中日(☆4対2★)阪神 =リーグ戦3回戦(2020.07.02)・ナゴヤドーム=
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阪神
0020000002600
中日
30000001X4721
勝利投手:岡野 祐一郎(1勝1敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(0勝0敗1S))
敗戦投手:ガルシア(0勝2敗0S)

本塁打
【中日】ビシエド(3号・1回裏3ラン)

  DAZN
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◆中日は初回、ビシエドの3ランで幸先良く先制する。3-2で迎えた8回裏には、代打・井領の適時打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・岡野が5回2失点。その後は4人の継投でリードを守り、岡野はプロ初勝利を挙げた。敗れた阪神は、打線が2得点と振るわなかった。

◆中日-阪神3回戦の先発メンバーが発表された。外国人のベンチ入り枠でサンズが外れ、MBS砲が解体された。6月27日DeNA戦(横浜)から4試合続いた近本、糸原の1、2番コンビも、この日は近本、上本に変更された。先発のオネルキ・ガルシア投手(30)は、6月21日巨人戦(東京ドーム)の今季初登板で4回5失点と結果を残せず。同24日ヤクルト戦(神宮)に先発するガンケルの枠をあけるためにいったん1軍登録を外れ、最短10日となる2日に1軍に戻った。

◆阪神上本博紀内野手(33)が今季初安打初打点をマークした。 6月26日ヤクルト戦(神宮)以来のスタメン出場。3点を追う3回無死一塁で相手先発・岡野のストレートを捉えて左翼線へ二塁打を放った。一塁走者の近本が一気にホームまで走り、1点をかえした。さらに遊撃・京田のホーム送球がそれる間に上本は三塁を陥れ、続く糸井の二塁ゴロでチーム2点目のホームを踏んだ。 上本は「点差があったので、後ろにつなぐ意識で打ちにいった結果、タイムリーとなってよかったです。早い回で勝ち越せるように頑張ります」と話した。

◆阪神の先発オネルキ・ガルシア投手(30)が、前回登板に続く被弾で、中日に先制を許した。初回1死一、二塁で、4番ビシエドにフルカウントから低めのスライダーを捉えられ、左翼へ先制の3ランを浴びた。 前回登板の6月21日巨人戦(東京ドーム)では1点リードの4回に、4番岡本に逆転の2ランを被弾。またも4番バッターに痛い本塁打を浴びた。

◆阪神の先発オネルキ・ガルシア投手(30)に、一瞬ひやりとするアクシデントが起きた。 3回1死から3番アルモンテを迎え、7球目を投じた直後、いきなり投球を中断し、矢野監督、福原投手コーチ、トレーナーらがマウンドに集まった。左足を気にするそぶりがあり、1度は治療のためベンチへ下がった。再びマウンドに上がると、確認するように数球を投げて続投。直後にアルモンテをスライダーで空振り三振に仕留めた。 ガルシアは初回1死一、二塁で、4番ビシエドにフルカウントから低めのスライダーを捉えられ、左翼へ先制の3ランを浴びていた。

◆中日ダヤン・ビシエド内野手が技ありの1発を放った。 初回1死一、二塁。3-2からガルシアの落ちるスライダーに体勢を崩しながらバットを合わせた。打球は左中間スタンド最前列に飛び込む先制の3号3ランとなった。「(ポイントは)少し前だったが、しっかり芯で捉えられた。最後は片手だったけど(スタンドまで)行くと思ったよ」。18年まで僚友で、同じキューバ出身のガルシアから放った一撃を自画自賛した。 1日の阪神戦で今季初タイムリーが生まれ「ようやく1本出た」と喜んだばかり。前日から2番に復帰した平田の二塁打で始まった先制機を、ビシエドが結実させた。2年目の与田監督が目指す攻撃的な打線が形を作りつつある。援護を受けた先発のドラフト3位岡野も5回2失点と試合をつくった。

◆先発は中日岡野、阪神ガルシア。中日は1回、ビシエドの3号3ランで先制。阪神は3回に上本の適時二塁打などで2点を返した。 阪神は5回2死二、三塁の好機にマルテが凡退した。中日岡野は5回2失点で降板。中日が1点リードで終盤に入った。 中日は8回に1点を追加し、今季初の3連勝で勝率5割に復帰。岡野はプロ初勝利。R・マルティネスが今季初セーブ。阪神は打線が低調。4連敗で借金8。ガルシアが2敗。

