オリックス(★2対4☆)中日 =オープン戦2回戦(2020.03.11)・京セラドーム大阪=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
10002100041010
ORIX
1000000012710
勝利投手:柳 裕也(1勝1敗0S)
(セーブ:福 敬登(1勝0敗1S))
敗戦投手:村西 良太(0勝1敗0S)
  DAZN
チケットぴあ ORIX戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆オリックスは新戦力のロドリゲスがスタメン出場。初回に適時打を放ち、バットで存在感を示した。対する中日は、先発・柳が6回3安打1失点と好投。ローテーションの柱として期待される右腕が、順調な仕上がりを見せた。

◆オリックスのドラフト3位村西良太投手(22=近大)が、プロ入り初の先発マウンドを5回5安打3失点とアピールに成功した。 「初回は緊張して固くなってしまった。体が固まって、思うように動かなかった。(その後)4回まで0に抑えられてよかった」 初回に1番大島、2番平田に連打を浴びて失点するも、その後はテンポのいい投球で試合を作った。82球を投じて6三振、1四球だった。 「初回から飛ばしていけたら。どんどんストライク先行でいきたい。開幕で(1軍に)入れるようにしたい」 新型コロナウイルス拡散防止のため、3月20日のプロ野球開幕は延期となったが、新人右腕が先発ローテーション入りへ、好アピールした。

◆中日先発の柳裕也投手がオリックス戦で6回3安打1失点。新球シンカーも威力を発揮、6三振を奪った。「球界を代表する打者の吉田正さんを意識して投げました。空振りも取ることができました」と左打者の外に逃げる新球に手応えをつかんだ様子。 アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックス)からはカットボールで空振り三振も奪った。開幕は延期となったもののスタンバイOK。「しっかり準備できる時間ができたと前向きにとらえ、さらによくなるようにしていきたい」と話した。

◆中日は同点の5回に8番石橋がセーフティースクイズを決め、オープン戦の連敗を5で止めた。 「下位打線に入っていく中でどう1点を取るかは課題でもあるので」と勝負手を振り返った与田監督は「久しぶりに勝てましたね」と笑顔を見せた。 低調だった打線も初回は大島、平田の1、2番コンビで先制するなど上向きの気配を見せ始めた。

◆宮崎キャンプ中に右外腹斜筋損傷で離脱していたオリックス新助っ人アデルリン・ロドリゲス内野手(28=パドレス3A)が2戦連続で安打をマークした。 「5番DH」で出場し、初回に右前適時打を放った。西村監督は「どんどん打席数を増やしていきたい」と外国人枠のハイレベルな競争を期待した。

◆オリックスの新外国人、アデルリン・ロドリゲス内野手=前パドレス3A=が11日、中日とのオープン戦(京セラ)に「5番・DH」で出場。第1打席に右前へオープン戦初の適時打を放った。  0-1の一回2死一、三塁から右前へ強烈なタイムリー。オープン戦初適時打初打点となった。  春季キャンプ中に右外腹斜筋損傷のため、2軍で調整していたロドリゲスだが、前日の同戦で1軍に合流し、二回の第1打席で左翼越えの二塁打。1打席でベンチへと下がったが、この日も第1打席で結果を出した。

◆オリックスのドラフト3位・村西良太投手(近大)が11日、中日とのオープン戦(京セラ)でプロ初先発。5回を投げ、5安打3失点だった。  一回に先頭の大島に左翼線へ二塁打を許し、続く平田の中前適時打で先制点を奪われたが、その後、四回までは追加点を与えず。五回にスクイズや大島の適時二塁打で2点を失った。  村西はここまでリリーフで起用されていたが、榊原やKー鈴木といった先発候補が不調の影響もあり、先発の適正テストされることに。4日のロッテ戦(同)では2番手で3回を1失点と好投し、この日が初先発のマウンドだった。

◆5回を5安打3失点にまとめたオリックスのドラフト3位ルーキー村西(近大)は、立ち上がりに課題が残った。先頭の大島に二塁打され、続く平田の中前打で失点。「緊張して硬かった。ツーシームが良くなかったので修正したい」と反省した。  五回も2点を失ったが、得意のカットボールが有効だったことは好材料だ。先発投手の駒不足で中継ぎから配置転換となり「先発でも中継ぎでも1軍スタートできるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

◆得点力不足が課題の中日は、足で1点をもぎ取った。五回無死一塁から7番溝脇が2球続けてエンドランを仕掛ける。1度目はファウルになるも、次の球を右前に運んで一、三塁をつくり「僕らみたいな打者には(小技も)大事なので」と仕事を果たした。  直後には8番石橋がセーフティースクイズを成功させ「想定していた。焦らずすんなりできた」と胸を張った。

◆昨季11勝を挙げた4年目右腕、柳が6回3安打1失点と好投した。左投げ阿波野投手コーチが現役時代に武器にしたスクリューボールの握りを参考に、オフからチェンジアップに磨きをかけ、球種をシンカーに"変更"。プロを代表する打者として意識した吉田正を3打数無安打に封じ、「空振りが取れたし、順調だと思う」と手応えを口にした。

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(2↑)
ソフトバンク
630 0.667
(↑0.042)
-
(-)
49
(+6)
25
(+3)
10
(-)
9
(+4)
0.257
(↑0.001)
2.360
(↓0.08)
2
(2↑)
楽天
740 0.636
(↑0.036)
0
(-)
51
(+9)
34
(+2)
8
(+2)
11
(+2)
0.259
(↑0.007)
2.540
(↑0.06)
3
(1↓)
広島
531 0.625
(↓0.089)
0.5
(↑1)
50
(+1)
43
(+7)
7
(-)
4
(-)
0.295
(↓0.006)
4.440
(↓0.38)
4
(1↑)
DeNA
640 0.600
(↑0.044)
0.5
(-)
41
(+7)
35
(+1)
11
(+4)
2
(-)
0.256
(↑0.007)
2.830
(↑0.33)
4
(3↓)
西武
321 0.600
(↓0.15)
1
(↓1)
26
(+2)
20
(+9)
4
(-)
9
(-)
0.282
(↓0.015)
3.460
(↓1.21)
6
(1↑)
阪神
432 0.571
(↑0.071)
1
(-)
27
(+3)
43
(+1)
10
(-)
8
(+2)
0.232
(↑0.005)
4.560
(↑0.45)
7
(2↓)
日本ハム
542 0.556
(-)
1
(↓0.5)
47
(+3)
41
(+3)
5
(-)
6
(+1)
0.270
(↓0.004)
3.310
(↑0.03)
8
(1↓)
ロッテ
222 0.500
(-)
1.5
(↓0.5)
24
(+3)
24
(+3)
7
(+1)
8
(+2)
0.229
(↑0.003)
3.740
(↑0.15)
9
(2↓)
ヤクルト
451 0.444
(↓0.056)
2
(↓1)
35
(+1)
42
(+3)
3
(-)
12
(-)
0.220
(↓0.011)
3.580
(↑0.18)
10
(-)
ORIX
352 0.375
(↓0.054)
2.5
(↓1)
35
(+2)
41
(+4)
6
(-)
4
(-)
0.262
(↓0.006)
3.760
(↓0.03)
11
(-)
中日
370 0.300
(↑0.078)
3.5
(-)
23
(+4)
48
(+2)
4
(-)
4
(+2)
0.220
(↑0.009
4.450
(↑0.28)
12
(1↓)
巨人
283 0.200
(↓0.022)
4.5
(↓1)
47
(+3)
59
(+6)
13
(+2)
2
(-)
0.240
(↓0.008)
4.460
(↓0.17)