中日(★3対5☆)DeNA =リーグ戦4回戦(2020.07.14)・ナゴヤドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
00050000051010
中日
1001000013511
勝利投手:大貫 晋一(1勝2敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝1敗6S))
敗戦投手:山本 拓実(1勝2敗0S)

本塁打
【中日】A.マルティネス(1号・4回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 DeNA戦チケット予約
◆DeNAは1点を追う4回表、佐野の適時打で同点とする。その後も伊藤光と梶谷の適時打が飛び出すなど、この回打者一巡の猛攻で一挙5点を挙げた。投げては、先発・大貫が8回2失点で今季初勝利。敗れた中日は、先発・山本が試合をつくれず、打線も5回以降2安打と振るわなかった。

◆中日のA・マルティネス捕手がプロ初アーチを放った。4点を追う4回2死無走者で大貫から右翼席に運んだ。「甘く入ったスライダーをしっかりとらえることができた。日本での初ホームランはとてもうれしいね」と話した。 今月1日に支配下選手登録された来日3年目。この試合では初の5番に起用された。プロ初本塁打を放った時点で通算20打数10安打と高打率もキープ。打てる捕手として期待が高まる。

◆DeNAは1回1死一、三塁の好機も佐野が二ゴロ併殺。中日はその裏、1死二塁から一塁手ロペスのエラーで1点を先取した。 DeNAは4回、佐野が同点適時打。さらに敵失にもつけ込み5点を奪う。中日はA・マルティネスの1号で1点を返した。 DeNAは中3日で先発の大貫が8回3安打2失点で今季初勝利。3連敗の中日は今季最多の借金5となった。

◆DeNAは6月26日から阪神戦○●○、巨人戦●○●、ヤクルト戦○●○、広島戦●○、阪神戦●○●、中日戦○と、勝利と敗戦が交互に15試合。 これまで白黒の連続は63年国鉄、69年阪急、70年阪急、75年広島、02年ダイエーが14試合続けた例があったが、15試合続いたのは史上初の珍しいケースとなった。

◆中日ドラフト1位石川昂弥内野手は恩師の前で3の0に終わった。12日のデビュー戦から2試合続けてスタメン起用されたが空振り三振、遊ゴロ、右飛。 「2打席目は狙っていた球なのでミスショット。あれをヒットできるよう練習でバットを振ります」と悔しさいっぱいだった。東邦高時代の森田泰弘前監督(61)がスタンド観戦。「彼のいいところはものおじしないところ。場数も踏んでいる」と期待を寄せたが、快音を響かせることはできなかった。

◆中日は二塁ベースの踏み損ないで傷口を広げ、DeNAに今季4戦全敗となった。 4回に同点に追いつかれ、なお1死満塁で倉本が遊ゴロ。京田の送球を二塁ベース上で処理した石川駿がベースに触れておらず、リクエストで判定が覆り、オールセーフとなってこの回一挙5点を奪われた。与田監督は「あそこは明らかにやってはいけないプレーなのでしっかり反省しないといけないと思います」と厳しい表情。3連敗で借金5となり最下位に転落した。

◆DeNAがプロ野球史上初の"ヌケヌケ珍記録"を達成した。6月26日阪神戦から14試合で白星と黒星が交互に続いた"千秋楽"は白星を添えて"勝ち越し"を決めた。DeNAラミレス監督(4回のリクエストについて)「最初見たら平凡なセカンドフォースアウトだと思ったがロペスがちょっと審判にアピールしている感じだった。実はあれが今日の試合のターニングポイントだったのかなと思う」

