ロッテ(☆6対4★)オリックス =リーグ戦2回戦(2020.06.24)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
0400000004511
ロッテ
30200100X6901
勝利投手:小島 和哉(1勝0敗0S)
(セーブ:益田 直也(0勝0敗2S))
敗戦投手:K-鈴木(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】T-岡田(1号・2回表3ラン)
【ロッテ】レアード(3号・1回裏3ラン)

  DAZN
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◆ロッテは1点を追う3回裏、井上の犠飛に相手失策が絡み2点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた6回には、藤岡の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・小島が今季初勝利。敗れたオリックスは、先発・K-鈴木が試合をつくれず、打線も3回以降は散発3安打と沈黙した。

◆前日23日にサヨナラ負けを喫して敗戦投手となっていたオリックスの守護神ブランドン・ディクソン投手(35)がベンチ入りメンバーから外れた。 また、この日に出場選手登録されたばかりの増井浩俊投手(35)はベンチ入りしており、ブルペンで待機する。

◆オリックスT-岡田外野手(32)が今季1号となる逆転3ランを放った。 2点を追う2回2死一、二塁。ロッテ小島の2球目142キロを捉えた。打球は右翼席ギリギリに飛び込む逆転3ランとなった。 「打ったのはストレートです。少し詰まっていましたが、うまく風に乗ってスタンドまで届いてくれました! いいところで打ててよかったですし、逆転打という最高の結果になってくれてよかったです! 」 昨季は腰痛などもあり、出場20試合。打率1割2分、1本塁打、2打点と思うような成績を残すことができなかった。オフにはプエルトリコでのウインターリーグに志願して参加。異国の地でもがき続けた。T-岡田の完全復活がチームに勢いを与える。

◆オリックスK-鈴木投手(26)が3回5安打5失点でKOされた。 「立ち上がりからランナーを背負ってしまい、早くアウトを取りたいと投げ急いでしまっていたと思います。四球でランナーを許してしまったこともそうですし、リズムを作ることができませんでした」 3回まで毎回、先頭打者に出塁を許した。与四球は3つで、球数も65球を要した。初回に4番レアードに3ランを浴びるなど、試合を作ることができなかった。

◆序盤から本塁打の打ち合いとなったが、ロッテは3回、2四球でチャンスを作ると、井上の犠飛に敵失が重なり1点を勝ち越した。 試合は1点差で進んだが、ロッテは6回2死から田村、藤岡の下位打線に連続二塁打が飛び出し、中押しの1点を追加した。 ロッテが継投で手堅く逃げ切り、4連勝とした。オリックスは3回以降3安打。攻撃の糸口をつかめなかった。 勝利投手はロッテ小島で1勝目、益田が2セーブ目、敗戦投手はオリックスK-鈴木で1敗目。

◆オリックスの先発K-鈴木投手が3回5安打5失点と試合を作れなかった。 「立ち上がりからランナーを背負ってしまい、早くアウトを取りたいと投げ急いでしまっていた。リズムを作ることができませんでした」。3回まで毎回、先頭打者に出塁を許した。与四球は3つで、球数も65球を要した。西村監督は「どうしても球数が多くなってくる」と苦言を呈した。

◆オリックスT-岡田外野手が、今季1号を放った。2点を追う2回2死一、二塁。ロッテ小島の2球目142キロを捉えた。打球は推定100メートル。右翼席ギリギリに飛び込んだ。 「狙い球を絞って打席に入れている。(本塁打は)結構、詰まったのでライトフライだと思った。うまく風に乗って、入ってくれてよかったです」 一時は逆転となる3ランに笑顔を見せたが、試合後の表情は硬かった。「やっぱり、勝たないと意味がないので...。次は勝てるように切り替えてやるしかない」。強打のトップバッターは、勝利への思いを一層強くした。 西村監督は「もっともっと打ってあげないと。ヒット5本ですから...」と打線に注文をつけた。チームは1勝4敗の借金3で、今季初の単独最下位。力を合わせて、はい上がるしかない。