◆阪神が今季初の4連敗を喫し、オリックスと並んで両リーグ最速で10敗に到達した。中日を相手に開幕カードの巨人3連戦以来、今季2度目の3タテを食らった。これでセ・リーグの借金で1球団で背負った。 両リーグ最速10敗は同率4位に終わった94年以来、26年ぶり。首位巨人とのゲーム差は6・5まで広がった。リーグ優勝した過去5シーズンのうち、首位との最大ゲーム差は64年の6・5。開幕12試合終了時点で早くもデッドラインに足が乗った。 先発のオネルキ・ガルシア投手(30)が初回、4番ビシエドに先制3ランを献上。2回以降は追加点を許さず踏ん張ったが、いきなりの3失点が打線に重くのしかかった。 打線は3点を追う3回、中日ドラフト3位右腕の岡野から上本博紀内野手(33)の適時二塁打などで2得点。だが4回以降はゼロ行進が続いた。 1点ビハインドの8回裏にはセットアッパーのロベルト・スアレス投手が代打井領に適時打を浴び、2点を追う9回表は無死一、二塁のチャンスを生かせずゲームセット。5回2失点の岡野にプロ初勝利を許した。 前日1日中日戦は2度の適時失策も響いて敗れ、2リーグ分立後では最下位に沈んだ96年以来2度目となる開幕4カード連続負け越しが決まっていた。 この日は前日の先発メンバーから打率1割台の主将の糸原健斗内野手(27)、ジェリー・サンズ外野手(32)、木浪聖也内野手(26)を外し、上本、高山俊外野手(27)、北條史也内野手(25)をスタメン起用。好調の梅野隆太郎捕手(29)を今季初めて6番で起用して勝負に出たが、2得点どまりだった。 これで2勝10敗で矢野監督就任後ワーストとなる借金8。猛虎が泥沼から抜け出せない。

◆阪神上本博紀内野手が今季初の2番起用に応えた。 不振の二塁糸原に代わり、今季3試合目の先発出場。3点を追う3回無死一塁で中日先発の新人岡野を捉えた。カウント1-1からの3球目、真ん中高め144キロを引っ張って左翼へ二塁打。一塁走者の近本が好走塁で生還し、反攻の適時打となった。 「点差があったので、後ろにつなぐ意識で打ちにいった結果がタイムリーとなって良かったです」。今季初安打が初適時打。初回の第1打席では、頭部付近を通過するブラッシュボールを受けていた。それでも果敢に踏み込み、一振りで仕留めた。 直後の走塁でも見せた。近本を刺そうと遊撃京田が本塁送球した間に、三塁を狙った。間一髪でセーフの判定にリクエストが要求されたが、判定は覆らず。3番糸井の二ゴロで1点差となる本塁を踏んだ。5回には今季初盗塁も決め、守備ではアクシデントのガルシアに励ましの声をかけ続けた。 昨季で鳥谷が退団し、内野手最年長となった。矢野監督は新2番に「攻撃のバリエーションは増える選手。ポン(上本)らしいことができた」と評価。9回は安打性の当たりも好捕に阻まれて最後の打者となったが、今季初のフル出場。走攻守でのハッスルプレーで、苦しいチームを鼓舞した。【奥田隼人】

◆阪神が今季初の4連敗を喫し、両リーグ最速で10敗に到達した。中日を相手に開幕カードの巨人3連戦以来、今季2度目の3タテを食らった。▼阪神は4連敗で今季10敗目。パ・リーグには開幕10試合で0勝10敗が3チームあるが、セ・リーグで開幕12試合目に10敗は02年横浜以来、13度目のワーストタイ記録。阪神では81、95年の13試合目を抜く最速10敗だ。過去に12試合目で10敗したセの12チームはすべてBクラスに終わったが、今年の阪神は? ▼阪神はオリックスと並び、両リーグ最速で10敗に到達。これは94年以来26年ぶりの屈辱だ。これで1位巨人とは6・5ゲーム差。過去にセ・リーグ優勝した年の首位との最大ゲーム差も64年の6・5差で、開幕12試合目にして早くも並んだ。

◆阪神が今季初の4連敗を喫し、オリックスと並んで両リーグ最速で10敗に到達した。中日を相手に開幕カードの巨人3連戦以来、今季2度目の3タテを食らった。これでセ・リーグの借金を1球団で背負うこととなった。 両リーグ最速10敗は同率4位に終わった94年以来、26年ぶり。首位巨人とのゲーム差は6・5まで広がった。リーグ優勝した過去5シーズンのうち、首位との最大ゲーム差は64年の6・5。開幕12試合終了時点で早くもデッドラインに足が乗った。 先発のオネルキ・ガルシア投手(30)が初回、4番ビシエドに先制3ランを献上。2回以降は追加点を許さず踏ん張ったが、いきなりの3失点が打線に重くのしかかった。 打線は3点を追う3回、中日ドラフト3位右腕の岡野から上本博紀内野手(33)の適時二塁打などで2得点。だが4回以降はゼロ行進が続いた。 1点ビハインドの8回裏にはセットアッパーのロベルト・スアレス投手(29)が代打井領に適時打を浴び、最後は2点を追う9回表無死一、二塁のチャンスを生かせずゲームセット。 5回2失点の中日ドラフト3位岡野にプロ初勝利を献上し、矢野燿大監督(51)は「1番苦しいのは、打線が点を取れないこと。(それが)現状、一番打開していかないといけないところかな」と言葉に悔しさをにじませた。 前日1日中日戦は2度の適時失策も響いて敗れ、2リーグ分立後では最下位に沈んだ96年以来2度目となる開幕4カード連続負け越しが決まっていた。 この日は前日の先発メンバーから打率1割台の主将の糸原健斗内野手(27)、ジェリー・サンズ外野手(32)、木浪聖也内野手(26)を外し、上本、高山俊外野手(27)、北條史也内野手(25)をスタメン起用。好調の梅野隆太郎捕手(29)を今季初めて6番で起用して勝負に出たが、2得点どまりだった。 個々の状態を上げていくしかないかと問われ、指揮官は「それしかないと思う」と返答。「打順を変えようにも、なかなか難しいなと思うし。今日みたいな、起爆剤になってもらえたらなというところで起用した選手たちが頑張ってくれるというのがあれば、まあ。1本でも持ち味出してくれたら。俊(高山)とジョー(北條)にもそういうところを期待して、あれやった(使った)けど。その起爆剤も現状ないんでね」と静かに振り返った。 これで2勝10敗で矢野監督就任後ワーストとなる借金8。猛虎が泥沼から抜け出せない。

