阪神(★1対12☆)日本ハム =オープン戦2回戦(2020.03.07)・阪神甲子園球場=
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日本ハム
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阪神
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勝利投手:ロドリゲス(1勝0敗0S)
敗戦投手:ガンケル(0勝2敗0S)

本塁打
【日本ハム】中田 翔(3号・2回表3ラン)

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◆阪神は、先発・ガンケルが4回8安打7失点。激しい外国人枠争いが続く中、首脳陣にアピールできなかった。対する日本ハムは、先発・ロドリゲスが4回3安打無失点の好投を披露。両軍の助っ人右腕で、明暗が分かれる結果となった。

◆両軍のオープン戦先発メンバーが発表された。先発投手は阪神が新外国人のジョー・ガンケル(28=マーリンズ3A)。日本ハムはロドリゲス(28)。 阪神ガンケルはここまでオープン戦2試合に先発登板し、6回を2安打2失点と上々の成績。先発ローテーション入りはほぼ確実だが、この日も好投してアピールしたい。野手ではドラフト2位の井上広大外野手(18=履正社)と同ドラフト4位の遠藤成内野手(18=東海大相模)がこの日1軍へ昇格し、試合にも途中出場する。昨夏の甲子園にも出場した2人の活躍に注目が集まる。

◆阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)が7日、オープン戦初安打を放った。 この日は「4番一塁」でスタメン。2回裏無死、日本ハム内野手が中堅から一塁方向に寄る"ボーアシフト"を敷かれた。日本ハム・ロドリゲスの149キロ、ツーシームをがら空きの三塁方向に転がした。ラッキーもあり、オープン戦9打席目で待望の「H」ランプがともった。

◆開幕ローテーション入りが当確している阪神ジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)が、4回7失点で降板した。本拠地の甲子園で初登板。立ち上がり、先頭の西川を三振に取るも、2番の渡辺から1四球をはさんで5連打を浴びて4失点。2回には中田に右中間最深部への3ランを浴びた。 ただ3、4回は打者6人に対して完全投球。ガンケルは「結果は望ましいものではないんですけど、きょう試してみたかったことは試せましたし、日本人のバッターがどのように自分で対応していくのかを見られたので、学ぶという意味ではいい機会だったかなと思います。3、4回はしっかりストライクゾーンから外そうと思った」と、打ち込まれた序盤としっかり抑えた3、4回との違いを説明した。

◆阪神ドラフト2位の井上広大外野手(18=履正社)と同ドラフト4位の遠藤成内野手(18=東海大相模)が7日、日本ハムとのオープン戦で1軍デビューを果たした。 井上は4回表の守備から糸井に代わって右翼手で出場。5回裏の1軍初打席では、日本ハム2番手西村の146キロストレートを、初球から積極的に打ちにいったが右飛に倒れた。第2打席はカウント1-2で外角低めスライダーにバットが出て空振り三振。この日は2打数無安打に終わったが、昨夏の甲子園決勝で履正社の4番として優勝して以来、198日ぶりの甲子園での試合だった。 遠藤は7回表の守備から遊撃手で出場。8回裏の1軍初打席は日本ハム村田の前に空振り三振に倒れた。遠藤も昨夏の甲子園3回戦以来204日ぶりの甲子園での試合だった。

◆3度の盗塁王に輝いている日本ハム西川遥輝外野手が、オープン戦9試合目で初盗塁をマークした。 阪神戦に1番中堅で先発出場。2回の第2打席で左前打で出塁すると、続く渡辺の打席で2球目のボールの間に二盗を決めた。 「足が動けていなかった」と、まだ試運転の段階。「3打席目(投ゴロ)が良くなくて4、5打席目は良かった。集中力なかったなあ」と照準を開幕に定め、状態を上げていく。

◆ガッツ門下生が、また1人アピールに成功した。大卒5年目の日本ハム横尾俊建内野手が、定位置争いに食らい付いている。 阪神戦に6番一塁でフル出場。6回2死満塁で左前2点打を放ち「対外試合から継続して、やりたいことが出来ている。本当に、小笠原コーチのおかげです」と感謝した。 前日6日に三塁のレギュラー筆頭候補のビヤヌエバが左手首打撲。三塁を守れる横尾は「常にチャンスをものにしたい」と貪欲だった。

