DeNA(★0対7☆)阪神 =リーグ戦25回戦(2019.09.28)・横浜スタジアム=
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阪神
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DeNA
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勝利投手:西 勇輝(10勝8敗0S)
敗戦投手:今永 昇太(13勝7敗0S)
  DAZN
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◆阪神は4回表、中谷と梅野の適時打などで4点を先制する。そのまま迎えた8回には、福留と糸原の適時打で3点を追加した。投げては、先発・西が5回無失点。その後は4投手の継投で完封リレーを飾り、西は今季10勝目を挙げた。敗れたDeNAは、投打ともに振るわなかった。

◆逆転CSへ向けて残り3戦全勝が必要な阪神が、一気に4点を先制した。 3回までDeNA先発の今永を前にわずか1安打。4回1死から福留が四球で出塁し、大山も四球を選び1死一、二塁。続く糸原の打球を一塁手のロペスが捕球するも、ベースカバーに入った今永がベースを踏み損ねた。ラッキーな内野安打で1死満塁とし、6番中谷が左翼へ2点適時打。「追い込まれていたので、必死に食らいついていきました」と大きな先制打となった。 攻撃の手は緩めず、1死一、三塁から7番木浪が体勢を崩されながらも3点目のスクイズ成功。「必死に食らいつきました。2度、3度あるサインではないので、1発で決めることが出来て良かったです」。なおも2死二塁から8番梅野が右前打を放ち4点目をもぎとった。「聖也(木浪)が目の前で(スクイズを)しっかり決めてくれたので、残ったランナーをかえすことに集中しました」と流れを離さなかった。 前日27日に広島が敗れたため、自力CS進出の可能性が復活。奇跡の逆転CSへ最後まで諦めない。

◆逆転CS進出をかけて、阪神矢野燿大監督(50)が積極的な継投策に出た。 先発の西が5回4安打無失点で降板し、6回から岩崎がマウンドに上がった。西はピンチをつくりながらも3併殺で切り抜け、4回は3者凡退。尻上がりに調子を上げ、粘りの投球を見せた。「総力戦という状況は頭にあったので、初回から飛ばしていい形で後ろにつなぐことが出来ました。梅野に配球面で迷惑をかけましたが、しっかりカバーしてくれて、野手の方々も守ってくれたので、いいリズムで投げることが出来ました」。 22日のDeNA戦(甲子園)は望月が3回2/3で降板し、24日の巨人戦(甲子園)は青柳が4回で降板するなど、最近は早めの継投で連勝中。この日も積極的な継投が吉と出るか。

◆阪神近本光司外野手(24)が今季159安打目を放った。8回1死から、今永の直球をとらえて三塁線へ痛烈な当たり。この日初安打となる左前打を放ち、セ・リーグ新人安打記録を159に更新した。 新人安打記録で現在、近本は3位にランクイン。1位は佐々木信也(高橋)が56年に記録した180安打。

◆投手戦の展開となった。DeNA先発今永、阪神先発西の投げ合い。両チームともに3回まで無得点で中盤戦に。 阪神が4回1死満塁から中谷の左前打で2点を先制。木浪のスクイズなど、この回4点を奪取した。西は5回無失点で岩崎に継投。 阪神が4連勝。先発西がFA移籍1年目で10勝目。DeNAは2連敗でシーズン最終戦を終えた。今永が8回途中7失点で7敗目。

◆阪神は4回に中谷の2点適時打などで4点を先制した。さらに8回には福留と糸原の適時打で3点を追加して快勝した。阪神は残り試合全勝条件のCSへあと2勝とし、合先発西は移籍1年目で10勝を挙げた。DeNA今永は8回途中7失点で7敗目を喫した。

◆今季限りで退団する阪神鳥谷敬内野手は、レギュラーシーズン最後の敵地で好守に阻まれた。 大歓声の中、4点リードの8回に代打登場。先頭で右翼線後方に飛球を打ち上げたが、右翼手ソトが間一髪で腕を伸ばしてキャッチした。「もう(打撃の)感覚とか言っている場合じゃない。また明日、頑張ります」。阪神でのレギュラーシーズンは残り2試合。全力で2連勝、逆転CS進出を奪いにかかる。

◆阪神ドラフト3位木浪聖也内野手が執念のスクイズを成功させた。 2点先制した直後の4回1死一、三塁、低めスライダーに両足を崩して転がした。「あそこで失敗してしまうと流れが...。何か何でも、という気持ちがありました」。矢野監督も「(木浪)聖也がしっかり絶対決めるというような形、気持ちでやってくれた」と納得顔だった。

◆阪神福留孝介外野手は貴重な追加点を奪った。4点リードの8回1死一、二塁で右翼線に飛球を落とし、5点目をたたき出した。 逆転CSへ1敗もできない状況で快勝。「どういう勝ち方でも勝つのが一番。ここまで来れば、勝ち方はあまり関係ない。勝つことが大前提」と力を込めた。