◆阪神ボーアが、開幕後の対左腕では4個目の三振を喫した。 6回に登板した中日の左腕ゴンサレスの前に見逃し三振。前日1日は抑え左腕の岡田から来日1号を放ち「勝つためにもっと打たないといけない」と語っていたが、一夜明けて再び沈黙。6月27日DeNA戦(横浜)からの連続試合安打も4で止まった。

◆阪神の先発オネルキ・ガルシア投手が酸欠状態から続投し、5回2/3、4安打3失点5四球で降板した。「初回の失点の仕方が悪かったけど、その後は要所要所で何とか粘ることができたのは良かったね」。 梅野と今季初のバッテリー。初回1死一、二塁で、4番ビシエドにフルカウントから低めのスライダーを捉えられ、左翼へ先制の3ランを浴びた。2回以降は立ち直り、許したのは1安打。6回2死二塁から代打福田に四球を与えたところで降板した。 3回にアクシデントがあった。1死から3番アルモンテに7球目を投じた直後に投球を中断し、矢野監督らがマウンドに集まった。ガルシアは苦しそうな表情で両膝に手をつき、1度治療のためベンチに下がったが、再びマウンドへ戻った。降板後に「少し酸欠状態になったけど、すぐに良くなったし、今は全く問題ないよ」と説明。6回途中107球を投げ抜いた。 矢野監督は「今の打線では3点というのはどうしても重いんで。何とか粘ってほしいと思ってたけど。その後、粘ってくれたんで。まず打線かな、と」と粘りの投球を認めたが、初回の3点が最後までのしかかった。【磯綾乃】

◆阪神梅野隆太郎捕手が今季初めて6番で先発し、2試合連続マルチ安打をマークした。 1点を追う6回1死の第3打席で左前打。8回2死からは右翼線への二塁打で同点機をつくるも、続く高山が凡退した。今カードでは3試合で10打数5安打、5割と気を吐いたが、白星につながらなかった。

◆5試合連続でスタメンを外れた阪神福留孝介外野手は終盤、意地の一打を決めた。 2点を追う9回無死一塁で代打登場。R・マルティネスと対戦し、3ボール1ストライクから外角151キロツーシームに食らいつき、一、二塁間を破った。4試合ぶりの出場で効果的な安打を記録。スタメン復帰へ、存在感を示した。

◆阪神は打線の起爆剤として先発起用された7番高山俊外野手と8番北條史也内野手は、ともに無安打に終わった。 今季初スタメンの高山は積極的なスイングを見せるも4打数無安打。今季3戦目スタメンの北條は2三振を含む3打数無安打と見せ場を作れなかった。期待をかけた矢野監督は「起爆剤になってもらえたらと起用した選手たちが頑張って、1本でも持ち味を出してくれたら。俊とジョー(北條)もそういうところを期待したけど...」と振り返った。

◆阪神糸井嘉男外野手がプロ通算300盗塁に王手をかけた。「3番右翼」で先発。 5回に四球で出塁すると、2死一、三塁から二盗に成功した。今季2個目の盗塁を決め、プロ17年目で通算は299個に。プロ野球史上30人目となる大記録まで、マジック1とした。