◆日本ハム横尾俊建内野手(26)が"ガッツさまさま"の打撃力でアピールした。阪神とのオープン戦に6番一塁でスタメン出場。6回2死満塁で左前2点適時打を放つなど2安打2打点をマークした。6日阪神戦で三塁のレギュラー筆頭候補のビヤヌエバが左手首を打撲して暗雲が垂れ込める中、三塁を守れる横尾が存在感を示した。バットを立てた横尾が、しなやかなフォームから投球にコンタクトした。6回2死満塁。現役時代の小笠原ヘッド兼打撃コーチを連想させるフォームから、外角低めの141キロ直球をコンパクトに振り抜いた。痛烈に三遊間を抜け、左前2点打。「対外試合から継続で、やりたいことが出来ている」と確かな自信が、一打につながった。 ガッツ門下生が、結果を残した。昨年10月の秋季キャンプから今年2月の春季キャンプに渡り、小笠原ヘッド兼打撃コーチから徹底して指導を受けた1人。打撃フォームは「バットを出しやすくしたら、勝手になっている」と無意識に定着しつつある。「本当に、小笠原コーチのおかげです。本当に、そうです」と胸を張って言い切った。大卒5年目。伸び悩んでいた長距離砲は、殻を破りつつある。 定位置を、貪欲に狙っている。前日6日に三塁のレギュラー筆頭候補のビヤヌエバが左手首を打撲。試合出場は状態を見ながらになるが、三塁も守れる横尾は「そういう時のために、常に結果を出していきたい」と頼もしい。この日は5打数2安打2打点の打撃だけではなく、途中から三塁に就いて存在感を示した。「常にチャンスをものに出来るようにしたい」と穏やかな瞳で、虎視眈々(たんたん)と狙っている。 昨季は開幕1軍スタートも不振のため5月10日に出場選手登録を抹消された。シーズンを通して1軍定着とはならず、悔しさを胸に秘め打撃力を磨いてきた。オープン戦は全9試合に出場中で、打率3割3分3厘、4打点を残している。持ち味の本塁打は出ていないが、確実性はアップ。力強く、新たな幕開けを迎える。【田中彩友美】

◆これぞ"レベチ弾"だ。日本ハム中田翔内野手(30)が7日、甲子園での阪神戦で無風状態の中、逆方向へ1発を放った。 2回1死一、三塁、阪神新外国人のジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)から右中間席へオープン戦3号となる3ラン。1回にも先制の中前適時打を放つなど2打数2安打4打点の活躍で、本塁打数と打点で12球団2位につけた。やっぱり、今年の中田はレベルが違う。風が止まった甲子園の空に、緩やかな放物線を描いた。中田が放った打球は、甲子園の最深部、誰もいない右中間席で軽やかに跳ねた。4-0で迎えた2回1死一、三塁の第2打席。阪神の新助っ人ガンケルの初球、外寄りの146キロ直球をバットの芯で捉えた。「課題としていた逆方向へ打てたのが良かった。広いから、正直、入るとは思わなかったけどね」。追加点を挙げる3号3ラン。両手に残る手応えに満足げだ。 初球のストライクを振ると、決めていた。「積極的にいく姿勢だけは、なくしたくない」。先制の中前適時打となった第1打席でも、初球の速球を迷いなく弾いた。この日、2打数2安打4打点。「オープン戦だから重要視はしていない」と謙遜するが、本塁打数と打点で12球団2位につけ、例年以上に4番としての存在感を発揮している。 本人が「去年とはレベルが違う」と予言した通り、絶好調だ。今季からチームに加わった小笠原ヘッド兼打撃コーチの助言が大きい。06年に本塁打と打点の2冠に輝いた同コーチから、打席での心境や"目付け"を教わる。「その中で、体を開かずにボールに入っていくスタイルを、もっと作れるように」。最強を目指し、意識改革を二人三脚で進めている最中だ。 今年1月から、バットのヘッドを立てる打撃フォームに「自然と」なった。左右は違えど、周囲からは「小笠原さんに似ている」と言われる。この日、主砲の1発に笑顔を見せた師匠は「本塁打どうこうじゃなく、しっかり捉えるべき球を捉えている。俺はサポートする係。それが生きているのは、いいことです」と、うなずいた。 大阪桐蔭時代には春夏3度の甲子園出場で計4本塁打。プロでは16年オープン戦以来、4年ぶり3度目となる聖地でのアーチは"天性の飛ばし屋"の進化を証明する一打となった。【中島宙恵】 ▽日本ハム栗山監督(中田の本塁打に)「入ると思わなかったな。初めて見たのは甲子園で高1の時だった。甲子園はメッセージをくれたり、宿題をくれたりする」