◆阪神ピアース・ジョンソン投手のタイトル獲得の可能性が消えた。 この日は登板機会がなく41ホールドポイントのまま。リーグトップの中日ロドリゲスは44ホールドポイントのため、残り2戦で上回る可能性がなくなった。

◆DeNAのエース今永昇太投手が2戦連続で7失点を喫した。 3回まで1安打も、4回に捕まった。1死から連続四球で満塁のピンチを招き、この回に4失点。シーズン最終戦を黒星で終えた。CS初戦に登板することが濃厚だが「正直なところ課題はまだ分かっていない。1週間までに引き出しを整理したい」と本来の姿を取り戻す。

◆阪神西勇輝投手(28)が痛みをこらえ、オリックス時代の昨季に続く2年連続2ケタ勝利となる10勝目を手にした。 アクシデントは初回だった。1番梶谷の打球が右足首付近を直撃。ボールをつかみ一塁へ送球したが、痛みに顔をゆがめ、しばらくその場を動けなかった。だが、1回を無失点で乗り切ると、その後も走者を背負いながら3併殺を奪い、5回4安打無失点。「(足は)普通に痛いです。それでもハプニングがあるなかで、ゼロで5回という形で最低限投げられて、本当に良かったです」。逆転CSの可能性をつなぐ勝利をもぎ取った。 負ければCS消滅の重圧にも勝った。前日27日の夜。女房役の梅野にLINEでメッセージを送った。「今持てるものを出そう。精いっぱいやれることをやって、明日の試合を楽しんで、お互い頑張っていこう」。苦境でも笑顔を絶やさない、西らしい言葉だった。 後半戦は11試合で7勝1敗と驚異の勝率。自身5連勝で、チームの01年以来の2ケタ勝利投手不在の危機も阻止した。矢野監督は「勝たなあかんなかで粘りの投球を、アクシデントもありながら投げてくれたのは、チームに0点以外のものも与えてくれた」とねぎらった。西は「あと2個、死にもの狂いでチーム全員で勝って、鳥谷さんと1日でも長く戦えれば。それがかなえばうれしい」。大逆転CS進出の実現へ、バトンをつないだ。【磯綾乃】

◆DeNAのラミレス監督が、ファンに日本一を誓った。 シーズン最終戦を終え、セレモニーに参加。「9月21日、巨人が優勝し、我々の希望は終わってしまったが、9月24日、我々は2位になることが出来ました。ベストを尽くして、ファーストステージを勝ち抜き、セカンドステージを勝ち、必ず日本シリーズで横浜スタジアムに帰って来たい」と力強く語った。

◆矢野阪神がDeNA戦(横浜)に勝利し、逆転クライマックスシリーズ(CS)進出に望みをつないだ。 6番中谷将大外野手(26)が4回に左前へ先制2点打を放つなど一挙4得点。執念の猛攻で白星をたぐり寄せた。脳腫瘍の影響で現役引退する阪神横田慎太郎外野手(24)から勇気をもらったナインが輝きを放った。29日から本拠地甲子園で運命の2試合を迎える。4回の猛攻に大逆転CSへの思いが詰まっていた。2四球と糸原の内野安打で1死満塁。打席に入った中谷が、追い込まれながら今永の直球をつかまえた。「チャンスだったので何とか、前に飛ばそうと思った」。打球は左翼前にはずみ、走者2人が生還。続く木浪はなお1死一、三塁から絶妙スクイズ。梅野は右前適時打とノンストップの攻撃で4点をもぎ取った。 ナインの心を奮わせたのは、決死のプレーを見せた男の姿だ。脳腫瘍からの復帰を目指した横田の引退試合が26日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で行われた。8回守備では本塁突入を試みた走者を渾身(こんしん)のノーバウンド送球で刺した。試合後のセレモニーで騎馬を作って横田を担いだ中谷も「野球が出来ることに感謝をして、横田の分も頑張ります」と涙していた。 負ければ"終戦"。トーナメントのような明日なき戦いには、独特の緊張感が漂った。横田の引退試合に駆けつけて花束を渡した矢野監督は「恩返しじゃないけど、俺らも頑張っている姿を見せていく日にもなったと思う」とその姿に感銘を受けた。この日の試合前ミーティングでは「明るくやろう! 楽しくやろう!」と、ナインを鼓舞していた。 残り2試合で2勝がCS進出への条件だ。中谷は「勝ったらまた(横浜に)戻ってくる。そういう中で今日は(DeNAに)勝てて良かった」。矢野監督も「あと2つ、そういう試合をしていくのが俺らの野球」と力を込めた。チームは4連勝で月間勝ち越しも決めた。横田魂を宿した虎ナインが奇跡を起こす。【桝井聡】 ▼セ・リーグ3位争い 3位広島は70勝70敗3分け、勝率5割で全日程終了。4位阪神は4連勝で67勝68敗6分けとなり、残りが2試合。2連勝ならば69勝68敗6分け、勝率5割4厘で広島を抜いて3位に浮上。1勝1分けの場合、広島と阪神が勝率5割で並ぶが、同率の場合、セの規定では勝利数の多い方が上位。勝率5割で並んだケースは、70勝の広島が3位となる。 ▼阪神は22日DeNA戦から3試合連続完封勝ちとなり、21日広島戦の3回から34イニング連続無失点。阪神の3試合連続完封勝ちは16年5月4~6日以来、9度目の球団タイ記録。34イニング連続無失点は13年4月7~12日の41イニング以来で、こちらは球団5位タイ。阪神は22日DeNA戦が7人、24日巨人戦が5人、28日DeNA戦が5人のリレーで完封。すべて5人以上の継投で3試合連続完封勝ちはプロ野球史上初めてだ。