◆阪神は中日岡野にプロ初勝利を献上。昨季も同じ中日の山本ら5投手にプロ1勝目をプレゼントしており、今季も苦手意識は続いているようだ。

◆矢野阪神が万策尽きて、デッドラインに到達した。ジェリー・サンズ外野手(32)や糸原健斗内野手(27)をスタメンから外し、打線改造に踏み切ったが、2得点だけ。ビハインドの展開で勝ちパターンの継投を見せたが、流れを変えられず。94年以来の両リーグ最速10敗で、セ・リーグの借金を1球団で背負った。矢野監督就任後ワーストとなる借金8で、首位巨人と6・5ゲーム差に開いた。無観客のスタンドから虎党のため息が聞こえてきそうだった。2点を追う9回。先頭の代打糸原が四球を選び、代打福留が右前打で一、二塁とチャンスが拡大。しかし、続く1番近本がバント失敗で走者を送れず最後は遊飛。珍しく感情をあらわにしてバットをたたきつけた。最後は上本の遊撃併殺打でゲームセット。あぁ、打てない...。1勝があまりにも遠い。 目を覆いたくなるような数字がこれでもかと並ぶ。開幕カードの巨人3連戦以来、2度目の「3タテ」を食らい、今季初の4連敗。94年以来となる両リーグ最速タイで10敗目を喫した。これで2勝10敗で矢野監督就任後ワーストとなる借金8。試合後の指揮官は「起爆剤も現状ないんでね」と力なく話した。中日3連戦でチームの得点圏打率は0割6分7厘。貧打ぶりは深刻だ。 「MBS」トリオの解体に、1、2番コンビの解消も打線の活性化にはつながらない。この日は先発ガルシアということもあって打率1割台のサンズがベンチを外れ、相手は右投手だったが、糸原、木浪がスタメン落ち。上本、高山、北條をスタメン起用した。3回には今季初2番起用の上本が適時二塁打を放ったが、打線爆発とはならず。1点ビハインドの終盤には7回岩崎、8回スアレスと勝ちパターンを投入する「禁じ手」も勝利を呼ぶことはなかった。 勝率5割だったヤクルトがサヨナラ勝ち。阪神がセ界の借金を独り占め状態となった。また首位巨人とのゲーム差は6・5差に。阪神がリーグ優勝した過去5シーズンのうち、首位との最大ゲーム差は64年の6・5差。ペナントレースのデッドラインに足が乗った。矢野監督は「誰かというよりチーム全体の問題。俺も含めてね。もちろん。前を向いてやるしかないと思っています」と絞り出すように言った。開幕早々に、矢野阪神が早くも絶体絶命の危機を迎えた。【桝井聡】

◆阪神が今季初の4連敗を喫し、オリックスと並んで両リーグ最速で10敗に到達した。 以下は矢野監督の一問一答。 -好機は作ったが、やはり打線の状態が悪い 「まあね。一番苦しいのは、打線が点を取れないこと。現状の一番打開していかないといけないところかな」 -個々の状態を上げていくしかない 「それしかないと思う。打順を変えようにも、なかなか難しいなと思うし。今日みたいな、起爆剤になってもらえたらなというところで起用した選手たちが頑張ってくれるというのがあれば、まあ。1本でも持ち味を出してくれたら。俊とジョーにもそういうところを期待して、あれやった(使った)けど。その起爆剤も現状ないんでね。打線も組むのもちょっと難しいかな」 -上本が活躍 「元々そういうものを持っているんで。攻撃のバリエーションっていうのは増える選手なんで。それはポン(上本)らしいことができたかなと思う」 -マルテは全力疾走で内野安打 「まあまあ、それはチームとしてやっていることなんで」 -ガルシアはアクシデントもありながら試合を作った。悔やまれるのは初回か 「ビシエドとは相性があまり良くないし。四球も、もったいなと。立ち上がり(カウント)3-2になって、どうしても四球を出したくないところで甘くなったというところやけど。まあ、なかなかそこらへんが今の打線で3点はどうしても重いんで。なんとか粘ってほしいなと思っていた。その後は粘ってくれたんで。やっぱり打線かな」 -初対戦のルーキーが相手だった 「いや、まあそんな大きな特徴があるような...。オーソドックスなピッチャーなんでね。そういうところは打っていかないと」 -流れを変えようと打順も変えた 「もちろん、やり方はもっとあるのかもしれないけど、それはもちろんオレが考えてコーチとも話しながらやっていくんだけど。ちょっとそのきっかけというのが、こんなにみんながちょっと良くないという状態が開幕からずっと続いているとね。点が取れないところでバッテリーの負担はかかるし。もちろん、中軸に回って、あと1本というところもあった。そこで打ってくれるか打ってくれないかで、今日の結果だけを見ればね。向こうはビシエドが打って、うちもチャンスで回ってマルテが打てないというのはポイントになるけど、誰かというよりチーム全体の問題なんで。もちろん。オレも含めてね。前を向いて、やるしかないと思っています」

◆左の代打で控える中日井領雅貴外野手が、8回1死満塁で登場し、スアレスから追加点を勝ち取る右前適時打を放った。 今季は6試合に代打で出場して初タイムリー。「みんながつないでくれたので、とにかく必死にいきました」。前日1日阪神戦では6回無死一塁で遊ゴロ併殺に終わった雪辱も果たした。

◆中日の主砲ビシエドが阪神ガルシアから先制の3号3ランを放ち岡野の初勝利を援護した。 初回1死一、二塁。フルカウントから落ちるスライダーに体勢を崩しながらバットを合わせた。「バランスを崩したがしっかり打てた。チーム全体の調子もいい。早いけど、この調子でいけば、優勝の確率は高いよ」。5試合連続安打とし、8回の右安打と合わせマルチ安打と調子は上向き。来日5年目の主砲が開幕4カード目で早々とV宣言した。