◆DeNAがプロ野球史上初の"ヌケヌケ珍記録"を達成した。先発大貫晋一投手(26)が自己最長の8回2失点で今季初白星を挙げた。前回登板から1回で降板を告げられた中3日の"かど番マウンド"で89球のノビノビ快投。6月26日阪神戦から14試合で白星と黒星が交互に続いた"千秋楽"は白星を添えて"勝ち越し"を決めた。かど番の大貫が球史に残る珍記録を演出した。臆すことなくストライク先攻で投げ込み8回89球で今季初白星。10日阪神戦から中3日で先発した右腕は「前回は悔しい思いをした。チームのため1球1球、意識を持って投げた」。すいすいと被安打3の好投で逆転勝利へと結びつけた。登板前は結果にかかわらずに抹消する予定だったラミレス親方も「素晴らしい投球によって僕の考えを変えてしまった。次回もいってもらう」と快投をたたえた。 1点を追う4回。休場中のオースティン不在を感じさせない攻撃で体勢をひっくり返した。無死一、二塁から佐野が中前へ同点適時打。なお1死満塁から倉本が、遊ゴロ併殺かと思われたが、二塁ベースカバーに入った中日石川駿がベースを踏んでいないとのリクエストを要求。ラミレス親方の"物言い"が行司差し違えで勝ち越しに加えてオールセーフ。伊藤光、梶谷にも適時打が出て一挙5得点でうっちゃった。 5連勝を決めた6月26日阪神戦から白星と黒星を交互に繰り返してきた。7勝7敗の五分で迎えた千秋楽? に白星を添え、プロ野球史上初の15戦ヌケヌケを達成。ラミレス親方は「これだけ勝ちと負けが交互の続くのはそんなに起きることじゃない」と肯定も否定もせず「まずは明日勝つことに集中したい」と15戦ぶりの連勝を強く希望した。 一進一退を続けてきた"敵地巡業"での勝ち越しも見えてきた。12試合を終えて6勝6敗をキープ。同親方は「長期ロードに出る前に5割でと言ってきた。まさにそういう展開になってきている。今いる選手でベストの戦い方、ベストな点の取り方を考えてやっていくことが重要」とした。まわしを締め直し、明日の取り組みに集中する。【為田聡史】 ◆ヌケヌケ 相撲用語で勝ちと負けが交互につくこと。初日が白星だと8勝7敗で勝ち越せるが、黒星で始まると7勝8敗の負け越しとなる。 ▽DeNA梶谷(3安打2打点の猛打賞)「しっかりと集中して捉えることができた。大貫を援護できてうれしい」 ▽DeNA佐野(4回に同点適時打を放ち)「いいところに落ちてくれた。チャンスの場面だったので積極的にいきました」

◆DeNA "ヌケヌケ珍記録"を更新してしまった。中日に1点差で競り負け、15戦ぶりの連勝を逃した。6月26日阪神戦から白星と黒星の繰り返しが16戦で継続。1点を追う8回に1死満塁の絶好機をつくるも、ロペスが空振り三振、宮崎の痛烈な打球は三塁手石垣の好守に阻まれ無得点。 ラミレス監督は「確率的に低い方にいくことが多かった。宮崎の素晴らしい打球を素晴らしい守備で捕られた」と淡々と振り返った。   ◆ヌケヌケ 相撲用語で勝ちと負けが交互につくこと。初日が白星だと8勝7敗で勝ち越せるが、黒星で始まると7勝8敗の負け越しとなる。

◆中日の売り出し中の外国人捕手、A・マルティネスが来日初本塁打を放った。四回2死から右翼席へ流し打ちの一発。直前の守りで5失点しただけに、捕手として手放しでは喜べないが「甘く入ったスライダーをしっかり捉えることができた」と振り返った。  打撃での期待が高く、11日には3番で先発出場。この日は5番に入り、九回にも適時打で2安打2打点とした。まだ24歳と伸びしろも大きく「外国人の捕手を日本でも呼んでもらえるぐらい活躍したい」と意気込んでいる。

◆DeNAが0-1の四回に打者一巡の猛攻で逆転し、対中日4連勝。中3日で先発し、8回3安打2失点と好投した大貫が今季初勝利(2敗)。中日は3連敗を喫した。  中日は一回、大貫の立ち上がりを攻め、1死二塁の好機を作ると、福田の大きく弾んだ一ゴロをDeNA・ロペスが一塁へ悪送球。その間に、走者・大島が生還し、先制点を奪った。  一方、DeNAは四回無死一、二塁から4番・佐野が中日先発・山本の変化球を詰まりながらも中前に運び同点とする。その後、一死満塁とチャンスを広げると、倉本の遊ゴロの間に1点を奪い、逆転に成功。伊藤光の左前適時打、梶谷の左越え2点二塁打でこの回、一挙5点を挙げた。  中日はその裏に、A・マルティネスが来日初本塁打。九回にも、A・マルティネスが適時打を放ち、2点差。なおも2死一塁としたが、最後はDeNAの守護神・山崎が代打・井領を二ゴロに打ち取り、反撃をしのいだ。