◆阪神がDeNA戦に勝利し、逆転CS進出に望みをつないだ。 矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。 -西は初回に打球が当たり、調子自体はあまりよくないようにも見えたが 当たったときは心配になったけど、いけるところまでってところで、しっかり5回0点でいってくれたのは最高の出来。ダメやと思ったらもう投げられない。俺が投げるという気持ちがないと投げられへん場面。気持ちで行ってくれたところだと思う。 -FAで来て10勝した 立派だよね。最近、後半というか、1敗くらいしかしていないんじゃない? ずっと西の試合は勝って。負けが込んでいるときも、なかなか点を取れなくて勝たせてやれなかったところが多かった。あかんと思えばズルズルいきそうな数字から、勝ちが上回って2桁勝利は大きい。西の表情や、俺も大事にしたい部分を西が体現してくれている。 -自力CS進出の可能性が復活。選手に硬さは 俺にはそういうふうには見えなかった。みんな、俺ららしい野球をしっかりやりきろうということをやってくれた。 -4回は木浪がスクイズを決めて流れをつかんだ それが一番、点を取れると思った。こっちはサインを出してドキドキはするけどやる方がしっかり決めてくれないと作戦は生きてこない。みんながそういう気持ちで全員がつなげた結果が今日の試合になった。

◆阪神の鉄壁リリーフが逆転CS進出の命綱だ。4点リードの6回、先発西から岩崎に継投。2死一、二塁のピンチでロペスを外角速球で押し込み、右飛に抑えた。「良くはなかったけど、ゼロに抑えられて良かった」。5投手のリレーで鮮やかな完封勝ちだ。 矢野監督も攻めの継投を「今日、勝たないと、というところもすべて含めて総合的に考えた結果、それが最善」と説明した。21日広島戦から34回連続無失点。3試合連続完封勝ちにのばして、すべて5人以上の継投での3戦連続完封勝ちはプロ野球史上初めてだ。 無敵リレーを演じた好投手は頼もしい。7回を3者凡退のドリスが「アクティブなブルペン陣で、いい仕事ができた」と胸を張れば8回を無難に抑えた島本は「しっかり抑えて次の投手にバトンをつなぐ気持ちでした」と心境を明かす。救援防御率2・72は12球団トップ。負けられない戦いで大きな武器になっている。 ▽阪神福原投手コーチ(西について)「足に当たってからもしっかり投げてくれました」 ▽阪神守屋(9回に登板し2死一、二塁とされたが無失点)「プレッシャーとかはあまりなかった。こういう試合でいい経験をさせてもらっている。(残り2試合も)言われたところでゼロに抑えるのが仕事なので、しっかり出来るようにいきます」 ▼阪神は22日DeNA戦から3試合連続完封勝ちとなり、21日広島戦の3回から34イニング連続無失点。阪神の3試合連続完封勝ちは16年5月4~6日以来、9度目の球団タイ記録。34イニング連続無失点は13年4月7~12日の41イニング以来で、こちらは球団5位タイ。阪神は22日DeNA戦が7人、24日巨人戦が5人、28日DeNA戦が5人のリレーで完封。すべて5人以上の継投で3試合連続完封勝ちはプロ野球史上初めてだ。

◆DeNAが28日、レギュラーシーズンのラストとなる阪神戦(横浜)を迎えた。ここまで71勝68敗3分けですでにDeNA初の2位を確定させている。  ラミレス監督は「今年は簡単なシーズンではなく、キツいシーズンだった。10連敗があったし、そのあとすぐに5連敗もした。序盤は厳しかった。そのなかで2位で終われて非常によかった」と振り返った。  「チームの数字を見てみると例えば盗塁は40個でリーグではなく、日本(両リーグ)で一番少ない。そのほかにも1位、2位の数字はなく、4、5位が多い。そう考えると、よく2位で終わった。選手が本当に頑張ってくれた」と称えた。  27日時点でチーム打率・246は5位、81犠打は6位、596得点、163本塁打はともに3位、防御率・3・92は5位。