◆虎の4番がうれし恥ずかし? 初ヒット! 阪神新外国人のジャスティン・ボーア内野手(31=エンゼルス)が7日、日本ハム戦(甲子園)の2回に待望のオープン戦初安打を放った。 極端に一塁方向に寄る「ボーアシフト」を敷かれたが、ポッカリと空いた三塁方向に転がした。オープン戦9打席目でともした「H」ランプ。ボーアさん、次はド派手な1発を頼みますよ!4番ボーアのオープン戦初ヒットは豪快弾ではなく技ありの一打だった。先頭で打席に立った2回。カウント2-1からの4球目、外角に入った日本ハム・ロドリゲスの149キロツーシームに腕を伸ばして左方向に流し打った。打球はガラ空きの三塁に転がった。「自分は逆方向にも強い打球を打てる打者だと思っているからね」。通常シフトなら、三ゴロだったが、オープン戦4試合、9打席目にようやく飛び出した待望のヒットに胸を張った。 「ボーアシフト」を破った。日本ハムベンチはシーズンを見据え、大胆布陣を試している。この日も大砲封じに臨んだ。ボーアが打席に向かうと、三塁手樋口が一、二塁間後方に向かって足早に移動。外野が4人の布陣で三塁はポッカリと空いた。右方向の引っ張る打球が多いという大リーグ時代のデータを分析。前日6日は二塁ベース右横への「遊ゴロ」と極端な網に掛かったが、この日は「シフトは気にならない」とその裏をかいた。 春季キャンプでは規格外のパワーを披露。シート打撃では2本のアーチを放ち、2月20日楽天との練習試合では初ヒットを放った。ただ、その後のオープン戦では、前日6日まで3試合で7打数無安打4三振。周囲をヤキモキさせていた。ただ、家庭教師を付けて熱心に勉強した日本語をチームメートに披露するなど明るい性格と前向きな姿勢は変わらない。前日の試合後も井上打撃コーチらと配球について熱心に議論を交わして試合に備えた。 打球が転がった瞬間、ベンチで苦笑いを浮かべた矢野監督は「もっと豪快なバッティングを見たいという気持ちはあるけど...」と本音ものぞかせたが、「オープン戦とはいえ、ゼロは気持ち悪いし、1本出たというのはプラスに捉えていい」と流れが変わることを期待。ボーアも「昨日と今日で感じは徐々に良くなっているよ」とスマイル。開幕まであと6試合。詰まっていたものがドバッと飛び出すかもしれない。【桝井聡】 ▽阪神清水ヘッドコーチ(ボーアについて) 残り少ないオープン戦の中で調子を上げてくれればいい。ヒットがついただけでもほっとするかもしれないし。とにかくシーズンに期待しているので、残りの6試合でどんどん調子を上げてもらえるようにするだけ。 ▽阪神井上打撃コーチ(ボーアのオープン戦初ヒットに) あいつ初ヒットだっけ!? 本人とは話しているけど、てんてこ舞いという感じではない。開幕まで少ないけど、こちらとしては提供する打席で開幕の時にはいい状態にしてもらいたい。

◆阪神ドラフト4位の遠藤成(18=東海大相模)も1軍デビューを果たした。7回の守備から遊撃で途中出場。 「緊張はあまり感じなかった」と、2度の守備機会を軽快にさばいた。8回の1軍初打席は日本ハム村田の前に、空振り三振。 「(バットを)振る勇気を持ち続けていきたい」と8日の巨人戦へ気持ちを切り替えた。

◆阪神近本光司外野手が20年バージョンの盗塁技術を披露した。 日本ハム戦はベンチスタートで6回表の中堅守備から出場。7回の打席は四球で出塁。次打者井上への2球目だ。スピードを保ったままスライディングに入ると、左足を伸ばし二盗に成功。昨年36盗塁でセ・リーグ盗塁王に輝いた男が、オープン戦初盗塁を決めた。 「スタート自体はあんまり良くなかったけれど、スライディングは自分の中で良かった」。昨秋から減速せずスライディングに入る走法に取り組んできた。矢野監督も「最後、ベース際の突っ込みも良かった」と進化を認めた。 春季キャンプでは塁間の歩数を12歩から14歩に増やし、足の回転数を上げることに取り組んだ。結果的に12歩のままに落ち着いたが「14歩で走ってる感覚で12歩で走っている」という。回転スピードのアップに手応えをつかんでいる。 矢野監督は8回に渡辺の左中間寄りの大飛球を背走しながら好捕したシーンも「あのフェンス際の守備が。あそこらへんは去年からの課題でもあるので、あそこをしっかり捕った」と絶賛。攻撃でも、守備でも、20年虎のキーマンだ。

◆阪神藤川球児投手が9回に登板した。 2死から2本の長打と1四球で2点を失うも「いろんなこと、やりたいことがあるので。状態も投げるたびに上がってきている。フォークもワンバン投げられてるし、まっすぐもたたけてるし、あとはシチュエーションとかそういうものだけになってくるから、満足してますね」と手応えを口にした。

◆阪神高山俊外野手が粘りの打撃で2出塁した。3回に追い込まれてからファウルやボール球を見極め四球を選んだ。 5回には再び追い込まれていたが、体勢を崩しながらも左翼へのポテンヒットで二塁打にした。「もう1本打てればよかったけど」と顔をしかめたが、矢野監督は「何とかしてやろうという姿勢は見えている。本当に不動のレギュラーになるためには、やっぱりそこが最低基準」と評価した。

◆完敗の試合で、開幕遊撃への猛アピールを続ける阪神北條史也内野手が唯一の得点をたたき出した。 7回無死二塁で適時打を放ち、2日連続の好打。遊ゴロ、中飛と凡退した1、2打席目を振り返り「もう少し粘り強くいかなければ」と、まず後悔が口をついた。だがその反省を生かし「3打席目はしっかり切り替えていきました」と完封負けを阻止した。

◆阪神ジェリー・サンズ外野手(32=韓国・キウム)が初めて2番起用された。左翼でスタメン出場し、1打席目には日本ハム・ロドリゲスのスライダーにうまくバットを合わせて本拠地初ヒットなる中前打。 その後は際どい外角球に苦しみ2三振。矢野監督は2番について「どうしてもうちは左が多いんで」と説明した。この日は2番構想の近本がベンチスタート。打順の並びを考慮してプランの1つとして2番サンズを試した。サンズは「(2番は)韓国で2番から6番までやっているから問題ないよ」と歓迎だった。