◆中日のドラフト3位岡野祐一郎投手(26=東芝)が、プロ初勝利を挙げた。 2試合目の先発となった阪神戦で5回3安打2失点。4四死球と制球に苦しみながら落ち着いて試合をつくった。 「とてもうれしい気持ちでいっぱいです。ボールが荒れていたのですが、加藤さんがしっかり自分をリードしてくれて、何とか粘れた。シーズンは長い。1軍でずっと活躍できるようにしたい」。お立ち台では喜びと青学大の先輩捕手へ感謝の思いを口にした。 ルーキーらしからぬ落ち着きを漂わせた。初回2死満塁のピンチは梅野をスライダーで二ゴロ。3回に2点を失い1点差とされても粘る。5回2死二、三塁では4番マルテに2ストライクから3球連続でボールとなったが、ひょうひょうと投げて遊ゴロ。126キロのスライダーで切り抜けた。第1戦と第2戦に先発した柳、山本から「大きい変化球が効果がある」とアドバイスを受けた。先発ローテを守る仲間たちから虎退治のバトンをつないだ。 ドラフト1位石川昂ら高卒組、同2位橋本ら大卒組とは違った。東芝から即戦力で加入した右腕は、キャンプから落ち着いていた。「意識して気負うと結果が伴わない」。青学大時代からプロ入りに向けて結果を残そうと発奮した。2年でエースになったものの、2部落ちを経験。東芝では1年目に都市対抗の優秀選手に輝くも、2年目はドラフト指名に漏れ、3年目でプロの門をくぐった苦労人だ。登場曲に選んだのは東芝のCMで使用されるザ・ブルーハーツの「情熱の薔薇」。「東芝時代の気持ちを忘れないため」と、アマ時代の思い出も背負って投げ抜いた。 岡野の初勝利で、チームは今季初の3連勝とし、勝率5割に復帰。入寮時に「きれいな肌でテレビに自分が映るようにならないと」と誓った。無観客でファンの声援はないが、テレビの向こうの竜党へしっかりその顔と背番号36をアピールした。【伊東大介】▼中日与田監督(岡野の初勝利で今季初の3連勝)「常に冷静に投げていく。点を取られても淡々としている。さらに勝ちを増やしていきたい」 ▼中日加藤(4試合ぶりの先発マスクで青学大の後輩・岡野を好リード)「初回からピンチはあったが、要所でしっかり粘りの投球ができた。要求通りしっかり投げてくれた」 ▼中日岡野の父智之さん(57=東京の自宅でテレビ観戦)「感無量です。ドキドキして心臓がいくつあっても足りないです。ルーキーの岡野に1勝をあげようと頑張っていただいたように見えました。チームの皆さんに感謝します」

◆中日のドラフト3位岡野が、プロ初勝利を挙げた。与田剛監督のコメント。 「常に冷静に投げていく。点を取られても淡々としている。さらに勝ちを増やしていきたい」ます」

◆中日のドラフト3位岡野祐一郎投手(26=東芝)が、プロ初勝利を挙げた。 2試合目の先発となった阪神戦で5回3安打2失点。4四死球と制球に苦しみながら落ち着いて試合をつくった。 「とてもうれしい気持ちでいっぱいです。ボールが荒れていたのですが、加藤さんがしっかり自分をリードしてくれて、何とか粘れた。シーズンは長い。1軍でずっと活躍できるようにしたい」。お立ち台では喜びと青学大の先輩捕手へ感謝の思いを口にした。 ルーキーらしからぬ落ち着きを漂わせた。初回2死満塁のピンチは梅野をスライダーで二ゴロ。3回に2点を失い1点差とされても粘る。5回2死二、三塁では4番マルテに2ストライクから3球連続でボールとなったが、ひょうひょうと投げて遊ゴロ。126キロのスライダーで切り抜けた。第1戦と第2戦に先発した柳、山本から「大きい変化球が効果がある」とアドバイスを受けた。先発ローテを守る仲間たちから虎退治のバトンをつないだ。 ドラフト1位石川昂ら高卒組、同2位橋本ら大卒組とは違った。東芝から即戦力で加入した右腕は、キャンプから落ち着いていた。「意識して気負うと結果が伴わない」。青学大時代からプロ入りに向けて結果を残そうと発奮した。2年でエースになったものの、2部落ちを経験。東芝では1年目に都市対抗の優秀選手に輝くも、2年目はドラフト指名に漏れ、3年目でプロの門をくぐった苦労人だ。登場曲に選んだのは東芝のCMで使用されるザ・ブルーハーツの「情熱の薔薇」。「東芝時代の気持ちを忘れないため」と、アマ時代の思い出も背負って投げ抜いた。 岡野の初勝利で、チームは今季初の3連勝とし、勝率5割に復帰。入寮時に「きれいな肌でテレビに自分が映るようにならないと」と誓った。無観客でファンの声援はないが、テレビの向こうの竜党へしっかりその顔と背番号36をアピールした。【伊東大介】▼中日与田監督(岡野の初勝利で今季初の3連勝)「常に冷静に投げていく。点を取られても淡々としている。さらに勝ちを増やしていきたい」 ▼中日加藤(4試合ぶりの先発マスクで青学大の後輩・岡野を好リード)「初回からピンチはあったが、要所でしっかり粘りの投球ができた。要求通りしっかり投げてくれた」 ▼中日岡野の父智之さん(57=東京の自宅でテレビ観戦)「感無量です。ドキドキして心臓がいくつあっても足りないです。ルーキーの岡野に1勝をあげようと頑張っていただいたように見えました。チームの皆さんに感謝します」