◆阪神・西勇輝投手(28)が28日のDeNA戦(横浜)に先発し、負けられない一戦で、先頭から気迫のこもったプレーで執念を見せた。  一回、先頭の梶谷の中前へ抜けていきそうな当たりに、とっさに右足を出した。打球はマウンドの手前に転がり、素早く一塁へ送球してアウトに。痛みのためかしばらく立ち上がれなかったが、トレーナー、福原投手コーチが見守る中投球練習を再開。何事もなかったかのようにプレーを再開した。  1死から1安打1四球を許すなど2死一、二塁の先制のピンチを迎えながらも、踏ん張った。最後はロペスの右中間への当たりを右翼・中谷がフェンスにぶつかりながら好捕。いきなりのアクシデントもチーム一丸で無失点で切り抜けた。  西は二回も交代することなくマウンドに上がった。

◆阪神・西勇輝投手(28)が28日のDeNA戦(横浜)に先発し、三回までを無失点投球。「現実的にいきたい数字」と目標に掲げていた今季170イニングに到達した。  試合前時点であと2回2/3に迫っていた数字。一回先頭の梶谷の打球を右足首付近に受けるアクシデントも、動じずに投げ続けた。二、三回には先頭に安打を許すなど走者を背負ったが、後続を併殺に仕留めて切り抜けた。  今季ここまでで170イニングに到達しているのは、セ・リーグでは広島・大瀬良と中日・大野雄のみ。西は三回を投げ終えたところで170回1/3とした。

◆阪神・中谷将大外野手(26)が28日のDeNA戦(横浜)の四回1死満塁で左前2点打を放ち、先制した。  クライマックス・シリーズ進出へ負けられない一戦で、先陣を切った。四回、1死から福留、大山の連続四球で一、二塁。糸原が一塁内野安打をもぎとり満塁とすると、中谷が決めた。カウント1-2からの4球目。143キロをとらえて左前へ。2点を先制する値千金の適時打となった。

◆阪神・木浪聖也内野手(25)が四回1死一、三塁でスクイズを投前に転がし、3点目を追加した。  四回、1死満塁の好機で中谷の左前2点打で先制。なおも一、三塁できっちりと役割を果たした。2ボールからの3球目にスッとバットを寝かせると、打球は投前へ絶妙に転がった。隙をみせない攻撃で3-0とリードを広げた。

◆阪神・梅野隆太郎保守(28)が28日のDeNA戦(横浜)の四回2死二塁で右前適時打を放ち4-0とした。  四回、中谷の先制2点打と木浪のスクイズで3点を先取。なおも2死二塁で、梅野も続いた。2ストライクと追い込まれてからの4球目。外角高め直球を振り抜き、右前へはじき返した。二走・中谷が生還し4-0。打った梅野は二塁を狙ったが、タッチアウトに。四回に一挙4点を奪い、主導権を握った。

◆先発の阪神・西勇輝投手(28)が5回4安打無失点の好投。2年連続、6度目の2桁勝利の権利を持って降板した。  4安打2四死球で走者を背負いながらも、3併殺を奪う力投で本塁は踏ませなかった。一回先頭の梶谷の打席では、中堅に抜けそうな当たりを右足を出して止め、アウトにするなど気迫も見せた。5回までを71球で無失点として、2番手岩崎に交代。今季最後と見られる先発のマウンドで役割を果たした。

◆阪神・近本光司外野手(24)が28日のDeNA戦(横浜)の八回1死で左前打を放ち、今季159安打に到達。笠原和夫(南海)の持つ新人歴代2位の160安打まであと「1」とした。  快音を響かせたのは、4-0の八回1死で迎えた第4打席。カウント1-2からの4球目、外角直球を振り抜くと、打球は左翼線を転がりフェアに。9月15日の巨人戦(東京ドーム)から8試合連続安打で、自身のもつ球団新人記録をさらに更新した。

◆阪神・福留孝介外野手(42)が八回1死一、二塁で右翼手前にポトリと落ちる適時打を放ち、5点目を加えた。  八回1死から近本の左前打、北條の死球で好機をつくると、ベテランが技ありの一打でものにした。1ボールからの2球目を振り抜き、右翼と打球を追う二塁手の間に落ちる適時打に。貴重な5点目を追加して、相手先発・今永をマウンドから引きずり下ろした。

◆阪神・糸原健斗内野手(26)が八回2死二、三塁で右翼線へ適時二塁打を放ち、2点を追加。7-0と突き放した。  八回、福留の右前適時打で5-0として、なおも2死二、三塁でキャプテンが魅せた。フルカウントからの7球目、142キロ直球をはじき返して右翼線へ。2点を加える貴重な一打で、勝利をさらにたぐり寄せた。