◆阪神は開幕カード2戦目の21日ヤクルト戦(神宮)の先発候補に浮上している中田賢一投手が、6回から3イニングを投げた。登板直後に3与四球と2被安打で3失点。 「まっすぐに関しては中に入ってきていた部分があったので、しっかりと修正しないといけない。立ち上がりをどうスムーズにテンポよく行くかだと思います」と反省。矢野監督は「次の登板をしっかり見たいです」とベテランの修正力に期待した。 ▽阪神福原投手コーチ(登板した6回に3失点の中田について)「(打者を)追い込んでからに課題がある。本人はわかっていますが」

◆高卒ルーキーがハツラツデビューだ! 阪神ドラフト2位の井上広大外野手(18=履正社)が7日、日本ハムとのオープン戦で1軍デビューを飾った。 4回表から糸井に代わり右翼の守備へ。初安打こそ生まれなかったが、昨夏の甲子園決勝以来198日ぶりの凱旋(がいせん)に「楽しかった。自分の見える景色がとてもいい風に見えた」と笑みを浮かべた。 記念すべき1軍初打席で強気の姿勢を見せた。5回裏2死二塁のチャンスで、ひるむことなく初球からバットを振った。右飛に倒れたが「どんどん積極的に振っていこうと思いました」と納得の表情。7回の第2打席は変則右腕村田の前に空振り三振。「真っすぐのキレも違いました。ちょっとサイド気味だったんですけど、変化球も止まって見えた。そういった投手の変化球は止まるんだなって、分かった」。プロの洗礼を浴びたが、前向きだった。 試合前のフリー打撃では46スイングで3本の柵越え。バックスクリーンへたたき込み、昨夏の甲子園決勝で奥川(ヤクルト)から放った逆転3ランをほうふつとさせた。8日の巨人戦にも出場予定。「何事にも準備をして。いいスタートを切れるようにしたい」。注目のスラッガーがプロ初安打を狙う。【只松憲】

◆阪神ドラフト2位の井上広大外野手(18=履正社)と同ドラフト4位の遠藤成内野手(18=東海大相模)が7日、日本ハムとのオープン戦で1軍デビューを果たした。 ▼阪神の高卒新人野手のオープン戦出場は、野原将志(長崎日大)が07年2月25日オリックス戦に「9番・三塁」で先発して以来、13年ぶり。主力選手の出場も増える3月以降となると、萩原誠(大阪桐蔭)が92年3月4日近鉄戦に「9番・指名打者」でスタメン出場して以来、28年ぶりとなった。 ▼なお高卒新人の直近のオープン戦安打は、現DeNAの大和(樟南=当時の登録名は前田大和)の06年2月26日オリックス戦3回の右前打。3月以降に限ると、高井一(横浜)が88年3月5日阪急(現オリックス)戦7回に代打で二塁打したのが最後。

◆日本ハム中田翔内野手(30)が7日、甲子園での阪神戦で無風状態の中、逆方向へ1発を放った。▼中田が今オープン戦3号。オープン戦で3本塁打は14、16、18年に並び自身最多となったが、過去3度の公式戦を見ると、14年が27本塁打で100打点、16年が25本塁打で110打点、18年が25本塁打で106打点。3度とも100打点をクリアし、14、16年は打点王。オープン戦で3本塁打した年の中田は公式戦で活躍し、チームも14年3位、16年優勝、18年3位とすべてAクラス入り。

◆阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)が7日、日本ハムとのオープン戦(甲子園)に先発した。  一回1死から安打と四球で一、二塁とされると、4番・中田に中前適時打。その後も3連打を浴びて4失点した。  前回登板した1日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)では3回2安打2失点と好投していた。

◆阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)=マーリンズ3A=が7日、日本ハムとのオープン戦(甲子園)に先発し、4回8安打7失点だった。  一回に4連打を含む5安打を許して4失点。二回にも1死一、三塁とピンチを招くと、4番・中田に初球の内角高めの146キロを右中間へ運ばれ、3ランを浴びた。三回以降は復調し、2イニング連続で三者凡退に封じた。降板後はベンチでバッテリーを組んだ梅野と福原投手コーチ、藤井バッテリーコーチと話し込む場面もあった。

◆阪神のドラフト2位・井上広大外野手(18)=履正社高=が7日、日本ハムとのオープン戦(甲子園)に四回表の守備から右翼に入り、途中出場した。  五回には2死二塁の好機で打席に立ち、西村の初球146キロのストレートに反応したが、右飛に凡退した。  この日、同4位の遠藤(東海大相模高)とともに1軍に合流。井上は試合前の打撃練習で46スイングでサク越え3本を放っていた。