◆中日のドラフト3位・岡野祐一郎投手(26)=東芝=が2日、阪神3回戦(ナゴヤドーム)に先発する。  「プロ初登板の前回と違って今度は2度目なので、自分らしさを出して思いっきり投げたい」  プロ初登板だった25日のDeNA戦(横浜)は5回8安打5失点。先頭打者を出したことが失点につながった点を反省材料としていただけに、どのように修正するかは注目だ。  前回はD4位・郡司とのルーキーバッテリーで臨んだが、今回は4試合ぶりに先発マスクをかぶる加藤とのコンビとなった。

◆阪神・上本博紀内野手(33)が「2番・二塁」で今季3度目の先発出場。0-3の三回、今季10打席目で初安打となる適時二塁打を放った。  一回にガルシアがビシエドに3ランを被弾。阪神は三回、先頭の近本が三塁内野安打で出塁。上本が左翼線へ適時二塁打。遊撃手・京田の本塁悪送球で上本は三進し、糸井の二ゴロの間に1点をかえした。

◆中日のドラフト3位・岡野祐一郎投手(26)=東芝=が2日、阪神3回戦(ナゴヤドーム)に先発。5回3安打2失点と粘投した。  「ボールが荒れていたのですが、(捕手の)加藤さんがしっかり自分をリードしてくれて、何とか最少失点で切り抜けられたと思います」  3-0の三回に、先頭・近本、2番・上本の連打などで2点を返されたが、粘り強さは発揮した。五回は2死二、三塁と一打逆転のピンチを招いたが、4番マルテを外角低めへのスライダーで遊ゴロに打ち取ってピンチを脱出。プロ初勝利の権利を手にし、救援陣にバトンを託した。

◆阪神のオネルキ・ガルシア投手(30)が先発して5回2/3を投げて4安打5四球、3失点で降板した。  「初回の失点の仕方が悪かったけど、その後は要所要所、なんとか粘ることができたのはよかった」  一回1死一、二塁で、ビシエドに左中間に3ランを被弾したが、二回以降は3イニング連続で無安打に抑えた。六回、先頭の高橋に右前打を許し、2死一、三塁となったところで降板。2番手の伊藤和が代打・木下拓を三邪飛に仕留めた。  ガルシアは三回途中、足を気にするようなそぶりをみせてベンチに戻る場面もあったが、再びマウンドへ。6回途中まで粘投した。  前回6月21日の巨人戦(東京ドーム)では4回5失点で降板して負け投手に。翌22日に出場選手登録を外れ、この日、1軍昇格して「中10日」での先発だった。

◆阪神は中日に2ー4で敗れて、同一カード3連敗。今季ワーストの4連敗で、リーグ一番乗りとなる10敗目を喫した。開幕から12試合目での2桁黒星は、球団ワースト記録。  この日、矢野監督は上本を2番、高山を7番、北條を8番で起用するなど、打線をテコ入れしたが、先発したガルシアが一回、ビシエドに3ランを被弾。中日に主導権を握られる形となった。  三回、上本の適時二塁打と糸井の二ゴロの間に1点を追加。1点差としたが、中日のルーキー岡野の前に、五回までに挙げたのは、この2得点だけ。  2-3の八回にはセットアッパーのスアレスを投入したが、1死満塁とされて代打・井領に右前適時打を浴びた。

◆阪神は中日に3連敗し、今季初の4連敗。開幕12試合を終え、2勝10敗で100敗ペースの負けっぷりだ。セ・リーグの借金をすべて抱える惨状に矢野燿大監督は「一番苦しいのは、打線が点を取れないっていうところ。いまの現状の一番打開していかないといけないところかな」と話した。  右投手の岡野に対して、上本、北條を起用し、高山を今季初スタメンで起用するなど、打順を改造したが、2得点止まり。「打順変えようにも、なかなか難しいなと思うし。きょうみたいな、起爆剤的になってもらえたらなというところで起用した選手たちが頑張って、一本でも持ち味だしてくれたら。俊(高山)とジョー(北條)にもそういうところを期待して、あれやった(使った)けど。その起爆剤も現状ないんでね。打線も組むのもちょっと難しいかな」と話した。  とにかくチャンスに打てない現状が続く。  「点が取れないところでバッテリーの負担はかかるし。向こうはビシエドが打って、うちもチャンスで回ってマルテが打てないというのはポイントになるけど、誰かというよりチーム全体の問題なんで。俺も含めてね、もちろん。前を向いて、やるしかないと思っています」と話した。

◆中日が今季初の3連勝で勝率を5割に戻した。新人の岡野は直球で押し、5回2失点でプロ初勝利。打線は一回にビシエドの3号3ランで先制し、3-2の八回は代打井領の適時打で加点した。阪神は元気がなく、4連敗で10敗目。

◆ビシエドが4番の働きで岡野のプロ初勝利を援護した。一回のピンチを切り抜けた直後の攻撃で先制の3号3ラン。強振しなくても左翼席に届き「ちょっとバランスを崩したが、自分のスイングができた。(ポイントが)少し前だったが芯で捉えられた」と涼しい顔でダイヤモンドを回った。  2018年は中日でともにプレーしたガルシアからの一発に「いい投手なので失投を打ち損じないように心掛けた」と謙虚に語った。