◆阪神が好機を生かして効果的に加点し、DeNAに大勝。クライマックスシリーズ(CS)進出に望みをつないだ。阪神は29、30日の中日戦(甲子園)に連勝すれば広島を勝率で上回り、3位が確定する。  DeNAの先発・今永の前に三回まで1安打に抑えられていた阪神は四回1死から2つの四球と糸原の内野安打で満塁のチャンスを作ると6番・中谷が左前に運ぶ2点打を放つと、1死一、三塁から木浪がスクイズを決める。さらに2死二塁で8番・梅野が右前打を放ち糸原が生還。この回4点を先制した。  阪神は八回にも1死一、二塁から福留が二塁手と右翼手の間に落ちる適時打を放ち、今永はここで降板。その後2死一、三塁とし、糸原が2番手の武藤から右翼線を破る2点二塁打を放ちリードを広げた。  阪神先発の西は四回を除き走者を背負いながらも5回を4安打無失点で10勝目(8敗)。二、三、五回と3度の併殺で切り抜けた。六回からは岩崎、ドリス、島本とつなぎ、九回は守屋が締めた。

◆DeNAは28日の阪神戦レギュラーシーズンの全日程を終えた。  試合後、ラミレス監督はファンの前でスピーチを行った。以下、全文。  横浜DeNAベイスターズを代表して南場オーナー、三原球団代表、岡村球団社長、コーチングスタッフ、選手の全員を代表して、ファンの皆さま、熱いご支援のほど感謝しています。  シーズン序盤は非常に苦しいシーズンでした。しかし我々の目標は優勝することであり、何とかここまできて、2位になることができました。  9月21日の巨人戦で希望は目の前でなくなってしまいました。しかし9月24日に2位になることができました。  CSをここ、横浜スタジアムで開催することができます。我々はベストを尽くしてファーストステージを勝ち抜いて、セカンド(ファイナル)ステージへ行き、日本シリーズでここ横浜スタジアムに必ず帰ってきたいと思います。  我々は一度、それを実現しています。また実現して、今度は必ず勝ちたいと思います。  1年間、本当にありがとうございました。

◆DeNAは最終戦に先発した今永が2試合連続7失点の不調で7敗目。シーズン終盤の失速が響き、個人タイトルには届かなかった。7個を上乗せした奪三振はナイター戦だった山口(巨人)に抜き返され、防御率は2・91に悪化した。  昨季の不振を払拭し、自己最多13勝を挙げて投手陣を引っ張った。クライマックスシリーズ(CS)でも先発の柱と期待されるが「このままではまずいと思っている。これまでの引き出しの中から(修正法を)探り、いいCSにしたい」と表情を引き締めた。

◆近本は八回に快音を響かせ、今季159安打目を記録。笠原和夫(南海)がもつ新人歴代2位の160安打まであと「1」とした。「出塁して(ホームに)返ってこれたので、いい追加点になった」。1死走者なしから今永の外角の直球を流し打ちして左前へ運び、3得点を呼び込んだ。CS進出に望みをつなぎ「しっかり自分の仕事をできるように」と脇を締めた。

