島のK・ジョンソン、12日の阪神・岩貞に続いて、左腕の先発日は3連敗となった。

◆接戦を制した中日が連敗を「3」で止めた。今季初登板の先発・松葉が5回1/3を投げて1失点と好投し、オリックスからの移籍後初勝利。DeNAは好機であと1本が出なかった。  中日は三回2死一、三塁で、ビシエドがDeNA先発・浜口からフェンス直撃の右越え2点二塁打を放ち先制した。  DeNAは六回、ソトの右越え本塁打で1点差に追い上げる。八回には1死満塁と一打逆転の場面を作るが、ロペスが空振り三振、続く宮崎が鋭い当たりを放つも、三塁手・石垣に横っ飛びで好捕され、チャンスを生かせなかった。

◆中日・松葉貴大投手(29)が15日、DeNA5回戦(ナゴヤドーム)で今季初登板初先発し、5回1/3を投げて1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。松葉にとってはオリックスからの移籍後初で、2018年9月18日の楽天戦(京セラ)以来、666日ぶりとなる勝利だった。  「去年に移籍してきて、本当はもっと早い段階で勝ちたかったですし、活躍したかった。そのなかで開幕も2軍スタート。春先のキャンプも実戦でいい結果が出せなかったので苦しい時間でしたけど、そのなかで2軍の投手コーチをはじめ仁村監督に支えてもらったと思う。(九回2死で)ライデル(マルティネス)が三振に取ってくれた時には込みあげてくるものがありましたね」  一回を内野ゴロ3つで切り抜けると、二回もわずか7球で三者凡退。三回は投げ合う浜口にチーム初安打を許したが、試合前時点でリーグ5位の打率・350と好調の1番・梶谷を外角へのカットボールで三ゴロに仕留めた。野手を信頼し打たせて取る持ち味の投球ができた点には胸を張った。  柳の負傷などで巡ったチャンスだが、しっかりと結果を残してみせた。左腕は次回登板に向けて「まだ始まったばかり。次、その次といい投球を積み重ねていって信頼というものを得ていきたい。きょうはしっかりと喜ぶだけ喜んで、あしたになれば次に向けて気持ちも切り替えてやっていきたい」。示したのは任されたローテの一角への強い思い。簡単に手放すつもりはない。

◆DeNAの浜口は苦手とするビシエドに痛打を浴びた。この日も二回に中前打され、三回のピンチで先制の2点二塁打を浴びた。つり球の高さがやや甘くなって右翼フェンスまで飛ばされ「警戒していたにもかかわらず、タイムリーを許してしまった」と唇をかんだ。  9三振を奪った一方で球数がかさみ、100球を超えた六回に走者をためて降板。「3試合続けて六回途中で降板となってしまった」と悔しがった通り、全て5回1/3を2失点で白星に見放されている。

◆"オセロの呪い"は強かった。DeNAは1点を追う八回2死満塁、宮崎が三遊間へ痛烈なライナーを放った。ベイ党の誰もが抜けたと思った次の瞬間、無情にも横っ飛びした三塁手・石垣のグラブに収まった。  勝った次の試合は負け。いつまで続くのか...。6月26日から勝利と敗戦が交互に続く、相撲用語でいうと「抜け抜け」状態を史上最長の15試合継続中だったが、またもジンクスを破れず記録を更新となった。  中日先発・松葉に対して、ソトのソロによる1得点のみに終わり「対策の上をいかれた」と指揮官。試合前の時点で対左腕18打数1安打のロペスに期待を込めて起用したが4打数無安打。2番に入れた"左腕キラー"中井も3打数無安打に終わり、8日の広島のK・ジョンソン、12日の阪神・岩貞に続いて、相手が左腕の先発日は3連敗となった。  6月30日から続くビジター大型連戦は6勝7敗。きょう勝てば目標の5割となるだけに、ラミレス監督は「リリーフも準備できている。とにかく1イニングごとしっかり抑えて勝ちたい」と、気持ちを切り替えた。(浜浦日向)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1271 0.632
(↑0.021)
-
(-)
100109
(+12)
66
(+1)
25
(+2)
13
(-)
0.264
(↑0.003)
3.270
(↑0.12)
2
(-)
ヤクルト
1281 0.600
(↑0.021)
0.5
(-)
99104
(+9)
102
(+5)
21
(+1)
16
(-)
0.249
(↑0.007)
4.380
(↓0.03)
3
(-)
DeNA
12100 0.545
(↓0.026)
1.5
(↓1)
9897
(+1)
76
(+2)
21
(+1)
4
(-)
0.283
(↓0.002)
3.370
(↑0.05)
4
(-)
広島
8111 0.421
(↓0.023)
4
(↓1)
10095
(+1)
93
(+12)
21
(+1)
7
(-)
0.283
(↓0.005)
4.340
(↓0.36)
5
(1↑)
中日
9131 0.409
(↑0.028)
4.5
(-)
9778
(+2)
114
(+1)
13
(-)
4
(+1)
0.257
(-)
4.790
(↑0.17)
6
(1↓)
阪神
8120 0.400
(↓0.021)
4.5
(↓1)
10061
(+5)
93
(+9)
21
(+2)
14
(+1)
0.239
(↑0.002)
4.480
(↓0.2)