◆糸井は五回2死三塁で迎えた第3打席で四球を選ぶと、続く4番・マルテの打席で二盗を成功させ、通算300盗塁まであと「1」とした。2試合ぶりに無安打で終わったが、2個の四球で出塁。ここまでチームトップの5打点を挙げている超人が、次こそ連敗を止める活躍を見せる。

◆1点差の八回に登板したスアレスが手痛い追加点を献上した。連打と申告敬遠などで1死満塁のピンチを背負うと、代打・井領に157キロ直球を右前へはじき返され、今季初失点。なお1死満塁とされたが、内野ゴロで最少失点にとどめた。開幕1軍で迎えた救援投手は登板1試合で抹消されたエドワーズ以外、全員失点を記録。故障者も相次ぎ、救援防御率は8・58と不安定な状況だ。

◆ベンチ最前列で勝利を信じ、声を張り続けた。五回にマウンドを降りても頼もしい先輩たちがいる。無失点リレーで運ばれてきたウイニングボールを勝利の"エアタッチ"の最前列で手にした中日D3位・岡野(東芝)は、笑顔を輝かせた。  「とてもうれしい気持ちでいっぱいです。苦しい投球だったんですが、何とか(捕手の)加藤さんに助けられて粘ることができたのでよかったです」  このカードで虎相手に好投した柳と山本を参考に、加藤とは試合前に直球で攻める投球を確認した。変化球は直球で攻めていてこそ生きる-。一回2死満塁で梅野、五回2死二、三塁でマルテを迎えたピンチでは、大きな変化球が有効的とみてカットボールではなくスライダーを選択した。それぞれ二ゴロ、遊ゴロに仕留めてピンチを脱出。5回3安打2失点(自責1)で、プロ2戦目で初星をつかんだ。  福島・聖光学院高時代にはU-18で日の丸に袖を通し、大谷(エンゼルス)や藤浪(阪神)らとともに戦った"華の1994年組"の一人だ。卒業後は青学大をへて、東芝に入社。だが2年目の一昨年にはドラフト漏れの苦い経験を味わった。その夜、高校の恩師・斎藤智也監督に電話をかけた。  「すみませんでした」  自身の気持ちが沈むなかでも、期待に応えられなかった申し訳なさをきちんと伝えた。「努力の人間」-。斉藤監督がそう形容するように、あきらめずに3年目でプロの扉を開いた。指名後は、再び電話を手に取り「去年もびっくりしたけど、今年もびっくりしました」。落ち着いた性格の岡野らしいセリフで、恩師に感謝を伝えた。プロ初勝利はまた一つ、大きな恩返しだ。  「チームの先発陣に割って入れるように、これからも精いっぱい頑張っていきたいと思います」  チームも今季初の3連勝で借金を返済し、4位浮上。さらなる上位進出へ、26歳の"オールドルーキー"が力となる。(須藤佳裕)

◆阪神は2日、中日に2-4で敗れ、早くも今季2度目の同一カード3連敗。リーグ最速で10敗に到達し、首位巨人とはもう6・5ゲーム差に開いた。打線を組み替えて臨んだ矢野燿大監督(51)だったが、笛吹けど踊らずの状態に「誰かというよりチーム全体の問題。俺も含めて」と深い苦悩を吐露。2勝10敗は今季100敗ペース。ウソやん! ウソといって!  チームのテーマに掲げる「笑顔」が弾ける日は来るのだろうか。せっかくの好機も、どこか重苦しい雰囲気が漂う。八方ふさがりの矢野監督はさらに追い込まれた。  「起爆剤も現状、ないんでね。打線を組むのもちょっと難しい」  2点を追う九回、代打攻勢で粘った。先頭の糸原の四球と福留の右前打で無死一、二塁。それでも勢いは生まれない。近本がバントを決められずに追い込まれ、バスターに切り替えて遊飛。続く上本の快音は遊撃・京田の好プレーに阻まれ、併殺打で試合が終わった。  近本はバットをたたきつけ、うなだれる上本を井上打撃コーチが慰めた。一回2死満塁で梅野が二ゴロに倒れ、チームは今季満塁で6打数無安打。12球団で唯一、満塁で安打がない。焦りが重圧を生むのか、チーム打率・201に加え、得点圏打率・156も他球団より圧倒的に低い数字だ。  今季ワーストの4連敗で、リーグ一番乗りで10敗に達した。開幕から12試合で2桁黒星は球団史上最速だ。中日が勝率5割に戻し、セ・リーグの借金8をすべて虎が背負う異常事態。阪神の過去5度の優勝したシーズンで、首位と最大は6・5ゲーム差だった。巨人との差は、その「6・5」。早くもデッドラインで、指揮官は力のない言葉をこぼした。  「起爆剤的になってもらえたらというところで起用した選手が頑張ってくれるのがあれば。1本でも持ち味を出してくれたら。俊(高山)とジョー(北條)にもそういうところを期待したけど」  高山を今季初スタメンで使った。左投手との対戦で先発していた上本と北條も右の岡野に起用した。上本は三回に適時二塁打を放ったが、高山は4タコ、北條も2三振で3打数無安打。何をやっても突破口にならない。  「点が取れないところで、バッテリーに負担はかかる。誰かというよりチーム全体の問題。俺も含めてね、もちろん」  2勝10敗は120試合制にもかかわらず、100敗ペース。信じたくない数字がよぎるほど深刻な状況だ。(安藤理)