◆まさか! ラグビーW杯は強豪世界2位のアイルランドを撃破した。"大金星"に誰もが驚いた。やればできるんだぞ。これこそが阪神タイガースの「これからの戦い」にどれだけの勇気を与えてくれたことか。  次はタイガースの番だぞ、続け! 虎よ。  この日の早朝、当番デスクの阿部祐亮が大阪・福島区の自宅でアタフタしていた。実は長男遥斗君(小2)の参観日なので、とにかくそれなりに緊張していた。  と、そこに奈良・王寺にある実家の母上から電話が入った。何事ぞ! となる。母上はやや息せき切ってこうおっしゃったそうだ。「今日は絶対勝ってよねッ。いえ勝つに決まってるわョ...聞いてるのッ」  実は阿部デスクの母上は猛虎党なのだ。念のために申し上げておくと、阿部の父上は...猛烈な巨人ファンだそうである。よくまぁそれで無事に阿部のような優しいタイプの息子が産まれたものだと思うけれども...とにかく阿部は丁寧に母上をなだめて...息子の参観日にダッシュした。それから...難波の社に出勤して...さてあらためて「今日から阪神は負けられヘンのやなぁ。負けたらどないしょ...」とデスク席で彼は開き直った。とてもじゃないが、ラグビーW杯の歓喜が待っているとはツユとも思っていなかったのだ。  阪神はこの時点まで9月21日の広島戦から25イニング連続無失点を続けている。だからといって「勝つ」保障はない。つまりはこの夜のW杯の明暗と同じで...しかし『それはまちがいなく起きた!』のである。  何億円という宝くじみたいなもので、挑んでみないと当たらない。  どうみても絶好調の今永が相手じゃ勝ち目がないので阿部の顔をみるともう肩が落ちてある種の"覚悟"をしてたのだ。おい、どうするんだョ。何かニュースはないのか...(ラグビーはすっかりアイルランドに負けると思っていた。ゴメンね)すると阿部は落ち着いて「なんとかなるでしょ...」。いいよなぁ、貴様には若さがあるもの。人生やり直しが効くモンなぁ...となんかわびしい会話になった。それで元気づけるつもりで「おい、14年前の2005年の9月29日は阪神が甲子園で巨人に勝ち岡田監督が5度、宙に舞った日だぜ。今日(28日)勝って明日(29日付)はその再現の初日だと景気よく紙面をいこうぜ...なッ」といったら...阿部のヤツはヒヤヤカな目でこっちをみてた。そりゃあ私は"気楽"かもしれないが...もとはといえば文句があるなら矢野阪神に言ってくれ。窓の外を眺めてため息ばかりついていた。  そしたらどないダ。阿部デスクの母上のハッパが届いたのか、西は一回にヒヤリとさせたが踏ん張る。虎は8安打のうち二塁打は1。あとは単打だけど12球団一の投手陣がドシッと守りきった。  覚えてますか。あの岡田阪神Vの年は藤川球児-ジェフ・ウィリアムス-久保田智之という『伝説のJFK』が存在し、金本知憲、今岡誠がいたんだ。あの道頓堀ダイブは厳重警戒と戎橋に防止柵が設置されてのべ62人が飛び込んだだけ(2年前の星野阪神Vの時は5300人)と実に整然と行われている。  こうなれば阿部の母上にお願いしてラグビーのチームにもハッパをかけてもらいたいとさえ思った。  蛇足だが、もし仮に矢野阪神がこのまま勝ち続けてCSに突入してまだ勝ち続けたら...道頓堀はどんなに狂喜乱舞の舞台となっちまうんだろうか。ちょっと心配になってきた。バンザーイ!

◆--六回からの継投は西の足の状態を考慮して  矢野監督 「それもあるし、総合的にもう、今日勝たないとっていうところもすべて含めて、総合的に考えた結果、それが最善だろうということ」  --FAで10勝到達  「立派だよね。ましてや、最近、後半というか、1敗くらいしかしていないんじゃない?」  --勝つしかない試合。選手に硬さは?  「まあまあまあ、どうやろうね? 俺にはそういう風には見えなかったし。みんな俺ららしい野球をしっかりやりきろう、ということをやってくれたかなと思う」  --中谷は先制打に好守もあった  「(一回の)守備はあれはちょっと褒められないけど。バッティングに関してはああいう場面で打ってくれると期待して出しているんで」

◆あと2つ、あと2つ! 神様、仏様~虎の逆転CS進出に奇跡の力を与えたま~え!!  本日も、よく勝ってくれた~(と喜ぶ前に中日さん、前日に広島をよくぞ倒してくださった。感謝、感謝)。最優秀防御率を狙おうかという今永を猛虎打線がKOすれば、投手陣は5投手による完封リレーで大勝利。  これで虎の投手陣は、21日の広島戦の三回から34イニング連続で「0」を並べているんだから、すでに奇跡のドラマは脚本通りに始まっているとしか思えないのだ!!  虎が奇跡を起こす前に立ちはだかる山は2つ!! 逆転CSには通算で6連勝しなければならないが、今季の阪神の連勝は8月の「5」が最長...。そして、中日最終戦には14日に屈辱のノーヒットノーランを食らった大野雄が最優秀防御率をかけて立ちはだかってくるだろう!!  ペナントレースのエンディングに大野雄の夢を砕くKO劇であだを討ち、今季最長の6連勝、貯金1でCS進出!! なーに、ラグビーW杯で日本がアイルランドに勝ったんだから、阪神が勝てねー訳がねーよ!!

◆南場智子オーナー(57)が28日、阪神最終戦(横浜)を観戦。試合後にロッカールームで選手に「ホームでのCSをプレゼントしてくれてありがとう。苦しい時期もあったけど、よく戦ってくれました」と感謝したことを明かした。  ただ、目標だった優勝を逃し、「一抹の悔しさもある。ポストシーズンで勝ちましょう」と改めて期待を寄せた。今季で1年契約が切れるラミレス監督の去就には「握手して、ありがとうと伝えました」と語っただけで足早に車に乗り込んだ。 ラミレス監督の去就についてDeNA・三原一晃球団代表 「きょうは(南場オーナーらと)特に話していません。今年は全部終わってから話し合うことになっている。本人(ラミレス監督)ともそういう話になっている」