◆日本ハムの宇佐見が持ち前の打力で正捕手取りへアピールした。一回にガンケルの低めの速球を左前に運ぶ2点適時打を放った。「食らいついた。いい場面で打てて良かった」と笑顔を浮かべた。  ポジションを争う清水は右肘の炎症でチームを離れている。昨季、巨人からトレードで移籍してきた男が存在感を示した。

◆高校時代に甲子園を沸かせた阪神の新人2人が本拠地で雄姿を見せた。ドラフト2位の井上(大阪・履正社高)は四回の守備から右翼に入った。無安打に終わったが「楽しかった。見える景色がとても良く見えた」と笑み。  七回から遊撃の守備に就いたドラフト4位の遠藤(神奈川・東海大相模高)は、ゴロを難なくさばいた。「ファームでやってきたことを出せた」と納得の表情。「投手が抑えた打球はしっかりアウトにすると心掛けていた」と語った。

◆だから、スポーツ新聞があるのです。テレビと生観戦では、印象が違います。  「落ちろ!!」  編集局の窓際で阪神-日本ハムの中継を観ながら、思わず小さく叫んでいました。四回の守備から出場したドラフト2位・井上広大外野手(履正社高)が、五回の"1軍初打席"でライトへ飛球を放ったときです。  「僕も『抜けろ!!』と心の中で叫んでいました。抜けていたら、1面だったでしょうから」  虎番原田遼太郎です。「落ちろ!!」ではなく「抜けろ!!」。井上の打球は、テレビで観ていた以上のいい当たりだったようです。残念ながら打球は右翼・大田のグラブに収まり、初打席初安打はならず。井上と、同じく1軍の試合に初出場したドラフト4位・遠藤成内野手(東海大相模高)の原稿は、4面での掲載になりました。  「でも、試合後はいい表情をしていました。去年の夏の甲子園でも井上選手を取材しました。外見は初々しいままで変わってないですけど、あれから半年で中身はすごくしっかりしてきたなという印象です」  井上の結果は右飛と空振り三振。それでも「いい表情」だった理由は、4面の原稿でじっくりとお読みください。オープン戦を生観戦できない読者のために、サンスポは今後も、臨場感たっぷりに情報満載でお伝えしていきます。  原田が『抜けろ!!』と心の中で叫んでいるころ、中日2軍との春季教育リーグ戦が行われていた鳴尾浜で、甲子園の試合経過も気にしていたのが、新人合同自主トレのときから井上を取材している菊地峻太朗です。  「イニングの合間とかに、ネットの速報を見ました。井上選手はきのう話していた通りに初球からしっかり振っていたみたいだし、遠藤選手も無難な守備だったようなので良かったです」  菊地は、井上の積極的な打撃とともに遠藤の遊撃守備にほっとした様子でした。  「高2の秋までは最速145キロの投手でした。ショートを本格的に守ったのは高3の春からなんです。打撃は井上選手にも負けないくらいですけど、ショートの守備は、本人も『まだまだこれからです』と話しているので」  高校通算45本塁打の遠藤は、性格は"天然"なところがあるそうです。高校のテストのため一時練習から離れ、安芸2軍キャンプに合流したのは2月3日。初めてフリー打撃をした同4日、打ち終わるとすぐに、一緒の組で打っていた中谷にこう聞いたらしい。  「中谷さん、僕のバッティング、どうでしたか?」  いきなりそんなこと聞かれても、俺も練習中だし...という状況。それでも中谷が「うん、良かったよ」と答えてあげると、「ヨシッ」と叫んでガッツポーズをつくっていたそうです。  「元気です。明るくておもしろい子です。あした(8日)の巨人戦(甲子園)にはドラフト5位の藤田(健斗)捕手(中京学院大中京高)も出ます。2軍の中日戦(鳴尾浜)では1位の西純矢投手(創志学園高)がプロ初登板します。これも楽しみにしていてください」  え? 藤田も出るの? 「(6日付紙面で)井上選手が198日ぶりに甲子園に帰って来るという原稿を書いたときに載せています。読んでくれていないんですか」  すまん、見落としていた...。だからスポーツ新聞があるのですとえらそうに言う前に、紙面でじっくりごらんになってくださいと言う前に、虎ソナもしっかりと、サンスポを隅々まで読みます。はい。

◆「1番・中堅」で出場した高山が、五回の第3打席に、左翼へポトリと落ちる技ありの二塁打を放った。この日は3打数1安打。これでオープン戦は20打数8安打、打率・400と好調をキープしている。激しい外野手争いのなか、結果を残し続けている26歳は「去年と比べて、成長できているところは、見せられていると思う」と力強かった。

◆サンズは初の2番起用に快音で応えた。一回1死。ロドリゲスに2球で追い込まれたが、3球目を中前へ運び、甲子園初安打だ。「相手が配球をどうやってくるか、しっかりと見ることができた」。3打数1安打だったが、開幕へ頼もしくどっしりと構える。矢野監督は、近本をスタメンから外したなかで2番にサンズを起用した意図を「左を並べると相手の継投もやりやすい。なるべくそうしたくないと考えたときに、サンズを2番に入れるっていうのをひとつの案として、あるのかなって」と明かした。