◆DeNAは14日、中日4回戦(ナゴヤドーム)に5-3で勝利。前回10日の登板で1回3失点KOされた大貫晋一投手(26)が、中3日のマウンドで8回3安打2失点(自責点1)と意地の好投を見せ、今季初勝利を挙げた。チームは勝利と敗戦が交互に15試合続く"オセロ状態"だが、長期遠征もある中で開幕2カード以降は連敗知らず。安定した戦いぶりで首位に0.5ゲーム差と肉薄した。  ヒーローは、ほっとしたようにほほ笑んだ。大貫が、中日打線を相手に8回3安打2失点。悪夢から中3日で、最高のリベンジを果たした。  「本当に何度もチャンスをもらって、ずっと悔しい思いをしていて、きょう、ちょっとでもチームに貢献できてうれしいです」  昨季6勝を挙げた2年目右腕が、今季3度目の先発で初勝利をつかんだ。6月の練習試合で期待を裏切り、開幕ローテを外れ、前回10日の阪神戦では1回3失点、2本塁打を浴びて、わずか30球でKOされていた。  これがラストチャンス-。背水の思いでマウンドに上がった。「どの球も高かったので、とにかく低めに強い球を、キャッチボールから見直した」と3日間で修正。オーバースローからの最速147キロの直球を軸に、打たせて取る投球で自己最長の8回を投げ切った。  2年目の進化だ。昨オフはオーストラリア・リーグでの武者修行を球団に直訴。他の選手がホテルに泊まる中、あえてホームステイを希望し、英語を使う環境に身を置いた。エースの今永も、かつて腕を磨いた地で外国人打者を相手に手応えを得たのがカットボール。昨季被打率・376と苦手にした左打者への対策として習得し、得意球のツーシームと対になる切れ味鋭い新球で、投球の幅を広げた。  ラミレス監督は試合後に「次も中3日がいい」とジョークを交えながら「実は結果に関係なく(1軍登録を)抹消するつもりだった」と明かした。ところが、堂々の投球に「もう一回、投げるに値する素晴らしいパフォーマンス。僕の考えを変えてしまったよ」とうれしい誤算を口にした。  チームは3位のままだが、首位・巨人を0・5ゲーム差で追走している。6月26日から勝利と敗戦が交互に続く"オセロ状態"を打ち破り、2年ぶりの単独首位を狙う。(浜浦日向) ★一日五食で体重維持  体のケアや食事面などにこだわり、球界屈指の意識の高さで知られる今永と同学年の大貫だが、こちらも負けていない。新型コロナウイルスの影響で約2カ月間続いた自粛期間中に「体重は意識してキープしないと、減ってしまうタイプなので」と栄養管理を徹底。「一日3食ではなく、プラス2食。プロテインを入れたり、おにぎりを食べたり」と"一日5食トレ"で体重を維持し、暑い季節に始まる前例のないシーズンに備えた。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
巨人
1171 0.611
(↑0.023)
-
(↓0.5)
10197
(+7)
65
(+2)
23
(+1)
13
(-)
0.261
(-)
3.390
(↑0.08)
2
(1↓)
ヤクルト
1181 0.579
(↓0.032)
0.5
(↑0.5)
10095
(+3)
97
(+6)
20
(+1)
16
(-)
0.242
(↓0.005)
4.350
(↓0.11)
3
(-)
DeNA
1290 0.571
(↑0.021)
0.5
(↓0.5)
9996
(+5)
74
(+3)
20
(-)
4
(+1)
0.285
(-)
3.420
(↑0.07)
4
(-)
広島
8101 0.444
(↓0.027)
3
(↓0.5)
10194
(+2)
81
(+7)
20
(+1)
7
(-)
0.288
(-)
3.980
(-)
5
(1↑)
阪神
8110 0.421
(↑0.032)
3.5
(↑0.5)
10156
(+6)
84
(+3)
19
(+1)
13
(-)
0.237
(↑0.007)
4.280
(↑0.08)
6
(1↓)
中日
8131 0.381
(↓0.019)
4.5
(↓0.5)
9876
(+3)
113
(+5)
13
(+1)
3
(-)
0.257
(↓0.004)
4.960
(↑0.09)