◆4連敗。100敗ペース。セ・リーグ借金ひとり占め。壮絶な"開幕逆噴射"してしまった阪神に活路は? 秘策は? 球団OBで通算176勝左腕の本紙専属評論家・星野伸之氏(54)に、編集委員・上田雅昭が迫った。  上田 弱すぎでしょ。借金を阪神だけで丸抱えしてどうするんや。私、1990年代の暗黒時代の担当記者なので「100敗ペース」の記事は何度も書いたけれど、ことしはマジで100敗しそうやな。  星野 それはないと思いますよ(笑)。ただ、少しでも早く、この「ドン底」から脱出する手を打たないと、本当にズルズル行ってしまうかも。  上田 打線は高山を7番で初スタメンに起用し、2番・上本、6番・梅野、8番・北條の新打線。上本は二回に適時打を放ったが、開幕から無安打の高山、北條はこの日も音なし。  星野 無安打の高山、北條はともにボールに手を出していた。ヒットが出ない焦りがあるのだろう。ただ、ヒットが打てなくても、四球で出ることはできる。投手出身の立場で言えば、ボール球に手を出してくれるほど助かることはない。  上田 スタメンも相手が右腕(岡野)だから、北條ではなく木浪かと思っていたが...。  星野 そのあたりは、試合前の打撃練習内容を矢野監督が綿密にチェックして、考え抜いての起用だと思う。ただ、阪神ベンチは「誰を起用するか」ではなく「誰をベンチに下げるか」のマイナスの起用になっているような気が。だからこそ、起用された選手は頑張らないと。  上田 捕手も、坂本を抹消して2人制に。ということは、原口を代打で起用しにくくなっていたのでは。  星野 負けているときは、何をやってもうまくいかないから。思い切って、投手陣の再編成は必要かと思う。  上田 というと?  星野 スクランブル態勢にすべき。先発投手をベンチに入れて。シーズン終盤に取り入れるチームはある。開幕早々でも、今の阪神は導入すべき。  上田 現状メンバーでは、復活気配の投球をしたガルシアが候補かな。  星野 去年の終盤の6連勝の時も、ガルシアの第2先発的起用で活路を開いた。成績が落ち着くまで、先発候補のブルペン待機は特効薬だ。今が「ことし最大の勝負時」です。

◆「NPBさーん、リクエスト! シーズン前に日本一を高々に宣言した矢野阪神が12試合で10敗って、絶対に何か間違ってまーす! リクエストお願いしまーす!!」。阪神ファンから只今リクエストがありましたので、協議に入ります...って入るかー!そんなもん!! 2勝10敗、4カード連続の負け越しのダントツ最下位が現実じゃー!!  ガク~ン、現実は厳しい...いや、厳しいにもほどがあるのだ。前日、弱冠20歳の山本拓実に今季初勝利を許したと思えば、本日はルーキーの岡野祐一郎にプロ初勝利をプレゼントって、阪神さんはシーズン予想でかんばしくなかった中日さんに、助成白星制度でもすることにしたんかー!?  しかし、本日も負けまました(涙)。ボーアはへっぴり腰で当てに行くし...俺もう、何が何だか分からないよー。迷ったときは原点にかえるのが一番! 得点が奪えないのなら、昨年防御率1位の投手力を思い出し、守って守って守り抜く野球で、このどん底から抜け出してくれー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
831 0.727
(↑0.027)
-
(-)
10867
(+5)
40
(+3)
15
(-)
10
(+1)
0.280
(↑0.004)
3.330
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
750 0.583
(↓0.053)
1.5
(↓1)
10855
(+3)
42
(+5)
12
(+1)
1
(+1)
0.282
(↓0.014)
3.400
(↓0.19)
3
(1↑)
ヤクルト
650 0.545
(↑0.045)
2
(-)
10950
(+9)
52
(+5)
15
(+4)
7
(+1)
0.264
(↑0.008)
3.960
(↓0.1)
4
(1↑)
中日
660 0.500
(↑0.045)
2.5
(-)
10843
(+4)
49
(+2)
7
(+1)
1
(-)
0.271
(↓0.002)
4.030
(↑0.28)
5
(2↓)
広島
551 0.500
(↓0.056)
2.5
(↓1)
10951
(+5)
40
(+9)
15
(-)
3
(-)
0.287
(↑0.007)
3.510
(↓0.61)
6
(-)
阪神
2100 0.167
(↓0.015)
6.5
(↓1)
10824
(+2)
67
(+4)
9
(-)
11
(+2)
0.201
(↓0.001)
5.380
(↑0.08)