◆--ガンケルは  矢野監督「まとまっている投手だから、打たれるときはこういう傾向になるのかなというのは今日で見えた。インコースのボールを、どう使うかというのが大事になってくるんじゃないかな。そんなに甘くはないんでね。プラスに捉えれば、いい経験になる」  --ボーアはシフトの逆をついて初安打  「もっと豪快なバッティングを見たいという気持ちはもちろんあるけど、まだ準備の期間で、もう少し時間はある。本人もいろいろ工夫しているんで。見守っていきたいなと思っています」  --新人2人は  「そんな簡単に打ったりできるとはこっちも思っていないけど、雰囲気もいい。遠藤もバッティングなんか本当にしっかりしたものを持っている。守備をしっかり頑張ればバッティングは経験やから。井上ももちろん、まだまだプロでは経験不足の部分があるとは思うけど、守備に関しても落ち着いているし、非常に楽しみな選手」

◆遊撃で2試合連続スタメン出場の北條が意地のタイムリーだ。「1、2打席で凡退して、気持ちを切り替えてしっかり打てた」。0-10の七回無死二塁で村田の低めフォークを中前へ。これで5日の2軍の大商大との練習試合(鳴尾浜)から3試合連続打点となったが、開幕遊撃の座を狙う25歳は「(適時打は)変化球が甘かったので。それよりも他の打席でもうちょっと粘れたら(よかった)」と反省した。

◆中田が一回に先制の中前打、二回にはオープン戦3号となる3ランを放ち、2安打4打点。ともにガンケルの初球をはじき返した。狙い通りに甘い速球を捉え、特に右中間席に運んだ2打席目の本塁打は手応え十分。「逆方向に打つことは課題としてやってきたので良かった」。小笠原ヘッド兼打撃コーチから教わったボールの待ち方も実戦で試し、好結果につながった。

◆前日6日に日本ハムを外野4人シフトで守らせたボーアが、この日は新シフトを破り、オープン戦初安打だ。二回先頭の第1打席。三塁手が右翼手の前方に守る"引っ張り警戒"の守備陣形を敷かれたが、がら空きの三塁方向をゴロで抜いた。「自分自身、逆方向にも強い打球が打てる打者だと思っている。ああいう形になったけど、今の段階でシフトとかは気にしていないよ」。オープン戦8打席目での快音。3打数1安打だったが、矢野監督も「ゼロは気持ち悪いし、1本出たというのはプラスに捉えていい」とうなずいた。

◆ローテ入りを確実にしている阪神の新外国人、ジョー・ガンケル投手(28)=前マーリンズ3A=は、一回から四球を挟んだ5連打で4失点。まさかの4回7失点にも、日本人打者を学べたと収穫を口にした。  「結果は望ましいものではないが、試したいことは試せた。日本人の打者がどういう対応をするか見られた。学ぶという意味でいい機会だった」  一回1死から立て続けに快音を許すと、二回には中田に右中間への3ランをたたき込まれ7失点。8安打のうち4安打が追い込んでから浴びたものだっただけに「本当に当ててくるのがうまい。しっかりストライクゾーンから外そうと思った」と反省。三、四回は連続で三者凡退に斬ると、降板後も女房役の梅野、福原投手コーチらとベンチで話し込んだ。  矢野監督も「ここから、どうするかということが逆に見える。そんなに心配はしてないねんけどね」と、前向きに捉えていた。

◆阪神は7日、日本ハム戦(甲子園)に1-12で大敗。2年目の近本光司外野手(25)は六回の守備から途中出場し、初盗塁&美技と奮闘した。オープン戦打率は・150。新打線の肝となる「2番」を期待される男は、紅白戦、練習試合を含めて今年の実戦14試合目にして初めてスタメンから外れたが、矢野燿大監督(51)からの"愛のムチ"にプレーで応えた。  悔しさと闘争心を燃料に、風を切って走った。勢いよく二塁ベースへスライディングし、甲子園に黒土が飛び散る。途中出場した昨季の盗塁王・近本が、ようやくの今年初スチールだ。  「スタート自体はあまりよくなかったけれど、スライディングは自分の中ではよかった。やっと盗塁できて、ほっとしている気持ちはある」  六回の守備から中堅に入ると、すぐさま存在感を示した。七回2死で四球を選び、続くドラフト2位・井上広大外野手(履正社高)の打席の2球目で二盗成功。2月15日の広島との練習試合(宜野座)では失敗しており、今年の実戦14試合目にして、初めての盗塁となった。  大きな発奮材料があった。ここまでチーム唯一のオープン戦全試合スタメンはもちろん、実戦13試合すべてに、矢野監督肝いりの「2番」として出場していた男の名前が、この日のオーダー表になかった。  休養かと思われていたが、違った。試合後、指揮官は「チカ(近本)も一回外して、外から野球を見るのも、いい刺激になるんじゃないかなって」と説明した。  紅白戦&練習試合で19打数7安打(打率・368)、2本塁打、8打点と好調だったバットが、オープン戦に入ると、20打数3安打(打率・150)、1本塁打、2打点と湿っていた。首脳陣の施した"荒療治"-。2年目の進化を目指す25歳が、燃えないわけがなかった。  守備でもスーパープレーを披露。八回無死、渡辺の大飛球に背走し、フェンスギリギリでキャッチした。矢野監督が「あそこらへん(フェンス際)は去年からの課題。しっかり捕ったというのもあれ(成長)やし。いつも当たり前のようにスタメンで出るのが多かったけれど、途中からいくというのも、また見える部分もあったと思う。いい刺激にしてもらって」と目を細めれば、本人も表情を引き締めた。  「風もあったけど、そういうことも意識しながら(試合に)入ることができたので、フェンスとの距離だったり、きょうはいい感じでできた」  昨秋キャンプから背走して捕球する練習を繰り返してきた成果を、しっかり見せた。「2番・中堅」は誰にも譲らない-。熱いムチに奮起し、近本がまたひとつパワーアップした。 (織原祥平) 八回の近本の守備について阪神・筒井外野守備走塁コーチ 「取り組んできたことができている。成長しているのは間違いないし、いいセンターになってほしい」