◆セ・リーグ2位のDeNAは阪神とのレギュラーシーズン最終戦(横浜)に完敗。今季16敗(8勝1分け)の宿敵は最後まで手ごわかった。  71勝69敗3分けですでに2位は確定しており、10月5日からは、初めて本拠地でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを開催する。先発した今永は八回途中を7安打7失点で7敗目を喫したが、自己最多の13勝をマーク。ポストシーズンでもエースとして期待される。  試合後のセレモニーでは出場選手登録を外れている筒香や山崎らも登場。ラミレス監督がチームを代表してあいさつし、「ベストを尽くしてファーストステージを勝ち抜いて、セカンド(ファイナル)へ行き、日本シリーズで帰ってきます」と力強く宣言した。2位からの日本一へ、万全の準備を進める。 (湯浅大)

◆ハマスタがどよめいた。終戦すれば、もう、このビジターユニホーム姿を見ることはできない。代打・鳥谷のコールに沸く。そして、右翼への大飛球-。  「もう(バッティングの)感覚とかいっているとき(時期)じゃない」  4-0の八回先頭だった。1ボールからの2球目。今永の変化球を振り抜いた。外野の頭を越えるか-。懸命に腕を伸ばしたソトの好捕に阻まれ、プロ通算2086安打目はならなかったが、耳をつんざくばかりの拍手と歓声に包まれた。  「また明日、頑張ります」  短い言葉に気合を込めて、帰りのタクシーへと乗り込んだ。  「ユニホームを脱いでいただきたい」と引退勧告をした球団に対しては、その場で他球団に移籍し、現役続行したい考えを伝えている。22日のDeNA戦(甲子園)では今季初の決勝打でお立ち台から「たくさんのファンの方が自分が打席に入ったとき声援してくれている、その声を力に、毎日1打席だけですけど、そこに向かってしっかり準備しています」と話した。シーズンも29日、30日の中日2連戦(甲子園)のみ。引き分けでもBクラスが決まり、その段階で阪神・鳥谷に終止符が打たれる。  チームも鳥谷魂で怒涛の追い込みをみせている。虎の野球にはドラマがあることを証明する。(織原祥平)

◆死に物狂いや! 阪神・木浪聖也内野手(25)が四回、執念のスクイズで追加点をたたき出した。逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向け、矢野燿大監督(50)が勝負手を繰り出す。チルドレンたちがそれに応える!  膝をついた。これぞ"正座スクイズ"だった。引き分けでも終戦となる土俵際で、木浪が執念をみせた。  「サインが出てもいいように準備していました。一発で決められて、いい追加点になってよかったです」  四回、中谷の2点打で先制し、なお1死一、三塁。2球ボールを見送ってからの3球目だった。  外角低めの変化球にバットを寝かせ、両膝をつきながら一塁方向に転がした。「必死に食らいつきました」。三走・糸原が生還。「失敗して流れが相手にいったら嫌だった。何が何でも中(フェアゾーン)に転がそうと思った」。プロ入り初のスクイズを成功させ、ホッと胸をなで下ろした。  矢野監督も「しっかり決めてもらわないと作戦って生きてこない」と勝負どころを振り返った。  結果的に7得点の大勝となったが、1点をもぎ取って守り勝つのが、捕手出身の矢野野球だ。  「聖也(木浪)がしっかり、絶対決めるという気持ちでやってくれた。みんながそういう気持ちでつなげた結果が、今日の試合になった」  思えば星野監督の下、18年ぶりにリーグ優勝した2003年もそうだった。5月6日の中日戦(ナゴヤドーム)で井川が川上の投球を"顔面スクイズ"。投打の歯車や指揮官、ナインの思い。すべてをかみ合わせるワンプレーこそが木浪の"正座スクイズ"だった。  近本と"キナチカ"として球団史上初の新人1、2番でスタートしたシーズンも残り2試合。ここで終わらない。2カ月半ぶりの7番でも大仕事-。矢野チルドレンとして、集大成をみせる。(大石豊佳) ★井川の"顔面スクイズ"  2003年5月6日の中日戦(ナゴヤドーム)。2点を追う五回無死二、三塁で井川に出たサインはスクイズ。川上の142キロが顔面近くにきたが、井川はバットを縦にし、成功。その後、10-2と逆転勝利し、18年ぶりのリーグ優勝につなげた。井川はその年自己最多の20勝。