◆オリックスのT-岡田が1-3の二回2死一、二塁で今季1号3ランを放った。小島の内寄りの速球を振り抜くと高く舞い上がった打球が右翼席に飛び込み「少し詰まっていたが、うまく風に乗ってスタンドまで届いてくれた」と喜んだ。  2010年の本塁打王。だが、昨季は20試合の出場でわずか1本塁打に終わり、オフに若手と共にプエルトリコのウインターリーグに参加して打撃を磨いた。「そこを期待されているので、どんどんアピールしていかないと試合に出られない」と危機感を抱いて開幕を迎えた。  開幕から全試合で1番を任されている。西村監督が「一発のある選手だけに、怖さはあるんじゃないか」と期待していた通りの働きを披露した。

◆ロッテが4連勝を飾った。3-4の三回に井上の犠飛と失策で2点を挙げ逆転し、六回に藤岡の適時二塁打で加点した。小島は5回4失点で勝利。救援陣が得点を許さず益田は2セーブ目。オリックスはK-鈴木が3回5失点と崩れた。

◆開幕ローテーション入りを勝ち取ったロッテの2年目の小島は大量援護に恵まれ5回4失点で今季初勝利を挙げた。先制してもらった直後の二回に四死球が絡んで失点するなど不安定な場面もあり「点を取ってもらった後に失点してしまった。反省しています」とコメントした。  期待の左腕投手に、井口監督は「次はしっかりと7回くらいまでゲームをつくって彼らしいピッチングをしてくれたら」と語った。

◆すしの後のデザートは「雪見だいふく」だ。ロッテのブランドン・レアード内野手(32)が、2試合連続の3号となる先制3ランを含む2安打3打点の活躍で、チームを4連勝に導いた。  「雪見だいふく、めっちゃ好き! おいしい! 幕張アイス、さいGO!(さあ、行こう、最高)」  一回1死一、二塁で、K-鈴木の真っすぐを左翼席上段へ。大飛球はロッテの人気アイス「雪見だいふく」の看板を直撃した。ZOZOマリンスタジアムでは前日23日から「ロッテアイス ホームランターゲット」を開始。中村奨が「クーリッシュ」の看板に当ててアイスをゲットした前夜に続き、レアードにも「雪見だいふく」ひと夏分(90個)が贈られた。球団公式ツイッターで予想が的中した5人にも同アイス90個がプレゼントされ、ファンも大喜びだ。  これで5試合で3発。頼れる4番に、井口監督は「ボール球を追っ掛けなければ、しっかりと打てる打者。このまま1年いってほしい」と期待を寄せた。(石井孝尚)

◆大砲の一撃は、またも空砲に終わった。オリックスのT-岡田が一時逆転となる今季1号3ランを放つも、チームは敗戦。試合後、声のトーンは低かった。  「やっぱり勝たないと...。次は勝てるように切り替えて、あした、しっかりがんばりたい」  一時は勝ちを予感させた。1-3の二回2死一、二塁で右翼席へ逆転弾。今季の打線の目玉となる攻撃的1番の一発に、チームも盛り上がったが、先発のK-鈴木が3回5失点と炎上した。  前夜も新助っ人のジョーンズ(前ダイヤモンドバックス)の来日初アーチに沸き立ったが、逆転負け。連夜の空砲で同一カード6連戦は2連敗となり、西村監督は「2つやられているので、またあしたからやるしかない」と反撃を誓った。(西垣戸理大)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
410 0.800
(↑0.05)
-
(-)
11520
(+5)
8
(+2)
3
(+1)
5
(+1)
0.241
(↓0.001)
1.600
(↓0.1)
1
(-)
ロッテ
410 0.800
(↑0.05)
0
(-)
11521
(+6)
14
(+4)
6
(+1)
6
(+2)
0.237
(↑0.018
2.760
(↓0.31)
3
(-)
西武
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
11523
(+6)
26
(+9)
3
(+1)
4
(+1)
0.248
(↑0.01)
5.200
(↓0.95)
3
(2↑)
ソフトバンク
230 0.400
(↑0.15)
2
(-)
11517
(+9)
26
(+6)
5
(+3)
2
(-)
0.247
(↑0.032)
4.800
(↓0.3)
3
(-)
日本ハム
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
11516
(+2)
15
(+5)
4
(+1)
1
(-)
0.193
(↓0.015)
3.210
(↓0.56)
6
(1↓)
ORIX
140 0.200
(↓0.05)
3
(↓1)
11515
(+4)
23
(+6)
2
(+1)
3
(-)
0.210
(↓0.012)
0.000
(-)