◆阪神のドラフト2位・井上広大外野手(18)=履正社高=と、4位・遠藤成内野手(18)=東海大相模高=が7日、日本ハム戦(甲子園)で1軍のゲームに初出場した。快音は響かせられなかったが、昨夏の甲子園を沸かせた虎の"ルーキーズ"が、はつらつとしたプレーをみせた。  無観客の甲子園に、その名が響き渡った。D2位・井上が少し緊張した面持ちで右翼へ走る。母校・履正社高を甲子園初優勝に導いた昨夏の選手権決勝から、198日。今度は縦じまのユニホームを着て、聖地のグラウンドを踏みしめた。  「楽しかったですし、見える景色も良かった。高校時代に楽しんでここ(甲子園)で野球をやっていたなと、感じながら野球をしました」  高校通算49発の大砲。2軍戦7試合で19打数5安打(打率・263)2本塁打、7打点の結果を残し、D4位・遠藤とともに2日間限定ながら1軍切符を勝ち取った。  糸井に代わり、四回に右翼守備から出場。五回2死二塁で1軍初打席を迎えた。その初球だ。昨季中継ぎで35試合登板の右腕・西村の外寄り146キロを思い切り振り抜いた。惜しくも右飛となったが「初球から振れたのは準備ができている証拠」と18歳らしからぬ落ち着き。通算7勝の村田と対した七回2死二塁では空振り三振も、初球をフルスイングした。  一方、高校通算45発の遠藤は七回に遊撃の守備へ。こちらは昨夏3回戦以来、204日ぶりの聖地。1死後、遊ゴロを華麗にさばいた。「ファームでやってきたことが出せた」。八回無死の打席では村田から空振り三振に倒れ「初球を振れなかったことが悔しい。そこを振る勇気を持ちたい」と反省したが、次につながる経験となった。  「初々しいというより雰囲気がいいよね。見たいなという感じ。非常に楽しみ。呼んでよかった。本人たちも何か感じてくれたと思う」と目を細めた矢野監督。そして若き力に魅せられたのは首脳陣以外にも...。  「2人ともすごいね」  うなったのは超人・糸井だ。この日の練習前、鳴尾浜で一緒にプレーをした北條から2人の情報を"リサーチ"。フリー打撃で井上が3発、遠藤が1発を放り込む姿に思わず笑みがこぼれた。  8日の巨人戦(甲子園)にはD5位・藤田健斗捕手(中京学院大中京)も1軍に合流する。伝統の一戦へ、井上は「何事にも準備して(守備では)一歩目からスタートを切れるようにしたい」と力を込めた。将来性豊かな"ルーキーズ"が、虎の未来を明るく照らす。 (原田遼太郎)