◆奇跡が起きる! クライマックスシリーズ(CS)にいく! 引き分けでもBクラスが決定する阪神はDeNAに大勝し、4連勝。西勇輝投手(28)が右足首に打球を直撃させながらも自身2年連続の2桁勝利を挙げ、チームとして3試合連続無失点勝利となった。29日の中日戦(甲子園)を含め、残り2試合。勝つ、勝つ!  再三のピンチもアクシデントもものともせず、ただ、逆転CSへ向かって腕を振った。引き分けすら許されない状況で、西がド根性の10勝目だ。  「ハプニングがあった中で『何とかゼロで』と。どのイニングまでいけるかわからなかったんですけど、最低限投げられてよかった。勝ちをつけさせてくれるイニングまで投げさせていただいて、感謝したいです」  試合開始からわずか2球目だった。一回、先頭梶谷の中堅へ抜けていきそうな打球に反応。とっさに右足を出してストップすると、白球は右足首付近に直撃し、転々...。すぐさま捕球し投ゴロとしたが、しばらくの間立ち上がれず。「ふつうに痛い。本当に投げづらかったんですけど...」。同じように打球が直撃しながらも「目が覚めた」と10勝目をつかんだオリックス時代の2016年を思い出し、力を振りしぼった。  以降、3併殺を奪うなど打たせて取る投球で5回を4安打無失点。自身5連勝で2年連続6度目の2桁勝利に到達した。  FAで移籍してきた投手が虎1年目で10勝を挙げるのは史上初。リーグをまたぐ移籍に取り巻く環境は変化したが、戸惑うことなく、期待に応える結果を残し続けた。  短くなった移動時間すらも有効に使った。空路をはじめ3時間超の移動が主だったオリックス時代から一転。セ・リーグでは陸路で長くても2時間少々の移動がメインになった。「寝るのはもったいないし、自分を高める時間に使いたい」。昨季まで映画を1本見て過ごすことが多かったが"タイムアップ"により変更。自己啓発本から漫画まで幅広く目を通すように。中でもハマッたのが『名探偵コナン』。「犯人とか展開を予想しながら読むと面白い」。マウンドを離れても"読み合い"に頭を働かせた。  「あと2個死にものぐるいで全員で勝って、鳥谷さんと1日でも長くともに戦えれば、と思っています。それがかなえばうれしいです」  岩崎や島本ら中継ぎ陣もタスキをつなぎ、チームとして3年ぶりの3試合連続無失点勝利。あと2つ勝って、再びこのハマスタのマウンドに歩を進める。いよいよ、逆転CS。もう夢じゃない。(箭内桃子) 西について阪神・福原投手コーチ 「足に打球が当たりましたが、その後もあそこまでよくしっかり投げてくれました」 ★2016年、西のド根性2桁勝利  9月28日の楽天戦(京セラ)。二回に4失点し、三回にはペゲーロの強烈な打球を左胸と腕に当てた。治療で一時ベンチに下がったが、七回まで追加点を許さず三回以降は無失点に抑えた。7回4失点で3年連続のシーズン10勝を達成した。

◆矢野監督の「捕手出身監督」ならではの継投が見事に決まった。ここ何試合かは、先発投手を五回投げ切ることなく交代させてきたが、この日も西が五回を投げ終えると迷わず継投に入った。  その背景には12球団No.1の救援陣の存在が大きい。この日は藤川、ジョンソン、能見が登板しなかったが、それでも岩崎、ドリス、島本が好投。誰もが好調を維持している。層の厚さは目を見張る。  そして、大事なのは先発投手を納得させていること。捕手出身として、先発の気持ちをつかみ、十分な話し合いができているからこそ、好結果につながっている。チームの勝利優先を徹底して、みんなが理解した上での継投という印象が強い。これは簡単そうで意外にできない。1年目矢野監督の決断を称えたい。  ただ、あまりにも救援投手に負担がかかる作戦であることは間違いない。CSに進めば連戦となる。残る2試合を含めて青柳、高橋遥らの奮起が必要になってくる。(サンケイスポーツ専属評論家)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
77642 0.546
(↓0.004)
優勝
(-)
0663
(+1)
573
(+2)
183
(-)
83
(+1)
0.257
(-)
3.770
(↑0.02)
2
(-)
DeNA
71693 0.507
(↓0.004)
5.5
(-)
0596
(-)
611
(+7)
163
(-)
40
(-)
0.246
(-)
3.930
(↓0.01)
3
(-)
広島
70703 0.500
(-)
6.5
(↑0.5)
0591
(-)
601
(-)
140
(-)
81
(-)
0.254
(-)
3.680
(-)
4
(-)
阪神
67686 0.496
(↑0.003)
7
(↑1)
2529
(+7)
563
(-)
92
(-)
100
(+1)
0.250
(-)
3.490
(↑0.02)
5
(-)
中日
68712 0.489
(-)
8
(↑0.5)
2560
(-)
535
(-)
90
(-)
63
(-)
0.264
(-)
3.710
(-)
6
(-)
ヤクルト
59822 0.418
(↑0.004)
18
(↑1)
0656
(+2)
739
(+1)
167
(-)
62
(+1)
0.244
(↓0.001)
4.780
(↑0.03)