◆先発ローテーションが決まらない-。阪神・矢野燿大監督(51)は7日、日本ハム戦に登板して3回3安打3失点だった中田賢一投手(37)について、試合後に"追試"を明言した。3月20日からの開幕カード・ヤクルト戦(神宮)まで残り2週間を切ったなか、先発ローテが固まらないまま、競争は"延長戦"に突入した。  "合格手形"は、またもお預けだ。先発の一角に期待する中田の投球を見守った矢野監督は、レースの延長を決めた。  「(中田は)評価としては難しいけどね。なんとか修正したり工夫したり、やっていってくれると思うけど。競争に入っている投手。次の登板をしっかり見たいです」  今季ソフトバンクから新加入の通算100勝右腕は、六回から登板も立ち上がりに苦戦した。2四球と安打で1死満塁から、王柏融に押し出し四球。さらに2死満塁で横尾に2点打を許した。3回3安打3失点。七、八回は無失点も、本人は「よしと思える内容ではない。もっと突き詰めないといけない」と猛省。指揮官は判断を次回登板に持ち越した。  3月20日からの開幕カードまで2週間を切るなかで、先発ローテがまだ固まらない。開幕投手の西勇と、第3戦の青柳、2カード目初戦となる24日のDeNA戦(横浜)の高橋は決定的。さらにガンケルが加わることは確実だが、登板日は1軍外国人枠「4」の兼ね合いに左右される。  この日、教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)でスアレスが先発し、5回8安打1失点。矢野監督は「外国人の入れ替えにあたって、先発もしてくれるとこっちとしてはありがたい」と、ガンケルとのダブル起用も視野に入れた。  理想は、開幕から助っ人野手3人を登録(投手は中継ぎのエドワーズ)し、5戦目でスアレスを野手1人と入れ替え、登板後に抹消。6戦目にガンケルを昇格させれば、2カード目までに外国人6人をフル活用出来る。その条件となるのが、開幕第2戦に日本人が収まること。有力候補の中田に当確ランプを灯して欲しいところだったが...。  岩貞、秋山、藤浪らを含めた競争は続く。2月下旬、首脳陣は8日の巨人戦(甲子園)を戦力見極めの期限とするプランを描いていたが、実現できない状況に。指揮官は「(競争は)野手もそうやし、ありがたいこと。ずっとそういう状態が続いている」と前向きに捉えたが、決め手に欠けることも事実。勝負は最後の直線までもつれた。 (安藤理) 8日の巨人戦(甲子園)に先発予定の阪神・青柳 「(2月24日以来)久しぶりなので、対打者でどういう組み立てができるのかが大事になる」

◆ガンケルが投げるところは何度も生で見てきたが、この日は正直調子がよくなかった。キレがなく、ボールも高かった。  一回は初球の入り方も、追い込んでからのまとめ方もまずかった。渡辺、中田には甘い球で入って痛打され、大田、横尾、宇佐見は追い込んでから仕留める球が甘くなり、打たれた。二回の中田の3ランも初球だ。  先発で長いシーズンを投げれば、こんな日もある。だからこそ悪いなりに最少失点にとどめる方法を身につけないと。ガンケルは直球があまり速くなく、変化球も小さく変化するものが多い。キレがない日は一本調子になりがちで、打者は打ちやすくなる。カーブなど変化の大きな緩い球があれば、それを使って緩急をつけられるのだが、そういう球がないのなら、何らかの工夫が必要だ。  三回以降に立ち直ったのは、悪いなりにうまく変化球を組み合わせることができたから。大量失点する前に、これができないといけない。これまでが良すぎただけに、開幕前に課題が見つかったのは、むしろ幸い。シーズンまでにもう一度登板する機会があるはず。そこで修正してほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
西武
310 0.750
(↑0.083)
-
(↓1.5)
21
(+11)
8
(+5)
2
(+1)
8
(-)
0.315
(↑0.043)
2.060
(↓1.02)
2
(1↓)
広島
520 0.714
(↓0.119)
-0.5
(↓0.5)
46
(+5)
33
(+11)
6
(+1)
2
(-)
0.306
(↓0.012)
4.350
(↓1.12)
3
(3↑)
楽天
640 0.600
(↑0.044)
0
(↓1.5)
42
(+7)
32
(+1)
6
(+2)
9
(+2)
0.252
(↑0.006)
2.600
(↑0.18)
4
(2↓)
ソフトバンク
430 0.571
(↓0.096)
0.5
(↓0.5)
33
(+2)
20
(+4)
7
(+1)
4
(+1)
0.250
(↓0.003)
2.320
(↓0.32)
5
(2↑)
DeNA
540 0.556
(↑0.056)
0.5
(↓1.5)
34
(+4)
34
(+2)
7
(+2)
2
(-)
0.249
(↓0.006)
3.160
(↑0.15)
6
(4↑)
ロッテ
221 0.500
(↑0.167)
1
(↑1.5)
21
(+8)
21
(+3)
6
(+3)
6
(+1)
0.226
(↑0.028)
3.890
(↑0.22)
6
(1↓)
ヤクルト
441 0.500
(↓0.071)
1
(↑0.5)
34
(+3)
39
(+8)
3
(+1)
12
(+1)
0.231
(↑0.002)
3.760
(↓0.55)
6
(2↓)
阪神
331 0.500
(↓0.1)
1
(↑0.5)
20
(+1)
38
(+12)
10
(-)
5
(+1)
0.218
(↓0.002)
5.160
(↓1.18)
6
(2↑)
日本ハム
441 0.500
(↑0.071)
1
(↑1.5)
41
(+12)
37
(+1)
4
(+1)
3
(+1)
0.275
(↑0.008
3.600
(↑0.33)
10
(1↓)
ORIX
232 0.400
(-)
1.5
(↑1)
27
(+4)
33
(+4)
6
(-)
4
(+2)
0.268
(↓0.014)
4.380
(↑0.06)
11
(1↑)
巨人
262 0.250
(-)
3
(↑1)
38
(+4)
39
(+4)
10
(+1)
1
(-)
0.251
(↑0.004)
3.780
(↑0.21)
11
(-)
中日
260 0.250
(↓0.036)
3
(↑0.5)
18
(+1)
41
(+7)
4
(-)
2
(-)
0.218
(↑0.009)
4.890
(↓0.39)